JP7047569B2 - 通信装置のためのコンピュータプログラム、及び、通信装置 - Google Patents

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Description

本明細書では、外部装置の設定値として文字列を設定するための通信装置に関する技術を開示する。
特許文献1には、複数個のプリンタと、複数個のプリンタを管理するための端末装置と、を備える通信システムが開示されている。端末装置は、ユーザから複数個のプリンタのそれぞれに送信されるべき設定値の指定を受け付けると、当該設定値を複数個のプリンタのそれぞれに送信する。これにより、各プリンタの設定値が送信済みの設定値に変更される。
特開2018-55601号公報
本明細書では、複数個の外部装置のそれぞれに文字列を設定すべき状況において、ユーザの利便性を向上させ得る技術を提供する。
本明細書は、通信装置のためのコンピュータプログラムを開示する。コンピュータプログラムは、前記通信装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、M個(前記Mは2以上の整数)の外部装置のためのM個の入力欄群を含む入力画面を前記通信装置の表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記M個の入力欄群のそれぞれは、N個(前記Nは2以上の整数)の設定項目に対応するN個の入力欄を含む、前記第1の表示制御部と、前記N個の設定項目のうちの対象の設定項目のための文字列を取得する第1の取得部と、前記対象の設定項目のための前記文字列が取得される場合に、前記対象の設定項目が予め決められている第1の設定項目であるのか否かを判断する判断部と、前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目のための第1の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目であると判断される場合に、前記M個の入力欄群に含まれる(M×N)個の入力欄のうち、前記第1の設定項目に対応するM個の入力欄に、M個の異なる文字列を表示させる第1の表示変更部であって、当該M個の異なる文字列のそれぞれは、前記第1の文字列を含む、前記第1の表示変更部と、前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目とは異なる第2の設定項目のための第2の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目でないと判断される場合に、前記(M×N)個の入力欄のうち、前記第2の設定項目に対応するM個の入力欄に、M個の同じ文字列を表示させる第2の表示変更部であって、当該M個の同じ文字列のそれぞれは、前記第2の文字列を含む、前記第2の表示変更部と、所定の指示が受け付けられる場合に、M個の設定要求を前記M個の外部装置に送信する設定要求送信部であって、前記設定要求は、前記設定要求の送信先の外部装置のための前記N個の設定項目に対応するN個の入力欄のうち、1個以上の設定項目に対応する1個以上の入力欄に表示されている1個以上の表示文字列を、前記1個以上の設定項目に対応する1個以上の設定値として、前記送信先の外部装置に設定するための要求である、前記設定要求送信部と、として機能させてもよい。
例えば、各外部装置に異なる文字列が設定される必要がある第1の設定項目と、各外部装置に異なる文字列が設定される必要がない第2の設定項目と、が存在する状況を想定する。上記の構成によると、通信装置は、対象の設定項目のための文字列として第1の設定項目のための第1の文字列が取得されたことに起因して、対象の設定項目が第1の設定項目であると判断する場合に、第1の設定項目に対応するM個の入力欄にM個の異なる文字列を表示させる。また、通信装置は、対象の設定項目の文字列として第1の設定項目とは異なる第2の設定項目のための第2の文字列が取得されたことに起因して、対象の設定項目が第1の設定項目でないと判断される場合に、第2の設定項目に対応するM個の入力欄にM個の同じ文字列を表示させる。このために、ユーザは、第1の設定項目に対応するM個の入力欄のそれぞれに異なる文字列を入力する必要がなく、第2の設定項目に対応するM個の入力欄のそれぞれに同じ文字列を入力する必要がない。そして、通信装置は、所定の指示が受け付けられる場合に、M個の設定要求をM個の外部装置に送信する。これにより、M個の外部装置では、第1の設定項目に対応する設定値として異なる文字列が設定され得ると共に、第2の設定項目に対応する設定値として同じ文字列が設定され得る。従って、複数個の外部装置のそれぞれに文字列を設定すべき状況において、ユーザの利便性を向上させ得る。
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も新規で有用である。また、通信装置そのもの、及び、通信装置によって実行される方法も、新規で有用である。また、上記の通信装置と他の装置(例えばM個の外部装置)とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 各プリンタから設定値を取得するためのケースAの処理のシーケンス図を示す。 ケースAの処理において管理装置に表示される各画面を示す。 設定ファイルを取得するための処理のシーケンス図を示す。 設定ファイルを利用するための各画面を示す。 各プリンタから設定値を取得するためのケースBの処理のシーケンス図を示す。 ケースBの処理において管理装置に表示される各画面を示す。 管理装置によって実行される処理のフローチャート図を示す。 ノード名表示処理のフローチャート図を示す。 入力欄内の表示内容が変更される場合の各画面を示す。 図10の続きの各画面を示す。 設定処理のシーケンス図を示す。 第2実施例の各画面を示す。 図13の続きの各画面を示す。 第2実施例の設定処理のシーケンス図を示す。
(第1実施例;図1~図12)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、管理装置10と、PC(Personal Computerの略)50と、プリンタ群100と、を備える。プリンタ群100は、3個のプリンタ101,102,103を含む多数(例えば100個以上)のプリンタを含む。管理装置10とPC50とプリンタ群100とは、同じLAN(Local Area Networkの略)4に所属しており、LAN4を介して相互に通信可能である。PC50は、ノード名「com2」を有する。ノード名は、デバイスを識別するための情報である。例えば、LAN4に所属する複数個のデバイスのそれぞれに同じ文字列が設定されると、管理装置10は、当該複数個のデバイスのそれぞれと適切に通信を実行することができない。従って、ノード名は、LAN4に所属するデバイス毎に異なる文字列が設定されるべき情報である。
(プリンタ群100の構成)
プリンタ群100を構成する各プリンタ101~103等は、印刷機能を実行可能な周辺装置(即ち管理装置10等の周辺装置)である。プリンタ101には、IPアドレス「IP101」とモデル名「MN001」とノード名「default101」とコンタクト「NONE」とロケーション「NONE」とが設定されている。IPアドレスは、ユーザによって設定されるものであってもよいし、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocolの略)サーバ等のIPアドレス割り当てサーバによって割り当てられるものであってもよい。モデル名は、プリンタのモデルを示す名称である。コンタクトは、プリンタの管理者を示す情報である。ロケーションは、プリンタの設置場所を示す情報である。プリンタ101と同様に、他のプリンタ102,103等にもIPアドレス等が設定されている。
本実施例では、図1は、プリンタ群100が新たにLAN4に接続され、プリンタ100群にIPアドレスが割り当てられた直後の状況を想定している。従って、プリンタ群100のそれぞれに現在設定されているノード名、コンタクト、及び、ロケーションは、プリンタが出荷される段階からプリンタに設定されているデフォルトの値である。プリンタ群100の管理者は、プリンタ群100を適切に管理するために、ノード名、コンタクト、及び、ロケーションを各プリンタに設定する必要がある。本実施例では、管理者がノード名等を各プリンタに容易に設定することを実現する。
(管理装置10の構成)
管理装置10は、デスクトップPC、ノートPC等のユーザ端末である。なお、変形例では、管理装置10は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、タブレットPC等の可搬型のユーザ端末であってもよい。管理装置10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、制御部30と、を備える。各部12~30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と呼ぶ。
操作部12は、例えば、キーボード及びマウスによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を管理装置10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークI/F16は、有線通信を実行するためのI/Fであり、LAN4に接続されている。変形例では、ネットワークI/F16は、無線通信を実行するためのI/Fであってもよく、この場合、LAN4は、いわゆる無線LANである。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されている各プログラム36,38に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。OSプログラム36は、管理装置10の基本的な動作を実現するためのプログラムである。アプリケーション38(以下では「アプリ38」と呼ぶ)は、プリンタ群100の設定値を変更するためのプログラムである。管理装置10は、例えば、プリンタ群100と共に出荷されるメディアからアプリ38をインストールしてもよいし、インターネット上の図示省略のサーバからアプリ38をインストールしてもよい。
メモリ34は、さらに、デバイスリスト40を記憶している。デバイスリスト40は、プリンタ群100に含まれる各プリンタ101等に現在設定されている各設定値を記憶するためのリストである。なお、初期状態では、デバイスリスト40は空の状態である。
(各プリンタの設定値を変更するための処理:図2~図12)
続いて、図2~図12を参照して、管理装置10のCPU32がアプリ38に従って実行する各処理の内容を説明する。なお、管理装置10と各プリンタ101~103との間で実行される各通信は、LAN4を利用して、ネットワークI/F16を介して実行される。従って、以下では、「LAN4を利用して」、及び、「ネットワークI/F16を介して」という記載を省略する。また、以下では、理解の容易化のために、各デバイスのCPU(例えば管理装置10のCPU32)が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えば管理装置10)を主体として記載する。
(ケースAの処理;図2及び図3)
まず、図2及び図3を参照して、管理装置10がプリンタ群100に現在設定されている各設定値を取得するためのケースAの処理を説明する。
図2のT5において、プリンタ101は、管理者(即ちプリンタ群100及び管理装置10のユーザ)から、コンタクトを「NONE」から「Tanaka」に変更するための入力操作と、ロケーションを「NONE」から「Floor1」に変更するための入力操作と、を受け付ける。この場合、T7において、プリンタ101は、コンタクトとして設定値「Tanaka」を記憶すると共に、ロケーションとして設定値「Floor1」を記憶する。
管理装置10は、管理者からアプリ38の起動操作を受け付けることに応じて、図3の最も上の図に示される入力画面SC10を表示部14に表示させる。入力画面SC10は、検索アイコンA1と、インポートアイコンA2と、ファイル取得アイコンA3と、ファイル設定アイコンA4と、送信アイコンA5と、表示領域DA1と、を含む。表示領域DA1は、各プリンタに関する情報を表示するための領域である。表示領域DA1は、全選択ボックスC1と、項目「IPアドレス」と、項目「モデル名」と、項目「設定ファイル」と、を含む。現時点では、管理装置10は、各プリンタの設定値を取得していないので、表示領域DA1内には各項目に対応する各文字列が表示されていない。項目「設定ファイル」は、プリンタに設定されるべき文字列が表示される項目であり、設定項目「ノード名」と、設定項目「コンタクト」と、設定項目「ロケーション」と、を含む。
入力画面SC10内の検索アイコンA1及びインポートアイコンA2のそれぞれは、当該アイコンを選択する指示(例えばマウスの左クリック)を受け付け可能な態様で表示される。一方、他のアイコンA3~A5のそれぞれは、当該アイコンを選択する指示を受け付け不可能な態様で表示される。本実施例では、アイコンを選択する指示を受け付け不可能な態様をハッチングで表現するが、実際にはグレーアウト等で表示されてもよい。
図2のT10では、管理装置10は、入力画面SC10内の検索アイコンA1を選択する操作を受け付ける。この場合、T12では、管理装置10は、情報要求をブロードキャストによって送信する。情報要求は、プリンタに現在設定されている設定値の送信をプリンタに要求する信号である。
管理装置10は、T12において、情報要求を送信すると、プリンタ群100に含まれる各プリンタ101等から、当該プリンタに現在設定されている各設定値を受信する。即ち、管理装置10は、T13において、プリンタ101から、プリンタ101に現在設定されている各設定値(即ち、IPアドレス「IP101」、モデル名「MN001」、ノード名「default101」、コンタクト「Tanaka」、及び、ロケーション「Floor1」)を受信する。同様に、管理装置10は、T15において、プリンタ102から各設定値を受信し、T17において、プリンタ103から各設定値を受信し、さらに、図示省略のステップにおいて、他のプリンタから各設定値を受信する。
T20では、管理装置10は、受信済みの各設定値をメモリ34内のデバイスリスト40に記憶する。T20の処理が終了すると、図2の処理が終了する。
管理装置10は、図2のT20において、受信済みの各設定値をデバイスリスト40内に記憶すると、各プリンタのIPアドレス及びモデル名を表示領域DA1内に表示させる(図3の真ん中の図参照)。ただし、受信済みのノード名等は、デバイスリスト内に保持されているが、表示領域DA1内に表示されない。なお、変形例では、管理装置10は、受信済みのノード名等をさらに表示させてもよい。ここで、以下では、各プリンタのIPアドレス及びモデル名に対応付けられている項目「設定ファイル」に含まれる3個の設定項目「ノード名」等の3個の入力欄のことを「入力欄群」と呼ぶ。従って、表示領域DA1は、プリンタ群100に含まれる複数個のプリンタ101~103等に対応する複数個の入力欄群を含む。
各プリンタのIPアドレス及びモデル名には、さらに、選択ボックスC2が対応付けられている。選択ボックスC2は、チェック記号を含む選択態様と、チェック記号を含まない非選択態様と、のうちのどちらかの表示態様で表示される。なお、変形例では、チェック記号に代えて、他の記号(例えば塗りつぶしの四角形)が採用されてもよい。選択ボックスC2は、選択態様及び非選択態様のうちの一方の態様で表示されている状況で、選択ボックスC2を選択する指示を受け付けると、他方の態様に変更される。全選択ボックスC1は、全ての選択ボックスC2を選択態様及び非選択態様のうちのどちらかで表示させる指示を受け付けるための領域である。
管理装置10は、まず、全ての選択ボックスC2を非選択態様で表示させる(図3の真ん中の図参照)。管理装置10は、プリンタ101に対応する選択ボックスC2を選択する指示を受け付けると、当該選択ボックスC2を選択態様に変更する(図3の最も下の図参照)。また、管理装置10は、当該選択ボックスC2が選択態様で表示されることに応じて、ファイル取得アイコンA3を、当該アイコンを選択する指示を受け付け不可能な態様から、当該アイコンを選択する指示を受け付け可能な態様に変更する。ファイル取得アイコンA3は、選択態様を有する選択ボックスC2に対応するプリンタから設定ファイルを取得するためのアイコンである。
(設定ファイルを取得するための処理;図4)
続いて、図4を参照して、プリンタ101から設定ファイルを取得する処理を説明する。管理装置10は、T100において、入力画面SC10内のファイル取得アイコンA3が管理者によって選択されることに応じて、T102において、プリンタ101のIPアドレス「IP101」を送信先アドレスとして含む設定ファイル要求をプリンタ101に送信する(即ちユニキャストによって送信する)。設定ファイル要求は、設定ファイルの送信をプリンタ101に要求する信号である。
プリンタ101は、T102において、管理装置10から設定ファイル要求を受信する場合に、T105において、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notationの略)形式を有する設定ファイルを生成し、設定ファイルを管理装置10に送信する。設定ファイルは、ファイル名「xxx.file」を有し、プリンタ101に現在設定されている3個の設定項目に対応する3個の設定値(即ち、ノード名「default101」、コンタクト「Tanaka」、ロケーション「Floor1」)を含む。
管理装置10は、T105において、プリンタ101から設定ファイルを受信することに応じて、T110において、当該設定ファイルをメモリ34内に記憶する。T110の処理が終了すると、図4の処理が終了する。
(設定ファイルを利用するための各画面;図5)
続いて、図5を参照して、設定ファイルを利用するために管理装置10に表示される各画面を説明する。管理装置10は、図4のT110において設定ファイルがメモリ34内に記憶される場合に、ファイル設定アイコンA4を、当該アイコンを選択する指示を受け付け不可能な態様から、当該アイコンを選択する指示を受け付け可能な態様に変更する(図5の最も上の図参照)。
管理装置10は、設定値が変更されるべき各プリンタに対応する各選択ボックスC2の選択を受け付ける。本実施例では、管理者がプリンタ群100内の全てのプリンタの設定値を変更する状況を想定しているので、全選択ボックスC1が管理者によって選択される。この場合、管理装置10は、全ての選択ボックスC2を選択態様に変更する(図5の上から2番目の図参照)。
次いで、管理装置10は、入力画面SC10内のファイル設定アイコンA4が選択される場合に、ダイアログDL10を表示部14に表示させる(図5の上から3番目の図参照)。ダイアログDL10は、表示領域DA2と、OKアイコンA10と、CancelアイコンA11と、を含む。表示領域DA2には、管理装置10に記憶されている設定ファイルのファイル名「xxx.file」が表示される。管理装置10は、OKアイコンA10を選択する操作が管理者によって実行される場合に、選択態様を有する選択ボックスC2に対応する全てのプリンタのための全ての入力欄群に、設定ファイル内の3個の文字列(即ち、ノード名「default101」、コンタクト「Tanaka」、ロケーション「Floor1」)を表示させる(図5の最も下の図参照)。ここで表示される各文字列は、当該文字列を変更する操作を受け付け可能な態様(以下では「可能態様」と呼ぶ)で表示される。
(ケースBの処理;図6及び図7)
続いて、図6及び図7を参照して、管理装置10が、ケースAとは異なる手法を利用して、プリンタ群100に現在設定されている各設定値を取得するためのケースBの処理を説明する。ケースBでは、管理装置10は、ファイル名「aaa.file」を有するインポートファイルをメモリ34に記憶している。インポートファイルは、管理者によって予め作成されたファイルであり、プリンタ群100に現在設定されているIPアドレスとモデル名とノード名を含む。ただし、インポートファイルは、コンタクト及びロケーションを含まない。
図6のT205及びT207は、図2のT5及びT7と同様である。また、管理装置10は、管理者からアプリ38の起動操作を受け付けることに応じて、図7の最も上の図に示される入力画面SC10を表示部14に表示させる。当該入力画面SC10は、図3の最も上の図に示される入力画面SC10と同様である。
T210では、管理装置10は、入力画面SC10内のインポートアイコンA2を選択する操作を受け付ける。この場合、管理装置10は、T212において、ダイアログDL12を表示部14に表示させる(図7の真ん中の図参照)。ダイアログDL12は、表示領域DA3と、OKアイコンA15と、CancelアイコンA16と、を含む。表示領域DA3には、管理装置10に記憶されているインポートファイルのファイル名「aaa.file」が表示される。
管理装置10は、T214において、OKアイコンA15が管理者によって選択される場合に、T216において、インポートファイル内の各文字列(即ち、IPアドレス「IP101」、モデル名「MN001」、ノード名「default101」等)を取得し、取得済みの各文字列をデバイスリスト40に記憶する。上述したように、インポートファイルは、コンタクト及びロケーションを含まない。この場合、管理装置10は、プリンタ群100に現在設定されているコンタクト及びロケーションを取得するための処理を実行する。即ち、管理装置10は、T220において、プリンタ101のIPアドレス「IP101」を送信先アドレスとして含む情報要求をプリンタ101に送信する。当該情報要求は、プリンタ101に現在設定されているコンタクト及びロケーションの送信を要求する信号である。
T222では、管理装置10は、プリンタ101から、コンタクト「Tanaka」及びロケーション「Floor1」を受信する。同様に、管理装置10は、T224において、情報要求をプリンタ102に送信し、T225において、プリンタ102からコンタクト「NONE」及びロケーション「NONE」を受信し、T226において、情報要求をプリンタ103に送信し、T227において、プリンタ103からコンタクト「NONE」及びロケーション「NONE」を受信する。また、管理装置10は、図示省略のステップにおいて、他のプリンタからコンタクト及びロケーションを受信する。
T230では、管理装置10は、各プリンタ101等から受信されたコンタクト及びロケーションをメモリ34内のデバイスリスト40に記憶する。この結果、管理装置10は、図7の最も下の図に示される入力画面SC10を表示部14に表示させる。当該入力画面SC10は、図3の真ん中の図に示される入力画面SC10と同様である。即ち、各プリンタのIPアドレス及びモデル名が表示領域DA1内に表示されており、ノード名等は、デバイスリスト内に保持されているが、表示領域DA1内に表示されてない。その後、図4及び図5と同様の処理が実行されることによって、全てのプリンタに対応する全ての入力欄群に設定ファイル内の3個の文字列が表示される(図5の最も下の図参照)。
(管理装置の処理;図8)
続いて、図8を参照して、図5の最も下の図に示される入力画面SC10が表示部14に表示された後に、管理装置10によって実行される処理を説明する。入力画面SC10内の1個のプリンタ(以下では「対象プリンタ」と記載する)ための入力欄群のうちの1個の入力欄(以下では「対象入力欄」と記載する)が選択されて、対象入力欄に対して操作部12を介したキー操作が実行される場合に、図8の処理が実行される。キー操作は、例えば、対象入力欄への文字列の入力操作、対象入力欄の表示内容を削除するための削除操作等を含む。
S5では、管理装置10は、対象入力欄に対するキー操作が完了することを監視する。管理装置10は、例えば、対象入力欄が選択された状態から他の入力欄が選択された状態に変更するための操作を受け付ける場合、入力を確定するキー(例えばキーボードのエンターキー)が選択される場合等に、対象入力欄に対するキー操作が完了したと判断して、S10に進む。
S10では、管理装置10は、対象入力欄が空欄であるのか否かを判断する。管理装置10は、対象入力欄が空欄でない場合、即ち、対象入力欄に対する文字列の入力操作が実行された場合(即ち当該文字列が取得される場合)に、S10でNOと判断して、S15に進む。一方、管理装置10は、対象入力欄が空欄である場合、即ち、対象入力欄に対する削除操作が実行された場合に、S10でYESと判断して、S12に進む。
S12では、管理装置10は、メモリ34内のデバイスリスト40から、対象プリンタのための対象入力欄に対応する文字列を取得して、当該文字列を対象入力欄に表示する。例えば、プリンタ101(即ち対象プリンタ)のための設定項目「ノード名」に対応する入力欄(即ち対象入力欄)に対する削除操作が実行される場合には、管理装置10は、デバイスリスト40からプリンタ101のノード名「default101」を取得し、ノード名「default101」を対象入力欄に表示する。即ち、管理装置10は、対象プリンタに現在設定されている設定値を対象入力欄に表示する。ここで、管理装置10は、対象入力欄に表示される文字列を変更する操作を受け付け不可能な態様(以下では「不可能態様」と呼ぶ)で、当該文字列を表示する。本実施例では、不可能態様は、例えば、透かし文字(いわゆるウォーターマーク)である。
本実施例では、管理者によって削除操作が実行される状況として、管理者が対象プリンタに現在設定されている設定値を変更することを望んでいない状況を想定している。例えば、対象入力欄に対する削除操作が実行される場合に、対象プリンタに現在設定されている設定値が表示されずに、対象入力欄が空欄になる構成を想定する。この場合、管理者は、対象プリンタにおいて設定値が変更されないのか設定値が消去されるのかを認識することができない可能性がある。これに対し、本実施例では、管理装置10は、対象入力欄に対する削除操作が実行される場合に、対象プリンタに現在設定されている設定値が表示される。これにより、管理者は、対象プリンタにおいて設定値が変更されないことを知ることができる。従って、管理者の利便性が向上する。また、対象入力欄において、可能態様とは異なる不可能態様を有する文字列が表示されるので、管理者は、対象入力欄に対する削除操作が実行されたことを認識することができる。
S15では、管理装置10は、M個(Mは2以上の整数)のプリンタが選択状態であるのか否かを判断する。選択状態は、選択ボックスC2が選択態様である状態を意味する。管理装置10は、M個のプリンタが選択状態であると判断する場合に、S15でYESと判断して、S20に進む。一方、管理装置10は、1個のプリンタのみが選択状態であると判断する場合に、S15でNOと判断して、図8の処理を終了する。
S20では、管理装置10は、対象入力欄に対応する設定項目(以下では「対象設定項目」と記載する)がノード名であるのか否かを判断する。管理装置は、ノード名に対応する入力欄に対する文字列の入力操作が実行されたことに起因して、対象設定項目がノード名であると判断する場合(S20でYES)に、S25に進む。一方、管理装置10は、ノード名とは異なる設定項目(即ちコンタクト又はロケーション)に対応する入力欄に文字列が取得されたことに起因して、対象設定項目がノード名でないと判断する場合(S20でNO)に、S24に進む。
S24では、管理装置10は、対象設定項目に対応するM個の入力欄にM個の同じ文字列を表示させる。当該文字列は、対象入力欄に入力された入力文字列に一致する文字列である。このように、管理者は、M個の入力欄にM個の同じ文字列を入力する作業を実行せずに済む。従って、管理者の利便性が向上する。S24が終了すると、図8の処理が終了する。
S25では、管理装置10は、確認画面CSを表示部14に表示させる。確認画面CSは、ノード名に対応するM個の入力欄にM個の異なる文字列を表示させるのか否かを確認するための画面である。確認画面CSは、M個の異なる文字列を表示させることを示すYESアイコンと、M個の異なる文字列を表示させないことを示すNOアイコンと、を含む。
S30では、管理装置10は、確認画面CS内のYESアイコンが選択されたのか否かを判断する。管理装置10は、確認画面CS内のYESアイコンが管理者によって選択される場合に、S30でYESと判断して、S35に進む。一方、管理装置10は、確認画面CS内のNOアイコンが管理者によって選択される場合に、S30でNOと判断して、S24に進む。
S35では、管理装置10は、ノード名に対応するM個の入力欄にM個の異なる文字列を表示させるためのノード名表示処理(図9参照)を実行する。S35の処理が終了すると、図8の処理が終了する。
(ノード名表示処理;図9)
続いて、図9を参照して、図8のS35で実行されるノード名表示処理の詳細を説明する。S100では、管理装置は、ポインタK及びポインタJのそれぞれの値を「1」に設定する。
S105では、管理装置10は、対象入力欄に入力された入力文字列にKを付与することによって、文字列「入力文字列+K」を生成する。
S110では、管理装置10は、生成済みの文字列「入力文字列+K」と同じ文字列のノード名を有するデバイスがLAN4内に存在するのか否かを判断する。具体的には、管理装置10は、まず、ノード名「入力文字列+K」を含む存在確認をLAN4内にブロードキャストによって送信する。存在確認は、ノード名「入力文字列+K」を有するデバイスが存在するのか否かを確認する信号である。例えば、LAN4内にノード名「入力文字列+K」を有するデバイスが存在する場合には、当該デバイスは、管理装置10から存在確認を受信することに応じて、存在応答を管理装置10に送信する。従って、管理装置10は、存在応答を受信する場合に、文字列「入力文字列+K」と同じ文字列のノード名を有するデバイスがLAN4内に存在すると判断して(S110でYES)、S130に進む。一方、管理装置10は、存在応答が受信されない場合に、文字列「入力文字列+K」と同じ文字列のノード名を有するデバイスがLAN4内に存在しないと判断して(S110でNO)、S115に進む。
S115では、管理装置10は、生成済みの文字列「入力文字列+K」をJ番目のプリンタのためのノード名に対応する入力欄に表示する。
S120では、管理装置は、ポインタJの値が選択状態のプリンタの数Mに一致するのか否かを判断する。管理装置10は、Jの値がMに一致すると判断する場合、即ち、M個のプリンタのためのノード名に対応するM個の入力欄の全てにS105で生成された文字列が表示された場合に、S120でYESと判断して、図9の処理を終了する。一方、管理装置10は、Jの値がMに一致しないと判断する場合、即ち、M個の入力欄のうちの一部の入力欄にS105で生成された文字列が表示されていない場合に、S120でNOと判断して、S125に進む。
S125では、管理装置10は、ポインタJの値を「1」だけインクリメントする。また、S130では、管理装置10は、ポインタKの値を「1」だけインクリメントする。S130の処理が終了すると、S105に戻る。このように、ポインタKの値がインクリメントされながら、S105で入力文字列が生成されるので、M個のプリンタのためのノード名に対応するM個の入力欄に異なる文字列を表示することができる。これにより、管理者は、M個の入力欄にM個の異なる文字列を入力する作業を実行せずに済む。従って、管理者の利便性が向上する。
(入力欄内の表示内容が変更される場合の各画面;図10及び図11)
続いて、図10及び図11を参照して、図8及び図9の処理が実行されることによって表示される各画面を説明する。
図10の最も上の図に示されるように、管理装置10は、管理者から、プリンタ101のためのノード名に対応する入力欄(即ち対象入力欄)に表示されている文字列を「default101」から「com」に変更する操作を受け付ける。この場合、管理装置10は、対象入力欄に対する文字列の入力操作が実行されたと判断し(図8のS10でNO)、かつ、複数個のプリンタが選択状態であると判断し(S15でYES)、かつ、対象入力欄に対応する設定項目がノード名であると判断する(S20でYES)。この結果、管理装置10は、確認画面CSを表示部14に表示させる(S25;図10の上から2番目の図参照)。
管理装置10は、確認画面CS内のYESアイコンA20が選択される場合(S30でYES)に、ノード名表示処理を実行する(S35)。具体的には、まず、管理装置10は、入力文字列「com」にK=「1」を付加することによって、文字列「com1」を生成する(図9のS105)。そして、管理装置10は、ノード名「com1」を有するデバイスがLAN4内に存在しないと判断し(S110でNO)、プリンタ101のためのノード名に対応する入力欄に文字列「com1」を表示させる(S115)。そして、管理装置10は、K=「1」をインクリメントして、K=「2」にする(S125)。
次いで、管理装置10は、入力文字列「com」にK=「2」を付加することによって、文字列「com2」を生成する(S105)。この場合、管理装置10は、文字列「com2」を含む存在確認をLAN4内に送信することに応じて、ノード名「com2」を有するPC50(図1参照)から存在応答を受信し(S110でYES)、生成済みの文字列「com2」を表示しない。これにより、同じノード名がLAN4内の複数個のデバイスに設定されるのを抑制することができる。そして、管理装置10は、K=「2」をインクリメントして、K=「3」にする。その後、同様にして、管理装置10は、プリンタ102のためのノード名に対応する入力欄に文字列「com3」を表示させ、プリンタ103のためのノード名に対応する入力欄に文字列「com4」を表示させる(図10の上から3番目の図参照)。
また、管理装置10は、選択状態のM個のプリンタのためのノード名に対応するM個の入力欄にM個の異なる文字列が表示される場合に、送信アイコンA5を、当該アイコンを選択する指示を受け付け不可能な態様から、当該アイコンを選択する指示を受け付け可能な態様に変更する。
一方、管理装置10は、確認画面CS内のNOアイコンA21が選択される場合(S30でNO)に、図10の最も下の図に示されるように、選択状態のM個のプリンタのためのノード名に対応するM個の入力欄にM個の同じ文字列「com」を表示させる(S24)。この場合、送信アイコンA5は、当該アイコンを選択する指示を受け付け不可能な態様に維持される。これにより、同じノード名が各プリンタに設定されるのを抑制することができる。
また、本実施例では、管理者がプリンタ102に現在設定されているロケーション「NONE」を変更しないことを望んでいる。管理装置10は、管理者から、全選択ボックスC1の選択と、プリンタ102に対応する選択ボックスC2の選択と、を受け付ける。この場合、管理装置10は、プリンタ102に対応する選択ボックスC2を選択態様で表示すると共に、その他のプリンタに対応する各選択ボックスC2を非選択態様で表示する(図11の最も上の図参照)。そして、管理装置10は、管理者から、プリンタ102のためのロケーションに対応する入力欄(即ち対象入力欄)に対する削除操作を受け付ける。この場合、管理装置10は、対象入力欄が空欄であると判断して(図8のS10でYES)、メモリ34内のデバイスリスト40からプリンタ102に現在設定されているロケーション「NONE」を取得する。そして、管理装置10は、不可能態様を有する文字列「NONE」を対象入力欄に表示させる(図11の真ん中の図参照)。
また、本実施例では、管理者がプリンタ103に対応するロケーションとして「Floor2」を設定することを望んでいる。管理装置10は、管理者から、プリンタ102に対応する選択ボックスC2の選択と、プリンタ103に対応する選択ボックスC2の選択と、を受け付ける。この場合、管理装置10は、プリンタ103に対応する選択ボックスC2を選択態様で表示すると共に、その他のプリンタに対応する各選択ボックスC2を非選択態様で表示する。そして、管理装置10は、プリンタ103のためのロケーションに対応する入力欄(即ち対象入力欄)に表示されている文字列を「Floor1」から「Floor2」に変更する操作を受け付ける。この場合、管理装置10は、1個のプリンタ(即ち、プリンタ103)のみが選択状態であると判断して(図8のS15でNO)、対象入力欄のみに文字列「Floor2」を表示させる(図11の最も下の図参照)。
(設定処理;図12)
続いて、図12を参照して、各入力欄群に表示されている各文字列を各プリンタ101等に設定するための設定処理を説明する。
図11の最も下の図が表示されている状態において、T300では、管理装置10は、管理者から、入力画面SC10内の送信アイコンA5を選択する操作を受け付ける。この場合、管理装置10は、各プリンタに対応する各設定要求を各プリンタに送信する。設定要求は、当該設定要求に対応するプリンタのための入力欄群に可能様態で表示されている各文字列を、各設定項目に対応する設定値として、当該プリンタに設定するための要求である。まず、管理装置は、T310において、設定要求をプリンタ101に送信する。当該設定要求は、プリンタ101のための入力欄群に可能様態で表示されているノード名「com1」とコンタクト「Tanaka」とロケーション「Floor1」とを含む。この結果、T312において、プリンタ101では、設定要求内の各文字列が各設定値として記憶される。
次いで、管理装置10は、T320において、設定要求をプリンタ102に送信する。当該設定要求は、プリンタ102のための入力欄群に可能様態で表示されているノード名「com3」とコンタクト「Tanaka」とを含むが、不可能様態で表示されているロケーション「NONE」を含まない。この結果、T322において、プリンタ102では、ノード名「com3」とコンタクト「Tanaka」とが各設定値として記憶されるが、ロケーション「NONE」が変更されない。T330及びT332は、通信対象がプリンタ103である点と、ノード名「com4」及びロケーション「Floor2」が利用される点と、を除いて、T310及びT312と同様である。図示省略のステップにおいて、他のプリンタにも同様に設定要求が送信される。これにより、図12の処理が終了する。
(本実施例の効果)
本実施例では、LAN4に所属するデバイス毎に異なる文字列が設定されるべき設定項目であるノード名と、LAN4に所属するデバイス毎に異なる文字列が設定される必要がない設定項目であるコンタクト及びロケーションと、が存在する。この場合、管理装置10は、3個の設定項目(即ち、ノード名、コンタクト、ロケーション)のうちの対象設定項目に対応する対象入力欄に入力される文字列を取得する場合(図8のS10でNO)に、対象設定項目がノード名であるのか否かを判断する(S20)。管理装置10は、ノード名に対応する入力欄に文字列が取得されたことに起因して、対象設定項目がノード名であると判断する場合(S20でYES)に、ノード名に対応するM個の入力欄にM個の異なる文字列を表示させる(S35)。また、管理装置10は、ノード名とは異なる設定項目(即ち、コンタクト、ロケーション)に対応する入力欄に入力される文字列が取得されたことに起因して、対象設定項目がノード名でないと判断される場合(S20でNO)に、当該異なる設定項目に対応するM個の入力欄にM個の同じ文字列を表示させる(S24)。このために、管理者は、ノード名に対応するM個の入力欄のそれぞれに異なる文字列を入力する必要がなく、ノード名とは異なる設定項目に対応するM個の入力欄のそれぞれに同じ文字列を入力する必要がない。そして、管理装置は、入力画面SC10内の送信アイコンA5が管理者によって選択される場合(図12のT300)に、設定要求をプリンタ群100に含まれる各プリンタ101等に送信する(T310、T320、T330)。これにより、各プリンタ101では、ノード名に対応する設定値として異なる文字列が設定されると共に、コンタクト又はロケーションに対応する設定値として同じ文字列が設定され得る。従って、複数個のプリンタのそれぞれに文字列を設定すべき状況において、管理者(即ち管理装置10及びプリンタ群100のユーザ)の利便性を向上させることができる。
(対応関係)
管理装置10、例えば3個のプリンタ101~103が、それぞれ、「通信装置」、「M個の外部装置」の一例である。入力欄群内の3個の設定項目(即ち、ノード名、コンタクト、ロケーション)が、「N個の設定項目」の一例であり、ノード名、コンタクト(又はロケーション)が、それぞれ、「第1の設定項目」、「第2の設定項目」の一例である。入力画面SC10内のノード名に対応する各入力欄に表示される「com1」、「com3」、「com4」が、「M個の異なる文字列」の一例である。入力画面SC10内のコンタクトに対応する各入力欄に表示される「Tanaka」が、「第2の表示変更部」によって表示される「M個の同じ文字列」の一例である。図10の最も下の図に示される入力画面SC10内のノード名に対応する各入力欄に表示される「com」が、「第3の表示変更部」によって表示される「M個の同じ文字列」の一例である。入力画面内SC10の送信アイコンA5の選択操作が、「所定の指示」の一例である。
K=「3」、K=「4」が、それぞれ、「第1の数字」、「第2の数字」の一例である。確認画面CSが、「指示画面」の一例である。図4のT105の設定ファイル「xxx.file」内のノード名「default101」、コンタクト「Tanaka」、及び、ロケーション「Floor1」が、「N個の設定値」の一例である。図12のT310及びT330の設定要求、T320の設定要求が、それぞれ、「第1種の設定要求」、「第2の設定要求」の一例である。可能態様、不可能態様が、それぞれ、「第1の態様」、「第2の態様」の一例である。
図3の真ん中の図(又は図7の最も下の図)に示される入力画面SC10を表示するための処理、図8のS10の処理、S20の処理、S35の処理、S24の処理、図12のT310(又は、T320、T330)の処理が、それぞれ、「第1の表示制御部」、「第1の取得部」、「判断部」、「第1の表示変更部」、「第2の表示変更部」、「設定要求送信部」によって実行される処理の一例である。
(第2実施例;図13~図15)
続いて、図13~図15を参照して、第2実施例を説明する。第2実施例では、入力画面SC10内の表示領域DA1がコンボボックスCBをさらに含む点が第1実施例とは異なる。図5のダイアログDL10内のOKアイコンA10(図5参照)が選択されると、図13の最も上の図に示される入力画面SC10が表示される。本実施例では、3個の設定項目(即ち、ノード名、コンタクト、ロケーション)のそれぞれについて、コンボボックスCBが対応付けられている。コンボボックスCB内には、「ファイル」、「本体」、及び、「手入力」のうちのいずれか1つの文字列が表示される。管理装置10は、コンボボックスCB内のオブジェクトOBが選択され、「ファイル」、「本体」、及び、「手入力」のうちのいずれか1つの文字列が選択される場合に、選択済みの文字列をコンボボックスCB内に表示する。
文字列「ファイル」が表示されたコンボボックスCBは、設定ファイルに含まれる文字列を当該コンボボックスCBに対応する各入力欄に表示することを示す。また、文字列「ファイル」が表示されたコンボボックスCBに対応する各入力欄に表示される文字列は、不可能態様で表示される。図13の最も上の図に示される入力画面SC10は、図5のダイアログDL10内のOKアイコンA10が選択された後の画面であるので、全てのコンボボックスCBは文字列「ファイル」を含む。
管理装置10は、管理者から、ノード名に対応するコンボボックスCB内の文字列を「ファイル」から「手入力」に変更するための操作を受け付ける。文字列「手入力」が表示されたコンボボックスCBは、当該コンボボックスCBに対応する各入力欄に管理者によって入力される文字列を表示することを示す。この場合、管理装置10は、図13の真ん中の図に示されるように、ノード名に対応する各入力欄を空欄で表示する。
また、管理装置10は、管理者から、ロケーションに対応するコンボボックスCB内の文字列を「ファイル」から「本体」に変更するための操作を受け付ける。文字列「本体」が表示されたコンボボックスCBは、各プリンタに現在設定されている設定値を当該コンボボックスCBに対応する各入力欄に表示することを示す。この場合、管理装置10は、メモリ34内のデバイスリスト40から各プリンタに現在設定されているロケーションに対応する各文字列を取得して、取得済みの各文字列をロケーションに対応する各入力欄に表示させる。この結果、図13の最も下の図に示されるように、ロケーションに対応する各入力欄には現在の設定値が表示される。
図14の最も上の図に示されるように、管理装置10は、管理者から、プリンタ101のためのノード名に対応する入力欄に対して、文字列「com」を入力する操作を受け付ける。この場合、管理装置10は、ノード名表示処理(図9参照)を実行する。この結果、図14の真ん中の図に示されるように、ノード名に対応する各入力欄に「com1」、「com3」、及び、「com4」が表示される。
例えば、管理者が、プリンタ102のノード名に対応する設定値を消去することを望む状況を想定する。このような状況では、管理装置10は、管理者から、プリンタ102のためのノード名に対応する入力欄に対する削除操作を受け付ける。この場合、図14の最も下の図に示されるように、管理装置は、当該入力欄を空欄に変更する。ここで、プリンタ102に現在設定されているノード名が当該入力欄に表示されないので、管理者は、プリンタ102のノード名に対応する設定値が消去されることを知ることができる。
(設定処理;図15)
続いて、図15を参照して、第2実施例の設定処理を説明する。図14の最も下の図が表示されている状態において、T400では、管理装置10は、管理者から、入力画面SC10内の送信アイコンA5を選択する操作を受け付ける。本実施例では、管理装置10から送信される設定要求は、文字列「手入力」又は文字列「ファイル」が表示されたコンボボックスCBに対応する入力欄に表示されている文字列を含むが、文字列「本体」が表示されたコンボボックスCBに対応する入力欄に表示されている文字列を含まない。
T410では、管理装置10は、設定要求をプリンタ101に送信する。当該設定要求は、プリンタ101のための入力欄群に表示されているノード名「com1」とコンタクト「Tanaka」とを含むが、ロケーション「Floor1」を含まない。この結果、T412において、プリンタ101では、ノード名「com1」とコンタクト「Tanaka」とが各設定値として記憶される。
T420では、管理装置10は、設定要求をプリンタ102に送信する。当該設定要求は、コンタクト「Tanaka」を含み、さらに、設定項目としてノード名を含むが、ノード名に対応する具体的な文字列を含まない。このように、設定項目としてノード名を含むと共にノード名に対応する具体的な文字列を含まない設定要求は、プリンタ102に現在設定されているノード名に対応する設定値を消去するための要求である。この結果、T422において、プリンタ102では、コンタクト「Tanaka」が記憶されると共に、ノード名に対応する設定値が消去される。T430及びT432は、通信対象がプリンタ103である点と、ノード名「com4」が利用される点と、を除いて、T410及びT412と同様である。T432の処理が終了すると、図15の処理が終了する。
(本実施例の効果)
本実施例によっても、第1実施例と同様に、複数個のプリンタのそれぞれに文字列を設定すべき状況において、管理者の利便性を向上させることができる。なお、本実施例では、T410及びT430の設定要求、T420の設定要求が、それぞれ、「第1の設定要求」、「第2の設定要求」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)管理装置10は、図5のダイアログDL10内のOKアイコンA10が管理者によって選択される場合に、設定ファイルに含まれる或る設定項目に対応する或る文字列を取得すると、当該或る設定項目がノード名であるのか否かを判断してもよい。管理装置10は、当該或る設定項目がノード名であると判断する場合に、当該或る文字列(即ち「default101」)に連番を付与することによって、M個のプリンタのためのノード名に対応するM個の入力欄にM個の異なる文字列を表示させる。また、管理装置10は、当該或る設定項目がノード名でないと判断する場合に、M個のプリンタのための、例えばコンタクトに対応するM個の入力欄にM個の同じ文字列(例えば「Tanaka」)を表示させる。即ち、「第1の取得部」は、ユーザから文字列の入力を受け付けることなく、対象の設定項目のための文字列を取得してもよい。
(変形例2)「第1の設定項目」は、ノード名に限られず、各デバイスに異なる文字列が設定される必要がある他の設定項目(例えば、IPアドレス、シリアル番号等)であってもよい。また、「第2の設定項目」は、コンタクト及びロケーションに限られず、各デバイスに異なる文字列が設定される必要がない他の設定項目(例えば、デフォルトの印刷設定、サブネットマスク、ゲートウェイアドレス等)であってもよい。
(変形例3)上記の実施例では、図9のノード名表示処理において生成される文字列が昇順で生成されたが、変形例では、降順(例えば、「com100」、「com99」、「com98」・・・)で生成されてもよい。また、別の変形例では、アルファベット順(例えば、「coma」、「comb」、「comc」・・・)で文字列が生成されてもよい。さらに別の変形例では、ランダムな数字が付加された文字列(例えば、「com1」、「com12」、「com5」・・・)が生成されてもよい。即ち、「第1の表示変更部」は、M個の異なる文字列を表示させればよい。
(変形例4)図10の確認画面CSが省略されてもよい。本変形例では、「第2の表示制御部」が省略可能である。
(変形例5)管理装置10は、管理者から設定ファイル「xxx.file」の生成操作を受け付けることに応じて、設定ファイル「xxx.file」を生成してメモリ34に記憶しておいてもよい。この場合、管理装置10は、メモリ34から設定ファイル「xxx.file」を取得してもよい。本変形例では、「第2の取得部」が省略可能である。
(変形例6)図11において、管理装置10は、プリンタ102のためのロケーションに対応する入力欄に表示されている「Floor1」が削除される場合に、プリンタ102に現在設定されているロケーションに対応する設定値「NONE」を表示することに代えて、プリンタ102のロケーションに対応する設定値を変更しないことを示す文字列(例えば「Unchanged」)を表示させてもよい。本変形例では、当該文字列が、「特定文字列」の一例である。
(変形例7)管理装置10は、M個のプリンタが選択状態である状況において、管理者からキー操作を受け付ける毎に、当該キー操作の結果を対象設定項目に対応するM個の入力欄に表示させるように構成されてもよい。この場合、管理装置10は、対象設定項目がノード名でないと判断する場合(S20でNO)に、対象設定項目に対応するM個の入力欄にM個の同じ文字列を既に表示しているので、S24の処理を実行することなく、図8の処理を終了する。また、管理装置10は、S30でNOと判断する場合にも、S24の処理を実行することなく、図8の処理を終了する。
(変形例8)「外部装置」は、プリンタでなくてもよく、スキャナ、多機能機、携帯端末、PC、サーバ等の他のデバイスであってもよい。
(変形例9)上記の各実施例では、図2~図15の各処理がソフトウェア(即ち各プログラム36,38)によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:LAN、10:管理装置、12:操作部、14:表示部、16:ネットワークI/F、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:OSプログラム、38:アプリケーション、40:デバイスリスト、50:PC、100:プリンタ群、101,102,103:プリンタ

Claims (10)

  1. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
    M個(前記Mは2以上の整数)の外部装置のためのM個の入力欄群を含む入力画面を前記通信装置の表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記M個の入力欄群のそれぞれは、N個(前記Nは2以上の整数)の設定項目に対応するN個の入力欄を含む、前記第1の表示制御部と、
    前記N個の設定項目のうちの対象の設定項目のための文字列を取得する第1の取得部と、
    前記対象の設定項目のための前記文字列が取得される場合に、前記対象の設定項目が予め決められている第1の設定項目であるのか否かを判断する判断部と、
    前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目のための第1の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目であると判断される場合に、前記M個の入力欄群に含まれる(M×N)個の入力欄のうち、前記第1の設定項目に対応するM個の入力欄に、M個の異なる文字列を表示させる第1の表示変更部であって、当該M個の異なる文字列のそれぞれは、前記第1の文字列を含む、前記第1の表示変更部と、
    前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目とは異なる第2の設定項目のための第2の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目でないと判断される場合に、前記(M×N)個の入力欄のうち、前記第2の設定項目に対応するM個の入力欄に、M個の同じ文字列を表示させる第2の表示変更部であって、当該M個の同じ文字列のそれぞれは、前記第2の文字列を含む、前記第2の表示変更部と、
    所定の指示が受け付けられる場合に、M個の設定要求を前記M個の外部装置に送信する設定要求送信部であって、前記設定要求は、前記設定要求の送信先の外部装置のための前記N個の設定項目に対応するN個の入力欄のうち、1個以上の設定項目に対応する1個以上の入力欄に表示されている1個以上の表示文字列を、前記1個以上の設定項目に対応する1個以上の設定値として、前記送信先の外部装置に設定するための要求である、前記設定要求送信部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  2. 前記第1の表示変更部は、前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目のための前記第1の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目であると判断される場合に、
    第1の数字を前記第1の文字列に付加することによって、前記M個の異なる文字列のうちの1個の文字列を生成し、
    前記第1の数字に連続する第2の数字を前記第1の文字列に付加することによって、前記M個の異なる文字列のうちの他の1個の文字列を生成する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目のための前記第1の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目であると判断される場合に、前記第1の設定項目に対応する前記M個の入力欄に前記M個の異なる文字列を表示させることを指示するための指示画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部として機能させ、
    前記第1の表示変更部は、前記指示画面が表示されている状況において、前記M個の異なる文字列を表示させることが指示される場合に、前記第1の設定項目に対応する前記M個の入力欄に前記M個の異なる文字列を表示させ、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記指示画面が表示されている状況において、前記M個の異なる文字列を表示させることが指示されない場合に、前記第1の設定項目に対応する前記M個の入力欄にM個の同じ文字列を表示させる第3の表示変更部であって、当該M個の同じ文字列のそれぞれは、前記第1の文字列を含む、前記第3の表示変更部として機能させる、請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記第1の取得部は、前記M個の外部装置のうちの1個の外部装置のための前記対象の設定項目に対応する1個の入力欄に前記文字列がユーザによって入力される場合に、前記対象の設定項目のための前記文字列を取得する、請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記M個の外部装置のうちの第1の外部装置から、前記第1の外部装置に現在設定されている前記N個の設定項目に対応するN個の設定値を取得する第2の取得部として機能させ、
    前記第1の表示制御部は、前記M個の入力欄群のそれぞれについて、当該入力欄群に含まれるN個の入力欄に前記N個の設定値が表示されている前記入力画面を前記表示部に表示させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記設定要求送信部は、前記M個の外部装置のうちの第2の外部装置のための前記N個の設定項目に対応するN個の入力欄のうち、特定の設定項目に対応する特定の入力欄の表示内容を削除するための削除指示が受け付けられずに、前記所定の指示が受け付けられる場合に、第1種の前記設定要求を前記第2の外部装置に送信し、
    前記第1種の設定要求は、前記第2の外部装置のための前記N個の設定項目に対応する前記N個の入力欄に表示されているN個の表示文字列を、前記N個の設定項目に対応するN個の設定値として、前記第2の外部装置に設定するための要求であり、
    前記設定要求送信部は、前記削除指示が受け付けられた後に、前記所定の指示が受け付けられる場合に、第2種の前記設定要求を前記第2の外部装置に送信し、
    前記第2種の設定要求は、前記第2の外部装置のための前記N個の設定項目に対応する前記N個の入力欄のうち、前記特定の設定項目とは異なる1個以上の設定項目に対応する1個以上の入力欄に表示されている1個以上の表示文字列を、前記1個以上の設定項目に対応する1個以上の設定値として、前記第2の外部装置に設定するための要求である、請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記第1の表示制御部は、前記M個の入力欄群のそれぞれについて、当該入力欄群に含まれるN個の入力欄に第1の態様を有する前記N個の設定値が表示されている前記入力画面を前記表示部に表示させ、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記特定の入力欄の表示内容を削除するための前記削除指示が受け付けられる場合に、前記第1の態様とは異なる第2の態様を有する特定文字列を前記特定の入力欄に表示させる第4の表示変更部として機能させ、
    前記設定要求送信部は、前記削除指示が受け付けられることに起因して、前記第2の態様を有する前記特定文字列が前記特定の入力欄に表示されており、かつ、前記第1の態様を有する前記1個以上の表示文字列が前記1個以上の入力欄に表示されている状態で、前記所定の指示が受け付けられる場合に、前記第2種の設定要求を前記第2の外部装置に送信し、
    前記第2種の設定要求は、さらに、前記第2の外部装置に現在設定されている前記特定の設定項目に対応する設定値を変更しないための要求である、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記特定文字列は、前記第2の外部装置に現在設定されている前記特定の設定項目に対応する前記設定値である、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記第2種の設定要求は、さらに、前記第2の外部装置に現在設定されている前記特定の設定項目に対応する設定値を消去するための要求である、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  10. 通信装置であって、
    表示部と、
    M個(前記Mは2以上の整数)の外部装置のためのM個の入力欄群を含む入力画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記M個の入力欄群のそれぞれは、N個(前記Nは2以上の整数)の設定項目に対応するN個の入力欄を含む、前記第1の表示制御部と、
    前記N個の設定項目のうちの対象の設定項目のための文字列を取得する第1の取得部と、
    前記対象の設定項目のための前記文字列が取得される場合に、前記対象の設定項目が予め決められている第1の設定項目であるのか否かを判断する判断部と、
    前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目のための第1の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目であると判断される場合に、前記M個の入力欄群に含まれる(M×N)個の入力欄のうち、前記第1の設定項目に対応するM個の入力欄に、M個の異なる文字列を表示させる第1の表示変更部であって、当該M個の異なる文字列のそれぞれは、前記第1の文字列を含む、前記第1の表示変更部と、
    前記対象の設定項目のための前記文字列として前記第1の設定項目とは異なる第2の設定項目のための第2の文字列が取得されたことに起因して、前記対象の設定項目が前記第1の設定項目でないと判断される場合に、前記(M×N)個の入力欄のうち、前記第2の設定項目に対応するM個の入力欄に、M個の同じ文字列を表示させる第2の表示変更部であって、当該M個の同じ文字列のそれぞれは、前記第2の文字列を含む、前記第2の表示変更部と、
    所定の指示が受け付けられる場合に、M個の設定要求を前記M個の外部装置に送信する設定要求送信部であって、前記設定要求は、前記設定要求の送信先の外部装置のための前記N個の設定項目に対応するN個の入力欄のうち、1個以上の設定項目に対応する1個以上の入力欄に表示されている1個以上の表示文字列を、前記1個以上の設定項目に対応する1個以上の設定値として、前記送信先の外部装置に設定するための要求である、前記設定要求送信部と、
    を備える、通信装置。
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