JP7050575B2 - 地中埋設箱の管接続部防蟻構造、および防蟻用の閉塞板 - Google Patents
地中埋設箱の管接続部防蟻構造、および防蟻用の閉塞板 Download PDFInfo
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Description
請求項1に記載の発明に係る地中埋設箱の管接続部防蟻構造は、地中に埋設された地中埋設箱に保護管材が接続された接続部の防蟻構造であって、防蟻成分を含有する材料で形成された閉塞板が、前記保護管材の内側を閉塞するように配置され、前記閉塞板と前記保護管材の内面との間が、前記地中埋設箱側において前記閉塞板の前面の全体を覆うことなく、防蟻成分を含有するパテで塞がれてなる。
また、請求項3に記載の発明に係る地中埋設箱の管接続部防蟻構造は、請求項2に記載の管接続部防蟻構造において、前記貫通孔の内周面と、その貫通孔を通って配設された前記配線・配管材との間が、防蟻成分を含有するパテで塞がれている。
また、請求項7に記載の発明に係る地中埋設箱の管接続部防蟻構造は、請求項6に記載の管接続部防蟻構造において、前記スリットは、防蟻成分を含有するパテで塞がれている。
また、請求項8に記載の発明に係る地中埋設箱の管接続部防蟻構造は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の管接続部防蟻構造において、前記保護管材は、波付管からなる。そして、前記閉塞板は、前記波付管の内面の谷部に嵌められ、その閉塞板が嵌められた谷部に、前記閉塞板と前記保護管材の内面との間を塞ぐ前記パテが、充填されている。
また、請求項10に記載の発明に係る防蟻用の閉塞板は、地中埋設箱に接続される保護管材の内側を閉塞するように配置される閉塞板であって、平板からなって、防蟻成分を含有する材料で形成される。ここで、閉塞板は、前記保護管材内と前記地中埋設箱内とに渡って配設される配線・配管材が通る貫通孔を備え、かつ、外周から前記貫通孔に達する切込みを一つ備え、その切込みを通して前記配線・配管材を前記貫通孔に挿入可能である。そして、閉塞板は、前記平板からなる閉塞板自身の外周側を撓ませて縮径させ前記保護管材内に挿入するための、外周から内方に向かい前記貫通孔に達しない複数のスリットを備える。
この閉塞板によると、閉塞板は、防蟻成分を含有する材料で形成されており、その閉塞板が、保護管材の内側を閉塞するように配置される。こうして、この閉塞板を用いて、保護管材内を簡単に塞ぐことができ、地中埋設箱内と保護管材内との間をシロアリが移動するのを容易に防ぐことができる。また、保護管材内と地中埋設箱内とに渡って配線・配管材が配設される場合に、閉塞板に、配線・配管材が通る貫通孔を設けることで、この配線・配管材に対処することができる。ここで、閉塞板には、外周から貫通孔に達する切込みが一つ設けられており、配線・配管材を貫通孔に通す際には、この切込みを開いて、その開いた切込みを通して配線・配管材を貫通孔に挿入することができる。
2 地中埋設箱
3 保護管材
4 配線・配管材
5 閉塞板
5a スリット
5b 貫通孔
5c 排出孔
6 管接続部防蟻構造
7 パテ
8 弁
Claims (10)
- 地中に埋設された地中埋設箱に保護管材が接続された接続部の防蟻構造であって、
防蟻成分を含有する材料で形成された閉塞板が、前記保護管材の内側を閉塞するように配置され、前記閉塞板と前記保護管材の内面との間が、前記地中埋設箱側において前記閉塞板の前面の全体を覆うことなく、防蟻成分を含有するパテで塞がれてなる、地中埋設箱の管接続部防蟻構造。 - 前記閉塞板は、貫通孔を備え、
前記貫通孔を通って、前記保護管材内と前記地中埋設箱内とに渡って配線・配管材が配設されている、請求項1に記載の地中埋設箱の管接続部防蟻構造。 - 前記貫通孔の内周面と、その貫通孔を通って配設された前記配線・配管材との間が、防蟻成分を含有するパテで塞がれている、請求項2に記載の地中埋設箱の管接続部防蟻構造。
- 前記閉塞板は、前記保護管材内における前記閉塞板よりも奥に溜まった水を前記地中埋設箱内に排出するための排出孔を備える、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の地中埋設箱の管接続部防蟻構造。
- 前記排出孔には、前記保護管材内における前記閉塞板よりも奥から前記地中埋設箱内への水の移動を許容し、前記地中埋設箱内から前記保護管材内における前記閉塞板よりも奥への水の移動を阻止する弁が設けられている、請求項4に記載の地中埋設箱の管接続部防蟻構造。
- 前記閉塞板は、外周から内方に向かう複数のスリットを備える、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の地中埋設箱の管接続部防蟻構造。
- 前記スリットは、防蟻成分を含有するパテで塞がれている、請求項6に記載の地中埋設箱の管接続部防蟻構造。
- 前記保護管材は、波付管からなり、
前記閉塞板は、前記波付管の内面の谷部に嵌められ、その閉塞板が嵌められた谷部に、前記閉塞板と前記保護管材の内面との間を塞ぐ前記パテが、充填されている、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の地中埋設箱の管接続部防蟻構造。 - 地中埋設箱に接続される保護管材の内側を閉塞するように配置される閉塞板であって、
平板からなって、防蟻成分を含有する材料で形成され、
前記保護管材内と前記地中埋設箱内とに渡って配設される配線・配管材が通る貫通孔を備え、かつ、
前記平板からなる閉塞板自身の外周側を撓ませて縮径させ前記保護管材内に挿入するための、外周から内方に向かい前記貫通孔に達しない複数のスリットを備える、防蟻用の閉塞板。 - 地中埋設箱に接続される保護管材の内側を閉塞するように配置される閉塞板であって、
平板からなって、防蟻成分を含有する材料で形成され、
前記保護管材内と前記地中埋設箱内とに渡って配設される配線・配管材が通る貫通孔を備え、かつ、
外周から前記貫通孔に達する切込みを一つ備え、その切込みを通して前記配線・配管材を前記貫通孔に挿入可能であり、また、
前記平板からなる閉塞板自身の外周側を撓ませて縮径させ前記保護管材内に挿入するための、外周から内方に向かい前記貫通孔に達しない複数のスリットを備える、防蟻用の閉塞板。
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