JP7046241B2 - ポンペ病の処置のための投与計画 - Google Patents
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Description
本願は、それぞれ優先権が主張され、またそれぞれその全体が参照により本明細書に組み込まれる2012年5月3日出願の米国仮特許出願第61/642,311号明細書、2012年6月25日出願の米国仮特許出願第61/664,011号明細書、2012年9月5日出願の米国仮特許出願第61/697,179号明細書、2013年1月4日出願の米国仮特許出願第61/749,132号明細書、及び2013年1月4日出願の米国仮特許出願第61/749,234号明細書による利益を主張する。
酸マルターゼ欠損、II型グリコーゲン貯蔵疾患(GSDII)及びII型糖原病とも称される「ポンペ病」は、グリコーゲンを代謝するGAA遺伝子内の突然変異により特徴付けられる遺伝的リソソーム貯蔵疾患である。本明細書で使用するように、この用語は、疾病の乳児、若年及び成人発症型を含む。
(式中、R1は、H、又は1~12個の炭素原子を含む直鎖状若しくは分枝状アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルコキシアルキル若しくはアミノアルキル、又は5~12個の環原子を含む、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール若しくはヘテロアリールアルキルであり、ここでR1は、任意選択で1つ以上の-OH、-COOH、-Cl、-F、-CF3、-OCF3、-O-C(=O)N-(アルキル)2で置換され;
R2は、H;1~9個の炭素原子を含む直鎖状若しくは分枝状アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキルアリール若しくはアルコキシアルキル、又は、5~12個の炭素原子を含むアリールであり、ここでR2は、任意選択でOH、-COOH、-CF3、-OCF3又は複素環で置換され;
R1及びR2の少なくとも一方はHではない)を有する化合物、又はその薬学的に許容され得る塩を指す。
1-デオキシノジリマイシンは、遊離塩基、又は1-デオキシノジリマイシン塩酸塩を含むその薬理学的に許容され得る塩形態で投与されてもよい。1-デオキシノジリマイシンは、例えば錠剤、カプセル剤、若しくは液剤の形態での経口、又は注射用の無菌水溶液を含む、任意の投与経路に好適な形態で投与されてもよい。1-デオキシノジリマイシンは、任意選択で急速-、遅延-、変更-、持続-、パルス-又は制御-放出用途のために矯味矯臭剤及び着色剤と伴に錠剤、カプセル剤、オビュール剤、エリキシル剤、液剤若しくは懸濁剤、ゲル、シロップ、口腔洗浄剤、又は水若しくは他の好適なビヒクルにより使用前に構成される乾燥粉末の形態で経口投与されてもよい。錠剤、カプセル剤、ドロップ剤、トローチ剤、丸剤、ボーラス剤、散剤、ペースト剤、顆粒、ブレット剤(bullet)、又はプレミックス製剤等の固体組成物も使用し得る。経口使用のための固体及び液体組成物は、当技術分野にて周知の方法に従って調製されてもよい。それらの組成物は、固体又は液体形態であってもよい1種以上の薬学的に許容され得る担体及び賦形剤も含み得る。化合物が経口投与用に処方される場合、錠剤又はカプセル剤は、結合剤(例えば、アルファ化デンプン、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルメチルセルロース);充填剤(例えば、乳糖、微結晶セルロース又はリン酸水素カルシウム);滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルク又はシリカ);崩壊剤(例えば、ジャガイモデンプン又はグリコール酸ナトリウムデンプン);又は湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)等の、薬学的に許容され得る賦形剤と伴に、従来の手段により調製されてもよい。錠剤は、当技術分野にて周知の方法により被覆されてもよい。
ポンペ病に現在認可されている処置は、酵素代替療法である。2つのアルグルコシダーゼα製品が、現在、ポンペ病の処置用に入手可能である:Myozyme(登録商標)(Genzyme Corporation)及びLumizyme(登録商標)(Genzyme Corporation)。ERTのこれらの2つの形態は、静脈内に投与される酵素の組み換え形態により、患者の不十分なGAA活性を補償することが意図される。ERTは多数の状況にて有効であるが、rhGAAは、短い循環半減期、低い組織取り込みを有し、耐容性及び有効性に悪影響を与える免疫応答を引き出す場合がある。
本試験の目的の1つは、ポンペ病を有する患者における、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩(AT2220とも称される)及びアルグルコシダーゼαの共投与を含む投与計画の安全性、有効性及び薬物動態を評価することである。
これは1-デオキシノジリマイシン塩酸塩及びアルグルコシダーゼαの共投与の安全性及び有効性を評価するための第二相臨床、単一用量、非盲検試験である。この試験は、試験エントリー前に少なくとも1ヶ月、アルグルコシダーゼαの安定用量を受容していた18~65歳の男性及び女性対象において行われる。およそ16人の対象が登録する。
コホート2:1-デオキシノジリマイシン塩酸塩の単一の100mg経口用量;
コホート3:1-デオキシノジリマイシン塩酸塩の単一の250mg経口用量;
コホート4:1-デオキシノジリマイシン塩酸塩の単一の600mg経口用量。
表1は、期間1及び2に関する評価スケジュールを示す。1-デオキシノジリマイシン塩酸塩とアルグルコシダーゼαとの共投与に関する試料収集時間及び分析物を、表2に示す。
血液サンプル中の1-デオキシノジリマイシン塩酸塩の濃度を、有効LC-MS/MSアッセイを用いて血漿中で測定する。Con Aを有し及び有さずに、4-MUGを使用して酵素活性を測定する有効アッセイにより、血漿中のGAA活性を決定する。GAAタンパク質レベルは、抗-ヒトGAA抗体を用いたウエスタンブロットにより測定する。
GAA酵素活性を筋生検サンプル内で試験する。一片の筋肉組織を、表1に記載したように除去する。Con Aを有し及び有さずに、4-MUGを使用して酵素活性を測定する有効アッセイにより、筋肉中のGAA活性を決定する。GAAタンパク質レベルは、抗-ヒトGAA抗体を用いたウエスタンブロットにより測定する。期間2にて収集した筋肉サンプル中の1-デオキシノジリマイシン塩酸塩濃度を、有効LC-MS/MSアッセイを用いて決定する。
Con Aを有し及び有さずに、4-MUGを使用して酵素活性を測定する有効アッセイにより、血液サンプルにおいてWBC中のGAA活性を決定する。GAAタンパク質レベルは、抗-ヒトGAA抗体を用いたウエスタンブロットにより測定する。
血液サンプルを収集し、表2に記載したサンプル中の抗-rhGAA抗体価を測定する。
理学的検査所見、生命徴候、ある時間に亘るECG変化、臨床検査室試験(clinical labs)、Hex4及び有害事象における変化を再検討することにより、安全性パラメーターを評価する。
スクリーニング及びチェックインにおいて体温及び呼吸を測定する。安全性を監視するために、投与前、並びにアルグルコシダーゼα(期間1)又は1-デオキシノジリマイシン塩酸塩(期間2)の投与からおよそ1、2、3、4及び6時間後、並びに表1に記載した日に、体温、呼吸、座った血圧及び心拍数を測定する。生命徴候監視の時間が採血と一致した場合、採血が優先し、それに従って生命徴候を調整する。
標準的な12誘導ECGによりECG監視を行う。
臨床検査室試験用の血液サンプル(血液学、血液生化学検査)及び検尿を表1のスケジュールに従って収集する。
・血液学的試験は、鑑別を伴う総ヘモグロビン、ヘマトクリット、赤血球、血小板及び白血球数を含む。
・凝固(スクリーニングのみ)は、INR及びaPTTを含む。
・血液生化学検査は、AST、ALT、アルカリホスファターゼ、総ビリルビン、クレアチニン、クレアチンキナーゼ、尿素、グルコース、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、総タンパク質、アルブミン、重炭酸塩、LDH(LDH-5)、血液尿素窒素、塩化物及びリン酸塩の測定を含む。
・検尿は、色、外観、比重、pH、タンパク質、グルコース、ケトン、血液、白血球エステラーゼ、亜硝酸塩、ビリルビン、ウロビリノーゲン及び沈降物の顕微鏡検査を含む。
Hex4決定用の尿サンプルを、表1に示す時間に収集する。
手動握力計により評価する筋力試験を、スクリーニング、各期間の1日目及び7日目、並びにフォローアップにて行う。近位及び遠位筋肉群を評価する。
AUC0-t、AUC無限大、Cmax、tmax、kel非区画薬物動態パラメーター及び半減期を血漿1-デオキシノジリマイシン塩酸塩濃度及び血漿rhGAA酵素レベルから計算する。薬物動態パラメーターを、記述統計学を用いた処理により纏める。GAA酵素活性単独、又は、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩との投与後に関するAUC0-t、AUC無限大比を計算する。Myozyme(登録商標)及びLumizyme(登録商標)を受容している対象に関する薬物動態及び薬力学データを別個に解析する。
記述統計学(N、平均、標準偏差及び変異係数、標準誤差、中央値、最小値及び最大値)を適宜提供する。GAA酵素活性に対する1-デオキシノジリマイシン塩酸塩の効果は、下記のように、(対象による)個々のAUC及びCmax比を計算することにより評価される。
本試験の目的の1つは、ポンペ病を有する患者における、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩及びアルグルコシダーゼαの共投与を含む投与計画の安全性、有効性及び薬物動態を評価することであった。
この試験は、基本的に実施例1に記載した方法に従って行われた。コホート1は、4人の対象を含んでいた。コホート2は、6人の対象を含んでいた。各対象は、アルグルコシダーゼα単独を期間1において静脈内注入として受容し、期間2においてアルグルコシダーゼαの静脈内注入の1時間前に、単一の50mg用量(コホート1)又は100mg(コホート2)の1-デオキシノジリマイシン塩酸塩を受容した。各対象に関するヌクレオチド及びアミノ酸変化を含む遺伝子型(入手可能な場合)を下記に示す。
血漿rhGAA活性は、酸α-グルコシダーゼ単独と比較して、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩及び酸α-グルコシダーゼの共投与で増大する。
血漿rhGAA活性は、酸α-グルコシダーゼ単独と比較して、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩及び酸α-グルコシダーゼの共投与で増大する
50mg及び100mg 1-DNJ-HCl(AT2220)の単一用量は、ポンペ病を有する患者において安全かつ耐容性良好であると見出された。軽度の一過性有害事象(AE’s)のみ報告されており、そのいずれもAT2220に関連したものではなかった(代表的な有害事象を下記に記載する)。重篤なAEの1つは、シタロプラム誘導によるQTc延長であった。QTc延長は、シタロプラム用量低下後に軽減された。概して、尿hex4レベルは、ベースラインから変化せず、又は単一用量のAT2220後に一貫した傾向をいずれも示さなかった(図7)。加えて、CPKレベルはコホート1及び2においてベースラインから認め得るほど変化しなかった(図8)。
1-DNJ-HClは、現在迄評価して、50mg及び100mg用量レベルの両方で安全かつ耐容性良好であった。
20の有害事象(AE)が報告され、そのうちの1つは重篤であった。代表的な有害事象を、表19及び20に示す。スクリーニング訪問後であるが、投与前に生じた重篤なAE、473から493m秒への補正QTc時間の延長は、重症度が中等度であり、研究者により、試験薬物とは無関係であると考慮された。他の全AEは、重症度が軽度であり、全て試験薬物とは無関係であると考慮され、処置を有することなく解決した。各患者に関する尿ヘキソース四糖A(尿Hex4)及び血清CPKレベルを、図7及び8に示す。
本試験の目的の1つは、ポンペ病を有する患者における、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩及びアルグルコシダーゼαの共投与を含む投与計画の安全性、有効性及び薬物動態を評価することであった。
この試験は、基本的に実施例1に記載した方法に従って行われた。コホート3は、6人の対象を含んでいた。コホート4は、7人の対象を含んでいた。各対象は、アルグルコシダーゼα単独を期間1において静脈内注入として受容し、期間2においてアルグルコシダーゼαの静脈内注入の1時間前に、単一の250mg用量(コホート3)又は600mg(コホート4)の1-デオキシノジリマイシン塩酸塩を受容した。
血漿及び筋肉rhGAA活性は、酸α-グルコシダーゼ単独と比較して、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩及び酸α-グルコシダーゼの共投与で増大する。
血漿及び筋肉rhGAA活性は、酸α-グルコシダーゼ単独と比較して、1-デオキシノジリマイシン塩酸塩及び酸α-グルコシダーゼの共投与で増大する。
ポンペ病を有する人々の場合、欠損したGAA酵素は、疾病に罹患した組織内でのグリコーゲンの蓄積をもたらす(主に筋肉)。前臨床的データ(Khanna et al.PLoS ONE(2012)7(7):e40776.doi:10.1371/journal.pone.0040776)は、AT2220とERTとの組み合わせが、ポンペ病のマウスモデルにおいてrhGAA酵素活性を増大させ、グリコーゲン蓄積を低減し、潜在的にERT関連の免疫原性を緩和することを示した。実施例1~3に記載した本試験では、ポンペ患者へのAT2220の共投与は、ERT単独と比較して、rhGAA酵素活性を増大させ、筋肉組織内へのrhGAA酵素取り込みを向上させた。
8週齢の野生型C57BL/6マウスに、100mg/kgの1-DNJ又はN-ブチル-DNJの経口用量を投与した。投与の0.5、2、4、24、48、72、96、120、144及び168時間後に血漿及び組織サンプルを採取し、薬物の存在を分析した。血漿中の薬物の濃度を、ng/mlとして表す。組織サンプル中の薬物の濃度を、ng/gとして表す。
8週齢のGAAKOマウスに、rhGAA(10mg/kg IV)を投与した。経口AT2220又はAT2221(100mg/kg)を、GAA(Myozyme)の30分前に投与した;血漿サンプルをGAAの投与前、投与の0.08、0.25、0.50、0.75、1、2、4、8及び24時間後に採取し、酵素活性を決定した。
12週齢のGAAKOマウスに、20mg/kg i.v.組み換えヒトGAA(Myozyme)を1週間置きに8週間投与した。AT2220又はAT2221(30mg/kg)の経口用量を、rhGAA(Myozyme)の30分前に投与した。rhGAAの最終用量の21日後に組織を収集し、グリコーゲン(GAA基質)のレベルを測定した。
<本発明の更なる実施態様>
[実施態様1]
対象におけるポンペ病の処置方法であって、約25mg~約1000mgの1-デオキシノジリマイシン及び有効量の酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法を、それを必要とする患者に投与することを含む、方法。
[実施態様2]
投与される1-デオキシノジリマイシンの前記量が、約50mg~約600mgである、実施態様1に記載の方法。
[実施態様3]
投与される1-デオキシノジリマイシンの前記量が、約50mg、約100mg、約250mg及び約600mgからなる群から選択される、実施態様1に記載の方法。
[実施態様4]
前記患者が、1-デオキシノジリマイシンの投与の約0.5~約4時間前に開始し、約0.5~約4時間後に終了する期間の間、絶食する、実施態様1に記載の方法。
[実施態様5]
前記患者が、1-デオキシノジリマイシンの投与前に少なくとも約2時間、及び前記投与後に少なくとも約2時間、絶食する、実施態様4に記載の方法。
[実施態様6]
前記1-デオキシノジリマイシンが、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与と同時~前記投与の約4時間前に投与される、実施態様1に記載の方法。
[実施態様7]
前記1-デオキシノジリマイシンが、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与の約2時間前に投与される、実施態様6に記載の方法。
[実施態様8]
前記1-デオキシノジリマイシンが、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与の約1時間前に投与される、実施態様6に記載の方法。
[実施態様9]
前記1-デオキシノジリマイシンが1-デオキシノジリマイシン塩酸塩である、実施態様1に記載の方法。
[実施態様10]
前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法がrhGAAである、実施態様1に記載の方法。
[実施態様11]
前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法がアルグルコシダーゼαである、実施態様1に記載の方法。
[実施態様12]
前記1-デオキシノジリマイシンが、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法に対する補助剤として投与される、実施態様1に記載の方法。
[実施態様13]
前記1-デオキシノジリマイシン及び酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法が、併用療法として投与される、実施態様1に記載の方法。
[実施態様14]
前記患者が、1-デオキシノジリマイシンの第二の用量を、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与と、前記投与の約4時間後との間に投与される、実施態様6に記載の方法。
[実施態様15]
前記1-デオキシノジリマイシン及び酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法が、1~4週間毎に投与される、実施態様7又は8に記載の方法。
[実施態様16]
前記1-デオキシノジリマイシン及び酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法が、2週間毎に投与される、実施態様15に記載の方法。
[実施態様17]
対象におけるポンペ病の処置のためのキットであって、約25mg~約1000mgの1-デオキシノジリマイシン及び有効量の酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法を含む、キット。
[実施態様18]
1-デオキシノジリマイシンの前記量が約50mg、約100mg、約250mg及び約600mgからなる群から選択される、実施態様17に記載のキット。
[実施態様19]
対象におけるポンペ病の処置方法であって、約25mg~約1000mgの1-デオキシノジリマイシン誘導体及び有効量の酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法を、それを必要とする患者に投与することを含む、方法。
[実施態様20]
投与される1-デオキシノジリマイシン誘導体の前記量が、約50mg~約600mgである、実施態様19に記載の方法。
[実施態様21]
投与される1-デオキシノジリマイシン誘導体の前記量が、約50mg、約100mg、約250mg及び約600mgからなる群から選択される、実施態様19に記載の方法。
[実施態様22]
前記患者が、1-デオキシノジリマイシン誘導体の投与の約0.5~約4時間前に開始し、約0.5~約4時間後に終了する期間の間、絶食する、実施態様19に記載の方法。
[実施態様23]
前記患者が、1-デオキシノジリマイシン誘導体の投与前に少なくとも約2時間、及び前記投与後に少なくとも約2時間、絶食する、実施態様22に記載の方法。
[実施態様24]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体が、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与と同時~前記投与の約4時間前に投与される、実施態様19に記載の方法。
[実施態様25]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体が、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与の約2時間前に投与される、実施態様24に記載の方法。
[実施態様26]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体が、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与の約1時間前に投与される、実施態様24に記載の方法。
[実施態様27]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体が1-N-ブチル-DNJである、実施態様19に記載の方法。
[実施態様28]
前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法がrhGAAである、実施態様19に記載の方法。
[実施態様29]
前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法がアルグルコシダーゼαである、実施態様19に記載の方法。
[実施態様30]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体が、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法に対する補助剤として投与される、実施態様19に記載の方法。
[実施態様31]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体及び酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法が、併用療法として投与される、実施態様19に記載の方法。
[実施態様32]
前記患者が、1-デオキシノジリマイシン誘導体の第二の用量を、前記酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法の前記投与と、前記投与の約4時間後との間に投与される、実施態様24に記載の方法。
[実施態様33]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体及び酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法が、1~4週間毎に投与される、実施態様25又は26に記載の方法。
[実施態様34]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体及び酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法が、2週間毎に投与される、実施態様33に記載の方法。
[実施態様35]
対象におけるポンペ病の処置のためのキットであって、約25mg~約1000mgの1-デオキシノジリマイシン誘導体及び有効量の酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法を含む、キット。
[実施態様36]
前記1-デオキシノジリマイシン誘導体の量が、約50mg、約100mg、約250mg及び約600mgからなる群から選択される、実施態様35に記載のキット。
[実施態様37]
対象におけるポンペ病の処置方法であって、約25mg~約1000mgの1-デオキシノジリマイシン又は1-デオキシノジリマイシン誘導体及び有効量の酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法を、それを必要とする患者に投与することを含む、方法。
Claims (11)
- 組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤を含む、対象におけるポンペ病を処置するための医薬であって、組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤が1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンとの組み合わせで投与され、
1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが250mgから600mgの量で投与され、
組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤が20mg/kgの用量で投与され、
1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが、組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤の投与の直前、又は組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤の投与の前4時間の間に投与される、医薬。 - 1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンとの組み合わせで対象におけるポンペ病の処置するための、組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤を含む医薬であって、
1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが250mgから600mgの量で投与され、
組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤が20mg/kgの用量で投与され、
1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが、組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤の投与の直前、又は組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤の投与の前4時間の間に投与される、医薬。 - 対象が、1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンの投与の約0.5~約4時間前に開始し、約0.5~約4時間後に終了する期間の間、絶食する、請求項1又は2に記載の医薬。
- 対象が、1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンの投与前に少なくとも約2時間、及び前記投与後に少なくとも約2時間、絶食する、請求項3に記載の医薬。
- 1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが、組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤の投与の約2時間前に投与される、請求項1~4の何れか1項に記載の医薬。
- 1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが、組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤の投与の約1時間前に投与される、請求項1~4の何れか1項に記載の医薬。
- 1-デオキシノジリマイシンが1-デオキシノジリマイシン塩酸塩である、請求項1~6の何れか1項に記載の医薬。
- 組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤がアルグルコシダーゼαである、請求項1~7の何れか1項に記載の医薬。
- 1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンの第二の用量が、組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤の投与後4時間の間に対象に投与される、請求項1~8の何れか1項に記載の医薬。
- 組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤、及び1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが、1~4週間毎に投与される、請求項1~9の何れか1項に記載の医薬。
- 組み換えヒト酸α-グルコシダーゼ酵素代替療法剤、及び1-デオキシノジリマイシン又はN-ブチル-デオキシノジリマイシンが、2週間毎に投与される、請求項10に記載の医薬。
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