JP7049524B2 - 空気調和機および健康管理補助システム - Google Patents

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Description

本発明は、人の状態を検出して空気調和を行う空気調和機および健康管理補助システムに関する。
室内の空気調和を行う空気調和機には、室内の快適さを向上させるために、室内に居る人から取得した情報に基づいて空調の制御を行うものが知られている。また、室内に居る個人を識別して、個人の体の状態についての状態量を検出することによって、個人に適した空調の制御を行う空気調和機も知られている。
特許文献1には、赤外線カメラによって得られた熱分布情報に基づいて室内に居る個人の識別と各個人の消費熱量の算出とを行う空気調和機が開示されている。特許文献1にかかる空気調和機は、消費熱量の測定対象とされた人物による操作にしたがって、消費熱量の算出結果を出力する。
特開2013-228174号公報
従来の一般的な空気調和機では、空気調和機に備えられているセンサによって取得されたデータは、空調の制御にのみ使用されている。このため、従来の技術では、個人の体温分布あるいは体温の時間変化といった人の健康状態の診断に有用な情報が、健康管理の補助のために活用されていなかった。上記特許文献1にかかる従来の空気調和機では、消費熱量の算出結果を出力する一方で、かかる算出結果の活用による健康管理の補助は行われていない。このように、従来の空気調和機は、空気調和機に内蔵されているセンサによって取得された情報が、健康管理の補助には活用されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、空気調和機に内蔵されているセンサによって取得された情報を活用することによる健康管理の補助を可能とする空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る空気調和機は、空気調和のための空気流が送り出される空間に居る人の体の状態を検出する検出部と、検出部による検出結果であるデータを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたデータの統計処理によって、空間に居る人を識別し、識別された人のうち健康管理補助の対象としてあらかじめ登録された対象ユーザについて記憶部に記憶されているデータを統計処理することによって、対象ユーザの健康状態を診断する演算部と、健康状態の診断結果を送信する通信部と、を備える。演算部は、識別された対象ユーザについての現在の検出結果であるデータを識別された対象ユーザについて設定された基準値と比較することによって、識別された対象ユーザの健康状態を診断し、かつ、識別された人のうち対象ユーザ以外の人である対象外ユーザについて検出部によって検出されたデータに基づいて基準値を補正する。
本発明に係る空気調和機は、空気調和機に内蔵されているセンサによって取得された情報を活用することによる健康管理の補助が可能となるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる空気調和機、ならびに空気調和機と通信可能なユーザ端末を示すブロック図 図1に示す空気調和機とユーザ端末とを有する健康管理補助システムによる動作手順を示すフローチャート 図1に示す空気調和機とユーザ端末とを有する健康管理補助システムによる動作手順を示すフローチャート 実施の形態1にかかる空気調和機が有する処理装置のハードウェア構成の例を示す第1の図 実施の形態1にかかる空気調和機が有する処理装置のハードウェア構成の例を示す第2の図 本発明の実施の形態2にかかる空気調和機、ならびに空気調和機と通信可能なユーザ端末による動作手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態3にかかる健康管理補助システムを示すブロック図 図7に示す健康管理補助システムによる動作手順を示すフローチャート 図7に示す健康管理補助システムによる動作手順を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る空気調和機および健康管理補助システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和機、ならびに空気調和機と通信可能なユーザ端末を示すブロック図である。図1には、空気調和機1が有する機能構成とユーザ端末20が有する機能構成とを示している。空気調和機1は、空気調和のための空気流を室内空間へ送り出すことによって、室内空間の温度と湿度とを調整する。実施の形態1において、室内空間は、住宅の屋内における空間とする。室内空間は、住宅以外の建築物の屋内における空間であっても良い。なお、実施の形態1において、空気調和機1とユーザ端末20との組み合わせを、健康管理補助システムと称することがある。
空気調和機1は、空気調和機1の制御と健康管理の補助ための処理とを担う処理装置10と、空気調和のための空気流を室内空間へ送り出す空調部11と、室内空間に居る人を検出するとともに室内空間に居る人の体の状態を検出する検出部12とを有する。
空調部11は、空気流を送り出すためのファンを駆動するファンモータ17と、ファンから送り出される空気流の向きを調整する風向調整機構16とを有する。また、空調部11は、室内温度が目標温度となるように冷房、送風、除湿および暖房といった運転モードの切り換えを行う。図1では、ファンと、各運転モードによる空調のための要素との図示を省略している。
検出部12は、室内空間における温度分布を検出する赤外線センサ18を有する。赤外線センサ18は、室内空間の温度分布から人の体温を認識することによって、室内空間に居る人を検出する。また、赤外線センサ18は、検出された人について表面温度の分布を検出する。赤外線センサ18は、人の体の状態についての状態量の1つである体温を検出する。赤外線センサ18は、温度分布の検出結果を処理装置10へ出力する。
なお、検出部12は、赤外線センサ18以外のセンサを有していても良い。検出部12には、室内空間における温度分布あるいは熱分布を検出可能な赤外線センサ18以外のセンサが備えられていても良い。検出部12に備えられるセンサは、室内に居る人の体の状態についての状態量を空気調和機1の位置において検出可能なセンサであれば良く、温度分布あるいは熱分布を検出するセンサ以外のセンサであっても良い。
処理装置10は、制御と演算とを担う制御演算部13と、情報を記憶する記憶部14と、外部機器との通信を行う通信部15とを有する。空気調和機1は、制御演算部13による風向調整機構16とファンモータ17との制御によって空気流の向きと風量とが調整される。空気調和機1は、制御演算部13による制御によって、冷房、送風、除湿および暖房の切り換えを行う。記憶部14は、検出部12による検出結果であるデータを記憶する。制御演算部13は、記憶部14から読み出されたデータの統計処理によって人の健康状態を診断する演算部として機能する。通信部15は、健康状態の診断結果をユーザ端末20へ送信する。
ユーザ端末20は、対象ユーザによって利用される端末であって、通信機能を有する情報処理端末である。対象ユーザとは、空気調和機1による健康管理補助の対象となっているユーザである。ユーザ端末20は、スマートフォンまたはタブレット端末などである。ユーザ端末20は、外部機器との通信を行う通信部21と、各種情報を表示する表示部22とを有する。空気調和機1の通信部15とユーザ端末20の通信部21とは、ネットワークを介して通信可能に接続される。ネットワークは、インターネットあるいはLAN(Local Area Network)といった通信網である。通信部21は、空気調和機1の通信部15によって送信された診断結果を受信する。表示部22は、受信された診断結果を表示する。
空気調和機1は、検出部12によって検出された温度分布に基づいて、風量制御、風向制御ならびに運転モードの切り換えといった空調制御を行う。また、空気調和機1は、検出部12による検出結果であるデータを記憶部14に蓄積する。空気調和機1は、記憶部14に蓄積されたデータを活用することによって対象ユーザの健康状態を診断して、対象ユーザの健康管理を補助する。健康管理機能は、検出データに基づいて対象ユーザの健康状態を診断して診断結果をユーザ端末20へ出力する機能であって、対象ユーザの健康管理を補助する機能である。
次に、空気調和機1とユーザ端末20とによる健康管理の補助のための動作について説明する。図2および図3は、図1に示す空気調和機とユーザ端末とを有する健康管理補助システムによる動作手順を示すフローチャートである。
ステップS1において、検出部12は、室内空間に居る人と、室内空間に居る人の体の状態とを検出する。検出部12は、空気調和機1が稼動中であるか空気調和機1が待機状態であるかに関わらず、検出を行う。検出部12は、人を検出した結果と、人の体の状態を検出した結果とを処理装置10へ出力する。記憶部14は、検出部12による検出結果を記憶する。
ステップS2において、制御演算部13は、ステップS1にて取得されたデータに基づいて、検出された人の中からユーザを識別する。ユーザとは、その人について検出部12による過去の検出によって取得された情報が記憶部14に記憶されている人を指すものとする。記憶部14には、ユーザの体温分布の情報およびユーザの体格の情報など、赤外線センサ18による検出結果に基づいて取得されたユーザごとの情報が記憶されている。以下の説明にて、記憶部14に記憶されているユーザごとの情報を、ユーザ情報と称することがある。また、室内空間に居る人の体の状態を検出することによって取得されたデータを検出データと称することがある。
制御演算部13は、検出データとユーザ情報との統計処理を行い、検出データとの相似性が高いユーザ情報を、記憶部14に記憶されている複数のユーザ情報の中から特定する。制御演算部13は、ステップS1において検出された人のうちユーザ情報が特定された人を、特定されたユーザ情報にかかるユーザであると識別する。なお、ユーザには、上記の対象ユーザと、空気調和機1による健康管理補助の対象外であるユーザとが含まれる。以下の説明にて、空気調和機1による健康管理補助の対象外であるユーザを対象外ユーザと称することがある。
ステップS3において、記憶部14は、ステップS2においてユーザであると識別された人についての検出データを記憶する。このようにして、処理装置10は、検出データを記憶部14に蓄積する。なお、ステップS1において検出された人の中に、ステップS2において相似性が高いユーザ情報が特定されなかった人が含まれている場合、当該人についての検出データは、新規のユーザについての検出データとして記憶部14に記憶される。
ステップS4において、制御演算部13は、空気調和機1による健康管理機能がオンになっているか否かを判断する。健康管理機能がオフである場合(ステップS4,No)、制御演算部13は、健康管理の補助のためのステップS5以降の処理を行わず、空調制御のみを行う。
一方、健康管理機能がオンである場合(ステップS4,Yes)、ステップS5において、制御演算部13は、ステップS2において識別されたユーザの中に対象ユーザがいるか否かを判断する。記憶部14にユーザ情報が記憶されているユーザは、空気調和機1への操作によって、対象ユーザとして登録される。空気調和機1は、ユーザによる当該登録のための操作を受け付ける。制御演算部13は、対象ユーザとしての登録の有無に基づいて、対象ユーザ否かを判断する。ステップS2において識別されたユーザの中に対象ユーザがいない場合(ステップS5,No)、制御演算部13は、健康管理の補助のためのステップS6以降の処理を行わず、空調制御のみを行う。
一方、ステップS2において識別されたユーザの中に対象ユーザがいる場合(ステップS5,Yes)、ステップS6において、制御演算部13は、当該対象ユーザの基本情報が記憶部14に記憶されているか否かを判断する。基本情報は、性別、身長、体重および年齢といった、対象ユーザの体に関する情報である。対象ユーザは、空気調和機1への操作によって、基本情報を空気調和機1へ登録することができる。空気調和機1は、ユーザによる当該登録のための操作を受け付けて、入力された基本情報を記憶部14へ記憶する。空気調和機1は、基本情報を参照して対象ユーザの健康状態を診断することによって、診断精度を高めることができる。
当該対象ユーザの基本情報が記憶されている場合(ステップS6,Yes)、ステップS7において、制御演算部13は、記憶されている基本情報を基に、当該対象ユーザについての基準値を設定する。基準値は、当該対象ユーザの現在の健康状態の判断における基準とされる値である。基準値は、健康状態が良好であると判断可能な数値範囲を画定するための閾値である。例を挙げると、検出された体温による健康状態の判断が行われる場合において、基準値は、発熱の有無の判断における基準とされる体温の値である。記憶部14には、性別、身長、体重あるいは年齢といった条件ごとの基準値が記憶されている。制御演算部13は、かかる条件ごとの基準値の中から当該対象ユーザの基本情報に該当する基準値を読み出して、読み出された基準値を設定する。
一方、当該対象ユーザの基本情報が記憶されていない場合(ステップS6,No)、ステップS8において、制御演算部13は、当該対象ユーザについての基準値に一般値を設定する。一般値は、性別、身長、体重あるいは年齢といった条件に関わらず健康状態の判断に使用され得る値である。一般値は、記憶部14に記憶されている。制御演算部13は、一般値を読み出して、読み出された一般値を基準値に設定する。
ステップS9では、制御演算部13は、当該対象ユーザについての過去の検出データが記憶部14に記憶されているか否かを判断する。過去の検出データが記憶されている場合(ステップS9,Yes)、ステップS10において、制御演算部13は、過去の検出データを基に当該対象ユーザについての基準値を補正する。例として人体の温度分布を挙げると、温度分布には、個人ごとの筋肉量あるいは体格などの違いによるばらつきが生じる。制御演算部13は、当該対象ユーザの個人的な温度分布の傾向を過去の検出データの統計処理によって求めることによって、温度分布についての基準値を補正する。制御演算部13は、温度分布以外についても、温度分布の場合と同様に基準値を補正する。空気調和機1は、ステップS10による補正を行った後、手順をステップS11へ進める。一方、当該対象ユーザについての過去の検出データが記憶されていない場合(ステップS9,No)、空気調和機1は、ステップS10をスキップして、次に述べるステップS11へ手順を進める。このように、空気調和機1は、対象ユーザについての検出データを蓄積しておくことによって、当該対象ユーザについての健康状態の診断に検出データを活用する。
ステップS11において、制御演算部13は、ステップS1において取得された検出データの中に対象外ユーザについての検出データがあるか否かを判断する。対象外ユーザについての検出データがある場合(ステップS11,Yes)、ステップS12において、制御演算部13は、当該対象外ユーザについての過去の検出データが記憶部14に記憶されているか否かを判断する。一方、対象外ユーザについての検出データがない場合(ステップS11,No)、空気調和機1は、ステップS12と後述するステップS13およびステップS14をスキップして、後述するステップS15へ手順を進める。
当該対象外ユーザについての過去の検出データが記憶されている場合(ステップS12,Yes)、ステップS13において、制御演算部13は、当該対象外ユーザについての現在の検出データと過去の検出データとに基づいて検出誤差を推定する。また、制御演算部13は、推定された検出誤差に基づいて、上記の対象ユーザについての基準値を補正する。
人体の温度分布の場合を例とすると、温度分布には、現在の周囲環境によるばらつき、ならびに現在よりも前における周囲環境の変化によるばらつきが生じる。また、赤外線センサ18によって検出される温度分布には、赤外線センサ18の感度のばらつきといった要因による測定誤差によってもばらつきが生じる。検出誤差とは、このような人の状態以外の要因によって、人の状態の検出結果に生じる誤差とする。制御演算部13は、当該対象外ユーザについての現在の検出データと過去の検出データとの統計処理によって、現在および過去の状況に起因する検出誤差を推定する。このように、空気調和機1は、対象外ユーザについての検出データを蓄積しておくことによって、対象外ユーザについての検出データを検出誤差の推定に活用する。
一方、当該対象外ユーザについての過去の検出データが記憶されていない場合(ステップS12,No)、ステップS14において、制御演算部13は、当該対象外ユーザについての現在の検出データに基づいて検出誤差を推定する。また、制御演算部13は、推定された検出誤差に基づいて、上記の対象ユーザについての基準値を補正する。制御演算部13は、当該対象外ユーザについての現在の検出データに基づいて、現在の状況に起因する検出誤差を推定する。
空気調和機1は、上記対象ユーザについての基準値の補正を終えると、ステップS15へ手順を進める。なお、上述するように、現在の対象外ユーザについての検出データがない場合(ステップS11,No)には、空気調和機1は、ステップS12からステップS14をスキップすることにより、対象外ユーザについての検出データに基づく基準値の補正を行わない。
ステップS15において、制御演算部13は、上記対象ユーザについての現在の検出データは基準値の範囲内か否かを判断する。現在の検出データが基準値の範囲内である場合(ステップS15,Yes)、ステップS16において、制御演算部13は、当該対象ユーザの健康状態を良好と診断する。一方、現在の検出データが基準値の範囲内ではない場合(ステップS15,No)、ステップS17において、制御演算部13は、当該対象ユーザの健康状態を不良と診断する。ステップS18において、記憶部14は、ステップS16による診断結果またはステップS17による診断結果を記憶する。
ステップS19において、通信部15は、ステップS18において記憶された診断結果を、ユーザ端末20へ送信する。対象ユーザは、空気調和機1への操作によって、診断結果の送信先であるユーザ端末20を空気調和機1へ登録することができる。空気調和機1は、ユーザによる当該登録のための操作を受け付けて、送信先のメールアドレスを記憶部14へ記憶する。通信部15は、健康状態の診断が行われた当該対象ユーザについて、あらかじめ登録されているユーザ端末20へ診断結果を送信する。
ユーザ端末20の通信部21は、送信された診断結果を受信する。ステップS20において、表示部22は、通信部21によって受信された診断結果を表示する。以上により、空気調和機1とユーザ端末20とは、図2および図3に示す手順による動作を終了する。
空気調和機1は、健康管理機能のためのウェアラブルセンサを使用せずに対象ユーザの健康状態を診断可能とする。対象ユーザはウェアラブルセンサを装着しなくても、健康管理の補助を受けることができる。空気調和機1は、ウェアラブルセンサが不要であることによって、簡易な装備により対象ユーザの健康状態を診断することができる。
次に、処理装置10が有するハードウェア構成について説明する。処理装置10が有する制御演算部13の機能は、処理回路を使用して実現される。処理回路は、処理装置10に搭載される専用のハードウェアである。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであっても良い。
図4は、実施の形態1にかかる空気調和機が有する処理装置のハードウェア構成の例を示す第1の図である。図4には、専用のハードウェアを使用することによって制御演算部13の機能が実現される場合におけるハードウェア構成を示している。処理装置10は、各種処理を実行する処理回路30と、処理装置10の外部の機器との接続インタフェースである入出力インタフェース31と、各種情報を記憶する記憶装置32と、処理装置10の外部の機器との通信を担う通信インタフェース33とを備える。図4に示す各構成要素は、バスを介して相互に接続されている。
専用のハードウェアである処理回路30は、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はこれらの組み合わせである。制御演算部13の機能は、処理回路30を用いて実現される。
入出力インタフェース31は、検出部12からの検出結果の入力、ならびに空調部11への制御信号の出力などを担う。記憶装置32は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)である。記憶部14の機能は、記憶装置32を使用して実現される。通信部15の機能は、通信インタフェース33を使用して実現される。
図5は、実施の形態1にかかる空気調和機が有する処理装置のハードウェア構成の例を示す第2の図である。図5には、プログラムを実行するハードウェアを用いることによって制御演算部13の機能が実現される場合におけるハードウェア構成を示している。プロセッサ34およびメモリ35は、入出力インタフェース31、記憶装置32および通信インタフェース33と相互に接続されている。
プロセッサ34は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、又はDSP(Digital Signal Processor)である。制御演算部13の機能は、プロセッサ34と、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、内蔵メモリであるメモリ35に格納される。メモリ35は、不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであって、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)またはEEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。
実施の形態1によると、空気調和機1は、室内空間に居る人の体の状態をセンサによって検出した結果を記憶し、記憶されたデータの統計処理によって人の健康状態を診断する。これにより、空気調和機1は、空気調和機1に内蔵されているセンサによって取得された情報を活用することによる健康管理の補助が可能となるというという効果を奏する。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる空気調和機、ならびに空気調和機と通信可能なユーザ端末による動作手順を示すフローチャートである。実施の形態2にかかる空気調和機1は、空気調和に伴う対象ユーザの温度分布の変化を検出した結果に基づいて対象ユーザの発熱量を推定して、発熱量の推定結果に基づいて対象ユーザの健康状態を診断する。実施の形態2にかかる空気調和機1は、図1に示す空気調和機1と同様の構成を有する。実施の形態2では、実施の形態1とは異なる動作手順について主に説明する。
実施の形態2において、空気調和機1は、図2および図3に示すステップS1からステップS14と同じ手順で動作する。空気調和機1は、ステップS13またはステップS14の動作を終えると、ステップS21へ手順を進める。なお、図6では、ステップS1からステップS10の図示を省略している。
ステップS21において、空気調和機1は、室内空間に居る対象ユーザに対して風除けあるいは風当てといった任意の空気調和を実施する。ステップS22において、赤外線センサ18は、当該対象ユーザの温度分布を検出することによって、当該対象ユーザの体温変化を測定する。ステップS21における空気調和によって、当該対象ユーザの温度分布は時間の経過に伴って変化する。
ステップS23において、制御演算部13は、ステップS22における測定結果である検出データに基づいて、当該対象ユーザの発熱量を推定する。制御演算部13は、空気調和による空気流の温度の変化に対する当該対象ユーザの温度分布の変化の度合いに基づいて発熱量を推定する。
ステップS24において、制御演算部13は、当該対象ユーザについての現在の検出データと発熱量とは基準値の範囲内か否かを判断する。制御演算部13は、発熱量についての基準値とステップS23における推定値とを比較することによって、現在の発熱量が基準値の範囲内か否かを判断する。発熱量についての基準値は、実施の形態1の基準値と同様に設定される。
現在の検出データと発熱量との双方が基準値の範囲内である場合(ステップS24,Yes)、空気調和機1は、ステップS16へ手順を進める。一方、現在の検出データと発熱量とのうちの少なくとも一方が基準値の範囲内ではない場合(ステップS24,No)、空気調和機1は、ステップS17へ手順を進める。その後、空気調和機1およびユーザ端末20は、図3に示すステップS18からステップS20と同じ手順で動作する。
実施の形態2によると、空気調和機1は、空気調和による対象ユーザの体温変化を測定した結果に基づいて発熱量を推定する。これにより、空気調和機1は、対象ユーザの健康状態を精度良く診断することができる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3にかかる健康管理補助システムを示すブロック図である。健康管理補助システム100は、空気調和機40と、外部サーバであるサーバ装置50と、ユーザ端末20とを有する。実施の形態3では、図1に示す制御演算部13の機能のうち健康管理補助のための演算機能と、図1に示す記憶部14の機能とが、サーバ装置50に備えられている。実施の形態3では、上記の実施の形態1および2と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1および2とは異なる構成について主に説明する。
空気調和機40には、図1に示す制御演算部13に代えて、制御部41が設けられている。制御部41は、空気調和機1の空調制御を行う。また、空気調和機40は、空調部11と検出部12と通信部15とを有する。健康管理補助システム100には、従来と同様の構成を有する空気調和機40を使用することができる。
サーバ装置50は、健康管理補助のための演算機能を有する演算部51と、検出データを記憶する記憶部52と、健康状態の診断結果を送信する通信部53とを有する。空気調和機40の通信部15とサーバ装置50の通信部53とは、ネットワークを介して通信可能に接続される。サーバ装置50の通信部53とユーザ端末20の通信部21とは、ネットワークを介して通信可能に接続される。ネットワークは、インターネットあるいはLANといった通信網である。
通信部15は、検出部12による検出によって得られた検出データをサーバ装置50へ送信する。通信部53は、通信部15によって送信された検出データを受信する、記憶部52は、通信部53によって受信された検出データを記憶する。演算部51は、記憶部52から読み出された検出データの統計処理によって人の健康状態を診断する。通信部53は、健康状態の診断結果をユーザ端末20へ送信する。通信部21は、通信部53によって送信された診断結果を受信する。
健康管理補助システム100は、検出データを記憶部52に蓄積する。健康管理補助システム100は、記憶部52に蓄積された検出データを活用することによって対象ユーザの健康状態を診断して、対象ユーザの健康管理を補助する。
次に、健康管理補助システム100による健康管理の補助のための動作について説明する。図8および図9は、図7に示す健康管理補助システムによる動作手順を示すフローチャートである。
ステップS1において検出部12が室内空間に居る人と室内空間に居る人の体の状態とを検出すると、ステップS31において、通信部15は、サーバ装置50へ検出データを送信する。通信部53は、通信部15によって送信された検出データを受信する。
ステップS2において、演算部51は、ステップS31にて取得された検出データに基づいて、検出された人の中からユーザを識別する。ステップS3において、記憶部52は、ステップS2においてユーザであると識別された人についての検出データを記憶する。このようにして、サーバ装置50は、検出データを記憶部52に蓄積する。
ステップS4において、演算部51は、健康管理補助システム100による健康管理機能がオンになっているか否かを判断する。健康管理機能がオフである場合(ステップS4,No)、健康管理補助システム100は、健康管理の補助のためのステップS5以降の処理を行わず、空気調和機40による空調制御のみを行う。
一方、健康管理機能がオンである場合(ステップS4,Yes)、ステップS5において、演算部51は、ステップS2において識別されたユーザの中に対象ユーザがいるか否かを判断する。記憶部52にユーザ情報が記憶されているユーザは、サーバ装置50への操作によって、対象ユーザとして登録される。サーバ装置50は、ユーザによる当該登録のための操作を受け付ける。演算部51は、対象ユーザとしての登録の有無に基づいて、対象ユーザが否かを判断する。ステップS2において識別されたユーザの中に対象ユーザがいない場合(ステップS5,No)、健康管理補助システム100は、健康管理の補助のためのステップS6以降の処理を行わず、空気調和機40による空調制御のみを行う。
一方、ステップS2において識別されたユーザの中に対象ユーザがいる場合(ステップS5,Yes)、ステップS6において、演算部51は、当該対象ユーザの基本情報が記憶部52に記憶されているか否かを判断する。対象ユーザは、サーバ装置50への操作によって、基本情報をサーバ装置50へ登録することができる。サーバ装置50は、ユーザによる当該登録のための操作を受け付けて、入力された基本情報を記憶部52へ記憶する。
当該対象ユーザの基本情報が記憶されている場合(ステップS6,Yes)、ステップS7において、演算部51は、記憶されている基本情報を基に、当該対象ユーザについての基準値を設定する。一方、当該対象ユーザの基本情報が記憶されていない場合(ステップS6,No)、ステップS8において、演算部51は、当該対象ユーザについての基準値に一般値を設定する。
ステップS9では、演算部51は、当該対象ユーザについての過去の検出データが記憶部52に記憶されているか否かを判断する。過去の検出データが記憶されている場合(ステップS9,Yes)、ステップS10において、演算部51は、過去の検出データを基に当該対象ユーザについての基準値を補正する。健康管理補助システム100は、ステップS10による補正を行った後、手順をステップS11へ進める。一方、当該対象ユーザについての過去の検出データが記憶されていない場合(ステップS9,No)、健康管理補助システム100は、ステップS10をスキップして、次に述べるステップS11へ手順を進める。このように、健康管理補助システム100は、対象ユーザについての検出データをサーバ装置50に蓄積しておくことによって、当該対象ユーザについての健康状態の診断に検出データを活用する。
ステップS11において、演算部51は、ステップS1において取得された検出データの中に対象外ユーザについての検出データがあるか否かを判断する。対象外ユーザについての検出データがある場合(ステップS11,Yes)、ステップS12において、演算部51は、当該対象外ユーザについての過去の検出データが記憶部52に記憶されているか否かを判断する。一方、対象外ユーザについての検出データがない場合(ステップS11,No)、健康管理補助システム100は、ステップS12と後述するステップS13およびステップS14をスキップして、後述するステップS32へ手順を進める。
当該対象外ユーザについての過去の検出データが記憶されている場合(ステップS12,Yes)、ステップS13において、演算部51は、当該対象外ユーザについての現在の検出データと過去の検出データとに基づいて検出誤差を推定する。また、演算部51は、推定された検出誤差に基づいて、上記の対象ユーザについての基準値を補正する。一方、当該対象外ユーザについての過去の検出データが記憶されていない場合(ステップS12,No)、ステップS14において、演算部51は、当該対象外ユーザについての現在の検出データに基づいて検出誤差を推定する。また、演算部51は、推定された検出誤差に基づいて、上記の対象ユーザについての基準値を補正する。健康管理補助システム100は、上記対象ユーザについての基準値の補正を終えると、ステップS32へ手順を進める。
ステップS32において、演算部51は、室内空間に居る対象ユーザに対して風除けあるいは風当てといった任意の空気調和を空気調和機40に行わせるための空気調和指令を出力する。ステップS33において、通信部53は、ステップS32において出力された空気調和指令を空気調和機40へ送信する。通信部15は、通信部53によって送信された空気調和指令を受信する。
ステップS34において、制御部41は、通信部15によって受信された空気調和指令にしたがって、対象ユーザに対し任意の空気調和を実施する。また、ステップS34において、赤外線センサ18は、当該対象ユーザの温度分布を検出することによって、当該対象ユーザの体温変化を測定する。ステップS35において、通信部15は、体温変化の測定結果である検出データをサーバ装置50へ送信する。通信部53は、通信部15によって送信された検出データを受信する。
ステップS23において、演算部51は、受信された検出データに基づいて、当該対象ユーザの発熱量を推定する。演算部51は、空気調和による空気流の温度の変化に対する当該対象ユーザの温度分布の変化の度合いに基づいて発熱量を推定する。ステップS24において、演算部51は、当該対象ユーザについての現在の検出データと発熱量とは基準値の範囲内か否かを判断する。
現在の検出データと発熱量との双方が基準値の範囲内である場合(ステップS24,Yes)、ステップS16において、演算部51は、当該対象ユーザの健康状態を良好と診断する。一方、現在の検出データが基準値の範囲内ではない場合(ステップS24,No)、ステップS17において、演算部51は、当該対象ユーザの健康状態を不良と診断する。ステップS18において、記憶部52は、ステップS16による診断結果またはステップS17による診断結果を記憶する。
ステップS19において、通信部53は、ステップS18において記憶された診断結果を、ユーザ端末20へ送信する。対象ユーザは、サーバ装置50への操作によって、診断結果の送信先であるユーザ端末20をサーバ装置50へ登録することができる。サーバ装置50は、ユーザによる当該登録のための操作を受け付けて、送信先のメールアドレスを記憶部52へ記憶する。通信部53は、健康状態の診断が行われた当該対象ユーザについて、あらかじめ登録されているユーザ端末20へ診断結果を送信する。
ユーザ端末20の通信部21は、送信された診断結果を受信する。ステップS20において、表示部22は、通信部21によって受信された診断結果を表示する。以上により、健康管理補助システム100は、図8および図9に示す手順による動作を終了する。なお、実施の形態3において、健康管理補助システム100は、健康管理の補助のための動作として、実施の形態2にかかる空気調和機1と同様の動作を行う。健康管理補助システム100は、健康管理の補助のための動作として、実施の形態1にかかる健康管理補助システムと同様の動作を行っても良い。
サーバ装置50が有する演算部51の機能は、実施の形態1の制御演算部13の機能と同様に、処理回路を使用して実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであっても良い。演算部51の機能は、図4に示す処理回路30によって実現される。または、演算部51の機能は、図5に示すプロセッサ34と、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。記憶部52の機能は、記憶装置32を使用して実現される。通信部53の機能は、通信インタフェース33を使用して実現される。
実施の形態3によると、健康管理補助システム100は、室内空間に居る人の体の状態をセンサによって検出した結果を記憶し、記憶されたデータの統計処理によって人の健康状態を診断する。これにより、健康管理補助システム100は、空気調和機40に内蔵されているセンサによって取得された情報を活用することによる健康管理の補助が可能となるというという効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,40 空気調和機、10 処理装置、11 空調部、12 検出部、13 制御演算部、14,52 記憶部、15,21,53 通信部、16 風向調整機構、17 ファンモータ、18 赤外線センサ、20 ユーザ端末、22 表示部、30 処理回路、31 入出力インタフェース、32 記憶装置、33 通信インタフェース、34 プロセッサ、35 メモリ、41 制御部、50 サーバ装置、51 演算部、100 健康管理補助システム。

Claims (7)

  1. 空気調和のための空気流が送り出される空間に居る人の体の状態を検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果であるデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたデータの統計処理によって、前記空間に居る人を識別し、識別された人のうち健康管理補助の対象としてあらかじめ登録された対象ユーザについて前記記憶部に記憶されているデータを統計処理することによって、前記対象ユーザの健康状態を診断する演算部と、
    前記健康状態の診断結果を送信する通信部と、
    を備え
    前記演算部は、識別された対象ユーザについての現在の前記検出結果であるデータを前記識別された対象ユーザについて設定された基準値と比較することによって、前記識別された対象ユーザの健康状態を診断し、かつ、識別された人のうち前記対象ユーザ以外の人である対象外ユーザについて前記検出部によって検出されたデータに基づいて前記基準値を補正する空気調和機。
  2. 前記記憶部は、前記対象外ユーザについての前記検出結果であるデータを記憶し、
    前記演算部は、識別された対象外ユーザについて過去に検出されたデータが記憶されている場合、前記識別された対象外ユーザについて現在検出されたデータと前記識別された対象外ユーザについて過去に検出されたデータとに基づいて前記基準値を補正する請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記演算部は、前記識別された対象外ユーザについての過去のデータが記憶されていない場合、前記識別された対象外ユーザについて現在検出されたデータに基づいて前記基準値を補正する請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記演算部は、前識別された対象ユーザについて現在検出されたデータと前記識別された対象ユーザについて過去に検出されたデータとに基づいて前記基準値を補正する請求項1からのいずれか1つに記載の空気調和機。
  5. 前記演算部は、空気調和に伴う前記識別された対象ユーザの温度分布の変化を検出した結果に基づいて前記識別された対象ユーザの発熱量を推定して、前記発熱量の推定結果に基づいて前記識別された対象ユーザの健康状態を診断する請求項からのいずれか1つに記載の空気調和機。
  6. 前記記憶部は、前記対象ユーザの体に関する情報である基本情報を記憶する請求項からのいずれか1つに記載の空気調和機。
  7. 空気調和のための空気流が送り出される空間に居る人の体の状態を検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果であるデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたデータの統計処理によって、前記空間に居る人を識別し、識別された人のうち健康管理補助の対象としてあらかじめ登録された対象ユーザについて前記記憶部に記憶されているデータを統計処理することによって、前記対象ユーザの健康状態を診断する演算部と、
    前記健康状態の診断結果を送信する通信部と、
    を備え
    前記演算部は、識別された対象ユーザについての現在の前記検出結果であるデータを前記識別された対象ユーザについて設定された基準値と比較することによって、前記識別された対象ユーザの健康状態を診断し、かつ、識別された人のうち前記対象ユーザ以外の人である対象外ユーザについて前記検出部によって検出されたデータに基づいて前記基準値を補正する健康管理補助システム。
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