JP7053525B2 - バッファリング処理装置、通信システム、バッファリング処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
現在の条件に対応する遅延時間を前記記憶部から取得する制御部と、
前記ネットワークからパケットを受信する入力部と、
受信したパケットを格納するバッファ部と、
前記取得された遅延時間に基づき算出される時刻に、前記パケットを出力する出力部と
を備えるバッファリング処理装置が提供される。
図1に、本実施の形態における通信システムの構成例を示す。図1に示すように、本実施の形態における通信システムでは、映像撮影及び音声収集可能なカメラ(マイクを含む)が複数の拠点(図1の例では拠点Aと拠点Bが示されている)に備えられている。各拠点は、1つの場所にあり、拠点毎の物理的な位置は異なっている。
図2は、図1における構成において、拠点A,Bに加え、拠点Cが加えられた例を示す図である。図2は、拠点Cがあることを除き、実質的に図1と同じであるが、各系統の構成をより分かり易く示している。また、図2では、メディア信号IP変換送出装置12、22、32は、その処理内容(メディア信号をパケット化)に着目してEnCapsulationと記載している。また、IP信号受信メディア変換装置15、25、35は、その処理内容(パケットをメディア信号化)に着目してDeCapsulationと記載している。
バッファリング処理装置100は、例えば、コンピュータに、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。
次に、図2、図3に示す構成を有するバッファリング処理装置100の動作例を図5のフローチャートの手順に沿って説明する。
本実施の形態では、事前に系統毎のネットワーク経路における、IPパケットを流したときの遅延時間を測定しておく。遅延時間の測定方法は特定の方法に限られないが、例えば、系統毎に、カメラ等でメディア信号を取得し、メディア信号IP変換送出装置によりメディア信号をIP変換し、送出し、受信側の拠点におけるNWスイッチあるいはバッファリング処理装置においてIPパケットの受信時刻からIPパケットのヘッダに付された時刻を引くことで遅延時間を測定する。上記の測定に関し、測定の目的のためにIPパケットを流すこととしてもよいし、メディア伝送のサービス提供中に測定を行うこととしてもよい。
まず、バッファリング処理装置100における条件判断部150が、現在の条件を決定する。図6の例のパラメータを使用する場合において、条件判断部150は、例えば、自装置から現在時刻を取得する。また、オペレータの操作端末等から入力された情報(例:系統Aにおいて200Mbps程度を使用する映像伝送を行う旨の情報)を基に、系統毎の必要帯域を取得する。更に、条件判断部150は、例えば、外部サーバにアクセスすることで、系統毎の拠点の天候を取得する。なお、これらの情報が全て、オペレータの操作端末等からバッファリング処理装置100に入力されることとしてもよい。
バッファリング処理装置100における制御部140は、系統毎に、条件判断部150により決定された現在の条件に対応する最大遅延時間をテーブルから取得し、これをmax_tとする。また、バッファリング処理装置100における制御部140は、各系統の最大遅延時間(max_t)のうちの最大値をmax_Tとし、これらをメモリ等の記憶部に保持しておく。なお、制御部140が行う処理を出力部130が行うこととしてもよい。
系統毎に、メディア信号をIP化したIPパケットがバッファリング処理装置100に到着すると、入力部110によりIPパケットが入力され、入力されたIPパケットは系統毎にバッファに格納される。
制御部140は、系統毎に、バッファに格納されているIPパケットのヘッダに記載されている時刻x(メディア信号がIP変換された時刻であり、映像等が撮影された時刻と見なしてよい)を確認し、時刻xからmax_T時間が経過したIPパケットを検出すると、当該IPパケットをバッファから読み出し、出力するよう、出力部130に指示する。指示を受けた出力部130は、当該時刻xのIPパケットを、その系統に対応するDeCapsulationに送信する。なお、時刻xからmax_T時間が経過したかどうか、つまり、IPパケットを出力するかどうかの判断を出力部130が行うこととしてもよい。
制御部140は、IPパケットが送出されたバッファから当該IPパケットを削除する。
本実施の形態に係る技術は様々な場面(シナリオ)において適用することが可能であり、特定のシナリオに限定して適用されるわけではない。本実施の形態に係る技術が適用されるシナリオの例として下記のシナリオ(1)~(3)がある。
バッファリング処理装置100は、図1、2に示したような複数系統を有する通信システムではない通信システムにも適用可能である。
本実施の形態に係る技術により、適切な遅延量を使用してバッファリング処理を行うことが可能となる。
以上、説明したとおり、本明細書には、少なくとも、下記の各項に記載したバッファリング処理装置、通信システム、バッファリング処理方法、及びプログラムが開示されている。
(第1項)
ネットワークにおける条件毎の遅延時間を記録したテーブルを格納する記憶部と、
現在の条件に対応する遅延時間を前記記憶部から取得する制御部と、
前記ネットワークからパケットを受信する入力部と、
受信したパケットを格納するバッファ部と、
前記取得された遅延時間に基づき算出される時刻に、前記パケットを出力する出力部と
を備えるバッファリング処理装置。
(第2項)
複数系統のネットワーク毎に、条件毎の遅延時間を記録したテーブルを格納する記憶部と、
前記記憶部から、現在の条件に対応する前記複数系統のネットワークそれぞれの遅延時間を取得し、当該複数系統のネットワーク間での最大遅延時間を取得する制御部と、
前記複数系統のネットワークのそれぞれから、時刻が付されたパケットを受信する入力部と、
受信したパケットを系統毎に格納するバッファ部と、
系統毎に、パケットに付された時刻から前記最大遅延時間が経過した時刻に当該パケットを出力する出力部と
を備えるバッファリング処理装置。
(第3項)
現在の条件に対応する遅延時間が前記記憶部に格納されていない場合において、前記制御部は、前記記憶部に格納されている遅延時間に基づいて、現在の条件に対応する遅延時間を算出する
第1項又は第2項に記載のバッファリング処理装置。
(第4項)
前記条件は、少なくとも、帯域量、曜日、時間帯、天候、ネットワークのホップ数、特別な日であるか否か、イベントの有無のうちのいずれか1つ、又は、これらのうちのいずれか複数の組み合わせに基づく条件である
第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載のバッファリング処理装置。
(第5項)
ネットワークの受信側に、第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載の前記バッファリング処理装置を備え、
当該ネットワークの送信側に、時刻を付したパケットを送信する装置を備える
通信システム。
(第6項)
ネットワークにおける条件毎の遅延時間を記録したテーブルを格納する記憶部を備えるバッファリング処理装置が実行するバッファリング処理方法であって、
現在の条件に対応する遅延時間を前記記憶部から取得するステップと、
前記ネットワークからパケットを受信するステップと、
受信したパケットをバッファに格納するステップと、
前記取得された遅延時間に基づき算出される時刻に、前記パケットを出力するステップと
を備えるバッファリング処理方法。
(第7項)
コンピュータを、第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のバッファリング処理装置における各部として機能させるためのプログラム。
12、22、32 メディア信号IP変換送出装置
13、14、23、24、33、34 NWスイッチ
15、25、35 IP信号受信メディア変換装置
16、26、36 再生装置
100 バッファリング処理装置
110 入力部
120 バッファ部
130 出力部
140 制御部
150 条件判断部
160 テーブル記憶部
200 送信装置
300、400 ネットワーク
500 受信装置
1000 ドライブ装置
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置
Claims (7)
- ネットワークにおける条件毎の遅延時間を記録したテーブルを格納する記憶部と、
現在の条件に対応する遅延時間を前記記憶部から取得する制御部と、
前記ネットワークからパケットを受信する入力部と、
受信したパケットを格納するバッファ部と、
前記取得された遅延時間に基づき算出される時刻に、前記パケットを出力する出力部と
を備えるバッファリング処理装置。 - 複数系統のネットワーク毎に、条件毎の遅延時間を記録したテーブルを格納する記憶部と、
前記記憶部から、現在の条件に対応する前記複数系統のネットワークそれぞれの遅延時間を取得し、当該複数系統のネットワーク間での最大遅延時間を取得する制御部と、
前記複数系統のネットワークのそれぞれから、時刻が付されたパケットを受信する入力部と、
受信したパケットを系統毎に格納するバッファ部と、
系統毎に、パケットに付された時刻から前記最大遅延時間が経過した時刻に当該パケットを出力する出力部と
を備えるバッファリング処理装置。 - 現在の条件に対応する遅延時間が前記記憶部に格納されていない場合において、前記制御部は、前記記憶部に格納されている遅延時間に基づいて、現在の条件に対応する遅延時間を算出する
請求項1又は2に記載のバッファリング処理装置。 - 前記条件は、少なくとも、帯域量、曜日、時間帯、天候、ネットワークのホップ数、特別な日であるか否か、イベントの有無のうちのいずれか1つ、又は、これらのうちのいずれか複数の組み合わせに基づく条件である
請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のバッファリング処理装置。 - ネットワークの受信側に、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の前記バッファリング処理装置を備え、
当該ネットワークの送信側に、時刻を付したパケットを送信する装置を備える
通信システム。 - ネットワークにおける条件毎の遅延時間を記録したテーブルを格納する記憶部を備えるバッファリング処理装置が実行するバッファリング処理方法であって、
現在の条件に対応する遅延時間を前記記憶部から取得するステップと、
前記ネットワークからパケットを受信するステップと、
受信したパケットをバッファに格納するステップと、
前記取得された遅延時間に基づき算出される時刻に、前記パケットを出力するステップと
を備えるバッファリング処理方法。 - コンピュータを、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のバッファリング処理装置における各部として機能させるためのプログラム。
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