JP7054768B2 - 食器かごおよびこれを備えた食器洗い機 - Google Patents

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本発明は食器かごおよび洗浄ノズルより食器に向けて洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗い機に関するものである。
従来、この種の食器かごにおいて、食器かごは、条体に複数の支持ピンを有する一対の支持部で構成された載置部に食器を配置して保持し、一対の支持部は回動軸部のまわりにそれぞれ回動可能に構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-334552号公報
しかしながら、このような従来の食器かごでは、食器を食器かごの支持ピンに配置収容する際、使用者が意図せず支持ピンに手指が当接してしまうと、支持ピンが簡単に倒れてしまって、完全に倒れた支持ピンを再度起こして食器を配置収容しなければならず、使用者にとって煩わしいという問題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、回動可能な支持ピンが使用者の意図に反して完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることで、使用者の意図どおりに支持ピンを動かしたり止めたりすることができる食器かごを提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、複数の支持ピンを有する一対の支持部で回動軸部のまわりにそれぞれ回動可能に構成し、回動させることで食器類を保持可能な第1の載置部と第2の載置部を選択可能に構成した食器かごにおいて、前記回動軸部は曲げ部を有し、前記支持ピンの回動時に、前記曲げ部の折り曲げ部分と前記回動軸部を受ける回動軸受け部との摩擦力によって前記回動軸部の回動が規制されることにより、前記支持ピンは回動途中でも自立可能に構成したものである。
これにより、回動可能な支持ピンが使用者の意図に反して完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることで、使用者の意図どおりに支持ピンを動かしたり止めたりすることができるものである。
本発明の食器かごは、回動可能な支持ピンに使用者の意図に反して手指が当接したとしても、支持ピンが完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることを可能とすることで、使用者の意図どおりに支持ピンを動かしたり止めたりすることができる。
本発明の実施の形態1の食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態の外観斜視図 同食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態の平面図 同食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態の側面図 同食器かごの支持ピンを完全に倒した状態の外観斜視図 同食器かごの支持ピンを完全に倒した状態の平面図 同食器かごの支持ピンを途中で起立させた状態の外観斜視図 同食器かごの支持部における回動軸部の曲げ部の要部拡大図 同食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態で食器を配置収容した状態の外観斜視図 同食器かごの支持ピンを完全に倒した状態で食器を配置収容した状態の外観斜視図 本発明の実施の形態2における食器かごを食器洗い機に収容し、扉部を開成した状態の正面図 同食器かごを食器洗い機に収容し、扉部を開成した状態の要部側断面図
第1の発明は、複数の支持ピンを有する一対の支持部で回動軸部のまわりにそれぞれ回動可能に構成し、回動させることで食器類を保持可能な第1の載置部と第2の載置部を選択可能に構成した食器かごにおいて、前記支持ピンは、回動途中でも自立可能に構成したことにより、回動可能な支持ピンが使用者の意図に反して完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることで、使用者の意図どおりに支持ピンを動かしたり止めたりすることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記回動軸部は曲げ部を有し、回動時に前記回動軸部を受ける前記回動軸受け部に規制されるように構成したことにより、支持ピンは、回動途中でも自立可能に構成され、回動可能な支持ピンが使用者の意図に反して完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることで、使用者の意図どおりに支持ピンを動かしたり止めたりすることができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、前記支持ピンは曲げ形状を有し、前記支持ピンを回動不能まで起立させた状態で前記支持ピンの先端部は下方に傾斜する構成としたことにより、例えば、支持ピンを垂直状態まで起立させた状態のときに、支持ピンが回動不能まで起立させる方向に力がかかるので、使用者の意図に反して支持ピンが完全に倒れる方向に手指が当接したとしても、支持ピンが完全に倒れてしまう方向へ回動しにくくすることができる。
第4の発明は、上記第1~第3のいずれかの発明の食器かごと、洗浄槽と、食器類を洗浄する洗浄手段と、前面開口部を覆う扉部とを備え、前記支持ピンの少なくとも一部が前記前面開口部に相対しており、前記支持部の回動方向は前後方向とした食器洗い機としたことにより、食器洗い機の扉部を開けた状態で前面開口部から食器を食器かごに配置収容する際に、回動可能な支持ピンに使用者の意図に反して手指が当接したとしても、支持ピンが完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることを可能とすることで、使用者の意図どおりに支持ピンを動かしたり止めたりすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態の外観斜視図、図2は同食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態の平面図、図3は同食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態の側面図である。
図1において、食器かご4は、ステンレス等の金属の線材よりなる複数の条体4fを適宜組み合わせ、要所を溶接等により互いに固着して構成されている。
複数の条体4fの互いに隣接する2本の条体4f間をつないで構成され、それぞれの条
体4fに近い側2か所を円弧状に隆起させて回動軸受け部4eを形成した1対の条体4gが条体4fに溶接等により固着されている。
そして、複数の支持ピン4aを所定の間隔で溶接された回動軸部4bが、そのほぼ両端部分で上記1対の条体4gの回動軸受け部4e間に挿入されており、条体4gの回動軸受け部4eまわりに回動可能に軸支されて、食器類を配置保持する支持部40aを構成している。
また回動軸部4bは、回動軸部4bとは略直角方向かつ水平方向に伸びる複数本の回動軸部支持体4pにより下方から支えられ、同時に回動軸部4bは回動軸受け部4eにより上方から押えられるように構成している。
また回動軸部4bには、所定の角度で支持部40aの回動を規制するための回動規制ピン4cが溶接されている。この回動規制ピン4cは、回動規制された位置にて支持ピン4aで食器類を保持可能とするため、支持ピン4aとは位相を異ならせた位置で回動軸部4bに固着されている。本実施の形態では、支持ピン4aと回動規制ピン4cのなす角度は約45°程度としている。
また、回動軸部4bが回動軸受け部4eから軸方向に抜けないように、回動軸部4bを軸方向に動かすと、支持ピン4aまたは回動規制ピン4cが回動軸受け部4eに当接することで、回動軸部4bが回動軸受け部4eから軸方向に抜けない構成となっている。
そして、支持部40aと同じ構成より成る支持部40bを支持部40aに対向させて設けている。支持部40bを組み立てる際には、条体4gにおいて円弧状に隆起させた2か所の回動軸受け部4eのもう1か所に、回動軸部4bを支持部40aと略平行となるように挿入している。したがって、支持部40bは、支持部40aとは鏡面対称な形状となっている。
なお本実施の形態においては、図1や図2に示すとおり、1対となる支持部40aと支持部40bを食器かご4においてもう1対設置している。すなわち2対の支持部40aと支持部40bを設置しているが、食器かご4に支持部40aと支持部40bを1対だけ設置していてもよいし、3対以上設置していてもよい。
図1~図3に示すように、この一対の支持部40a、40bを、回動軸部4bの回動規制ピン4cが条体4fに当接してそれ以上回動不能な位置までそれぞれ回動させると、起立したそれぞれの支持ピン4aでお皿などの薄底の食器類を保持することができる第1の載置部41が形成される。
また、図3に示すように、一対の支持部40a、40bの複数の支持ピン4aのうち、少なくとも1対の支持ピン4aに曲げ形状を有しており、この一対の支持部40a、40bを、回動軸部4bの回動規制ピン4cが条体4fに当接してそれ以上回動不能な位置までそれぞれ回動させて支持ピン4aを起立させると、支持ピン4aの先端部4kが下方に傾斜するように構成されている。前記曲げ形状の曲げ角度は90°程度であるが、図3の状態における支持ピン4aと条体4gとの鋭角は60°程度で構成されている。
したがって、例えば、支持ピン4aを垂直状態まで起立させた状態のときに、支持ピン4aに意図せずに使用者の手指が接触して支持ピン4aが完全に倒れる方向に力が加わったとしても、図3の状態である支持ピン4aを起立させる方向に力が加わるので、支持ピン4aが完全に倒れてしまう方向へ回動しにくくなる効果がある。
なお、支持ピン4aに曲げ形状を有して先端部4kを下方に傾斜する構成については、すべての支持ピン4aをそのような構成にする必要はなく、食器の形状に応じて他の支持ピン4aのように曲げ形状を有さない直線状の支持ピン4aもあってよい。また、支持ピン4aを起立させた状態における支持ピン4aの高さについても食器等に応じて種々変えてもよい。
また本実施の形態においては、1対となる支持部40aと支持部40bを食器かご4においてもう1対設置している。すなわち2対の支持部40aと支持部40bを設置しているので、支持ピン4aに曲げ形状を有して先端部4kを下方に傾斜する構成については、2対の支持部40aと支持部40bのどちらにも設置してよいし、どちらか1対に設置してもよい。
図4は本発明の実施の形態1における食器かごの支持ピンを完全に倒した状態の外観斜視図である。図5は同食器かごの支持ピンを完全に倒した状態の平面図である。
図4に示すように、一対の支持部40a、40bを、一方の回動軸部4bの支持ピン4aを完全に倒してそれぞれ他方の回動軸部4bに当接する位置まで回動させると、すべての支持ピン4aがほぼ水平な位置に来て第2の載置部42を形成し、食器かご4全体としては、図4や図5に示すように底部全体がほぼフラットな食器かご4とすることができる。
図5に示すように、一対の支持部40a、40bの支持ピン4aを倒したときにそれぞれの支持ピン4aどうしが干渉しないよう、支持部40aと支持部40bのいずれかの回動軸部4bを軸方向にずらせるように、回動軸受け部4eに最も近い位置にある支持ピン4aまたは回動軸受け部4eに最も近い位置にある回動規制ピン4cが回動軸受け部4eと最大に離間した状態から、上記の支持ピン4aまたは上記の回動規制ピン4cが回動軸受け部4eに当接するまでの距離は、支持ピン4aのピン径や回動規制ピン4cのピン径以上の距離を有している。
これにより、食器かご4の支持部40aと支持部40bは、互いの複数の支持ピン4aを回動軸部4bの軸方向において相対する位置に配設するとともに、回動軸部4bを軸方向に移動可能とした構成にしている。
また、図4の食器かごの支持ピンを完全に倒した状態では、支持ピン4aに曲げ形状を有して先端部4kを設けている支持ピンがあるため、先端部4kが大型のどんぶり等の食器を支持するための支持ピンとしての役割を果たす。回動規制ピン4cも同様に支持ピンとしての役割を果たす。
以上のように、本実施の形態においては、一対の支持部40a、40bは、支持ピン4aを回動軸部4bのまわりにそれぞれ回動可能に構成したことにより、食器を配置保持する支持部の形状を変化させることができるので、配置収容できる食器の形状寸法の制約が少なくなり、食器や調理器具を効率良く配置収容し洗浄することができる。
また、一対の支持部40a、40bをともに回動規制ピン4cを条体4fに当接させて回動規制することにより食器類を保持可能な第1の載置部41を形成し、一対の支持部40a、40bをともに支持ピン4aを回動軸部4bに当接させて回動規制することにより食器類を保持可能な第2の載置部42を形成するよう構成したことにより、選択可能な2種類の載置部を安定した構成として実現することができる。
また、回動規制ピン4cは、回動軸部4bに固着したことにより、第1の載置部41の
形成に際し、支持ピン4aを安定させることができるので、食器を安定した状態で載置保持することができる。
また、支持部40aの支持ピン4aを支持部40bの回動軸部4bに当接させ、支持部40bの支持ピン4aを支持部40aの回動軸部4bに当接させて回動規制するよう構成することにより、第2の載置部42の形成に際し、支持ピン4aを回動規制するための特別な部材を必要とせずに、食器を安定した状態で載置保持することができる。
また、2種類の載置部41、42のいずれか一方から他方に形状を変更するに際しては、そのままの状態で回動軸部4bを回動させたのでは、互いの支持ピン4a同士が干渉して接触するので、一対の支持部40a、40bのいずれかの回動軸部4bを軸方向に移動させた後に回動させるとお互いに干渉せずにスムーズに載置部の形成作業を行うことができる。
図6は本発明の実施の形態1における食器かごの支持ピンを途中で起立させた状態の外観斜視図である。
回動軸部4bは、回動軸部4bとは略直角方向かつ水平方向に伸びる複数本の回動軸部支持体4pにより下方から支えられ、同時に回動軸部4bは回動軸受け部4eにより上方から押えられるように構成しているので、回動軸受け部4eと回動軸部支持体4pとの高低差が小さいほど回動軸部4bが締め付けられることとなるので、回動軸受け部4eと回動軸部支持体4pにより回動軸部4bを締め付ける構成とすれば、回動軸受け部4eと回動軸部4bとの間および回動軸部支持体4pと回動軸部4bとの間の摩擦力が強まるので、支持ピン4aは、回動途中でも自立可能に構成することができる。
このように構成すれば、回動可能な支持ピン4aが使用者の意図に反して完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることで、使用者の意図どおりに支持ピン4aを動かしたり止めたりすることができる。
図7は本発明の実施の形態1における食器かごの支持部における回動軸部の曲げ部の要部拡大図である。
支持ピン4aを回動途中でも自立可能に構成する有効手段として、図7のように、回動軸部4bの端部を回動軸受け部4eに向けて回動軸受け部4eを巻くように曲げる曲げ部4iを構成する手段がある。このように構成すると、回動軸受け部4eと回動軸部4bとの間の摩擦力が強まり、支持ピン4aの回動時に曲げ部4iの折り曲げ部分が回動軸部4bを受ける回動軸受け部4eに規制され、回動軸部支持体4pと回動軸部4bとの間の摩擦力にそれほど頼らずとも、支持ピン4aは、回動途中でも自立可能に構成することができる。
この構成では、回動軸受け部4eと回動軸部支持体4pとの高低差をそれほど小さくしなくてもよいので、食器かご4を組み立てる際に、回動軸部4bを回動軸受け部4eに通しやすくなり、回動軸部4bを回動軸受け部4eに通してから回動軸部4bの端部を曲げる曲げ部4iを構成するようにすれば、食器かご4組み立て時の組み立てが容易になる効果もある。
なお、曲げ部4iと回動軸部4bとの鋭角は10°程度にしているが、8°~20°程度であれば同様の効果を発揮できる。
このように構成すれば、回動可能な支持ピン4aが使用者の意図に反して完全には倒れ
ず、使用者が意図した回動をさせることで、使用者の意図どおりに支持ピン4aを動かしたり止めたりすることができる。
なお、2対の支持部40aと支持部40bを設置しているので、この曲げ部4iの構成については、2対の支持部40aと支持部40bのどちらにも設置してよいし、どちらか1対に設置してもよい。
図8は本発明の実施の形態1における食器かごの支持ピンを回動不能まで起立させた状態で食器を配置収容した状態の外観斜視図である。上記図1~図3の状態で、小物入れ9を食器かご4に設置し、起立したそれぞれの支持ピン4aでお皿などの薄底の食器3を多数保持することができる。
図9は本発明の実施の形態1における食器かごの支持ピンを完全に倒した状態で食器を配置収容した状態の外観斜視図である。上記図4~図5の状態で、小物入れ9を食器かご4に設置し、起立した支持ピン4aの先端部4kや起立した回動規制ピン4cで大型のどんぶりや鍋などの食器3を保持することができる。
(実施の形態2)
図10は本発明の実施の形態2における食器かごを食器洗い機に収容し、扉部を開成した状態の正面図、図11は同食器かごを食器洗い機に収容し、扉部を開成した状態の要部側断面図である。食器かご4の構成については、上記実施の形態1と同じである。
図10および図11において、食器洗い機の洗浄槽1の底部や後面に食器類を洗浄する洗浄手段としてのノズル2を配置している。洗浄槽1の底部に配置されているノズル2の上方に食器かご4が配置される。さらに食器かご4には小物入れ9が配置されている。
また、食器洗い機の前面に前面開口部11が形成され、この前面開口部11を閉成する扉部10が設けられている。扉部10は開閉自在に構成され、食器の洗浄時は前面開口部11を覆うことで洗浄水が食器洗い機から飛び出さないようにしている。
食器の洗浄時は、水道水などで洗浄槽1に洗浄水が貯められ、図示しない洗浄ポンプによってノズル2に洗浄水を組み上げ、ノズル2から噴射された洗浄水が食器かご4に配置収容された食器に当たることで食器を洗浄する構成となっている。食器の配置例については、実施の形態1で説明した図8または図9のとおりである。
食器かご4の支持部40a、40bは、実施の形態1における図1~図3の状態のように、ここでは食器かご4の支持ピン4aを回動不能まで起立させた状態にしてある。
さらに支持部40a、40bの回動方向は、食器洗い機の前後方向となるように、食器かご4を食器洗い機に設置している。したがって、使用者は食器を食器洗い機の横方向(左右方向)に並べていくこととなるので、前後方向に並べるよりも並べやすい構成になっている。また、図10のとおり、扉部10を開成した状態において、支持部40aの支持ピン4aの少なくとも一部が前面開口部11に相対している。
このような状態で使用者が食器を食器かご4に配置収容する際、支持ピン4aが前面開口部11に相対しているので、使用者は目視で食器を食器かご4の支持ピン4aに前面開口部11の正面からでも斜め上方からでも配置収容しやすい構成となっている。
それと同時に、食器を食器かご4の支持ピン4aに配置収容する際、使用者が意図せず支持ピン4aに手指が当接してしまうことも起こりうる。そうすると、支持ピン4aが簡
単に倒れてしまって、完全に倒れた支持ピン4aを再度起こして食器を配置収容しなければならず、使用者にとって煩わしいという問題があったが、実施の形態1における食器かご4の構成を採用することにより、食器洗い機の扉部10を開けた状態で前面開口部11から食器を食器かご4に配置収容する際に、回動可能な支持ピン4aに使用者の意図に反して手指が当接したとしても、支持ピン4aが完全には倒れず、使用者が意図した回動をさせることを可能とすることで、使用者の意図どおりに支持ピン4aを動かしたり止めたり元に戻したりすることができる。
このような効果に加え、支持ピン4aに前面開口部11の正面からでも斜め上方からでも配置収容しやすい構成、かつ食器を食器洗い機の横方向(左右方向)に並べていく並べやすい構成とも相俟って、本発明における食器かご4は使用者にとって使い勝手の点で非常に優れた効果を発揮する。
以上のように、本発明にかかる食器かごは、食器かごに配置収容する食器を効率的に配置収容して洗浄することが可能となるので、食器かごを有する食器洗い機等に有用である。
1 洗浄槽
2 ノズル
3 食器
4 食器かご
4a 支持ピン
4b 回動軸部
4c 回動規制ピン
4e 回動軸受け部
4f、4g 条体
4i 曲げ部
4k 先端部
4p 回動軸部支持体
9 小物入れ
10 扉部
11 前面開口部
40a、40b 支持部
41 第1の載置部
42 第2の載置部

Claims (3)

  1. 複数の支持ピンを有する一対の支持部で回動軸部のまわりにそれぞれ回動可能に構成し、回動させることで食器類を保持可能な第1の載置部と第2の載置部を選択可能に構成した食器かごにおいて、
    前記回動軸部は曲げ部を有し、前記支持ピンの回動時に、前記曲げ部の折り曲げ部分と前記回動軸部を受ける回動軸受け部との摩擦力によって前記回動軸部の回動が規制されることにより、前記支持ピンは回動途中でも自立可能に構成したことを特徴とする食器かご。
  2. 前記支持ピンは曲げ形状を有し、前記支持ピンを回動不能まで起立させた状態で前記支持ピンの先端部は下方に傾斜する構成とした請求項に記載の食器かご。
  3. 洗浄槽と、食器類を洗浄する洗浄手段と、前面開口部を覆う扉部と、請求項1または2の食器かごとを備え、前記支持ピンの少なくとも一部が前記前面開口部に相対しており、前記支持部の回動方向は前後方向とした食器洗い機。
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