JP7045499B1 - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの人への情報の提供を容易に行うことができる表示装置を提供する。【解決手段】空中を飛行可能な飛行体と、飛行体から垂下され、下端に重錘が取り付けられた支持ロープと、一方の端部が支持ロープに取り付けられた旗とを有し、旗の他方の端部側に、空気抵抗を発生する抵抗部、又は旗の他方の端部を上方に吊り上げる浮遊部を有し、飛行時に旗がばたつくことを抑え、旗の視認性を向上させる。【選択図】図1

Description

本発明は、空中に情報を表示する表示装置及び表示方法に関する。
多くの人の目に情報を提供する場面として、広告宣伝や注意喚起を行う際に、旗を用いることがある。例えば、店頭に設置される広告宣伝のためののぼり旗や、海岸での遊泳可否を知らせる旗などがある。これらの旗は多くの人に認識してもらうことが旗による広告宣伝や注意喚起などの効果を高めるが、それには多くの旗を設置したり、旗における情報表示を大きくしたりする必要がある。
特開2016-194661号公報 特開平1-235993号公報
しかしながら、例えば海岸で多くの旗を設置するには多くの労力やコストを要する。また、情報表示を大きくするために旗を大きくするにも限度がある。また、旗の数が多かったり旗の大きさが大きかったりすると、状況等に応じて急に変更することも困難である。これは広告宣伝でも注意喚起でも同様であるが、特に遊泳禁止や津波に対する警戒など、緊急を要する情報を通知する場合には対応が難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、多くの人への情報の提供を容易に行うことができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、空中を任意に飛行し移動可能な飛行体と、前記飛行体から垂下され、下端に重錘が取り付けられた支持ロープと、一方の端部が前記支持ロープに取り付けられた旗とを有し、前記旗の他方の端部側に、空気抵抗を発生する抵抗部、又は前記旗の他方の端部を上方に吊り上げる浮遊部を有することを特徴とする。
本発明によれば、情報表示する旗の視認性を向上させ、多くの人への情報の提供を容易に行うことが可能となる。
第1の実施形態における表示装置の例を示す図である。 第1の実施形態における表示装置の他の例を説明する図である。 第2の実施形態における表示装置の例を示す図である。 第3の実施形態における表示装置の例を示す図である。 第4の実施形態における表示装置の例を示す図である。 第5の実施形態における表示装置の例を示す図である。 第5の実施形態における表示装置の他の例を示す図である。 第5の実施形態における抵抗部材の例を説明する図である。 第5の実施形態における表示装置の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1(A)は、第1の実施形態における表示装置の例を示す図である。図1(A)において、11は飛行体であり、12は支持ロープであり、13は重錘であり、14は旗であり、15は抵抗部材である。
飛行体11は、空中を飛行可能な飛行体である。飛行体11は、例えばドローンと呼ばれる無人飛行機(無人飛行体)であり、マルチコプター型、固定翼型、垂直離着陸型等の型を問わず、任意のタイプのドローンを適用可能である。飛行体11から支持ロープ12が垂下されている。支持ロープ12の構成部材は特に限定されるものではなく、形状がロープ状であれば任意のものが適用可能である。支持ロープ12の下端には、飛行体11の任意の飛行を妨げず、飛行体11の飛行時に支持ロープ12を上下に伸びる状態とさせる重量を有する重錘13が取り付けられている。
また、支持ロープ12には、飛行体11と重錘13との間に旗14が取り付けられている。旗14は、例えば広告宣伝のための情報や注意喚起するための情報など、人に提供する情報を表示するものである。布製や樹脂製など旗14の素材は特に限定されるものではなく、さらには有機EL(Electro Luminescence)パネルディスプレイのような薄型の電子表示媒体など、情報を表示できるものであれば任意のものが適用可能である。支持ロープ12への旗14の取り付けは、旗14に表示する情報が視認可能であれば任意であり、例えば旗14の一方の端部の全体を支持ロープ12に固定するようにしてもよいし、旗14の一方の端部における一部(例えば旗14の一方の端部における少なくとも上下方向の両端)を支持ロープ12に固定するようにしてもよい。旗14の他方の端部には、飛行時に空気抵抗を発生する抵抗部材15が装着される。
ここで、飛行体11から下端に重錘13が取り付けられた支持ロープ12を垂下し、抵抗部材15のない通常の旗の一方の端部を支持ロープ12に取り付けて飛行体11を飛行させると、飛行時に旗の後方(他方の端部)がばたついて、旗によって表示される情報が認識しづらくなる。
そこで、第1の実施形態では、旗14の他方の端部に抵抗部材15を設けることで、飛行体11の飛行時には抵抗部材15により発生する空気抵抗により、旗14の後方(他方の端部)が進行方向における後方に引っ張られるようにして、旗14のばたつきを抑える。
抵抗部材15は、飛行体11の飛行時に、飛行体11の飛行能力を損なわない程度に十分軽く、旗14の後方(他方の端部)を進行方向において後方に引っ張るような空気抵抗を発生できればよく、任意である。抵抗部材15は、例えば、固形の中空部材であってもよいし、内部に気体が封入された風船などの中空部材であってもよい。また、抵抗部材15は、飛行体11の飛行能力を損なわない程度に十分軽い発泡樹脂等で形成された部材であってもよい。
このように構成することで、飛行時には、飛行体11が支持ロープ12に取り付けられた旗14を空中移動させるとともに、抵抗部材15によって発生する空気抵抗により旗14において支持ロープ12に取り付けられていない側の端部が進行方向とは逆方向に引っ張られるようにすることで、旗14のばたつきを抑え、旗14の視認性を向上させることができる。これにより、情報表示する旗14の視認性を劣化させずに空中移動させ、多くの人への情報の提供を容易に行うことが可能となる。また、第1の実施形態では、後述する第2及び第3の実施形態のように、飛行体11とは別に飛行体B35や空中浮遊物45を設ける必要がなく、簡単な構成で実現することができる。
なお、図1(A)に示した例では、旗14の他方の端部の全体にわたって抵抗部材15を設けるようにしているが、図1(B)に一例を示すように、旗14の他方の端部における一部に抵抗部材16を設けるようにしてもよい。ただし、旗14の他方の端部の上部において空気抵抗が発生するように、旗14の他方の端部における上部には抵抗部材を設けることが好ましい。例えば、図1(B)に示すように、旗14の他方の端部における上部及び下部に抵抗部材16を設け、旗14の他方の端部における中央部に抵抗部材を設けずに空気を逃がすことで、飛行時に飛行体11にかかる負荷を低減することができる。
また、抵抗部材は、風の抵抗を受けやすい形状であることが好ましいが、その形状は任意である。図2(A)~図2(D)に旗の他方の端部に設ける抵抗部材の一例を示す。例えば、図2(A)に示すように、旗21の上方から見て形状が円の抵抗部材22であってもよいし、図2(B)に示すように、旗21の上方から見て形状が楕円状や流線型の抵抗部材23であってもよい。また、図2(C)に示すように、旗21の上方から見て進行方向の前方が閉じ、後方が開いた形状である固形部材の抵抗部材24であってもよいし、図2(D)に示すように、旗21の上方から見て進行方向の前方が開き、後方が閉じた形状である固形部材の抵抗部材25であってもよい。また、図2(C)や図2(D)に示した形状に限らず、固形部材を構成する面が進行方向に対して所定の角度を有するような形状であってもよい。なお、旗の表面側と裏面側とで空気抵抗が同様となるように対象な形状であることが好ましい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、第2の実施形態における表示装置の例を示す図である。図3において、31は飛行体Aであり、32は支持ロープであり、33は重錘であり、34は旗であり、35は飛行体Bであり、36は結合部材である。
飛行体A31は、空中を飛行可能な飛行体である。飛行体A31は、例えばドローンと呼ばれる無人飛行機(無人飛行体)であり、マルチコプター型、固定翼型、垂直離着陸型等の型を問わず、任意のタイプのドローンを適用可能である。飛行体A31から支持ロープ32が垂下されている。支持ロープ32の構成部材は特に限定されるものではなく、形状がロープ状であれば任意のものが適用可能である。支持ロープ32の下端には、飛行体A31の任意の飛行を妨げず、飛行体A31の飛行時に支持ロープ32を上下に伸びる状態とさせる重量を有する重錘33が取り付けられている。
また、支持ロープ32には、飛行体A31と重錘33との間に旗34が取り付けられている。旗34は、例えば広告宣伝のための情報や注意喚起するための情報など、人に提供する情報を表示するものである。布製や樹脂製など素材は特に限定されるものではなく、さらには有機ELパネルディスプレイのような薄型の電子表示媒体など、情報を表示できるものであれば任意のものが適用可能である。支持ロープ32への旗34の取り付けは、旗34に表示する情報が視認可能であれば任意であり、例えば旗34の一方の端部の全体を支持ロープ32に固定するようにしてもよいし、旗34の一方の端部における一部(例えば旗34の一方の端部における少なくとも上下方向の両端)を支持ロープ32に固定するようにしてもよい。
ここで、飛行体A31から下端に重錘33が取り付けられた支持ロープ32を垂下し、支持ロープ32に旗34の一方の端部を取り付けて飛行体A31を飛行させると、飛行時に旗34の後方(他方の端部)がばたついて、旗34によって表示される情報が認識しづらくなる。
そこで、第2の実施形態では、飛行体B35で補助的に旗34の他方の端部の上部を上方に吊り上げることで旗34のばたつきを抑える。飛行体B35は、空中を飛行可能な飛行体である。飛行体B35は、浮遊部及び揚力を発生する揚力発生部の一例である。飛行体B35は、結合部材36により旗34の他方の端部の上部と繋がれている。結合部材36は特に限定されるものではなく、飛行時に旗34と飛行体B35とを繋ぎ続けることができればよい。
このように構成することで、飛行時には、飛行体A31が支持ロープ32に取り付けられた旗34を空中移動させるとともに、飛行体B35が旗34において支持ロープ32に取り付けられていない側の端部の上部を上方に吊り上げることで、旗34のばたつきを抑え、旗34の視認性を向上させることができる。これにより、情報表示する旗34の視認性を劣化させずに空中移動させ、多くの人への情報の提供を容易に行うことが可能となる。また、飛行体A31に対する飛行体B35の相対的な位置を制御することで、旗34の向きを制御することができ、例えば情報の提供を受ける人が見やすい方向に旗34の向きを制御することができる。
なお、飛行体B35の出力は、飛行体A31の出力よりも低い方が好ましい。こうすることで、飛行体A31を制御することで旗34を空中移動させる飛行位置を定め、飛行体B35を制御することで旗34の向きを水平方向360度の範囲で任意に設定することができる。また、第2の実施形態では、空中移動している場合に限らず、空中で静止している状態、いわゆるホバリング状態であっても、情報表示する旗34を視認可能なように展開することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図4は、第3の実施形態における表示装置の例を示す図である。図4において、41は飛行体であり、42は支持ロープであり、43は重錘であり、44は旗であり、45は空中浮遊物であり、46は結合部材である。
飛行体41は、空中を飛行可能な飛行体である。飛行体41は、例えばドローンと呼ばれる無人飛行機(無人飛行体)であり、マルチコプター型、固定翼型、垂直離着陸型等の型を問わず、任意のタイプのドローンを適用可能である。飛行体41から支持ロープ42が垂下されている。支持ロープ42の構成部材は特に限定されるものではなく、形状がロープ状であれば任意のものが適用可能である。支持ロープ42の下端には、飛行体41の任意の飛行を妨げず、飛行体41の飛行時に支持ロープ42を上下に伸びる状態とさせる重量を有する重錘43が取り付けられている。
また、支持ロープ42には、飛行体41と重錘43との間に旗44が取り付けられている。旗44は、例えば広告宣伝のための情報や注意喚起するための情報など、人に提供する情報を表示するものである。布製や樹脂製など素材は特に限定されるものではなく、さらには有機ELパネルディスプレイのような薄型の電子表示媒体など、情報を表示できるものであれば任意のものが適用可能である。支持ロープ42への旗44の取り付けは、旗44に表示する情報が視認可能であれば任意である。
第3の実施形態では、空中浮遊物45で補助的に旗44の後方(他方の端部)の上部を上方に吊り上げることで、飛行時における旗44のばたつきを抑え、視認性を向上させる。空中浮遊物45は、例えば旗44の他方の端部の上部と繋がれても空気中を浮遊することができる気球や風船(バルーン)などの、浮力を発生させる浮遊物である。空中浮遊物45は、浮遊部及び空中浮遊部材の一例である。空中浮遊物45は、結合部材46により旗44の他方の端部の上部と繋がれている。結合部材46は特に限定されるものではなく、飛行時に旗44と空中浮遊物45とを繋ぎ続けることができればよい。
このように構成することで、飛行時には、飛行体41が支持ロープ42に取り付けられた旗44を空中移動させるとともに、空中浮遊物45が旗44において支持ロープ42に取り付けられていない側の端部の上部を上方に吊り上げることで、旗44のばたつきを抑え、旗44の視認性を向上させることができる。これにより、情報表示する旗44の視認性を劣化させずに空中移動させ、多くの人への情報の提供を容易に行うことが可能となる。また、第3の実施形態では、飛行体41の制御だけを行えばよいので、操作が容易である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図5は、第4の実施形態における表示装置の例を示す図である。図5において、51は飛行体であり、52は支持ロープであり、53は重錘であり、54は旗である。
飛行体51は、空中を飛行可能な飛行体である。飛行体51は、例えばドローンと呼ばれる無人飛行機(無人飛行体)であり、マルチコプター型、固定翼型、垂直離着陸型等の型を問わず、任意のタイプのドローンを適用可能である。飛行体51から支持ロープ52が垂下されている。支持ロープ52の構成部材は特に限定されるものではなく、形状がロープ状であれば任意のものが適用可能である。支持ロープ52の下端には、飛行体51の任意の飛行を妨げず、飛行体51の飛行時に支持ロープ52を上下に伸びる状態とさせる重量を有する重錘53が取り付けられている。
また、支持ロープ52には、飛行体51と重錘53との間に旗54が取り付けられている。旗54は、例えば広告宣伝のための情報や注意喚起するための情報など、人に提供する情報を表示するものである。布製や樹脂製など素材は特に限定されるものではなく、さらには有機ELパネルディスプレイのような薄型の電子表示媒体など、情報を表示できるものであれば任意のものが適用可能である。支持ロープ52への旗54の取り付けは、旗54に表示する情報が視認可能であれば任意である。また、旗54は、上部に筒状(チューブ状)となった部分55を有する。なお、筒状の部分55において、旗54の一方の端部側(支持ロープ52側)は、飛行時における空気の流入を容易ならしめるために、リング状の部材等を用いて形状が変形しないようにすることが好ましい。
このようにして、第4の実施形態では、飛行時に、旗54の一方の端部側(支持ロープ52側)から筒状の部分55に空気が流入し、筒状の部分55の内部を通って旗54の他方の端部側(進行方向の後方)に排出するようにすることで、旗54のばたつきを抑え、旗54の視認性を向上させる。これにより、情報表示する旗54の視認性を劣化させずに空中移動させ、多くの人への情報の提供を容易に行うことが可能となる。また、第4の実施形態では、前述した第2及び第3の実施形態のように、飛行体B35や空中浮遊物45を設ける必要がなく、簡単な構成で実現することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図6は、第5の実施形態における表示装置の例を示す図である。図6において、61は飛行体であり、62は支持ロープであり、63は重錘であり、64は旗である。
飛行体61は、空中を飛行可能な飛行体である。飛行体61は、例えばドローンと呼ばれる無人飛行機(無人飛行体)であり、マルチコプター型、固定翼型、垂直離着陸型等の型を問わず、任意のタイプのドローンを適用可能である。飛行体61から支持ロープ62が垂下されている。支持ロープ62の構成部材は特に限定されるものではなく、形状がロープ状であれば任意のものが適用可能である。支持ロープ62の下端には、飛行体61の任意の飛行を妨げず、飛行体61の飛行時に支持ロープ62を上下に伸びる状態とさせる重量を有する重錘63が取り付けられている。
また、支持ロープ62には、飛行体61と重錘63との間に旗64が取り付けられている。旗64は、例えば広告宣伝のための情報や注意喚起するための情報など、人に提供する情報を表示するものである。布製や樹脂製など素材は特に限定されるものではなく、さらには有機ELパネルディスプレイのような薄型の電子表示媒体など、情報を表示できるものであれば任意のものが適用可能である。支持ロープ62への旗64の取り付けは、旗64に表示する情報が視認可能であれば任意である。また、旗64は、支持ロープ62への取り付けられる一方の端部とは逆の他方の端部付近に、進行方向つまり支持ロープ62方向に開口部66を有する袋状(ポケット状)の抵抗部材65が装着される。
このように旗64の他方の端部付近に抵抗部材65を設けることで、飛行体61の飛行時には抵抗部材65に空気をはらみ旗64の後方(他方の端部)が進行方向における後方に引っ張られるようにして、旗64のばたつきを抑える。第5の実施形態によれば、飛行時には、飛行体61が支持ロープ62に取り付けられた旗64を空中移動させるとともに、抵抗部材65に空気をはらみ旗64において支持ロープ62に取り付けられていない側の端部が進行方向とは逆方向に引っ張られるようにすることで、旗64のばたつきを抑え、旗64の視認性を向上させることができる。これにより、情報表示する旗64の視認性を劣化させずに空中移動させ、多くの人への情報の提供を容易に行うことが可能となる。また、第5の実施形態では、前述した第2及び第3の実施形態のように、飛行体11とは別に飛行体B35や空中浮遊物45を設ける必要がなく、簡単な構成で実現することができる。
抵抗部材65は、旗64の他方の端部付近に、ひとつ以上複数設けることができる。例えば、図7(A)に一例を示すように旗64の他方の端部付近に上部から下部の全体にわたって抵抗部材65を設けるようにしてもよいし、図7(B)に一例を示すように旗64の他方の端部付近に上下方向に間隔を空けて(例えば、等間隔で)複数の抵抗部材65を設けるようにしてもよい。また、図7(C)に一例を示すように旗64の他方の端部付近における上部及び下部(例えば上端及び下端)に抵抗部材65を設けるようにしてもよい。旗64に設ける抵抗部材65の個数や位置については、使用する旗64の部材や形状に応じて適宜選択可能である。
また、抵抗部材65は、図8(A)に一例を示すように開口部66とは逆側の端部(進行方向での後方側)を閉じた構造81でもよいし、或いは、図8(B)に一例を示すように開口部66とは逆側の端部にも一部に開口部82を設けて気体が抜けるようにしてもよい。開口部66とは逆側の端部における開口部82は、使用する旗64の部材や形状に応じて適宜配置可能である。例えば、位置や抵抗の量で開口部82の大きさ等を調整すればよい。なお、開口部66や開口部82の形状は、空気の流入や流出が可能であればよく、形状は任意である。
また、図9(A)に示すように旗64の片面だけに抵抗部材65を装着するようにしてもよいし、図9(B)に示すように旗64の両面に抵抗部材65を装着するようにしてもよい。
また、袋状の抵抗部材65は、通気性の高いメッシュ状の素材を用いた構造でも良い。旗64の形状や抵抗部材65の装着位置に応じて適宜素材を選択することで、飛行体61の飛行時に抵抗部材65に適度に空気をはらみ、旗64の後方(他方の端部)が進行方向における後方に引っ張るようにすることができる。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、旗は形状としては一般的な旗のように長方形を例に説明したが、正方形、台形、半円形など、発明を適用可能であれば任意の形状で構わない。また、一枚の布状の旗だけでなく、任意の箇所が窓状に穴が開いていたり、複数の旗を上下左右方向に連結させて構成した形状であったりしても良い。
11、31、35、41、51、61 飛行体
12、32、42、52、62 支持ロープ
13、33、43、53、63 重錘
14、21、34、44、54、64 旗
15、16、22~25、65 抵抗部材
45 空中浮遊物

Claims (11)

  1. 空中を任意に飛行し移動可能な飛行体と、
    前記飛行体から垂下され、下端に重錘が取り付けられた支持ロープと、
    一方の端部が前記支持ロープに取り付けられた旗とを有し、
    前記旗の他方の端部側に、空気抵抗を発生する抵抗部、又は前記旗の他方の端部を上方に吊り上げる浮遊部を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記抵抗部は、前記旗の他方の端部に装着された中空部材であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記抵抗部は、前記旗の他方の端部に装着され、内部に気体が封入された中空部材であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記抵抗部は、固形部材を構成する面が前記旗の一方の端部から前記旗の他方の端部への方向に対して所定の角度を有し、前記旗の他方の端部に装着された固形部材であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 前記抵抗部は、前記旗の他方の端部に装着され、前記旗の一方の端部側に開口部を有する袋状の部材であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 前記浮遊部は、前記旗の他方の端部の上部と繋がれた揚力発生部であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  7. 前記揚力発生部は、前記支持ロープを垂下する飛行体とは異なる飛行体であることを特徴とする請求項6記載の表示装置。
  8. 前記浮遊部は、前記旗の他方の端部の上部と繋がれ、浮力を発生する空中浮遊部材であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  9. 前記飛行体は、無人飛行する飛行体であることを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の表示装置。
  10. 空中を任意に飛行し移動可能な飛行体から下端に重錘が取り付けられた支持ロープを垂下し、前記飛行体と前記重錘との間の前記支持ロープに旗の一方の端部を取り付けた表示装置を用いた表示方法であって、
    前記飛行体が飛行するとともに、前記旗の他方の端部に有する抵抗部により飛行方向に対して空気抵抗を発生させて前記旗を表示する表示方法。
  11. 空中を任意に飛行し移動可能な飛行体から下端に重錘が取り付けられた支持ロープを垂下し、前記飛行体と前記重錘との間の前記支持ロープに旗の一方の端部を取り付けた表示装置を用いた表示方法であって、
    前記飛行体が飛行するとともに、前記旗の他方の端部と繋がれた浮遊部が前記旗の他方の端部を上方に吊り上げて前記旗を表示する表示方法。
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