JP7047859B2 - 給油所システム - Google Patents

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Description

本発明は、給油所システムに関し、特に、セルフサービス方式の給油所において顧客の安全を確保する技術に関する。
近年、人件費削減等の目的で給油作業、窓拭き等のサービス作業、及び給油料金の精算作業を顧客自身が行うセルフサービス方式の給油所が急増している。このようなセルフサービス方式の給油所では、事務所内に集中制御装置(セルフサービスコンソール:SSC)が設置されて給油所作業員(以下「作業員」という。)が待機し、顧客の操作により給油装置から給油要求があった場合、当該給油エリアの安全を目視確認した後にSSCを操作して給油を許可する。
一方、セルフサービス方式の給油所において、セルフサービスによる給油に不慣れな顧客に対して説明を行う必要が生じても、作業員が少ない場合には、上記作業を行うためにSSCの前から離れることができないことも多く、円滑にサービスを提供できないおそれがある。
そこで、本出願人は、特許文献1において、複数台の給油装置と、該給油装置を制御するセルフコンソール及びPOS端末を有するセルフ給油管理システムにおいて、携帯端末による無線で給油許可信号を出力することで給油装置による給油を許可することが可能な給油管理システムを提案した。
特開2010-100289号公報
上記発明も有効であるが、携帯端末において給油許可信号の出力条件が存在しないため、顧客の安全を確認できない場合でも給油が許可される可能性を否定できなかった。
本発明は、上記従来の技術に鑑みてなされたものであって、顧客の安全確認を遵守した上で給油を許可することができる給油所システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、給油所システムであって、給油設定を行うデータ入出力機と、自身の識別情報が記憶されたNFCタグを有する給油装置と、給油設定を行った前記給油装置の識別情報を含む給油要求表示信号が入力されると、前記NFCタグから前記識別情報を読み取る携帯端末又はウェアラブル端末と、給油設定を行った前記給油装置の識別情報と、前記携帯端末又はウェアラブル端末が読み取った給油装置の識別情報が一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段が前記両識別情報が一致すると判断すると、前記給油装置を給油可能状態にする制御装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、給油所システムであって、給油設定を行うデータ入出力機と、NFCリーダを有する給油装置と、給油設定を行った前記給油装置の識別情報を含む給油要求表示信号が入力される携帯端末又はウェアラブル端末と、前記給油設定がされた給油装置の識別情報と、前記NFCリーダが前記携帯端末又はウェアラブル端末から読み取った給油装置の識別情報が一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段が前記両識別情報が一致すると判断すると、前記給油装置を給油可能状態にする制御装置とを備えることを特徴とする。
両発明によれば、給油装置が給油可能状態になる条件を、給油装置に設けられたNFCタグ又はNFCリーダに携帯端末又はウェアラブル端末をかざし、給油設定がされた給油装置の識別情報と、NFCタグ又はNFCリーダの識別情報が一致する場合に限ったため、携帯端末又はウェアラブル端末を携帯する作業員が給油装置の近傍まで移動することになり、必然的に顧客の安全が確認される。
上記両給油所システムにおいて、前記判断手段を前記制御装置、前記携帯端末又はウェアラブル端末、前記給油装置によって給油される燃料油の売上げを管理する給油所用販売装置又は前記給油装置のいずれかに設けることができる。
以上のように、本発明によれば、顧客の安全確認を遵守した上で給油を許可することができる給油所システムを提供することができる。
本発明に係る給油所システム第1の実施形態について説明するための概略図であって、(a)は給油所システム、(b)は携帯端末の表示画面を各々示す。 図1に示す給油所システムの動作の第1実施例を示すフローチャートである。 図1に示す給油所システムの動作の第2実施例を示すフローチャートである。 図1に示す給油所システムの動作の第3実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る給油所システムの第2の実施形態について説明するための概略図であって、(a)は給油所システム、(b)はウェアラブル端末の表示画面を各々示す。 図5に示す給油所システムの動作の第1実施例を示すフローチャートである。 図5に示す給油所システムの動作の第2実施例を示すフローチャートである。 図5に示す給油所システムの動作の第3実施例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る給油所システムの第1の実施形態を示し、この給油所システム1は、給油装置2と、SSC(セルフサービスコンソール、制御装置)3aを有するPOS(給油所用販売装置)3と、作業員が携帯する携帯端末4と、SSC3a、携帯端末4又はPOS3のいずれかに設けられる判断手段(不図示)とで構成される。尚、説明の都合上、図1(a)に給油装置2とデータ入出力機2aを2つずつ記載したが、2つの給油装置2及びデータ入出力機2aは各々同一の1つの装置である。
給油装置2は、POS3に給油要求信号を出力するデータ入出力機2aと、給油データ等を表示する表示器2bと、給油装置2自身の識別情報(装置番号、給油エリア)が記憶されたNFC(Near Field Communication、近距離無線通信)タグ2cと、その他、通常の給油装置に設けられる給油系統等を備える。
携帯端末4は、給油装置2のNFCタグ2cから識別情報を読み取る機能と、POS3やSSC3aと通信する機能を有する。
判断手段は、給油設定がされた給油装置2の識別情報と、携帯端末4がNFCタグ2cから読み取った給油装置2の識別情報が一致するか否かを判断するために設けられ、上述のように、SSC3a、携帯端末4又はPOS3のいずれかに設けられる。
POS3は、給油毎の売上げ管理や、日報及び月報の管理、給油許可管理等を行うものであって、既存の店内に設置されるPOSでも、クラウドに情報を集約するものでもどちらでもよい。
SSC3aは、給油設定がされた給油装置2の識別情報と、携帯端末4がNFCタグ2cから読み取った給油装置2の識別情報が一致すると判断した際に、給油装置2に給油機構駆動信号を出力するために設けられる。
次に、上記構成を有する給油所システム1の動作の第1実施例について、図1及び図2を参照しながら説明する。本実施例においては、SSC3aが判断手段を有するものとする。尚、図2等に示したフローチャートのルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
データ入出力機2aのステップS1において、顧客による給油設定が終了すると(ステップS1;Yes)、POS3及びSSC3aに給油設定を行った給油装置2の識別情報を含む給油条件を出力し(ステップS2)、データ入出力機2aの動作を終了する。
給油装置2のステップS11において、顧客がノズル掛けから給油ノズルを外してノズルSW(スイッチ)がONになると(ステップS11;Yes)、給油要求信号をPOS3及びSSC3aに出力する(ステップS12)。
ステップS21において、データ入出力機2aから給油条件が入力され(ステップS21;Yes)、ステップS22において、給油装置2から給油要求信号が入力されると(ステップS22;Yes)、POS3は給油要求表示信号をSSC3aに出力する(ステップS23)。
ステップS31において、データ入出力機2aから給油条件が入力され(ステップS31;Yes)、ステップS32において、給油装置2から給油要求信号が入力され(ステップS32;Yes)、ステップS33において、POS3から給油要求表示信号が入力されると(ステップS33;Yes)、SSC3aは携帯端末4に給油設定を行った給油装置2の識別情報を含む給油要求表示信号を出力する(ステップS34)。
ステップS41において、SSC3aから給油要求表示信号が入力された携帯端末4は(ステップS41;Yes)、図1(b)に示すように、画面に給油要求がなされた給油装置2の識別情報(1は装置番号、Aは給油エリア)を表示して作業員に給油装置2を使用する顧客の安全確認を促す(ステップS42)。
携帯端末4のステップS43において、作業員が給油装置2を使用する顧客の安全を確認し、携帯端末4を給油装置2のNFCタグ2cにかざしてNFCタグ2cから給油装置2の識別情報をNFCデータとして読み取ると(ステップS43;Yes)、読み取ったNFCデータをSSC3aに出力する(ステップS44)。
ステップS35において、携帯端末4からNFCデータが入力されたSSC3aは(ステップS35;Yes)、ステップS36において、入力されたNFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と給油要求のあった給油装置2の識別情報が一致するか否かを判断し、これらが一致すると(ステップS36;Yes)、給油装置2に給油機構駆動信号及び給油条件を出力して動作を終了する(ステップS37)。これにより、ステップS45において、携帯端末4にSSC3aからエラー表示信号が入力されることがなく(ステップS45;No)、NFCデータを出力してからの経過時間Tが所定時間t1に達すると(ステップS46;Yes)、携帯端末4の動作も終了する。
ステップS13において、給油機構駆動信号及び給油条件が入力された給油装置2は(ステップS13;Yes)、入力された給油条件の下で給油可能な状態となり、表示器2bにリセット信号を送信することで前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)を行い、給油ポンプを駆動する(ステップS14)。
給油ポンプがONになることで給油ノズルより燃料油が吐出され、これにより流量パルス信号が表示器に出力され(ステップS15;Yes)、表示器において給油量の表示(計数表示)がなされる(ステップS16)。尚、流量パルス信号が出力されない場合には(ステップS15;No)、ノズルSWがOFFでない限り(ステップS17;No)、すなわち給油が中止又は終了するまで流量パルス信号の出力を待つ。
ステップS17において、顧客が給油ノズルをノズル掛けに戻すことでノズルSWがOFFになると(ステップS17;Yes)、給油ポンプを停止し(ステップS18)、POS3に給油データを出力し(ステップS19)、給油装置2の動作を終了する。
ステップS24で給油装置2から給油データが入力されたPOS3は(ステップS24;Yes)、売上げ管理のために入力された給油データを保存し(ステップS25)、動作を終了する。
尚、SSC3aのステップS36において、携帯端末4から入力されたNFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と、データ入出力機2aから入力された給油装置2の識別情報が一致しないと判断されると(ステップS36;No)、SSC3aは携帯端末4にエラー表示信号を出力し(ステップS38)、正しい識別情報のNFCデータが入力されるまで待機する。SSC3aからエラー表示信号が入力された携帯端末4は(ステップS45;Yes)、画面にエラーを表示し(ステップS47)、エラーを表示してからの経過時間Tが所定時間t2に達すると(ステップS48;Yes)、ステップS42に戻り、画面に給油要求がなされた給油装置2の識別情報を再度表示し、作業員に正しい給油装置2のNFCタグを読み取るように促す。
以上のように、本実施例によれば、給油装置2が給油可能状態になる条件を、給油装置2のNFCタグ2cに携帯端末4をかざし、携帯端末4が読み取ったNFCデータに含まれる給油装置2の識別情報が給油設定がされた給油装置2の識別情報と一致する場合に限ったため、携帯端末4を携帯する作業員が給油装置2の近傍まで移動することになり、必然的に顧客の安全が確認される。
また、判断手段をSSC3aに設けたことで、同時に複数の給油装置2から給油要求が出力された際にも、SSC3a側で給油許可の可否を判断してPOS3の負荷を低減することができる。
次に、上記給油所システム1の動作の第2実施例について図1及び図3を参照しながら説明する。本実施例においては、判断手段がSSC3aではなく携帯端末4に設けられている。
図3のステップS1、S2、S11、S12、S21~S23、S31~S34、S41~S43は、図2のこれらのステップと同じであり、これらの動作により、作業員が給油設定がされた給油装置2の安全を確認した後、給油装置2のNFCタグ2cに携帯端末4をかざし、携帯端末4にNFCデータが入力されると(ステップS43;Yes)、携帯端末4は、ステップS51において、ステップS41で給油要求表示信号と同時に入力された給油装置2の識別情報と、NFCデータに含まれる給油装置2の識別情報が一致するか否かを判断し、一致する場合には(ステップS51;Yes)、給油許可信号をPOS3及びSSC3aに出力し(ステップS52)、携帯端末4の動作を終了する。
ステップS61において、携帯端末4から給油許可信号が入力されると(ステップS61;Yes)、POS3はSSC3aに給油許可信号を転送する(ステップS62)。ステップS71において、SSC3aに携帯端末4又はPOS3から給油許可信号が入力されると(ステップS71;Yes)、図2に示した第1実施例の場合と同様に、ステップS37、S13~S19、S24、S25において、SSC3aによって駆動された給油装置2で給油を行い、給油データをPOS3に保存して動作を終了する。
尚、携帯端末4のステップS51において、NFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と、給油要求表示信号と同時に入力された給油装置2の識別情報が一致しないと判断すると(ステップS51;No)、携帯端末4は画面にエラーを表示し(ステップS53)、エラーを表示してからの経過時間Tが所定時間t1に達すると(ステップS54;Yes)、ステップS42に戻り、画面に給油要求がなされた給油装置2の識別情報を再度表示し、作業員に正しい給油装置2のNFCタグを読み取るように促す。
以上のように、本実施例によれば、上記第1実施例と同様に、携帯端末4を携帯する作業員が給油装置2の近傍まで移動することになり、必然的に顧客の安全が確認される。さらに、判断手段を携帯端末4に設けたことで、給油所機器のコスト低減につながり、給油所側の設備投資に対する負担を緩和することができる。
次に、上記給油所システム1の動作の第3実施例について図1及び図4を参照しながら説明する。本実施例においては、判断手段がSSC3aではなくPOS3に設けられている。
図4のステップS1、S2、S11、S12、S21~S23、S31~S34、S41~S43は、図2のこれらのステップと同じであり、これらの動作により、作業員が給油設定がされた給油装置2の安全を確認した後、給油装置2のNFCタグ2cに携帯端末4をかざし、携帯端末4にNFCデータが入力されると(ステップS43;Yes)、携帯端末4は、NFCデータをPOS3に出力する(ステップS44)。
ステップS81において、携帯端末4からNFCデータが入力されたPOS3は(ステップS81;Yes)、ステップS82において、ステップS21で給油条件と同時に入力された給油装置2の識別情報と、NFCデータに含まれる給油装置2の識別情報が一致するか否かを判断し、一致する場合には(ステップS82;Yes)、SSC3aに給油許可信号を出力する(ステップS83)。
ステップS91でSSC3aに給油許可信号が入力された後は(ステップS91;Yes)、図2に示した第1実施例の場合と同様に、ステップS37、S13~S19、S24、S25において、SSC3aによって駆動された給油装置2で給油を行い、給油データをPOS3に保存して動作を終了する。
尚、POS3のステップS82において、NFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と、給油条件と同時に入力された給油装置2の識別情報が一致しないと判断すると(ステップS82;No)、POS3は携帯端末4にエラー表示信号を出力し(ステップS84)、図2に示した第1実施例の場合と同様に、ステップS45、S47及びS48において、携帯端末4の画面にエラーを表示し、作業員に正しい給油装置2のNFCタグを読み取るように促す。
以上のように、本実施例によれば、上記第1及び2の実施形態と同様に、携帯端末4を携帯する作業員が給油装置2の近傍まで移動することになり、必然的に顧客の安全が確認される。さらに、判断手段をPOS3に設けたことで、SSC3aや携帯端末4の機能の簡素化を図ることができる。
尚、給油装置2のNFCタグ2cをNFCリーダに変更し、給油要求表示信号が入力された携帯端末4を使用する作業員が給油装置2を使用する顧客の安全確認を行った後、携帯端末4をNFCリーダにかざし、携帯端末4に給油要求表示信号と共に入力された給油装置2の識別情報をこのNFCリーダにより携帯端末4から読み取り、読み取った識別情報が給油設定された給油装置2の識別情報と一致する否かを判断し、両識別情報が一致する場合に給油装置2を給油可能状態にすることもできる。この場合には、判断手段を給油装置2に設けることができる。
次に、本発明に係る給油所システムの第2の実施形態について、図5~図8を参照しながら説明する。上記第1の実施形態では、スマートフォン等の携帯端末4を作業員が腕に取り付けて使用すると、携帯端末4の表示画面が外側に向いてしまうため、給油許可等の操作時に表示画面を自分の方に向ける際に画面に触れて誤操作するおそれがある。
第2の実施形態は、上記誤操作を回避することなどを目的とするものであって、図5に示すように、本実施の形態における給油所システム11は、作業員が携帯端末4に代えてウェアラブル端末14を用いる点が第1の実施形態とは異なる。給油装置2、SSC3aを有するPOS3は、第1の実施形態と同じものを用いる。また、判断手段(不図示)は、SSC3a、ウェアラブル端末14又はPOS3のいずれかに設ける。尚、説明の都合上、図5(a)に給油装置2とデータ入出力機2aを2つずつ記載したが、2つの給油装置2及びデータ入出力機2aは各々同一の1つの装置である。
ウェアラブル端末14は、装着又は着用できる(身に着けて使う)端末であって、スマートウォッチ等が該当する。身に着けているウェアラブル端末14が給油要求を受けるため、作業員が給油客への対応中であっても、トラック等で状況を目視することのできない他のレーンで給油要求があることがすぐに判り、効率のよい給油所サービスの提供が可能となる。また、ウェアラブル端末14を用いることで、両手が空くので操作性がよい。
次に、上記給油所システム11の動作の第1実施例について、図5及び図6を参照しながら説明する。本実施例においては、SSC3aが判断手段を有するものとする。
データ入出力機2aのステップS201において、顧客による給油設定が終了すると(ステップS201;Yes)、POS3及びSSC3aに給油設定を行った給油装置2の識別情報を含む給油条件を出力し(ステップS202)、データ入出力機2aの動作を終了する。
給油装置2のステップS211において、顧客がノズル掛けから給油ノズルを外してノズルSW(スイッチ)がONになると(ステップS211;Yes)、給油要求信号をPOS3及びSSC3aに出力する(ステップS212)。
ステップS221において、データ入出力機2aから給油条件が入力され(ステップS221;Yes)、ステップS222において、給油装置2から給油要求信号が入力されると(ステップS222;Yes)、POS3は給油要求表示信号をSSC3aに出力する(ステップS223)。
ステップS231において、データ入出力機2aから給油条件が入力され(ステップS231;Yes)、ステップS232において、給油装置2から給油要求信号が入力され(ステップS232;Yes)、ステップS233において、POS3から給油要求表示信号が入力されると(ステップS233;Yes)、SSC3aはウェアラブル端末14に給油設定を行った給油装置2の識別情報を含む給油要求表示信号を出力する(ステップS234)。
ステップS241において、SSC3aから給油要求表示信号が入力されたウェアラブル端末14は(ステップS241;Yes)、図5(b)に示すように、画面に給油要求がなされた給油装置2の識別情報(1は装置番号、Aは給油エリア)を表示して作業員に給油装置2を使用する顧客の安全確認を促す(ステップS242)。
ウェアラブル端末14のステップS243において、作業員が給油装置2を使用する顧客の安全を確認し、ウェアラブル端末14を給油装置2のNFCタグ2cにかざしてNFCタグ2cから給油装置2の識別情報をNFCデータとして読み取ると(ステップS243;Yes)、ステップS244において、作業員がウェアラブル端末14を装着しているか否かを判断する。この判断は、ウェアラブル端末14によって人脈や体温を検知して行う。
ステップS244において、作業員がウェアラブル端末14を装着している場合には(ステップS244;Yes)、上記読み取ったNFCデータをSSC3aに出力する(ステップS246)。一方、ステップS244で作業員がウェアラブル端末14を装着していない場合には(ステップS244;No)、エラーを表示し(ステップS245)、ステップS242に戻る。
ステップS235において、ウェアラブル端末14からNFCデータが入力されたSSC3aは(ステップS235;Yes)、ステップS236において、入力されたNFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と給油要求のあった給油装置2の識別情報が一致するか否かを判断し、これらが一致すると(ステップS236;Yes)、給油装置2に給油機構駆動信号及び給油条件を出力して動作を終了する(ステップS237)。これにより、ステップS247において、ウェアラブル端末14にSSC3aからエラー表示信号が入力されることがなく(ステップS247;No)、NFCデータを出力してからの経過時間Tが所定時間t1に達すると(ステップS250;Yes)、ウェアラブル端末14の動作も終了する。
ステップS213において、給油機構駆動信号及び給油条件が入力された給油装置2は(ステップS213;Yes)、入力された給油条件の下で給油可能な状態となり、表示器2bにリセット信号を送信することで前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)を行い、給油ポンプを駆動する(ステップS214)。以後、前述と同様の動作を行い、動作を終了する(ステップS215~S219)。
ステップS224で給油装置2から給油データが入力されたPOS3は(ステップS224;Yes)、売上げ管理のために入力された給油データを保存し(ステップS225)、動作を終了する。
尚、SSC3aのステップS236において、ウェアラブル端末14から入力されたNFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と、データ入出力機2aから入力された給油装置2の識別情報が一致しないと判断されると(ステップS236;No)、SSC3aはウェアラブル端末14にエラー表示信号を出力し(ステップS238)、正しい識別情報のNFCデータが入力されるまで待機する。SSC3aからエラー表示信号が入力されたウェアラブル端末14は(ステップS247;Yes)、画面にエラーを表示し(ステップS248)、エラーを表示してからの経過時間Tが所定時間t2に達すると(ステップS249;Yes)、ステップS242に戻り、画面に給油要求がなされた給油装置2の識別情報を再度表示し、作業員に正しい給油装置2のNFCタグを読み取るように促す。
以上のように、本実施例によれば、給油装置2が給油可能状態になる条件を、給油装置2のNFCタグ2cにウェアラブル端末14をかざし、ウェアラブル端末14が読み取ったNFCデータに含まれる給油装置2の識別情報が給油設定がされた給油装置2の識別情報と一致する場合に限ったため、ウェアラブル端末14を携帯する作業員が給油装置2の近傍まで移動することになり、必然的に顧客の安全が確認される。
また、作業員がウェアラブル端末14を身に着けていることを認識した上で給油許可を行うため、より安全な運用が可能となる。ウェアラブル端末14でNFCタグ2cに触れる際、作業員がウェアラブル端末14を身に着けていない場合には、エラー表示をし、NFCデータによる給油許可判断をしない。作業員がウェアラブル端末14を装着した上で再度NFCタグ2cにタッチすることで、NFCデータによる給油許可判断を行う。
ウェアラブル端末14を身に着けずに作業員が給油装置2の近くまで来てNFCタグ2cにタッチし、エラー表示となったためウェアラブル端末14を装着している間に給油客が危険行動をしていた場合、一度保持したNFCデータをウェアラブル端末14の装着と同時に給油許可判断に使ってしまうと、危険な状態であるにも関わらず給油許可となり、火災が発生してしまうおそれがある。そこで、上述のように、必ずウェアラブル端末14を装着した上でNFCにタッチしたことを給油許可判断に利用することで、上記のような危険な状況を回避することが可能となる。
さらに、判断手段をSSC3aに設けたことで、同時に複数の給油装置2から給油要求が出力された際にも、SSC3a側で給油許可の可否を判断してPOS3の負荷を低減することができる。
次に、上記給油所システム1の動作の第2実施例について図5及び図7を参照しながら説明する。本実施例においては、判断手段がSSC3aではなくウェアラブル端末14に設けられている。
図7のデータ入出力機2aのステップS201、S202、給油装置2のS211、S212、SSC3aのS231~S234、POS3のS221~S223は、図6のこれらのステップと同じであり、これらの動作により、ステップS241において、SSC3aから給油要求表示信号が入力されたウェアラブル端末14は、給油設定がされた給油装置2の安全を確認した後、給油装置2のNFCタグ2cにウェアラブル端末14をかざし、ウェアラブル端末14にNFCデータが入力され(ステップS243;Yes)、ステップS244において、作業員がウェアラブル端末14を装着しているか否かを判断した後、ステップS346において、入力されたNFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と給油要求のあった給油装置2の識別情報が一致するか否かを判断し、これらが一致すると(ステップS346;Yes)、SSC3a及びPOS3に給油許可信号を出力して動作を終了する(ステップS347)。これにより、ステップS348において、ウェアラブル端末14にエラー表示がなされることがなく(ステップS346;No)、動作が終了する。
ステップS324において、ウェアラブル端末14から給油許可信号が入力されると(ステップS324;Yes)、POS3はSSC3aに給油許可信号を転送する(ステップS325)。ステップS335において、SSC3aにウェアラブル端末14又はPOS3から給油許可信号が入力されると(ステップS335;Yes)、第1実施例の場合と同様に、ステップS336、S213~219、S326、S327において、SSC3aによって駆動された給油装置2で給油を行い、給油データをPOS3に保存して動作を終了する。
尚、ウェアラブル端末14のステップS346において、NFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と、給油要求表示信号と同時に入力された給油装置2の識別情報が一致しないと判断すると(ステップS346;No)、ウェアラブル端末14は画面にエラーを表示し(ステップS348)、エラーを表示してからの経過時間Tが所定時間t1に達すると(ステップS349;Yes)、ステップS242に戻り、画面に給油要求がなされた給油装置2の識別情報を再度表示し、作業員に正しい給油装置2のNFCタグを読み取るように促す。
以上のように、本実施例によれば、上記第1実施例と同様、顧客の安全が確認される。また、判断手段をウェアラブル端末14に設けたことで、給油所機器のコスト低減につながり、給油所側の設備投資に対する負担を緩和することができる。
次に、上記給油所システム1の動作の第3実施例について図5及び図8を参照しながら説明する。本実施例においては、判断手段がSSC3aではなくPOS3に設けられている。
図8のデータ入出力機2aのステップS201、S202、給油装置2のS211、S212、SSC3aのS231~S234、POS3のS221~S223は、図6のこれらのステップと同じであり、これらの動作により、ステップS241において、SSC3aから給油要求表示信号が入力されたウェアラブル端末14は、給油設定がされた給油装置2の安全を確認した後、給油装置2のNFCタグ2cにウェアラブル端末14をかざし、ウェアラブル端末14にNFCデータが入力され(ステップS243;Yes)、ステップS244において、作業員がウェアラブル端末14を装着しているか否かを判断した後、ウェアラブル端末14は、NFCデータをPOS3に出力する(ステップS246)。
ステップS424において、ウェアラブル端末14からNFCデータが入力されたPOS3は(ステップS424;Yes)、ステップS425において、ステップS221で給油条件と同時に入力された給油装置2の識別情報と、NFCデータに含まれる給油装置2の識別情報が一致するか否かを判断し、一致する場合には(ステップS425;Yes)、SSC3aに給油許可信号を出力する(ステップS427)。
ステップS335でSSC3aに給油許可信号が入力された後は(ステップS335;Yes)、図6に示した第1実施例の場合と同様に、ステップS336、S213~219、S428、S429において、SSC3aによって駆動された給油装置2で給油を行い、給油データをPOS3に保存して動作を終了する。
尚、POS3のステップS425において、NFCデータに含まれる給油装置2の識別情報と、給油条件と同時に入力された給油装置2の識別情報が一致しないと判断すると(ステップS425;No)、POS3はウェアラブル端末14にエラー表示信号を出力し(ステップS426)、図6に示した第1実施例の場合と同様に、ステップS247、S248及びS249において、ウェアラブル端末14の画面にエラーを表示し、作業員に正しい給油装置2のNFCタグを読み取るように促す。
以上のように、本実施例によれば、上記第1及び2の実施形態と同様に、顧客の安全が確認される。さらに、判断手段をPOS3に設けたことで、SSC3aやウェアラブル端末14の機能の簡素化を図ることができる。
尚、給油装置2のNFCタグ2cをNFCリーダに変更し、給油要求表示信号が入力されたウェアラブル端末14を使用する作業員が給油装置2を使用する顧客の安全確認を行った後、ウェアラブル端末14をNFCリーダにかざし、ウェアラブル端末14に給油要求表示信号と共に入力された給油装置2の識別情報をこのNFCリーダによりウェアラブル端末14から読み取り、読み取った識別情報が給油設定された給油装置2の識別情報と一致する否かを判断し、両識別情報が一致する場合に給油装置2を給油可能状態にすることもできる。この場合には、判断手段を給油装置2に設けることができる。
1 給油所システム
2 給油装置
2a データ入出力機
2b 表示器
2c NFCタグ
3 POS
3a SSC
4 携帯端末
11 給油所システム
14 ウェアラブル端末

Claims (6)

  1. 給油設定を行うデータ入出力機と、自身の識別情報が記憶されたNFCタグを有する給油装置と、
    給油設定を行った前記給油装置の識別情報を含む給油要求表示信号が入力されると、前記NFCタグから前記識別情報を読み取る携帯端末又はウェアラブル端末と、
    給油設定がされた前記給油装置の識別情報と、前記携帯端末又はウェアラブル端末が読み取った給油装置の識別情報が一致するか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段が前記両識別情報が一致すると判断すると、前記給油装置を給油可能状態にする制御装置とを備えることを特徴とする給油所システム。
  2. 給油設定を行うデータ入出力機と、NFCリーダを有する給油装置と、
    給油設定を行った前記給油装置の識別情報を含む給油要求表示信号が入力される携帯端末又はウェアラブル端末と、
    前記給油設定がされた給油装置の識別情報と、前記NFCリーダが前記携帯端末又はウェアラブル端末から読み取った給油装置の識別情報が一致するか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段が前記両識別情報が一致すると判断すると、前記給油装置を給油可能状態にする制御装置とを備えることを特徴とする給油所システム。
  3. 前記判断手段は、前記制御装置に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油所システム。
  4. 前記判断手段は、前記携帯端末又はウェアラブル端末に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油所システム。
  5. 前記給油装置によって給油される燃料油の売上げを管理する給油所用販売装置を備え、
    前記判断手段は、該給油所用販売装置に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油所システム。
  6. 前記判断手段は、前記給油装置に設けられることを特徴とする請求項2に記載の給油所システム。
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