JP7049389B2 - 上皮成長因子受容体に特異的に結合する抗体を有効成分として含む、癌の転移を抑制するための医薬組成物 - Google Patents
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Description
本発明は、上皮成長因子受容体に特異的に結合する抗体を有効成分として含む、癌の転移を抑制するための医薬組成物、および該組成物を用いる癌の転移を抑制する方法に関する。
ある組織に癌が生じ、それが別の組織に移動し増殖する場合、それは転移と呼ばれる。転移が起こると、治療が効果的でないばかりではなく、再発の可能性も高まる。癌転移のプロセスは、遊走、接着、浸潤等のステップを含み、いずれか1つのステップを阻止すれば癌転移を阻止することができる。
本発明の目的は、上皮成長因子受容体に特異的に結合する抗体を有効成分として含む、癌の転移を抑制するための医薬組成物、および該組成物を用いる癌の転移を抑制する方法を提供することである。
本発明の上記目的を達成するために、上皮成長因子受容体(EGFR)に特異的に結合する抗体を有効成分として含む、癌の転移を抑制するための医薬組成物において、抗体が、a)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号4、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域、またはb)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号9、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域を含む、組成物を提供する。
本発明はまた、癌の転移を抑制するための医薬の製造における本発明の組成物の使用を提供する。
本発明の、癌の転移を抑制するための組成物、または癌の転移を抑制する方法は、EGFRリガンドにより誘発されるさまざまな胃癌細胞系の遊走および浸潤を抑制するのに有効である。したがって、本発明の組成物または方法は、癌転移の抑制のために効果的に用いることができる。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明は、上皮成長因子受容体(EGFR)に特異的に結合する抗体を有効成分として含む、癌の転移を抑制するための医薬組成物において、抗体が、a)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号4、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域、またはb)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号9、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域を含む、組成物を提供する。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。以下の実施例は、本発明を、その範囲を限定することなくさらに説明することを意図したものである。
EGFRに特異的に結合する抗体のスクリーニングのために、抗体遺伝子ライブラリを構築した。そのために、ヒト骨髄RNA、ヒト胸腺RNA、ヒト脾臓RNAおよびヒトB細胞RNAを混合した。該RNA遺伝子ライブラリから単離したRNA遺伝子をテンプレートとしてcDNAを合成し、次いで、そのcDNAをテンプレートとし、scFv領域、重鎖可変領域および軽鎖可変領域用にそれぞれ設計されたプライマーを用いて、抗体DNAを合成した。合成した抗体DNAをファージディスプレイベクターpKS4H(韓国Green Crossの韓国特許番号10-0635370参照)に導入して、抗体DNAライブラリを調製した。該抗体DNAライブラリを用いてパニング技術によってEGFRに結合する抗体を選択した。パニングは4回行い、最終的に選択したDNAライブラリを含むコロニーからの抗体の発現を誘導した。ここで、抗体の発現は、EGFRコーティングした96ウェルプレートを用いてELISAによって測定した。
試験実施例1:抗EGFR抗体投与のNCI-N87胃癌細胞系遊走抑制効果の試験
1-1.EGFRリガンドによるNCI-N87胃癌細胞系遊走の誘導
胃癌細胞系であるNCI-N87細胞系の癌細胞遊走がEGFRリガンドによって誘導される条件を確立するために、細胞遊走解析を行った。
NCI-N87細胞系を、細胞遊走誘導のために20ng/mlのHB-EGFで処理した。0.04μg/ml、0.2μg/ml、1μg/mlもしくは5μg/mlのGC1118、または比較例として0.04μg、0.2μg、1μgもしくは5μgのセツキシマブ(CTX;米国Merck)および5μg/mlのパニツムマブ(Pani;米国Amgen)を加えた。GC1118による癌細胞遊走抑制を、試験実施例1-1と同じ条件および方法で調べた。
HB-EGFの代わりに20ng/mlのTGF-αで細胞遊走を誘導し、比較例としてセツキシマブを加えたことを除いては、試験実施例1-2と同じ条件および方法で試験を行った。
HB-EGFの代わりに500ng/mlのAREGで細胞遊走を誘導したことを除いては、試験実施例1-2と同じ条件および方法で試験を行った。
癌細胞のEGFRまたはHER2を標的とするGC1118抗体および他の抗体の、癌細胞遊走抑制効果を比較した。
2-1.EGFRリガンドによるAGS胃癌細胞系遊走の誘導
EGFRリガンドによりAGS細胞系(米国ATCC)の癌細胞遊走を誘導する条件を確立した。トランスウェルインサート1個につき3×106個の細胞を入れた以外は、試験実施例1-1と同じ条件および方法で試験を行った。リガンドとしてHB-EGF、TGF-αまたはAREGを加え、OD値を測定した結果を図8に示す。
AGS細胞系を用いたことを除いては、試験実施例1-2と同じ条件および方法で試験を行った。遊走抑制効果について、HB-EGFのみを加えた場合に対する、各抗体で処理した場合の遊走細胞の比をOD値のパーセンテージとして計算した。結果を図9に示す。
AGS胃癌細胞系を用い、細胞遊走を1000ng/mlのAREGで誘導したことを除いては、試験実施例1-4と同じ条件および方法で試験を行った。遊走抑制効果について、AREGを加えた場合に対する、各抗体で処理した場合の遊走細胞の比をOD値のパーセンテージとして計算した。結果を図10に示す。
セツキシマブ、パニツムマブ、トラスツズマブまたはGC1118を0.2μg/mlの濃度で加えたことを除いては、試験実施例1-5と同じ条件および方法で試験を行った。遊走抑制効果について、EGFRリガンドのみを加えた場合に対する、各抗体で処理した場合の遊走細胞の比をOD値のパーセンテージとして計算した。結果を図11に示す。
3-1.EGFRリガンドによるNUGC3胃癌細胞系遊走の誘導
EGFRリガンドによりNUGC3細胞系(ATCC、米国)の癌細胞の遊走を誘導する条件を確立した。トランスウェルインサート1個につき2×106個の細胞を入れ、HB-EGFおよびTGF-αは0、0.4、2、10、50および250ng/mlで、AREGは0、1.6、8、40、200および1000ng/mlで加えた。それ以外は、試験実施例1-1と同じ条件および方法で試験を行った。リガンドとしてHB-EGF、TGF-αまたはAREG加え、OD値を測定した結果を図12に示す。
NUGC3細胞系において50ng/mlのHB-EGFで細胞遊走を誘導したことを除いては、試験実施例1-5と同じ条件および方法で試験を行った。遊走抑制効果について、EGFRリガンドのみを加えた場合に対する、各抗体で処理した場合の遊走細胞の比をOD値のパーセンテージとして計算した。結果を図15に示す。
HB-EGFの代わりに50ng/mlのTGF-αで細胞遊走を誘導したことを除いては、試験実施例3-2と同じ条件および方法で試験を行った。
HB-EGFの代わりに500ng/mlのAREGで細胞遊走を誘導したことを除いては、試験実施例3-2と同じ条件および方法で試験を行った。
試験実施例4.抗EGFR抗体投与のAGS胃癌細胞系転移抑制効果の試験
4-1.EGFRリガンドによるAGS癌細胞浸潤の誘導
胃癌細胞系であるAGS細胞系の癌細胞の浸潤がEGFRリガンドによって誘導される条件を確立するために、マトリゲルチャンバー解析を行った。
20ng/mlのHB-EGFで浸潤を誘導したことを除いては、試験実施例4-1と同じ条件および方法で試験を行った。試験群には1μg/mlのGC1118を加え、比較例としては1μg/mlのセツキシマブ、1μg/mlのパニツムマブ、および1μg/mlのトラスツズマブを用いた。試験を2セットで3回繰り返し、平均値を示した。
HB-EGFの代わりに20ng/mlのTGF-αで浸潤を誘導したことを除いては、試験実施例4-2と同じ条件および方法で試験を行った。
HB-EGFの代わりに1000ng/mlのAREGで浸潤を誘導し、試験を2セットで2回繰り返したことを除いては、試験実施例4-2と同じ条件および方法で試験を行った。
5-1.EGFRリガンドによるNUGC3癌細胞浸潤の誘導
胃癌細胞系であるNUGC3細胞系の癌細胞の浸潤がEGFRリガンドによって誘導される条件を確立するために、マトリゲルチャンバー解析を行った。浸潤誘導のために、EGFRリガンドであるHB-EGFおよびTGF-αを10、20または50ng/mlで、AREGを40、200または500ng/mlで加えた。それ以外は試験実施例4-1と同じ条件および方法で試験を行った。リガンドとしてHB-EGF、TGF-αおよびAREGを加えた場合の測定されたOD値を図23~25にそれぞれ示す。
NUGC3細胞系を50ng/mlのHB-EGFで処理することにより浸潤を誘導したことを除いては、試験実施例4-2と同じ条件および方法で試験を行った。
HB-EGFの代わりに50ng/mlの濃度のTGF-αを加えて処理したことを除いては、GC1118による癌細胞浸潤抑制を試験実施例5-2と同じ方法で試験した。
HB-EGFの代わりに500ng/mlの濃度のAREGを加えて処理したことを除いては、GC1118による癌細胞浸潤抑制を試験実施例4-4と同じ方法で試験した。
Claims (7)
- 上皮成長因子受容体(EGFR)に特異的に結合する抗体を有効成分として含む、結腸直腸癌の転移を抑制するための医薬組成物において、抗体が、
a)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号4、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域;または
b)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号9、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域
を含む、組成物。 - 抗体が、
a)配列番号7のアミノ酸配列で表される重鎖可変領域、配列番号8のアミノ酸配列で表される軽鎖可変領域、重鎖定常領域、および軽鎖定常領域;または
b)配列番号7のアミノ酸配列で表される重鎖可変領域、配列番号10のアミノ酸配列で表される軽鎖可変領域、重鎖定常領域、および軽鎖定常領域
を含む、請求項1に記載の組成物。 - 転移が、EGFRリガンドによって誘発または促進される、請求項1に記載の組成物。
- EGFRリガンドが、ヘパリン結合性EGF様増殖因子(HB-EGF)、トランスフォーミング増殖因子-α(TGF-α)、アンフィレグリン(AREG)、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項3に記載の組成物。
- 組成物が、薬学的に許容しうる担体、賦形剤、滑沢剤、湿潤剤、甘味剤、香味剤、保存剤、およびそれらの混合物からなる群から選択されるものをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
- 結腸直腸癌の転移を抑制するための医薬の製造における、EGFRに特異的に結合する抗体の使用において、抗体が、
a)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号4、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域;または
b)配列番号1、配列番号2および配列番号3のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む重鎖可変領域、配列番号9、配列番号5および配列番号6のアミノ酸配列でそれぞれ表されるCDR1、CDR2およびCDR3を含む軽鎖可変領域、重鎖定常領域、ならびに軽鎖定常領域
を含む、使用。 - 抗体が、
a)配列番号7のアミノ酸配列で表される重鎖可変領域、配列番号8のアミノ酸配列で表される軽鎖可変領域、重鎖定常領域、および軽鎖定常領域;または
b)配列番号7のアミノ酸配列で表される重鎖可変領域、配列番号10のアミノ酸配列で表される軽鎖可変領域、重鎖定常領域、および軽鎖定常領域
を含む、請求項6に記載の使用。
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