JP6816433B2 - 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置 - Google Patents

端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置 Download PDF

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本明細書では、複数個のデバイスに設定情報を送信するための技術を開示する。
特許文献1には、複数個のデバイスと、複数個のデバイスを管理するための管理装置と、を備える通信システムが開示されている。管理装置は、複数個のデバイスのそれぞれの設定値を変更するために、第1フォーマットファイルを利用して、複数個のデバイスのそれぞれに設定値を送信する。第1フォーマットファイルは、複数個のデバイスのそれぞれについて、当該デバイスを特定するための属性値と、当該デバイスに送信されるべき設定値と、を含む。その後、管理装置は、第1フォーマットファイル内の各デバイスの情報に対して、設定値の変更が成功したのか失敗したのかを示す結果情報を関連付けることによって、第2フォーマットファイルを生成する。管理装置は、ユーザから第2フォーマットファイルを利用した設定値の送信をするための指示を受け付けると、設定値の変更が失敗したことを示す結果情報が関連付けられている全てのデバイスに設定値を送信する。
特開2011−258001号公報
例えば、ユーザが、設定値の変更が失敗した一部のデバイスには、設定値を送信することを望まないことが想定される。上記の技術では、管理装置は、設定値の変更が失敗した全てのデバイスに設定値を送信するので、上記の要望に応じることができない。
本明細書では、設定変更が失敗した2個以上のデバイスのうちの一部のデバイスのみにおいて、第2の設定情報への変更を実現するための技術を提供する。
本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。コンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、複数個のデバイスへの第1の設定情報の送信を指示するための第1の送信指示を受け付けることに応じて、前記複数個のデバイスを宛先として前記第1の設定情報を送信する第1の送信部と、前記複数個のデバイスを宛先として前記第1の設定情報を送信することに応じて、前記複数個のデバイスの中から、M個(Mは1以上の整数)の成功デバイスと、前記M個の成功デバイスのうちのいずれのデバイスも含まないN個(Nは2以上の整数)の失敗デバイスと、を特定する特定部であって、前記M個の成功デバイスのそれぞれは、前記第1の設定情報への変更が成功したデバイスであり、前記N個の失敗デバイスのそれぞれは、前記第1の設定情報への変更が失敗したデバイスである、前記特定部と、前記M個の成功デバイスと前記N個の失敗デバイスとが特定されることに応じて、前記複数個のデバイスに対応する複数個のデバイス情報を含む第1のデバイス画面を前記端末装置の表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記第1のデバイス画面では、前記複数個のデバイス情報のうち、前記M個の成功デバイスに対応するM個の成功デバイス情報は、選択されていないことを示す非選択態様で表示され、かつ、前記複数個のデバイス情報のうち、前記N個の失敗デバイスに対応するN個の失敗デバイス情報は、選択されていることを示す選択態様で表示される、前記第1の表示制御部と、前記第1のデバイス画面が表示された後に、前記N個の失敗デバイス情報のうちのN1個(N1は1以上N未満の整数)の失敗デバイス情報の表示態様を前記選択態様から前記非選択態様に変更するための第1の変更指示を受け付けることに応じて、第1の変更済み画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部であって、前記第1の変更済み画面では、前記N1個の失敗デバイス情報は、前記非選択態様で表示され、かつ、前記N個の失敗デバイス情報のうち、前記N1個の失敗デバイス情報以外のN2個(N2は「N2=N−N1」を満たす整数)の失敗デバイス情報は、前記選択態様で表示される、前記第2の表示制御部と、前記N1個の失敗デバイス情報が前記非選択態様で表示され、かつ、前記N2個の失敗デバイス情報が前記選択態様で表示されている状況で、第2の設定情報の送信を指示するための第2の送信指示を受け付けることに応じて、前記N2個の失敗デバイス情報に対応するN2個の失敗デバイスを宛先として前記第2の設定情報を送信する第2の送信部であって、前記第2の送信指示が受け付けられても、前記第2の設定情報は、前記N1個の失敗デバイス情報に対応するN1個の失敗デバイスに送信されない、前記第2の送信部と、として機能させる。
上記の構成によれば、ユーザは、第1のデバイス画面を見ることによって、非選択態様で表示されているM個の成功デバイス情報に対応するM個の成功デバイスにおいて、第1の設定情報への変更が成功したこと、及び、選択態様で表示されているN個の失敗デバイス情報に対応するN個の失敗デバイスにおいて、第1の設定情報への変更が失敗したこと、を知ることができる。そして、ユーザは、N個の失敗デバイス情報のうち、設定情報の変更が実行されることを望まないN1個の失敗デバイスに対応するN1個の失敗デバイス情報を選択態様から非選択態様に変更することができる。この結果、第2の設定情報は、N1個の失敗デバイスに送信されずに、N2個の失敗デバイスに送信される。このために、第1の設定情報への変更が失敗した2個以上の失敗デバイスのうちの一部であるN2個の失敗デバイスのみにおいて、第2の設定情報への変更を実現することができる。
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も新規で有用である。また、端末装置そのもの、及び、端末装置の制御方法も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 初期画面とプリンタの検索結果を表わす画面とを示す。 一部のプリンタ情報に対して設定ファイルを指定するための各画面を示す。 一部の情報を削除するための各画面を示す。 一部の情報を削除するための各画面を示す。 残りのプリンタ情報に対して設定ファイルを指定するための各画面を示す。 各プリンタに設定ファイルを送信するための各画面を示す。 指定済みの設定ファイルを変更するための各画面を示す。 送信処理のフローチャートを示す。 全てのプリンタにおける設定変更が成功するケースAの各画面を示す。 一部のプリンタにおける設定変更が失敗するケースB1の各画面を示す。 設定変更が失敗した各プリンタのうちの1個のプリンタの選択を解除して、残りのプリンタに対して異なる設定ファイルを指定するための各画面を示す。 1個のプリンタに対してさらに異なる設定ファイルを指定するための各画面を示す。 設定変更が失敗した全てのプリンタの情報を削除するケースB2の各画面を示す。 設定変更が成功したプリンタの一部に対して設定ファイルを指定するケースB2の各画面を示す。 設定変更が失敗した各プリンタのうちの1個のプリンタの情報を削除するケースB2の各画面を示す。
(通信システム2の構成)
図1に示されるように、通信システム2は、端末装置10と、複数個のプリンタ100、200と、を備える。端末装置10と各プリンタ100、200は、同じLAN(Local Area Networkの略)4に所属しており、LAN4を介して相互に通信可能である。なお、変形例では、各プリンタ100、200のうちの少なくとも一部が、LAN4に所属しておらず、USB(Universal Serial Busの略)ケーブルを介して、端末装置10と接続されていてもよい。
各プリンタ100、200は、印刷機能を実行可能なデバイスである。プリンタ群100は、モデル名「PRA001」を有する2個以上のプリンタ101、102を含む。また、プリンタ群200は、モデル名「PRA001」とは異なるモデル名「PRB001」を有する2個以上のプリンタ201、202を含む。本実施例では、プリンタ群100、200が、それぞれ、100個のプリンタによって構成されることを想定している。
プリンタ101、102には、それぞれ、シリアル番号「SNA001」、「SNA002」が割り当てられている。これらのシリアル番号「SNA001」等は、モデル名「PRA001」を有するプリンタ群100が製造される際に、プリンタ群100のベンダによって各プリンタに割り当てられるユニークな文字列である。同様に、プリンタ201、202には、それぞれ、シリアル番号「SNB001」、「SNB002」が割り当てられている。
(端末装置10の構成)
端末装置10は、デスクトップPC(Personal Computerの略)、ノートPC等のユーザ端末である。端末装置10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、制御部20と、を備える。各部12〜20は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と呼ぶ。
操作部12は、複数のキー及びマウスによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を端末装置10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。なお、表示部14は、いわゆるタッチパネルとして機能してもよい。即ち、表示部14は、ユーザによって操作される操作部としても機能してもよい。ネットワークI/F16は、有線通信を実行するためのI/Fであり、LAN4に接続されている。変形例では、ネットワークI/F16は、無線通信を実行するためのI/Fであってもよく、この場合、LAN4は、いわゆる無線LANである。
制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。CPU22は、メモリ24に格納されているプログラム26に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ24には、プログラム26に加えて、複数個の設定ファイル28a〜28cが保存される。各設定ファイル28a〜28cの各ファイル名は、「xxx.file」、「yyy.file」、「zzz.file」である。
プログラム26は、プリンタ群100、200の設定値を変更するためのプログラムであり、プリンタ群100、200のベンダによって提供される。端末装置10は、例えば、プリンタ群100と共に出荷されるメディアからプログラム26をインストールしてもよいし、インターネット上の図示省略のサーバからプログラム26をインストールしてもよい。
各設定ファイル28a等は、印刷機能に関係する複数個の設定値を所定の形式で記述したファイルである。所定の形式は、例えば、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notationの略)形式、PJL(Printer Job Languageの略)形式等である。複数個の設定値は、例えば、デフォルトの印刷解像度を示す値、両面印刷を許容するのか否かを示す値、パワーセーブ時間を示す値、他のデバイスとの無線通信を許容するのか否かを示す値等を含む。なお、パワーセーブ時間は、プリンタが通常状態から省電力状態に移行するための条件を示す時間である。即ち、ユーザから指示を受け付けない状態がパワーセーブ時間に亘って継続すると、プリンタは、通常状態から省電力状態に移行する。各設定ファイル28a等は、端末装置10のユーザ(即ち各プリンタ100、200の管理者)によってメモリ24内に生成される。変形例では、各設定ファイル28a等は、各プリンタ100、200のベンダから提供されるファイルであってもよい。この場合、各設定ファイル28a等は、例えば、ベンダが推奨する初期設定を示していてもよい。
(各プリンタの設定値を変更するための処理;図2〜図16)
図2〜図16を順に参照して、端末装置10のCPU22がプログラム26に従って実行する処理の内容を説明する。
(初期画面とプリンタの検索;図2)
CPU22は、ユーザが端末装置10を操作してプログラム26を起動することに応じて、初期画面であるデバイス画面SC10を表示部14に表示させる。デバイス画面SC10は、追加アイコンA1と、インポートアイコンA2と、エクスポートアイコンA3と、指定アイコンA4と、削除アイコンA5と、送信アイコンA6と、プリンタ表示領域DA1と、を含む。各アイコンA1〜A6は、操作部12を介した指示を受け付けるための領域である。プリンタ表示領域DA1は、各プリンタに対応する各プリンタ情報を表示するための領域であり、操作部12を介した指示を受け付けることも可能である。初期画面であるデバイス画面SC10内のプリンタ表示領域DA1には、まだプリンタ情報が表示されない。
デバイス画面SC10内のアイコンA1、A2は、アイコンを選択する指示(例えばマウスの左クリック)を受け付け可能な態様(以下では「可能態様」と呼ぶ)で表示される。一方、アイコンA3〜A6は、アイコンを選択する指示を受け付け不可能な態様(以下では「不可能態様」と呼ぶ)で表示される。本実施例では、不可能態様をハッチングで表現するが、実際には、グレーアウト等で表示されてもよい。
CPU22は、デバイス画面SC10内の追加アイコンA1が選択される場合に、ネットワークI/F16を介して、取得要求をLAN4にブロードキャストに送信する。取得要求は、各プリンタ100、200からプリンタ情報を取得するための要求である。CPU22は、ネットワークI/F16を介して、各プリンタ100、200から、当該プリンタに対応するプリンタ情報を取得する。プリンタ情報は、モデル名と、シリアル番号と、IPアドレスと、を含む。
CPU22は、各プリンタ100、200からプリンタ情報を取得すると、ダイアログDL10を表示部14に表示させる。ダイアログDL10は、デバイス画面SC10とは異なる画面であるが、デバイス画面SC10と同時的に表示される画面(例えば、デバイス画面SC10に重なるように表示される画面)である。ダイアログDL10は、入力領域IA1と、検索アイコンA20と、プリンタ表示領域DA2と、OKアイコンA22と、を含む。
プリンタ表示領域DA2は、プリンタ群100に対応するプリンタ情報群P1と、プリンタ群200に対応するプリンタ情報群P2と、を含む。プリンタ表示領域DA2は、さらに、全選択ボックスC3と、選択ボックス群C4と、を含む。プリンタ表示領域DA2では、複数個のプリンタ情報P1、P2(本実施例では200個のプリンタ情報P1、P2)のそれぞれについて、当該プリンタ情報と、選択ボックス群C4内の1個の選択ボックスと、が対応付けられる。各選択ボックスは、チェック記号を含む選択態様とチェック記号を含まない非選択態様とのうちのどちらかの表示態様で表示される。なお、変形例では、チェック記号に代えて、他の記号(例えば塗りつぶしの四角形)が採用されてもよい。各選択ボックスは、選択態様及び非選択態様のうちの一方の態様で表示されている状況で、当該選択ボックスを選択する指示を受け付けると、他方の態様に変更される。全選択ボックスC3は、選択ボックス群C4の全てを選択態様及び非選択態様のうちのどちらかで表示させる指示を受け付けるための領域である。
CPU22は、まず、選択ボックス群C4の全てが非選択態様を有するダイアログDL10を表示部14に表示させる。CPU22は、全選択ボックスC3を選択する指示を受け付けると、選択ボックス群C4の全てが選択態様を有するダイアログDL11を表示部14に表示させる。その後、CPU22は、ダイアログDL11内のOKアイコンA22を選択する指示を受け付けると、デバイス画面SC10に代えて、図3のデバイス画面SC12を表示部14に表示させる。
検索アイコンA20は、プリンタ情報群P1、P2の中から、入力領域IA1に入力された文字列を含むプリンタ情報を検索する指示を受け付けるためのアイコンである。例えば、CPU22は、プリンタ群100のモデル名である文字列「PRA001」が入力領域IA1に入力された後に、検索アイコンA20が選択される場合に、ダイアログDL10に代えて、プリンタ情報群P1のみを含むダイアログ(図示省略)を表示部14に表示させる。CPU22は、当該ダイアログにおいて、全選択ボックスC3を選択する指示と、OKアイコンA22を選択する指示と、を受け付けると、デバイス画面SC10に代えて、プリンタ情報群P1のみを含むデバイス画面(図示省略)を表示部14に表示させる。このように、ユーザは、所望の文字列を含むプリンタ情報群のみを含むデバイス画面を表示させることができる。
(一部のプリンタ情報への設定ファイルの指定;図3、図4)
図3のデバイス画面SC12は、デバイス画面SC10と同様に、各アイコンA1〜A6と、プリンタ表示領域DA1と、を含む。デバイス画面SC12内のプリンタ表示領域DA1は、モデル名とシリアル番号とを含むと共にIPアドレスを含まないプリンタ情報群を含む。
デバイス画面SC12内のプリンタ表示領域DA1は、複数個のプリンタ情報(本実施例では200個のプリンタ情報)のそれぞれについて、当該プリンタ情報と、当該プリンタ情報を選択するための選択ボックスと、文字列「None」と、が対応付けられている組合せ情報群P3、P4を含む。文字列「None」は、プリンタ情報に対して設定ファイルが指定されていないことを示す。
デバイス画面SC12内の各アイコンA1〜A5は、可能態様で表示されており、アイコンA6は、不可能態様で表示されている。即ち、CPU22は、プリンタ表示領域DA1内に1個以上の組合せ情報が含まれる場合には、各アイコンA1〜A5を可能態様で表示させる。
CPU22は、デバイス画面SC12において、組合せ情報群P3に含まれる選択ボックス群C21の全てを選択する指示を受け付けると、選択ボックス群C21の全てが選択態様を有するデバイス画面SC14を表示部14に表示させる。次いで、CPU22は、デバイス画面SC14において、指定アイコンA4を選択する指示を受け付けると、ダイアログDL14を表示部14に表示させる。ダイアログDL14は、メモリ24内に保存されている各設定ファイル28a〜28cの各ファイル名を含む表示領域DA4と、OKアイコンA26と、を含む。CPU22は、設定ファイル28aのファイル名「xxx.file」を指定する指示と、OKアイコンA26を選択する指示と、を受け付けると、図4のデバイス画面SC16を表示部14に表示させる。
図4のデバイス画面SC16内のプリンタ表示領域DA1では、組合せ情報群P3の全ては設定ファイル28aのファイル名「xxx.file」を含む。また、組合せ情報群P3に含まれる選択ボックス群C21は、非選択態様で表示される。即ち、設定ファイル28aが指定済みである組合せ情報群P3は、非選択態様で表示される。一方、組合せ情報群P4に含まれる選択ボックス群C22は、選択態様で表示される。即ち、設定ファイルが未だに指定されていない組合せ情報群P4は、選択態様で表示される。これにより、ユーザは、組合せ情報群P4に含まれる選択ボックス群C22を選択しなくても、組合せ情報群P4に含まれるプリンタ情報群に対して設定ファイルを指定することができる。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。
(一部の組合せ情報の削除;図4、図5)
組合せ情報群P4に含まれるプリンタ情報群に対して設定ファイルを指定する状況を説明する前に、一部の組合せ情報を削除する処理を説明する。デバイス画面SC16では、プリンタ表示領域DA1から一部の組合せ情報を削除するための削除指示を2種類の方法で受け付けることが可能である。第1の方法では、CPU22は、プリンタ表示領域DA1内のシリアル番号「SNB001」を含む1個の組合せ情報を選択する指示(例えばマウスの右クリック)を受け付ける。この場合、CPU22は、デバイス画面SC16に重なるように、メニュー画面MS1を表示部14に表示させる。メニュー画面MS1は、指定アイコンA40と、削除アイコンA42と、を含む。CPU22は、削除アイコンA42を選択する指示を受け付ける場合に、シリアル番号「SNB001」を含むプリンタ情報を含む1個の組合せ情報が削除されているデバイス画面SC18を表示部14に表示させる。このように、第1の方法によれば、ユーザは、1個のプリンタに対応する1個の組合せ情報のみを削除することができる。
図5を参照して、第2の方法について説明する。CPU22は、デバイス画面SC16内の削除アイコンA5を選択する指示を受け付ける場合に、選択態様を有する選択ボックス群C22を含む組合せ情報群P4が削除されているデバイス画面SC20を表示部14に表示させる。このように、第2の方法によれば、ユーザは、複数個のプリンタに対応する複数個の組合せ情報群P4を一括で削除することができる。
(残りのプリンタ情報への設定ファイルの指定;図6)
図6を参照して、組合せ情報群P4に含まれるプリンタ情報群に対して設定ファイルを指定する処理を説明する。上述したように、デバイス画面SC16では、設定ファイル28aが指定済みである組合せ情報群P3は、非選択態様で表示され、設定ファイルが未だに指定されていない組合せ情報群P4は、選択態様で表示される。これにより、ユーザは、選択ボックス群C21、C22の表示態様を変更しなくても、指定アイコンA4を選択すれば、組合せ情報群P4に含まれるプリンタ情報群に対して設定ファイルを指定することができる。ユーザの利便性を向上させることができる。具体的には、CPU22は、デバイス画面SC16内の指定アイコンA4を選択する指示を受け付けると、ダイアログDL14を表示部14に表示させる。CPU22は、ダイアログDL14内の表示領域DA4において、設定ファイル28bのファイル名「yyy.file」を指定する指示と、OKアイコンA26を選択する指示と、を受け付ける場合に、デバイス画面SC22を表示部14に表示させる。なお、変形例では、表示領域DA4において、設定ファイル28aのファイル名「xxx.file」が指定されてもよい。即ち、組合せ情報群P3、P4に含まれる全てのプリンタ情報に対して同じ設定ファイル28aが指定されてもよい。
デバイス画面SC22内のプリンタ表示領域DA1では、組合せ情報群P3が設定ファイル28aのファイル名「xxx.file」を含むと共に、組合せ情報群P4が設定ファイル28bのファイル名「yyy.file」を含む。全てのプリンタ情報に対して設定ファイル28a、28bが指定されたので、選択ボックス群C2の全ては、非選択態様で表示される。
(各プリンタへの設定ファイルの送信;図7)
図7では、CPU22は、デバイス画面SC22内の全選択ボックスC1を選択する指示を受け付ける場合、選択ボックス群C2の全てが選択態様を有するデバイス画面SC24を表示部14に表示させる。
CPU22は、プリンタ表示領域DA1において、1個以上のプリンタ情報に対して設定ファイルが指定されており、かつ、当該1個以上のプリンタ情報のうちの少なくとも1個のプリンタ情報に対応する選択ボックスが選択態様を有する場合に、送信アイコンA6を可能態様で表示させる。図3のデバイス画面SC12、SC14では、いずれのプリンタ情報に対しても設定ファイルが指定されていない。このため、送信アイコンA6は、不可能態様で表示される。また、図6のデバイス画面SC16では、組合せ情報群P3に含まれるプリンタ情報群に対して設定ファイル28aが指定されているが、組合せ情報群P3に含まれる選択ボックス群C21の全てが非選択態様を有する。このため、送信アイコンA6は、不可能態様で表示される。CPU22は、送信アイコンA6を選択する指示を受け付ける場合に、図9の送信処理を実行する。
(エクスポート;図7)
送信処理の内容を説明する前に、デバイス画面SC24で実現可能な幾つかの機能について説明する。CPU22は、デバイス画面SC24内のエクスポートアイコンA3を選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL16を表示部14に表示させる。ダイアログDL16は、保存されるべきプロファイル情報のプロファイル名を入力するための入力領域IA2と、OKアイコンA28と、を含む。
CPU22は、入力領域IA2に対するプロファイル名「aaa.profile」の入力と、OKアイコンA28を選択する指示と、を受け付ける場合に、プロファイル名「aaa.profile」に対応するプロファイル情報をメモリ24に保存する。当該プロファイル情報は、デバイス画面SC24に表示されている組合せ情報群P3、P4内の全てのプリンタ情報と全ての設定ファイルのファイル名とを含み、選択ボックス群C2の表示態様を示す情報を含まない。
上記のプロファイル情報がメモリ24内に保存された後に、図2のデバイス画面SC10が表示される状況を想定する。この場合、CPU22は、デバイス画面SC10内のインポートアイコンA2を選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL12を表示部14に表示させる。ダイアログDL12は、メモリ24内に保存されているプロファイル情報のプロファイル名「aaa.profile」を含む表示領域DA3と、OKアイコンA24と、を含む。CPU22は、表示領域DA3においてプロファイル名「aaa.profile」を選択する指示と、OKアイコンA24を選択する指示と、を受け付ける場合に、メモリ24に保存されたプロファイル情報を利用して、図7のデバイス画面SC22を表示部14に表示させる。プロファイル情報は、選択ボックス群C2の表示態様を示す情報を含まないので、非選択態様を有する選択ボックス群C2を含むデバイス画面SC22が表示される。このように、ユーザは、プリンタ表示領域DA1に表示中の内容を示すプロファイル情報をメモリ24に保存させることができ、その後、プロファイル情報を選択することによって、当該プロファイル情報によって示される内容を含むデバイス画面を表示させることができる。なお、変形例では、プロファイル情報は、選択ボックス群C2の表示態様を示す情報を含んでいてもよい。この場合、CPU22は、選択ボックス群C2が選択態様を有するデバイス画面SC24を表示部14に表示させる。
(指定済みの設定ファイルの変更;図8)
続いて、図8を参照して、指定済みの設定ファイルを変更する処理を説明する。CPU22は、プリンタ表示領域DA1内のシリアル番号「SNB001」を含む1個の組合せ情報を選択する指示を受け付ける場合に、メニュー画面MS1を表示部14に表示させる。CPU22は、メニュー画面MS1内の指定アイコンA40を選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL14を表示部14に表示させる。CPU22は、ダイアログDL14内の表示領域DA4において、設定ファイル28cのファイル名「zzz.file」を指定する指示と、OKアイコンA26を選択する指示と、を受け付ける場合に、デバイス画面SC26を表示部14に表示させる。デバイス画面SC26では、シリアル番号「SNB001」を含むプリンタ情報に対して、設定ファイル28bのファイル名「yyy.file」に代えて、設定ファイル28cのファイル名「zzz.file」が対応付けられている。このように、ユーザは、シリアル番号「SNB001」を含むプリンタ情報に対して、指定済みの設定ファイル28bとは異なる設定ファイル28cを指定することができる。また、上記の指示を複数個の組合せ情報の全てに対して繰り返すことにより、複数個の組合せ情報に対して設定ファイルを指定することができる。例えば、図3のデバイス画面SC14で指定アイコンA4を選択する指示を受け付ける代わりに、プリンタ表示領域DA1内のシリアル番号「SNA001」を含む1個の組合せ情報を選択して、メニュー画面MS1内の指定アイコンA40を選択する指示を受け付けることにより、「SNA001」を含むプリンタ情報に対して、設定ファイル28aを指定してもよい。CPU22は、組合せ情報群P3の全てに対してこの指示を繰り返し受け付けることにより、組合せ情報群P3の全てが設定ファイル28aのファイル名「xxx.file」を含むデバイス画面(図示省略)を表示部14に表示させる。このデバイス画面は、選択ボックス群C22が非選択態様を有する点を除いて、図4のデバイス画面SC16と同様である。
(送信処理;図9)
図9を参照して、送信アイコンA6が選択されることをトリガとして開始される送信処理について説明する。S10では、CPU22は、プリンタ表示領域DA1内の選択ボックス群C2が非選択態様を有する1個以上の選択ボックスを含むのか否かを判断する。例えば、図7のデバイス画面SC24では、選択ボックス群C2の全てが選択態様で表示されているので、CPU22は、S10でNOと判断して、S12、S20の処理をスキップして、S30に進む。
一方、例えば、図7のデバイス画面SC24が表示された後に、選択ボックス群C2のうちの1個以上の選択ボックスを選択する指示を受け付けると、当該1個以上の選択ボックスが非選択態様で表示される。この状況で送信アイコンA6が選択されると、CPU22は、S10でYESと判断して、S12に進む。
S12では、CPU22は、選択ダイアログDL18を表示部14に表示させる。選択ダイアログDL18は、選択されていないプリンタが存在することを示すメッセージと、OKアイコンA30と、キャンセルアイコンA32と、を含む。これにより、ユーザは、1個以上のプリンタに設定ファイルが送信されないことを知ることができ、それでもよいのか否かを選択することができる。
S20では、CPU22は、選択ダイアログDL18内のOKアイコンA30が選択されるのか否かを判断する。CPU22は、OKアイコンA30が選択される場合に、S20でYESと判断して、S30に進む。一方、CPU22は、キャンセルアイコンA32が選択される場合に、S20でNOと判断して、S22において、選択ダイアログDL18を消去して、図9の送信処理を終了する。
S30では、CPU22は、設定ファイルの送信を開始する。例えば、図7のデバイス画面SC24では、選択ボックス群C2の全てが選択態様を有する。この場合、CPU22は、組合せ情報群P3に対応するプリンタ群100の全てへのファイル名「xxx.file」を有する設定ファイル28aの送信と、組合せ情報群P4に対応するプリンタ群200の全てへのファイル名「yyy.file」を有する設定ファイル28bの送信と、の双方の送信を開始する。具体的には、CPU22は、まず、組合せ情報群P3に対応するIPアドレス群(図2のP1参照)を特定し、特定済みのIPアドレス群のそれぞれを宛先として、設定ファイル28aを送信する。また、CPU22は、組合せ情報群P4に対応するIPアドレス群(図2のP2参照)を特定し、特定済みのIPアドレス群のそれぞれを宛先として、設定ファイル28bを送信する。
S32では、CPU22は、送信ダイアログDL20を表示部14に表示させる。送信ダイアログDL20は、プリンタ群100、200への設定ファイルの送信の状況をユーザに知らせるため画面である。送信ダイアログDL20では、組合せ情報群P3、P4は、さらに、ステータス情報を含む。ステータス情報は、文字列「OK」、文字列「Error」、文字列「Changing」、及び、文字列「Wait」のいずれかである。
文字列「OK」は、設定ファイルの送信先のプリンタにおいて、設定ファイルに従った設定値の変更が成功したことを示す。具体的には、CPU22は、当該プリンタから設定値の変更が成功したことを示す成功通知を受信する場合に、当該プリンタに対応する組合せ情報を成功情報として特定する。そして、CPU22は、成功情報に含まれるステータス情報として文字列「OK」を表示させる。
文字列「Error」は、設定ファイルの送信先のプリンタにおいて、設定ファイルに従った設定値の変更が失敗したことを示す。具体的には、CPU22は、当該プリンタから成功通知を受信しない場合に、当該プリンタに対応する組合せ情報を失敗情報として特定する。CPU22は、失敗情報に含まれるステータス情報として文字列「Error」を表示させる。例えば、プリンタがLAN4に接続されていない状況、又は、送信対象の設定ファイルがプログラム26によって解釈不可能な形式を有するファイルである状況では、CPU22は、設定ファイルを送信することができないので、成功通知を受信しない。また、CPU22は、設定ファイルの送信先のプリンタから設定値の変更が失敗したことを示す失敗通知を受信する場合も、成功通知を受信しない。例えば、プリンタが設定ファイルを解釈不可能である場合には、失敗通知がプリンタから端末装置10に送信される。
文字列「Changing」は、設定ファイルの送信が実行されていることを示す。文字列「Wait」は、設定ファイルの送信が未だに実行されていないことを示す。
S34では、CPU22は、全てのプリンタ群100、200への設定ファイルの送信が終了したのか否かを監視し、送信が終了すると(S34でYES)、S40に進む。
S40では、CPU22は、設定値の変更に失敗した失敗プリンタが存在するのか否か、即ち、少なくとも1個の失敗情報が特定されたのか否かを判断する。CPU22は、1個の失敗情報も特定されなかった場合(S40でNO)、S42に進み、少なくとも1個の失敗情報が特定された場合(S40でYES)に、S44に進む。
S42では、CPU22は、図10の成功ダイアログDL30を表示部14に表示させる。また、S44では、CPU22は、図11等の失敗ダイアログDL32等を表示部14に表示させる。S42又はS44の処理が終了すると、図9の送信処理が終了する。
(全てのプリンタにおける設定変更が成功するケースA;図10)
図10に示されるように、成功ダイアログDL30は、全てのプリンタ100、200において、設定ファイル28a、28bに従った設定値の変更が成功したことをユーザに通知するための画面である。また、成功ダイアログDL30は、表示アイコンA50を含む。CPU22は、表示アイコンA50を選択する指示を受け付ける場合に、結果ダイアログDL31を表示部14に表示させる。結果ダイアログDL31は、送信アイコンA6が選択された日時(即ち図9の送信処理が開始された日時)と、全てのプリンタ100、200における設定値の変更が成功したことを示す文字列と、を含む。
また、CPU22は、成功ダイアログDL30と共に、デバイス画面SC30を表示部14に表示させる。デバイス画面SC30は、図7のデバイス画面SC22と同様であり、選択ボックス群C2の全てが非選択態様を有する。
(一部のプリンタにおける設定変更が失敗するケースB1;図11〜図13)
図11に示されるように、失敗ダイアログDL32は、一部のプリンタにおいて、設定ファイルに従った設定値の変更が失敗したことをユーザに通知するための画面である。本ケースB1では、プリンタ群100の全てにおいて、設定値の変更が成功するが、プリンタ群200の全てにおいて、設定値の変更が失敗する。
シリアル番号「SNB002」を有するプリンタ202(図1参照)は、図2の追加アイコンA1の選択に応じた検索が実行された後に、LAN4から離脱する。この結果、設定ファイル28bをプリンタ202に送信することができないので、プリンタ202から成功通知及び失敗通知のどちらも受信されない。この場合、CPU22は、プリンタ202における設定変更の失敗の原因をLAN4に接続されていないことと特定する。従って、プリンタ202に対応するシリアル番号「SNB002」を含む組合せ情報は、LAN4に接続されていないことに起因して設定変更が失敗したことを示す文字列「Not Connected」を、ステータス情報として含む。
また、プリンタ群200のうち、プリンタ202以外の99個のプリンタは、設定ファイル28bを解釈不可能である。この結果、各プリンタから失敗通知が受信される。この場合、CPU22は、各プリンタにおける設定変更の失敗の原因が、設定ファイル28bの内容であると特定する。従って、プリンタ202以外の各プリンタに対応する各組合せ情報は、設定ファイル28bの内容に起因して設定変更が失敗したことを示す文字列「File error」を、ステータス情報として含む。
また、失敗ダイアログDL32は、表示アイコンA52を含む。CPU22は、表示アイコンA52を選択する指示を受け付ける場合に、結果ダイアログDL34を表示部14に表示させる。結果ダイアログDL34は、送信アイコンA6が選択された日時と、プリンタ群100における設定値の変更が成功したことを示す文字列と、プリンタ群200における設定値の変更が失敗したことを示す文字列と、設定変更の失敗の原因を示す文字列と、を含む。
また、CPU22は、失敗ダイアログDL32と共に、デバイス画面SC32を表示部14に表示させる。デバイス画面SC32では、設定値の変更が成功したプリンタ群100に対応する組合せ情報群P3に含まれる選択ボックス群C21は非選択態様を有し、設定値の変更が失敗したプリンタ群200に対応する組合せ情報群P4に含まれる選択ボックス群C22は選択態様を有する。そして、組合せ情報群P4は、さらに、設定値の変更が失敗したことを示す失敗記号FS1を含む。これにより、ユーザは、デバイス画面SC32を見ることによって、プリンタ群200における設定値の変更が失敗したことを知ることができる。また、デバイス画面SC32内のプリンタ表示領域DA1では、組合せ情報群P3はファイル名「xxx.file」を含むと共に、組合せ情報群P4はファイル名「yyy.file」を含む。これにより、ユーザは、デバイス画面SC32を見ることによって、設定ファイル28aに従った設定値の変更が成功したこと、及び、設定ファイル28bに従った設定値の変更が失敗したこと、を知ることができる。
また、CPU22は、デバイス画面SC32内の1個の組合せ情報を選択するための指示を受け付ける場合に、メニュー画面MS2を表示部14に表示させる。メニュー画面MS2は、指定アイコンA60と、削除アイコンA62と、表示アイコンA64と、を含む。CPU22は、表示アイコンA64を選択する指示を受け付ける場合に、上記と同様の結果ダイアログDL34を表示部14に表示させる。
本ケースB1では、ユーザは、設定値の変更が失敗したプリンタ群200への他の設定ファイルの送信を実行することを望む。ただし、ユーザは、LAN4に接続されていないプリンタ202への設定ファイルの送信を望まない。図12、図13を参照して、プリンタ群200への他の設定ファイルの送信を実行するための処理を説明する。
上述したように、デバイス画面SC32では、組合せ情報群P3に含まれる選択ボックス群C21は非選択態様を有し、組合せ情報群P4に含まれる選択ボックス群C22は選択態様を有する。従って、ユーザは、選択ボックス群C22を選択態様に変更するための操作を実行しなくても、プリンタ群200に対応する各プリンタ情報に対して他の設定ファイルを指定することができる。ユーザの利便性を向上させることができる。ただし、ユーザは、プリンタ202への設定ファイルの送信を望まないので、プリンタ202のシリアル番号「SNB002」に対応する選択ボックスを選択する。この場合、CPU22は、当該選択ボックスが非選択態様を有するデバイス画面SC34を表示部14に表示させる。
次いで、CPU22は、デバイス画面SC34内の指定アイコンA4を選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL14を表示部14に表示させる。そして、CPU22は、ダイアログDL14内の表示領域DA4において、設定ファイル28cのファイル名「zzz.file」を指定する指示と、OKアイコンA26を選択する指示と、を受け付ける場合に、図13のデバイス画面SC36を表示部14に表示させる。
デバイス画面SC36では、組合せ情報群P4のうち、シリアル番号「SNB002」を含む1個の組合せ情報は、ファイル名「yyy.file」を含む。ただし、組合せ情報群P4のうちの他の99個の組合せ情報は、ファイル名「zzz.file」を含む。CPU22は、デバイス画面SC36内の送信アイコンA6を選択する指示を受け付ける場合に、図9の送信処理を実行して、ファイル名「zzz.file」によって示される設定ファイル28cを、プリンタ群200のうちのプリンタ202以外の99個のプリンタに送信する。設定ファイル28cは、プリンタ202に送信されない。これにより、当該99個のプリンタのそれぞれにおいて設定ファイル28cに従った設定値の変更が実行される。
また、ユーザが、上記の99個のプリンタのうちの一部のプリンタ201において、設定ファイル28b、28cとは異なる設定ファイル28aに従った設定値の変更が実行されることを望む状況も想定される。この場合、ユーザは、例えば、シリアル番号「SNB001」を含む1個の組合せ情報を選択する。この場合、CPU22は、メニュー画面MS2を表示部14に表示させ、メニュー画面MS2内の指定アイコンA60を選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL14を表示部14に表示させる。そして、CPU22は、ダイアログDL14内の表示領域DA4において、設定ファイル28aのファイル名「xxx.file」を指定する指示と、OKアイコンA26を選択する指示と、を受け付ける場合に、デバイス画面SC38を表示部14に表示させる。
デバイス画面SC38では、シリアル番号「SNB001」を含む組合せ情報はファイル名「xxx.file」を含む。即ち、プリンタ群200のうちのプリンタ201に対応する組合せ情報はファイル名「xxx.file」を含み、プリンタ202に対応する組合せ情報は非選択態様を有する選択ボックスを含み、他の98個のプリンタに対応する各組合せ情報はファイル名「zzz.file」を含む。CPU22は、デバイス画面SC38内の送信アイコンA6を選択する指示を受け付ける場合に、図9の送信処理を実行して、ファイル名「zzz.file」によって示される設定ファイル28cを上記の98個のプリンタに送信し、ファイル名「xxx.file」によって示される設定ファイル28aを1個のプリンタ201に送信する。どちらの設定ファイル28a、28cも、プリンタ202に送信されない。これにより、当該98個のプリンタのそれぞれにおいて設定ファイル28cに従った設定値の変更が実行され、プリンタ201において設定ファイル28aに従った設定値の変更が実行される。
(一部のプリンタにおける設定変更が失敗するケースB2;図14〜図16)
本ケースB2では、プリンタ群100のうちのプリンタ101(シリアル番号「SNA001」)及びプリンタ102(シリアル番号「SNA002」)において、LAN4に接続されていないことに起因して、設定値の変更が失敗する。失敗ダイアログDL36では、2個のプリンタ101、102に対応する2個の組合せ情報は、ステータス情報として文字列「Not Connected」を含む。また、デバイス画面SC40では、設定値の変更が失敗した2個のプリンタ101、102に対応する2個の組合せ情報に含まれる2個の選択ボックスC23は選択態様を有し、他の各選択ボックスは非選択態様を有する。
本ケースB2では、ユーザは、2個のプリンタ101、102への設定ファイルの送信を望まない。CPU22は、デバイス画面SC40内の削除アイコンA5を選択する指示を受け付ける場合に、2個のプリンタ101、102に対応する2個の組合せ情報が削除されたデバイス画面SC42を表示部14に表示させる。このように、ユーザは、設定値の変更が失敗した2個のプリンタ101、102に対応する2個の組合せ情報を一括して削除することができる。例えば、ユーザが、削除後のデバイス画面SC42に対応するプロファイル情報をメモリ24に保存することを望むことが想定される。上記の構成によれば、このようなユーザの要望に応じることができる。
また、ユーザは、設定値の変更が成功したプリンタへの他の設定ファイルの送信を望む状況が想定される。CPU22は、デバイス画面SC42内のシリアル番号「SNA003」〜「SNA005」を有する組合せ情報群P5に含まれる選択ボックス群C24を選択する指示を受け付ける場合に、デバイス画面SC43を表示部14に表示させる。デバイス画面SC43では、選択ボックス群C24は、選択態様を有する。CPU22は、デバイス画面SC43内の指定アイコンA4を選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL14を表示部14に表示させる。CPU22は、ダイアログDL14の表示領域DA4内の設定ファイル28cのファイル名「zzz.file」を指定する指示と、OKアイコンA26を選択する指示と、を受け付ける場合に、デバイス画面SC44を表示部14に表示させる。CPU22は、デバイス画面SC44内の送信アイコンA6を選択する指示を受け付ける場合に、図9の送信処理を実行して、ファイル名「zzz.file」によって示される設定ファイル28cを、シリアル番号「SNA003」〜「SNA005」を有する3個のプリンタに送信する。設定ファイル28cは、3個のプリンタ以外の195個のプリンタに送信されない。これにより、設定値の変更が成功した3個のプリンタのそれぞれにおいて設定ファイル28cに従った設定値の変更が実行される。上記の構成によれば、このようなユーザの要望に応じることができる。
また、ユーザは、プリンタ101への他の設定ファイルの送信を望むが、プリンタ102への設定ファイルの送信を望まない状況が想定される。図16に示されるように、CPU22は、デバイス画面SC40内のプリンタ102(シリアル番号「SNA002」)に対応する1個の組合せ情報を選択する指示を受け付ける場合に、メニュー画面MS2を表示部14に表示させる。CPU22は、メニュー画面MS2内の削除アイコンA62を選択する指示を受け付ける場合に、プリンタ102に対応する1個の組合せ情報のみが削除されたデバイス画面SC45を表示部14に表示させる。このように、ユーザは、設定値の変更が失敗した2個のプリンタ101、102のうちの1個のプリンタ102に対応する1個の組合せ情報のみを削除することができる。これにより、ユーザは、プリンタ101をLAN4に接続して、プリンタ101への他の設定ファイルの送信を実行することができる。
(実施例の効果)
本実施例によると、ユーザは、図3のデバイス画面SC14において、プリンタ群100に対応する組合せ情報群P3が選択されている状態で、設定ファイル28a(即ちファイル名「xxx.file」)を指定する。次いで、ユーザは、図6のデバイス画面SC16において、プリンタ群200に対応する組合せ情報群P4が選択されている状態で、設定ファイル28b(即ちファイル名「yyy.file」)を指定する。そして、ユーザは、図7のデバイス画面SC24内の送信アイコンA6を選択する。これにより、図9の送信処理が実行される。即ち、ユーザは、プリンタ群100への設定ファイル28aの送信と、プリンタ群200への設定ファイル28bの送信と、の双方を実現するために、送信アイコンA6を複数回に亘って選択せずに済み、送信アイコンA6を1回だけ選択すればよい。このため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、ユーザは、図11のデバイス画面SC32を見ることによって、非選択態様を有する組合せ情報群P3に対応するプリンタ群100において、設定ファイル28aに従った設定値の変更が成功したこと、及び、選択態様を有する組合せ情報群P4に対応するプリンタ群200において、設定ファイル28bに従った設定値の変更が失敗したこと、を知ることができる。そして、図12のデバイス画面SC34に示されるように、ユーザは、組合せ情報群P4のうち、シリアル番号「SNB002」を含む1個の組合せ情報に含まれる選択ボックスを選択態様から非選択態様に変更することができる。この結果、図13のデバイス画面SC36内の送信アイコンA6が選択される場合に、設定ファイル28cは、シリアル番号「SNB002」に対応するプリンタ202に送信されずに、プリンタ群200のうちの他の99個のプリンタに送信される。このため、設定ファイル28bに従った設定値の変更が失敗したプリンタ群200のうちの一部である99個のプリンタのみにおいて、設定ファイル28cに従った設定値の変更を実現することができる。
(対応関係)
端末装置10が、「端末装置」の一例である。プリンタ群100、200が、「複数個のデバイス」の一例である。組合せ情報群P3、P4に含まれるプリンタ情報群が、「複数個のデバイス情報」の一例である。各設定ファイル28a、28b内の各設定値が、「第1の設定情報」の一例である。図7のデバイス画面SC24内の送信アイコンA6を選択する指示が、「第1の送信指示」の一例である。図11のデバイス画面SC32及びメニュー画面MS2が、「第1のデバイス画面」の一例である。SC32内の組合せ情報群P3に含まれるプリンタ情報群、組合せ情報群P4に含まれるプリンタ情報群、プリンタ群100、プリンタ群200が、それぞれ、「M個の成功デバイス情報」、「N個の失敗デバイス情報」、「M個の成功デバイス」、「N個の失敗デバイス」の一例である。図12のSC32でシリアル番号「SNB001」に対応する選択ボックスを選択する指示、デバイス画面SC34が、それぞれ、「変更指示」、「変更済み画面」の一例である。組合せ情報群P4に含まれるプリンタ情報群のうちの、シリアル番号「SNB002」を含むプリンタ情報、残りの99個のプリンタ情報が、それぞれ、「N1個の失敗デバイス情報」、「N2個の失敗デバイス情報」の一例である。図13のデバイス画面SC36内の送信アイコンA6を選択する指示が、「第2の送信指示」の一例である。
図2のデバイス画面SC10内の追加アイコンA1を選択する指示が、「表示指示」の一例である。図3のデバイス画面SC12が、「第2のデバイス画面」の一例である。SC12内の選択ボックス群C21、22が、「変更指示領域」の一例である。図11のメニュー画面MS2内の指定アイコンA60、指定アイコンA4が、それぞれ、「第1の指定指示領域」、「第2の指定指示領域」の一例である。MS2内の削除アイコンA62、削除アイコンA5、図14のSC42(又は図16のSC45)が、それぞれ、「第1の削除指示領域」、「第2の指定指示領域」、「削除済み画面」の一例である。MS2内の表示アイコンA64、図11のダイアログDL34が、それぞれ、「結果指示領域」、「結果画面」の一例である。選択ボックス群C2、ファイル名又は文字列「None」、チェック記号が、それぞれ、「選択領域」、「設定文字列」、「所定の記号」の一例である。組合せ情報群P5に含まれるプリンタ情報、図15のSC43、設定ファイル28cに記述されている設定値、SC44内の送信アイコンA6を選択する指示、組合せ情報群P5に対応する3個のプリンタ、残りの195個のプリンタが、それぞれ、「M1個の成功デバイス情報」、「第2の変更済み画面」、「第3の設定情報」、「第3の送信指示」、「M1個の成功デバイス」、「M2個の成功デバイス」の一例である。図13のSC36が、「指定済み画面」の一例である。設定ファイル28aに記述されている設定値、設定ファイル28bに記述されている設定値、プリンタ群100、プリンタ群200が、それぞれ、「第1の設定値」、「第2の設定値」、「第1のデバイス群」、「第2のデバイス群」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)
CPU22は、図3のデバイス画面SC14内の指定アイコンA4が選択される場合に、ダイアログDL14に代えて、1個の設定値(例えばデフォルトの印刷解像度)のみを入力するための入力領域を含むダイアログを表示部14に表示させてもよい。この場合、各プリンタ情報に対して入力済みの1個の設定値のみが指定され、入力済みの1個の設定値のみが各プリンタに送信されてもよい。一般的に言うと、「第1の設定情報」及び「第2の設定情報」は、少なくとも1個の設定値を含んでいればよい。
(変形例2)
デバイス画面(SC10〜SC45)は、選択ボックス群C2、C21、C22を含まなくてもよい。それに代えて、選択態様を有する組合せ情報が第1の色で表示され、非選択態様を有する組合せ情報が第1の色とは異なる第2の色で表示されてもよい。本変形例では、「第1のデバイス画面」は、「選択領域」を含まなくてもよい。
(変形例3)
CPU22は、図2のデバイス画面SC10から図8のデバイス画面SC26を表示部14に表示させなくてもよい。この場合、CPU22は、プログラム26が起動されることに応じて、図3のダイアログDL14を表示部14に表示させる。CPU22は、ダイアログDL14内の表示領域DA4において、設定ファイルを指定する指示と、OKアイコンA26を選択する指示と、を受け付ける場合に、指定済みの設定ファイルをLAN4にブロードキャストすることによって、指定済みの設定ファイルをプリンタ群100、200に送信してもよい。本変形例では、ダイアログDL14において受け付けた指示が、「第1の送信指示」の一例であり、「第3の表示制御部」を省略可能である。
(変形例4)
デバイス画面(SC10〜SC45)は、指定アイコンA4を含まなくてもよい。例えば、CPU22は、図12のデバイス画面SC34が表示されている状況で、操作部12であるキーボード内の所定のキーを選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL14を表示部14に表示させてもよい。本変形例では、「第1のデバイス画面」は、「第1の指定指示領域」を含まなくてもよい。また、メニュー画面MS2は、指定アイコンA60を含まなくてもよい。本変形例では、「第1のデバイス画面」は、「第2の指定指示領域」を含まない。
(変形例5)
デバイス画面(SC10〜SC45)は、削除アイコンA5を含まなくてもよい。また、メニュー画面MS2は、削除アイコンA62を含まなくてもよい。本変形例では、「第1のデバイス画面」は、「第1の削除指示領域」、「第2の削除指示領域」を含まず、「第5の表示制御部」を省略可能である。
(変形例6)
プリンタ表示領域DA1は、設定ファイルのファイル名を含まなくてもよい。本変形例では、「第1のデバイス画面」は、「設定文字列」を含まない。
(変形例7)
メニュー画面MS2は、表示アイコンA64を含まなくてもよい。本変形例では、「第1のデバイス画面」は、「結果指示領域」を含まず、「第7の表示制御部」を省略可能である。
(変形例8)
CPU22は、図12のデバイス画面SC34内の指定アイコンA4を選択する指示を受け付ける場合に、ダイアログDL14に代えて、設定ファイル28b内の設定値を変更するための変更画面を表示部14に表示させてもよい。CPU22は、変更画面で設定値を変更する指示を受け付ける場合に、変更済みの設定値が記述されている新たな設定ファイル28bをメモリ24に保存してもよい。その後、CPU22は、デバイス画面SC34内の送信アイコンA6を選択する指示を受け付ける場合に、新たな設定ファイル28bを各プリンタに送信してもよい。本変形例では、新たな設定ファイルが、「第2の設定情報」の一例である。
(変形例9)
本実施例では、デバイス画面は、画面本体(例えば、図11のSC12)と、メニュー画面MS2と、の2画面である。これに代えて、デバイス画面は、画面本体とメニュー画面とを含み1個の画面でもよい。本変形例では、当該1個の画面が、「第1のデバイス画面」の一例である。
(変形例10)
CPU22は、図2のダイアログDL11内のOKアイコンA22を選択する指示を受け付ける場合に、図3のデバイス画面SC12に代えて、デバイス画面SC14を表示部14に表示させてもよい。即ち、「第2のデバイス画面」では、複数個のデバイス情報の全ては選択態様で表示されてもよい。
(変形例11)
「デバイス」は、プリンタでなくてもよく、スキャナ、FAX、複合機、PC、サーバ、携帯端末等であってもよい。例えば、スキャナの場合、「設定情報」は、スキャン機能に関係する値(例えばデフォルトのスキャン解像度、スキャンデータの送信先を示す情報等)であってもよい。
2:通信システム、4:LAN、10:端末装置、12:操作部、14:表示部、16:ネットワークI/F、20:制御部、22:CPU、24:メモリ、26:プログラム、28a〜28c:設定ファイル、100、200:プリンタ群、101、102、201、202:プリンタ、SC10〜SC45:デバイス画面、DL12〜36:ダイアログ、MS1、MS2:メニュー画面

Claims (13)

  1. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    複数個のデバイスへの第1の設定情報の送信を指示するための第1の送信指示を受け付けることに応じて、前記複数個のデバイスを宛先として前記第1の設定情報を送信する第1の送信部と、
    前記複数個のデバイスを宛先として前記第1の設定情報を送信することに応じて、前記複数個のデバイスの中から、M個(Mは1以上の整数)の成功デバイスと、前記M個の成功デバイスのうちのいずれのデバイスも含まないN個(Nは2以上の整数)の失敗デバイスと、を特定する特定部であって、前記M個の成功デバイスのそれぞれは、前記第1の設定情報への変更が成功したデバイスであり、前記N個の失敗デバイスのそれぞれは、前記第1の設定情報への変更が失敗したデバイスである、前記特定部と、
    前記M個の成功デバイスと前記N個の失敗デバイスとが特定されることに応じて、前記複数個のデバイスに対応する複数個のデバイス情報を含む第1のデバイス画面を前記端末装置の表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記第1のデバイス画面では、前記複数個のデバイス情報のうち、前記M個の成功デバイスに対応するM個の成功デバイス情報は、選択されていないことを示す非選択態様で表示され、かつ、前記複数個のデバイス情報のうち、前記N個の失敗デバイスに対応するN個の失敗デバイス情報は、選択されていることを示す選択態様で表示される、前記第1の表示制御部と、
    前記第1のデバイス画面が表示された後に、前記N個の失敗デバイス情報のうちのN1個(N1は1以上N未満の整数)の失敗デバイス情報の表示態様を前記選択態様から前記非選択態様に変更するための第1の変更指示を受け付けることに応じて、第1の変更済み画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部であって、前記第1の変更済み画面では、前記N1個の失敗デバイス情報は、前記非選択態様で表示され、かつ、前記N個の失敗デバイス情報のうち、前記N1個の失敗デバイス情報以外のN2個(N2は「N2=N−N1」を満たす整数)の失敗デバイス情報は、前記選択態様で表示される、前記第2の表示制御部と、
    前記N1個の失敗デバイス情報が前記非選択態様で表示され、かつ、前記N2個の失敗デバイス情報が前記選択態様で表示されている状況で、第2の設定情報の送信を指示するための第2の送信指示を受け付けることに応じて、前記N2個の失敗デバイス情報に対応するN2個の失敗デバイスを宛先として前記第2の設定情報を送信する第2の送信部であって、前記第2の送信指示が受け付けられても、前記第2の設定情報は、前記N1個の失敗デバイス情報に対応するN1個の失敗デバイスに送信されない、前記第2の送信部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  2. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記第1の送信指示を受け付ける前に、前記複数個のデバイス情報を表示するための表示指示を受け付けることに応じて、前記複数個のデバイス情報を含む第2のデバイス画面を前記表示部に表示させる第3の表示制御部であって、前記第2のデバイス画面では、前記複数個のデバイス情報の全ては前記非選択態様又は前記選択態様で表示され、前記第2のデバイス画面は、前記複数個のデバイス情報のそれぞれについて、当該デバイス情報に対応する表示態様を前記非選択態様と前記選択態様との間で変更するための変更指示を受け付けるための変更指示領域を含む、前記第3の表示制御部として機能させ、
    前記第1の送信指示は、前記第2のデバイス画面が表示された後に、前記複数個のデバイス情報の全てが前記選択態様で表示されている状況で、受け付けられる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記第1のデバイス画面が表示された後に、前記M個の成功デバイス情報のうちのM1個(M1は1以上M未満の整数)の成功デバイス情報の表示態様を前記非選択態様から前記選択態様に変更するための第2の変更指示を受け付けることに応じて、第2の変更済み画面を前記表示部に表示させる第4の表示制御部であって、前記第2の変更済み画面では、前記M1個の成功デバイス情報は、前記選択態様で表示され、かつ、前記M個の成功デバイス情報のうち、前記M1個の成功デバイス情報以外のM2個(M2は「M2=M−M1」を満たす整数)の成功デバイス情報は、前記非選択態様で表示される、前記第4の表示制御部と、
    前記M1個の成功デバイス情報が前記選択態様で表示され、かつ、前記M2個の成功デバイス情報が前記非選択態様で表示されている状況で、第3の設定情報の送信を指示するための第3の送信指示を受け付けることに応じて、前記M1個の成功デバイス情報に対応するM1個の成功デバイスを宛先として前記第3の設定情報を送信する第3の送信部であって、前記第3の送信指示が受け付けられても、前記第3の設定情報は、前記M2個の成功デバイス情報に対応するM2個の成功デバイスに送信されない、前記第3の送信部と、
    として機能させる、請求項1又は2の記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記第1のデバイス画面は、
    1個のデバイス情報のみに対する指定指示であって、設定情報を指定するための前記指定指示を受け付けるための第1の指定指示領域と、
    前記選択態様で表示されている全てのデバイス情報に対する前記指定指示を受け付けるための第2の指定指示領域と、を含み、
    前記第2の送信部は、前記第2の送信指示を受け付けることに応じて、前記N2個の失敗デバイスを宛先として、前記N2個の失敗デバイス情報に対して指定された前記第2の設定情報を送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記第1のデバイス画面は、
    1個のデバイス情報のみに対する削除指示を受け付けるための第1の削除指示領域と、
    前記選択態様で表示されている全てのデバイス情報に対する前記削除指示を受け付けるための第2の指定指示領域と、を含み、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記削除指示を受け付ける場合に、前記複数個のデバイス情報のうち、前記削除指示の対象のデバイス情報を含まない削除済み画面を前記表示部に表示させる第5の表示制御部として機能させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記第1のデバイス画面では、前記複数個のデバイス情報のそれぞれについて、当該デバイス情報と、当該デバイス情報を選択するための選択領域と、当該デバイス情報に対して指定された設定情報に関係する設定文字列と、が対応付けられ、
    前記選択態様は、前記選択領域が所定の記号を含む状態であり、
    前記非選択態様は、前記選択領域が前記所定の記号を含まない状態である、請求項1から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記第1のデバイス画面では、
    前記M個の成功デバイス情報のそれぞれについて、当該成功デバイス情報と、前記所定の記号を含まない前記選択領域と、当該成功デバイス情報に対して指定された前記第1の設定情報を表わす前記設定文字列と、が対応づけられ、
    前記N個の失敗デバイス情報のそれぞれについて、当該失敗デバイス情報と、前記所定の記号を含む前記選択領域と、当該失敗デバイス情報に対して指定された前記第1の設定情報を表わす前記設定文字列と、が対応づけられる、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記第1の変更済み画面では、
    前記N1個の失敗デバイス情報のそれぞれについて、当該失敗デバイス情報と、前記所定の記号を含まない前記選択領域と、当該失敗デバイス情報に対して指定された前記第1の設定情報を表わす前記設定文字列と、が対応づけられ、
    前記N2個の失敗デバイス情報のそれぞれについて、当該失敗デバイス情報と、前記所定の記号を含む前記選択領域と、当該失敗デバイス情報に対して指定された前記第1の設定情報を表わす前記設定文字列と、が対応づけられ、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記第1の変更済み画面が表示された後に、前記N2個の失敗デバイス情報に対して、前記第1の設定情報に含まれる設定値とは異なる設定値を含む前記第2の設定情報を指定する指定指示を受け付けることに応じて、指定済み画面を前記表示部に表示させる第6の表示制御部として機能させ、
    前記指定済み画面では、
    前記N1個の失敗デバイス情報のそれぞれについて、当該失敗デバイス情報と、前記所定の記号を含まない前記選択領域と、当該失敗デバイス情報に対して指定された前記第1の設定情報を表わす前記設定文字列と、が対応づけられ、
    前記N2個の失敗デバイス情報のそれぞれについて、当該失敗デバイス情報と、前記所定の記号を含む前記選択領域と、当該失敗デバイス情報に対して指定された前記第2の設定情報を表わす前記設定文字列と、が対応づけられる、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記第1のデバイス画面は、前記複数個のデバイスを宛先とした前記第1の設定情報の送信に応じて、前記N個の失敗デバイスにおいて前記第1の設定情報への変更が実行されなかった結果を表示するための結果指示を受け付けるための結果指示領域を含み、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記結果指示を受け付ける場合に、前記結果を表わす結果画面を前記表示部に表示させる第7の表示制御部として機能させる、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記特定部は、
    前記M個の成功デバイスのそれぞれから、前記第1の設定情報への変更が成功したことを示す成功通知が受信される場合に、前記M個の成功デバイスを特定し、
    前記N個の失敗デバイスのそれぞれから、前記成功通知が受信されない場合に、前記N個の失敗デバイスを特定する、請求項1から9のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記第1の送信部は、
    前記第1の送信指示を受け付けることに応じて、前記複数個のデバイスのうちの一部である第1のデバイス群を宛先として、第1の設定値を含む前記第1の設定情報を送信し、
    前記第1の送信指示を受け付けることに応じて、前記複数個のデバイスのうち、前記第1のデバイス群以外の第2のデバイス群を宛先として、前記第1の設定値とは異なる第2の設定値を含む前記第1の設定情報を送信する、請求項1から10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記複数個のデバイスのそれぞれは、印刷機能及びスキャン機能のうちの少なくとも一方の機能を実行可能なデバイスであり、
    前記第1の設定情報及び前記第2の設定情報のそれぞれは、前記少なくとも一方の機能に関係する設定値を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  13. 端末装置であって、
    複数個のデバイスへの第1の設定情報の送信を指示するための第1の送信指示を受け付けることに応じて、前記複数個のデバイスを宛先として前記第1の設定情報を送信する第1の送信部と、
    前記複数個のデバイスを宛先として前記第1の設定情報を送信することに応じて、前記複数個のデバイスの中から、M個(Mは1以上の整数)の成功デバイスと、前記M個の成功デバイスのうちのいずれのデバイスも含まないN個(Nは2以上の整数)の失敗デバイスと、を特定する特定部であって、前記M個の成功デバイスのそれぞれは、前記第1の設定情報への変更が成功したデバイスであり、前記N個の失敗デバイスのそれぞれは、前記第1の設定情報への変更が失敗したデバイスである、前記特定部と、
    前記M個の成功デバイスと前記N個の失敗デバイスとが特定されることに応じて、前記複数個のデバイスに対応する複数個のデバイス情報を含む第1のデバイス画面を前記端末装置の表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記第1のデバイス画面では、前記複数個のデバイス情報のうち、前記M個の成功デバイスに対応するM個の成功デバイス情報は、選択されていないことを示す非選択態様で表示され、かつ、前記複数個のデバイス情報のうち、前記N個の失敗デバイスに対応するN個の失敗デバイス情報は、選択されていることを示す選択態様で表示される、前記第1の表示制御部と、
    前記第1のデバイス画面が表示された後に、前記N個の失敗デバイス情報のうちのN1個(N1は1以上N未満の整数)の失敗デバイス情報の表示態様を前記選択態様から前記非選択態様に変更するための第1の変更指示を受け付けることに応じて、第1の変更済み画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部であって、前記第1の変更済み画面では、前記N1個の失敗デバイス情報は、前記非選択態様で表示され、かつ、前記N個の失敗デバイス情報のうち、前記N1個の失敗デバイス情報以外のN2個(N2は「N2=N−N1」を満たす整数)の失敗デバイス情報は、前記選択態様で表示される、前記第2の表示制御部と、
    前記N1個の失敗デバイス情報が前記非選択態様で表示され、かつ、前記N2個の失敗デバイス情報が前記選択態様で表示されている状況で、第2の設定情報の送信を指示するための第2の送信指示を受け付けることに応じて、前記N2個の失敗デバイス情報に対応するN2個の失敗デバイスを宛先として前記第2の設定情報を送信する第2の送信部であって、前記第2の送信指示が受け付けられても、前記第2の設定情報は、前記N1個の失敗デバイス情報に対応するN1個の失敗デバイスに送信されない、前記第2の送信部と、
    を備える、端末装置。
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