JP7045897B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
本発明はまた、上記吸収性物品の製造方法であって、吸収体を構成する前に予め、ゲル粒子保形剤(C)を液拡散部材(B)の表面に塗布又は噴霧する該吸収性物品の製造方法である。
(i)炭素数8~30の芳香族エチレン性モノマー
スチレン、α-メチルスチレン、ビニルトルエン及びヒドロキシスチレン等のスチレン、並びにビニルナフタレン及びジクロルスチレン等のスチレンのハロゲン置換体等。
(ii)炭素数2~20の脂肪族エチレン性モノマー
アルケン(エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペンテン、ヘプテン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセン及びオクタデセン等);並びにアルカジエン(ブタジエン及びイソプレン等)等。
(iii)炭素数5~15の脂環式エチレン性モノマー
モノエチレン性不飽和モノマー(ピネン、リモネン及びインデン等);並びにポリエチレン性ビニルモノマー[シクロペンタジエン、ビシクロペンタジエン及びエチリデンノルボルネン等]等。
水溶液重合を行う場合、有機溶媒の使用量(重量%)は、水の重量を基準として40以下が好ましく、更に好ましくは30以下である。
ラジカル重合開始剤の使用量(重量%)は、水溶性ビニルモノマー(a1)及び加水分解性ビニルモノマー(a2)の、その他のビニルモノマー(a3)も使用する場合は(a1)~(a3)の、合計重量に基づいて、0.0005~5が好ましく、更に好ましくは0.001~2である。
重合コントロール剤の使用量(重量%)は、水溶性ビニルモノマー(a1)及び加水分解性ビニルモノマー(a2)の、その他のビニルモノマー(a3)も使用する場合は(a1)~(a3)の、合計重量に基づいて、0.0005~5が好ましく、更に好ましくは0.001~2である。
水溶性ビニルモノマー(a1)としてアクリル酸やメタクリル酸等の酸基含有モノマーを用いる場合、含水ゲルを塩基で中和しても良い。酸基の中和度は、50~80モル%であることが好ましい。中和度が50モル%未満の場合、得られる含水ゲル重合体の粘着性が高くなり、製造時及び使用時の作業性が悪化する場合がある。更に得られる吸水性樹脂粒子の保水量が低下する場合がある。一方、中和度が80%を超える場合、得られた樹脂のpHが高くなり人体の皮膚に対する安全性が懸念される場合がある。
なお、中和は、吸水性樹脂粒子の製造において、架橋重合体(A)の重合以降のいずれの段階で行ってもよく、例えば、含水ゲルの状態で中和する等の方法が好ましい例として例示される。
中和する塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物や、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩を通常使用できる。
カチオン性有機ポリマー(c1)を水及び/又は溶剤と同時に添加する場合、カチオン性有機ポリマー(c1)を水及び/若しくは溶剤に溶解した溶液又はカチオン性有機ポリマー(c1)を水及び/若しくは溶剤に分散した分散体を添加することが好ましく、作業性等の観点から分散体を添加することが更に好ましい。溶液又は分散体を添加する場合、噴霧又は滴下して添加することが好ましい。
なお水溶液には、必要に応じて任意の安定化剤等の添加剤が含まれていても良い。安定化剤としては、例えば、市販のキレート剤[ジエチレントリアミン(塩)、トリエチレンテトラミン(塩)、エチレンジアミン四酢酸(塩)、クエン酸(塩)、酒石酸(塩)及びリンゴ酸(塩)等]、市販の無機還元剤[亜硫酸(塩)、亜硫酸水素(塩)、亜リン酸(塩)及び次亜リン酸(塩)等]、市販のpH調整剤[リン酸(塩)、ホウ酸(塩)、アルカリ金属(塩)及びアルカリ土類金属(塩)等]、市販の酸化防止剤[ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンE(トコフェロール)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHTともいう)、ブチルヒドロキシアニソール(BHAともいう)、エリソルビン酸ナトリウム、没食子酸プロピル及び亜硫酸ナトリウム等]が挙げられる。
架橋重合体(A)とカチオン性有機ポリマー(c1)との混合後に加熱する場合、加熱時間は加熱温度により適宜設定することができるが、吸収性能の観点から、好ましくは5~60分、更に好ましくは10~40分である。架橋重合体(A)とカチオン性有機ポリマー(c1)とを混合して得られる吸水性樹脂を、最初に用いたカチオン性有機ポリマーと同種又は異種のカチオン性有機ポリマーを用いて、更に表面処理することも可能である。
この範囲であると吸収性物品の耐カブレ性が更に良好になる。疎水性物質(g)の含有量、架橋重合体の平均粒子径及び見掛け密度を前記好ましい範囲に調整することで、生理食塩水の吸収時間を好ましい範囲に調整でき、架橋重合体粒子(A)の見掛け密度及び架橋重合体粒子の重量平均粒径等を前記の好ましい範囲に調整することで、より好ましい範囲に調整することができる。
尚、生理食塩水の吸収時間は、25±2℃、湿度50±10%の室内において以下の方法で測定される時間である。尚、使用する生理食塩水の温度は予め25℃±2℃に調整して使用する。
100mlビーカーに測定試料1.00gを入れ、生理食塩水(食塩濃度0.9重量%)40gを添加する。無撹拌下で静置して、生理食塩水が完全に吸水されるまでの時間(吸水の終盤でビーカーを少し傾けて液残りを確認する)を測定し、吸収時間(t1)とする。尚、使用した生理食塩水及び測定雰囲気の温度は25℃±2℃とする。
目開き63μm(JIS Z8801-1:2006)のナイロン網で作成したティーバッグ(縦20cm、横10cm)に測定試料1.00gを入れ、生理食塩水(食塩濃度0.9重量%)1,000ml中に無撹拌下、1時間浸漬した後、15分間吊るして水切りする。その後、ティーバッグごと、遠心分離器にいれ、150Gで90秒間遠心脱水して余剰の生理食塩水を取り除き、ティーバックを含めた重量(h1)を測定し次式から保水量を求める。
保水量(g/g)=(h1)-(h2)
尚、使用した生理食塩水及び測定雰囲気の温度は25℃±2℃とする。
測定試料を用いない以外は上記と同様にして、遠心脱水後のティーバックの重量を測定し(h2)とする。
人工尿[尿素200重量部、塩化ナトリウム80重量部、硫酸マグネシウム(7水塩)8重量部、塩化カルシウム(2水塩)3重量部、硫酸第2鉄(7水塩)2重量部、イオン交換水9704重量部]60.0gを100mlビーカー(内径5cm)に量り取り、JIS K7224-1996に記載された操作と同様にして、測定試料2.0gを精秤して上記ビーカーに投入し、30倍膨潤ゲルを作成する。この膨潤ゲルが乾燥しないように30倍膨潤ゲルの入ったビーカーにラップをし、このビーカーを40±2℃の雰囲気下で3時間、更に25±2℃の雰囲気下で0.5時間静置した後、ラップを取り外し、30倍膨潤ゲルのゲル弾性率をカードメーター(例えば、株式会社アイテックテクノエンジニアリング製カードメーター・マックスME-500)を用いて測定する。なおカードメーターの条件は以下の通りである。
・感圧軸:8mm
・スプリング:100g用
・荷重:100g
・上昇速度:1インチ/7秒
・試験性質:破断
・測定時間:6秒
・測定雰囲気温度:25±2℃
吸収体としては、吸水性樹脂粒子(P)と液拡散部材(B)である親水性繊維や合成繊維とから構成されたものであり、(1)層状に配置されたパルプ等からなる親水性繊維や合成繊維の層の間に吸水性樹脂粒子(P)を散粒する形態;(2)パルプ、熱融着性繊維等からなる親水性繊維や合成繊維と吸水性樹脂粒子(P)が混合された形態;(3)二枚以上の吸水紙や不織布で、必要により親水性繊維と共に吸水性樹脂粒子(P)をサンドイッチする形態等が挙げられる。また、拡散性部材(B)は吸収体最上面の表面シートとして使用してもよい。
求電子試薬としては、後述の化合物を用いることができる。これら求電子試薬は、一種類のみを用いてもよく、また、二種類以上を併用してもよい。
アミノ基と求電子試薬との反応は、アミノ基含有モノマー又はポリマーと求電子試薬を、水又は任意の溶剤の存在下で混合し、必要に応じて加熱することで行うことができ、アミノ基又はアンモニオ基の酸性化合物による中和は、アミノ又はアンモニオ基含有モノマー又はポリマーと酸性化合物を、水又は任意の溶剤の存在下で混合することで行うことができる。
カチオン性有機ポリマー(c1)の数平均分子量は、例えば、多角度光散乱検出器(昭光サイエンティフィック(株)製DAWN HELEOS II)を備えたゲルパーミエーションクロマトグラフィー(アジレント・テクノロジー(株)製、1200シリーズ)(以下、GPC-MALSと略記する)を使用し、溶剤として0.5M酢酸と0.2M硝酸ナトリウムを含む水溶液を用い、サンプル濃度は0.2重量%とし、カラム固定相にはポリマー系充填剤(昭光サイエンティフィック(株)製OHpak SB-806M HQ)を用い、カラム温度は40℃として測定される。
ゲル粒子保形剤(C)を水及び/又は溶剤と同時に添加する場合、カチオン性有機ポリマー(c1)を水及び/若しくは溶剤に溶解した溶液又はカチオン性有機ポリマー(c1)を水及び/若しくは溶剤に分散した分散体を添加することが好ましく、作業性等の観点から分散体を添加することが更に好ましい。溶液又は分散体を添加する場合、噴霧又は滴下して添加することが好ましい。
カチオン性有機ポリマー(c1)が疎水性溶媒に分散した油中分散体である場合、分散体に含まれるカチオン性有機ポリマー(c1)の含有量は、疎水性溶媒とカチオン性有機ポリマー(c1)を含む分散液の合計重量に対して5~70%重量%が好ましく、更に好ましくは10~60重量%である。
疎水性溶媒中に分散するカチオン性有機ポリマー(c1)の分散粒子径は体積平均粒子径が0.1nm~1mmであることが好ましく、更に好ましくは1nm~100μmである。カチオン性有機ポリマー(c1)の体積平均粒子径は、例えば、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(例えば、LA-950及びSZ-100;いずれも堀場製作所製)を用いる動的光散乱法により測定される。
なお分散体には、必要に応じて任意の分散剤及び安定化剤等の添加剤が含まれていても良い。
<製造例1>
水溶性ビニルモノマー(a1){アクリル酸}155部(2.15モル部)、架橋剤(b){ペンタエリスリトールトリアリルエーテル}0.6225部(0.0024モル部)及び脱イオン水340.27部を攪拌・混合しながら3℃に保った。この混合物中に窒素を流入して溶存酸素量を1ppm以下とした後、1%過酸化水素水溶液0.62部、2%アスコルビン酸水溶液1.1625部及び2%の2,2’-アゾビス[2-メチル-N-(2-ヒドロキシエチル)-プロピオンアミド]水溶液2.325部を添加・混合して重合を開始させた。混合物の温度が90℃に達した後、90±2℃で約5時間重合することにより含水ゲル(1)を得た。
次にこの含水ゲル(1)502.27部をミンチ機で細断しながら48.5%水酸化ナトリウム水溶液128.42部を添加して混合し、引き続き疎水性物質(g){ステアリン酸Mg}1.9部を添加して混合し、細断ゲル(2)を得た。更に細断ゲル(2)を通気型バンド乾燥機{150℃、風速2m/秒}で乾燥し、乾燥体を得た。乾燥体をジューサーミキサーにて粉砕した後、目開き150、300,500,600、710μmのふるいを用いて150~710μmの粒度に調整することにより、乾燥体粒子を得た。この乾燥体粒子100部を高速攪拌しながらエチレングリコールジグリシジルエーテルの2%水/メタノール混合溶液(水/メタノールの重量比=70/30)の5部をスプレー噴霧しながら加えて混合し、150℃で30分間静置して表面架橋して、吸水性樹脂粒子(P-1)を得た。吸水性樹脂粒子(P-1)の重量平均粒子径は400μmであり、見掛け密度は0.58g/mlであった。なお、重量平均粒子径は及び見掛け密度はそれぞれ以下の方法で測定した。
1000μm、850μm、710μm、500μm、425μm、355μm、250μm、150μm、125μm、75μm及び45μmの目開きを有する標準ふるいを順に重ね、受け皿の上に組み合わせた。最上段のふるい上に吸水性樹脂粒子約50gを入れ、ロータップ試験篩振とう機で5分間振とうさせた。各ふるい及び受け皿の上に残存した粒子の重量を秤量し、その合計を100重量%として各ふるい上の粒子の重量分率を求め、この値を対数確率紙{横軸がふるいの目開き(粒子径)、縦軸が重量分率}にプロットした後、各点を結ぶ線を引き、重量分率が50重量%に対応する粒子径を求め、これを重量平均粒子径とした。
25℃の環境下で、JIS K7365:1999に準拠して測定した。
「目開き目開き150、300,500,600、710μmのふるいを用いて150~710μmの粒度に調整」を「目開き目開き150、300,500μmのふるいを用いて150~500μmの粒度に調整」に変更したこと以外、製造例1と同様にして吸水性樹脂粒子(P-2)を得た。製造例1と同様に測定した吸水性樹脂粒子(P-2)の重量平均粒子径は300μmであり、見掛け密度は0.66g/mlであった。
疎水性物質(g)を使用しなかったこと以外、製造例1と同様にして吸水性樹脂粒子(P-3)を得た。製造例1と同様に測定した吸水性樹脂粒子(P-3)の重量平均粒子径は400μmであり、見掛け密度は0.64g/mlであった。
アクリル酸145.4部を9.4部の水で希釈し、30~20℃に冷却しつつ25%の水酸化ナトリウム水溶液242.3部を加えて中和した。この溶液に、エチレングリコールジグリシジルエーテル0.09部、次亜リン酸ソーダ1水和物0.0146部及び過硫酸カリウム0.0727部を添加・溶解し、25℃でバイオミキサー(日本精機株式会社製 ABM-2型)にて2分間撹拌・分散してモノマー水溶液を得た。
特公昭54-37986号公報に記載の方法に準じ、カチオン性ポリマー(c1)の油中分散体を製造した。すなわち、アミノエチルメタアクリレート・メタンスルホン酸塩300gをイオン交換水200gに溶解し、単量体水溶液を調製した。別に2LコルベンにIPソルベント(出光興産株式会社製イソパラフィン)430gを入れ、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート70gを溶解し、攪拌を続けながら先に調製した単量体水溶液を乳化分散させた。この乳濁液に窒素ガスを30分通じ、水浴上で50℃に保って攪拌を行いつつアゾビスジメチルバレロニトリルの10重量%アセトン溶液(触媒溶液)3mLを加えて重合を開始した。4時間の反応後、上記の触媒溶液3mLを追加し、更に2時間50℃に保って攪拌したのち放冷し、カチオン性ポリマーの油中分散体(数平均分子量400万、固形分濃度30%)を得た。この油中分散体を(c1-1)とする。
製造例5において、アミノエチルメタアクリレート・メタンスルホン酸塩をアミノエチルメタアクリレート・カンファースルホン酸塩に変更する以外は、製造例5と同様の操作を行い、カチオン性ポリマーの油中分散体(数平均分子量500万、固形分濃度30%)を得た。この油中分散体を(c1-2)とする。
製造例1で得られた吸水性樹脂粒子(P-1)100部を高速攪拌(細川ミクロン製高速攪拌タービュライザー:回転数2000rpm)しながら、ジメチルアミノエチルメタクリレート塩化メチル4級塩重合体の油中分散体(c1-3){MTアクアポリマー株式会社製、数平均分子量200万、固形分濃度約35%}2.5部を添加し、均一混合した。80℃で30分間加熱して、吸水性樹脂粒子(P-5)を得た。
粉末状のジメチルアミノエチルメタクリレート塩化メチル4級塩重合体(c1-4){MTアクアポリマー株式会社製、数平均分子量1000万}を乳鉢でよく磨り潰し、100メッシュのふるいを使用して150μm以下の粒度にふるい分けしたもの3.0部を、製造例3で得られた吸水性樹脂粒子(P-3)100部に添加し、レディゲミキサー(GmbH社製)を使用して5分間混合した。80℃で30分間加熱して、吸水性樹脂粒子(P-6)を得た。
製造例7において、吸水性樹脂粒子(P-1)を吸水性樹脂粒子(P-4)に変更したこと、ジメチルアミノエチルメタクリレート塩化メチル4級塩重合体の油中分散体(c1-3)をアクリルアミド-ジメチルアミノエチルアクリレート塩化メチル4級塩共重合体の油中分散体(c1-5){MTアクアポリマー株式会社製、数平均分子量100万、固形分濃度約35%}に変更する以外は、製造例7と同様の操作を行い、吸水性樹脂粒子(P-7)を得た。
製造例7において、ジメチルアミノエチルメタクリレート塩化メチル4級塩重合体の油中分散体(c1-3)2.5部を、製造例5で作成したアミノエチルメタアクリレート・メタンスルホン酸塩重合体の油中分散体(c1-1)3.0部に変更する以外は、製造例7と同様の操作を行い。吸水性樹脂粒子(P-8)を得た。
製造例7において、ジメチルアミノエチルメタクリレート塩化メチル4級塩重合体の油中分散体(c1-3)2.5部を、製造例6で作成したアミノエチルメタアクリレート・カンファースルホン酸塩重合体の油中分散体(c1-2)3.0部に変更する以外は、製造例7と同様の操作を行い。吸水性樹脂粒子(P-9)を得た。
製造例1で得られた吸水性樹脂粒子(P-1)をそのまま比較用の吸水性樹脂粒子(R-1)とした。
製造例7において、ジメチルアミノエチルメタクリレート塩化メチル4級塩重合体の油中分散体(c1-3)2.5部をポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド水溶液(センカ株式会社製、分子量95万、固形分濃度18%)4.5部に変更する以外は、製造例7と同様の操作を行い、比較用の吸水性樹脂粒子(R-2)を得た。
吸水性樹脂粒子(P)1.00gを入れた100mlビーカーのそれぞれに生理食塩水(食塩濃度0.9重量%)40gを添加した。その後、無撹拌下で静置して、生理食塩水が完全に吸水されるまでの時間(吸水終盤でビーカーを少し傾けて液残りを確認する)を測定し、生理食塩水(40倍)吸収時間とした。尚、使用した生理食塩水及び測定雰囲気の温度は25℃±2℃のものを用いた。
目開き63μm(JIS Z8801-1:2006)のナイロン網で作成したティーバッグ(縦20cm、横10cm)に吸水性樹脂粒子(P)1.00gを入れ、生理食塩水(食塩濃度0.9重量%)1,000ml中に無撹拌下、1時間浸漬した。その後、生理食塩水から上げ、15分間吊るして水切りし、ティーバッグごと遠心分離器にいれて150Gで90秒間遠心脱水して余剰の生理食塩水を取り除いた。脱水後のティーバックを含めた重量(h1)を測定した。更に架橋重合体粒子を入れないこと以外は同様に操作したティーバックの重量を測定し(h2)し、次式から保水量を求めた。
保水量(g/g)=(h1)-(h2)
尚、使用した生理食塩水及び測定雰囲気の温度は25℃±2℃とした。
人工尿[尿素200重量部、塩化ナトリウム80重量部、硫酸マグネシウム(7水塩)8重量部、塩化カルシウム(2水塩)3重量部、硫酸第2鉄(7水塩)2重量部、イオン交換水9704重量部]60.0gを100mlビーカー(内径5cm)に量り取り、JIS K7224-1996に記載された操作と同様にして、吸水性樹脂粒子(P)2.0gを精秤して上記ビーカーに投入し、30倍膨潤ゲルを作成した。次いで30倍膨潤ゲルの入ったビーカーにラップをし、40±2℃の雰囲気下で3時間、更に25±2℃の雰囲気下で0.5時間静置した後、30倍膨潤ゲルのゲル弾性率を下記の条件で株式会社アイテックテクノエンジニアリング製カードメーター・マックスME-500を用いて測定した。
(カードメーターの条件)
・感圧軸:8mm
・スプリング:100g用
・荷重:100g
・上昇速度:1インチ/7秒
・試験性質:破断
・測定時間:6秒
・測定雰囲気温度:25±2℃
拡散性部材(B)である不織布(b-1){不織布目付:25g/m2、東洋紡社製2.2T 44-SMK}に35重量%カチオン性有機ポリマー(c1-5)油中分散体を5.71g/m2となるように均一にスプレーし、不織布(b-5)を得た。
拡散性部材(B)である透水性シート(b-2){目付け15.5g/m2、アドバンテック社製、フィルターペーパー2番}に35重量%カチオン性有機ポリマー(c1-5)油中分散体を5.71g/m2となるように均一にスプレーし、透水性シート(b-6)を得た。
拡散性部材(B)である親水性繊維(b-3){フラッフパルプ}100部に30重量%カチオン性有機ポリマー(c1-1)油中分散体10部をスプレーで均一に添加し、親水性繊維(b-7)を得た。
吸水性樹脂粒子(P-5)を目付け200g/m2となるように均一に拡散性部材(B)である不織布(b-1){不織布目付:25g/m2、東洋紡社製2.2T 44-SMK}上に手で撒き、上から水を17.5g/m2となるように均一にスプレーし、吸収体(1)を得た。この吸収体(1)を10cm×40cmの長方形に裁断し、吸収体(1)を吸収体(1)と同じ大きさの拡散性部材(B)である透水性シート(b-2){目付け15.5g/m2、アドバンテック社製、フィルターペーパー2番}で挟み吸収体(1-1)を得た。更にバックシートとしてポリエチレンシート(タマポリ社製ポリエチレンフィルムUB-1)を裏面に、不織布(b-1)(不織布目付:25g/m2、東洋紡社製2.2T 44-SMK)を最表面に配置することにより吸収性物品(1)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-1)に変更したこと、不織布(b-1)を不織布(b-5)に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性物品(2)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-1)に変更したこと、透水性シート(b-2)を透水性シート(b-6)に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性物品(3)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-1)に変更したこと、水17.5g/m2を35重量%カチオン性有機ポリマー(c1-5)油中分散体を5.71g/m2に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性物品(4)を調製した。
親水性繊維(b-3){フラッフパルプ}20部と吸水性樹脂粒子(P-5)80部とを気流型混合装置{パッドフォーマー}で混合して、混合物を得た後、この混合物を目付け250g/m2となるように均一にアクリル板(厚み4mm)上に積層し、上から水を17.5g/m2となるように均一にスプレーし、5kg/cm2の圧力で30秒間プレスし、吸収体(2)を得た。この吸収体(2)を10cm×40cmの長方形に裁断し、各々の上下に吸収体と同じ大きさの透水性シート(b-2){目付け15.5g/m2、アドバンテック社製、フィルターペーパー2番}を配置し吸収体(2-1)を得た。更にバックシートとしてポリエチレンシート(タマポリ社製ポリエチレンフィルムUB-1)を裏面に、更に不織布(b-1){不織布目付:25g/m2、東洋紡社製2.2T 44-SMK}を表面に配置することにより吸収性物品(5)を調製した。吸水性粒子と親水性繊維の重量比率(吸水性樹脂粒子の重量/親水性繊維の重量)は80/20であった。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-1)に変更したこと、親水性繊維(b-3)を親水性繊維(b-7)に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(6)を調製した。
「不織布(b-1)」を「不織布(b-4){不織布目付:22g/m2、ハビックス社製、サーマルボンド不織布S2260}」に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(7)を調製した。
親水性繊維(b-3)を20部から50部へ、吸水性樹脂粒子(P-5)を80部から50部に変更し、変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(8)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-1)に変更したこと、水17.5g/m2を25重量%カチオン性有機ポリマー(c2-2)水溶液8g/m2に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(9)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-6)に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性物品(10)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-1)に変更したこと、透水性シート(b-2)を透水性シート(b-6)に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(11)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-1)に変更したこと、最表面に配置する不織布(b-1)(不織布目付:25g/m2、東洋紡社製2.2T 44-SMK)を不織布(b-5)に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(12)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-7)に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(13)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-8)に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(14)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-9)に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(15)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(P-3)に変更したこと、透水性シート(b-2)を透水性シート(b-6)に変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(16)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(R-1)に変更したこと以外、実施例1と同様にして吸収性物品(H1)を調製した。
吸水性樹脂粒子(P-5)を吸水性樹脂粒子(R-2)変更したこと以外、実施例5と同様にして吸収性物品(H2)を調製した。
実施例1~8、10~16、参考例9並びに比較例1及び2で得られた吸収体物品それぞれの中心部を8cm×3cmにハサミでカットし、それぞれを10cm×14cmのチャック付袋に入れた。袋に窒素ガスを満タンに入れ、袋をチャックした後、それぞれの袋を10秒間、10回手で振った。チャックを開け、12gの生理食塩水をカットしたサンプルに吸収させた。生理食塩水投入5分後に再び袋に窒素ガスを満タンに入れ、チャックをした後、袋ごとに20秒間、20回手で振った。その後、カットしたサンプルの形状を確認し、次の基準に基づいて1~5点にレベル分けして評価した。
1:バラバラの形態;
2:バラバラ部位が殆どで一部塊部位がある形態;
3:バラバラ部位と塊部位が半分半分である形態;
4:塊部位が殆どで一部バラバラ部位があるである形態;
5:一つの塊の形態。
実施例1~16並びに比較例1及び2で得られた吸収体物品それぞれの中央に金属リング(内径70mm、長さ50mm)をセットし、人工尿80mlを注入し、人工尿を吸収し終えたら{人工尿による光沢が確認できなくなるまで}、直ちに金属リングを取り去り、5分放置した。吸収性物品の両端(10cm辺側)を持って中央部分を折るように曲げる操作を50回繰り返して、中央部の吸収体膨潤部を壊す。その後、斜め45度の傾斜の板に吸収性物品の両端(10cm辺側)が上下となるようにセットし、吸収体上部から5cm下(10cm辺側から中央に向かって5cmの位置)の中央部(40cm辺側から中央に向かって5cmの位置)に、滴下漏斗を使用して人工尿40mlを流速10ml/秒で滴下する。5分後に再び人工尿40mlを同様の操作で滴下し、吸収体から人工尿が漏れるまで同じ操作を5分後毎に繰り返し、漏れた時点での滴下した回数を記録する。
なお、人工尿、測定雰囲気及び放置雰囲気は、25±5℃、65±10%RHで行った
Claims (7)
- 水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解により水溶性ビニルモノマー(a1)となるビニルモノマー(a2)並びに架橋剤(b)を必須構成単位とする架橋重合体(A)を有する吸水性樹脂粒子(P)、液拡散部材(B)並びにゲル粒子保形剤(C)を含有してなる吸収体を備える吸収性物品であって、ゲル粒子保形剤(C)が、数平均分子量100万以上であるカチオン性有機ポリマー(c1)である、吸収性物品であって、カチオン性有機ポリマー(c1)が、ポリアミノエチル(メタ)アクリレート、アルキルアミノエチル(メタ)アクリレート4級塩の単独重合体、及びアルキルアミノエチル(メタ)アクリレート4級塩-アクリルアミド・共重合体のうちの少なくとも1種である、吸収性物品。
- 吸水性樹脂粒子(P)が、自重の40倍の生理食塩水を40~150秒で吸収する請求項1に記載の吸収性物品。
- ゲル粒子保形剤(C)が、液拡散部材(B)の表面に付着している請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- ゲル粒子保形剤(C)の含有量が、吸水性樹脂粒子(P)の重量に基づいて0.01~5重量%である請求項1~3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- ゲル粒子保形剤(C)の含有量が、液拡散性部材(B)の重量に基づいて0.05~10重量%である請求項1~4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 水溶性ビニルモノマー(a1)及び/又は加水分解により水溶性ビニルモノマー(a1)となるビニルモノマー(a2)並びに架橋剤(b)を必須構成単位とする架橋重合体(A)を有する吸水性樹脂粒子(P)、液拡散部材(B)並びに数平均分子量100万以上であるカチオン性有機ポリマー(c1)であるゲル粒子保形剤(C)を含有してなる吸収体
を備える吸収性物品の製造方法であって、吸収体を構成する前に予め、ゲル粒子保形剤(C)を液拡散部材(B)の表面に塗布又は噴霧することを特徴とする吸収性物品の製造方法であって、カチオン性有機ポリマー(c1)が、ポリアミノエチル(メタ)アクリレート、アルキルアミノエチル(メタ)アクリレート4級塩の単独重合体及びアルキルアミノエチル(メタ)アクリレート4級塩-アクリルアミド・共重合体のうちの少なくとも1種である、製造方法。
- ゲル粒子保形剤(C)の含有量が、吸水性樹脂粒子(P)の重量に基づいて0.01~5重量%である請求項6に記載の製造方法。
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