JP7054741B2 - ミリ波アンテナ用アンテナフレーム - Google Patents

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Description

本開示の技術は、一般に、移動体通信装置用アンテナフレームに関し、特に、ミリ波周波数の送信を支援するアンテナフレームに関する。
現在、3Gや4Gなどの通信規格が広く用いられている。5G通信を支援するインフラストラクチャがまもなく開発されるであろうと期待されている。5Gを利用するためには、携帯電話などの携帯電子機器が、適切な通信部品およびそれに対応する構造で構成される必要があろう。これらの通信部品として、10GHz~100GHzのミリ(mm)波帯に1つ以上の共振周波数を有するアンテナが挙げられる。そのように短い波長で性能を発揮するために、アレイ形態の多重アンテナが利用されている。
ミリ波周波数では、従来のアンテナは、携帯機器のシャシ(ハウジング)において、アンテナ素子が発した放射パターンを歪ませる、強い表面波を誘引しうる。この歪みによって、動作性能が低下し、アンテナアレイの適用が妨げられる可能性がある。波長換算でのシャシの電気量が、発した信号の波長よりもはるかに大きいため、前記現象が発生する。同様に、アンテナアレイの前方に配置される金属フレームによって、アンテナパターンが歪む可能性があり、また、図1に示すようにエンドファイア方向にかなりのブラインドエリアが形成される可能性がある。
本開示は、無線通信装置用アンテナフレームについて記載する。前記アンテナフレームは、厚さが幅と共に変化する端部を含み、端部のレーダー断面積を低減することを目的とする。また、本開示は、上端辺および/または下端辺に複数のノッチを備えた端部を有するアンテナフレームについて記載する。前記ノッチに、少なくとも部分的に誘電材料を充填してもよい。
本開示の態様によれば、無線通信装置用アンテナフレームは端部を含む。前記端部は、第1端と、第1端から離れて配置されて長さを定める第2端と、長さ方向に伸張する外面と、長さ方向に伸張し外面から厚さ分、離れて配置されている内面と、外面および内面の上部で内面と外面の間を厚さ方向に伸張し、かつ、第1端と第2端の間を長さ方向に伸張する上端辺と、外面および内面の下部で内面と外面の間を厚さ方向に伸張し、かつ、第1端と第2端の間を長さ方向に伸張する下端辺と、を含む。下端辺は上端辺から幅分、離れて配置され、端部の厚さは端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、上端辺と下端辺における端部の厚さは上端辺と下端辺の間におけるいずれの点での端部の厚さよりも小さい。
アンテナフレームの一実施形態によれば、端部の厚さは内面が弧状となるように、端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、端部の厚さは端部の断面が三角形となるように、端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、端部の厚さは端部の断面が台形となるように、端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、フレームは、少なくとも部分的に金属で構成される。
本開示の態様によれば、無線通信装置は前記アンテナフレームを含む。前記アンテナフレームは内部空間を定め、前記無線通信装置は、内部空間内に配置されるアンテナをさらに含む。前記アンテナは、前記アンテナフレームの端部の略後方に配置される1つ以上のアンテナ素子を含む。
無線通信装置の一実施形態によれば、アンテナは、端部を通って外側に向いている放射パターンのメインローブを有する垂直偏波アンテナである。
本開示の態様によれば、無線通信装置用アンテナフレームは、第1端と、第1端から離れて配置されて長さを定める第2端と、長さ方向に伸張する外面と、長さ方向に伸張し、外面から厚さ分、離れて配置される内面と、外面および内面の上部で、内面と外面の間を厚さ方向に伸張し、かつ、第1端と第2端の間を長さ方向に伸張する上端辺と、外面および内面の下部で内面と外面の間を厚さ方向に伸張し、かつ、第1端と第2端の間を長さ方向に伸張する下端辺と、を含む。上端辺および下端辺のうち少なくとも1つは、複数のノッチを有する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、上端辺および下端辺の両方とも、複数のノッチを有する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、複数のノッチが、端部の長さ方向に周期的に間隔をあけて配置される。
アンテナフレームの一実施形態によれば、複数のノッチのうち1つ以上は、少なくとも部分的に誘電材料で充填される。
アンテナフレームの一実施形態によれば、誘電材料は、セラミック、ガラス、プラスチック、繊維ガラス、またはこれらの組合せからなる。
アンテナフレームの一実施形態によれば、無線通信装置は、誘電材料を通過し、一波長を有する電波を用いて送受信するように構成され、複数のノッチは、波長の少なくとも4分の1の深さを有する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、複数のノッチは金属成形体を含む。
アンテナフレームの一実施形態によれば、フレームは、少なくとも部分的に金属で構成される。
アンテナフレームの一実施形態によれば、下端辺は上端辺から幅分、離れて配置され、端部の厚さは端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、上端辺および下端辺における端部の厚さは上端辺と下端辺の間におけるいずれの点での端部の厚さよりも小さい。
アンテナフレームの一実施形態によれば、端部の厚さは内面が弧状となるように、端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、端部の厚さは端部の断面が三角形となるように、端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、端部の厚さは端部の断面が台形となるように、端部の幅と共に変化する。
アンテナフレームの一実施形態によれば、複数のノッチは、第1の深さを有する第1ノッチと、第2の深さを有する第2ノッチとを含む。
アンテナフレームの一実施形態によれば、無線通信装置は、誘電材料を通過し第1波長を有する電波と、誘電材料を通過し第2波長を有する電波とを用いて送受信するように構成され、第1の深さは第1波長の少なくとも4分の1であり、第2の深さは第2波長の少なくとも4分の1である。
本開示の態様によれば、無線通信装置はアンテナフレームを含む。アンテナフレームは内部空間を定め、電子機器は内部空間内に配置されるアンテナをさらに含む。アンテナは、アンテナフレームの端部の略後方に配置される1つ以上のアンテナ素子を含む。
無線通信装置の一実施形態によれば、アンテナは、端部を通って外側に向いている放射パターンのメインローブを有する水平偏波アンテナである。
本開示の態様によれば、無線通信装置はアンテナフレームを含む。アンテナフレームは内部空間を定め、電子機器は、内部空間内に配置されるアンテナをさらに含む。アンテナは1つ以上のアンテナ素子を含み、前記アンテナ素子はアンテナフレームの端部の略後方に配置される。
無線通信装置の一実施形態によれば、アンテナは、端部を通って外側に向いている放射パターンのメインローブを有する二重偏波アンテナである。
無線通信装置の一実施形態によれば、アンテナは、端部を通って外側に向いている放射パターンのメインローブを有するデュアルバンドアンテナである。
本開示の態様によれば、アンテナは、アンテナフレームと、1つ以上のアンテナ素子とを含む。
図1は、先行技術による金属アンテナフレームの後方に配置されるアンテナアレイによって生成される放射パターンを示す極座標グラフである。 図2は、移動通信装置においてアンテナ素子を囲むアンテナフレームの分解斜視図である。 図3は、アンテナフレーム端部の一実施形態の後方に配置される垂直偏波アンテナの断面図である。 図4は、様々な金属アンテナフレーム端部構造の後方に配置されるアンテナアレイによって生成される様々な放射パターンを示す極座標グラフである。 図5は、三角形の断面を有するアンテナフレーム端部の一実施形態の後方に配置される垂直偏波アンテナの断面図である。 図6は、様々な金属アンテナフレーム端部構造の後方に配置される垂直偏波アンテナによって生成される様々な放射パターンを示す極座標グラフである。 図7は、弧状の断面を有するアンテナフレーム端部の別の実施形態の後方に配置される垂直偏波アンテナの断面図である。 図8は、台形の断面を有するアンテナフレーム端部の別の実施形態の後方に配置される垂直偏波アンテナの断面図である。 図9は、アンテナフレーム端部の一実施形態の後方に配置される水平偏波アンテナの断面図である。 図10は、複数のノッチを有するアンテナフレーム端部の一実施形態の後方に配置されるアンテナ素子の斜視図である。 図11は、様々な金属アンテナフレーム端部構造の後方に配置される水平偏波アンテナによって生成される様々な放射パターンを示す極座標グラフである。 図12は、三角形の断面を有し、複数のノッチを含むアンテナフレーム端部の別の実施形態の斜視図である。 図13は、様々な深さの複数のノッチを有するアンテナフレーム端部の別の実施形態の斜視図である。 図14は、三角形の断面を有し、様々な深さの複数のノッチを含むアンテナフレーム端部の別の実施形態の斜視図である。
次に、図面を参照しながら実施形態について記載するが、全体にわたって、同じ参照番号は、同じ構成要素を示すために用いられる。図面が必ずしも一定の縮尺を表すものではないことは理解されよう。一実施形態に関して説明および/または例示する特徴は、1つ以上の他の実施形態において、および/または他の実施形態の特徴と組み合わせて、もしくはその代わりに、同一または同様に用いられてもよい。
携帯電話などの携帯端末とともに用いられうるアンテナフレーム構造の様々な実施形態について、添付する図面とともに、以下に説明する。いくつかの図面は1つのアンテナを示すが、携帯端末はビーム成形またはビーム掃引アプリケーション用のアンテナのアレイを含みうることは理解されよう。
図2に、アンテナ16用のアンテナフレーム14の基本構造例を示す。アンテナフレーム14は、第1側面部18と、第1側面部18に平行する第2側面部20とを含む。アンテナフレーム14は、端部22をさらに含む。端部22は、第1端26から第2端28まで長さ24方向に伸張する。端部22は、長さ24方向に伸張する外面30と、長さ24方向に伸張する内面32とを含み、厚さ34分、外面30から離れて配置される。上端辺36は、外面30および内面32の上部で、内面32と外面30の間を厚さ方向に伸張し、かつ、第1端26と第2端28の間を長さ24方向に伸張する。同様に、下端辺38は、外面30および内面32の下部で内面32と外面30の間を厚さ方向に伸張し、かつ、第1端26と第2端28の間を長さ24方向に伸張する。下端辺38は、幅40分、上端辺36から離れて配置される。いくつかの実施形態において、アンテナフレーム14を、全てまたは部分的に金属で構成することができる。フレームを構築するのに用いる金属の種類として、金属のうち、アルミニウムまたはステンレス鋼が挙げられる。アンテナフレーム14によって内部空間を定めてもよく、内部空間において、アンテナ16を、フレーム14の端部22の略後方に配置してもよい。アンテナ16は、無線通信装置内でさらに一体化され、プリント回路板などの基板42に実装することができる。図2に示した基本的なアンテナフレーム14の構造は、以下に記載する実施形態の基礎となる。
いくつかの実施形態において、アンテナフレーム14を独立して製造し、移動通信装置の筐体の一部として一体化することができる。他の実施形態において、アンテナフレーム14は、移動通信装置の内部に配置することができる個別の部品でありうる。さらに別の実施形態において、アンテナフレーム14をアンテナ16の一部として一体化し、アンテナ部を形成することができる。
本開示において、用語「垂直偏波」は垂直方向に偏波した電波を意味し、ここで、垂直方向は、対応する端部22の幅40と同じ方向である。用語「水平偏波」は、水平方向に偏波した電波を意味し、ここで、水平方向は、対応する端部22の長さ24方向と同じ方向である。
次に、図3を参照する。本実施形態において、垂直方向の矢が示すように、アンテナ16は垂直方向に偏波される。アンテナ16は、フレーム14の端部22の略後方に配置され、端辺に取り付けられるアンテナである。先行技術のアンテナフレームを用いた場合、アンテナによって生成される放射パターンは、図1に示したグラフ10に見られるようなかなりのブラインドスポット12を有する。しかし、アンテナ16からのエンドファイア送信は、金属アンテナフレーム14の散乱の影響を低減することによって改善することができる。これは、金属アンテナフレーム14のレーダー断面積、より具体的には、端部22のレーダー断面積を低減することによって、達成することができる。
レーダー断面積を低減する1つの方法は、金属アンテナフレーム14の端部22の幅40を最小化することである。図4のグラフ44に示すように、幅40が異なれば、エンドファイア送信結果および放射パターンも異なる。放射パターン46は、7ミリメートル(mm)の幅40を有する端部22によるものである。放射パターン48は、5mmの幅40を有する端部22によるものである。放射パターン50は、3mmの幅40を有する端部22によるものである。グラフ44に示すように、端部22の幅40が狭いほど、特にアンテナフレーム14の端部22の方向に指向するメインローブの方向において、より強い電波を有する、より望ましい放射パターンがもたらされる。アンテナ16が、図3に示す実施形態のように垂直偏波アンテナである場合、上記のような効果が得られる。端部22の幅を狭めることによって水平偏波アンテナからの送信に悪影響は及ばないが、そのように幅を狭めることによって水平偏波アンテナに関して充分なメリットをもたらすこともない。
レーダー断面積を低減する別の方法は、端部22の幅40と共に端部22の厚さ34を変化させることである。端部22の幅40と共に端部22の厚さ34を変化させることによって水平偏波アンテナからの送信に悪影響は及ばないが、そのように端部22の幅40と共に厚さ34を変化させることによって水平偏波アンテナに関して充分なメリットをもたらすこともない。そのような端部の様々な実施形態については、図5~図8を参照しながら、以下に述べる。
次に、図5を参照する。アンテナフレーム用の端部の別の実施形態を122に例示する。端部122は、上述した端部22と略同じであり、したがって、100の位が示される以外は同じ参照番号を用いて、前記端部における同様の構造に対応する構造を表す。また、以下に記載し、図に示す場合を除いて、端部22に関する上記の説明は、端部122に対して等しく適用可能である。
端部122の例を図5に示す。端部122の幅140は、上端辺136から下端辺138にわたる。端部122の断面が三角形またはV字形となるように、端部122の厚さ134は、端部122の幅140と共に変化する。外面130は平坦であり、内面132には角度が付けられて三角形またはV字形の断面が形成される。このような形状によって、アンテナ16からの電波の背面放射が低減され、したがって、その幅40と同調する一定の厚さ34を有する端部22に比して、特に端部122の方向に指向するメインローブの方向において、放射パターンが改善する。この放射パターンの改善は、図6に描かれている。図6に示されるグラフ52は、5mmの幅40を有するが、断面が三角形である端部122を使用した場合と比較して、5mmの幅40および一定の深さ34を有する端部22を使用した放射パターンを示す。放射パターン54は、端部22を使用した場合に相当し、放射パターン56は、端部122を使用した場合に相当する。端部122のさらなる実施形態は、様々な断面形状を有し、端部122のレーダー断面積を低減する。これらのさらなる実施形態は、図7および図8を参照しながら、以下に述べる。
次に、図7を参照する。アンテナフレーム用端部の別の実施形態を222に例示する。端部222は、上述した端部22と略同じであり、したがって、200で示される位以外は同じ参照番号を用いて、前記端部における同様の構造に対応する構造を表す。また、以下に記載し、図に示す場合を除いて、端部22に関する上記の説明は、端部222に対しても同様に適用できる。
端部222の幅240は上端辺236から下端辺238にわたる。端部222の断面が弧状となるように、端部222の厚さ234は、端部222の幅240と共に変化する。外面230は平坦であり、一方、内面232は弧状形を有して、弧状の断面を形成する。このような形状によって、アンテナ16からの電波の背面放射が低減され、したがって、その幅40に同調する一定の厚さ34を有する端部22に比して、特に端部222の方向に指向するメインローブの方向において、放射パターンが改善する。
次に、図8を参照する。アンテナフレーム用端部の別の実施形態を322に例示する。端部322は、上述した端部22と略同じであり、したがって、300で示される位以外は同じ参照番号を用いて、前記端部における同様の構造に対応する構造を表す。また、以下に記載し、図に示す場合を除いて、端部22に関する上記の説明は、端部322に対しても同様に適用できる。
端部322の幅340は上端辺336から下端辺338にわたる。端部322の断面が台形となるように、端部322の厚さ334は、端部322の幅340と共に変化する。外面330は平坦であり、一方、内面332は2つ以上の角度を有して、台形の断面を形成する。このような形状によって、アンテナ16からの電波の背面放射が低減され、したがって、その幅40に同調する一定の厚さ34を有する端部22に比して、特に端部322の方向に指向するメインローブの方向において、放射パターンが改善する。
次に、図9および図10を参照する。アンテナフレーム用の端部の別の実施形態が422に例示されている。端部422は、上述した端部22と実質同じであり、したがって、400で示される位以外は同じ参照番号を用いて、前記端部における同様の構造に対応する構造を表す。また、以下に記載し、図に示す場合を除いて、端部22に関する上記の説明は、端部422に対しても同様に適用できる。
図中の水平方向の矢印が示すように、アンテナ58は水平方向に偏波される。アンテナ58は、フレーム14の端部422の略後方に配置され、端辺に取り付けられるアンテナである。先行技術のアンテナフレームを用いた場合、先行技術の端部の端辺上に強い反射が見られる。しかし、アンテナ58によって生成された電磁界が、回折されるより、むしろ、端部422中を伝播することができるように硬質な表面を有する金属フレームを形成することによって、アンテナ58からのエンドファイア送信を改善することができる。これは、波形状またはノッチを有する上端辺および/または下端辺構造を、端部422の一部として形成することによって、達成されうる。
端部422は、上端辺436と下端辺438とを含む。波形状またはノッチを有する構造を形成するために、上端辺436および下端辺438のうち、少なくとも1つは複数のノッチ460を有する。ノッチ460は、上端辺436および/または下端辺438に沿って配置され、端部422の外面430から内面432まで、厚さ434方向に伸張されうる。ノッチ460は、端部422の長さ424方向に周期的に間隔をあけて配置されうる。
ノッチ460に、少なくとも部分的に誘電材料464を充填することができる。各種材料のうち、誘電材料464の例として、セラミック、ガラス、プラスチック、繊維ガラス、およびこれらの組合せが挙げられる。ある実施形態において、ノッチ460は、ノッチ460の端辺の周りに金属成形体を有する。ノッチ460は、端部422の幅440方向に深さ462を有する。ノッチ460の深さ462は、電波が誘電材料464中を伝播するときに、アンテナ58が送信した電波の波長の少なくとも4分の1であることが好ましい。電波が誘電材料464中を伝播するときに電波の波長は低減するので、誘電材料464の誘電率の値をより高めるために、ノッチ460の深さ462を低減してもよい。例示する実施形態において、誘電材料464の誘電率が10である場合、アンテナ58は周波数28GHzの電波を送信しており、ノッチ460の深さ462は1mmである。さらに、ノッチ460は、誘電材料464中を伝播している電波の波長の4分の1の距離分、互いに離れて配置されることが好ましい。別の実施形態において、端部422は、複数のノッチ460の代わりに、または複数のノッチ460に加えて、複数の金属片を有する。
この、端部422にノッチを有する1つまたは複数の表面は、硬質な表面境界状態を形成する。その状態によって、アンテナ58が送信した水平偏波の電磁波は、端部422中を伝播することが可能となり、非波形の上端辺および下端辺を有する端部22と比較して、特に端部422の方向に指向されたメイン主ローブの方向に、放射パターンが改善される。このようにして改善された放射パターンを、図11に示す。図11に示したグラフ64は、上端辺および下端辺にノッチを有さない様々な端部22を用いた場合と比較した、上端辺および下端辺にノッチを有する端部422を用いた場合の、放射パターンを示す。放射パターン66および68は、幅40が異なる、上端辺および下端辺にノッチを有さない端部22を用いた場合に相当し、放射パターン70は、ノッチのある上端辺および下端辺を有する端部422を用いた場合に相当する。
次に、図12を参照する。垂直偏波アンテナ素子と水平偏波アンテナ素子の両方を含みうる二重偏波アンテナ用放射パターンを改善するために、端部522が適用される。一実施形態において、端部522は、端部522の断面が、端部122の断面と同様の三角形となるように、幅540と共に変化する深さ534を有し、これによって、端部522のレーダー断面積が低減され、垂直偏波アンテナ素子の放射パターンが改善する。さらに、複数のノッチ560が、上端辺536および下端辺538に沿って端部522の長さ524方向に配置されて硬質な表面境界状態を形成し、それによって、水平偏波の電磁波の伝播が向上し、その結果、水平偏波アンテナ素子に起因する放射パターンが改善する。ノッチ560は、外面530から内面532まで伸張してもよい。二重偏波アンテナ用に設計された端部の断面は、上述した実施形態について記載した、いずれの形状の断面であってもよいと理解すべきである。たとえば、端部522は、端部222と同様の弧状の断面を有していてもよく、または端部322と同様の台形の断面を有していてもよい。
次に、図13を参照する。深さの異なるノッチ660および666が、デュアルバンドアンテナとして作動する水平偏波アンテナを構成するために含まれていること以外は、端部622は、端部422と略同様である。端部622は、上端辺636と下端辺638とを含む。波形状またはノッチを有する構造を形成するために、上端辺636および下端辺638のうち、少なくとも1つは、異なる深さ662、668の複数のノッチ660、666を有する。第1の深さ662を有する第1ノッチ660と、第2の深さ668を有する第2ノッチ666とを、交互に配置してもよい。第1ノッチ660の第1の深さ662は、電波が誘電材料664中を伝播する際に第1バンドでアンテナ58が送信した電波の波長の少なくとも4分の1であることが好ましい。同様に、第2ノッチ666の第2の深さ668は、電波が誘電材料664中を伝播する際に第2バンドでアンテナ58が送信した電波の波長の少なくとも4分の1であることが好ましい。このように、第1ノッチ660は、第1バンドで第1波長を有する電波を送信するのに有利であり、第2ノッチ666は、第2バンドで第2波長を有する電波を送信するのに有利である。ノッチ660、666は、上端辺636および/または下端辺638に沿って配置され、端部622の外面630から内面632まで厚さ634方向に伸張してもよい。ノッチ660、666を、端部622の長さ624方向に周期的に間隔をあけて配置してもよい。
ノッチ660、666に、少なくとも部分的に誘電材料664を充填してもよい。各種材料の中で、誘電材料664の例として、セラミック、ガラス、プラスチック、繊維ガラス、およびこれらの組合せが挙げられる。第1ノッチ660および第2ノッチ666に、同じ誘電材料664を充填しても、異なる誘電材料664を充填してもよく、また、ノッチ660、666の深さ662、668は、使用する誘電材料664に基づいて選択してもよいことは理解されるべきである。ある実施形態において、ノッチ660、666は、ノッチ660、666の端辺の周りに金属成形体を有する。
次に、図14を参照する。垂直偏波アンテナ素子と水平偏波アンテナ素子の両方を含み、かつ2つのバンドで通信する二重偏波/デュアルバンドアンテナ用の放射パターンを改善するのに、端部722が適用される。一実施形態において、端部722は、端部722の断面が、端部122の断面と同様の三角形となるように、幅740と共に変化する深さ734を有し、これによって、端部722のレーダー断面積が低減され、垂直偏波アンテナ素子の放射パターンが改善する。さらに、深さ762、768の異なる複数のノッチ760、766が、上端辺736および下端辺738に沿って端部722の長さ724方向に配置されて硬質な表面境界状態を形成し、それによって、水平偏波の電磁波の伝播が向上し、その結果、水平偏波アンテナ素子に起因する放射パターンが改善する。
第1の深さ762を有する第1ノッチ760と、第2の深さ768を有する第2ノッチ766とを、交互に配置してもよい。第1ノッチ760の第1の深さ762は、電波が誘電材料764中を伝播する際に第1バンドでアンテナ58が送信した電波の波長の少なくとも4分の1であることが好ましい。同様に、第2ノッチ766の第2の深さ768は、電波が誘電材料664中を伝播する際に第2バンドでアンテナ58が送信した電波の波長の少なくとも4分の1であることが好ましい。このように、第1ノッチ760は、第1バンドで第1波長を有する電波を送信するのに有利であり、第2ノッチ766は、第2バンドで第2波長を有する電波を送信するのに有利である。ノッチ760は、外面730から内面732まで伸張してもよい。二重偏波アンテナ用に設計された端部の断面は、上述した実施形態について記載した、いずれの形状の断面であってもよいと理解すべきである。たとえば、端部722は、端部222と同様の弧状の断面を有していてもよく、または端部322と同様の台形の断面を有していてもよい。
ノッチ760、766に、少なくとも部分的に誘電材料764を充填してもよい。各種材料の中で、誘電材料764の例として、セラミック、ガラス、プラスチック、繊維ガラス、またはこれらの組合せが挙げられる。第1ノッチ760および第2ノッチ766に、同じ誘電材料764を充填しても、異なる誘電材料764を充填してもよく、また、ノッチ760、766の深さ762、768は、使用する誘電材料764に基づいて選択してもよいことは理解されるべきである。ある実施形態において、ノッチ760、766は、ノッチ760、766の端辺の周りに金属成形体を有する。
ある実施形態を例示し、説明してきたが、添付の請求項の範囲内の等価物および変形例は、本明細書の内容を把握かつ理解すれば、当業者にも思いつくことであろうことは理解される。

Claims (13)

  1. 端部(122、222、322)を含む、無線通信装置用アンテナフレーム(14)であって、
    前記端部(122、222、322)は、
    第1端と、
    前記第1端から離れて配置されて長さを定める第2端と、
    前記長さの方向に伸張する外面(130、230、330)と、
    前記長さの方向に伸張し、前記外面(130、230、330)から厚さ(134、234、334)分、離れて配置される内面(132、232、332)と、
    前記外面(130、230、330)および前記内面(132、232、332)の上部で、前記内面(132、232、332)と前記外面(130、230、330)の間を前記厚さ(134、234、334)の方向に伸張し、かつ、前記第1端と前記第2端の間を前記長さの方向に伸張する上端(136、236、336)と、
    前記外面(130、230、330)および前記内面(132、232、332)の下部で、前記内面(132、232、332)と前記外面(130、230、330)の間を前記厚さ(134、234、334)の方向に伸張し、かつ、前記第1端と前記第2端の間を前記長さの方向に伸張する下端(138、238、338)と、
    を含み、
    前記下端(138、238、338)は、前記上端(136、236、336)から幅(140、240、340)分、離れて配置され、前記端部(122、222、322)の前記厚さ(134、234、334)は、前記端部(122、222、322)の前記幅(140、240、340)と共に変化し、
    前記上端面(136、236、336)および前記下端面(138、238、338)のうち少なくとも1つは、第1の深さ(662、762)を有する第1ノッチと、第2の深さ(668、768)を有する第2ノッチとを含む複数のノッチ(460、560、660、760)を有する、アンテナフレーム(14)。
  2. 前記上端(136、236、336)と前記下端(138、238、338)における前記端部(122、222、322)の前記厚さ(134、234、334)は、前記上端(136、236、336)と前記下端(138、238、338)の間におけるいずれの点での前記端部(122、222、322)の前記厚さ(134、234、334)よりも小さい、請求項1に記載のアンテナフレーム(14)。
  3. 前記端部(222)の前記厚さ(234)は、前記内面(232)が、弧状、三角形の断面、または台形の断面を有するように、前記端部(222)の前記幅(240)と共に変化する、請求項1または2に記載のアンテナフレーム(14)。
  4. 前記アンテナフレーム(14)は、内部空間を定め、前記無線通信装置は、前記内部空間内に配置されるアンテナ(16)をさらに含み、前記アンテナ(16)は、前記アンテナフレームの前記端部(122、222、322)の略後方に配置される1つ以上のアンテナ素子を含み、前記アンテナは、前記端部(122、222、322)を通って外側に向いている放射パターンのメインローブを有する垂直偏波アンテナ(16)であり、前記垂直偏波アンテナは、前記幅の方向と同一の方向に偏波した電波で通信するアンテナである、請求項1に記載のアンテナフレーム(14)を含む無線通信装置。
  5. 前記上端(136、236、336)および前記下端(138、238、338)の両方とも、複数のノッチ(460、560、660、760)を有する、請求項に記載のアンテナフレーム(14)。
  6. 前記複数のノッチ(460、560、660、760)が、前記端部(122、222、322)の前記長さの方向に周期的に間隔をあけて配置される、請求項またはに記載のアンテナフレーム(14)。
  7. 前記複数のノッチ(460、560、660、760)のうち、1つ以上は、少なくとも部分的に誘電材料(464、564、664、764)を充填される、請求項に記載のアンテナフレーム(14)。
  8. 前記無線通信装置は、前記誘電材料(464、564、664、764)を通過し、一波長を有する電波を用いて送受信するように構成され、前記複数のノッチ(460、560、660、760)は、前記波長の少なくとも4分の1の深さ(462、562、662、762)を有する、請求項に記載のアンテナフレーム(14)。
  9. 前記複数のノッチ(460、560、660、760)のうち、1つ以上は、少なくとも部分的に誘電材料(464、564、664、764)を充填され、
    前記無線通信装置は、前記誘電材料を通過し、第1波長を有する電波と、前記誘電材料を通過し、第2波長を有する電波とを用いて送受信するように構成され、前記第1の深さ(662、762)は、前記第1波長の少なくとも4分の1であり、前記第2の深さ(668、768)は、前記第2波長の少なくとも4分の1である、請求項に記載のアンテナフレーム(14)。
  10. 前記アンテナフレーム(14)は、内部空間を定め、前記無線通信装置は、前記内部空間内に配置されるアンテナ(16、58)をさらに含み、前記アンテナ(16、58)は、前記アンテナフレーム(14)の前記端部(122、222、322)のほぼ後方に配置される1つ以上のアンテナ素子を含み、前記アンテナは、前記端部を通って外側に向いている放射パターンのメインローブを有する二重偏波アンテナであり、前記二重偏波アンテナは、前記幅の方向と同一の方向に偏波した電波で通信するアンテナである垂直偏波アンテナ素子と、前記長さの方向と同一の方向に偏波した電波で通信するアンテナである水平偏波アンテナ素子とを含む、請求項に記載のアンテナフレーム(14)を含む無線通信装置。
  11. 端部(422、522、622、722)を含む無線通信装置用アンテナフレーム(14)であって、
    前記端部(422、522、622、722)は、
    第1端と、
    前記第1端から離れて配置され、長さを定める第2端と、
    前記長さの方向に伸張する外面(430、530、630、730)と、
    前記長さの方向に伸張し、前記外面(430、530、630、730)から厚さ(434、534、634、734)分、離れて配置される内面(432、532、632、732)と、
    前記外面(430、530、630、730)および前記内面(432、532、632、732)の上部で、前記内面(432、532、632、732)と前記外面(430、530、630、730)の間を前記厚さ(434、534、634、734)の方向に伸張し、かつ、前記第1端と前記第2端の間を前記長さの方向に伸張する上端(436、536、636、736)と、
    前記外面(430、530、630、730)および前記内面(432、532、632、732)の下部で、前記内面(432、532、632、732)と前記外面(430、530、630、730)の間を前記厚さ(434、534、634、734)の方向に伸張し、かつ、前記第1端と前記第2端の間を前記長さの方向に伸張する下端(438、538、638、738)と、を含み、
    前記上端(436、536、636、736)および前記下端(438、538、638、738)のうち少なくとも1つは、第1の深さ(662、762)を有する第1ノッチと、第2の深さ(668、768)を有する第2ノッチとを含む複数のノッチ(460、560、660、760)を有する、アンテナフレーム(14)。
  12. 前記上端(436、536、636、736)および前記下端(438、538、638、738)の両方とも、複数のノッチ(460、560、660、760)を有する、請求項11に記載のアンテナフレーム(14)。
  13. 前記アンテナフレーム(14)は、内部空間を定め、前記無線通信装置は、前記内部空間内に配置されるアンテナ(58)をさらに含み、前記アンテナ(58)は、前記アンテナフレーム(14)の前記端部(422、522、622、722)の略後方に配置される1つ以上のアンテナ素子を含み、前記アンテナ(58)は、前記端部(422、522、622、722)を通って外側に向いている放射パターンのメインローブを有する水平偏波アンテナであり、前記水平偏波アンテナは、前記長さの方向と同一の方向に偏波した電波で通信するアンテナである、請求項11または12に記載のアンテナフレーム(14)を含む無線通信装置。
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