JP7047400B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力変換装置に関し、特に、発熱部品が収納される部品収納部を備えた電力変換装置に関する。
従来、発熱部品が収納される部品収納部を備えた電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の無停電電源装置(電力変換装置)は、盤形状の筐体と、筐体の上面に設けられる冷却ファンと、冷却ファンよりも下方に位置する空間を第1の空間(部品収納部)と第2の空間(ダクト部)とに仕切り、冷却ファンにより発生する冷却風が第1の空間から第2の空間に通り抜ける開口部が設けられる仕切り板(仕切り板部材)と、を備えている。また、上記特許文献1に記載の無停電電源装置には、スイッチング素子を含む電気回路を備える半導体ユニット(発熱部品)が設けられている。半導体ユニットは、第1の空間に配置されており、冷却ファンにより発生される冷却風により冷却される。また、仕切り板の開口部には、半導体ユニットを冷却するための冷却風の風速を調整するスリット板が取り付けられている。
上記特許文献1に記載の無停電電源装置では、スリット板の開口率を調整することにより、半導体ユニットを冷却するための冷却風の風速が調整されている。また、上記特許文献1に記載の無停電電源装置では、スリット板の開口率は、スリット板の全面に多数形成されたスリットの数または大きさを変えることにより調整されている。
特開2016-19324号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された電力変換装置では、半導体ユニット(発熱部品)を適切に冷却する冷却風の風速(単位時間当たりの風量)を調整するために、仕切り板部材とは別個に、開口率を調整したスリット板を設ける必要がある。このため、上記特許文献1に記載された電力変換装置では、発熱部品を適切に冷却するために、スリット板を設ける分、部品点数が増加するとともに、装置構成が複雑化するという問題点がある。特に、発熱部品が複数ある場合は、発熱部品毎にスリット板を設ける必要があるため、部品点数が一層増加するとともに、装置構成が一層複雑化するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品点数の増加および装置構成の複雑化を抑制しながら、発熱部品を適切に冷却することが可能な電力変換装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、発熱量が異なる複数の発熱部品が収納される部品収納部と、複数の発熱部品から発生する熱を部品収納部から排気するためのダクト部と、部品収納部とダクト部との間に設けられ、部品収納部とダクト部とを仕切るための仕切り板部材と、を備え、複数の発熱部品は、部品収納部に収納された際に、水平方向に並ぶように配置されており、仕切り板部材には、部品収納部とダクト部とを空間的に接続するとともに、複数の発熱部品の各々異なる発熱量に対応する複数の異なる大きさの開口部の各々複数の発熱部品の各々に対応する位置に水平方向に並ぶように設けられている。
この発明の一の局面による電力変換装置では、上記のように、発熱部品の発熱量に対応する大きさの開口部が設けられた仕切り板部材を備える。これにより、仕切り板部材に設けられた開口部の大きさが、発熱部品の発熱量に対応するように構成されているので、部品収納部からダクト部に流れる冷却風の風速(単位時間当たりの風量)を調整することができる。その結果、仕切り板部材とは別個に冷却風の風速を調整する部材を設けることなく、仕切り板部材に設けられた開口部のみにより、発熱部品を冷却する冷却風の風速を適切にすることができる。その結果、部品点数の増加および装置構成の複雑化を抑制しながら、発熱部品を適切に冷却することができる。また、仕切り板部材に設けられた開口部自体の大きさを調整することにより冷却風の風速を調整することができるので、スリット板に多数設けられたスリットの数および大きさを変える場合と比べて、比較的簡単な加工によって開口部の大きさを調整することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、発熱部品は、電力変換ユニットと、リアクトルとを含み、電力変換ユニットに対応する開口部の面積は、リアクトルに対応する開口部の面積と異なるように構成されている。このように構成すれば、電力変換ユニットに対応する開口部の面積とリアクトルに対応する開口部の面積とが異なっているので、一般的に発熱量の異なる電力変換ユニットおよびリアクトルを、それぞれ、発熱量に応じて適切に冷却することができる。
この場合、好ましくは、電力変換ユニットは、コンバータと、インバータと、を含み、コンバータは、第1スイッチング素子を含み、インバータは、第1スイッチング素子よりも発熱量が小さい第2スイッチング素子を含み、第2スイッチング素子に対応する開口部の面積は、第1スイッチング素子に対応する開口部の面積よりも小さくなるように構成されている。このように構成すれば、第2スイッチング素子に対応する開口部の面積は、第1スイッチング素子に対応する開口部の面積よりも小さいので、第1スイッチング素子、および、第1スイッチング素子よりも発熱量が小さい第2スイッチング素子を、それぞれ、発熱量に応じて適切に冷却することができる。
上記電力変換ユニットがインバータとコンバータとを含む構成において、好ましくは、リアクトルは、コンバータ用の第1リアクトルと、インバータ用の第2リアクトルと、を含み、第2リアクトルに対応する開口部の面積は、第1リアクトルに対応する開口部の面積よりも小さくなるように構成されている。このように構成すれば、コンバータ用の第1リアクトルおよびインバータ用の第2リアクトルの発熱量は、それぞれ、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の発熱量に対応する。つまり、第2リアクトルの発熱量は、第1リアクトルの発熱量よりも小さい。これにより、第2リアクトルに対応する開口部の面積を、第1リアクトルに対応する開口部の面積よりも小さくすることによって、第1リアクトル、および、第1リアクトルよりも発熱量が小さい第2リアクトルを、それぞれ、発熱量に応じて適切に冷却することができる。
上記リアクトルが第1リアクトルおよび第2リアクトルを含む構成において、好ましくは、コンバータとインバータとは、部品収納部に収納された際に、水平方向に並んで配置され、第1スイッチング素子に対応する開口部と、第2スイッチング素子に対応する開口部とは、それぞれ、仕切り板部材において、コンバータとインバータとに対応する位置に水平方向に並ぶように設けられ、第1リアクトルと第2リアクトルとは、部品収納部に収納された際に、水平方向に並んで配置され、第1リアクトルに対応する開口部と、第2リアクトルに対応する開口部とは、それぞれ、仕切り板部材において、第1リアクトルと第2リアクトルとに対応する位置に水平方向に並ぶように設けられている。このように構成すれば、比較的発熱量が近い第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に対応する開口部同士を、仕切り板部材において、水平方向に並べて配置させるとともに、比較的発熱量が近い第1リアクトルおよび第2リアクトルに対応する開口部同士を、仕切り板部材において、水平方向に並べて配置させることができる。その結果、仕切り板部材に開口部を設ける加工を比較的容易に行うことができる。
上記発熱部品が電力変換ユニットを含む構成において、好ましくは、電力変換ユニットは、コンバータと、インバータと、を含み、コンバータは、第1スイッチング素子と、第1スイッチング素子から発生する熱を放熱するための第1放熱フィン部と、を含み、インバータは、第1スイッチング素子よりも発熱量が小さい第2スイッチング素子と、第2スイッチング素子から発生する熱を放熱するための第2放熱フィン部と、を含み、第1放熱フィン部および第2放熱フィン部は、部品収納部に収納された際に、開口部側から見て、水平方向が上下方向よりも短くなるように構成され、第1スイッチング素子に対応する開口部および第2スイッチング素子に対応する開口部は、それぞれ、第1放熱フィン部の形状に対応する形状および第2放熱フィン部の形状に対応する形状となるように形成されている。このように構成すれば、第1放熱フィン部と第1スイッチング素子に対応する開口部とが、共に、水平方向が上下方向よりも短くなるように形成されているので、第1放熱フィン部を含むコンバータが部品収納部に収納された際に、第1スイッチング素子に対応する開口部側から見て、第1放熱フィン部と第1スイッチング素子に対応する開口部とをオーバラップさせる(第1スイッチング素子に対応する開口部から第1放熱フィン部を露出させる)ことができる。また、第2放熱フィン部と第2スイッチング素子に対応する開口部とが、共に、水平方向が上下方向よりも短くなるように形成されているので、第2放熱フィン部を含むインバータが部品収納部に収納された際に、第2スイッチング素子に対応する開口部側から見て、第2放熱フィン部と第2スイッチング素子に対応する開口部とをオーバラップさせる(第2スイッチング素子に対応する開口部から第2放熱フィン部を露出させる)ことができる。これにより、部品収納部において第1放熱フィン部を冷却した冷却風および第2放熱フィン部を冷却した冷却風が、直線状に移動して、ダクト部に直線状に到達する。その結果、第1放熱フィン部を冷却した冷却風の流れおよび第2放熱フィン部を冷却した冷却風の流れが妨げられにくくなるので、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の冷却を効率的に行うことができる。
上記発熱部品がリアクトルを含む構成において、好ましくは、リアクトルは、コア部と、コア部から少なくとも一部が露出するコイル部と、を有し、リアクトルに対応する開口部は、部品収納部に収納された際に、開口部側から見て、コイル部の露出する部分とオーバラップするように構成されている。このように構成すれば、リアクトルにおいて比較的高温になるコイル部の露出部分と、リアクトルに対応する開口部とが、部品収納部からダクト部に向かって直線状に並ぶので、部品収納部においてリアクトルを冷却した冷却風が、直線状に移動して、ダクト部に到達する。その結果、リアクトルを冷却した冷却風の流れが妨げられにくくなるので、リアクトルの冷却を効率的に行うことができる。
上記発熱部品がリアクトルを含む構成において、好ましくは、リアクトルとリアクトルに対応する開口部との間に設けられ、リアクトル側から開口部側に冷却風を導くための導風部材をさらに備える。このように構成すれば、リアクトルの絶縁距離を確保するために、リアクトルを仕切り板部材(開口部)から離間して配置した場合でも、リアクトルを冷却した冷却風を、導風部材により容易に開口部に導くことができる。
上記発熱部品が電力変換ユニットを含む構成において、好ましくは、電力変換ユニットの筐体は、部品収納部に収納された際に、仕切り板部材と接触するように構成されている。このように構成すれば、電力変換ユニットの筐体が仕切り板部材に接触する位置まで、電力変換ユニットを部品収納部に収納することにより、電力変換ユニットが仕切り板部材により位置決めされる。これにより、電力変換ユニットを部品収納部において位置決めするための部材を別個設けることなく、電力変換ユニットを部品収納部において位置決めすることができるので、部品点数が増加するのを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、電力変換装置において、部品点数の増加および装置構成の複雑化を抑制しながら、発熱部品を適切に冷却することができる。
本発明の一実施形態による電力変換装置の全体構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の前面扉を外した内部の様子を示す正面図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の側面カバーを外した内部の様子を示す側面図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の背面カバーを外した内部の様子を示す背面図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の仕切り板に設けられた排気口の様子を示す図である。 図2の200-200切断線に沿った断面図である。 図2の300-300切断線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の部品収納部に電気機器を収納する様子を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1~図8を参照して、本発明の一実施形態による電力変換装置100の全体構成について説明する。なお、電力変換装置100は、電力を変換するための装置であって、たとえば、データセンター等に設置される無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply、または、PCS:Power Conditioning System)である。
なお、本明細書では、筐体10の左右方向、前後方向および上下方向を、それぞれ、X方向、Y方向およびZ方向とする。また、筐体10の左方向、右方向、前方向(前面側)、後方向(背面側)、上方向(上側)および下方向(下側)を、それぞれ、X1方向、X2方向、Y1方向、Y2方向、Z1方向およびZ2方向、とする。
図1に示すように、電力変換装置100は、キュービクル式の装置として構成されている。すなわち、箱形状を有する金属製の筐体10を備える。筐体10の内部には、電力変換ユニット20、リアクトル30等の電機機器類が収納されている。電力変換ユニット20は、電力変換回路を構成するスイッチング素子20a(図2参照)を含む。なお、電力変換ユニット20およびリアクトル30は、特許請求の範囲の「発熱部品」の一例である
図2に示すように、電力変換ユニット20は、コンバータ21と、インバータ22と、を含む。また、リアクトル30は、コンバータ21用のリアクトル31と、インバータ22用のリアクトル32と、を含む。なお、リアクトル31およびリアクトル32は、それぞれ、特許請求の範囲の「第1リアクトル」および「第2リアクトル」の一例である。
電力変換ユニット20は、スイッチング素子20aに加えて、スイッチング素子20aが取り付けられる放熱板20bと、放熱板20bに接続されスイッチング素子20aから発生する熱を放熱するための放熱フィン部20cと、電力変換ユニット20の各構成が収納される筐体20dと、を含む。具体的には、コンバータ21は、スイッチング素子21aと、放熱板21bと、放熱フィン部21cと、筐体21dと、を含む。また、インバータ22は、スイッチング素子22aと、放熱板22bと、放熱フィン部22cと、インバータ22の各構成が収納される筐体22dと、を含む。なお、スイッチング素子21aおよびスイッチング素子22aは、それぞれ、特許請求の範囲の「第1スイッチング素子」および「第2スイッチング素子」の一例である。また、放熱フィン部21cおよび放熱フィン部22cは、それぞれ、特許請求の範囲の「第1放熱フィン部」および「第2放熱フィン部」の一例である。
なお、筐体20dは、図3に示すように、前面側(Y1側)の面および背面側(Y2側)の面が、筐体10の前後方向(Y方向)に通気可能に構成されている。具体的には、図6に示すように、筐体21dの前面側(Y1側)の面21eおよび背面側(Y2側)の面21fには、開口部が形成されている。また、筐体22dの前面側(Y1側)の面22eおよび背面側(Y2側)の面22fには、開口部が形成されている。
図2に示すように、リアクトル30は、内部にコア(鉄芯)が収納されているコア部30aと、コアの棒状の部分に巻き付けられるように設けられたコイル部30bと、筐体10内に設けられた梁12にコア部30aを固定するための取付脚30cと、を含む。具体的には、リアクトル31は、コア部31aと、コイル部31bと、取付脚31cと、を含む。また、リアクトル32は、コア部32aと、コイル部32bと、取付脚32cと、を含む。なお、コイル部30bは、コア部30aから一部が露出している。
なお、本実施形態では、インバータ22に含まれるスイッチング素子22aの発熱量は、コンバータ21に含まれるスイッチング素子21aの発熱量よりも小さく、かつ、リアクトル32の発熱量は、リアクトル31の発熱量よりも小さくなるように構成されている。すなわち、電力変換装置100では、リアクトル32、リアクトル31、インバータ22、コンバータ21の順に発熱部品HCとしての発熱量が大きくなるように構成されている。
図3に示すように、本実施形態では、電力変換装置100は、電力変換ユニット20およびリアクトル30等の発熱部品HCが収納される部品収納部50と、発熱部品HCから発生する熱を部品収納部50から排気するためのダクト部60と、を備えている。また、電力変換装置100は、部品収納部50とダクト部60との間に設けられ、部品収納部50とダクト部60とを仕切るための仕切り板40を備えている。なお、仕切り板40は、特許請求の範囲の「仕切り板部材」の一例である。
具体的には、電力変換装置100では、筐体10の内部を、前面側(Y1側)と背面側(Y2側)とに仕切るように、仕切り板40が設けられている。仕切り板40は、図6および図7に示すように、上下方向(Z方向)から見て、U字形状に折り曲げられた形状を有しているとともに、図3に示すように、上下方向(Z方向)に延びるように配置されている。そして、仕切り板40の前面側(Y1側)には、発熱部品HCを含む電機機器等が収納されるための部品収納部50としての空間が形成されている。また、仕切り板40の背面側(Y2側)には、上下方向(Z方向)に延びるダクト部60が形成されている。仕切り板40には、部品収納部50とダクト部60とを空間的に接続するための排気口41が設けられている。なお、排気口41は、特許請求の範囲の「開口部」の一例である。
ここで、電力変換装置100では、部品収納部50の前面側(Y1側)には、作業者が部品収納部50に収納された電気機器等にアクセス可能なように、開閉可能な前面扉11が設けられている。前面扉11は、筐体10の外部と部品収納部50との間で通気可能に構成された開口領域11aを含む。開口領域11aには、たとえば、パンチングメタルや金網などからなる複数の通気孔が形成されている。
また、電力変換装置100では、ダクト部60の上部には、筐体10の内部を外部に対して負圧にさせるためのファン80が設けられている。ファン80を駆動させることにより、筐体10の外部の空気を、通気可能に構成された開口領域11aから部品収納部50に取り込むことができる。そして、部品収納部50に取り込まれた空気は、発熱部品HCを含む電機機器等を冷却しながら、排気口41を通ってダクト部60に到達する。ダクト部60に到達した空気は、ファン80により、筐体10の外部へ排気される。
ここで、本実施形態では、排気口41は、発熱部品HCの発熱量に対応する大きさを有している。詳細には、排気口41は、複数の発熱部品HCの発熱量に対応するように発熱部品HC毎に大きさを異ならせるように複数設けられている。
具体的には、図4に示すように、仕切り板40には、コンバータ21に含まれるスイッチング素子21a、インバータ22に含まれるスイッチング素子22a、リアクトル31およびリアクトル32に、それぞれ対応するように、排気口41a、排気口41b、排気口41cおよび排気口41dが設けられている。そして、複数の排気口41は、排気口41a、排気口41b、排気口41c、排気口41dの順に面積が大きくなるように構成されている。
より具体的には、図5に示すように、排気口41aおよび41bは、上下方向(Z方向)に長さH1を有し、排気口41cおよび41dは、上下方向(Z方向)に長さH1よりも小さい長さH2を有する。排気口41aおよび41bは、それぞれ、左右方向(X方向)に、長さLa、および、長さLaよりも小さい長さLbを有する。排気口41cおよび排気口41dは、それぞれ、左右方向(X方向)に、長さLc、および、長さLcよりも小さい長さLdを有する。排気口41aの面積Sa(長さH1×長さLa)は、排気口41bの面積Sb(長さH1×長さLb)よりも大きい。排気口41cの面積Sc(長さH2×長さLc)は、排気口41dの面積Sd(長さH2×長さLd)よりも大きい。排気口41bの面積Sbは、排気口41cの面積Scよりも大きい。すなわち、排気口41dの面積Sd、排気口41cの面積Sc、排気口41bの面積Sb、排気口41aの面積Saの順に大きくなる。
また、本実施形態では、図2に示すように、コンバータ21とインバータ22とは、部品収納部50に収納された際に、左右方向(X方向)に並んで配置されるとともに、リアクトル31とリアクトル32とは、部品収納部50に収納された際に、左右方向(X方向)に並んで配置されるように構成されている。したがって、図4に示すように、排気口41aと排気口41bとは、左右方向(X方向)に並ぶように設けられているとともに、排気口41cと排気口41dとは、左右方向(X方向)に並ぶように設けられている。
また、本実施形態では、放熱フィン部20cは、図2に示すように、スイッチング素子20aが取り付けられた放熱板20bに設けられるとともに、図4に示すように、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも短くなるように構成されている。そして、スイッチング素子20aに対応する排気口41aおよび41bは、放熱フィン部20c(21cおよび22c)の形状に対応する形状となるように、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも短くなるように形成されている。具体的には、図5に示すように、排気口41aおよび41bの左右方向(X方向)の長さLaおよびLbは、排気口41aおよび41bの上下方向(Z方向)の長さH1よりも長くなるように形成されている。なお、電力変換装置100では、図4示すように、排気口41aおよび41bは、それぞれ、排気口41側(Y2側)から見て、放熱フィン部21cおよび22cとオーバラップするように構成されている。具体的には、排気口41aおよび41bから、それぞれ、放熱フィン部21cおよび22cが露出している。
また、本実施形態では、リアクトル30に対応する排気口41は、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、コイル部32bの露出する部分とオーバラップするように構成されている。具体的には、排気口41cは、排気口41側(Y2側)から見て、コア部31aから露出するコイル部31bの部分が、オーバラップするとともに、排気口41dは、排気口41側(Y2側)から見て、コア部32aから露出するコイル部32bの部分がオーバラップするように構成されている。
図7に示すように、本実施形態では、リアクトル30と、リアクトル30に対応する排気口41(41c、41d)との間に設けられ、リアクトル30側から排気口41(41c、41d)側に冷却風を導くための導風部材90が設けられている。具体的には、仕切り板40と、リアクトル30(31、32)とは、前後方向(Y方向)に離間して配置されている。仕切り板40の部品収納部50側(Y1側)において、リアクトル30(31、32)に対応する排気口41(41c、41d)の近傍には、導風部材90が設けられている。導風部材90は、リアクトル30(31、32)における放熱部分であるコイル部30b(31b、32b)の近傍を通過する冷却風を排気口41(41c、41d)へ導くようにY軸に対して傾斜させて配置されている。また、上側(Z1側)から見て、導風部材90は、排気口41c(排気口41d)の両側(X1側およびX2側)に設けられている。また、排気口41cおよび41dの両側に設けられる導風部材90は、Y1側からY2側(冷却風が移動する上流側から下流側)に向かって、互いの間隔が徐々に小さくなるように配置されている。また、導風部材90は、厚紙等の紙部材により構成されている。
図6に示すように、本実施形態では、電力変換ユニット20の筐体20dは、部品収納部50に収納された際に、仕切り板40と接触するように構成されている。具体的には、図8に示すように、前面扉11が開かれた状態において、電力変換ユニット20のスイッチング素子20a等を収納した筐体20dを、筐体10の前側(Y1側)から部品収納部50に入れる。そして、部品収納部50において、筐体20d(21d、22d)を、筐体20dのダクト部60側(Y2側)の面21e、22eが仕切り板40の部品収納部50側(Y1側)の面42に接触するまで筐体10の背面側(Y2側)にスライドさせる。これにより、電力変換ユニット20は、部品収納部50において、仕切り板40の面42と接触することにより位置決めされる。
なお、図6および図7に示すように、電力変換装置100では、部品収納部50において、電力変換ユニット20およびリアクトル30等の電気機器を支えるための複数の梁12が設けられている。梁12は、筐体10の左右方向(X方向)に延びるように設けられている。電力変換装置100では、リアクトル30は、上側(Z1側)および下側(Z2側)の取付脚30cにより、それぞれ、上側(Z1側)および下側(Z2側)の梁12に接触して固定されている。これにより、リアクトル30が筐体10に対して固定されるとともに、リアクトル30が筐体10における上下方向(Z軸方向)の強度を向上させることが可能である。
(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、発熱部品HCの発熱量に対応する大きさの排気口41が設けられた仕切り板40を備える。これにより、仕切り板40に設けられた排気口41の大きさが、発熱部品HCの発熱量に対応するように構成されているので、仕切り板40とは別個に冷却風の風速を調整する部材を設けることなく、仕切り板40に設けられた排気口41のみにより、発熱部品HCを冷却する冷却風の風速を適切にすることができる。その結果、部品点数の増加および装置構成の複雑化を抑制しながら、発熱部品HCを適切に冷却することができる。また、仕切り板40に設けられた排気口41自体の大きさを調整することにより冷却風の風速を調整することができるので、スリット板に多数設けられたスリットの数および大きさを変える場合と比べて、比較的簡単な加工によって排気口41の大きさを調整することができる。
また、本実施形態では、上記のように、発熱部品HCは、電力変換ユニット20と、リアクトル30とを含み、電力変換ユニット20に対応する排気口41(41a、41b)の面積を、リアクトル30に対応する排気口41(41c、41d)の面積と異なるように構成する。これにより、電力変換ユニット20に対応する排気口41(41a、41b)の面積とリアクトル30に対応する排気口41(41c、41d)の面積とが異なっているので、発熱量の異なる電力変換ユニット20およびリアクトル30を、それぞれ、発熱量に応じて適切に冷却することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換ユニット20は、コンバータ21と、インバータ22と、を含み、コンバータ21は、スイッチング素子21aを含み、インバータ22は、スイッチング素子21aよりも発熱量が小さいスイッチング素子22aを含み、スイッチング素子22aに対応する排気口41bの面積を、スイッチング素子21aに対応する排気口41aの面積よりも小さくなるように構成する。これにより、スイッチング素子22aに対応する排気口41bの面積は、スイッチング素子21aに対応する排気口41aの面積よりも小さいので、スイッチング素子21a、および、スイッチング素子21aよりも発熱量が小さいスイッチング素子22aを、それぞれ、発熱量に応じて適切に冷却することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リアクトル30は、コンバータ21用のリアクトル31と、インバータ22用のリアクトル32と、を含み、リアクトル32に対応する排気口41dの面積を、リアクトル31に対応する排気口41cの面積よりも小さくなるように構成する。これにより、コンバータ21用のリアクトル31およびインバータ22用のリアクトル32の発熱量は、それぞれ、スイッチング素子21aおよびスイッチング素子22aの発熱量に対応する。つまり、リアクトル32の発熱量は、リアクトル31の発熱量よりも小さい。これにより、リアクトル32に対応する排気口41dの面積を、リアクトル31に対応する排気口41cの面積よりも小さくすることによって、リアクトル31、および、リアクトル31よりも発熱量が小さいリアクトル32を、それぞれ、発熱量に応じて適切に冷却することができる。
また、本実施形態では、上記のように、コンバータ21とインバータ22とを、部品収納部50に収納された際に、左右方向(X方向)に並んで配置させ、スイッチング素子21aに対応する排気口41aと、スイッチング素子22aに対応する排気口41bとを、それぞれ、仕切り板40において、コンバータ21とインバータ22とに対応する位置に左右方向(X方向)に並ぶように設け、リアクトル31とリアクトル32とを、部品収納部50に収納された際に、左右方向(X方向)に並んで配置させ、リアクトル31に対応する排気口41cと、リアクトル32に対応する排気口41dとを、それぞれ、仕切り板40において、リアクトル31とリアクトル32とに対応する位置に左右方向(X方向)に並ぶように設ける。これにより、比較的発熱量が近いスイッチング素子21aおよびスイッチング素子22aに対応する排気口41同士を、仕切り板40において、水平方向(X方向)に並べて配置させるとともに、比較的発熱量が近いリアクトル31およびリアクトル32に対応する排気口41同士を、仕切り板40において、水平方向(X方向)に並べて配置させることができる。その結果、仕切り板40に排気口41を設ける加工を比較的容易に行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換ユニット20は、コンバータ21と、インバータ22と、を含み、コンバータ21は、スイッチング素子21aと、スイッチング素子21aから発生する熱を放熱するための放熱フィン部21cと、を含み、インバータ22は、スイッチング素子21aよりも発熱量が小さいスイッチング素子22aと、スイッチング素子22aから発生する熱を放熱するための放熱フィン部22cと、を含み、放熱フィン部21cおよび放熱フィン部22cを、部品収納部50に収納された際に、排気口41(41a、41b)側から見て、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも短くなるように構成させ、スイッチング素子21aに対応する排気口41aおよびスイッチング素子22aに対応する排気口41bを、それぞれ、放熱フィン部21cの形状に対応する形状および放熱フィン部22cの形状に対応する形状となるように形成させる。これにより、放熱フィン部21cと放熱フィン部21cに対応する排気口41aとが、共に、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも短くなるように形成されているので、放熱フィン部21cを含むコンバータ21が部品収納部50に収納された際に、放熱フィン部21cに対応する排気口41a側から見て、放熱フィン部21cとスイッチング素子21aに対応する排気口41aとをオーバラップさせる(スイッチング素子21aに対応する排気口41aから放熱フィン部21cを露出させる)ことができる。また、放熱フィン部22cとスイッチング素子22aに対応する排気口41bとが、共に、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも短くなるように形成されているので、放熱フィン部22cを含むインバータ22が部品収納部に収納された際に、スイッチング素子22aに対応する排気口41b側から見て、放熱フィン部22cとスイッチング素子22aに対応する排気口41bとをオーバラップさせる(スイッチング素子22aに対応する排気口41bから放熱フィン部22cを露出させる)ことができる。これにより、部品収納部50において放熱フィン部21cを冷却した冷却風および放熱フィン部22cを冷却した冷却風が、直線状に移動して、ダクト部60に直線状に到達する。その結果、放熱フィン部21cを冷却した冷却風の流れおよび放熱フィン部22cを冷却した冷却風の流れが妨げられにくくなるので、スイッチング素子21aおよびスイッチング素子22aの冷却を効率的に行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、リアクトル30は、コア部30aと、コア部30aから一部が露出するコイル部30bと、を有し、リアクトル30に対応する排気口41(41c、41d)を、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、コイル部30bの露出する部分とオーバラップするように構成する。これにより、リアクトル30において比較的高温になるコイル部30bの露出部分と、リアクトル30に対応する排気口41(41c、41d)とが、部品収納部50からダクト部60に向かって直線状に並ぶので、部品収納部50においてリアクトル30を冷却した冷却風が、直線状に移動して、ダクト部60に到達する。その結果、リアクトル30を冷却した冷却風の流れが妨げられにくくなるので、リアクトル30の冷却を効率的に行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、リアクトル30とリアクトル30に対応する排気口41(41c、41d)との間に設けられ、リアクトル30側から排気口41(41c、41d)側に冷却風を導くための導風部材90を備える。これにより、リアクトル30の絶縁距離を確保するために、リアクトル30を仕切り板40(排気口41)から離間して配置した場合でも、リアクトル30を冷却した冷却風を、導風部材90により容易に排気口41(41c、41d)に導くことができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換ユニット20の筐体20dを、部品収納部50に収納された際に、仕切り板40と接触するように構成する。これにより、電力変換ユニット20の筐体20dが仕切り板40に接触する位置まで、電力変換ユニット20を部品収納部50に収納することにより、電力変換ユニット20が仕切り板40により位置決めされる。これにより、電力変換ユニット20を部品収納部50において位置決めするための部材を別個設けることなく、電力変換ユニット20を部品収納部50において位置決めすることができるので、部品点数が増加するのを抑制することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、スイッチング素子20aの発熱量と、リアクトル30の発熱量とを異なるように構成させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、スイッチング素子20aの発熱量と、リアクトル30の発熱量とが等しくなるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、インバータ22に含まれるスイッチング素子22aの発熱量を、コンバータ21に含まれるスイッチング素子21aの発熱量よりも小さく、かつ、インバータ22用のリアクトル32の発熱量を、コンバータ21用のリアクトル31の発熱量よりも小さくなるように構成させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、インバータ22に含まれるスイッチング素子22aの発熱量を、コンバータ21に含まれるスイッチング素子21aの発熱量よりも大きくしてもよいし、スイッチング素子21aの発熱量と等しくしてもよい。それに伴って、インバータ22用のリアクトル32の発熱量を、コンバータ21用のリアクトル31の発熱量よりも大きくしてもよいし、リアクトル32の発熱量と等しくしてもよい。
また、上記実施形態では、コンバータ21とインバータ22とが別個に設けられ、仕切り板40が、コンバータ21に含まれるスイッチング素子21aに対応する排気口41aと、インバータ22に含まれるスイッチング素子22aに対応する排気口41bとを含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、スイッチング素子21aおよび22aの両方に対応する1つの排気口41を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、コンバータ21用のリアクトル31とインバータ22用のリアクトル32とが別個に設けられ、仕切り板40が、リアクトル31に対応する排気口41cと、リアクトル32に対応する排気口41dとを含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、リアクトル31および32の両方に対応する1つの排気口41を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、部品収納部50に収納される発熱部品HCとして、電力変換ユニット20およびリアクトル30を含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、発熱部品が、電力変換ユニット20のみであってもよい。
また、上記実施形態では、コンバータ21とインバータ22とを、部品収納部50に収納された際に、左右方向(X方向)に並んで配置されるとともに、リアクトル31とリアクトル32とを、部品収納部50に収納された際に、左右方向(X方向)に並んで配置されるように構成させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、コンバータ21とインバータ22とを、部品収納部50に収納された際に、前後方向(Y方向)または上下方向(Z方向)にずらすことにより左右方向(X方向)に並ばないように配置してもよい。同様に、リアクトル31とリアクトル32とを、部品収納部50に収納された際に、前後方向(Y方向)または上下方向(Z方向)にずらすことにより左右方向(X方向)に並ばないように配置してもよい。
また、上記実施形態では、電力変換ユニット20を、スイッチング素子20aに加えて、放熱板20bと、放熱フィン部20cと、筐体20dと、を含むように構成させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、スイッチング素子20a以外の構成は、省略してもよい。なお、放熱フィン部20cを省略する場合、排気口41側から見て、スイッチング素子20aと、排気口41とがオーバラップするように構成してもよい。
また、上記実施形態では、放熱フィン部20cを、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも短くなるように構成させるとともに、スイッチング素子20aに対応する排気口41aおよび41bを、放熱フィン部20cの形状に対応するように、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも短くなるように形成させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、放熱フィン部20cを、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも長くなるように構成するとともに、スイッチング素子20aに対応する排気口41aおよび41bを、放熱フィン部20cの形状に対応するように、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)が上下方向(Z方向)よりも長くなるように形成してもよい。また、放熱フィン部20cを、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)の長さおよび上下方向(Z方向)の長さが等しくなるように構成するとともに、スイッチング素子20aに対応する排気口41aおよび41bを、放熱フィン部20cの形状に対応するように、排気口41側(Y2側)から見て、左右方向(X方向)の長さおよび上下方向(Z方向)の長さが等しくなるように構成してもよい。また、放熱フィン部20cと、スイッチング素子20aに対応する排気口41aおよび41bとの形状を対応させないように構成してもよい。
また、上記実施形態では、リアクトル30に対応する排気口41を、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、コイル部32bの露出する部分とオーバラップするように構成させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、リアクトル30に対応する排気口41を、部品収納部50に収納された際に、排気口41側(Y2側)から見て、コイル部32bの露出する部分とオーバラップしないように構成してもよい。その場合、導風部材90の傾斜を、コイル部30bの近傍を通過する冷却風を排気口41へ導くように調整するのが好ましい。
また、上記実施形態では、電力変換ユニット20の筐体20dを、部品収納部50に収納された際に、仕切り板40と接触するように構成させた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電力変換ユニット20の筐体20dを、部品収納部50に収納された際に、仕切り板40と接触させないように構成してもよい。その場合、電力変換ユニット20を部品収納部50において位置決めするための部品を設けることが好ましい。
また、上記実施形態では、仕切り板40を上下方向(Z方向)から見て、U字形状に折り曲げられた形状を有するように構成された例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、仕切り板40は、部品収納部50とダクト部60とを仕切ることが可能であれば、どのような形状を有してもよい。
20 電力変換ユニット
20d(21d、22d) 筐体
21 コンバータ
21a スイッチング素子(第1スイッチング素子)
21c 放熱フィン部(第1放熱フィン部)
22 インバータ
22a スイッチング素子(第2スイッチング素子)
22c 放熱フィン部(第2放熱フィン部)
30 リアクトル
30a(31a、32a) コア部
30b(31b、32b) コイル部
31 リアクトル(第1リアクトル)
32 リアクトル(第2リアクトル)
40 仕切り板(仕切り板部材)
41(41a、41b、41c、41d) 排気口(開口部)
50 部品収納部
60 ダクト部
90 導風部材
100 電力変換装置
HC 発熱部品

Claims (9)

  1. 発熱量が異なる複数の発熱部品が収納される部品収納部と、
    前記複数の発熱部品から発生する熱を前記部品収納部から排気するためのダクト部と、
    前記部品収納部と前記ダクト部との間に設けられ、前記部品収納部と前記ダクト部とを仕切るための仕切り板部材と、
    を備え、
    前記複数の発熱部品は、前記部品収納部に収納された際に、水平方向に並ぶように配置されており、
    前記仕切り板部材には、前記部品収納部と前記ダクト部とを空間的に接続するとともに、前記複数の発熱部品の各々異なる発熱量に対応する複数の異なる大きさの開口部の各々前記複数の発熱部品の各々に対応する位置に水平方向に並ぶように設けられている、電力変換装置。
  2. 前記発熱部品は、電力変換ユニットと、リアクトルと、を含み、
    前記電力変換ユニットに対応する前記開口部の面積は、前記リアクトルに対応する前記開口部の面積と異なるように構成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電力変換ユニットは、コンバータと、インバータと、を含み、
    前記コンバータは、第1スイッチング素子を含み、
    前記インバータは、前記第1スイッチング素子よりも発熱量が小さい第2スイッチング素子を含み、
    前記第2スイッチング素子に対応する前記開口部の面積は、前記第1スイッチング素子に対応する前記開口部の面積よりも小さくなるように構成されている、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記リアクトルは、前記コンバータ用の第1リアクトルと、前記インバータ用の第2リアクトルと、を含み、
    前記第2リアクトルに対応する前記開口部の面積は、前記第1リアクトルに対応する前記開口部の面積よりも小さくなるように構成されている、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記コンバータと前記インバータとは、前記部品収納部に収納された際に、水平方向に並んで配置され、
    前記第1スイッチング素子に対応する前記開口部と、前記第2スイッチング素子に対応する前記開口部とは、それぞれ、前記仕切り板部材において、前記コンバータと前記インバータとに対応する位置に水平方向に並ぶように設けられ、
    前記第1リアクトルと前記第2リアクトルとは、前記部品収納部に収納された際に、水平方向に並んで配置され、
    前記第1リアクトルに対応する前記開口部と、前記第2リアクトルに対応する前記開口部とは、それぞれ、前記仕切り板部材において、前記第1リアクトルと前記第2リアクトルとに対応する位置に水平方向に並ぶように設けられている、請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記電力変換ユニットは、コンバータと、インバータと、を含み、
    前記コンバータは、第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子から発生する熱を放熱するための第1放熱フィン部と、を含み、
    前記インバータは、前記第1スイッチング素子よりも発熱量が小さい第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子から発生する熱を放熱するための第2放熱フィン部と、を含み、
    前記第1放熱フィン部および前記第2放熱フィン部は、前記部品収納部に収納された際に、前記開口部側から見て、水平方向が上下方向よりも短くなるように構成され、
    前記第1スイッチング素子に対応する前記開口部および前記第2スイッチング素子に対応する前記開口部は、それぞれ、前記第1放熱フィン部の形状に対応する形状および前記第2放熱フィン部の形状に対応する形状となるように形成されている、請求項2~5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記リアクトルは、コア部と、前記コア部から少なくとも一部が露出するコイル部と、を有し、
    前記リアクトルに対応する前記開口部は、前記部品収納部に収納された際に、前記開口部側から見て、前記コイル部の露出する部分とオーバラップするように構成されている、請求項2~6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記リアクトルと前記リアクトルに対応する前記開口部との間に設けられ、前記リアクトル側から前記開口部側に冷却風を導くための導風部材をさらに備える、請求項2~7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 前記電力変換ユニットの筐体は、前記部品収納部に収納された際に、前記仕切り板部材と接触するように構成されている、請求項2~8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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