JP7054307B2 - 作業用車両の肘掛装置 - Google Patents
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Description
前記固定具は、前記保持管の上部に取り付けられて前記保持管の上部を内径方向に弾性変形させることが可能であり、前記固定具による前記保持管の上部に対する内径方向への弾性変形を解除して、前記保持管内に挿入した前記支柱部材を上下移動および回転移動させて前記肘掛ユニットの上下位置および回転位置調整が可能であり、前記保持管内に前記支柱部材を挿入した状態で、前記固定具により前記保持管の上部を内径方向に弾性変形させて前記支柱部材を前記保持管により固定保持して前記肘掛ユニットの上下位置決めおよび回転位置決め保持が可能であり、前記保持管に上端から下方に延びる所定の円周方向幅を有したスリットが形成されており、前記支柱部材の下部に前記スリットの円周方向幅と同等もしくはそれよりも小さな径のビスが取り付けられており、前記ビスを前記スリット内に入り込ませて前記保持管内に前記支柱部材を挿入するとともに前記保持管の上部に前記固定具を取り付けることにより、前記固定具により上部が塞がれた前記スリット内でのみ前記ビスを移動可能とし、前記保持管に対する前記支柱部材の上下移動範囲を制限するとともに前記支柱部材が前記保持管から抜け出ることを阻止し、且つ、前記保持管に対する前記支柱部材の回転移動範囲を制限するように構成している。
また、前記傾動支持機構が、前記支柱部材の上端部に固定されたベースプレートと、前記ベースプレートの前端部において左右に互いに対向するように立設された縦プレートと、枢結ボルトを介して前記縦プレートに枢結される傾動プレートと、前記傾動プレートの傾きを調整する傾動調整部材とを有して構成され、前記傾動調整部材がゴム材料または合成樹脂材料から構成されることが好ましい。
イロットポンプ65と、油圧ポンプ64から吐出されて各油圧アクチュエータに供給する作動油の供給方向および供給量を制御する制御バルブユニット66と、制御バルブユニット66を駆動するためのパイロット圧を生成するパイロットバルブユニット67とを有している。
延びて上端が開放した第1スリット151および第2スリット152が形成されている。また、第1スリット151の反対側の位置には、上下方向に延びて上下両端が閉じた第3スリット153(図14を参照)が形成されている。第1スリット151は、保持管150の上端部が径方向に弾性変形できるようにするためのものであり、第2スリット152は、保持管150に対するクランプ具130の取付け位置のずれを防止するためのものである。第3スリット153は、保持管150に保持された肘掛ユニット110(支柱部材115)の上方への抜けを防止したい場合などに使用するように設けられたものである。
り、クランプ具130が保持管150を締め付ける。このクランプ具130による締付けにより、保持管150が弾性変形して、保持管150の内周面が支持部材115の外周面に押し付けられ、これにより、肘掛ユニット110が保持管150に対し固定される。すなわち、保持管150に対する肘掛ユニット110の上下方向への移動および左右方向への回動が規制される。
左右の縦プレート122との間に摩擦抵抗力が作用するようになっている。そして、アームレスト111が傾動調整部材126により支持されない状態まで傾動されても、その摩擦抵抗力により、アームレスト111の傾動状態が保持されるように構成されている。したがって、アームレスト111を跳ね上げ状態まで傾動させてから手を離しても、アームレスト111は跳ね上げ状態に保持されるようになっている。なお、枢結ナット124と縦プレート122との間または枢結ボルト123の頭部と縦プレート122との間に、皿バネや樹脂製ワッシャ、菊座金等を配置することにより、摩擦抵抗力を得るようにしてもよい。また、ベースプレート121に対し傾動プレート125を、トルクヒンジを介して揺動可能に取り付け、アームレスト111の傾動状態を保持できるようにしてもよい。
るように構成されているが、後方に向けて跳ね上げるように構成してもよい。また、上述の実施形態では、本発明を油圧ショベル1が有する肘掛装置に適用した場合について説明したが、本発明は、油圧ショベル以外の他の作業用車両が有する肘掛装置についても、同様に適用し同様の効果を得ることが可能である。
10 走行体
20 旋回体
25 オペレータキャビン
30 ショベル装置
60 油圧駆動装置
70 保持ブラケット
100 肘掛装置
110 肘掛ユニット
111 アームレスト
115 支柱部材
120 傾動支持機構
121 ベースプレート
125 傾動プレート
130 クランプ具
131 クランプ帯
135 クランプレバー
150 保持管
151 第1スリット
152 第2スリット
153 第3スリット
Claims (5)
- 作業用車両の操作室内においてシートに着座した作業者が肘を置くために使用する肘掛装置であって、
アームレストを有する肘掛ユニットと、
前記操作室内に設置され、前記肘掛ユニットを上下方向に移動自在に保持可能なユニット保持部材と、
前記ユニット保持部材に取り付けられ、手動操作されて、前記肘掛ユニットを前記ユニット保持部材に対し固定することおよび固定を解除することが可能に作動する固定具と、を備え、
前記肘掛ユニットが上下方向に延びた円筒状の支柱部材を備え、前記支柱部材の上端部に前記アームレストが取り付けられており、
前記ユニット保持部材が前記支柱部材を上方から挿入させる円筒状の内部空間を有した保持管を有し、前記支柱部材を前記保持管内に挿入させて上下移動および回転移動可能に保持するように構成されており、
前記固定具は、前記保持管の上部に取り付けられて前記保持管の上部を内径方向に弾性変形させることが可能であり、
前記固定具による前記保持管の上部に対する内径方向への弾性変形を解除して、前記保持管内に挿入した前記支柱部材を上下移動および回転移動させて前記肘掛ユニットの上下位置および回転位置調整が可能であり、
前記保持管内に前記支柱部材を挿入した状態で、前記固定具により前記保持管の上部を内径方向に弾性変形させて前記支柱部材を前記保持管により固定保持して前記肘掛ユニットの上下位置決めおよび回転位置決め保持が可能であり、
前記保持管に上端から下方に延びる所定の円周方向幅を有したスリットが形成されており、前記支柱部材の下部に前記スリットの円周方向幅と同等もしくはそれよりも小さな径のビスが取り付けられており、
前記ビスを前記スリット内に入り込ませて前記保持管内に前記支柱部材を挿入するとともに前記保持管の上部に前記固定具を取り付けることにより、前記固定具により上部が塞がれた前記スリット内でのみ前記ビスを移動可能とし、前記保持管に対する前記支柱部材の上下移動範囲を制限するとともに前記支柱部材が前記保持管から抜け出ることを阻止し、且つ、前記保持管に対する前記支柱部材の回転移動範囲を制限するように構成したことを特徴とする作業用車両の肘掛装置。 - 前記肘掛ユニットが、
前記支柱部材の上端部に設けられ、前記アームレストを前後方向に傾動させて支持可能な傾動支持機構を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載の作業用車両の肘掛装置。 - 前記傾動支持機構を介して前記アームレストが前記支柱部材に対し起立した状態となるまで傾動可能に構成されることを特徴とする請求項2に記載の作業用車両の肘掛装置。
- 前記傾動支持機構が、前記支柱部材の上端部に固定されたベースプレートと、前記ベースプレートの前端部において左右に互いに対向するように立設された縦プレートと、枢結ボルトを介して前記縦プレートに枢結される傾動プレートと、前記傾動プレートの傾きを調整する傾動調整部材とを有して構成され、
前記傾動調整部材がゴム材料または合成樹脂材料から構成されることを特徴とする請求項2もしくは3に記載の作業用車両の肘掛装置。 - 前記ユニット保持部材に前記固定具が取り付けられた状態で互いに係合し前記ユニット保持部材に対する前記固定具の位置ずれを規制する係合部が、前記ユニット保持部材および前記固定具にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の作業用車両の肘掛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018172574A JP7054307B2 (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 作業用車両の肘掛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018172574A JP7054307B2 (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 作業用車両の肘掛装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020044877A JP2020044877A (ja) | 2020-03-26 |
JP7054307B2 true JP7054307B2 (ja) | 2022-04-13 |
Family
ID=69900552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018172574A Active JP7054307B2 (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 作業用車両の肘掛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7054307B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101557339B1 (ko) * | 2013-09-09 | 2015-10-05 | (주)바이텍코리아 | 부피를 기준으로 한 토양의 수분함량 측정장치 및 이를 이용한 토양의 수분함량 측정방법과 토양의 수분함량 측정센서 검증 시험방법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011031737A (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Caterpillar Japan Ltd | アームレスト装置 |
JP2011105089A (ja) | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Caterpillar Japan Ltd | 作業機械のモニタ固定構造 |
JP2015151109A (ja) | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 株式会社クボタ | アームレスト装置 |
US20150360593A1 (en) | 2014-05-19 | 2015-12-17 | Hamm Ag | Seat For A Driver Of A Construction Machine, As Well As Construction Machine |
-
2018
- 2018-09-14 JP JP2018172574A patent/JP7054307B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011031737A (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Caterpillar Japan Ltd | アームレスト装置 |
JP2011105089A (ja) | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Caterpillar Japan Ltd | 作業機械のモニタ固定構造 |
JP2015151109A (ja) | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 株式会社クボタ | アームレスト装置 |
US20150360593A1 (en) | 2014-05-19 | 2015-12-17 | Hamm Ag | Seat For A Driver Of A Construction Machine, As Well As Construction Machine |
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KR101557339B1 (ko) * | 2013-09-09 | 2015-10-05 | (주)바이텍코리아 | 부피를 기준으로 한 토양의 수분함량 측정장치 및 이를 이용한 토양의 수분함량 측정방법과 토양의 수분함량 측정센서 검증 시험방법 |
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JP2020044877A (ja) | 2020-03-26 |
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