JP7053047B2 - バブル発生装置 - Google Patents
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これにより、液体中の空気は、第1の渦流、及び第1の渦流の回りに形成される第2の渦流による乱流によって、十分な量(多数量)のマイクロ単位の気泡、及びナノ単位の気泡に粉砕(剪断)される。マイクロ単位の気泡、及びナノ単位の気泡は、液体に混入、溶込む。
十分な量(多数量)のマイクロ単位の気泡、及び十分な量(多数量)のナノ単位の気泡の混入、溶込んだ気泡混入液体は、液流路体の流出口から流出される。
このように、第1の渦流形成体で第1の渦流を形成し、及び第2の渦流形成体で第1の渦流の回り(第1の渦流の外周り)に第2の渦流を形成することで、液体中の空気を微細に粉砕(剪断)でき、十分な量(多数量)のマイクロ単位の気泡及び十分な量(多数量)のナノ単位の気泡を液体に混入、溶込ませて流出できる。
なお、国際標準化機構(ISO)の国際規格「ISO20480-1」には、1マイクロメートル(μm)以上100マイクロメートル(μm)の気泡を「マイクロバブル」、1マイクロメートル(μm)未満の気泡を「ウルトラファインバブル」と定めている(以下、同様)
液体は、水又は湯である(以下、同様)。
気泡混入液体は、水又は湯に空気を混入、溶込ませた気泡混入水又は気泡混入湯であって、マイクロバブル又はウルトラファインバブルを混入、溶込ませた水又は湯である(以下、同様)。
液流路体1は、液流路筒本体7、流入口8、流出口9、及び液流路穴10を有する。
液流路筒本体7は、大径筒部7A及び小径筒部7Bを有して構成される。小径筒部7Bは、大径筒部7Aの一方の筒端から筒段部7Cを有して縮径して突出される。
液流路筒本体7において、小径筒部7Bは、雄ネジ7D(雄ネジ部)を有し、雄ネジ7Dは、小径筒部7Bの筒外周(筒外周面)に形成される。
液流路穴10は、流入口8にて一方の筒端1Aに開口し、及び流出口9にて他方の筒端1Bに開口する。
各保持穴溝11は、液流路穴10の穴中心線回りの方向に穴溝横幅、及び液流路穴10(液流入穴12)の穴内周から径外方向(径方向)に穴溝縦幅を有して、流出小径穴13B(液流路穴10、液流出穴13)の穴内周に開口される。
各保持穴溝11は、液流路穴10の穴中心線方向ALに穴溝深さを有して穴段部13Aを貫通して、液流入穴12の穴内周12A(穴内周面)に開口される。
液体は、液流路筒本体7の流入口8から液流路穴10(液流入穴12)に流入され、液流路穴10[液流入穴12及び液流出穴13(流出小径穴13B)]を流れて、流出口9から流出される。
各液絞り穴溝31は、渦流円板27の板中心線回りの方向(周方向)に間隔(等間隔/角度:90度の間隔)を隔てて配置されて、渦流円板27に形成される。
各液絞り穴溝31は、渦流円板27の周方向に穴溝横幅H1、渦流円板27の径方向に穴溝縦幅H2有して、渦流円板27の板外周27A(板外周面)に開口される。
各液絞り穴溝31は、渦流円板27の板中心線Bの方向BL(以下、「板中心線方向」という)において、渦流円板27(渦流形成本体21)を貫通して、渦流円板27の板表平面27B及び板裏平面27Cに開口される。
渦流形成部28は、渦流円板27の板中心線方向BLにおいて、渦流円板27の板裏平面27Cから段々に縮径しつつ離間して延在(突出)される。渦流形成部28は、円錐外周28A(円錐外周面/円錐側面)を有する。
渦流形成穴室22は、渦流形成部28(渦流円板27)と同心に配置される。渦流形成穴室22は、一方の穴室端22Bを渦流形成部28で閉塞して、渦流円板27の板中心線方向BLに延在される。
渦流形成穴室22は、板中心線方向BLにおいて、一方の穴室端22Bから段々に拡径しつつ延在して、渦流円板27の板表平面27Bに開口される。
渦流形成穴室22は、渦流円板27の板表平面27Bに開口する渦流出口32を有する。
渦流出口32の口直径dは、渦流円板27の板直径Dより小径(d<D)である。
これにより、渦流出口32及び渦流円板27の板外周27Aの間には、渦流形成幅F(渦流形成間隔)の板表平面27Bを有する。
上流側・液絞り穴23,24は、図15に示すように、渦流形成穴室22の穴中心線Bに直交する直交直線LNにおいて、直交直線LNと直交する両側に穴位置間隔L2,L2を隔てる各穴中心直線LM,LMに穴中心線a,aを一致して配置される。上流側・液絞り穴23,24は、各穴中心直線LM,LMに沿って渦流形成部28を貫通する。
各上流側・液絞り穴23,24は、渦流形成部28(渦流形成本体21)を貫通して、渦流形成部28の円錐外周28A(円錐外周面)及び渦流形成穴室22の円錐内周22A(円錐内周面)に開口される。
各下流側・液絞り穴25,26は、穴中心線Bの方向BLの同一位置に配置される。
各下流側・液絞り穴25,26は、渦流形成穴室22の穴中心線Bの方向BLにおいて、間隔を隔てて各上側・液絞り穴23,24に並列(並設)される。
各下流側・液絞り穴25,26は、図16に示すように、各上流側・液絞り穴23,24と同様に、直交直線LNと直交する両側に穴位置間隔L3,L3を隔てる各穴中心直線LP,LPに穴中心線b,bを一致して配置される。穴位置間隔L3は、穴位置間隔L2より広い間隔であって、各下流・液絞り穴25,26を各上流側・液絞り穴23,24に並列(並設)できる間隔である。
各下流側・液絞り穴25,26は、各穴中心直線LP,LPに沿って渦流形成部28を貫通する。
各下流側・液絞り穴25,26は、渦流形成部28(渦流形成本体21)を貫通して、渦流形成部28の円錐外周28A(円錐外周面)及び渦流形成穴室22の円錐内周22A(円錐内周面)に開口される。
各止め突起29は、渦流円板27の周方向(渦流形成穴室22の穴中心線回り)に等間隔(角度:90度の間隔)を隔てて、各液絞り穴溝31の間に配置される。
止め突起29は、図13に示すように、渦流円板27の板中心線B(渦流形成穴室22の穴中心線B)に直交する第1止め配置直線La、渦流円板27の板穴中心線B及び第1止め配置直線Laと直交する第2止め位置直線Lbとすると、第1及び第2止め配置直線La,Lbに配置される。
2つの止め突起29は、第1止め配置直線La上に配置され、残りの2つの止め突起29は、第2止め配置直線Lb上に配置される。
各止め突起29において、止め部29Bは、止め軸部29Aに一体に形成される。止め部29Bは、止め軸部29Aの先端側から渦流円板27の径外方(板外周面27Aの外側)に突出される。
支持軸30は、渦流形成穴室22の穴室端22Bを閉塞する渦流形成部28の円錐上面28B(一方の端)から渦流形成穴室22の穴中心線Bの方向BL(渦流円板27の板中心線Bの方向BL)に離間しつつ延在される。
支持軸30は、図4、図9、図10、図11及び図14に示すように、複数の支持穴溝33,34を有する。各支持穴溝33,34は、支持軸30の軸中心線Bの方向BL(渦流形成穴室22の穴中心線Bの方向BL)に間隔を隔てて、支持軸30に形成される。
第1の渦流δ1(第1の旋回流)の回転方向ε1(旋回方向)は、例えば、時計回りである。
各液流れガイド45は、図13に示すように、第1及び第2止め配置直線La,Lbから第1の渦流δ1(第2の渦流δ2)の回転方向ε1において、各止め突起29及び各液絞り穴溝31の間に配置される。
各液流れガイド45は、渦流円板27の板外周面27A及び渦流出口32の間に配置される。各液流れガイド45は、渦流円板27の板外周面27Aから渦流円板27の径内方(渦流円板27の板中心線B、渦流形成穴室22の穴中心線B)に向けて突出され、渦流出口32(渦流形成穴室22)に渦流間隔G(渦流隙間)を隔てて配置される。
内側ガイド平面51、及び外側ガイド平面52は、間隔を隔てて平行に配置される。
内側ガイド平面51、及び外側ガイド平面52は、渦流円板27の板外周面27Aから傾斜角度θで傾斜しつつ、渦流円板27の径内方及び回転方向ε1に延在され、内側ガイド平面51は、渦流出口32(渦流形成穴室22)に渦流間隔G(渦流隙間)を有して配置される。
カートリッジ保持体4は、渦流形成本体21(第1の渦流形成体2)に配置される。カートリッジ保持体4は、メッシュ板61、及びキャップ62を備える。
メッシュ軸穴63は、メッシュ板61と同心に配置されて、メッシュ板61に形成される。メッシュ軸穴63は、メッシュ板61の板中心線の方向において、メッシュ板61を貫通して、メッシュ板表平面61A及びメッシュ板裏平面61Bに開口される。
各メッシュ液穴64は、メッシュ軸穴63の回りに配置(メッシュ板61の外周面及びメッシュ軸穴63の間にわたって配置)されて、メッシュ板61に形成される。各メッシュ液穴64は、メッシュ板61の板中心線の方向において、メッシュ板61を貫通して、メッシュ板61のメッシュ板表平面61A及びメッシュ板裏平面61Bに開口される。
メッシュ板61は、メッシュ軸穴63を支持軸30の他方の軸端30Bから、支持軸30に外嵌して配置される。メッシュ板61は、支持穴溝33に挿入されて、支持軸30(渦流形成本体21)に取付られる。
キャップ62は、キャップ筒本体65、キャップ板66、キャップ軸穴67及び複数のキャップ液穴68を有する。
キャップ板66は、例えば、円形板に形成される(キャップ円板66)。キャップ板66は、キャップ筒本体65と同心に配置される。キャップ筒本体65は、キャップ筒本体65の一方の筒端を閉塞して、キャップ筒本体65と一体に形成される。
各キャップ液穴68は、キャップ軸穴67の回りに配置(キャップ板66の板が周面及びキャップ軸穴67の間に配置)されて、キャップ板66に形成される。各キャップ液穴68は、キャップ筒本体65の筒中心線の方向において、キャップ板66を貫通して、キャップ板66のキャップ板表平面66A及びキャップ板裏平面66Bに開口される。
キャップ62は、キャップ軸穴67を支持軸30の他方の軸端30Bから、支持軸30に外嵌して配置される、キャップ62は、支持穴溝34に挿入されて、支持軸30(渦流形成本体21)に取付けられる。
組立体SYは、各止め部29Bを液流入穴12の穴内周12A(穴内周面)に摺接して、各止め突起29を液流路穴10の穴中心線Aに向けて弾性変形しつつ液流路穴10に挿入される。
組立体SYは、渦流形成本体21の渦流形成部28、メッシュ板61及びキャップ62を液流入穴12に挿入して、液流入穴12内に配置される。
カートリッジ保持体4のキャップ62は、図4及び図5に示すように、キャップ筒本体65の筒外周面を液流入穴12の穴内周12A(穴内周面)に摺接して、液流入穴12内(液流路穴10内)に液密に挿入(配置)される。
これにより、支持軸30、メッシュ板61、キャップ62及び液流入穴12の穴内周12Aは、図4及び図5に示すように、液流入穴12内に脱塩素用カートリッジCTを収納するカートリッジ収納空間CJを区画する。
各止め突起29は、液流入穴12への挿入に伴って、止め部29Bを液流路体1の各保持穴溝11に挿入し、及び弾性変形を解除(開放)して、止め部29Bを各保持穴溝11の溝底面11Aに当接する。
これにより、各止め突起29は、図1乃至図4に示すように、第1の渦流形成体2、第2の渦流形成体3、及びカートリッジ保持体4を液流入穴12(液流路穴10)に位置決めして配置する。
第1の渦流形成体2、第2の渦流形成体3、及びカートリッジ保持体4は、各止め突起29及び各保持穴溝11で位置決めされて、液流入穴12(液流路穴10)に配置(挿入)される。
渦流形成本体21は、渦流円板27の板外周面27Aを液流入穴12の穴内周12Aに圧接して、液流入穴12(液流路穴10)と同心に配置される。
渦流形成本体21は、図4及び図5に示すように、渦流円板27の板外周27Aを液流入穴12の穴内周12Aに圧接して液流入穴12(液流路穴10)に液密に配置され、液流路穴10を液流入穴12及び液流出穴13に区画する。
渦流形成穴室22は、液流路穴10の穴中心線Aの方向ALにおいて、穴室端22Bから段々に拡径しつつ延在されて、液流出穴13(流出小径穴13B)に開口(連通)される。
各液絞り流路穴44は、液流路穴10の穴内周10A(液流入穴12の穴内周12A)及び渦流出口32の間に配置される。
各液絞り流路穴44は、図1乃至図3、及び図5に示すように、液流路穴10の穴中心線回りの方向に間隔(等間隔/角度:90度の間隔)を隔てて渦流円板27(渦流形成本体21)に形成される。各液絞り流路穴44は、液流路穴10の穴中心線Aの方向ALにおいて、渦流円板27(渦流形成本体21)を貫通して、液流入空間H(液流入穴12)及び液流出穴13(流出小径穴13B)に開口(連通)される。
各液絞り流路穴44は、液流入穴12の穴内周12Aに液密に圧接された渦流円板27(渦流形成本体21)の各液絞り穴溝31、及び液流入穴12の穴内周12A(液流路穴10の穴内周10A)にて形成される。
各液流れガイド45は、液流路穴10の穴中心線回りの方向において、各液絞り流路穴44の間に配置される。
各液流れガイド45は、流出小径穴13B(液流出穴13)の内側に延在されて、液体を第1の渦流δ1と同一回転方向ε1に案内する。
液流入穴12に流入した液体は、キャップ62の各キャップ液穴68、メッシュ板61の各メッシュ液穴64を通って、液流入空間H(液流入穴12)に流入される。
液流入空間Hに流入した液体は、各液絞り流路穴44に流入され、各液絞り流路穴44は、液体を渦流円板27の板表平面27Bに噴出(噴射)する。
これにより、第1の渦流形成体2は、各液絞り穴23~26から液流入穴12(液流入空間H)を渦流形成穴室22に噴出(噴射)して、渦流形成穴室22及び液流出穴13の液体に、渦流形成穴室22の円錐内周22A(穴内周)に沿った第1の渦流δ1(第1の旋回流)を形成(発生)する。
第1の渦流δ1は、液流路穴10の穴中心線回りの渦流(旋回流)であって、例えば、時計回り方向に回転する。第1の渦流δ1は、渦流出口32の穴直径と略同一の渦直径となる。
第1の渦流δ1は、渦流出口32から第2の渦流形成体(各液絞り流路穴44、及び各液流れガイド45)の内側、及び液流出穴13を通って、流出口9に進む。
渦流円板27の板表平面27Bを流れる液体は、各液流れガイド45の内側ガイド平面51に接触して、各液流れガイド45の内側ガイド平面51にて第1の渦流δ1と同一回転方向ε1にガイド(案内)されつつ旋回して流れる。
各液流れガイド45は、液体を内側ガイド平面51にてガイド(案内)して、渦流間隔G(渦流隙間)から第1の渦流δ1と同一回転方向ε1に旋回して流す。
これにより、第2の渦流形成体3は、各液絞り流路穴44から液流入穴12(液流路空間H)を流れる液体を、渦流出口32(第1の渦流δ1)及び液流入穴12の穴内周12A(液流路穴10の穴内周10A)の間の液流入穴12(液流路穴10)に噴出して、渦流出口32(第1の渦流δ1)及び液流路穴10の穴内周10A(液流入穴12の穴内周12A)の間における液流出穴13の液体に、第1の渦流δ1と同一回転方向ε1であって、各液流れガイド45の内側ガイド平面51に沿った第2の渦流δ2を形成(発生)する。
第2の渦流δ2は、液流路穴10の穴中心線回りの渦流れであって、例えば、時計回り方向に回転する。第2の渦流δ2は、第1の渦流δ1の外周り(第1の渦流δ1の外側)に形成され、第1の渦流δ1と一体となって、同一回転方向ε1に旋回して進む。
第2の渦流δ2は、渦流形成本体21の渦流円板27(板表平面27B)から液流出穴13(流出小径穴13B)を通って、流出口9に進む。
これにより、液体中の空気(気泡)は、乱流によって、十分な量(多数量)のマイクロ単位の気泡(マイクロバブル)及び十分な量(多数量)のナノ単位に気泡(ウルトラファインバブル)に粉砕(剪断)される。
マイクロ単位の気泡(マイクロバブル)、及びナノ単位の気泡(ウルトラファインバブル)は、液体に混入及び溶込む。
十分な量(多数慮)のマイクロ単位の気泡(マイクロバブル)及び十分な量(多数慮)のナノ単位の気泡(ウルトラファインバブル)の混入、溶込んだ気泡混入液体は、液流路本体1(液流入穴10)の液流出穴13を通って流出口9から流出される。
このように、バブル発生装置Xは、第1の渦流形成体2で第1の渦流δ1を形成(発生)し、及び第2の渦流形成体3で第1の渦流δ1の外周り(外側)重ねて、第1の渦流δ1と同一回転方向ε1の第2の渦流δ2を形成(発生)することで、液体中の空気を微細に粉砕(剪断)でき、十分な量(多数量)のマイクロ単位の気泡(マイクロバブル)及び十分な量(多数量)のナノ単位の気泡(ウルトラファンバブル)を液体に混入、溶込ませることができる。
なお、図19乃至図21において、図1乃至図18と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
シャワー筒部72は、シャワー本体71の一方のシャワー端71A(シャワー端面)から縮径して形成される。シャワー筒部72は、一方のシャワー端71Aから突出して形成される。
シャワー筒部72は、シャワー雄ネジ75(シャワー雄ネジ部)を有する。シャワー雄ネジ75は、シャワー筒部72の筒外周(筒外周面)に形成される。
シャワーヘッドYは、バルブ発生装置Xの流出口9側に配置され、液体管Zは、バブル発生装置Xの流入口8側に配置される。
シャワーヘッドYは、シャワー筒部72を、バブル発生装置Xの流出口9から螺入(螺着)して液流路筒本体7(液流路体1)に取付けられる。シャワー筒部72は、図21に示すように、シャワー雄ネジ75を液流出穴13の雌ネジ14に螺入して、バブル発生装置X(液流路筒本体7)に取付けられる。シャワーヘッドYは、シールリング76を液流出穴13に圧接して、バブル発生装置X(液流路体1/液流路筒本体7)に液密に取付けられる。
これにより、シャワーヘッドYにおいて、シャワー流通穴74は、バブル発生装置X(液流路体1)の液流路穴10(液流入穴12、液流出穴13)に連通される。散水ノズル73(各散水絞り穴77)は、シャワー流通穴74を通して、バブル発生装置X(液流路体1)の液流路穴10(液流入穴12及び液流出穴13)に連通される。
これにより、シャワーホース81は、ホース接続具82の接続穴83を通して、バブル発生装置Xの液流路穴10(液流入穴12)に液密に連通される。
バブル発生装置Xは、液体を液流入穴12に流入すると、図1乃至図18で説明したと同様に、第1及び第2の渦流形成体2,3にて、液流出穴13、シャワー流通穴74の液体に、第1の渦流δ1及び第2の渦流δ2を形成(発生)する。
これにより、液流出穴13の液体、シャワー流通穴74の液体に、十分な量(多数量)のマクロ単位の気泡(マイクロバブル)及び十分な量(多数量)のナノ単位の気泡(ウルトラファインバブル)を混入、溶込ませる。
気泡混入液体は、バブル発生装置Xの流出口9からシャワーヘッドYのシャワー流通穴74に流出される。
シャワー流通穴74に流入した気泡混入液体は、シャワー流通穴74を流れて、散水ノズル73(各散水絞り穴77)から噴出(噴射)される。
これにより、シャワーヘッドXは、散水ノズル73(各散水絞り穴77)から気泡混入液体を噴出(噴射)できる。
図22において、図1乃至図18と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
バブル発生装置Xは、脱塩素用カートリッジCT(液体処理カートリッジ/水処理カートリッジ)を備える。脱塩素用カートリッジCTは、渦流形成本体21(渦流形成部28)及び流入口8の間の液流入穴12(カートリッジ収納空間CJ)内に配置される。
脱塩素用カートリッジCTは、液流入穴12において、メッシュ板61及びキャップ62の間に配置される。
内ケース本体94は、外ケース本体93内に収納(挿入)されて、外ケース本体93と同心に配置される。
これにより、カートリッジケース91は、各ケース本体93,94及び各ケース蓋95,96にて区画(形成)された処理層収納空間EP(収納空間)を有する。
液体処理層92は、液体(水)の接触によって水質を変える浄化材等である。浄化材は、脱塩素機能を有する材質(材料)であって、例えば、亜硫酸カルシウム、アスコルビン酸、活性炭素等である。浄化材は、液体(水)から塩素を除去する。
脱塩素用カートリッジCTは、内ケース本体94内に渦流形成本体21の支持軸30を貫通して、支持軸30に外嵌される。
脱塩素用カートリッジCTは、メッシュ板61及びキャップ62の間のカートリッジ収納空間CJに配置される。脱塩素用カートリッジCTは、カートリッジ収納空間CJにおいて、ケース上蓋95をメッシュ板61に当接し、ケース下蓋96をキャップ62に当接して、メッシュ板61及びキャップ62(カートリッジ保持体4)にて挟まれて保持される。
液体は、水処理層92内を流れ、浄化材にて塩素が除かれて、ケース上蓋95の各蓋液穴97、メッシュ板61の各メッシュ液穴64を通って、液流入空間Hに流入する。
これにより、バブル発生装置Xは、脱塩素の気泡混入液体を流出口9から流出できる。
なお、脱塩素用カートリッジCTは、キャップ62を支持軸30から取外して、カートリッジケース91を流入口8に向けて引くことで液流入穴12及び支持軸30から取出すことができ、新しい脱塩素用カートリッジCTと交換可能である。
1 液流路体
2 第1の渦流形成体(第1の渦流発生体)
3 第2の渦流形成体(第2の渦流発生体)
8 流入口
9 流出口
10 液流路穴
12 液流入穴
13 液流出穴
δ1 第1の渦流
δ2 第2の渦流
ε1 回転方向(渦流の回転方向)
Claims (3)
- 流入口、流出口、前記流入口側の液流入穴及び前記流出口側の液流出穴が連続する液流路穴を有し、液体が前記流入口から前記液流路穴に流入し、及び前記液流路穴に流入した前記液体が前記流出口から流出する液流路体と、
前記液流入穴に配置される第1の渦流形成体と、
前記第1の渦流形成体及び前記流出口の間の前記液流路穴に配置される第2の渦流形成体と、を備え、
前記第1の渦流形成体は、
前記液流路穴の穴内周に間隔を隔てて前記液流路穴と同心に配置され、前記液流出穴に開口する渦流出口を有する渦流形成穴室と、
前記液流入穴及び前記渦流形成穴室に開口される液絞り穴と、を備え、
前記液絞り穴から前記液流入穴を流れる前記液体を前記渦流形成穴室に噴出して、前記渦流形成穴室及び前記液流出穴の前記液体に、前記液流路穴の穴中心線回りの第1の渦流れを形成し、
前記2の渦流形成体は、
前記液流路穴の穴内周及び前記渦流出口の間に配置され、前記液流入穴及び前記液流出穴に開口される液絞り流路穴を備え、
前記液絞り流路穴から前記液流入穴を流れる前記液体を、前記渦流出口及び前記液流路穴の穴内周の間の前記液流路穴に噴出して、前記渦流出口及び前記液流路穴の穴内周の間における前記液流出穴の前記液体に、前記第1の渦流と同一回転方向で前記液流路穴の穴中心線回りの第2の渦流を形成する
ことを特徴とするバブル発生装置。
- 前記第1の渦流形成体は、
前記液流路穴に液密に配置され、前記液流路穴を前記液流入穴及び前記液流出穴に区画する渦流形成本体と、
前記液流路穴と同心に配置され、前記液流路穴の穴内周に間隔を隔てて前記渦流形成本体に形成され、前記液流入穴側の穴室端を閉塞して前記液流入穴の穴中心線の方向に延在され、及び前記液流出穴に開口する渦流出口を有する渦流形成穴室と、
前記渦流形成本体に形成され、前記渦流形成本体を貫通して前記液流入穴及び前記渦流形成穴室に開口される複数の液絞り穴と、を備え、
前記各液絞り穴から前記液流入穴を流れる前記液体を前記渦流形成穴室に噴出して、前記渦流形成穴室及び前記液流出穴の前記液体に、前記渦流形成穴室の穴内周に沿った前記液流路穴の穴中心線回りの第1の渦流を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載のバブル発生装置。 - 前記第2の渦流形成体は、
前記液流路穴の穴内周及び前記渦流出口の間に配置され、前記液流路穴の穴中心線回りの方向に間隔を隔てて前記渦流形成本体に形成され、前記渦流形成本体を貫通して前記液流入穴及び前記液流出穴に開口される複数の液絞り流路穴と、
前記渦流形成本体から突出して前記液流入穴に配置され、前記各液絞り流路穴の間に配置されて、前記液体を前記第1の渦流と同一回転方向に案内する複数の液流れガイドと、
を備え、
前記各液絞り流路穴から前記液流入穴を流れる前記液体を、前記渦流出口及び前記液流路穴の穴内周の間の前記液流出穴に噴出して、前記渦流出口及び前記液流路の穴内周の間における前記液流出穴の前記液体に、前記第1の渦流と同一回転方向であって、前記各液流れガイドに沿った前記液流路穴の穴中心線回りの第2の渦流を形成する
ことを特徴とする請求項2に記載のバブル発生装置。
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