JP7051377B2 - 車載用電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用電力変換装置に関し、特に、主機バッテリと車両駆動用のモータジェネレータとの間で授受される電力を調整する電力変換回路を備えると共に、補機バッテリを充電する回路を備える装置に関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車等の電動車両が広く用いられている。電動車両には、車両駆動用のモータジェネレータに電力を供給するためのバッテリが搭載されている。バッテリからモータジェネレータに供給される電力は、昇圧コンバータ、インバータ等の電力変換回路によって調整される。また、エンジンの駆動力や回生制動によってモータジェネレータが発電した電力は、電力変換回路によって調整されバッテリに供給される。このようにしてバッテリは、モータジェネレータによる発電電力によって充電される。電動車両には、モータジェネレータによる発電電力の他、外部から供給された電力によって充電が可能なものがある。例えば、プラグイン充電装置を備えた電動車両では、商用電源から供給される電力によってバッテリが充電される。
電動車両には、走行を補助するための補機が搭載されており、補機に電源電力を供給する補機バッテリが搭載されている。補機には、例えば、走行状態を制御するコントロールユニットや、ウインカー、ワイパー等のアクセサリ機器がある。補機に電源電力を供給する補機バッテリに対し、車両駆動用のモータジェネレータに電力を供給する上述のバッテリは主機バッテリと称される。補機バッテリは、主機バッテリから供給される電力や、モータジェネレータの発電電力によって充電される。
図10には、電動車両に搭載される電力変換装置の構成が示されている。電力変換装置は、主機バッテリ10、正極リレースイッチ12P、負極リレースイッチ12N、電力変換回路14、正極DCリレースイッチ16P、負極DCリレースイッチ16N、外部充電装置18、充電回路20、および補機バッテリ22を備える。主機バッテリ10の正極は正極線24Pによって電力変換回路14に接続され、主機バッテリ10の負極は負極線24Nによって電力変換回路14に接続されている。正極線24Pおよび負極線24Nには、それぞれ、正極リレースイッチ12Pおよび負極リレースイッチ12Nが設けられている。正極線24Pのうち正極リレースイッチ12Pから電力変換回路14に至るまでの区間と、負極線24Nのうち負極リレースイッチ12Nから電力変換回路14に至るまでの区間との間には、外部充電装置18および充電回路20が並列に接続されている。正極線24Pと外部充電装置18とを接続する正極側の電力線には正極DCリレースイッチ16Pが設けられ、負極線24Nと外部充電装置18とを接続する負極側の電力線には負極DCリレースイッチ16Nが設けられている。充電回路20には、補機バッテリ22が接続されている。
車両が走行するときは、正極リレースイッチ12Pおよび負極リレースイッチ12Nがオンになり、正極DCリレースイッチ16Pおよび負極DCリレースイッチ16Nがオフになる。電力変換回路14は、主機バッテリ10と車両駆動用のモータジェネレータとの間で授受される電力を調整する。充電回路20は、正極線24Pおよび負極線24Nから補機バッテリ22に電力を供給して、補機バッテリ22を充電する。外部充電装置18が主機バッテリ10を充電するときは、正極リレースイッチ12Pおよび負極リレースイッチ12Nがオンになり、さらに、正極DCリレースイッチ16Pおよび負極DCリレースイッチ16Nがオンになる。外部充電装置18は商用電源等から取得した電力を主機バッテリ10に供給する。なお、以下の特許文献1には、図10に示された電力変換装置から充電回路20および補機バッテリ22を除いたものと同様の装置が記載されている。
特開2015-89152号公報
図10に示された車載用電力変換装置では、外部充電装置18によって主機バッテリ10を充電しているときに電力変換回路14に電圧が印加される。したがって、車両が走行していない長時間の間、電力変換回路14に電圧が印加された状態となり、電力変換回路14に用いられている電子部品の寿命が短くなってしまうことがある。また、電力変換回路14に異常が生じ、正極線24Pおよび負極線24Nが短絡されてしまった場合には、充電回路20によって補機バッテリ22を充電することが困難となってしまう。
本発明は、主機バッテリと電力変換回路との間の電力伝送経路に接続された周辺回路が電力変換回路に及ぼす影響、または、電力変換回路の異常が周辺回路に及ぼす影響を抑制することを目的とする。
本発明は、主機バッテリと、前記主機バッテリの正極および負極にそれぞれ接続された正極線および負極線と、前記正極線に設けられた正極リレーと、前記負極線に設けられた負極リレーと、前記主機バッテリに充電電力を供給する一対のDC電力線と、前記一対のDC電力線のうちの少なくとも一方に設けられたDCリレーと、前記主機バッテリ、前記正極リレー、前記負極リレーおよび前記DCリレーを収容する筐体、を備える電池パックであって、前記正極線、前記負極線、前記一対のDC電力線が、前記筐体から引き出された電池パックと、前記主機バッテリと車両駆動用のモータジェネレータとの間で授受される電力を調整する電力変換回路と、補機バッテリと、前記補機バッテリを充電する充電回路と、を備え、前記正極線は、前記主機バッテリと前記電力変換回路との間に設けられ、前記負極線は、前記主機バッテリと前記電力変換回路との間に設けられ、前記一対のDC電力線は、前記正極線のうち前記正極リレーの前記主機バッテリ側の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーの前記電力変換回路側の区間に他方が接続され、または、前記正極線のうち前記正極リレーの前記電力変換回路側の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーの前記主機バッテリ側の区間に他方が接続されており、前記充電回路は、前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の充電線であって、前記正極リレーと前記電力変換回路との間から一方が引き出され、前記負極リレーと前記電力変換回路との間から他方が引き出された一対の充電線と、前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の第2充電線であって、前記主機バッテリと前記正極リレーとの間から一方が引き出され、前記主機バッテリと前記負極リレーとの間から他方が引き出された一対の第2充電線と、に接続され、前記第2充電線が前記筐体から引き出されていることを特徴とする。望ましくは、前記筐体に収容され、前記第2充電線のうちの少なくとも一方に設けられた充電リレースイッチを備える。
本発明は、主機バッテリと、前記主機バッテリと車両駆動用のモータジェネレータとの間で授受される電力を調整する電力変換回路と、前記主機バッテリと前記電力変換回路との間の正極線に設けられた正極リレーと、前記主機バッテリと前記電力変換回路との間の負極線に設けられた負極リレーと、前記正極線および前記負極線のうち少なくとも一方に設けられた第3リレーであって、前記正極リレーよりも前記電力変換回路側、または、前記負極リレーよりも前記電力変換回路側、または、前記正極リレーおよび前記負極リレーよりも前記電力変換回路側に設けられた第3リレーと、補機バッテリと、前記補機バッテリを充電する充電回路と、前記主機バッテリに充電電力を供給する一対のDC電力線と、を備え、前記一対のDC電力線は、前記正極線のうち前記正極リレーと前記第3リレーとの間の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーの前記電力変換回路側の区間に他方が接続され、または、前記正極線のうち前記正極リレーの前記電力変換回路側の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーと前記第3リレーとの間の区間に他方が接続され、または、前記正極線のうち前記正極リレーと前記第3リレーとの間の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーともう1つの前記第3リレーとの間の区間に他方が接続されており、前記充電回路は、前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の充電線であって、前記一対のDC電力線に対して並列に前記正極線および前記負極線から引き出された一対の充電線に接続され、前記充電回路は、さらに、前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の第2充電線であって、前記主機バッテリと前記正極リレーとの間から一方が引き出され、前記主機バッテリと前記負極リレーとの間から他方が引き出された一対の第2充電線に接続されていることを特徴とする。
望ましくは、前記正極リレー、前記負極リレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、車両が走行しているときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は、前記主機バッテリから前記モータジェネレータに力行電力を供給し、または、前記モータジェネレータから前記主機バッテリおよび前記充電線に発電電力を供給し、前記車両が走行しているときに、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記電力変換回路から前記充電線を介して前記発電電力を前記補機バッテリに供給し、または、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給する。
望ましくは、前記正極リレー、前記負極リレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は電力調整動作を停止し、前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部は、前記正極リレーおよび前記負極リレーのうち、前記DC電力線よりも前記主機バッテリ側にある一方をオンにし、他方をオフにする。
望ましくは、前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給する。望ましくは、前記正極リレー、前記負極リレー、前記第3リレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は電力調整動作を停止し、前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部は、前記正極リレーおよび前記負極リレーをオンにし、前記第3リレーをオフにする。望ましくは、 前記正極リレー、前記負極リレー、前記第3リレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は電力調整動作を停止し、前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部は、前記正極リレーおよび前記負極リレーをオンにし、前記第3リレーをオフにし、前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給する。
望ましくは、前記車載用電力変換装置が備えるリレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、前記主機バッテリに異常があるときの退避走行時に、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は、前記モータジェネレータから前記充電線に発電電力を供給し、前記主機バッテリに異常があるときの退避走行時に、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記電力変換回路から前記充電線を介して前記発電電力を前記補機バッテリに供給する。
望ましくは、前記車載用電力変換装置が備えるリレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、前記電力変換回路に異常があるときの退避走行時に、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給する。
望ましくは、前記正極線に設けられた追加正極リレーと、前記負極線に設けられた追加負極リレーと、を備え、前記正極線のうち、前記正極リレーと前記追加正極リレーとの間の区間に前記一対のDC電力線のうちの一方が接続され、前記負極線のうち、前記負極リレーと前記追加負極リレーとの間の区間に前記一対のDC電力線のうちの他方が接続されている。
本発明によれば、主機バッテリと電力変換回路との間の電力伝送経路に接続された周辺回路が電力変換回路に及ぼす影響、または、電力変換回路の異常が周辺回路に及ぼす影響を抑制することができる。
第1実施形態に係る車載用電力変換装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る車載用電力変換装置の変形例を示す図である。 第1実施形態に係る車載用電力変換装置の変形例を示す図である。 第1実施形態に係る車載用電力変換装置の変形例を示す図である。 第2実施形態に係る車載用電力変換装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係る車載用電力変換装置の変形例を示す図である。 第3実施形態に係る車載用電力変換装置の構成を示す図である。 第3実施形態に係る車載用電力変換装置の変形例を示す図である。 第4実施形態に係る車載用電力変換装置の構成を示す図である。 車載用電力変換装置の構成を示す図である。
(1)第1実施形態
(1-1)構成
図1には、本発明の実施形態に係る車載用電力変換装置の構成が示されている。車載用電力変換装置は、主機バッテリ10、正極リレースイッチ12P、負極リレースイッチ12N、走行インバータ40、正極充電リレースイッチ28P、負極充電リレースイッチ28N、充電リレースイッチ34、充電回路32、補機バッテリ22、DCリレースイッチ16、外部充電装置18Aおよび制御部100を備える。車載用電力変換装置は、ハイブリッド自動車、電気自動車等の電動車両に搭載される。以下の説明では、「リレースイッチ」を単に「リレー」という。
主機バッテリ10の正極は正極線24Pによって走行インバータ40に接続され、主機バッテリ10の負極は負極線24Nによって走行インバータ40に接続されている。正極線24Pおよび負極線24Nには、それぞれ、正極リレー12Pおよび負極リレー12Nが設けられている。
正極線24Pのうち正極リレー12Pから走行インバータ40に至るまでの区間と、負極線24Nのうち主機バッテリ10の負極から負極リレー12Nに至るまでの区間との間には、一対のDC電力線30によって外部充電装置18Aが接続されている。負極側のDC電力線30にはDCリレー16が設けられている。
また、正極線24Pのうち正極リレー12Pから走行インバータ40に至るまでの区間と、負極線24Nのうち負極リレー12Nから走行インバータ40に至るまでの区間との間には、一対の充電線25によって充電回路32が接続されている。正極側の充電線25には充電リレー34が設けられている。充電回路32には、補機バッテリ22が接続されている。
さらに、正極線24Pのうち主機バッテリ10の正極と正極リレー12Pとの間の区間と、負極線24Nのうち主機バッテリ10の負極と負極リレー12Nとの間の区間との間には、一対の第2充電線26によって充電回路32が接続されている。正極側の第2充電線26には正極充電リレー28Pが設けられ、負極側の第2充電線26には負極充電リレー28Nが設けられている。
充電回路32は、第1プライマリ・スイッチング回路36A、第2プライマリ・スイッチング回路36B、およびセカンダリ・スイッチング回路38を備える。これらのスイッチング回路は、トランスによって磁気的に相互に結合されている。以下の説明では、「スイッチング回路」を「SW回路」(SWitching回路)という。
第1プライマリ・SW回路36Aは一対の充電線25によって、正極線24Pおよび負極線24Nに接続されている。第2プライマリ・SW回路36Bは、一対の第2充電線26によって主機バッテリ10の正極および負極に接続されている。
制御部100は、車両の状態またはユーザの操作に応じて、走行インバータ40、充電回路32、外部充電装置18Aおよび各リレーを制御する。走行インバータ40、充電回路32、および外部充電装置18Aは、制御部100の制御に応じて動作する。また、各リレーは、制御部100の制御によってオフからオンに制御され、または、オンからオフに制御される。
なお、主機バッテリ10、正極リレー12P、負極リレー12N、正極充電リレー28P、負極充電リレー28N、およびDCリレー16は同一の筐体に収容され、電池パック52が構成されている。正極線24P、負極線24N、一対のDC電力線30、一対の第2充電線26が電池パック52から引き出されている。
(1-2)走行時の動作
搭載先の車両が走行するときは、制御部100は正極リレー12Pおよび負極リレー12Nをオンにし、DCリレー16をオフにする。走行インバータ40は、主機バッテリ10から出力された直流電力を交流電力に変換して車両駆動用のモータジェネレータに供給し、モータジェネレータが発電した交流電力を直流電力に変換して主機バッテリ10に供給する交流直流変換部としての機能を有する。すなわち、走行インバータ40は、主機バッテリ10からモータジェネレータに電力を供給して車両を力行させる。また、走行インバータ40は、車両の走行によってモータジェネレータが発電した電力を主機バッテリ10に供給し、主機バッテリ10を充電する。
充電回路32は、正極線24Pおよび負極線24Nから一対の充電線25を介して電力を取得し、その取得した電力を調整して補機バッテリ22に供給し、補機バッテリ22を充電してもよい。このとき、制御部100は充電リレー34をオンにする。充電回路32における第1プライマリ・SW回路36Aおよびセカンダリ・SW回路38は、一対の充電線25から供給された電力を調整し、補機バッテリ22に出力する。
また、充電回路32は、主機バッテリ10から一対の第2充電線26を介して電力を取得し、その取得した電力を調整して補機バッテリ22に電力を供給し、補機バッテリ22を充電してもよい。このとき制御部100は正極充電リレー28Pおよび負極充電リレー28Nをオンにする。充電回路32における第2プライマリ・SW回路36Bおよびセカンダリ・SW回路38は、主機バッテリ10から一対の第2充電線26を介して供給された電力を調整し、補機バッテリ22に出力する。
(1-3)外部充電時の動作
車両停止中に外部充電装置18Aによって主機バッテリ10を充電するときは、制御部100は走行インバータ40の動作を停止し、正極リレー12Pをオンにし負極リレー12Nをオフにし、さらにDCリレー16をオンにする。これによって、走行インバータ40が負極側のDC電力線30から切り離されると共に、外部充電装置18Aから主機バッテリ10に至る充電経路が形成される。制御部100は、さらに、正極充電リレー28P、負極充電リレー28N、および充電リレー34をオフにする。
外部充電装置18Aは、車両の外部から取得した電力を一対のDC電力線30に出力する。この電力は一対のDC電力線30、正極線24Pおよび負極線24Nを介して主機バッテリ10に供給される。
外部充電装置18Aは、AC充電部181、DC充電部182、および非接触充電器50を備える。商用電源から充電用の電力を取得する場合にはAC充電部181が用いられる。AC充電部181は、ACインレット44およびAC充電器42を備える。ACインレット44には、電源ケーブルの一端に設けられたプラグが差し込まれる。この電源ケーブルの他端は、商用電源のアウトレット(コンセント)に接続される。AC充電器42は、商用電源から出力され、電源ケーブルからACインレット44に供給される交流電力を直流電力に変換して、一対のDC電力線30に出力する。
直流充電をする場合、すなわち、サービスステーション等に設置された直流電源装置から充電用の電力を取得する場合にはDC充電部182が用いられる。DC充電部182は、DCインレット48、正極DCインレットリレー46Pおよび負極DCインレットリレー46Nを備える。以下、「インレットリレー」を「ILリレー」(InLetリレー)という。
正極DCILリレー46Pは、DCインレット48の正極出力端子と正極側のDC電力線30との間に設けられ、負極DCILリレー46Nは、DCインレット48の負極出力端子と負極側のDC電力線30との間に設けられる。制御部100は、直流充電を行う場合には、正極DCILリレー46Pおよび負極DCILリレー46Nをオンにし、その他の場合にはこれらのリレーをオフにする。DCインレット48には、電源ケーブルの一端に設けられたプラグが差し込まれる。この電源ケーブルの他端は直流電源装置に接続されている。直流電源装置から出力された直流電力は一対のDC電力線30に供給される。
非接触充電をする場合、非接触充電器50が用いられる。非接触充電器50は受電コイルを備えている。サービスステーションや駐車場等に設置された非接触給電装置は、地上または地中に設置された送電コイルを備えている。非接触給電装置は、送電コイルと受電コイルとが対向するように車両が停止している状態において、送電コイルと受電コイルとの共鳴によって、非接触充電器50に電力を供給する。非接触充電器50は、非接触給電装置から供給された電力を一対のDC電力線30に出力する。
上述のように外部充電時には、負極リレー12Nがオフとなり、走行インバータ40が負極側のDC電力線30から切り離される。これによって、一対のDC電力線30に印加されている電圧は、走行インバータ40に印加されないため、走行インバータ40が有する電子部品の寿命が短縮してしまうことが回避される。
なお、外部充電時においても、充電回路32は、主機バッテリ10から一対の第2充電線26を介して補機バッテリ22に電力を供給し、補機バッテリ22を充電してもよい。このとき制御部100は正極充電リレー28Pおよび負極充電リレー28Nをオンにする。充電回路32は、主機バッテリ10から一対の第2充電線26に出力される電力を調整して補機バッテリ22に供給し、補機バッテリ22を充電する。
(1-4)主機バッテリ異常時の動作
主機バッテリ10の異常により、主機バッテリ10が十分な電力を出力できないことがある。この場合、車両は、走行インバータ40との間で電力を授受するモータジェネレータとは別の駆動装置を用いて走行してもよい。この駆動装置には、モータジェネレータとの間で駆動力を作用し合う発電用モータジェネレータ、エンジン等がある。このような退避走行においても補機バッテリ22から補機に電力が供給される必要がある。そこで、車載用電力変換装置は、以下に説明するように、モータジェネレータの発電電力によって補機バッテリ22を充電してもよい。この際の充電経路は、モータジェネレータ、走行インバータ40、正極線24Pおよび負極線24N、一対の充電線25、ならびに充電回路32を経て補機バッテリ22に至る電力伝送経路である。
制御部100は正極充電リレー28P、負極充電リレー28N、正極リレー12P、負極リレー12NおよびDCリレー16をオフにし、充電リレー34をオンにする。走行インバータ40は、モータジェネレータが発電した電力を、正極線24Pおよび負極線24N、ならびに一対の充電線25を介して充電回路32に出力する。
充電回路32における第1プライマリ・SW回路36Aおよびセカンダリ・SW回路38は、走行インバータ40から供給された電力を調整し、補機バッテリ22に出力する。
(1-5)走行インバータ異常時の動作
走行インバータ40の異常により、走行インバータ40が主機バッテリ10とモータジェネレータとの間で授受される電力を調整することができなくなった場合にも退避走行を行ってもよい。この場合、正極線24Pおよび負極線24N、ならびに一対の充電線25が走行インバータ40によって短絡されてしまい、モータジェネレータの発電電力によって補機バッテリ22を充電することができないことがある。そこで、車載用電力変換装置は、以下に説明するように、主機バッテリ10から出力される電力によって補機バッテリ22を充電してもよい。この際の充電経路は、主機バッテリ10、一対の第2充電線26、および充電回路32を経て補機バッテリ22に至る電力伝送経路である。
制御部100は走行インバータ40の動作を停止し、正極リレー12P、負極リレー12N、DCリレー16および充電リレー34をオフにし、正極充電リレー28Pおよび負極充電リレー28Nをオンにする。充電回路32における第2プライマリ・SW回路36Bおよびセカンダリ・SW回路38は、主機バッテリ10から一対の第2充電線26を介して供給された電力を調整し、補機バッテリ22に出力する。
この動作では、走行インバータ40の異常によってモータジェネレータの発電電力を用いることができない場合であっても、主機バッテリ10が出力する電力によって補機バッテリ22が充電されるため、退避走行が妨げられない。
(1-6)変形例
車載用電力変換装置は、図1に示される構成の他、図2に示されているように、非接触充電器50を取り外した構成としてもよい。さらに、図3に示されているように、非接触充電器50およびDC充電部182を取り外した構成としてもよい。
なお、図1の車載用電力変換装置および上記の各変形例における補機バッテリ22の正極と接地導体との間にソーラパネルを接続し、ソーラパネルから出力される電力によって補機バッテリ22を充電してもよい。
図4には、図2に示されている車載用電力変換装置が備える充電回路32を独立型充電回路32Aに置き換えた車載用電力変換装置が示されている。独立型充電回路32Aは、第1プライマリ・SW回路36A、第2プライマリ・SW回路36B、第1セカンダリ・SW回路38A、および第2セカンダリ・SW回路38Bを備える。第1プライマリ・SW回路36Aおよび第1セカンダリ・SW回路38Aはトランスによって磁気的に結合している。第1プライマリ・SW回路36Aは、一対の充電線25によって正極線24Pおよび負極線24Nに接続されている。第1プライマリ・SW回路36Aおよび第1セカンダリ・SW回路38Aは、正極線24Pおよび負極線24Nから一対の充電線25を介して補機バッテリ22に電力を供給すると共に、補機バッテリ22に供給される電力を調整する。
第2プライマリ・SW回路36Bおよび第2セカンダリ・SW回路38Bはトランスによって磁気的に結合している。第2プライマリ・SW回路36Bは、一対の第2充電線26によって主機バッテリ10の正極および負極に接続されている。第2プライマリ・SW回路36Bおよび第2セカンダリ・SW回路38Bは、主機バッテリ10から一対の第2充電線26を介して補機バッテリ22に電力を供給すると共に、補機バッテリ22に供給される電力を調整する。独立型充電回路32Aでは、第1プライマリ・SW回路36Aおよび第1セカンダリ・SW回路38Aが形成する電力伝送経路と、第2プライマリ・SW回路36Bおよび第2セカンダリ・SW回路38Bが形成する電力伝送経路とが電気的および磁気的に分離されている。そのため、走行インバータ40が異常であることによって、正極線24Pと負極線24Nとが短絡した場合であっても、その影響が第2プライマリ・SW回路36Bおよび第2セカンダリ・SW回路38Bに及ばない。すなわち、走行インバータ異常時において、主機バッテリ10、一対の第2充電線26、第2プライマリ・SW回路36Bおよび第2セカンダリSW回路38Bを経て補機バッテリ22に至る電力伝送経路が受ける影響が抑制される。したがって、図1~図3に示されているような充電リレー34が一対の充電線25のいずれか一方に設けられていなくてもよい。
(2)第2実施形態
図5には第2実施形態に係る車載用電力変換装置の構成が示されている。この車載用電力変換装置は、図2に示されている電池パック52の筐体に、DCリレー16、正極DCILリレー46P、負極DCILリレー46Nおよび追加DCILリレー46Aを追加して収容し、集約型電池パック54を構成したものである。図1~図4に示される要素と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
正極線24Pのうち正極リレー12Pから走行インバータ40に至るまでの区間と、負極線24Nのうち主機バッテリ10の正極から負極リレー12Nに至るまでの区間との間には、一対のDC電力線30によってAC充電部181が接続されている。負極側のDC電力線30におけるDC充電部182とAC充電部181との間の区間にはDCリレー16が設けられている。
DCインレット48の正極出力端子は、正極DCILリレー46Pを介して正極側のDC電力線30に接続されている。DCインレット48の負極出力端子は、直列接続された追加DCILリレー46Aおよび負極DCILリレー46Nを介して負極側のDC電力線30に接続されている。追加DCILリレー46Aは負極DCILリレー46Nと連動する。すなわち、負極DCILリレー46Nがオフからオンに制御されたときは、追加DCILリレー46Aもオフからオンに制御され、負極DCILリレー46Nがオンからオフに制御されたときは、追加DCILリレー46Aもオンからオフに制御される。追加DCILリレー46Aが設けられている理由は、DCインレット48の負極出力端子から主機バッテリ10の負極に至るまでの経路に、リレーを2つ設けてオフの状態を確実にするためである。DCインレット48の正極出力端子から主機バッテリ10の正極に至るまでの経路には、正極DCILリレー46Pおよび正極リレー12Pの2つが設けられているため、追加のリレーは用いなくてもよい。これによって、リレーオフ時におけるDCインレット48の絶縁性が高まる。
商用電源からAC充電部181のACインレット44に電力を供給して主機バッテリ10を充電する場合、制御部100は正極リレー12Pをオンにし負極リレー12Nをオフにし、さらにDCリレー16をオンにする。これによって、走行インバータ40が負極側のDC電力線30から切り離されると共に、AC充電部181から主機バッテリ10に至る充電経路が形成される。制御部100は、正極充電リレー28P、負極充電リレー28N、充電リレー34、正極DCILリレー46P、負極DCILリレー46N、および追加DCILリレー46Aをオフにする。AC充電部181は、商用電源から供給された交流電力を直流電力に変換して一対のDC電力線30に出力する。この直流電力は一対のDC電力線30、正極線24Pおよび負極線24Nを介して主機バッテリ10に供給される。
DCインレット48による直流充電を行う場合、制御部100は正極リレー12Pをオンにし負極リレー12Nをオフにする。また、制御部100は、正極充電リレー28P、負極充電リレー28N、および充電リレー34をオフにする。さらに、制御部100は、正極DCILリレー46P、負極DCILリレー46Nおよび追加DCILリレー46Aをオンにし、DCリレー16をオフにする。これによって、走行インバータ40が負極側のDC電力線30から切り離されると共に、DCインレット48から主機バッテリ10に至る充電経路が形成される。DCインレット48に入力された直流電力は、一対のDC電力線30、正極線24Pおよび負極線24Nを介して主機バッテリ10に供給される。なお、図2に示された実施形態と同様に、外部充電時には、主機バッテリ10から一対の第2充電線26を介して充電回路32が電力を取得し、その電力を調整して補機バッテリ22に供給して補機バッテリ22を充電してもよい。
走行時の動作、主機バッテリ異常時の動作、および走行インバータ異常時の動作は、図1~図3に示される車載用電力変換装置と同様である。
図6には、図5における充電回路32が独立型充電回路32Aに置き換えられた車載用電力変換装置の構成が示されている。充電線25に充電リレー34が設けられておらず、その制御が不要になることを除き、図6に示されている車載用電力変換装置の動作は、図5に示されている車載用電力変換装置の動作と同様である。
(3)第3実施形態
図7には第3実施形態に係る車載用電力変換装置の構成が示されている。この車載用電力変換装置は、図5の車載用電力変換装置と比較して負極リレー12Nの位置が異なる。すなわち、図5の車載用電力変換装置では、負極側の充電線25よりも主機バッテリ10側に負極リレー12Nが設けられているのに対し、本実施形態では、負極側の充電線25と走行インバータ40との間に負極リレー12Nが設けられている。すなわち、一対のDC電力線30によって正極線24Pおよび負極線24Nに接続された外部充電装置18Bに、第1プライマリ・SW回路36Aが一対の充電線25を介して並列接続されている。
さらに、負極線24Nにおける、負極側のDC電力線30よりも主機バッテリ10側の区間には追加負極リレー12Aが追加して設けられている。追加負極リレー12Aは正極リレー12Pと連動する。すなわち、正極リレー12Pがオフからオンに制御されたときは、追加負極リレー12Aもオフからオンに制御され、正極リレー12Pがオンからオフに制御されたときは、追加負極リレー12Aもオンからオフに制御される。追加負極リレー12Aが設けられているため、本実施形態では図5に示される追加DCILリレー46Aは用いられていない。
追加負極リレー12Aが正極リレー12Pと連動する動作を除き、走行時の動作、外部充電時の動作、および走行インバータ異常時の動作は、図5の車載用電力変換装置と同様である。
主機バッテリ異常時の動作では、図5の車載用電力変換装置では、正極リレー12Pおよび負極リレー12Nがオフに制御されるが、本実施形態では、正極リレー12Pおよび追加負極リレー12Aがオフに制御され、負極リレー12Nがオンに制御される。これらの点を除き、主機バッテリ異常時の動作も、図5の車載用電力変換装置と同様である。
なお、本実施形態では、主機バッテリ10、正極リレー12P、追加負極リレー12A、正極充電リレー28Pおよび負極充電リレー28Nが筐体に収容された電池パック56が構成されている。
本実施形態においても、第1実施形態および第2実施形態で得られた効果と同様の効果が得られる。すなわち、外部充電時には、負極リレー12Nがオフとなり、走行インバータ40が負極側のDC電力線30から切り離される。これによって、一対のDC電力線30に印加されている電圧は、走行インバータ40に印加されないため、走行インバータ40が有する電子部品の寿命が短縮してしまうことが回避される。また、走行インバータ40の異常時には、主機バッテリ10から一対の第2充電線26を介して供給される電力によって充電回路32が補機バッテリ22を充電し、補機を動作させるための処理が実行される。
図8には、図7における充電回路32が独立型充電回路32Aに置き換えられた車載用電力変換装置の構成が示されている。充電線25には充電リレー34が設けられておらず、その制御が不要になることを除き、図8の車載用電力変換装置の動作は、図7の車載用電力変換装置の動作と同様である。
(4)第4実施形態
(4-1)構成
図9には第4実施形態に係る車載用電力変換装置の構成が示されている。この車載用電力変換装置は、図8の車載用電力変換装置に対して追加正極リレー12Bを追加し、一対の第2充電線26、第2プライマリ・SW回路36B、および第2セカンダリ・SW回路38Bを取り除いたものである。追加正極リレー12Bは、正極線24Pのうち、正極側のDC電力線30と走行インバータ40との間に設けられている。追加正極リレー12Bは、負極リレー12Nと連動する。すなわち、負極リレー12Nがオフからオンに制御されたときは、追加正極リレー12Bもオフからオンに制御され、負極リレー12Nがオンからオフに制御されたときは、追加正極リレー12Bもオンからオフに制御される。
なお、本実施形態では、主機バッテリ10、正極リレー12P、および追加負極リレー12Aが筐体に収容された電池パック58が構成されている。
(4-2)走行時の動作
搭載先の車両が走行するときは、制御部100は正極リレー12P、追加負極リレー12A、追加正極リレー12Bおよび負極リレー12Nをオンにし、その他のリレーをオフにする。走行インバータ40は、主機バッテリ10からモータジェネレータに電力を供給して車両を力行させる。また、走行インバータ40は、モータジェネレータが発電した電力を主機バッテリ10に供給し、主機バッテリ10を充電する。
充電回路20は正極線24Pおよび負極線24Nから一対の充電線25を介して補機バッテリ22に電力を供給し、補機バッテリ22を充電してもよい。充電回路20におけるプライマリ・SW回路36およびセカンダリ・SW回路38は、一対の充電線25から供給された電力を調整し、補機バッテリ22に出力する。
(4-3)外部充電時の動作
AC充電部181によって主機バッテリ10を充電するときは、制御部100は走行インバータ40の動作を停止し、正極リレー12P、追加負極リレー12A、およびDCリレー16をオンにし、追加正極リレー12Bおよび負極リレー12Nをオフにする。制御部100は、さらに、正極DCILリレー46Pおよび負極DCILリレー46Nをオフにする。これによって、走行インバータ40が一対のDC電力線30から切り離されると共に、AC充電部181から主機バッテリ10に至る充電経路が形成される。AC充電器42は、商用電源から出力され、電源ケーブルからACインレット44に供給される交流電力を直流電力に変換して、一対のDC電力線30に出力する。主機バッテリ10は、AC充電部181から一対のDC電力線30、正極線24Pおよび負極線24Nを介して供給された電力によって充電される。
DC充電部182によって主機バッテリ10を充電するときは、制御部100は、正極リレー12P、追加負極リレー12A、正極DCILリレー46Pおよび負極DCILリレー46Nをオンにする。また、制御部100は、DCリレー16、追加正極リレー12Bおよび負極リレー12Nをオフにする。これによって、走行インバータ40が一対のDC電力線30から切り離されると共に、DC充電部182から主機バッテリ10に至る充電経路が形成される。DCインレット48から供給された電力は、一対のDC電力線30、正極線24Pおよび負極線24Nを介して主機バッテリ10に供給され、主機バッテリ10が充電される。
このように、外部充電時には走行インバータ40が一対のDC電力線30から切り離される。これによって、一対のDC電力線30に印加されている電圧は、走行インバータ40に印加されないため、走行インバータ40が有する電子部品の寿命が短縮してしまうことが回避される。
(4-4)主機バッテリ異常時の動作
主機バッテリ10の異常により、主機バッテリ10が十分な電力を出力できない場合、退避走行が行われてもよい。このときモータジェネレータが発電した電力によって補機バッテリ22を充電してもよい。この場合、制御部100は追加正極リレー12Bおよび負極リレー12Nをオンにし、その他のリレーをオフにする。走行インバータ40は、モータジェネレータが発電した電力を一対の充電線25を介して充電回路20に出力する。充電回路20におけるプライマリ・SW回路36およびセカンダリ・SW回路38は、走行インバータ40から供給された電力を調整し、補機バッテリ22に出力し、補機バッテリ22を充電する。
(4-5)走行インバータ異常時の動作
走行インバータ40の異常により、走行インバータ40が主機バッテリ10とモータジェネレータとの間で授受される電力を調整することができなくなった場合にも退避走行を行ってもよい。この場合、一対の充電線25が走行インバータ40によって短絡されてしまい、モータジェネレータの発電電力によって主機バッテリ10を充電することができないことがある。そこで、車載用電力変換装置は、以下に説明するように、主機バッテリ10から出力される電力によって補機バッテリ22を充電してもよい。制御部100は走行インバータ40の動作を停止すると共に、正極リレー12Pおよび追加負極リレー12Aをオンにし、その他のリレーをオフにする。充電回路20におけるプライマリ・SW回路36およびセカンダリ・SW回路38は、主機バッテリ10から正極線24P、負極線24Nおよび一対の充電線25を介して供給された電力を調整し、補機バッテリ22に出力し主機バッテリ10を充電する。
この動作では、走行インバータ40の異常によってモータジェネレータの発電電力を用いることができない場合であっても、主機バッテリ10が出力する電力によって補機バッテリ22が充電されるため、退避走行が妨げられない。
(5)第1実施形態~第4実施形態についての変形例
上記では、主機バッテリ10とモータジェネレータとの間で電力を授受する電力変換回路として走行インバータ40が用いられた例について説明した。電力変換回路としては、走行インバータ40の正極線24Pおよび負極線24Nの側に、昇圧コンバータを追加したものが用いられてもよい。
上記の第1実施形態~第3実施形態では、正極側のDC電力線30の主機バッテリ10側に正極リレー12Pが設けられ、負極側のDC電力線30の走行インバータ40側に負極リレー12Nが設けられている。このような構成の他、正極側のDC電力線30よりも走行インバータ40側に正極リレー12Pが設けられ、負極側のDC電力線30よりも主機バッテリ10側に負極リレー12Nが設けられてもよい。
10 主機バッテリ、12P 正極リレースイッチ、12N 負極リレースイッチ、12A 追加負極リレースイッチ、12B 追加正極リレースイッチ、14 電力変換回路、16 DCリレー、16P 正極DCリレースイッチ、16N 負極DCリレースイッチ、18,18A,18B 外部充電装置、20,32,32A 充電回路、22 補機バッテリ、24P 正極線、24N 負極線、25 充電線、26 第2充電線、28P 正極充電リレースイッチ、28N 負極充電リレースイッチ、30 DC電力線、34 充電リレースイッチ、36 プライマリ・スイッチング回路、36A 第1プライマリ・スイッチング回路、36B 第2プライマリ・スイッチング回路、38 セカンダリ・スイッチング回路、38A 第1セカンダリ・スイッチング回路、38B 第2セカンダリ・スイッチング回路、40 走行インバータ、42 AC充電器、44 ACインレット、46P 正極DCインレットリレースイッチ、46N 負極DCインレットリレースイッチ、46A 追加DCインレットリレースイッチ、48 DCインレット、50 非接触充電器、52,56,58 電池パック、54 集約型電池パック。

Claims (10)

  1. 主機バッテリと、
    前記主機バッテリの正極および負極にそれぞれ接続された正極線および負極線と、
    前記正極線に設けられた正極リレーと、
    前記負極線に設けられた負極リレーと、
    前記主機バッテリに充電電力を供給する一対のDC電力線と、
    前記一対のDC電力線のうちの少なくとも一方に設けられたDCリレーと、
    前記主機バッテリ、前記正極リレー、前記負極リレーおよび前記DCリレーを収容する筐体、を備える電池パックであって、前記正極線、前記負極線、前記一対のDC電力線が、前記筐体から引き出された電池パックと、
    前記主機バッテリと車両駆動用のモータジェネレータとの間で授受される電力を調整する電力変換回路と、
    補機バッテリと、
    前記補機バッテリを充電する充電回路と、を備え、
    前記正極線は、前記主機バッテリと前記電力変換回路との間に設けられ、
    前記負極線は、前記主機バッテリと前記電力変換回路との間に設けられ、
    前記一対のDC電力線は、
    前記正極線のうち前記正極リレーの前記主機バッテリ側の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーの前記電力変換回路側の区間に他方が接続され、または、前記正極線のうち前記正極リレーの前記電力変換回路側の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーの前記主機バッテリ側の区間に他方が接続されており、
    前記充電回路は、
    前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の充電線であって、前記正極リレーと前記電力変換回路との間から一方が引き出され、前記負極リレーと前記電力変換回路との間から他方が引き出された一対の充電線と、
    前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の第2充電線であって、前記主機バッテリと前記正極リレーとの間から一方が引き出され、前記主機バッテリと前記負極リレーとの間から他方が引き出された一対の第2充電線と、に接続され、前記第2充電線が前記筐体から引き出されていることを特徴とする車載用電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の車載用電力変換装置において、
    前記筐体に収容され、前記第2充電線のうちの少なくとも一方に設けられた充電リレースイッチを備えることを特徴とする車載用電力変換装置。
  3. 主機バッテリと、
    前記主機バッテリと車両駆動用のモータジェネレータとの間で授受される電力を調整する電力変換回路と、
    前記主機バッテリと前記電力変換回路との間の正極線に設けられた正極リレーと、
    前記主機バッテリと前記電力変換回路との間の負極線に設けられた負極リレーと、
    前記正極線および前記負極線のうち少なくとも一方に設けられた第3リレーであって、前記正極リレーよりも前記電力変換回路側、または、前記負極リレーよりも前記電力変換回路側、または、前記正極リレーおよび前記負極リレーよりも前記電力変換回路側に設けられた第3リレーと、
    補機バッテリと、
    前記補機バッテリを充電する充電回路と、
    前記主機バッテリに充電電力を供給する一対のDC電力線と、を備え、
    前記一対のDC電力線は、
    前記正極線のうち前記正極リレーと前記第3リレーとの間の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーの前記電力変換回路側の区間に他方が接続され、または、前記正極線のうち前記正極リレーの前記電力変換回路側の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーと前記第3リレーとの間の区間に他方が接続され、または、前記正極線のうち前記正極リレーと前記第3リレーとの間の区間に一方が接続され、前記負極線のうち前記負極リレーともう1つの前記第3リレーとの間の区間に他方が接続されており、
    前記充電回路は、
    前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の充電線であって、前記一対のDC電力線に対して並列に前記正極線および前記負極線から引き出された一対の充電線に接続され、
    前記充電回路は、さらに、前記正極線から一方が引き出され、前記負極線から他方が引き出された一対の第2充電線であって、前記主機バッテリと前記正極リレーとの間から一方が引き出され、前記主機バッテリと前記負極リレーとの間から他方が引き出された一対の第2充電線に接続されていることを特徴とする車載用電力変換装置。
  4. 請求項1または請求項に記載の車載用電力変換装置において、
    前記車載用電力変換装置が備えるリレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、
    車両が走行しているときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は、
    前記主機バッテリから前記モータジェネレータに力行電力を供給し、または、前記モータジェネレータから前記主機バッテリおよび前記充電線に発電電力を供給し、
    前記車両が走行しているときに、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記電力変換回路から前記充電線を介して前記発電電力を前記補機バッテリに供給し、または、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給することを特徴とする車載用電力変換装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の車載用電力変換装置において、
    前記正極リレー、前記負極リレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、
    車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は電力調整動作を停止し、
    前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部は、前記正極リレーおよび前記負極リレーのうち、前記DC電力線よりも前記主機バッテリ側にある一方をオンにし、他方をオフにすることを特徴とする車載用電力変換装置。
  6. 請求項に記載の車載用電力変換装置において、
    前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給することを特徴とする車載用電力変換装置。
  7. 請求項3に記載の車載用電力変換装置において、
    前記正極リレー、前記負極リレー、前記第3リレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、
    車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は電力調整動作を停止し、
    前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部は、前記正極リレーおよび前記負極リレーをオンにし、前記第3リレーをオフにすることを特徴とする車載用電力変換装置。
  8. 請求項に記載の車載用電力変換装置において、
    前記正極リレー、前記負極リレー、前記第3リレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、
    車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は電力調整動作を停止し、
    前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部は、前記正極リレーおよび前記負極リレーをオンにし、前記第3リレーをオフにし、
    前記車両が停止しており、前記DC電力線から前記主機バッテリに充電電力を供給するときに、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給することを特徴とする車載用電力変換装置。
  9. 請求項1または請求項3に記載の車載用電力変換装置において、
    前記車載用電力変換装置が備えるリレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、
    前記主機バッテリに異常があるときの退避走行時に、前記制御部の制御に応じて前記電力変換回路は、前記モータジェネレータから前記充電線に発電電力を供給し、
    前記主機バッテリに異常があるときの退避走行時に、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記電力変換回路から前記充電線を介して前記発電電力を前記補機バッテリに供給することを特徴とする車載用電力変換装置。
  10. 請求項1または請求項に記載の電力変換装置において、
    前記車載用電力変換装置が備えるリレー、前記電力変換回路および前記充電回路を制御する制御部を備え、
    前記電力変換回路に異常があるときの退避走行時に、前記制御部の制御に応じて前記充電回路は、前記主機バッテリから前記第2充電線を介して前記補機バッテリに電力を供給することを特徴とする車載用電力変換装置。
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