JP2021164050A - 機能実行装置、及び、機能実行装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

機能実行装置、及び、機能実行装置のためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 機能実行装置が機能を実行することを承認するための承認画面を適切に表示可能な技術を提供する。
【解決手段】 機能実行装置は、第１の外部装置から、第１の機能実行要求を受信し、第２の外部装置から、第２の機能実行要求を受信する。機能実行装置は、第１の外部装置から第１の機能実行要求が受信される場合に、第１の承認画面を表示し、第２の外部装置から第２の機能実行要求が受信される場合に、第２の承認画面を表示部に表示させる。機能実行装置は、第１の承認画面が表示部に表示されている状態において、第２の外部装置から第２の機能実行要求が受信される場合に、第１の承認画面に代えて第２の承認画面を表示部に表示しない。
【選択図】図８

Description

本明細書では、承認画面を表示する機能実行装置に関する技術を開示する。
特許文献１には、情報処理装置と画像処理装置とを備える遠隔操作システムが開示されている。画像処理装置は、遠隔メンテナンスボタンの操作を受け付ける場合に、遠隔メンテナンス要求を情報処理装置に送信し、情報処理装置から遠隔メンテナンス要求に対する応答を受信する。これにより、画像処理装置は、情報処理装置からの遠隔操作を受け付けることができる。
特開２００９−２２５３１６号公報 特開２０１９−７９１１１号公報
本明細書は、機能実行装置が機能を実行することを承認するための承認画面を適切に表示可能な技術を提供する。
本明細書によって開示される機能実行装置は、通信インターフェースと、表示部と、第１の外部装置から、前記通信インターフェースを介して、第１の機能実行要求を受信する第１の受信部と、第２の外部装置から、前記通信インターフェースを介して、前記第１の機能実行要求とは異なる第２の機能実行要求を受信する第２の受信部と、前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信される場合に、前記機能実行装置が第１の機能を実行することを承認するための第１の承認画面を前記表示部に表示させ、前記第２の外部装置から前記第２の機能実行要求が受信される場合に、前記第１の承認画面とは異なる第２の承認画面であって、前記機能実行装置が前記第１の機能とは異なる第２の機能を実行することを承認するための前記第２の承認画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記第１の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第２の外部装置から前記第２の機能実行要求が受信される場合に、前記第１の承認画面に代えて前記第２の承認画面を前記表示部に表示させなくてもよい。
上記の構成によると、機能実行装置は、第１の承認画面が表示されている状態において、第２の外部装置から第２の機能実行要求を受信する場合に、第１の承認画面に代えて第２の承認画面を表示しない。従って、機能実行装置は、優先度の高い第１の承認画面を適切に表示し続けることができる。
上記の機能実行装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の機能実行装置と第１の外部装置と第２の外部装置とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 リモート操作プロセスのシーケンス図を示す。 アプリインストールプロセスのシーケンス図を示す。 サーバ連携プロセスのシーケンス図を示す。 画像表示処理のフローチャートを示す。 第１表示処理のフローチャートを示す。 第２表示処理のフローチャートを示す。 ＭＦＰに表示される承認画面のパターンＡ〜パターンＤを示す。 ＰＣに表示される各画面の一例を示す。 ＰＣに表示される画面の一例を示す。 ＰＣに表示される画面の一例を示す。
（通信システム２の構成；図１）
図１に示すように、通信システム２は、多機能機（以下では「ＭＦＰ（Multi-Function Peripheralの略）」と呼ぶ）１０と、ＰＣ１００と、携帯端末２００と、サーバ３００と、を備える。ＭＦＰ１０、ＰＣ１００、携帯端末２００は、ＬＡＮ６を介して、インターネット４に接続されている。サーバ３００は、インターネット４に接続されている。従って、ＭＦＰ１０、ＰＣ１００、携帯端末２００は、インターネット４を介して、サーバ３００と通信可能である。ＰＣ１００は、ＭＦＰ１０の管理者によって利用されるＰＣである。携帯端末２００は、ＭＦＰ１０の管理者とは異なるユーザ（以下では、「一般ユーザ」と呼ぶことがある）によって利用される端末装置である。
（ＭＦＰ１０の構成）
ＭＦＰ１０は、印刷機能、スキャン機能、ＦＡＸ機能、及び、ウェブサーバ機能等を含む多機能を実行可能な周辺装置（即ちＰＣ１００の周辺装置）である。ウェブサーバ機能は、外部機器がＭＦＰ１０のウェブサーバにアクセスすることによって、ウェブページを表わすウェブページデータを外部機器に送信する機能である。ＭＦＰ１０は、操作部１２と、表示部１４と、通信インターフェース（以下ではインターフェースを「Ｉ／Ｆ」と記載する）１６と、印刷実行部１８と、スキャン実行部２０と、制御部３０と、を備える。ＭＦＰ１０には、デバイス名「ｄｖ１」が割当てられている。
操作部１２は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部１２を操作することによって、様々な指示をＭＦＰ１０に入力することができる。表示部１４は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。通信Ｉ／Ｆ１６は、ＬＡＮ６に接続されている。通信Ｉ／Ｆ１６は、無線Ｉ／Ｆであってもよいし、有線Ｉ／Ｆであってもよい。印刷実行部１８は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。スキャン実行部２０は、ＣＣＤ、ＣＩＳ等のスキャン機構である。
制御部３０は、ＣＰＵ３２とメモリ３４とを備える。ＣＰＵ３２は、メモリ３４に記憶されているプログラム３６に従って、様々な処理を実行する。メモリ３４は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ３４は、さらに、ダウンロード印刷アプリ３８（以下では、単に「アプリ３８」と記載する）を記憶し得る。アプリ３８は、ＭＦＰ１０がダウンロード印刷機能を実行可能な状態にするためにインストールされる。ダウンロード印刷機能は、サーバ３００に保存されている画像データをダウンロードして、当該画像データによって表わされる画像を印刷する機能である。
（サーバ３００の構成）
サーバ３００は、インターネット４上に設置されるサーバであり、例えば、ＭＦＰ１０のベンダによって提供されるサーバである。サーバ３００は、サービスの提供を実行するためのサーバである。なお、変形例では、サーバ３００は、ＭＦＰ１０のベンダとは異なる事業者によってインターネット４上に設置されるサーバであってもよい。サーバ３００には、ＭＦＰ１０に提供可能な複数の画像データファイルが記憶されている。
（リモート操作プロセス；図２）
図２を参照して、リモート操作機能をＭＦＰ１０に実行させるためのリモート操作プロセスについて説明する。リモート操作機能は、ＭＦＰ１０の表示部１４に表示される画面の内容と同じ内容の画面をＰＣ１００に表示させ、ＰＣ１００に表示されている画面が操作される場合に、ＭＦＰ１０の表示部１４に表示されている画面が操作された場合と同様の処理をＭＦＰ１０に実行させるための機能である。図２の初期状態において、ＭＦＰ１０のメモリ３４には、ユーザ名Ｕ１及びパスワードＰ１が登録済みである。なお、以下では、理解の容易化のために、ＭＦＰ１０のＣＰＵ３２が実行する動作を、ＣＰＵ３２を主体として記載せずに、ＭＦＰ１０を主体として記載することがある。また、ＭＦＰ１０によって実行される全ての通信は、通信Ｉ／Ｆ１６を介して実行される。このため、以下では、「通信Ｉ／Ｆ１６を介して」という説明を省略する。
ＰＣ１００は、Ｔ１０において、ＭＦＰ１０に割り当てられているＩＰアドレスの入力を受け付けると、Ｔ１２において、トップ画面要求をＭＦＰ１０に送信し、Ｔ１４において、ＭＦＰ１０からトップ画面データを受信し、Ｔ１６において、トップ画面データによって表わされるトップ画面Ｄ１を表示する。図９に示されるように、画面Ｄ１は、基本情報欄と、基本情報タブと、ログインタブと、リモートタブと、を含む。画面Ｄ１の基本情報欄には、ＭＦＰ１０の現在のステータスとインク残量とが記述されている。
ＰＣ１００は、Ｔ２０において、トップ画面Ｄ１内のリモート操作タブの選択を受け付けると、Ｔ２２において、リモート操作を実行することが要求されていることを示すリモート操作要求をＭＦＰ１０に送信し、Ｔ２４において、ＭＦＰ１０から、ログイン画像データを含むリモート準備画面データを受信し、Ｔ２６において、ログイン画像データを含むリモート準備画面データによって表わされるリモート準備画面Ｄ２を表示する。図９に示されるように、画面Ｄ２では、ログイン画像Ｌ１が表示される。ログイン画像Ｌ１は、ユーザ名入力欄と、パスワード入力欄と、ＯＫボタンと、キャンセルボタンと、を含む。
ＰＣ１００は、Ｔ３０において、ユーザ名Ｕ１及びパスワードＰ１の入力を受け付け、ＯＫボタンの選択を受け付けると、Ｔ３２において、ユーザ名Ｕ１及びパスワードＰ１を含む認証要求をＭＦＰ１０に送信する。
ＭＦＰ１０は、Ｔ３２において、ＰＣ１００から認証要求を受信すると、Ｔ３４において、認証要求内のユーザ名Ｕ１及びパスワードＰ１の組み合わせがメモリ３４内に記憶されているために、ユーザ認証が成功したと判断し、Ｔ３６において、リモート承認画面ＡＰ１を表示する。画面ＡＰ１は、ＭＦＰ１０がリモート操作機能を実行することを承認するのか否かを確認するメッセージと、ＹＥＳボタンと、ＮＯボタンと、を含む。ＭＦＰ１０は、Ｔ３８において、ＹＥＳボタンの選択を受け付けると、リモート操作機能を実行することが承認されたと判断し、Ｔ４０において、ＭＦＰ１０の表示部１４に現在表示されている画面に対応するＭＦＰ画像データを含むリモート画面データをＰＣ１００に送信する。
ＰＣ１００は、Ｔ４０において、ＭＦＰ１０からリモート画面データを受信すると、Ｔ４２において、受信済みのリモート画面データによって表されるリモート画面Ｄ３を表示する。図９に示されるように、画面Ｄ３では、リモート情報欄に、受信済みのＭＦＰ画像データによって表されるＭＦＰ画像ＭＤ１と、ログアウトボタンと、が表示されている。ＭＦＰ画像ＭＤ１は、コピーボタンと、スキャンボタンと、ページ変更ボタンＢ１、Ｂ２と、を含む。ＰＣ１００のユーザ（即ち管理者）は、ＭＦＰ画像ＭＤ１上のボタンを選択することによって、当該ボタンがＭＦＰ１０の表示部１４上で選択された場合と同様の処理をＭＦＰ１０に実行させることができる。ＰＣ１００は、Ｔ４４において、ページ変更ボタンＢ２の選択を受け付けると、Ｔ４６において、ページ変更要求をＭＦＰ１０に送信する。
ＭＦＰ１０は、Ｔ４６において、ＰＣ１００からページ変更要求を受信すると、ＭＦＰ１０の表示部１４に表示されているページを変更するとともに、Ｔ４８において、変更後のページに対応するＭＦＰ画像データを含むリモート画面データをＰＣ１００に送信する。
ＰＣ１００は、Ｔ４８において、ＭＦＰ１０からリモート画面データを受信すると、Ｔ５０において、受信済みのリモート画面データによって表されるリモート画面Ｄ４を表示する。図９に示されるように、画面Ｄ４は、リモート情報欄にアプリ選択ボタンを含むＭＦＰ画像ＭＤ２が表示されている点を除いて、リモート画面Ｄ３と同様である。ＰＣ１００は、Ｔ６０において、ログアウトボタンの選択を受け付けると、Ｔ６２において、ログアウト要求をＭＦＰ１０に送信する。
ＭＦＰ１０は、Ｔ６２において、ＰＣ１００からログアウト要求を受信すると、Ｔ６４において、リモート操作機能の実行を終了する。Ｔ６４が終了すると、図２の処理が終了する。
（クラウド連携プロセス；図３）
続いて、図３を参照して、サーバ３００と通信する機能であるクラウド連携機能をＭＦＰ１０に実行させるためのクラウド連携プロセスについて説明する。
携帯端末２００は、Ｔ１１０において、携帯端末２００の周囲に存在するＭＦＰを検索するための操作を受け付けると、Ｔ１１２において、検索信号をブロードキャストによってＬＡＮ６に送信する。
ＭＦＰ１０は、Ｔ１１２において、携帯端末２００から検索信号を受信すると、Ｔ１１４において、デバイス名「ｄｖ１」を含む応答信号を携帯端末２００に送信する。
携帯端末２００は、Ｔ１１４において、ＭＦＰ１０から応答信号を受信すると、Ｔ１１６において、デバイス名「ｄｖ１」を含む検索結果画面を表示する。当該画面は、応答信号が受信されたＭＦＰのデバイス名の一覧と、キャンセルボタンと、を含む。携帯端末２００は、Ｔ１２０において、デバイス名の一覧に含まれるデバイス名「ｄｖ１」の選択を受け付けると、Ｔ１２２において、ＭＦＰ１０が実行可能な機能を確認するための能力情報要求をＭＦＰ１０に送信し、Ｔ１２４において、ＭＦＰ１０から、印刷機能及びスキャン機能を実行可能であることを示す能力情報応答を受信する。次いで、携帯端末２００は、Ｔ１３０において、ＭＦＰ１０とのクラウド連携を実行するのか否かを選択するためのクラウド連携選択画面を表示し、Ｔ１３２において、ＹＥＳボタンの選択を受け付けると、Ｔ１３４において、クラウド連携要求をＭＦＰ１０に送信する。
ＭＦＰ１０は、Ｔ１３４において、携帯端末２００からクラウド連携要求を受信すると、Ｔ１３６において、クラウド承認画面ＡＰ２を表示する。画面ＡＰ２は、ＭＦＰ１０がクラウド連携機能を実行することを承認するのか否かを確認するメッセージと、ＹＥＳボタンと、ＮＯボタンと、を含む。また、ＭＦＰ１０は、Ｔ１４０において、承認操作要求画面データを携帯端末２００に送信する。
携帯端末２００は、Ｔ１４０において、ＭＦＰ１０から承認操作要求画面データを受信すると、Ｔ１４２において、承認操作要求画面を表示する。当該画面は、ＭＦＰ１０に表示されているクラウド承認画面ＡＰ２内のボタンの操作を実行することを要求するメッセージを含む。
ＭＦＰ１０は、Ｔ１５０において、クラウド承認画面ＡＰ２内のＹＥＳボタンの選択を受け付けると、サーバ３００との通信を実行するためのクラウド連携処理を開始する。まず、ＭＦＰ１０は、Ｔ１５２において、処理実行中画面データを携帯端末２００に送信する。
携帯端末２００は、Ｔ１５２において、ＭＦＰ１０から処理実行中画面データを受信すると、Ｔ１５４において、処理実行中画面を表示する。当該画面は、クラウド連携機能を実行するための処理が実行中であることを示すメッセージを含む。次いで、携帯端末２００は、Ｔ１６０において、トークン要求をＭＦＰ１０に送信する。トークン要求は、アクセストークンの送信を、ＭＦＰ１０を介して、サーバ３００に要求するコマンドである。
ＭＦＰ１０は、Ｔ１６０において、携帯端末２００からトークン要求を受信すると、Ｔ１６２において、トークン要求をサーバ３００に送信する。
サーバ３００は、Ｔ１６２において、ＭＦＰ１０からトークン要求を受信すると、Ｔ１６４において、ユニークな文字列であるアクセストークンを生成し、Ｔ１６６において、生成済みのアクセストークンを記憶し、Ｔ１６８において、生成済みのアクセストークンをＭＦＰ１０に送信する。
ＭＦＰ１０は、Ｔ１６８において、サーバ３００からアクセストークンを受信すると、Ｔ１７０において、受信済みのアクセストークンを利用して、サーバ３００との間にＸＭＰＰ（Extensible Messaging and Presence Protocolの略）接続を確立する。ＸＭＰＰ接続は、いわゆる常時接続であり、ＭＦＰ１０の電源が切断されるまで確立され続ける接続である。サーバ３００は、ＸＭＰＰ接続を利用すれば、ＭＦＰ１０から要求を受信しなくても、ＭＦＰ１０が所属するＬＡＮ６のファイヤウォールを越えて、ＭＦＰ１０に要求を送信することができる。次いで、ＭＦＰ１０は、Ｔ１７２において、Ｔ１６８で受信したアクセストークンを携帯端末２００に送信する。
携帯端末２００は、Ｔ１７２において、ＭＦＰ１０からアクセストークンを受信すると、Ｔ１７４において、アクセストークンを受信したことを示す終了通知をＭＦＰ１０に送信し、Ｔ１７６において、クラウド連携処理が終了したことを示すメッセージを含む終了画面を表示する。これにより、携帯端末２００のユーザは、ＭＦＰ１０がサーバ３００と通信するための処理が完了したことを知ることができる。Ｔ１７６が終了すると、図４の処理が終了する。これにより、携帯端末２００のユーザは、リモート印刷機能、スキャンｔｏモバイル機能をＭＦＰ１０に実行させることができる。リモート印刷機能は、携帯端末２００から送信される印刷ジョブに従った印刷をＭＦＰ１０に実行させる機能である。具体的には、ＭＦＰ１０は、携帯端末２００から、サーバ３００を介して、印刷ジョブを受信し、当該印刷ジョブを記憶する。そして、ＭＦＰ１０は、記憶済みの印刷ジョブの印刷を実行するための操作を受け付けると、当該印刷ジョブに従った印刷を実行する。また、スキャンｔｏモバイル機能は、ＭＦＰ１０で生成されたスキャン画像データを、サーバ３００を介して、携帯端末２００に送信する機能である。
（アプリインストール処理；図４）
続いて、図４を参照して、新たなアプリ３８をインストールする機能であるインストール機能をＭＦＰ１０に実行させるためのアプリインストールプロセスを説明する。
ＰＣ１００は、Ｔ２１０において、ＭＦＰ１０に割り当てられているＩＰアドレスの入力、パスワードＰ１の入力、及び、インストーラ４０の選択を受け付けると、Ｔ２１２において、ＩＰアドレスとパスワードＰ１とインストーラ４０とを含むインストール要求をＭＦＰ１０に送信する。インストーラ４０は、アプリ３８をＭＦＰ１０にインストールするためのプログラムである。
ＭＦＰ１０は、Ｔ２１２おいて、ＰＣ１００からインストール要求を受信すると、Ｔ２１４において、パスワードＰ１がメモリ３４内に記憶されているために、認証が成功したと判断し、Ｔ２１６において、インストール要求内のインストーラ４０をメモリ３４に記憶する。次いで、ＭＦＰ１０は、Ｔ２２０において、インストーラ４０に対応するアプリ３８を実行するための操作（以下では、「アプリ実行操作」と呼ぶ）を受け付けると、Ｔ２２２において、インストール承認画面ＡＰ３を表示する。画面ＡＰ３は、ＭＦＰ１０がアプリ３８をインストールするための機能を実行することを承認するのか否かを確認するメッセージと、ＹＥＳボタンと、ＮＯボタンと、を含む。ＭＦＰ１０は、Ｔ２２４において、ＹＥＳボタンの選択を受け付けると、Ｔ２３０において、インストーラ４０を起動し、Ｔ２３２において、インストーラ４０に従って、アプリ３８をインストールする。ＭＦＰ１０は、アプリ３８のインストールが完了すると、ダウンロード印刷機能を実行する。具体的には、ＭＦＰ１０は、Ｔ２３４において、サーバ３００との間で、ダウンロード印刷処理を実行し、サーバ３００から、サーバ３００に保存されている画像データを受信し、Ｔ２３６において、受信済みの画像データによって表される画像の印刷を実行する。Ｔ２３６が終了すると、図４の処理が終了する。
（画像表示処理；図５）
続いて、図５を参照して、ＭＦＰ１０のＣＰＵ３２によって実行される画像表示処理について説明する。画像表示処理は、承認画面ＡＰ１、ＡＰ２、ＡＰ３のうちのいずれかの承認画面を表示部１４に表示させるための処理である。ＣＰＵ３２は、ＭＦＰ１０の電源がＯＮされる場合に、図５の処理を開始する。
Ｓ１０において、ＣＰＵ３２は、対象装置から認証要求を受信することを監視する。ＣＰＵ３２は、対象装置から認証要求が受信される場合（Ｓ１０でＹＥＳ）（図２のＴ３２）、Ｓ１２に進む。
Ｓ１２において、ＣＰＵ３２は、第１表示処理（図６）を実行する。第１表示処理は、リモート承認画面ＡＰ１（図２参照）を表示部１４に表示させるタイミングを決定するための処理である。ＣＰＵ３２は、Ｓ１２が終了すると、Ｓ１０に戻る。
また、ＣＰＵ３２は、Ｓ１０の監視と同時的に、Ｓ２０において、対象装置からクラウド連携要求を受信することを監視する。ＣＰＵ３２は、対象装置からクラウド連携要求が受信される場合（Ｓ２０でＹＥＳ）（図３のＴ１３４）、Ｓ２２に進む。
Ｓ２２において、ＣＰＵ３２は、第２表示処理（図７）を実行する。第２表示処理は、クラウド承認画面ＡＰ２（図４参照）を表示部１４に表示させるのか否かを決定するための処理である。ＣＰＵ３２は、Ｓ２２が終了すると、Ｓ１０に戻る。
また、ＣＰＵ３２は、Ｓ１０及びＳ２０の監視と同時的に、Ｓ３０において、対象装置からインストール要求を受信することを監視する。ＣＰＵ３２は、対象装置からインストールが受信される場合（Ｓ３０でＹＥＳ）（図４のＴ２１２）に、Ｓ３２に進む。
Ｓ３２において、ＣＰＵ３２は、インストール要求内のユーザ名及びパスワード（図４のＴ２１２参照）を利用して、ユーザ認証を実行する。ＣＰＵ３２は、インストール要求内のユーザ名及びパスワードの組合せがメモリ３４に記憶されている場合、即ち、ユーザ認証が成功する場合（Ｔ２１４）に、Ｓ３２でＹＥＳと判断し、Ｓ３４に進む。一方、ＣＰＵ３２は、インストール要求内のユーザ名及びパスワードの組合せがメモリ３４に記憶されていない場合、即ち、ユーザ認証が失敗する場合に、Ｓ３２でＮＯと判断し、Ｓ１０に戻る。
Ｓ３４において、ＣＰＵ３２は、インストール要求内のインストーラをメモリ３４に記憶させる（図４のＴ２１６）。ＣＰＵ３２は、Ｓ３４が終了すると、Ｓ１０に戻る。
また、ＣＰＵ３２は、Ｓ１０、Ｓ２０、及び、Ｓ３０の監視と同時的に、Ｓ４０において、アプリ実行操作がユーザによって実行されることを監視する。ＣＰＵ３２は、アプリ実行操作がユーザによって実行される場合（図４のＴ４２０）に、Ｓ４０でＹＥＳと判断し、Ｓ４２に進む。本実施例において、ユーザは、リモート承認画面ＡＰ１又はクラウド承認画面ＡＰ２がＭＦＰ１０の表示部１４に表示されている状態において、アプリ実行操作を実行することができない。即ち、Ｓ４０でＹＥＳと判断される場合、承認画面ＡＰ１、ＡＰ２がＭＦＰ１０の表示部１４に表示されていない。
Ｓ４２において、ＣＰＵ３２は、Ｓ４０で選択されたアプリのインストールをユーザに承認させるためのインストール承認画面ＡＰ３（図４のＴ３６参照）を表示部１４に表示させる。Ｓ４２が終了すると、Ｓ１０に戻る。
（第１表示処理；図６）
続いて、図６を参照して、図５のＳ１２で実行される第１表示処理について説明する。Ｓ６０において、ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２又はインストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されているのか否かを判断する。ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２又はインストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されていると判断する場合（Ｓ６０でＹＥＳ）に、Ｓ７０に進む。一方、ＣＰＵ３２は、表示部１４にインストール承認画面ＡＰ３及びクラウド承認画面ＡＰ２のうちのいずれの承認画面も表示部１４に表示されていないと判断する場合（Ｓ６０でＮＯ）に、Ｓ６２に進む。Ｓ６２において、ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１を表示部１４に表示させる（図２のＴ３６）。
Ｓ７０において、ＣＰＵ３２は、表示部１４に表示されている承認画面がインストール承認画面ＡＰ３であるのか否かを判断する。ＣＰＵ３２は、表示部１４に表示されている承認画面がインストール承認画面ＡＰ３である場合（Ｓ７０でＹＥＳ）に、Ｓ７２に進む。一方、ＣＰＵ３２は、表示部１４に表示されている承認画面がインストール承認画面ＡＰ３でない場合、即ち、表示部１４に表示されている承認画面がクラウド承認画面ＡＰ２である場合（Ｓ７０でＮＯ）に、Ｓ８０に進む。
Ｓ７２において、ＣＰＵ３２は、通知画面Ｄ５を表わす通知画面データを対象装置に送信する。図１０に示されるように、画面Ｄ５は、ＭＦＰ１０の表示部１４に現在表示されているインストール承認画面ＡＰ３に対応する承認画像ＡＤ３を含む点を除いて、リモート画面Ｄ３（図９参照）と同様である。対象装置のユーザは、通知画面Ｄ５上の承認画像ＡＤ３に基づいて、インストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されているために、リモート承認画面ＡＰ１が表示部１４に表示されないことを知ることができる。また、画像ＡＤ３において、ＹＥＳボタン及びＮＯボタンは、いわゆるグレーアウトで表示されており、当該ボタンが無効化されている。このため、ユーザ名Ｕ１及びパスワードＰ１を知り得た第三者によって、ＭＦＰ１０がクラウド連携機能を実行することが承認されることを防止することができる。従って、ＭＦＰ１０のセキュリティ性を高めることができる。
Ｓ７４において、ＣＰＵ３２は、インストール承認画面ＡＰ３内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンを選択する選択操作がユーザによって実行されることを監視する。ＣＰＵ３２は、選択操作がユーザによって実行される場合に、Ｓ７４でＹＥＳと判断して、Ｓ７６に進む。
Ｓ７６において、ＣＰＵ３２は、インストール承認画面ＡＰ３に代えてリモート承認画面ＡＰ１を表示部１４に表示させる。なお、ＣＰＵ３２は、Ｓ７４において、ＹＥＳボタンの選択をユーザから受け付ける場合に、Ｓ７６の処理と並行して、インストール機能を実行する。ＣＰＵ３２は、Ｓ７６が終了すると、図６の処理を終了する。
また、Ｓ８０において、ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２に代えてリモート承認画面ＡＰ１を表示部１４に表示させる。
Ｓ８２において、ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンを選択する選択操作がユーザによって実行されることを監視する。ＣＰＵ３２は、選択操作がユーザによって実行される場合に、Ｓ８２でＹＥＳと判断して、Ｓ８４に進む。
Ｓ８４において、ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１に代えてクラウド承認画面ＡＰ２を表示部１４に表示させる。なお、ＣＰＵ３２はＳ８２において、ＹＥＳボタンの選択をユーザから受け付ける場合に、Ｓ８４の処理と並行して、リモート操作機能を実行する。ＣＰＵ３２は、Ｓ８４が終了すると、図６の処理を終了する。
（第２表示処理；図７）
続いて、図７を参照して、図５のＳ２２で実行される第２表示処理について説明する。Ｓ１００において、ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１又はインストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されているのか否かを判断する。ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１及びインストール承認画面ＡＰ３のいずれの承認画面も表示部１４に表示されていないと判断する場合（Ｓ１００でＮＯ）に、Ｓ１０２に進む。一方、ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１又はインストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されていると判断する場合（Ｓ１００でＹＥＳ）に、Ｓ１０４に進む。
Ｓ１０２において、ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２を表示部１４に表示させる（図３のＴ１３６）。ＣＰＵ３２は、Ｓ１０２が終了すると、図７の処理を終了する。
また、Ｓ１０４において、ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２が表示部１４に表示されないことを示すエラー通知を対象装置に送信する。ＣＰＵ３２は、Ｓ１０２が終了すると、図７の処理を終了する。
（パターンＡ〜パターンＤ；図８）
続いて、図８を参照して、図５〜図７の処理によって、ＭＦＰ１０の表示部１４に表示される承認画面の遷移を示すパターンＡ〜パターンＤについて説明する。
（パターンＡ；図８）
パターンＡの初期状態は、インストール承認画面ＡＰ３がＭＦＰ１０の表示部１４に表示されている状態、即ち、ＭＦＰ１０とＰＣ１００との間で、図３のＴ１１０〜Ｔ１２２が実行された後の状態である。
ＭＦＰ１０は、Ｔ３００において、ＰＣ１００から認証要求を受信すると（図５のＳ１０でＹＥＳ）、インストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されていると判断し（図６のＳ６０でＹＥＳ、Ｓ７０でＹＥＳ）、通知画面データをＰＣ１００に送信する。即ち、ＭＦＰ１０は、インストール承認画面ＡＰ３の表示を維持する。次いで、ＭＦＰ１０は、インストール承認画面ＡＰ３内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンの選択をユーザから受け付けると（Ｓ７４でＹＥＳ）、リモート承認画面ＡＰ１を表示する（Ｓ７６）。
（パターンＡの効果）
一般的に、ＭＦＰ１０が管理者からの要求に基づいて実行する機能の優先度は、ＭＦＰ１０が一般ユーザからの要求に基づいて実行する機能の優先度よりも高い。本実施例において、リモート操作機能及びインストール機能は、ＭＦＰ１０が管理者からの要求に基づいて実行する機能であり、クラウド連携機能は、ＭＦＰ１０が一般ユーザからの要求に基づいて実行する機能である。従って、リモート操作機能、インストール機能のそれぞれに対応するリモート承認画面ＡＰ１、インストール承認画面ＡＰ３の表示の優先度は、クラウド連携機能に対応するクラウド承認画面ＡＰ２の表示の優先度よりも高い。また、リモート承認画面ＡＰ１の表示の優先度とインストール承認画面ＡＰ３の表示の優先度とは同じである。
パターンＡでは、ＭＦＰ１０はインストール承認画面ＡＰ３が表示されている状態において、ＰＣ１００から認証要求を受信する場合に、インストール承認画面ＡＰ３に代えてリモート承認画面ＡＰ１を表示しない。表示部１４に表示させるべき２個の承認画面の優先度が同じ場合、先に受信された要求に対応する承認画面を優先的に表示することが望ましい。従って、ＭＦＰ１０は、承認画面を適切に表示することができる。
また、ＭＦＰ１０は、インストール承認画面ＡＰ３が表示されている状態において、ＰＣ１００から認証要求が受信された後に、インストール承認画面ＡＰ３が表示されている状態において、選択操作を受け付ける場合に、インストール承認画面ＡＰ３に代えてリモート承認画面ＡＰ１を表示する。即ち、ＭＦＰ１０は、選択操作を受け付けた後に、認証要求を再び受信しなくても、リモート承認画面ＡＰ１を表示部１４に表示させる。このため、ＰＣ１００のユーザは、インストール承認画面ＡＰ３内の選択操作が実行された後に、ＰＣ１００からＭＦＰ１０に認証要求を送信させるための操作を実行しなくてもよい。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
（パターンＢ；図８）
パターンＢの初期状態は、クラウド承認画面ＡＰ２がＭＦＰ１０の表示部１４に表示されている状態、即ち、ＭＦＰ１０と携帯端末２００との間で、図３のＴ１１０〜Ｔ１３６が実行された後の状態である。
ＭＦＰ１０は、クラウド承認画面ＡＰ２が表示部１４に表示されている状態において、ＰＣ１００から認証要求を受信すると（図５のＳ１０でＹＥＳ）、表示部１４にクラウド承認画面ＡＰ２が表示されていると判断し（図６のＳ６０でＹＥＳ、Ｓ７０でＮＯ）、クラウド承認画面ＡＰ２に代えて、リモート承認画面ＡＰ１を表示する。次いで、ＭＦＰ１０は、Ｔ３１０において、リモート承認画面ＡＰ１内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンの選択をユーザから受け付けると（Ｓ８２でＹＥＳ）、クラウド承認画面ＡＰ２を表示する（Ｓ８４）。なお、ＭＦＰ１０は、リモート承認画面ＡＰ１内のＹＥＳボタンの選択をユーザから受け付ける場合、クラウド承認画面ＡＰ２を表示するともに、リモート画面Ｄ６を表わすリモート画面データをＰＣ１００に送信する。図１１に示されるように、画面Ｄ６は、ＭＦＰ１０の表示部１４に現在表示されているクラウド承認画面ＡＰ２に対応する承認画像ＡＤ２を含む点を除いて、通知画面Ｄ５（図１０参照）と同様である。画像ＡＤ２において、ＹＥＳボタン及びＮＯボタンは、いわゆるグレーアウトで表示されており、当該ボタンに対する操作が無効化されている。この場合、ＰＣ１００のユーザ（即ち管理者）は、ＭＦＰ１０にクラウド連携機能を実行させるためには、ＭＦＰ１０の表示部１４に表示されているクラウド承認画面ＡＰ２内のＹＥＳボタンの選択操作が必要であることを携帯端末２００のユーザに知らせることができる。
（パターンＢの効果）
パターンＢでは、ＭＦＰ１０は、クラウド承認画面ＡＰ２が表示されている状態において、ＰＣ１００から認証要求を受信する場合に、クラウド承認画面ＡＰ２に代えてリモート承認画面ＡＰ１を表示する。即ち、ＭＦＰ１０は、クラウド承認画面ＡＰ２が表示されている状態において、優先度の高いリモート承認画面ＡＰ１を表示すべき状況になると、クラウド承認画面ＡＰ２よりもリモート承認画面ＡＰ１を優先的に表示する。従って、ＭＦＰ１０は、優先度の高いリモート承認画面ＡＰ１を適切に表示することができる。
また、ＭＦＰ１０は、クラウド承認画面ＡＰ２に代えてリモート承認画面ＡＰ１を表示した後に、リモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、ＭＦＰ１０がリモート操作機能を実行することを承認するための操作が受け付けられる場合に、リモート承認画面ＡＰ１に代えてクラウド承認画面ＡＰ２を表示する。即ち、ＭＦＰ１０は、リモート操作機能を実行することを承認するための操作を受け付けた後に、クラウド連携要求を再び受信しなくても、クラウド承認画面ＡＰ２を表示する。このため、携帯端末２００のユーザは、リモート承認画面ＡＰ１内のＹＥＳボタンが選択された後に、携帯端末２００からＭＦＰ１０にクラウド連携要求を送信させるための操作を実行しなくてもよい。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
（パターンＣ；図８）
パターンＣの初期状態は、リモート承認画面ＡＰ１がＭＦＰ１０の表示部１４に表示されている状態、即ち、ＭＦＰ１０とＰＣ１００との間で、図２のＴ１０〜Ｔ３６が実行された後の状態である。
ＭＦＰ１０は、リモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、携帯端末２００からクラウド連携要求を受信すると（図５のＳ４０でＹＥＳ）、リモート承認画面ＡＰ１が表示されていると判断し（図７のＳ１００でＹＥＳ）、リモート承認画面ＡＰ１の表示を維持し、エラー通知を携帯端末２００に送信する（Ｓ１０４）。そして、ＭＦＰ１０は、リモート承認画面ＡＰ１内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンの選択をユーザから受け付けても、クラウド承認画面ＡＰ２を表示しない。
（パターンＣの効果）
パターンＣでは、ＭＦＰ１０は、リモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、携帯端末２００からクラウド連携要求を受信する場合に、リモート承認画面ＡＰ１に代えてクラウド承認画面ＡＰ２を表示しない。従って、ＭＦＰ１０は、優先度の高いリモート承認画面ＡＰ１を適切に表示し続けることができる。
また、ＭＦＰ１０は、リモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、携帯端末２００からクラウド連携要求を受信した後に、リモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、ＭＦＰ１０がリモート操作機能を実行することを承認するための操作を受け付ける場合に、リモート承認画面ＡＰ１に代えてクラウド承認画面ＡＰ２を表示しない。仮に、ＭＦＰ１０が、リモート承認画面ＡＰ１の後にクラウド承認画面ＡＰ２が表示する構成を採用する場合、携帯端末２００のユーザは、ＭＦＰ１０の表示部１４にリモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、クラウド承認画面ＡＰ２が表示されない理由を知ることができない。上記の構成によれば、携帯端末２００のユーザは、クラウド承認画面ＡＰ２が表示部１４に表示されない理由を早期に知ることができる。
（パターンＤ；図８）
パターンＤの初期状態は、パターンＡの初期状態と同様、即ち、インストール承認画面ＡＰ３がＭＦＰ１０の表示部１４に表示されている。
ＭＦＰ１０は、インストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されている状態において、携帯端末２００からクラウド連携要求を受信すると（図５のＳ４０でＹＥＳ）、表示部１４にインストール承認画面ＡＰ３が表示されていると判断し（図７のＳ１００でＹＥＳ）、インストール承認画面ＡＰ３の表示を維持し、エラー通知を携帯端末２００に送信する（Ｓ１０４）。そして、ＭＦＰ１０は、インストール承認画面ＡＰ３内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンの選択をユーザから受け付けても、クラウド承認画面ＡＰ２を表示しない。
（パターンＤの効果）
パターンＤでは、ＭＦＰ１０は、インストール承認画面ＡＰ３が表示されている状態において、携帯端末２００からクラウド連携要求を受信する場合に、インストール承認画面ＡＰ３に代えてクラウド承認画面ＡＰ２を表示しない。従って、ＭＦＰ１０は、優先度の高いインストール承認画面ＡＰ３を適切に表示し続けることができる。
（対応関係）
ＭＦＰ１０、ＰＣ１００、携帯端末２００が、それぞれ、「機能実行装置」「第１の外部装置」、「第２の外部装置」の一例である。認証要求、クラウド連携要求が、それぞれ、「第１の機能実行要求」、「第２の機能実行要求」の一例である。リモート操作機能、クラウド連携機能が、それぞれ、「第１の機能」、「第２の機能」の一例である。リモート承認画面ＡＰ１、クラウド承認画面ＡＰ２が、それぞれ、「第１の承認画面」、「第２の承認画面」の一例である。リモート承認画面ＡＰ１内のＹＥＳボタンの操作が、「機能実行装置が第１の機能を実行することを承認するための操作」の一例である。ＰＣ１００が、「第３の外部装置」の一例である。インストール要求が、「第３の機能実行要求」の一例である。インストール承認画面ＡＰ３が「第３の承認画面」の一例である。インストール機能が、「第３の機能」の一例である。インストール承認画面ＡＰ３内のＹＥＳボタンの操作が、「機能実行装置が第３の機能を実行することを承認するための操作」の一例である。アプリ実行操作が、「所定の操作」の一例である。
図５のＳ１０、Ｓ２０が、それぞれ。「第１の受信部」、「第２の受信部」で実行される処理の一例である。図６のＳ６２、図７のＳ１００、Ｓ１０２が、「表示制御部」によって実行される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
（変形例１）ＣＰＵ３２は、図６のＳ７０でＮＯと判断する場合に、クラウド承認画面ＡＰ２の表示を維持し、クラウド承認画面ＡＰ２内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンを選択する選択操作がユーザによって実行される場合に、リモート承認画面ＡＰ１を表示部１４に表示させてもよい。本変形例では、Ｓ８０〜Ｓ８４を省略可能である。
（変形例２）ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２に代えてリモート承認画面ＡＰ１が表示部１４に表示された後に、リモート承認画面ＡＰ１が表示部１４に表示されている状態において、選択操作が受け付けられる場合（Ｓ８２でＹＥＳ）に、リモート承認画面ＡＰ１に代えてクラウド承認画面ＡＰ２を表示部１４に表示させなくてもよい。本変形例では、Ｓ８４を省略可能である。
（変形例３）ＣＰＵ３２は、図７のＳ１００でＹＥＳと判断した後に、現在表示されている承認画面内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンを選択する選択操作がユーザによって実行される場合に、クラウド承認画面ＡＰ２を表示部１４に表示させてもよい。本変形例では、Ｓ１０４を省略可能である。
（変形例４）ＣＰＵ３２は、図７のＳ７０でＹＥＳと判断する場合に、リモート承認画面ＡＰ１を表示部１４に表示させ、リモート承認画面ＡＰ１内のＹＥＳボタン又はＮＯボタンを選択する選択操作がユーザによって実行される場合に、インストール承認画面ＡＰ３を表示部１４に表示させてもよい。本変形例では、ＣＰＵ３２は、表示部１４に表示させるべき２個の承認画面の優先度が同じ場合、後に受信された要求に対応する承認画面を優先的に表示する。本変形例では、Ｓ７２〜Ｓ７６を省略可能である。
（変形例５）ＣＰＵ３２は、インストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されている状態において、対象装置から認証要求が受信された後に、インストール承認画面ＡＰ３が表示部１４に表示されている状態において、ＭＦＰ１０がインストール機能を実行することを承認するための操作が受け付けられる場合（図６のＳ７４でＹＥＳ）に、インストール承認画面ＡＰ３に代えてリモート承認画面ＡＰ１を表示部１４に表示させなくてもよい。本変形例では、Ｓ７２〜Ｓ７６を省略可能である。
（変形例６）ＣＰＵ３２は、対象装置からインストール要求が受信される場合（Ｓ３０でＹＥＳ）に、インストール承認画面ＡＰ３を表示部１４に表示させてもよい。本変形例では、ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、対象装置からインストール要求が受信される場合に、リモート承認画面ＡＰ１に代えてインストール承認画面ＡＰ３を表示部１４に表示させない。一方、ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２が表示されている状態において、対象装置からインストール要求が受信される場合に、クラウド承認画面ＡＰ２に代えてインストール承認画面ＡＰ３を表示部１４に表示させる。本変形例では、認証要求及びインストール要求が、「第１の機能実行要求」の一例である。また、リモート承認画面ＡＰ１及びインストール承認画面ＡＰ３が、「第１の承認画面」の一例である。また、リモート操作機能及びインストール機能が、「第１の機能」の一例である。
（変形例７）ＭＦＰ１０は、リモート承認画面ＡＰ１又はクラウド承認画面ＡＰ２が表示部１４に表示されている状態において、アプリ実行操作を受付可能に構成されていてもよい。本変形例では、ＣＰＵ３２は、リモート承認画面ＡＰ１が表示されている状態において、アプリ実行操作を受け付ける場合に、リモート承認画面ＡＰ１に代えてインストール承認画面ＡＰ３を表示部１４に表示させない。一方、ＣＰＵ３２は、クラウド承認画面ＡＰ２が表示されている状態において、アプリ実行操作を受け付ける場合に、クラウド承認画面ＡＰ２に代えてインストール承認画面ＡＰ３を表示部１４に表示させる。本変形例では、認証要求及びインストール要求が、「第１の機能実行要求」の一例である。また、リモート承認画面ＡＰ１及びインストール承認画面ＡＰ３が、「第１の承認画面」の一例である。また、リモート操作機能及びインストール機能が、「第１の機能」の一例である。
（変形例８）図６のＳ７２を省略可能である。本変形例では、「送信部」を省略可能である。
（変形例９）通知画面Ｄ５に含まれるインストール承認画面ＡＰ３に対応する画像に、ＹＥＳボタン及びＮＯボタンが含まれていなくてもよい。
（変形例１０）ＭＦＰ１０のメモリ３４に、リモート操作機能、クラウド連携機能、インストール機能のそれぞれに対応する優先度が記憶されていてもよい。例えば、リモート操作機能及びインストール機能に対応する優先度が「高」であり、クラウド連携機能に対応する優先度が「低」である。そして、ＣＰＵ３２は、図６のＳ７０において、メモリ３４内の優先度に基づいて、表示部１４に表示させる承認画面を決定してもよい。
（変形例１１）「機能実行装置」は、ＭＦＰ１０に限定されず、プリンタ、スキャナ、ＰＣ等、他のデバイスであってもよい。
（変形例１２）上記の各実施例では、図２〜図８の各処理がソフトウェア（即ちプログラム３６）によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも１つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
２：通信システム、４：インターネット、６：ＬＡＮ、１０：ＭＦＰ、１２：操作部、１４：表示部、１６：通信Ｉ／Ｆ、１８：印刷実行部、２０：スキャン実行部、３０：制御部、３２：ＣＰＵ、３４：メモリ、３６：プログラム、３８：ダウンロード印刷アプリ、４０：インストーラ、１００：ＰＣ、２００：携帯端末、３００：サーバ

Claims (11)

  1. 機能実行装置であって、
    通信インターフェースと、
    表示部と、
    第１の外部装置から、前記通信インターフェースを介して、第１の機能実行要求を受信する第１の受信部と、
    第２の外部装置から、前記通信インターフェースを介して、前記第１の機能実行要求とは異なる第２の機能実行要求を受信する第２の受信部と、
    前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信される場合に、前記機能実行装置が第１の機能を実行することを承認するための第１の承認画面を前記表示部に表示させ、前記第２の外部装置から前記第２の機能実行要求が受信される場合に、前記第１の承認画面とは異なる第２の承認画面であって、前記機能実行装置が前記第１の機能とは異なる第２の機能を実行することを承認するための前記第２の承認画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、
    前記第１の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第２の外部装置から前記第２の機能実行要求が受信される場合に、前記第１の承認画面に代えて前記第２の承認画面を前記表示部に表示させない、機能実行装置。
  2. 前記表示制御部は、さらに、前記第２の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信される場合に、前記第２の承認画面に代えて前記第１の承認画面を前記表示部に表示させる、請求項１に記載の機能実行装置。
  3. 前記表示制御部は、さらに、前記第２の承認画面に代えて前記第１の承認画面が前記表示部に表示された後に、前記第１の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記機能実行装置が前記第１の機能を実行することを承認するための操作が受け付けられる場合に、前記第１の承認画面に代えて前記第２の承認画面を前記表示部に表示させる、請求項１又は２に記載の機能実行装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第１の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第２の外部装置から前記第２の機能実行要求が受信された後に、前記第１の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記機能実行装置が前記第１の機能を実行することを承認するための操作が受け付けられる場合に、前記第１の承認画面に代えて前記第２の承認画面を前記表示部に表示させない、請求項１から３のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  5. 前記機能実行装置は、さらに、
    第３の外部装置から、前記通信インターフェースを介して、前記第１及び第２の機能実行要求とは異なる第３の機能実行要求を受信する第３の受信部を備え、
    前記表示制御部は、さらに、前記第３の外部装置から前記第３の機能実行要求が受信される場合に、前記第１及び第２の承認画面とは異なる第３の承認画面であって、前記機能実行装置が前記第１及び第２の機能とは異なる第３の機能を実行することを承認するための前記第３の承認画面を前記表示部に表示させ、
    前記表示制御部は、前記第３の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信される場合に、前記第３の承認画面に代えて前記第１の承認画面を前記表示部に表示させない、請求項１から４のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  6. 前記表示制御部は、さらに、前記第３の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信された後に、前記第３の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記機能実行装置が前記第３の機能を実行することを承認するための操作が受け付けられる場合に、前記第３の承認画面に代えて前記第１の承認画面を前記表示部に表示させる、請求項５に記載の機能実行装置。
  7. 前記表示制御部は、前記第３の外部装置から前記第３の機能実行要求が受信された後に、ユーザによって所定の操作が実行される場合に、前記第３の承認画面を前記表示部に表示させる、請求項５又は６に記載の機能実行装置。
  8. 前記機能実行装置は、さらに、
    前記第３の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信される場合に、前記第３の承認画面が前記表示部に現在表示されていることを示す通知画面を表わす通知画面データを前記第１の外部装置に送信する送信部を備える、請求項５から７のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  9. 前記通知画面は、前記表示部に現在表示されている前記第３の承認画面に対応する画像を含み、
    前記画像では、前記機能実行装置が前記第３の機能を実行することを承認するためのボタンが無効化されている、請求項８に記載の機能実行装置。
  10. 前記第１の機能は、リモート操作を受け付ける機能であり、
    前記第２の機能は、サーバと通信する機能であり、
    前記第３の機能は、アプリケーションプログラムをインストールする機能である、請求項５から９のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  11. 機能実行装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記機能実行装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
    第１の外部装置から、前記機能実行装置の通信インターフェースを介して、第１の機能実行要求を受信する第１の受信部と、
    第２の外部装置から、前記通信インターフェースを介して、前記第１の機能実行要求とは異なる第２の機能実行要求を受信する第２の受信部と、
    前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信される場合に、前記機能実行装置が第１の機能を実行することを承認するための第１の承認画面を前記機能実行装置の表示部に表示させ、前記第２の外部装置から前記第２の機能実行要求が受信される場合に、前記第１の承認画面とは異なる第２の承認画面であって、前記機能実行装置が前記第１の機能とは異なる第２の機能を実行することを承認するための前記第２の承認画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、として機能させ、
    前記表示制御部は、
    前記第２の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第１の外部装置から前記第１の機能実行要求が受信される場合に、前記第２の承認画面に代えて前記第１の承認画面を前記表示部に表示させ、
    前記第１の承認画面が前記表示部に表示されている状態において、前記第２の外部装置から前記第２の機能実行要求が受信される場合に、前記第１の承認画面に代えて前記第２の承認画面を前記表示部に表示させない、コンピュータプログラム。
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