JP7051054B2 - 継手 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する継手においては、入口から流入した流体を流すための流路が形成されており、その流路を通過した流体が出口から流出する。そして、上記流路の内周面には、その流路を通過する際の流体の整流を行う整流部が設けられている。
以下、継手の第1実施形態について、図1を参照して説明する。
図1に示す継手1は、流体を流す配管2同士を繋ぐためのものであって、上流側(図1の右側)の配管2からの流体が流入した後、その流体を通過させて下流側(図1の左側)の配管2に流出させる。継手1の本体3は、円筒状に形成されている内筒4と、その内筒4の外周を囲むように設けられている外筒5と、を備えている。内筒4と外筒5とは、それぞれの中心線が重なるように配置されており、両者の中心線方向の中央部で中央壁6を介して繋がっている。
上流側の配管2から入口4aを介して継手1(内筒4)の流路4bに流入した流体は、その流路4bを通過した後に出口4cを介して下流側の配管2に流出する。流路4b内を流れる流体は、入口4aに繋がるテーパ面21に対応する部分を通過する際に複数のリブ22によって流路4bの中心線周りに螺旋状に旋回するとともに、出口4cに繋がるテーパ面23に対応する部分を通過する際に複数のリブ24によって流路4bの中心線周りに螺旋状に旋回する。このように螺旋状に旋回しながら上流から下流に流れる流体の流れについては、その流れの乱れが複数のリブ22,24によって規制される。このように螺旋状に旋回しながら上流から下流に流れる流体の流れの乱れが規制される分、流路4bを流れる流体の流れをスムーズにすることができ、上記複数のリブ22,24が設けられていない場合と比較して上記流体の流速が速くなる。
(1)流路4b内を通過する流体の上流から下流に向う流れに乱れが生じることは、複数のリブ22,24で構成される整流部によって抑制されるため、流路4b内における流体の流れがスムーズになる。これにより、継手1における流路4b内の流体を速やかに流すことができ、継手1を大型化することなく同継手1における流体の流量を確保することができる。
次に、第2実施形態の継手について図2を参照して説明する。
図2に示すように、この実施形態の継手1は、第1実施形態のようにリブ22,24を設ける代わりに、入口4a側のテーパ面21に球面状にへこむ多数の凹部31が互いに間隔をおいて形成されている。これら多数の凹部31は、流路4b内を流体が通過する際、流体による多数の渦流からなる乱流層を流路4bの内周面に沿って生じさせる乱流部としての役割を担う。
(2)流路4bを流体が流れるとき、多数の凹部31によって構成される乱流層によって、流路4bの内周面に沿って流体による多数の微小渦流からなる乱流層が生じる。この乱流層により流路4bの中心部付近を流れる流体における同流路4bの内周面に対する流通抵抗が低減される。これにより、継手1における流路4b内の流体を速やかに流すことができ、継手1を大型化することなく同継手1における流体の流量を確保することができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第1実施形態において、図3に示すように、リブ22を流路4bの中心線方向に直線状に延びるように形成してもよい。なお、リブ24についても、上記リブ22と同様に形成してもよい。
・第1実施形態において、流路4bの内周面におけるテーパ面21,23以外の部分に整流部としてのリブを形成するようにしてもよい。
・第2実施形態において、テーパ面21とテーパ面23との両方に多数の凹部31を形成したり、テーパ面23のみに多数の凹部31を形成したりしてもよい。
次に、上記実施形態から把握できる技術思想について記載する。
(イ)入口から流入した流体を流すための流路が形成されており、その流路を通過した流体が出口から流出する継手において、
前記流路の内周面には、その流路を通過する際の流体の整流を行う整流部が設けられていることを特徴とする継手。
(ウ)前記(イ)に記載の継手において、前記整流部は、前記流路の内周面から突出するとともに同流路内を上流から下流に流れる流体の流れ方向に沿って延びるリブであることを特徴とする継手。
Claims (1)
- 入口から流入した流体を流すための流路が形成されており、その流路を通過した流体が出口から流出する継手において、
前記流路の内周面には、前記入口に繋がるとともに前記出口側に向かうほど内径が縮小するテーパ面が形成されており、前記テーパ面には、その流路を流体が通過する際、流体による多数の渦流からなる乱流層を前記流路の内周面に沿って生じさせる乱流部が設けられていることを特徴とする継手。
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