JP7048714B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7048714B1
JP7048714B1 JP2020219485A JP2020219485A JP7048714B1 JP 7048714 B1 JP7048714 B1 JP 7048714B1 JP 2020219485 A JP2020219485 A JP 2020219485A JP 2020219485 A JP2020219485 A JP 2020219485A JP 7048714 B1 JP7048714 B1 JP 7048714B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment
content
information
user
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020219485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022104335A (ja
Inventor
ピーシュイ ワーン
絵理 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PayPay Corp
Original Assignee
PayPay Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PayPay Corp filed Critical PayPay Corp
Priority to JP2020219485A priority Critical patent/JP7048714B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7048714B1 publication Critical patent/JP7048714B1/ja
Publication of JP2022104335A publication Critical patent/JP2022104335A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】所定の決済手段の利用を促進させること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、提供部を有する。提供部は、利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、支払態様情報が示す支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツを提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、利用者が利用する端末装置を用いた決済に関する様々な技術が提案されている。例えば、利用者が利用する端末装置を用いた電子決済において、利用者の興趣性を向上させる技術が提供されている(例えば特許文献1)。
特開2020-170442号公報
しかしながら、上記の従来技術では、電子決済において読み取り対象となるコード等の表示を変更しているに過ぎないため、利用者の表示に対する興趣性を向上させることはできるものの、その決済手段の利用を促進させることができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の決済手段の利用を促進させることができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、前記支払態様情報が示す前記支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツを提供する提供部を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、所定の決済手段の利用を促進させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理システムが実行する情報処理の一例を示す図である。 図2は、電子決済アプリにより表示されるコンテンツの一例を示す図である。 図3は、電子決済アプリにより表示されるコンテンツの一例を示す図である。 図4は、電子決済アプリにより表示されるコンテンツの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る条件情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る提供用情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る表示態様情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理装置が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
〔実施形態〕
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.決済処理について〕
まず、利用者によって利用される端末装置(図5に示す情報処理システム1では端末装置10。以下同様)を用いた決済処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗に配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗を識別する店舗識別情報を示す2次元コードを用いて、利用者が端末装置を用いた決済を行う例について説明する。
なお、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済処理の一例は、任意の利用者が任意の端末装置を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報は、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや、所定のマークや、番号等であってもよい。
例えば、利用者が店舗にて各種の商品又はサービスといった決済対象の購入又は利用に伴う決済を行う場合、利用者は、端末装置に予めインストールされた電子決済用のアプリケーション(以下「アプリAP」ともいう)を起動する。
そして、利用者は、アプリAPを介して、店舗に設置された店舗識別情報を撮影する。この場合、端末装置は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者又は店舗の店員から決済額の入力を受付ける。
そして、端末装置は、利用者を識別する利用者情報と、店舗識別情報(若しくは、店舗識別情報が示す情報、すなわち、店舗を示す情報)と、決済額とを示す決済情報を決済サーバ(図5に示す情報処理システム1では決済サーバ30。以下同様)へと送信する。この場合、所定の決済サーバは、利用者情報が示す利用者の口座から、店舗識別情報が示す店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させる。
そして、決済サーバは、決済が完了した旨の通知を端末装置へと送信する。このとき、端末装置は、決済が完了した旨の画面や、所定の音声等を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を利用者又は店員に対して通知する。
なお、端末装置を用いた決済処理は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、端末装置を用いた決済処理は、店舗に設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、端末装置は、利用者を識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。この場合、店舗に設置された店舗端末は、端末装置に表示された利用者識別情報を読取り、利用者識別情報と、決済額と、店舗を識別する情報とを示す決済情報を決済サーバへと送信する。
このとき、決済サーバは、利用者識別情報が示す利用者の口座から、店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗の店舗端末又は端末装置に対し、決済が完了した旨の画面や、所定の音声等を出力させることで、決済が行われた旨を利用者又は店員に通知してもよい。
また、端末装置を用いた決済処理は、利用者が予め電子マネーをチャージした口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者が予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。この場合、決済サーバは、店舗の口座に対して決済額の電子マネーを送金するとともに、利用者が所有するクレジットカードの運用会社に対し、決済額を請求してもよい。
また、端末装置を用いた決済は、利用者の口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者の口座から、所定の取引対象を提供する提供者(事業者)の口座へと電子マネーを移行させる決済であってもよい。このような場合、利用者は、事業者が利用者に対して送付した支払帳票(例えば、コンビニ収納代行サービスにおいて用いられる振込票)に含まれるバーコードを、端末装置が備える撮影装置(カメラ)で読み取る。そして、端末装置は、読み取ったバーコードが示す支払先や支払額を画面に表示し、利用者から当該支払先に対する送金を承認する旨の操作を受け付けた場合、利用者識別情報と、支払額と、支払先を識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ30へと送信する。このような場合、決済サーバ30は、利用者の口座から、支払先の口座へと、支払額が示す額の電子マネーを移行させる。
〔2.請求情報について〕
次に、利用者に対する請求の内容を示す請求情報であって、本願で情報処理装置が取得する請求情報について説明する。以下で詳述するように、請求情報は、端末装置が決済処理を実行する際に利用される情報である。
まず、事業者サーバ(図5に示す情報処理システム1では事業者サーバ20。以下同様)は、各利用者のサービスの利用に応じた料金の請求に関する請求情報を決済サーバに送信する。このように、事業者サーバは、各利用者のサービスの利用に応じた料金を請求する電子請求書に対応する請求情報を端末装置に送信する。例えば、事業者サーバは、水道や電気、ガスなどの利用に応じて各利用者に課金する料金を決定し、決定した料金の請求に関する請求情報を決済サーバに送信する。
より具体的な例を挙げると、事業者サーバは、料金を課金した利用者(請求先)を示す情報や、利用者に料金を請求する事業者(請求元)を示す情報や、課金額(請求額)や、請求の対象となる取引対象や、支払期日等を含む請求情報を決済サーバに送信する。
続いて、決済サーバは、請求情報を端末装置に配信する。このように、決済サーバは、電子請求書に対応する請求情報を端末装置に送信する。例えば、決済サーバは、利用者に対応する請求情報と共に、かかる請求情報に対応するコンテンツであって、かかる請求情報に対応する請求額の支払いを利用者が行うためのコンテンツである支払コンテンツを端末装置に配信する。
より具体的な例を挙げると、決済サーバは、端末装置に予めインストールされたアプリAPであって、決済サーバが提供するアプリAP上で表示される請求情報及び支払コンテンツを端末装置に配信する。
そして、端末装置は、新たな請求情報が配信された旨を通知する。例えば、端末装置は、予めインストールされたアプリAPが起動された際、かかるアプリAP上で新たな請求情報が配信された旨を通知する。また、端末装置は、新たな請求情報が配信された旨のプッシュ通知を表示する。
続いて、利用者は、支払対象となる請求情報を選択し、かかる請求情報に対応する支払いを行うための操作を行う。例えば、利用者は、支払いを行うための操作として、アプリAPにより端末装置に表示される支払コンテンツに対する選択操作を行う。
そして、端末装置は、支払対象となる請求情報を決済サーバに通知する。例えば、端末装置は、利用者が選択操作を行った支払コンテンツと共に配信された請求情報を決済サーバに通知する。
ここで、アプリAPにより表示されるコンテンツの一例を説明する。端末装置は、アプリAPが起動された際、初期表示として、初期表示用のコンテンツ(以下「初期表示コンテンツ」ともいう)を表示する。例えば、端末装置は、上述した電子決済に関する各種コンテンツを表示する。ここで、初期表示コンテンツには、事業者からの各種料金の請求に関するコンテンツ(以下「請求用コンテンツ」ともいう)を表示するための所定のボタン(以下「請求表示ボタン」ともいう)が含まれる。利用者による請求表示ボタンに対する選択操作を受け付けた場合、端末装置は、請求用コンテンツを表示する。
また、端末装置は、決済サーバから配信された請求情報に対応する請求のうち、請求額が未払いであるものが存在する旨を通知する通知情報(以下「通知情報#1」ともいう)を含む請求用コンテンツを表示する。
例えば、請求用コンテンツの下部に対する選択操作を受付けた場合、端末装置は、上述した支払帳票を用いた決済に関する処理を行う。また、通知情報#1に対する選択操作を受付けた場合、端末装置は、請求情報に対応する請求に対する支払内容に関する(以下「支払内容コンテンツ」ともいう)を表示する。
また、端末装置は、決済サーバから配信された請求情報に対応する請求に対して、利用者が電子決済を用いて行った支払いの履歴を示す情報と、新たな請求情報が配信された旨を通知する通知情報(以下「通知情報#2」ともいう)とを含む支払内容コンテンツを表示する。ここで、通知情報#2に対する選択操作を受付けた場合、端末装置は、通知情報#2に対応する請求情報を示すコンテンツ(以下「支払請求コンテンツ」ともいう)を表示する。
また、端末装置は、請求情報と、支払コンテンツとを含む支払請求コンテンツを表示する。ここで、支払コンテンツに対する選択操作を受け付けた場合、端末装置は、支払請求コンテンツが示す請求情報を決済サーバに通知する。そして、端末装置は、請求情報が決済サーバに通知された旨を示すコンテンツ(通知完了コンテンツ)を表示する。
なお、端末装置は、初期表示コンテンツや、請求用コンテンツにおいて、新たな請求情報が配信された旨を通知してもよい。また、端末装置は、配信された請求情報に対応するプッシュ通知をログイン用の画面上に配置して表示してもよい。そして、端末装置は、プッシュ通知に対する利用者の選択操作を受け付けることにより、支払請求コンテンツを表示する。
決済処理の説明に戻る。決済サーバは、通知された請求情報に従って、口座間の送金を行う。例えば、決済サーバは、利用者Uの口座から、通知された請求情報に対応する請求元の口座へと、請求額分の電子マネーの送金を行う。
このように、端末装置は、請求情報と共に支払コンテンツの配信を受付け、支払コンテンツに対する選択操作を受付けた場合に、かかる請求情報を決済サーバに通知(言い換えると、請求額の送金要求を通知)する。これにより、端末装置は、請求情報が配信された後、利用者が対応する支払いコンテンツに対する選択操作を行ったタイミング、言い換えると、利用者の任意のタイミングで、請求情報が示す請求に対する支払い(送金)を行うことができる。すなわち、端末装置は、各種送金のユーザビリティを改善することができる。
以上のように、端末装置は、利用者に対する請求の内容を示す請求情報を受付け、受付けられた請求情報に対して、上記決済処理を利用して、請求情報が示す料金を支払う処理を実行する。
〔3.情報処理の一例〕
上記のように、利用者によって利用される端末装置を用いた決済手段により、利用者は、店舗等での支払い、電子請求書や紙の請求書等の請求の支払い等を行うことができる。これにより、端末装置を用いた決済手段は利用者に対して決済における利便性を向上させることができる。一方で、決済手段の利用を促進させることが望まれており、利用者に決済手段を継続的に利用させたり、決済手段の利用頻度を向上させたりするという点では、更なる改善の余地がある。
そこで、情報処理システム1では、図1~図3に示すようなコンテンツの提供により、利用者の決済手段の利用を促進させる。図1は、実施形態に係る情報処理システムが実行する情報処理の一例を示す図である。図2及び図3は、電子決済アプリにより表示されるコンテンツの一例を示す図である。以下では、図1を用いて、情報処理装置100や端末装置10による処理の流れを説明しつつ、図2及び図3を用いて提供されるコンテンツの詳細を説明する。以下の例では利用者Uを利用者の一例として説明する。
図1に示すように、情報処理装置100は、利用者Uが利用する端末装置10を用いた決済手段による支払いの態様を示す情報(「支払態様情報」ともいう)を取得する(ステップS1)。例えば、情報処理装置100は、利用者Uによる端末装置10を用いた決済手段による支払いがどのような内容であったかを示す支払態様情報を取得する。情報処理装置100は、利用者Uの請求に対する支払いが電子請求書での支払い、紙の請求書での支払いのいずれであったかを支払態様情報を取得する。
ここで、図2及び図3を用いて、利用者Uによって利用される端末装置10で表示される森林の保全に関するコンテンツ(以下「保全関連コンテンツ」ともいう)について説明する。また、保全の対象物としての樹木(単に「木」ともいう)や、その森林に生息する動物(単に「動物」ともいう)等を示す情報(以下「アイテム」ともいう)を保全関連コンテンツに追加することで、保全関連コンテンツを更新(変更)する場合を示す。なお、森林は一例に過ぎず、保全の対象は森林に限らず、海洋等の様々な保全対象であってもよい。また、保全の対象物は、樹木や森林に生息する動物に限らず、例えば海洋の場合は、珊瑚や海洋に生息する動物などであってもよい。
図2中のコンテンツC1は、森林の保全に関するコンテンツの提供の紹介ページである。例えば、端末装置10は、保全関連コンテンツの提供開始後、最初にアプリAPを起動した際にコンテンツC1を表示する。コンテンツC1には、どのような支払い態様の場合に、森林の保全の対象物を示す情報(アイテム)が利用者に付与されるかを示す部分コンテンツPT1が含まれる。利用者に付与されたアイテムはその利用者の保全関連コンテンツに追加される。これにより、利用者に提供される保全関連コンテンツの内容が更新される。例えば、コンテンツC1は、後述するコンテンツC2に部分コンテンツPT1がポップアップ表示されたものであってもよい。
部分コンテンツPT1は、利用者の支払い態様に応じて森林保護につながることを示す情報、支払いの態様に応じて利用者に付与される木の数を示す情報等を含む。図2の例では、部分コンテンツPT1は、電子請求書での支払いか紙の請求書での支払いに応じて利用者に付与される木の数を示す情報等を含む。具体的には、部分コンテンツPT1は、支払いが紙の請求書での支払いであるという条件を満たした場合に、木を1本付与することを示すアイテム情報CN1を含む。また、部分コンテンツPT1は、支払いが電子請求書での支払いであるという条件を満たした場合に、木を3本付与することを示すアイテム情報CN2を含む。図2では、部分コンテンツPT1は、電子請求書の方が紙の請求書よりも3倍の木が付与されることを示す。このように、情報処理システム1では、各支払い態様で利用者に付与される木の数は、森林の保全への寄与が大きい程、多くするように設定される。これにより、情報処理システム1は、部分コンテンツPT1を確認した利用者に対して、より付与される本数が多い電子請求書での支払いを行う動機づけを与えることができる。部分コンテンツPT1には「OK」と表記されたボタンBT1がアイテム情報CN1、CN2の下に配置される。端末装置10は、利用者Uが部分コンテンツPT1に含まれるボタンBT1を指定した場合、部分コンテンツPT1の表示を終了する。
図2中のコンテンツC2は、請求の支払い態様を電子請求書に変更することを推奨する部分コンテンツPT2が含まれる。部分コンテンツPT2には、森林の保全ために木の節約を推奨する情報や、請求の支払い態様を電子請求書に変更するためのボタンBT2(「電子請求書変更ボタンBT2」ともいう)が配置される。端末装置10は、利用者Uが電子請求書変更ボタンBT2を指定した場合、決済サーバや事業者サーバ等の外部装置に、利用者Uについて請求の支払い態様を電子請求書に変更することを要求する情報を送信する。これにより、利用者Uは自身の請求の支払い態様を紙の請求書から電子請求書に変更することができる。
なお、利用者Uは紙の請求書での支払いを行ってもよい。図2に示すように部分コンテンツPT2中の領域AR1には、紙の請求書での支払いを行うための情報が配置される。例えば、利用者Uが領域AR1を指定(例えば端末装置10の領域AR1が表示された位置をタッチ)した場合、端末装置10において紙の請求書を読み取るための処理が実行される。この場合、端末装置10が例えばカメラ(撮像部13)により紙の請求書を読み取るアプリケーションを起動して、カメラにより紙の請求書を読み取り、読み取った紙の請求書に対応する支払い(決済)の処理を実行する。このように、端末装置10は、電子請求書、紙の請求書のいずれも支払い処理の対象としてもよい。
また、コンテンツC2には、利用者に付与されているアイテム(図2では木)の数を示す数値情報CT1や、利用者に付与されているアイテムを図としてチェックするためのアイコンIS1(「指示アイコンIS1」ともいう)が含まれる。なお、利用者の指示アイコンIS1への操作に応じて部分コンテンツPT2は非表示になるが、この点については後述する。
図3中のコンテンツC3は、2020年10月15日に完了したAAA水道の請求「8240円」の支払い処理の詳細を示す情報やその支払い処理により利用者U1に付与されたアイテムを示す情報を含む。図2の例では、コンテンツC3には、AAA水道の請求「8240円」の支払い処理により、利用者U1の保全関連コンテンツに木が3本追加されることを示す追加情報AD1と、利用者U1の保全関連コンテンツに新たに動物が追加されることを示す追加情報AD2とが含まれる。すなわち、コンテンツC3は、2020年10月15日に利用者U1が行ったAAA水道の請求の支払い処理の態様により、利用者U1に木が3本付与され、新たな動物も付与されたことを示す。
図1に戻って説明を続ける。情報処理装置100は、利用者Uの支払態様情報を用いて、利用者Uに提供する保全関連コンテンツの内容を決定する(ステップS2)。情報処理装置100は、利用者Uの支払態様情報を用いて、利用者Uに付与するアイテムを決定する。例えば、情報処理装置100は、利用者Uの支払態様情報を用いて、利用者Uに提供する保全関連コンテンツに含ませる樹木(木)の数、動物等を決定する。
そして、情報処理装置100は、決定した内容で生成した保全関連コンテンツを利用者Uに提供する(ステップS3)。例えば、情報処理装置100は、決定した内容の木の本数や、追加すると決定した動物が含まれる保全関連コンテンツを、端末装置10に送信する。情報処理装置100は、図3に示すような利用者Uの保全関連コンテンツCC1を端末装置10に送信する。
図3中のコンテンツC3は、利用者Uが電子請求書で支払いを行っている請求を示す電子請求書リストEB、利用者Uが紙の請求書で支払いを行っている請求を示す紙請求書リストPB、紙の請求書の処理に関連する領域AR1等を含む。なお、コンテンツC3の領域AR1は、図2の領域AR1と同じであるため説明を省略する。
また、コンテンツC3は、上部側の領域(以下「領域AR12」ともいう)に利用者Uに付与された木の数や動物を反映した保全関連コンテンツCC1を配置して表示する。保全関連コンテンツCC1には、利用者Uに付与されている木の数を示す数値情報CT2や、利用者に付与されている木や動物などのアイテムが配置される。具体的には、数値情報CT2は、利用者Uに付与された木が「50」本であることを示す。また、保全関連コンテンツCC1には、木TR1、TR2、TR3等(以下「木TR」と総称する場合がある)の複数の木TRや動物AN1等、利用者Uに付与されたアイテムを図(アイコン)として含む。
図1では、情報処理装置100は、保全関連コンテンツCC1を含むコンテンツC3を端末装置10に送信するものとする。そして、情報処理装置100から保全関連コンテンツを受信した端末装置10は、保全関連コンテンツを表示する(ステップS4)。例えば、端末装置10は、利用者Uの支払態様に応じた木の本数や動物が含まれる保全関連コンテンツCC1を表示する。図1では、端末装置10は、保全関連コンテンツCC1を含むコンテンツC3を表示する。なお、情報処理装置100は、保全関連コンテンツCC1以外のコンテンツC3を送信済みである場合、保全関連コンテンツCC1のみを送信し、端末装置10は、情報処理装置100から受信したコンテンツC3の領域AR12に保全関連コンテンツCC1を配置して表示してもよい。
上述した処理により、利用者Uは、提供された保全関連コンテンツCC1を確認することにより、自身の支払い態様の環境保全への寄与を視認することができるため、利用者Uに森林保全に寄与する支払い態様での支払いを行う意欲を増大させることができる。これにより、情報処理システム1は、利用者Uの森林保全への関心を高めつつ、所定の決済手段の利用者Uの利用を促進させることができる。このように、情報処理装置100は、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
なお、図1の例では、アイテムの一例として木や動物が含まれるコンテンツ(保全関連コンテンツCC1)を提供する場合を一例として説明したが、情報処理装置100は、木や動物に限らず様々なアイテムが含まれるコンテンツを提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、利用者による支払いの支払先に対応するキャラクターなどのアイテムを含むコンテンツを提供してもよい。この場合、情報処理装置100は、利用者が電子請求書での支払いを行う事業者のキャラクターを含むコンテンツを提供してもよい。
例えば、情報処理装置100は、利用者が電子請求書での支払いを行う電気事業者(AAA電気等)のキャラクター(例えばウサギ等を模したオリジナルキャラクター等)を含むコンテンツを、その利用者に提供してもよい。このように、情報処理装置100は、利用者が所定の支払いの態様で支払いを行う事業者に応じたキャラクターを含むコンテンツを提供することで、色々な事業者の独自のキャラクターを見たいという欲求を利用者に喚起することができる。例えば、情報処理装置100は、利用者(「利用者X」とする)が電子請求書の支払った場合に、その電子請求書での支払い支払先となる事業者(「事業者Z」とする)の独自キャラクターを利用者Xに付与すると決定する。そして、情報処理装置100は、事業者Zの独自キャラクターを含むコンテンツを利用者Xに提供する。
上記のように、情報処理装置100は、電子請求書での支払いを行った事業者に応じたキャラクターを含むコンテンツを提供することで、色々な事業者の独自のキャラクターを見たいという欲求を利用者に喚起し、電子請求書への切り替えるモチベーションを利用者に与えることができる。このように、情報処理装置100は、色々な事業者の独自キャラクターを見たい利用者等に所定の決済手段の利用を積極的に行わせることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
〔3-1.コンテンツの他の例〕
上述した例で説明したコンテンツは一例に過ぎず、情報処理装置100は、様々なコンテンツを利用者に提供してもよい。この点について図4を用いて説明する。図4は、電子決済アプリにより表示されるコンテンツの一例を示す図である。なお、図2や図3と同様の点については同様の符号を付すなどにより、適宜説明を省略する。例えば、図4中のコンテンツC2は、図2中のコンテンツC2と同じであるため、説明を省略する。
図4中のコンテンツC21は、利用者Uの指示アイコンIS1への操作に応じてコンテンツC2の部分コンテンツPT2が非表示になった状態に対応する。例えば、コンテンツC21は、保全関連コンテンツである。端末装置10は、利用者UがコンテンツC2の指示アイコンIS1を選択した場合、部分コンテンツPT2を非表示にする。
コンテンツC21には、利用者Uに付与されている木の数を示す数値情報CT1や、利用者Uに付与されている動物の数を示す数値情報CA1等が含まれる。また、コンテンツC21には、木TR11、TR12等の複数の木TR等、利用者Uに付与されたアイテムを図(アイコン)として含む。例えば、利用者Uに多数の木が付与されている場合、利用者Uは、下スクロール等、端末装置10を操作することにより、木TR11、TR12等よりもさらに下部に配置されている木TR等を端末装置10に表示させることができる。また、提供されるコンテンツの表示態様は、コンテンツが提供される時期等に応じた変更(例えば季節に応じた表示態様に変更)が行われてもよいが、この点については後述する。
〔3-2.コンテンツ提供に関する処理〕
なお、情報処理装置100は、上述したコンテンツの提供が可能であれば、どのようなタイミングで利用者に付与するアイテムを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、保全関連コンテンツを提供するタイミングで、提供対象となる利用者の過去の支払いの支払態様情報を基に利用者に付与するアイテムを決定してもよい。
また、情報処理装置100は、新たに支払態様情報を取得したタイミングで、その支払態様情報を基に利用者に付与するアイテムを決定してもよい。情報処理装置100は、新たに行われた決済(支払い)の支払態様情報を基に、その支払いが該当する条件を特定し、特定した条件に対応付けられた付与情報を基に、利用者のアイテム情報を更新する。
そして、情報処理装置100は、利用者に保全関連コンテンツを提供する際に、その利用者に対応付けられたアイテム情報を参照して、その利用者に提供する保全関連コンテンツの内容を決定する。情報処理装置100は、提供用情報記憶部122(図7参照)から、コンテンツの提供対象となる利用者(対象利用者)のアイテム情報を取得し、取得した対象利用者のアイテム情報を用いて、対象利用者に提供する保全関連コンテンツの内容を決定する。具体的には、情報処理装置100は、対象利用者のアイテム情報が示す本数の木が含まれると、保全関連コンテンツの内容を決定する。また、情報処理装置100は、対象利用者のアイテム情報が示す動物が含まれると、保全関連コンテンツの内容を決定する。
そして、情報処理装置100は、決定した木の本数や動物などの内容を基に保全関連コンテンツを生成し、利用者の端末装置10に送信する。これにより、情報処理装置100は、支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツを提供する。
〔3-3.付与する数の決定〕
上述した例では、情報処理装置100は、支払いの態様が電子請求書による決済である場合の方が、紙の請求書による決済の場合よりも利用者に付与する木の本数を多くする。このように、情報処理装置100は、支払いの態様が電子請求書による決済である場合、紙の請求書による決済の場合よりも、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする。すなわち、情報処理装置100は、支払いの態様が保全への寄与が高いほど、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする。例えば、情報処理装置100は、支払いの態様の保全への寄与に応じて、コンテンツに追加する保全の対象物の数を決定する。例えば、情報処理装置100は、支払いの態様の保全への寄与が高い程、コンテンツに追加する保全の対象物の数を多くする。これにより、情報処理装置100は、利用者に保全へ寄与が高い支払い態様を選択する動機づけを与えることができる。
〔3-4.支払い態様〕
なお、上記は一例に過ぎず、情報処理装置100は、様々な情報を基に利用者に付与するアイテムを決定してもよい。例えば、上記の例では情報処理装置100が利用者の請求書に対する支払い態様を基に利用者に付与するアイテムを決定する場合を示したが、情報処理装置100は、店舗等での商品購入における支払い態様を基に利用者に付与するアイテムを決定してもよい。この場合、情報処理装置100は、店舗等での電子決済による利用者の商品購入の支払い態様に基づいて、その利用者に提供するコンテンツの内容を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、利用者が店舗等での商品購入時にレジ袋を購入しなかった場合、レジ袋を購入した場合よりも、その利用者に付与するアイテムを良くする(例えば利用者に付与するアイテムの数を多くする)と決定してもよい。
〔3-5.数に応じた希少価値の特典の付与〕
例えば、情報処理装置100は、利用者に付与されている保全の対象物(例えば木)の数に応じてコンテンツに追加する特典を決定してもよい。すなわち、情報処理装置100は、保全関連コンテンツに含まれる保全の対象物の数に応じてコンテンツに追加する特典を決定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、条件情報記憶部121(図6参照)に示すように、木の本数が増えるほど、希少価値が高い動物を利用者に付与すると決定してもよい。情報処理装置100は、条件情報記憶部121(図6参照)に示すように、利用者に付与された木の本数が増えるほど、希少価値が高い動物を利用者に特典として付与すると決定してもよい。情報処理装置100は、保全関連コンテンツに含まれる木の本数が増えるほど、希少価値が高い動物を保全関連コンテンツに追加する特典に決定してもよい。
図6の条件情報記憶部121に示す条件の場合、情報処理装置100は、利用者Uに付与された木の本数が50本に達した場合、保全対象物である動物のうち最も希少価値の低い動物AAを特典として、利用者Uに付与すると決定する。また、情報処理装置100は、利用者Uに付与された木の本数が100本に達した場合、保全対象物である動物のうち動物AAよりも希少価値が高い動物ABを特典として、利用者Uに付与すると決定する。また、情報処理装置100は、利用者Uに付与された木の本数が500本に達した場合、保全対象物である動物のうち最も希少価値が高い動物AZを特典として、利用者Uに付与すると決定する。なお、上述の特典の付与例は一例に過ぎず、情報処理装置100は、動物AA、AB、AZに限らず、様々な条件を基に、保全関連コンテンツに追加する様々な特典を利用者に付与してもよい。
〔4.情報処理システムの構成〕
ここで、図5を用いて、情報処理システムの構成例について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図5に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、事業者サーバ20と、決済サーバ30と、情報処理装置100とを含む。端末装置10、事業者サーバ20、決済サーバ30及び情報処理装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
なお、図5に示す情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の事業者サーバ20や、複数台の決済サーバ30や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
図5に示す端末装置10は、利用者によって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、携帯端末であり、例えば、スマートフォンや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。また、端末装置10は、例えば、スマートウォッチ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)であってもよい。なお、端末装置10は、コンテンツの表示処理等の所定の情報処理を実現する制御情報を情報処理装置100から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語、Java(登録商標)等のプログラミング言語、HTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語等により記述される。なお、情報処理装置100から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
図5に示す事業者サーバ20は、利用者に取引対象または各種請求情報を提供する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置又はクラウドシステム等により実現される。例えば、事業者サーバ20は、各利用者のサービスの利用に応じた料金の請求に関する請求情報を提供する。また、事業者サーバ20は、利用者に対して、水道や、電気や、ガス等を供給する公益事業を行う事業者により管理される。
図5に示す決済サーバ30は、各種決済処理を実行する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置又はクラウドシステム等により実現される。例えば、決済サーバ30は、他の装置と連携して、電子決済サービスを用いた決済処理を実行する。より具体的に例を挙げると、決済サーバ30は、利用者の口座から、請求情報に対応する請求元の口座へと、請求額分の電子マネーの送金を行う。
図5に示す情報処理装置100は、インターネット等の所定のネットワークNを介して、各種の装置と通信可能な情報処理装置であり、例えば、サーバ装置又はクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理装置100は、ネットワークNを介して、他の各種装置と通信可能に接続される。
〔4-1.情報処理装置の構成〕
以下、上記した情報処理装置100が有する機能構成の一例について説明する。図5には、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す。図5に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、他の装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部120は、条件情報記憶部121と、提供用情報記憶部122と、表示態様情報記憶部123とを有する。
(条件情報記憶部121)
条件情報記憶部121は、コンテンツの内容決定に用いられる条件に関する各種情報を記憶する。図6は、実施形態に係る条件情報記憶部の一例を示す図である。図6の例では、条件情報記憶部121は、「条件ID」、「条件情報」、「付与情報」といった項目を有する。
「条件ID」は、条件を識別する情報を示す。「条件情報」は、利用者に提供するコンテンツの内容決定に用いられる情報が記憶される。例えば、「条件情報」は、コンテンツに反映されるアイテム(例えば植物や動物)を利用者に付与する条件を示す情報が記憶される。図6では「条件情報」に「CINF1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、どのような支払いや、どのようなアイテム(例えば何個の植物等)が付与されたか等の具体的な条件を示す情報等、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「付与情報」は、対応する条件を満たした場合に、利用者に付与されるアイテムの情報を示す。図6では「付与情報」に「AINF1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、利用者に付与されるアイテムの内容等の具体的な情報等、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
図7の例では、条件ID「CD1」により識別される条件(条件CD1)は、条件情報CINF1に示されるような条件であることを示す。図6の例では、条件CD1は、利用者が端末装置10を用いた決済処理において紙の請求書で支払いを行ったことが条件であることを示す。また、条件CD1は、その条件を満たした場合に、付与情報AINF1に示されるアイテムが利用者に付与されることを示す。図6の例では、条件CD1は、条件を満たした場合に、利用者にアイテムである木が1本付与されることを示す。
また、条件ID「CD2」により識別される条件(条件CD2)は、条件情報CINF2に示されるような条件であることを示す。図6の例では、条件CD2は、利用者が端末装置10を用いた決済処理において電子請求書で支払いを行ったことが条件であることを示す。また、条件CD2は、その条件を満たした場合に、付与情報AINF2に示されるアイテムが利用者に付与されることを示す。図6の例では、条件CD2は、条件を満たした場合に、利用者にアイテムである木が3本付与されることを示す。
また、条件ID「CD11」により識別される条件(条件CD11)は、条件情報CINF11に示されるような条件であることを示す。図6の例では、条件CD11は、利用者に付与された木の本数が50本に達したことが条件であることを示す。また、条件CD11は、その条件を満たした場合に、付与情報AINF11に示されるアイテムが利用者に付与されることを示す。図6の例では、条件CD11は、条件を満たした場合に、利用者にアイテムである動物AAが付与されることを示す。
なお、条件情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(提供用情報記憶部122)
提供用情報記憶部122は、コンテンツの提供に用いる各種情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る提供用情報記憶部122の一例を示す。図7に示した例では、提供用情報記憶部122は、「提供用情報ID」、「対象利用者」、「決済履歴」、「アイテム情報」といった項目を有する。
「提供用情報ID」は、提供用情報を識別するための識別情報を示す。「対象利用者」は、その提供用情報を用いたコンテンツの提供対象となる利用者(対象利用者)に関する情報を示し、例えば、利用者を識別するための識別情報が格納される。
「決済履歴」は、対象利用者の決済履歴を示す。例えば、「決済履歴」は、対象利用者の各決済の支払いの態様を示す支払態様情報を含む。例えば、「決済履歴」は、対象利用者の端末装置10を用いた所定の決済手段による各決済での支払いの態様を示す支払態様情報を含む。
「アイテム情報」は、対象利用者に付与されたアイテム等の情報を示す。例えば、「アイテム情報」に格納される情報には、対象利用者に付与された木の本数や動物等を示す情報が含まれる。
図9では、提供用情報ID「PID1」によって識別される提供用情報(提供用情報PID1)に、対象利用者「利用者#1」、決済履歴「決済履歴#1」、アイテム情報「アイテム情報#1」などといった情報が含まれる例を示す。すなわち、提供用情報PID1は、対象利用者が利用者#1が示す利用者であり、その対象利用者の決済履歴が決済履歴#1であることを示す。また、提供用情報PID1は、対象利用者が利用者#1が示す利用者には、アイテム情報#1が示す本数の木や動物等のアイテムが付与されていることを示す。
なお、提供用情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(表示態様情報記憶部123)
表示態様情報記憶部123は、コンテンツの表示態様に関する各種情報を記憶する。図8は、実施形態に係る表示態様情報記憶部の一例を示す図である。図8の例では、表示態様情報記憶部123は、「表示態様ID」、「発生条件」、「表示態様情報」といった項目を有する。
「表示態様ID」は、表示態様を識別する情報を示す。「発生条件」は、利用者に提供するコンテンツの表示態様の決定に用いられる情報が記憶される。例えば、「発生条件」は、コンテンツの季節表現等を変更する条件を示す情報が記憶される。図8では「発生条件」に「OC1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、どのような時期か等の具体的な条件を示す情報等、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「表示態様情報」は、対応する条件を満たした場合に、適用されるコンテンツの表示態様の情報を示す。図8では「表示態様情報」に「DINF1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツの適用される季節表現等の表示態様の具体的な情報等、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
図7の例では、表示態様ID「DM1」により識別される条件(表示態様DM1)は、発生条件OC1に示されるような条件であることを示す。図8の例では、表示態様DM1は、コンテンツ提供の時期が冬、例えば12月~3月中旬であることが条件であることを示す。また、表示態様DM1は、その条件を満たした場合に、表示態様情報DINF1に示される表示態様がコンテンツに適用されることを示す。図8の例では、表示態様DM1は、発生条件OC1を満たした場合、すなわちコンテンツの表示時期が冬である場合、コンテンツ中の木に雪がかぶったような表示態様でコンテンツを提供することを示す。
なお、表示態様情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(制御部130)
制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部130は、受付部131と、取得部132と、決定部133と、生成部134と、提供部135と、決済処理部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131)
受付部131は、各種情報を受付ける。具体的には、受付部131は、各種請求情報を受付ける。例えば、受付部131は、水道や、電気や、ガス等を供給する公益事業の事業者が管理する事業者サーバ20から、1ヶ月間の水道や、電気や、ガス等の利用に関する請求情報を受付ける。この場合、受付部131は、通信部110を介して、請求情報を外部装置から受信する。
(取得部132)
取得部132は、処理に必要な各種情報を取得する。取得部132は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部132は、利用者が利用する端末装置10を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報を取得する。例えば、取得部132は、支払態様情報を提供用情報記憶部122から取得する。また、取得部132は、支払態様情報を決済サーバ30等の外部装置から取得してもよい。この場合、取得部132は、通信部110を介して、支払態様情報を外部装置から受信する。
(決定部133)
決定部133は、取得部132により取得された情報を用いてコンテンツの内容を決定する。決定部133は、取得部132により取得された情報を用いて、利用者のコンテンツに追加する樹木の数を決定する。決定部133は、取得部132により取得された情報を用いて、利用者に付与する特典として、コンテンツに追加する動物を決定する。
決定部133は、支払態様情報を用いて、コンテンツの内容を決定する。決定部133は、支払いの態様が保全への寄与が高いほど、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする。決定部133は、支払いの態様が電子請求書による決済である場合、紙の請求書による決済の場合よりも、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする。決定部133は、利用者が所定の態様で支払いを行った支払先に対応するキャラクターを利用者に付与すると決定する。決定部133は、利用者が所定の態様で支払いを行った支払先に対応するキャラクターをその利用者のコンテンツに追加すると決定する。決定部133は、利用者が電子請求書で支払いを行った支払先である事業者のキャラクターを、その利用者のコンテンツに追加すると決定する。
決定部133は、支払いの態様の保全への寄与に応じて、コンテンツに追加する保全の対象物の数を決定する。決定部133は、支払いの態様の保全への寄与が高い程、コンテンツに追加する保全の対象物の数を多くする。決定部133は、コンテンツに含まれる保全の対象物の数に応じてコンテンツに追加する特典を決定する。
決定部133は、記憶部120に記憶された情報を用いて、コンテンツの内容を決定する。決定部133は、条件情報記憶部121に記憶された情報(条件情報)を用いて、コンテンツの内容を決定する。決定部133は、利用者が利用する端末装置10を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報と条件情報とを用いて、その利用者のコンテンツに追加する情報(アイテム)を決定する。決定部133は、利用者の支払態様情報が該当した条件に対応付けられた付与情報が示すアイテムをその利用者のコンテンツに追加する情報(アイテム)に決定する。例えば、決定部133は、利用者による決済が電子請求書での支払いである場合、その利用者のコンテンツに木を3本追加すると決定する。
決定部133は、表示態様情報記憶部123に記憶された情報(表示態様情報)を用いて、コンテンツの表示態様を決定する。決定部133は、発生条件を満たす表示態様情報が示す表示態様を、利用者のコンテンツに適用すると決定する。決定部133は、利用者へのコンテンツの提供時期が該当した発生条件に対応付けられた表示態様情報が示す表示態様を、その利用者のコンテンツに適用すると決定する。例えば、決定部133は、利用者へのコンテンツの提供時期が冬(例えば1月等)である場合、コンテンツの表示態様を、木に雪がかぶった表示態様にすると決定する。
(生成部134)
生成部134は、環境の保全に関するコンテンツを生成する。生成部134は、取得部132により取得された情報を用いてコンテンツを生成する。生成部134は、決定部133により決定された内容のコンテンツを生成する。生成部134は、利用者のコンテンツに追加された木を反映したコンテンツを生成する。生成部134は、記憶部120に記憶された情報を用いてコンテンツを生成する。生成部134は、提供用情報記憶部122に記憶された情報を用いて、利用者に対応する内容のコンテンツを生成する。生成部134は、提供用情報記憶部122に記憶された利用者のアイテム情報を用いて、その利用者に付与された保全の対象物を反映したコンテンツを生成する。生成部134は、利用者に対応付けられたアイテム情報が示す木の本数、動物等を含むコンテンツを生成する。
例えば、生成部134は、コンテンツC1、C2、C11、C12、C21及び保全関連コンテンツCC1等に示すような各種コンテンツを生成する。この場合、生成部134は、Java(登録商標)等の種々の技術を適宜用いて、画面(コンテンツ)を生成する。なお、生成部134は、CSSやJavaScript(登録商標)やHTMLの形式に基づいて、画面(コンテンツ)を生成してもよい。また、例えば、生成部134は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)など様々な形式で画面(コンテンツ)を生成してもよい。
(提供部135)
提供部135は、各種情報を提供する。提供部135は、利用者に各種情報を提供する。提供部135は、通信部110を介して端末装置10に各種情報を送信する。提供部135は、取得部132により取得された情報を送信する。提供部135は、決定部133により決定された情報を送信する。提供部135は、生成部134により生成された情報を送信する。提供部135は、生成部134により生成された環境の保全に関するコンテンツを送信する。
提供部135は、利用者が利用する端末装置10を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、支払態様情報が示す支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツを提供する。提供部135は、森林の保全に関するコンテンツを提供する。提供部135は、支払いの態様に応じて、保全の対象物の内容が決定されるコンテンツを提供する。
提供部135は、支払いの態様に応じて数が決定される保全の対象物を含むコンテンツを提供する。提供部135は、保全の対象物を示す図形を含むコンテンツを提供する。提供部135は、保全の対象物の数を数値で示す情報を含むコンテンツを提供する。提供部135は、決定部133により決定された内容のコンテンツを提供する。
提供部135は、支払いの態様に応じて数が決定される植物を含むコンテンツを提供する。提供部135は、支払いの態様に応じて数が決定される樹木を含むコンテンツを提供する。提供部135は、支払いの態様に応じて数が決定される動物を含むコンテンツを提供する。提供部135は、支払いの態様に応じて数が決定される環境に生息する動物を含むコンテンツを提供する。提供部135は、支払いの支払先に対応するキャラクターを含むコンテンツを提供する。
提供部135は、決定部133が特典を追加すると決定した場合、特典を含むコンテンツを提供する。提供部135は、端末装置10にコンテンツを送信することにより、利用者にコンテンツを提供する。
提供部135は、コンテンツC1、C2、C11、C12、C21及び保全関連コンテンツCC1等の様々なコンテンツを利用者に提供する。提供部135は、コンテンツC1、C2、C11、C12、C21及び保全関連コンテンツCC1等の様々なコンテンツを端末装置10に提供する。例えば、提供部135は、コンテンツC1、C2、C11、C12、C21及び保全関連コンテンツCC1等の様々なコンテンツを、通信部110を介して利用者の端末装置10に送信する。
〔4-2.端末装置の構成〕
次に、端末装置10の構成例について図9を用いて説明する。図9は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図9に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、撮像部13と、表示部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、電子決済用のアプリケーションを配信する決済サーバ30や、事業者サーバ20等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部12は、撮像部13により撮影された画像を記憶する。
(撮像部13)
撮像部13は、画像(動画或いは静止画)を撮像するための撮像装置(カメラ)である。撮像部13は、例えば、CCD(Charged-coupled devices)センサやCMOS(Complementary metal-oxide-semiconductor)センサ等の撮像素子により構成される。
(表示部14)
表示部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。表示部14は、表示制御部1525による制御に応じて、各種情報を表示する。また、表示部14は、タッチパネルの機能により利用者の操作を受け付ける受付部として機能してもよい。この場合、表示部14は、利用者の指や専用ペンで利用者から各種操作を受け付ける入力装置としても機能する。
(制御部15)
制御部15は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部15は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
ここで、制御部15は、複数のアプリケーションを実行することにより、端末装置10に関する各種機能を実現することとなる。例えば、図9に示す例において、制御部15は、第1アプリケーション151や第2アプリケーション152を実行している。なお、制御部15は、図9に示すアプリケーション以外にも、任意の機能を発揮するための任意の数のアプリケーションを実行して良い。
第1アプリケーション151は、端末装置10のOS(Operating System)となるアプリケーションである。第2アプリケーション152は、上述した各種の決済処理を端末装置10に実行させる。以下、図10を用いて、第2アプリケーション152が有する機能構成の一例ついて説明する。図10は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。図10に示すように、実施形態に係る第2アプリケーション152は、受付部1521と、通知部1522と、提供部1523と、決済処理部1524と、表示制御部1525とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部1521)
受付部1521は、端末装置10を利用する利用者の操作を受け付ける。受付部1521は、タッチパネルの機能を有する表示部14を介して利用者の操作を受け付ける。受付部1521は、外部装置から各種情報を受け付ける。受付部1521は、決済サーバ30から各種情報を受け付ける。受付部1521は、通信部11を介して決済サーバ30から各種情報を受信する。受付部1521は、決済サーバ30から請求情報を受信する。
(通知部1522)
通知部1522は、外部装置へ各種情報を通知する。通知部1522は、決済サーバ30へ各種情報を通知する。通知部1522は、通信部11を介して決済サーバ30へ各種情報を送信する。
通知部1522は、請求の決済処理(支払い)を実行するように、決済サーバ30に指示する。通知部1522は、請求の決済処理(支払い)を実行する順序を示す情報を決済サーバ30に送信する。例えば、通知部1522は、AAAガス、AAA電気及びAAA水道の3つの請求の各々に対応する請求情報を決済サーバ30に通知する。
(提供部1523)
提供部1523は、端末装置10を利用する利用者に各種情報を提供する。提供部1523は、表示部14を介して各種情報を利用者に提供する。提供部1523は、表示部14に各種情報を表示する。提供部1523は、コンテンツを表示する。提供部1523は、表示制御部1525に指示を行い、表示部14に各種情報を表示させる。提供部1523は、コンテンツC1、C2、C11、C12、C21及び保全関連コンテンツCC1等の様々なコンテンツを表示部14に表示させる。
提供部1523は、利用者に対する複数の請求の各々の内容を示す複数の請求情報を利用者に提供する。提供部1523は、電子請求書が受け付けられた請求を含む複数の請求の各々の内容を示す複数の請求情報を提供する。提供部1523は、紙に印刷された請求書から読み取られた請求を含む複数の請求の各々の内容を示す複数の請求情報を提供する。提供部1523は、公共料金の支払いの請求を含む複数の請求の各々の内容を示す複数の請求情報を提供する。
提供部1523は、複数の請求を一覧表示する。提供部1523は、複数の請求を、所定の基準に基づく順序で所定の方向に並べて一覧表示する。提供部1523は、複数の請求を、支払期限が近い方から順に並べて一覧表示する。提供部1523は、請求情報として、請求額を示す情報、請求元を示す情報、請求の対象となる取引対象を示す情報の少なくともいずれか1つを含む情報を提供する。
(決済処理部1524)
決済処理部1524は、利用者が支払いを行うための操作を行った場合は、請求情報が示す内容の請求に対する支払を行うための決済処理を実行する。例えば、決済処理部1524は、利用者が支払いを行うための操作を行った場合は、決済サーバ30が提供する電子決済サービスを用いた決済処理を実行する。
また、決済処理部1524は、利用者がいずれかの請求情報を選択した後で操作を行った場合は、選択された請求情報が示す内容の請求に対する支払を行うための決済処理を実行してもよい。例えば、提供部1523により提供された複数の請求情報のいずれかを選択した後で利用者が支払いを行うための操作を行った場合、決済処理部1524は、選択された請求情報が示す内容の請求に対する支払を行うための決済処理を、決済サーバ30が提供する電子決済サービスを用いて実行する。
また、決済処理部1524は、公共料金の支払いを行うための決済処理を実行してもよい。例えば、決済処理部1524は、利用者に水道や電気、ガスなどを供給するサービス(公益事業)を行う事業者が利用者に課金した公共料金の支払いを行うための決済処理を実行する。また、決済処理部1524は、口座間の送金を実現する外部のサーバ装置に対し、請求情報が示す請求の内容を通知してもよい。
また、決済処理部1524は、利用者が自動コンテンツを選択した場合は、利用者が選択した対象情報と対応する取引対象に関する請求が発生した際に自動的に支払を行うための決済処理を実行してもよい。例えば、取引対象「電気」に対応する対象コンテンツに含まれる自動コンテンツが利用者に選択された場合、決済処理部1524は、決済サーバ30から取引対象「電気」に関する請求情報が配信された際に、当該請求情報が示す支払期日までに自動的に請求額の支払いを行うための決済処理を実行する。具体的な例を挙げると、決済処理部1524は、決済サーバ30から取引対象「電気」に関する請求情報が配信された後から支払期日までに利用者が支払いを行うための操作を行った場合、当該操作に応じて決済処理を実行し、支払期日までに利用者が支払いを行うための操作を行わなかった場合、自動的に支払いを行うための決済処理を実行する。
なお、決済処理部1524は、事業者が利用者に対して送付した支払帳票を用いた決済処理を実行してもよい。例えば、撮像部13は、利用者の操作に応じて、電子決済アプリを介して支払帳票に含まれるバーコードを読み取る。そして、決済処理部1524は、読み取ったバーコードが示す請求元や請求額などに基づく決済処理を実行する。
また、決済処理部1524は、店舗における電子決済を用いた決済処理を実行してもよい。例えば、決済処理部1524は、利用者を識別する利用者情報と、撮像部13が撮影した店舗識別情報を示す情報と、利用者或いは店舗の店員から端末装置10に入力された決済額とを示す決済情報を決済サーバ30へと送信する。
(表示制御部1525)
表示制御部1525は、端末装置10の画面(表示部14)の表示を制御する。表示制御部1525は、利用者の操作に応じて表示部14の表示を制御する。表示制御部1525は、決済処理部1524が実行した決済処理などに応じて端末装置の画面(表示部14)の表示を制御する。表示制御部1525は、提供部1523による指示に応じて端末装置の画面(表示部14)の表示を制御する。
また、表示制御部1525は、利用者が支払帳票を用いた決済を行う場合、利用者の操作に応じてバーコードを撮影するための画面や、決済処理が実行されたことを示す画面を表示させてもよい。表示制御部1525は、利用者が紙の請求書を読み取って決済を行う場合、利用者の操作に応じて請求書に印刷された情報(バーコードや文字情報等)を撮影するための画面や、決済処理が実行されたことを示す画面を表示させてもよい。また、表示制御部1525は、利用者が店舗における電子決済を用いた決済を行う場合、利用者の操作に応じて電子決済に関する画面の表示を制御してもよい。例えば、表示制御部1526は、店舗を識別する店舗識別情報の画像を撮影するための画面や、利用者U或いは店舗の店員から決済額の入力を受け付けるための画面、決済情報が決済サーバ30へ送信されたことを示す画面などを表示させる。
〔5.処理手順〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、情報処理装置100は、利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報を取得する(ステップS101)。情報処理装置100は、支払態様情報を用いて、環境の保全に関するコンテンツの内容を決定する(ステップS102)。情報処理装置100は、環境の保全に関するコンテンツを提供する(ステップS103)。
〔6.変形例〕
上述した情報処理システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理システム1の他の実施形態について説明する。
〔6-1.他のシステム構成〕
上述した例では、利用者が決済に用いる端末装置10と、コンテンツの提供を行う情報処理装置100とが別体である場合を示したが、端末装置10と情報処理装置100とは一体であってもよい。すなわち、利用者が決済に用いる端末装置10がコンテンツの提供を行う情報処理装置であってもよい。
この場合、情報処理システム1は、情報処理装置100を有さず、情報処理装置100の機能を有する端末装置10を有する構成であってもよい。なお、この場合、情報処理システム1は、端末装置10にコンテンツの提供に必要な情報を送信するサーバ装置を有してもよい。
端末装置10は、情報処理装置100の記憶部120、制御部130等の各構成のうち、処理に必要な構成を有する。例えば、端末装置10は、情報処理装置100の記憶部120に記憶された情報のうち、処理に必要な情報を記憶部12に記憶する。また、例えば、端末装置10は、情報処理装置100の制御部130が実行する処理のうち、コンテンツの提供に必要な処理を制御部15(例えば第2アプリケーション152)により実行する。
端末装置10は、提供部1523により、コンテンツを表示部14に表示させることにより、利用者にコンテンツを提供する。例えば、端末装置10は、決定部133と同様の機能を実現する決定部を有し、決定部により、決済に応じて付与する木や動物を決定する。また、例えば、端末装置10は、生成部134と同様の機能を実現する生成部を有し、生成部により、支払いの態様に応じて内容が決定されたコンテンツを生成する。
〔6-2.請求情報〕
上記実施形態では、1ヶ月間の請求情報の例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、請求情報は、任意の期間の請求情報であってもよい。例えば、請求情報は、2か月間や、6か月間の請求情報であってもよい。
〔6-3.請求情報の種別〕
上記実施形態では、水道や、電気や、ガス等の利用に関する請求情報の例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、請求情報は、如何なる請求情報であってもよい。例えば、請求情報は、定期購入している商品に対する請求情報であってもよい。また、請求情報は、定期利用しているサービスに対する請求情報であってもよい。より具体的な例を挙げると、請求情報は、通販や、サブスクリプションサービス等の商品又はサービスに対する請求情報であってもよい。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
〔8.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、提供部は、提供手段や提供回路に読み替えることができる。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置(実施形態では「情報処理装置100」以下同じ)は、提供部(実施形態では「提供部135」以下同じ)を有する。提供部は、利用者が利用する端末装置(実施形態では「端末装置10」以下同じ)を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、支払態様情報が示す支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置、利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様に応じて内容が決定される環境の保全に関するコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、森林の保全に関するコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、森林の保全に関するコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが森林の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、支払いの態様に応じて、保全の対象物の内容が決定されるコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様に応じて保全の対象物の内容が決定されるコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、支払いの態様に応じて数が決定される保全の対象物を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様に応じて対象物の数が決定されるコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、保全の対象物を示す図形を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、保全の対象物を示す図形を含むコンテンツを提供することにより、コンテンツに含まれる保全の対象物の状態を利用者に直感的に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、保全の対象物の数を数値で示す情報を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、保全の対象物の数を数値で示す情報を含むコンテンツを提供することにより、コンテンツに含まれる保全の対象物の数を利用者に数値として具体的に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、支払いの態様に応じて数が決定される植物を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様に応じて対象物である植物の数が決定されるコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、支払いの態様に応じて数が決定される樹木を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様に応じて対象物である樹木の数が決定されるコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、支払いの態様に応じて数が決定される動物を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様に応じて対象物である動物の数が決定されるコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、支払いの態様に応じて数が決定される環境に生息する動物を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様に応じて環境に生息する動物の数が決定されるコンテンツを提供することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、支払いの支払先に対応するキャラクターを含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの支払先に対応するキャラクターを含むコンテンツを提供することにより、事業者等の支払い先に応じたキャラクターコンテンツを提供することができるため、色々な事業者の独自キャラクターを見たい利用者等が積極的に所定の決済手段の利用を行うため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置は、決定部(実施形態では「決定部133」以下同じ)を有する。決定部は、支払態様情報を用いて、コンテンツの内容を決定する。提供部は、決定部により決定された内容のコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払態様情報を用いて、コンテンツの内容を決定することにより、所定の決済手段による支払いに応じてコンテンツの内容を決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、決定部は、支払いの態様が保全への寄与が高いほど、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様が保全への寄与が高いほど、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくすることにより、利用者に環境の保全に寄与する態様での支払いを行う動機づけを与えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、決定部は、支払いの態様が電子請求書による決済である場合、紙の請求書による決済の場合よりも、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様が電子請求書による決済である場合、紙の請求書による決済の場合よりも、コンテンツの内容の良化の度合いを大きくすることで、利用者に紙の請求書による決済のよりも電子請求書による決済を行う動機づけを与えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、決定部は、支払いの態様の保全への寄与に応じて、コンテンツに追加する保全の対象物の数を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様の保全への寄与に応じて、コンテンツに追加する保全の対象物の数を決定することにより、利用者に環境の保全に寄与する態様での支払いを行う動機づけを与えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、決定部は、支払いの態様の保全への寄与が高い程、コンテンツに追加する保全の対象物の数を多くする。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、支払いの態様の保全への寄与が高い程、コンテンツに追加する保全の対象物の数を多くすることにより、利用者に環境の保全に寄与する態様での支払いを行う動機づけを与えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、決定部は、コンテンツに含まれる保全の対象物の数に応じてコンテンツに追加する特典を決定する。提供部は、決定部が特典を追加すると決定した場合、特典を含むコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、コンテンツに含まれる保全の対象物の数に応じてコンテンツに特典を追加することにより、利用者にコンテンツ中の対象物の数を増やす動機づけを与えることができるため、利用者に環境の保全に寄与する態様での支払いを行う動機づけを与えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、提供部は、端末装置にコンテンツを送信することにより、利用者にコンテンツを提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、端末装置にコンテンツを送信することにより、所定の決済手段による支払いが環境の保全に関係していることを利用者に認識させることができるため、所定の決済手段の利用を促進させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
N ネットワーク
1 情報処理システム
10 端末装置
11 通信部
12 記憶部
13 撮像部
14 表示部
15 制御部
151 第1アプリケーション
152 第2アプリケーション
1521 受付部
1522 通知部
1523 提供部
1524 決済処理部
1525 表示制御部
20 事業者サーバ
30 決済サーバ
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 条件情報記憶部
122 提供用情報記憶部
123 表示態様情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 取得部
133 決定部
134 生成部
135 提供部

Claims (22)

  1. 利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、前記支払態様情報が示す前記支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツと、前記環境の保全に対する前記支払いの態様の寄与度に応じて変動する前記コンテンツが前記支払いの態様によりどのように変化するかを前記利用者に通知する他のコンテンツとを提供する提供部、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、前記支払態様情報が示す前記支払いの態様に応じて内容が決定され、前記支払いの態様が電子請求書での支払いである場合、前記支払いの支払先のオリジナルキャラクターが追加されたコンテンツを提供する提供部、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記提供部は、
    森林の保全に関する前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提供部は、
    前記支払いの態様に応じて、前記保全の対象物の内容が決定される前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記提供部は、
    前記支払いの態様に応じて数が決定される前記保全の対象物を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記提供部は、
    前記保全の対象物を示す図形を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記提供部は、
    前記保全の対象物の数を数値で示す情報を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記提供部は、
    前記支払いの態様に応じて数が決定される植物を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項5~7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記提供部は、
    前記支払いの態様に応じて数が決定される樹木を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記提供部は、
    前記支払いの態様に応じて数が決定される動物を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項5~9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記提供部は、
    前記支払いの態様に応じて数が決定される前記環境に生息する動物を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記支払態様情報を用いて、前記コンテンツの内容を決定する決定部、
    を有し、
    前記提供部は、
    前記決定部により決定された内容の前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項1~11のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  13. 前記決定部は、
    前記支払いの態様が前記保全への寄与が高いほど、前記コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記決定部は、
    前記支払いの態様が電子請求書による決済である場合、紙の請求書による決済の場合よりも、前記コンテンツの内容の良化の度合いを大きくする
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記決定部は、
    前記支払いの態様の前記保全への寄与に応じて、前記コンテンツに追加する前記保全の対象物の数を決定する
    ことを特徴とする請求項12~14のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  16. 前記決定部は、
    前記支払いの態様の前記保全への寄与が高い程、前記コンテンツに追加する前記保全の対象物の数を多くする
    ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記決定部は、
    前記コンテンツに含まれる前記保全の対象物の数に応じて前記コンテンツに追加する特典を決定し、
    前記提供部は、
    前記決定部が前記特典を追加すると決定した場合、前記特典を含む前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項12~16のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  18. 前記提供部は、
    前記端末装置に前記コンテンツを送信することにより、前記利用者に前記コンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項1~17のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  19. 利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、前記支払態様情報が示す前記支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツと、前記環境の保全に対する前記支払いの態様の寄与度に応じて変動する前記コンテンツが前記支払いの態様によりどのように変化するかを前記利用者に通知する他のコンテンツとを提供する提供工程、
    含むことを特徴とする提供方法。
  20. 利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、前記支払態様情報が示す前記支払いの態様に応じて内容が決定されるコンテンツと、前記環境の保全に対する前記支払いの態様の寄与度に応じて変動する前記コンテンツが前記支払いの態様によりどのように変化するかを前記利用者に通知する他のコンテンツとを提供する提供手順、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
  21. 利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、前記支払態様情報が示す前記支払いの態様に応じて内容が決定され、前記支払いの態様が電子請求書での支払いである場合、前記支払いの支払先のオリジナルキャラクターが追加されたコンテンツを提供する提供工程、
    含むことを特徴とする提供方法。
  22. 利用者が利用する端末装置を用いた所定の決済手段による支払いの態様を示す支払態様情報に基づく環境の保全に関するコンテンツであって、前記支払態様情報が示す前記支払いの態様に応じて内容が決定され、前記支払いの態様が電子請求書での支払いである場合、前記支払いの支払先のオリジナルキャラクターが追加されたコンテンツを提供する提供手順、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
JP2020219485A 2020-12-28 2020-12-28 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Active JP7048714B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020219485A JP7048714B1 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020219485A JP7048714B1 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7048714B1 true JP7048714B1 (ja) 2022-04-05
JP2022104335A JP2022104335A (ja) 2022-07-08

Family

ID=81259113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020219485A Active JP7048714B1 (ja) 2020-12-28 2020-12-28 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7048714B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232835A (ja) 2014-06-10 2015-12-24 東芝テック株式会社 情報処理装置、販売データ処理装置及びプログラム
JP2016021249A (ja) 2015-09-03 2016-02-04 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2019528540A (ja) 2016-08-24 2019-10-10 アリババ グループ ホウルディング リミテッド 個々のカーボンフットプリントの算定

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232835A (ja) 2014-06-10 2015-12-24 東芝テック株式会社 情報処理装置、販売データ処理装置及びプログラム
JP2016021249A (ja) 2015-09-03 2016-02-04 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2019528540A (ja) 2016-08-24 2019-10-10 アリババ グループ ホウルディング リミテッド 個々のカーボンフットプリントの算定

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022104335A (ja) 2022-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7121169B1 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP2024026600A (ja) 決済プログラム、決済装置及び決済方法
JP6906671B1 (ja) 依頼プログラム、依頼装置及び依頼方法
JP7212195B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7048714B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7204834B1 (ja) 提案装置、提案方法及び提案プログラム
JP6957711B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6951509B1 (ja) 送信プログラム、端末装置及び送信方法
JP7204605B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7364550B2 (ja) 決済プログラム、決済装置及び決済方法
JP7189380B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7009576B1 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7282727B2 (ja) 情報処理装置、通知方法及び通知プログラム
JP6946591B1 (ja) 表示プログラム、端末装置及び表示方法
JP2022104336A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7242819B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7319406B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
JP7536210B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7504275B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6884197B1 (ja) 決済装置、決済方法及び決済プログラム
JP7110270B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム
KR101070839B1 (ko) 모바일 서비스 시스템 및 이를 이용한 서비스 방법
JP2021056953A (ja) 情報処理装置、システム及びプログラム
JP2022057990A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201228

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201228

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211208

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211208

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20211220

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20211221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7048714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150