JP7050556B2 - 光源ユニット及び照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光を出射する光源を備える光源ユニット及び光源ユニットを用いた照明装置に関する。
従来、光源として例えばLED(Light Emitting Diode)といった発光素子を用いた照明装置が知られている。照明装置は、発光素子が実装された基板と電源とを備えた光源ユニットと、光源ユニットが着脱自在に取り付けられる器具本体とを備える。特許文献1には、複数の発光素子が配置された長尺状の基板がフレームに取り付けられ、フレームと基板とを覆うようにカバー部材が設けられた照明器具が開示されている。特許文献1は、光源ユニットの剛性を確保するため、フレームの両端が折り曲げられており、フレームの折り曲げ方向が、光源の出射方向と反対方向となっている。
特許第5652015号公報
しかしながら、特許文献1に開示された照明器具は、フレームの両端が光源の出射方向と反対方向に折り曲げられているため、光源ユニットが厚くなる。また、光源ユニットの厚みを抑えようとすると、光源ユニットの剛性を確保するために、フレームが光源の出射方向に折り曲げられ、発光素子から出射する光を遮ってしまう。これにより、フレームの一部に暗部が生じて、点灯時の見栄えが悪化する。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、光源ユニットの剛性を確保しつつ、点灯時の見栄えを良化する光源ユニット及び光源ユニットを用いた照明装置を提供するものである。
本発明に係る光源ユニットは、光を出射する光源と、光源が実装された基板と、基板が取り付けられるフレームと、光源の外側に設けられ、光源から出射する光を光源の出射方向に反射させる第1の反射面と、第1の反射面で反射された光を光源の出射方向と反対方向の反出射方向に反射させる第2の反射面と、を備え、フレームは、基板が取り付けられる底部と、底部の外側に設けられ、光源の出射方向に突出する側部と、を有し、第1の反射面及び第2の反射面は、光源を覆うカバーに形成されており、カバーは、光源側においてフレームに保持される保持部を有し、保持部が側部に係合することによって、カバーとフレームとが固定される
本発明によれば、第1の反射面が、光源から出射する光を光源の出射方向に反射させ、第2の反射面が、第1の反射面で反射された光を光源の反出射方向に反射させる。このため、フレームが光源の出射方向に折り曲げられていても、光源から出射する光がフレームに遮られることなく、反出射方向に進行する。このため、点灯時の均一性を確保することができる。従って、光源ユニットの剛性を確保しつつ、点灯時の見栄えを良化することができる。
本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1において光の進行方向を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る光源ユニット100を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る光源ユニット100において光の進行方向を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る光源ユニット200を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る光源ユニット200を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る光源ユニット200において光の進行方向を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る照明装置2を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る光源ユニット及び照明装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1を示す分解斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1を示す側面図である。図1及び図2に示すように、光源ユニット1は、光源10と、基板3と、フレーム4と、カバー5と、カバー側板6とを備えている。
光源10は、光を出射する発光素子であり、例えば白色光を照射するものであって、LEDチップ上に蛍光体が塗布された構造を備える。光源10は、例えば440nm~480nm程度の青色光を発光するLEDチップ上に、青色光を黄色光に波長変換する蛍光体が設けられたものである。光源10は、これにより、合成光として白色光を発光する発光素子である。光源10は、COB型発光モジュールでもよく、有機EL素子でもよく、LD(Laser Diode)等でもよいし、1つの発光面の面積が大きい発光素子でもよい。
基板3は、例えば長方形で板状のガラスエポキシ基板であり、長手方向に沿って光源10が実装されている。なお、基板3は、アルミニウム又は鉄等の金属基板として、放熱性能を向上させてもよい。基板3に実装される光源10の列は、一列でもよく複数列でもよい。基板3の表面には、例えば白色レジストが塗布されており、これにより、光の反射率を高めることができる。また、基板3には、光源10のほかに、ダイオード等の回路素子(図示せず)、コネクタ等の端子(図示せず)及び配線(図示せず)等も、適宜実装されている。
フレーム4は、基板3が取り付けられるものであり、例えば接着保持されている。フレーム4は、例えば白色に塗装された板金で構成されており、これにより、光の反射率が向上する。また、フレーム4は、光源10から発生する熱を放散するヒートシンクとしての機能を有する。フレーム4は、基板3が取り付けられる底部40と、底部40の外側に設けられ光源10の出射方向に突出する側部41とを有している。
図3は、本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1を示す断面図であり、図2のA-A断面図である。ここで、図3の一点鎖線は、光源10の光軸11を示し、光源10からy軸正方向に光が出射する。なお、光源10の光軸11は、光源ユニット1の中心軸と完全一致しているか又は略一致している。図3に示すように、フレーム4は、光源10の光軸11を中心とした線対称の形状をなしている。底部40は、長手方向に延びる長尺且つ矩形板状をなしている。側部41は、底部40の両端から延び、光源10の出射方向(y軸正方向)に突出するように円弧状をなしている。
カバー5は、光源10の出射方向において光源10を覆うものであり、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂又はガラス等の光学材料から生成されている。カバー5が樹脂からなる場合、主に乳白色の拡散材が混入された拡散性を有する乳白色樹脂、高反射率の白色樹脂、又は光の透過性が高い透明樹脂が使用される。カバー5は、光源10側においてフレーム4に保持される保持部5aと、保持部5aとの間に中空部が形成され光源10から出射した光が通過する出射部5bとを有している。
図3に示すように、カバー5は、光軸11を中心とした線対称の形状をなしている。保持部5aは、光軸11を線対称とする一対の部材であり、保持部5aに形成される保持面54は、フレーム4の側部41に沿った相似形状をなしており、側部41に係合することによって、カバー5とフレーム4とを固定する。出射部5bは、一対の保持部5aの端部に接続されており、出射側面51と、出射天面50とを有している。出射側面51は、保持部5aの端部から光源10の出射方向(y軸正方向)に延びる部材である。出射天面50は、カバー5のうち最も照射面側に位置し、光源10の出射方向(y軸正方向)に突出する曲面状をなしている。なお、カバー側板6は、カバー5の長手方向の両端面に接着される。ここで、保持部5aには、第1の反射面52が形成されており、出射部5bの出射天面50には、第2の反射面53が形成されている。
第1の反射面52は、保持部5aの保持面54から光源10側に延びており、光源10から離れるにしたがって、光源10の光軸11から離れつつ反出射方向に延びる曲面である。第2の反射面53は、出射天面50から光源10側に延びており、光源10から離れるにしたがって、光源10の光軸11から離れる平面である。実施の形態1において、第1の反射面52、第2の反射面53及び保持面54を含む面には、反射率が高い白色材料が使用され、出射天面50及び出射側面51を含む面には、拡散性を有する乳白材料が使用される。なお、第1の反射面52及び第2の反射面53等のように、より高い反射率又は低い拡散性を必要とする面には、金属膜等のコーティングが施されてもよい。
図4は、本発明の実施の形態1に係る光源ユニット1において光の進行方向を示す断面図である。次に、光源ユニット1における光の経路について説明する。図4における光の経路は、光源10の光軸11の中心から出射された光の経路である。なお、光軸11と垂直の方向(x軸正方向)の線を基準線、即ち角度0°の線として、基準線からの角度がそれぞれ異なる方向に出射された光A1、B1、C1及びD1について説明する。ここで、基準線からの角度が低い順に、小角度光A1、中角度光B1、中角度光C1、大角度光D1とする。光軸11の方向(y軸正方向)は、基準線から90°である。
先ず、基準線からの角度が最も小さい小角度光A1の経路について説明する。図4に示すように、小角度光A1は、光源10から第1の反射面52に向かい、第1の反射面52で全反射されて、第2の反射面53に向かう。第2の反射面53に到達した小角度光A1は、第2の反射面53で全反射されて、光源10の出射方向と反対方向の反出射方向(y軸負方向)に向かい、カバー5の出射側面51からカバー5の外に出射する。
次に、基準線からの角度が中角度前半の中角度光B1の経路について説明する。図4に示すように、中角度光B1は、光源10から出射天面50に向かい、出射天面50で屈折してカバー5の外に出射する。そして、基準線からの角度が中角度後半の中角度光C1の経路について説明する。図4に示すように、中角度光C1は、光源10から第1の反射面52を介することなく、第2の反射面53に向かい、出射天面50からカバー5の外に出射する。最後に、基準線からの角度が最も大きい大角度光D1の経路について説明する。図4に示すように、大角度光D1は、光源10から出射天面50に向かい、出射天面50で屈折してカバー5の外に出射する。
本実施の形態1によれば、第1の反射面52が、光源10から出射する光を光源10の出射方向に反射させ、第2の反射面53が、第1の反射面52で反射された光を光源10の反出射方向に反射させる。このため、フレーム4が光源10の出射方向に折り曲げられていても、光源10から出射する光がフレーム4に遮られることなく、反出射方向に進行する。このため、点灯時の均一性を確保することができる。従って、光源ユニット1の剛性を確保しつつ、点灯時の見栄えを良化することができる。
本実施の形態1は、フレーム4の側部41が光源10の出射方向(y軸正方向)に突出している。これにより、フレーム4の側部41が光源10の反出射方向(y軸負方向)に突出している場合に比べて、光源ユニット1の剛性を確保しつつ光源ユニット1のy軸方向の厚みを抑えることができる。更に、本実施の形態1は、カバー5に第1の反射面52及び第2の反射面53が形成されていることによって、側部41によって遮られる光を、カバー5の出射側面51に導くことができる。
仮に、第1の反射面52及び第2の反射面53が存在しない場合、光源10からフレーム4の側部41に向かう光は、側部41に進行を妨げられ、カバー5の出射側面51の範囲L(図3参照)に届かず、カバー5に暗部が形成されてしまう。遮られる光は、図3において、破線より上方の光である。これに対し、本実施の形態1は、第1の反射面52及び第2の反射面53が形成されていることによって、側部41によって遮られる光を、カバー5の出射側面51に導くことができる。これにより、範囲Lに光が届き、暗部が解消される。従って、カバー5全体が均一に光る。
このように、本実施の形態1は、カバー5の側部41が光源10の出射方向に突出することにより、光源ユニット1の剛性を確保しつつ光源ユニット1の厚みを抑えている。且つ、第1の反射面52及び第2の反射面53がカバー5に形成されていることにより、カバー5の明暗ムラを解消することができる。即ち、光源ユニット1の厚みを抑えつつ光源ユニット1の剛性と点灯時の見栄えを両立させることができる。従って、外観品位が高い照明装置2を容易に実現することができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る光源ユニット100を示す断面図である。本実施の形態2は、第1の反射面152と第2の反射面153の位置が実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図5に示すように、カバー15は、光軸11を中心とした線対称の形状をなしている。第1の反射面152及び第2の反射面153は、いずれも保持部5aに形成されている。保持部5aには、反射部155が形成されており、反射部155は、第1の反射面152と、第2の反射面153と、入光面156と、中間面157とを有し、それぞれ一続きの面である。第1の反射面152は、保持部5aの光源10側に接続されている。第1の反射面152は、y軸上に焦点を有し、y軸負方向に突出する放物面である。第2の反射面153は、第1の反射面152と一続きの面であり、第1の反射面152のうち光軸11から最も離れた点Aを起点として、光軸11に近づくにつれて光源10に近づく方向(y軸負方向)に傾きを有する形状をなしている。
入光面156は、光源10の出射側に形成され、光源10から出射した光を取り込む。入光面156は、球の一部であり、例えば中心が光源10の発光面中心である。入光面156における光源10から最も遠い点Bは、光源10と側部41の縁部とを結ぶ線分上か、又は、線分よりも光源10の出射方向(y軸正方向)に突出している。中間面157は、入光面156と第2の反射面153とを接続する面である。中間面157は、入光面156から入射した光及び第1の反射面152で反射した光の光路を妨害しないように傾斜しており、例えば直線状をなしている。実施の形態2では、例えば第1の反射面152及び第2の反射面153を有する反射部155に透明材料が使用され、出射天面50及び出射側面51を含む面には、拡散性を有する乳白材料が使用される。
図6は、本発明の実施の形態2に係る光源ユニット100において光の進行方向を示す断面図である。次に、光源ユニット100における光の経路について説明する。図6における光の経路は、光源10の光軸11の中心から出射された光の経路である。なお、光軸11と垂直の方向(x軸正方向)の線を基準線、即ち角度0°の線として、基準線からの角度がそれぞれ異なる方向に出射された光A2、B2及びD2について説明する。ここで、基準線からの角度が低い順に、小角度光A2、中角度光B2、大角度光D2とする。光軸11の方向(y軸正方向)は、基準線から90°である。
先ず、基準線からの角度が最も小さい小角度光A2の経路について説明する。図6に示すように、小角度光A2は、光源10から出射して入光面156に入射し、入光面156から反射部155に入る。入光面156は光源10を中心とした球の一部であるため、入光面156では光が屈折しない。入光面156から入射した光は、第1の反射面152に向かい、第1の反射面152で全反射されて、第2の反射面153に向かう。第2の反射面153に到達した小角度光A2は、第2の反射面153で全反射されて、光源10の出射方向と反対方向の反出射方向(y軸負方向)に向かい、カバー15の出射側面51からカバー15の外に出射する。
次に、基準線からの角度が中角度の中角度光B2の経路について説明する。図6に示すように、中角度光B2は、中間面157に向かい、中間面157で反射されて、出射天面50に向かう。中角度光B2は、出射天面50で屈折して、カバー15の外に出射する。最後に、基準線からの角度が最も大きい大角度光D2の経路について説明する。図6に示すように、大角度光D2は、光源10から出射天面50に向かい、出射天面50で屈折してカバー15の外に出射する。
本実施の形態2によれば、カバー15の一部に透明樹脂を用いた反射部155を設けることによって、光を出射側面51により導かれるように制御することができる。これにより、カバー15全体の明暗ムラを解消することができる。このように、本実施の形態2は、実施の形態1と同様に、カバー15の側部41が光源10の出射方向に突出することにより、光源ユニット100の剛性を確保しつつ光源ユニット100の厚みを抑えている。且つ、第1の反射面152及び第2の反射面153がカバー15に形成されていることにより、カバー15の明暗ムラを解消することができる。即ち、光源ユニット100の厚みを抑えつつ光源ユニット100の剛性と点灯時の見栄えを両立させることができる。従って、外観品位が高い照明装置2を容易に実現することができる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る光源ユニット200を示す分解斜視図である。本実施の形態3は、光源ユニット200が光学素子7を有している点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図7に示すように、光学素子7は、フレーム4を覆うように設けられており、透明材料が使用されている。
図8は、本発明の実施の形態3に係る光源ユニット200を示す断面図である。図8に示すように、カバー25及び光学素子7は、光軸11を中心とした線対称の形状をなしている。カバー25には、第1の反射面72及び第2の反射面73は形成されておらず、出射天面50と出射側面51と保持面254とからなる。出射天面50及び出射側面51は、実施の形態1と同様である。保持面254は、出射側面51から光軸11に向かって延びており、フレーム4の側部41を覆うように、一部が側部41と相似形状をなしている。
光学素子7は、入光天面71と、入光側面70と、第1の反射面72と、第2の反射面73と、出射面74とを有している。入光天面71は、光源10に対向する位置に配置されており、x軸に平行な平面である。入光側面70は、入光天面71の両端部に接続され、光源10の出射方向(y軸正方向)に向かうにつれて光軸11に近づく方向に延びる。第1の反射面72は、入光側面70の外側端部に接続され、光源10の出射方向(y軸正方向)に向かうにつれて光軸11から離れる方向に延び、y軸負方向に突出する。
第2の反射面73は、第1の反射面72の外側端部に接続された一続きの面であり、第1の反射面72のうち光軸11から最も離れた点Cを起点として、光軸11に近づくにつれて光源10に近づく方向(y軸負方向)に傾きを有する形状をなしている。出射面74は、2個の第2の反射面73を接続する面であり、x軸に平行な平面である。実施の形態3では、出射天面50及び出射側面51に拡散性を有する乳白材料が使用され、保持面254に反射率が高い白色材料が使用される。
図9は、本発明の実施の形態3に係る光源ユニット200において光の進行方向を示す断面図である。次に、光源ユニット200における光の経路について説明する。図9における光の経路は、光源10の光軸11の中心から出射された光の経路である。なお、光軸11と垂直の方向(x軸正方向)の線を基準線、即ち角度0°の線として、基準線からの角度がそれぞれ異なる方向に出射された光A3及びD3について説明する。ここで、基準線からの角度が低い順に、小角度光A3、大角度光D3とする。光軸11の方向(y軸正方向)は、基準線から90°である。
先ず、基準線からの角度が最も小さい小角度光A3の経路について説明する。図9に示すように、小角度光A3は、光源10から出射して入光側面70に入射し、入光側面70から光学素子7内部に入る。入光側面70から入射した光は、入光側面70で屈折して第1の反射面72に向かい、第1の反射面72で全反射されて、第2の反射面73に向かう。第2の反射面73に到達した小角度光A3は、第2の反射面73で全反射されて、光源10の出射方向と反対方向の反出射方向(y軸負方向)に向かい、カバー25の出射側面51からカバー25の外に出射する。
次に、基準線からの角度が最も大きい大角度光D3の経路について説明する。図9に示すように、大角度光D3は、光源10から出射して入光天面71に入射し、入光天面71から光学素子7内部に入る。入光天面71から入射した光は、入光天面71で屈折して出射面74に向かい、出射面74で屈折してカバー25の出射天面50に向かう。カバー25の出射天面50で屈折した光は、カバー25の外に出射する。
本実施の形態3によれば、第1の反射面72及び第2の反射面73を有する光学素子7を追加することによって、光を出射側面51により導かれるように制御することができる。これにより、カバー25全体の明暗ムラを解消することができる。このように、本実施の形態3は、実施の形態1と同様に、カバー25の側部41が光源10の出射方向に突出することにより、光源ユニット200の剛性を確保しつつ光源ユニット200の厚みを抑えている。且つ、第1の反射面72及び第2の反射面73が形成された光学素子7を備えていることにより、カバー25の明暗ムラを解消することができる。即ち、光源ユニット200の厚みを抑えつつ光源ユニット200の剛性と点灯時の見栄えを両立させることができる。従って、外観品位が高い照明装置2を容易に実現することができる。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4に係る照明装置2を示す斜視図である。本実施の形態4は、実施の形態1に係る光源ユニット1をダウンライトに適用した照明装置2である。図10に示すように、照明装置2は、器具本体8と、光源ユニット1とを備えている。器具本体8は、吊ボルト(図示せず)等の取付具によって天井等の被取付部(図示せず)に取り付けられ、逆富士型形状をなしている。器具本体8は、取付部80と、側板81と、端子台12と、バネ13とを有している。取付部80は、光源ユニット1の一部が挿入されて取り付けられる部材である。側板81は、取付部80の長手方向の両端部を覆う板状の部材である。端子台12は、器具本体8の外部から引き込まれる電源線(図示せず)が差し込まれる。バネ13は、光源ユニット1に引っ掛かって保持する。
本実施の形態4に係る照明装置2は、実施の形態1に係る光源ユニット1を備えているため、カバー5に明暗ムラがなく点灯時の均一性を確保することができる。従って、外観品位が高い照明装置2を容易に実現することができる。また、フレーム4の側部41が光源10の出射方向(y軸正方向)に突出している。これにより、フレーム4の側部41が光源10の反出射方向(y軸負方向)に突出している場合に比べて、光源ユニット1の剛性を確保しつつ光源ユニット1のy軸方向の厚みを抑えることができる。よって、器具本体8の取付部80の深さを浅くすることができる。従って、よりコンパクトな照明装置2を実現することができる。
なお、照明装置2は、実施の形態2又は実施の形態3に係る光源ユニット100、200を有していてもよい。また、本実施の形態4では、逆富士型形状である器具本体8を有する照明装置2の場合について例示しているが、埋め込み型形状の器具本体8を有する照明装置2でもよく、トラフ形状の器具本体8を有する照明装置2でもよい。
1 光源ユニット、2 照明装置、3 基板、4 フレーム、5 カバー、5a 保持部、5b 出射部、6 カバー側板、7 光学素子、8 器具本体、10 光源、11 光軸、12 端子台、13 バネ、15 カバー、25 カバー、40 底部、41 側部、50 出射天面、51 出射側面、52 第1の反射面、53 第2の反射面、54 保持面、70 入光側面、71 入光天面、72 第1の反射面、73 第2の反射面、74 出射面、80 取付部、81 側板、100 光源ユニット、152 第1の反射面、153 第2の反射面、155 反射部、156 入光面、157 中間面、200 光源ユニット、254 保持面。

Claims (10)

  1. 光を出射する光源と、
    前記光源が実装された基板と、
    前記基板が取り付けられるフレームと、
    前記光源の外側に設けられ、前記光源から出射する光を前記光源の出射方向に反射させる第1の反射面と、
    前記第1の反射面で反射された光を前記光源の出射方向と反対方向の反出射方向に反射させる第2の反射面と、
    を備え
    前記フレームは、
    前記基板が取り付けられる底部と、
    前記底部の外側に設けられ、前記光源の出射方向に突出する側部と、を有し、
    前記第1の反射面及び前記第2の反射面は、
    前記光源を覆うカバーに形成されており、
    前記カバーは、
    前記光源側において前記フレームに保持される保持部を有し、
    前記保持部が前記側部に係合することによって、前記カバーと前記フレームとが固定される
    光源ユニット。
  2. 前記保持部は、前記光源側に突出する突出部を有し、
    前記側部は、前記突出部を回避しつつ係合するように、前記光源の出射方向に突出するように円弧状をなしている
    請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記光源の出射側に形成され、前記光源から出射した光を取り込む入光面を更に備える
    請求項1又は2記載の光源ユニット。
  4. 前記入光面は、
    前記光源と前記側部の縁部とを結ぶ線分上か、又は、前記線分よりも前記光源の出射方向に突出している
    請求項3記載の光源ユニット。
  5. 前記第1の反射面は、
    前記光源から離れるにしたがって、前記光源の光軸から離れつつ反出射方向に延びている
    請求項1~4のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  6. 前記第2の反射面は、
    前記光源から離れるにしたがって、前記光源の光軸から離れるように形成されている
    請求項1~5のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  7. 光を出射する光源と、
    前記光源が実装された基板と、
    前記基板が取り付けられるフレームと、
    前記光源の外側に設けられ、前記光源から出射する光を前記光源の出射方向に反射させる第1の反射面と、
    前記第1の反射面で反射された光を前記光源の出射方向と反対方向の反出射方向に反射させる第2の反射面と、
    を備え、
    前記第1の反射面及び前記第2の反射面は、
    前記光源を覆うカバーに形成されており、
    前記カバーは、
    前記光源側において前記フレームに保持される保持部と、
    前記保持部との間に中空部が形成され、前記光源から出射した光が通過する出射部と、を有し、
    前記第1の反射面は前記保持部に形成され、
    前記第2の反射面は前記出射部に形成されている
    光源ユニット。
  8. 前記カバーは
    前記保持部との間に中空部が形成され、前記光源から出射した光が通過する出射部を有し、
    前記第1の反射面及び前記第2の反射面は前記保持部に形成されている
    請求項1~6のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  9. 前記第1の反射面及び前記第2の反射面は、
    前記フレームを覆うように設けられた光学素子に形成されている
    請求項1~のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  10. 請求項1~のいずれか1項に記載の光源ユニットを
    備える照明装置。
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