JP7052203B2 - 安全制御装置、安全制御方法およびプログラム - Google Patents

安全制御装置、安全制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ロボットの安全制御装置、安全制御方法およびプログラムに関する。特に、本発明は、人とロボットとが協働する製品ラインにおけるロボットの安全制御装置、安全制御方法およびプログラムに関する。
生産を効率化させるために、ロボットと人とを協働させる生産ラインの実用化が進められている。ところで、人とロボットとが協働する生産ラインでは、人とロボットとの接触事故が起こる可能性があるため、何らかの安全対策が必要である。
一般に、人とロボットとが協働して作業する場合、ロボットの周囲に柵を設置することによって安全性を確保する。しかし、ロボットの周囲に柵を設置すると、柵の設置スペースを確保する必要があったり、レイアウト変更後に安全柵を組み立てるのに手間が掛かったりするという問題点があった。
また、上述の問題点を解決する方法として、ロボットの関節をばね構造としたり、柔軟素材にしたりすることで、人がロボットと接触した際の衝撃を緩和する技術が実用化されている。しかしながら、この方法では、人とロボットとの接触事故を解消するわけではないため、十分な安全が確保されているとは言えない。また、衝撃を緩和させるためにロボットの動作を低速にすることによって、生産性が低下するという問題点があった。
特許文献1には、作業空間を人と共有する産業用ロボットの安全化を図る安全装置について開示されている。特許文献1の安全装置は、ロボットの侵入検知装置と、作業者の侵入検知装置との組を一つ以上備える。特許文献1の安全装置は、ロボットと作業者とがともに侵入できない侵入禁止領域を設定し、その侵入禁止領域にロボットおよび作業者のいずれかが侵入した際にロボットの動作を制限する。
特許文献2には、人間と共同して作業を行う人間協調型産業用ロボットの安全制御装置について開示されている。特許文献2の安全制御装置は、作業者の現在位置および移動速度に基づいて作業者の将来位置を予測するとともに、ロボットの現在位置および移動速度に基づいてロボットの将来位置を予測する。特許文献2の安全制御装置は、作業者およびロボットの将来位置に基づいて、作業者とロボットとの接触可能性を判断し、その判断結果に応じた処理を行う。
特開2007-283450号公報 特開2010-120139号公報
特許文献1の手法によれば、ロボットおよび作業者のいずれかが侵入禁止領域に侵入した際にロボットの動作を制限するため、ロボットと人との接触事故を低減できる。しかし、特許文献1の手法では、余分な侵入禁止領域を生産ライン内に設定する必要があるため、作業エリアが制限されるという問題点があった。また、特許文献1の手法では、ロボットおよび作業者が侵入禁止領域に同じタイミングで侵入した際に、動作中のロボットと人とが接触する可能性があるという問題点があった。
特許文献2の手法によれば、ロボットと作業者の共同作業中に必要以上にロボットが停止することがないので、作業効率の低下を抑制することができる。しかし、特許文献2の手法では、ロボットの将来位置に関しては精度よく予測できるものの、作業者の将来位置に関しては不確定要素が多いために精度よく予測できない。そのため、特許文献2の手法では、作業者の予期しない急激な動きには対応しきれないという問題点があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、ロボットと作業者とが協働して作業する際に、作業者の動作予測に基づいてロボットと作業者との接触を防止できる安全制御装置を提供することにある。
本発明の一態様の安全制御装置は、生産ラインで作業する作業者の視線情報と、生産ラインで稼働するロボットおよび作業者の位置情報とを入力とする入力手段と、作業者の視線情報に基づいて作業者の動作を予測する第1予測手段と、ロボットおよび作業者の位置情報に基づいてロボットと作業者との間の距離を計算する距離計算手段と、第1予測手段によって予測された作業者の予測動作と、ロボットと作業者との間の距離とに基づいて、所定時間後におけるロボットと作業者との間の距離を予測する第2予測手段と、予め格納された基準値と、第2予測手段によって予測されたロボットと作業者との間の予測距離との大小関係によって、ロボットと作業者とが所定時間後に接触するか否かを予測した結果に応じた制御信号を生成する接触予測手段と、接触予測手段によって生成された制御信号をロボットに出力する出力手段とを備える。
本発明の一態様の安全制御方法では、生産ラインで作業する作業者の視線情報と、生産ラインで稼働するロボットおよび作業者の位置情報とを入力し、作業者の視線情報に基づいて作業者の動作を予測し、ロボットおよび作業者の位置情報に基づいてロボットと作業者との間の距離を計算し、作業者の予測動作と、ロボットと作業者との間の距離とに基づいて、所定時間後におけるロボットと作業者との間の距離を予測し、予め格納された基準値と、予測されたロボットと作業者との間の予測距離との大小関係によって、ロボットと作業者とが所定時間後に接触するか否かを予測した結果に応じた制御信号を生成し、生成した制御信号をロボットに出力する。
本発明の一態様のプログラムは、生産ラインで作業する作業者の視線情報と、生産ラインで稼働するロボットおよび作業者の位置情報とを入力する処理と、作業者の視線情報に基づいて作業者の動作を予測する処理と、ロボットおよび作業者の位置情報に基づいてロボットと作業者との間の距離を計算する処理と、作業者の予測動作と、ロボットと作業者との間の距離とに基づいて、所定時間後におけるロボットと作業者との間の距離を予測する処理と、予め格納された基準値と、予測されたロボットと作業者との間の予測距離との大小関係によって、ロボットと作業者とが所定時間後に接触するか否かを予測した結果に応じた制御信号を生成する処理と、生成した制御信号をロボットに出力する処理とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、ロボットと作業者とが協働して作業する際に、作業者の動作予測に基づいてロボットと作業者との接触を防止できる安全制御装置を提供することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る安全制御システムを生産ラインに配置する一例を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態に係る安全制御システムが設置された生産ラインにおいてロボットが作業者に接近する例を示す概念図である。 発明の第1の実施形態に係る安全制御システムが設置された生産ラインにおいてロボットが退避動作を行った例を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態に係る安全制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る安全制御システムの動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る安全制御システムを搭載するロボットを生産ラインに配置する一例を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態に係る安全制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る安全制御システムを生産ラインに配置する一例を示す概念図である。 本発明の第3の実施形態に係る安全制御システムを生産ラインに配置する一例を示す概念図である。 本発明の各実施形態に係る安全制御装置のハードウェア構成の一例を示す概念図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。なお、以下の実施形態の説明に用いる全図においては、特に理由がない限り、同様箇所には同一符号を付す。また、以下の実施形態において、同様の構成・動作に関しては繰り返しの説明を省略する場合がある。また、図面中の矢印の向きは、一例を示すものであり、ブロック間の信号の向きを限定するものではない。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る安全制御システムについて図面を参照しながら説明する。本実施形態の安全制御システムは、作業者とロボットとが協働する生産ラインにおいて、視線検出装置で作業者の視線を検出して作業者の次の動作を予測する。そして、本実施形態の安全制御システムは、予想される作業者の次の動作と、現在のロボットと作業者との間の距離とに基づいて、接触する可能性を判定する。また、本実施形態では、ロボットが作業者と接触すると予測される場合は、ロボットに退避動作をとらせることによって、作業者の安全を確保する。なお、以下において、ロボットとは、生産ラインにおいて人間の代わりに作業を行う産業用ロボットや機械装置のことを示す。
(構成)
図1は、ロボット30と作業者とが協働する生産ラインを天井の視座から俯瞰した概念図である。図1の例では、作業者は、ロボット30に対して生産ラインの下流側に位置する。本実施形態に係る表示システムは、安全制御装置10、視線検出装置21および位置測定装置22によって構成される。
視線検出装置21は、作業者の視線を検出可能な位置に配置される。例えば、視線検出装置21は、作業者の正面側に配置される。視線検出装置21は、作業者の視線を検出し、検出した作業者の視線に関する情報(以下、視線データ)を安全制御装置10に送信する。
例えば、視線検出装置21は、カメラで目を含む範囲を撮影し、目頭や目尻などの基準点に対する虹彩の位置に基づいて視線を検出する。また、例えば、視線検出装置21は、顔特徴点検出技術を用いて、目頭や目尻、瞳などといった部分の特徴からカメラ方向に対する視線の角度を算出してもよい。また、例えば、視線検出装置21は、顔に照射した赤外線の反射光を赤外線カメラで撮影し、角膜反射の位置に対する瞳孔の位置に基づいて視線を検出してもよい。
位置測定装置22は、ロボット30と作業者とを同時に認識できる位置に配置される。位置測定装置22は、ロボット30および作業者の位置を測定する。位置測定装置22は、ロボット30および作業者の位置の測定結果(位置情報と呼ぶ)を安全制御装置10に送信する。例えば、位置測定装置22は、ロボット30と作業者とを撮像することで生成される画像データ上で、ロボット30および作業者の位置を測定する。なお、本実施形態においては、位置測定装置22がロボット30と作業者との距離を直接に測定する例を示すが、ロボット30と作業者との位置関係を間接的に把握するように構成してもよい。また、位置測定装置22は、位置検出装置の一形態である。
ロボット30は、可動式のアーム31を有する。ロボット30は、アーム31を動作させて作業台100の上の製品(以下、対象物110)に作業を加える。ロボット30は、対象物110に対する作業が完了すると、その対象物110を作業者へ受け渡す。また、ロボット30は、安全制御装置10の安全制御に応じてアーム31を退避させる。
安全制御装置10は、視線検出装置21から作業者の視線情報を受信するとともに、位置測定装置22からロボット30および作業者の位置情報を受信する。
例えば、安全制御装置10は、作業者が予め設定した時間以上対象物110を注視した場合、作業者の次の動作として対象物110に手を伸ばすと予測する。
安全制御装置10には、安全が確保できるロボット30と作業者との間の距離の基準値を予め格納しておく。安全制御装置10は、視線検出装置21の検出結果から予想される作業者の次の動作と、位置測定装置22によるロボット30と作業者との間の距離の測定結果とに基づいて、ロボット30と作業者との間の予測距離を算出する。安全制御装置10は、ロボット30と作業者との間の予測距離と基準値とを比較する。
安全制御装置10は、予測距離が基準値以下の場合は、ロボット30と作業者とが接触する可能性があると判定し、ロボット30に退避動作を指示するための制御信号を生成する。そして、安全制御装置10は、ロボット30に退避動作を指示するための制御信号を送信する。一方、安全制御装置10は、予測距離が基準値を超える場合は、ロボット30と作業者とが接触する可能性がないと判定し、制御信号を生成しない。
図2は、ロボット30のアーム31が作業者に接近している状態を示す。図2の状態において、安全制御装置10は、作業者の視線から予測される作業者の次の動作と、アーム31と作業者との間の距離とを用いて算出されるアーム31と作業者との間の予測距離に基づいて、ロボット30を制御する。
図3は、図2の状態において、制御信号を受信したロボット30がアーム31を退避させた状態を示す。図3のように、ロボット30と作業者とが接触しないようにアーム31を退避させれば、作業者の安全が確保される。アーム31の退避位置は、事前に決めておいてもよいし、アーム31と作業者との間の所定時間後の距離に応じて変更してもよい。例えば、所定時間後に作業者の体の一部が事前に決めておいた退避位置に重なる可能性があれば、より遠くの位置にアーム31を退避させる制御をしてもよい。
〔安全制御装置〕
次に、図4を参照しながら安全制御装置10の詳細構成について説明する。図4のように、安全制御装置10は、入力手段11、第1予測手段12、距離計算手段13、第2予測手段14、接触予測手段15、出力手段16を備える。安全制御装置10は、視線検出装置21、位置測定装置22およびロボット30に接続される。
入力手段11は、視線検出装置21、位置測定装置22、第1予測手段12、距離計算手段13に接続される。入力手段11は、視線検出装置21から作業者の視線に関する視線情報を入力とするとともに、位置測定装置22からロボット30および作業者の位置情報を入力とする。入力手段11は、第1予測手段12に視線情報を出力し、距離計算手段13に位置情報を出力する。
第1予測手段12は、入力手段11、第2予測手段14に接続される。第1予測手段12は、入力手段11から視線情報を取得する。第1予測手段12は、取得した視線情報から作業者の動作を予測する。第1予測手段12は、作業者の予測動作を第2予測手段14に出力する。
例えば、第1予測手段12は、作業者の視線が一定時間止まった場合には、その作業者が対象物110に手を伸ばすと予測する。また、例えば、第1予測手段12は、作業者の視線が生産ラインの下流側から上流側に移動した際には、作業者が生産ラインの下流側から上流側に何らかの移動をするものと予測する。なお、作業者の視線から予測される作業者の動作はここで挙げた限りではない。
距離計算手段13は、入力手段11、第2予測手段14に接続される。距離計算手段13は、ロボット30および作業者の位置情報を入力手段11から取得する。距離計算手段13は、ロボット30および作業者の位置情報を用いて、ロボット30と作業者との間の距離を計算する。距離計算手段13は、算出したロボット30と作業者との間の距離を第2予測手段14に出力する。
第2予測手段14は、作業者の予測動作を第1予測手段12から取得するとともに、ロボット30と作業者との間の距離を距離計算手段13から取得する。第2予測手段14は、作業者の予測動作と、ロボット30と作業者との距離とに基づいて、ロボット30と作業者との予測距離を算出する。第2予測手段14は、算出した予測距離を接触予測手段15に出力する。
接触予測手段15は、第2予測手段14、出力手段16に接続される。接触予測手段15には、予測距離との大小関係で接触判定をするための基準値が予め格納される。また、接触予測手段15は、第2予測手段14から予測距離を取得する。接触予測手段15は、予め格納しておいた基準値と、第2予測手段14から取得した予測距離とを比較する。
予測距離が基準値以下の場合、接触予測手段15は、ロボット30と作業者とが接触すると判定し、ロボット30に回避動作を指示するための制御信号を生成する。接触予測手段15は、生成した制御信号を出力手段17に出力する。一方、予測距離が基準値を超える場合、接触予測手段15は、制御信号を生成しない。
出力手段16は、接触予測手段15、ロボット30に接続される。出力手段16は、接触予測手段15から制御信号を取得すると、取得した制御信号をロボット30に出力する。
以上が、本実施形態の安全制御システムの構成についての説明である。次に、本実施形態の安全制御システムの動作について図面を参照しながら説明する。
(動作)
図5は、安全制御装置1の動作について説明するためのフローチャートである。図5の一連の動作は、ロボット30が稼働中は所定のタイミングで繰り返し行われる。所定のタイミングは、安全性の基準や生産性を考慮し、適宜設定すればよい。
図5において、まず、安全制御装置10は、視線検出装置21から視線情報を取得するとともに、位置測定装置22からロボット30および作業者の位置情報を取得する(ステップS11)。
次に、安全制御装置10は、視線情報に基づいて作業者の動作を予測する(ステップS12)。例えば、安全制御装置10は、作業者が、対象物110を予め設定した基準値以上の時間にわたって見続けている場合には、その対象物110に手を伸ばすものと推測する。
次に、安全制御装置10は、ロボット30および作業者の位置情報を用いて、ロボット30および作業者の位置を検出し、ロボット30と作業者との間の距離を算出する(ステップS13)。
安全制御装置10は、予測した作業者の動作と、ロボット30と作業者との間の距離とに基づいて、ロボット30と作業者との予測距離を算出する(ステップS14)。
予測距離が基準値以下の場合(ステップS15でYes)、安全制御装置10は、ロボット30に退避動作を指示する制御信号を生成する(ステップS16)。そして、安全制御装置10は、ロボット30に制御信号を送信する(ステップS17)。一方、予測距離が基準値を超える場合(ステップS15でNo)、安全制御装置10は何もしない。
以上が、本実施形態の安全制御装置1の動作についての説明である。
以上のように、本実施形態では、作業者とロボットとが協働する生産ラインにおいて、作業者の視線を検出して作業者の次の動作を予測し、予測した作業者の動作に基づいて作業者とロボットとの接触可能性を予測する。そして、本実施形態の安全制御装置は、作業者とロボットとの接触可能性がある場合には、ロボットの動作を制御することによってロボットと作業者との接触を回避するため、作業者の安全を確保することができる。
また、本実施形態では、ロボットの動作速度を落とす必要以上の退避動作を避ければ、生産性を下げることがない。そのため、本実施形態によれば、ロボットの生産性を下げることなく、ロボットと作業者とが協働する生産ラインにおける安全性を確保できる。また、本実施形態によれば、ロボットの周囲に安全柵を設ける必要がないため、安全策の設置スペースの確保やレイアウト変更後の安全柵の組み立てなどの手間を削減できる。
上記においては、ロボットの外部に安全制御装置を配置する例について説明した。本実施形態の安全制御装置は、ロボットに搭載してもよい。図6は、本実施形態の安全制御装置10を搭載したロボット30-2を含む安全制御システムの概念図である。図6の例によれば、安全制御装置10とロボット30とを一体化することによって、安全制御システムの設置スペースを削減できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る安全制御システムについて図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、第1の実施形態と同様の内容については説明を省略する。
図7は、本実施形態の安全制御システムの構成を示すブロック図である。また、図8は、本実施形態の安全制御システムの配置例を示す概念図である。本実施形態の安全制御システムは、位置測定装置22の代わりに空間認識装置23を備える。なお、位置測定装置22に加えて、空間認識装置23を設置するように構成してもよい。
空間認識装置23は、天井の視座から生産ラインの空間を認識し、認識した結果を安全制御装置10に送信する。例えば、空間認識装置23は、生産ラインを上方から撮像した画像データを取得し、その画像データ上でロボット30と作業者との間の距離を計測する。また、例えば、空間認識装置23は、生産ラインを上方から撮影した動画を取得し、動画を構成するフレーム間におけるロボット30や作業者の動きを解析することによって、ロボット30と作業者との接触を予測する。なお、空間認識装置23は、位置検出装置の一形態である。
入力手段11は、視線検出装置21から作業者の視線に関する視線情報を入力とするとともに、空間認識装置23から生産ラインの空間認識情報を入力とする。例えば、空間認識情報は、生産ラインを天井側の視座から撮像した画像データである。入力手段11は、第1予測手段12に視線情報を出力し、第2予測手段14に空間認識情報を出力する。なお、第1予測手段12にも空間認識情報を出力し、空間認識情報を作業者の動作予測に使用してもよい。
距離計算手段13は、天井に配置される空間認識装置23の視座から俯瞰した生産ラインの画像データからロボット30と作業者との間の距離を計算する。第2予測手段14は、第1予測手段12によって予測された作業者の予測動作と、ロボット30と作業者との間の距離とに基づいて、所定時間後のロボット30と作業者との間の予測距離を算出する。その他の構成要素の機能や動作については、第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
以上のように、本実施形態によれば、天井に設置した空間装置によって生産ラインを俯瞰的に見るため、ロボットと作業者との距離を計測する装置の設置スペースを削減できる。また、本実施形態によれば、局所的なロボットと作業者との位置関係のみならず、生産ラインを全体に把握することもできるため、隣接したスペースではないところで稼働しているロボットと作業者との接触まで予測できる。
また、第1の実施形態の位置検出装置と、第2の実施形態の空間認識装置とを組み合わせれば、ロボットと作業者との位置関係を二つの視座から把握できるので、より高精度の安全制御が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る安全制御システムについて図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、第1および第2の実施形態と同様の内容については説明を省略する。
図9は、本実施形態の安全制御システムの配置例を示す概念図である。本実施形態の安全制御システムは、作業者の足元に検知マット24を備える。検知マット24は、複数の感圧部がアレイ状に並べられた構造を有し、検知マット24上の作業者によって圧力が加えられている位置の情報を安全制御装置10に出力する。なお、検知マット24は、位置検出装置の一形態である。
例えば、安全制御装置10の第1予測手段12は、作業者の視線情報に加えて、検知マット24によって取得される作業者の位置情報を入力とする。第1予測手段12は、検知マット24からの検知信号によって作業者の状況を把握する。第1予測手段12は、視線情報に加えて、把握した検知マット24の上の作業者の状況に基づいた予測動作を第2予測手段14に出力する。その他の構成要素の機能や動作については、第1および第2の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、本実施形態によれば、検知マット上で作業する作業者の位置や状況を検知できる。そのため、本実施形態によれば、視線検出装置が作業者の視線を追尾できなくなっても、作業者の動作や位置を検出できる。そのため、本実施形態によれば、より安定したロボットの安全制御が可能となる。
(ハードウェア)
ここで、本実施形態に係る表示システムの安全制御装置を実現するハードウェアについて、図10のコンピュータ90を一例として挙げて説明する。なお、図10のコンピュータ90は、各実施形態の安全制御装置を実現するための構成例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
図10のように、コンピュータ90は、プロセッサ91、主記憶装置92、補助記憶装置93、入出力インターフェース95および通信インターフェース96を含む。図10においては、インターフェースをI/F(Interface)と略して表記している。プロセッサ91、主記憶装置92、補助記憶装置93、入出力インターフェース95および通信インターフェース96は、バス99を介して互いにデータ授受可能に接続される。また、プロセッサ91、主記憶装置92、補助記憶装置93および入出力インターフェース95は、通信インターフェース96を介して、インターネットやイントラネットなどのネットワークに接続される。
プロセッサ91は、補助記憶装置93等に格納されたプログラムを主記憶装置92に展開し、展開されたプログラムを実行する。本実施形態においては、コンピュータ90にインストールされたソフトウェアプログラムを用いる構成とすればよい。プロセッサ91は、本実施形態に係る安全制御装置が実行する演算処理や制御処理を実行する。
主記憶装置92は、プログラムが展開される領域を有する。主記憶装置92は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリとすればよい。また、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)などの不揮発性メモリを主記憶装置92として構成したり、追加したりしてもよい。
補助記憶装置93は、データを記憶する手段である。補助記憶装置93は、ハードディスクやフラッシュメモリなどのローカルディスクによって構成される。なお、主記憶装置92にデータを記憶させる構成とし、補助記憶装置93を省略してもよい。
入出力インターフェース95は、コンピュータ90と周辺機器との接続規格に基づいて、コンピュータ90と周辺機器とを接続する装置である。通信インターフェース96は、規格や仕様に基づいて、インターネットやイントラネットなどのネットワークに接続するためのインターフェースである。入出力インターフェース95および通信インターフェース96は、外部機器と接続するインターフェースとして共通化してもよい。
コンピュータ90には、必要に応じて、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力機器を接続できるように構成してもよい。それらの入力機器は、情報や設定の入力に使用される。なお、タッチパネルを入力機器として用いる場合は、表示機器の表示画面が入力機器のインターフェースを兼ねる構成とすればよい。プロセッサ91と入力機器との間のデータ授受は、入出力インターフェース95に仲介させればよい。
また、コンピュータ90には、情報を表示するための表示機器を備え付けてもよい。表示機器を備え付ける場合、コンピュータ90には、表示機器の表示を制御するための表示制御装置(図示しない)が備えられていることが好ましい。表示機器は、入出力インターフェース95を介してコンピュータ90に接続すればよい。
また、コンピュータ90には、必要に応じて、リーダライタを備え付けてもよい。リーダライタは、バス99に接続される。リーダライタは、プロセッサ91と図示しない記録媒体(プログラム記録媒体とも呼ぶ)との間で、記録媒体からのデータ・プログラムの読み出しや、コンピュータ90の処理結果の記録媒体への書き込みなどを仲介する。記録媒体は、例えばSD(Secure Digital)カードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの半導体記録媒体などで実現できる。また、記録媒体は、フレキシブルディスクなどの磁気記録媒体、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光学記録媒体やその他の記録媒体によって実現してもよい。
以上が、本発明の各実施形態に係る安全制御装置を可能とするためのハードウェア構成の一例である。本発明の各実施形態に係る安全制御装置を構成する要素の少なくともいずれかは、図10のコンピュータ90によって実現される。例えば、本発明の各実施形態に係る安全制御装置を構成する要素は、図10のコンピュータ90において動作するソフトウェアによって実現できる。また、本発明の各実施形態に係る安全制御装置を構成する要素は、各構成要素の機能を有する回路によって実現してもよい。
また、本発明の各実施形態に係る安全制御装置による処理をコンピュータに実行させるプログラムも本発明の範囲に含まれる。さらに、本発明の各実施形態に係るプログラムを記録したプログラム記録媒体も本発明の範囲に含まれる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10 安全制御装置
11 入力手段
12 第1予測手段
13 距離計算手段
14 第2予測手段
15 接触予測手段
16 出力手段
21 視線検出装置
22 位置検出装置
23 空間認識装置
24 検知マット
30 ロボット
31 アーム

Claims (9)

  1. 生産ラインで作業する作業者の視線情報と、前記生産ラインで稼働するロボットおよび前記作業者の位置情報とを入力とする入力手段と、
    前記作業者の視線情報に基づいて、前記生産ラインを流れる対象物に対する前記作業者の動作を予測する第1予測手段と、
    前記ロボットおよび前記作業者の位置情報に基づいて前記ロボットと前記作業者との間の距離を計算する距離計算手段と、
    前記第1予測手段によって予測された前記作業者の予測動作と、前記ロボットと前記作業者との間の距離とに基づいて、所定時間後における前記ロボットと前記作業者との間の距離を予測する第2予測手段と、
    予め格納された基準値と、前記第2予測手段によって予測された前記ロボットと前記作業者との間の予測距離との大小関係によって、前記ロボットと前記作業者とが前記所定時間後に接触するか否かを予測した結果に応じた制御信号を生成する接触予測手段と、
    前記接触予測手段によって生成された前記制御信号を前記ロボットに出力する出力手段とを備え、
    前記第1予測手段は、
    前記作業者の視線が一定時間動かなかった場合に、前記生産ラインを流れる対象物に前記作業者が手を伸ばすと予測する安全制御装置。
  2. 前記接触予測手段は、
    前記予測距離が前記基準値以下の場合、前記制御信号を生成する請求項1に記載の安全制御装置。
  3. 前記位置情報は、前記ロボットおよび前記作業者の正面側に設置された位置検出装置によって取得される請求項1または2に記載の安全制御装置。
  4. 前記位置情報は、前記ロボットおよび前記作業者の上方に設置された空間認識装置によって取得される請求項1乃至のいずれか一項に記載の安全制御装置。
  5. 前記位置情報は、前記作業者の足下に設置された検知マットによって取得される請求項1乃至のいずれか一項に記載の安全制御装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の安全制御装置を搭載し、前記安全制御装置によって安全制御されるロボット。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の安全制御装置と、
    前記作業者の視線を検出する視線検出装置と、
    前記ロボットおよび前記作業者の位置を検出するための前記位置情報を取得する位置検出装置とを備える安全制御システム。
  8. 生産ラインで作業する作業者の視線情報と、前記生産ラインで稼働するロボットおよび前記作業者の位置情報とを入力し、
    前記作業者の視線情報に基づいて前記作業者の動作を予測し、
    前記ロボットおよび前記作業者の位置情報に基づいて前記ロボットと前記作業者との間の距離を計算し、
    前記作業者の予測動作と、前記ロボットと前記作業者との間の距離とに基づいて、所定時間後における前記ロボットと前記作業者との間の距離を予測し、
    予め格納された基準値と、予測された前記ロボットと前記作業者との間の予測距離との大小関係によって、前記ロボットと前記作業者とが前記所定時間後に接触するか否かを予測した結果に応じた制御信号を生成し、
    生成した前記制御信号を前記ロボットに出力し、
    前記作業者の動作の予測では、作業者の視線が一定時間動かなかった場合に、前記生産ラインを流れる対象物に前記作業者が手を伸ばすと予測する安全制御方法。
  9. コンピュータに、
    生産ラインで作業する作業者の視線情報と、前記生産ラインで稼働するロボットおよび前記作業者の位置情報とを入力する処理と、
    前記作業者の視線情報に基づいて前記作業者の動作を予測する処理と、
    前記ロボットおよび前記作業者の位置情報に基づいて前記ロボットと前記作業者との間の距離を計算する処理と、
    前記作業者の予測動作と、前記ロボットと前記作業者との間の距離とに基づいて、所定時間後における前記ロボットと前記作業者との間の距離を予測する処理と、
    予め格納された基準値と、予測された前記ロボットと前記作業者との間の予測距離との大小関係によって、前記ロボットと前記作業者とが前記所定時間後に接触するか否かを予測した結果に応じた制御信号を生成する処理と、
    生成した前記制御信号を前記ロボットに出力する処理と、を実行させ、
    前記作業者の動作を予測する処理では、作業者の視線が一定時間動かなかった場合に、前記生産ラインを流れる対象物に前記作業者が手を伸ばすと予測する処理を実行させるプログラム。
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