JP7047801B2 - 光電センサ用基板モジュールおよび光電センサ - Google Patents
光電センサ用基板モジュールおよび光電センサ Download PDFInfo
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Description
まず、図1~6を参照して、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る光電センサ用基板モジュール100の概要を示す模式図である。図2、図3及び図4はそれぞれ、光電センサ用基板モジュール100の分解斜視図、正面から見た図、側面から見た図である。図5及び図6はそれぞれ、図3及び図4のV-V線およびVI-VI線に沿った光電センサ用基板モジュール100の断面図である。
図13は、サイドタイプの光電センサ500の概要を示す模式図である。光電センサ500は、光電センサ用基板モジュール、筐体50およびウインドウ51を備える。
結晶化度を測定する各熱可塑性ホットメルト樹脂をそれぞれの実施例または比較例における成型条件にて立方体(各辺の長さ5mm)に成型し、測定用試料とした。各試料を標準ホルダーに設置し、広角X線回折法によりX線回折パターンを得た。以下に測定装置および条件を示す。
(1)X線回折装置:Bruker AXS社製 D8 ADVANCE(封入管型)
X線源:CuKα線(Niフィルター使用)
出力:40kV、40mA
スリット系:Div.Slit:0.3°
検出器:LynxEye(高速検出器)
(2)スキャン方式:2θ/θ連続スキャン
(3)測定範囲(2θ):5~70°
(4)ステップ幅(2θ):0.0171°
(5)計数時間:0.5秒/ステップ
得られたX線回折パターンに対して、各ピーク分離を行い、各ピークデータから結晶質部分と非晶質部分との各ピーク面積(積分強度)を算出し、以下の式より結晶化度を算出した。
耐油性は光電センサ用基板モジュールを切削油に浸漬することで評価した。具体的には、不水溶性切削油(JIS N種クーラント)または水溶性切削油(JIS A1種クーラント(水で30倍に希釈したもの))を収容した50℃の油浴に100時間浸漬し、浸漬後にIP67試験を実施した。IP67試験では、絶縁抵抗値を測定した。
目視にて動作表示の視認性を判定した。例えば、図17に示す通り、フラットタイプの光電センサでは、2mの距離をあけて、上部[図17(a)]、光学面正対[図17(b)]、光学面裏面[図17(c)]、光学面正対斜め上[図17(d)]、光学面裏面斜め上[図17(e)]の5方向から動作表示の視認性を確認した。全方向から、視認確認が出来れば「○」と判定し、一方向でも視認確認が出来なければ「×」と判定した。
結晶性を有する熱可塑性ホットメルト樹脂としてポリエステル系樹脂a1(結晶化度:12%)を用いて、光電センサ用基板モジュールを成形した。成形機は、キヤノン電子製成形機LS-300iを使用した。組立中間品を金型にインサートして、以下の成形条件で成型封止を行い、光電センサ用基板モジュールを得た。成形条件は、樹脂温度240℃、成形圧力10MPa、金型温度50℃、冷却時間60secとした。前記の光電センサ用基板モジュールに筐体およびウィンドウを取り付け、光電センサの完成品を得た。前記光電センサを用いて、耐油性試験、および視認性試験を行った。結果を表1に示す。
実施例1においてポリエステル系樹脂a1を用いたことに代えてポリエステル系樹脂a2(結晶化度:8%)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして実施例2の光電センサ完成品を得た。耐油性試験および視認性試験の結果を表1に示す。
実施例1においてポリエステル系樹脂a1を用いたことに代えてポリエステル系樹脂a3(結晶化度:22%)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして実施例3の光電センサ完成品を得た。耐油性試験および視認性試験の結果を表1に示す。
実施例1においてポリエステル系樹脂a1を用いたことに代えてポリエステル系樹脂b1(結晶化度:6%)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして比較例1の光電センサ完成品を得た。耐油性試験および視認性試験の結果を表1に示す。
実施例1においてポリエステル系樹脂a1を用いたことに代えてポリエステル系樹脂b2(結晶化度:25%)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして比較例2の光電センサ完成品を得た。耐油性試験および視認性試験の結果を表1に示す。
以上のように、上記の実施の形態よび変形例は以下のような開示を含む。
基板(13)、ならびに、前記基板(13)に実装された動作表示部(11)および投受光素子(12)を含む実装基板(10)と、
前記実装基板(10)の一部を被覆する被覆部材(1)と、
を含む基板モジュール(100,200,300,400)であって、
前記被覆部材(1)は、前記動作表示部(11)を被覆し、かつ、前記投受光素子(12)が前記被覆部材(1)から露出するように形成されており、
前記被覆部材(1)は、結晶性を有する熱可塑性ホットメルト樹脂から形成され、X線回折法で計測される結晶化度が8%以上、22%以下である、光電センサ用基板モジュール。
前記投受光素子(12)と対面する位置に設置されるカバー部(25)をさらに含み、
前記カバー部(25)は、少なくとも一部が被覆部材(1)から露出している、構成1に記載の光電センサ用基板モジュール。
前記結晶性を有する熱可塑性ホットメルト樹脂はポリエステル系樹脂である、構成1または構成2に記載の光電センサ用基板モジュール。
前記実装基板(10)は、前記基板(13)に実装された電子部品(24)をさらに含む、構成1~構成3のいずれかに記載の光電センサ用基板モジュール。
外部接続部材(14)をさらに備える、構成1~構成4のいずれかに記載の光電センサ用基板モジュール。
構成1~構成5のいずれかに記載の光電センサ用基板モジュールと、筐体(50)と、ウインドウ(51)とを備える光電センサ(500,600)。
Claims (6)
- 基板、ならびに、前記基板に実装された動作表示部および投受光素子を含む実装基板と、
前記実装基板の一部を被覆する被覆部材と、
を含む基板モジュールであって、
前記被覆部材は、前記動作表示部を被覆し、かつ、前記投受光素子が前記被覆部材から露出するように形成されており、
前記被覆部材は、結晶性を有する熱可塑性ホットメルト樹脂から形成され、X線回折法で計測される結晶化度が8%以上、22%以下である、光電センサ用基板モジュール。 - 前記投受光素子と対面する位置に設置されるカバー部をさらに含み、
前記カバー部は、少なくとも一部が被覆部材から露出している、請求項1に記載の光電センサ用基板モジュール。 - 前記結晶性を有する熱可塑性ホットメルト樹脂はポリエステル系樹脂である、請求項1または2に記載の光電センサ用基板モジュール。
- 前記実装基板は、前記基板に実装された電子部品をさらに含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の光電センサ用基板モジュール。
- 外部接続部材をさらに備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の光電センサ用基板モジュール。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載の光電センサ用基板モジュールと、筐体と、ウインドウとを備える光電センサ。
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2020
- 2020-02-19 WO PCT/JP2020/006477 patent/WO2020184104A1/ja active Application Filing
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