JP7044556B2 - 認証装置、認証システムおよび外部装置 - Google Patents

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Description

本発明は、認証装置、認証システムおよび外部装置に関する。
車両に付けたソケットにプラグを差し込み、外部電源から直接充電できる電気モータを動力源とする電気自動車(EV:Electric Vehicle)や車両に付けたソケットにプラグを差し込み、外部電源から直接充電できるハイブリッド自動車が知られている。この方式のハイブリッド自動車は、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)またはPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)と呼ばれる。
特許文献1には、携帯機と、該携帯機からの電波を受信する車載機とを有する通信システムが記載されている。特許文献1に記載の通信システムの携帯機は、該携帯機との間で相互に通信できるエリア以外のエリアで、且つ、該携帯機により検出可能な電波を送信できるエリアに位置する車載機からのリクエスト信号を検出する受信部と、前記受信部により前記車載機からのリクエスト信号が検出された際に、前記車載機が搭載された車両へ、所定の動作を実行させるための駆動要求信号を送信するための制御を行う制御部とを備える。特許文献1に記載の通信システムは、車載機との間で相互に通信できない場合であっても、携帯機により車載機に、所定の動作を実行させようとする。
特許文献2には、再充電可能な蓄電装置と、前記蓄電装置とは別個のエネルギ源によって発電するための発電機構と、前記蓄電装置および前記発電機構の少なくとも一方からの電力を車両から供給するための給電部と、車両から所定範囲内にユーザが存在することを検知するための検知部と、前記車両からの給電が要求されている場合において、前記所定範囲内に前記ユーザが検出されないときに、前記発電機構を作動した発電を禁止するための制御部とを備える車両が記載されている。特許文献1に記載の車両は、給電機能を有する車両からの給電時に、ユーザ不在時のエンジン作動による騒音を車両の周囲に生じさせないようにしようとする。
また、ユーザが車両キーとして所持する携帯機(電子キー)と車両に搭載された通信装置との間でキー照合に関する双方向通信を行い、車両周辺の通信エリアに当該車両に適合する正規の携帯機が存在している場合に、各種の車両制御を許容する、いわゆる電子キーシステムが適用されたものが知られている。ここで、モータを動力源とする電気自動車では、モータ等のノイズ源となる各種機器が搭載される場合がある。
特許文献3には、ノイズ源となる各種機器の搭載された車両に適用され、この車両が関わる無線通信の通信方法を選択する通信制御システムにおいて、前記ノイズ源となる車両機器の動作状態を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された車両機器の動作状態に基づいて、当該動作状態に特有の電磁ノイズ特性を推定する推定手段と、前記推定手段で推定された電磁ノイズ特性に応じて通信方法を選択する選択手段とを備える通信制御システムが記載されている。特許文献2に記載の通信制御システムは、ノイズ源となる車両機器の動作状態に適した通信方法を選択することで、ノイズ源の影響を受けない通信を実現しようとする。
特開2013-193493号公報 特開2015-40011号公報 特許第5731316号公報
しかしながら、このような従来の車両の通信制御システムにあっては、モータや各種機器のノイズについて記載されているものの、給電時に発生するノイズについては記載されていない。
すなわち、外部給電装置からの車載蓄電装置に対する給電時に、給電の際に発生するノイズの影響を受けて、携帯機(電子キー)を含む外部装置と車両に搭載された通信装置との間でキー照合等ができないという課題がある。また、車載の非接触給電装置などを用いて携帯端末の蓄電装置を非接触給電する場合にも、同様の課題がある。
さらに、車両から家屋に対する給電すなわち車両からの車両装置を介した家屋の蓄電装置への給電時に、給電の際に発生するノイズの影響を受けて、携帯機(電子キー)を含む外部装置の家屋に対する認証のためのキー照合等(例えば家屋の鍵を開施錠するための電子キーを保有するスマートフォンと家屋装置とのキー照合)ができないという課題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、蓄電装置への給電時に、セキュリティ性を保ちながら給電の際に発生するノイズの影響を受けない認証装置、認証システムおよび外部装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る認証装置は、筐体と別に設けられる外部装置との間で、蓄電装置の作動周波数と重複する第1通信周波数または前記蓄電装置の作動周波数と重複しない第2通信周波数を用いて通信を行う通信部と、前記外部装置の認証成立を判定する制御部と、を備える認証装置であって、前記制御部は、前記筐体に設けられた部品を介した前記蓄電装置への給電が行われていない場合には、前記通信部により前記第1通信周波数を用いて前記外部装置の認証のための通信を行わせて前記外部装置との認証成立を判定し、前記給電が行われている場合には、前記通信部により前記第2通信周波数を用いて前記外部装置の認証のための通信を行わせるとともに、前記外部装置の位置情報に基づいて、前記外部装置との認証成立を判定することを特徴とする。
本発明によれば、蓄電装置への給電時に、セキュリティ性を保ちながら給電の際に発生するノイズの影響を受けない認証装置、認証システムおよび外部装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る認証装置を備える車両の全体構成を模式的に示す図である。 上記第1の実施形態に係る認証装置を備える車両および外部装置の構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態に係る認証装置の下車時処理を示すフローチャートである。 上記第1の実施形態に係る認証装置のエントリ処理を示すフローチャートである。 上記第1の実施形態に係る認証装置および外部装置の第1認証処理を示す制御シーケンスである。 上記第1の実施形態に係る認証装置および外部装置の第2認証処理を示す制御シーケンスである。 上記第1の実施形態に係る認証装置および外部装置の第2認証処理の変形例を示す制御シーケンスである。 本発明の第2の実施形態に係る認証装置を備える車両の全体構成を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る認証装置を備える車両の全体構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る認証装置を備える車両の全体構成を模式的に示す図である。本実施形態は、筺体が車両の場合の車載蓄電池への充電(外部給電)の例である。
図1に示すように、車両通信システム1(認証システム)は、認証装置(ECU110)を備える車両100(筺体)と、外部装置200と、外部給電装置300と、受電装置610を有する家屋600と、を備える。
本実施形態では、請求項に記載の「筐体」は、車両100であり、認証装置は、車両100への進入権限を外部装置200に対する認証により判定するエントリ処理を実行する。
[車両100]
車両100は、電気モータを動力源とする電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車等を含む各種車両である。認証装置は、この車両100に備えられる。
車両100は、複数のドア部(左フロントドア、右フロントドア、左リアドア、右リアドア、およびバックドア)と、ECU(Electronic Control Unit)110(認証装置)と、アンテナ120aと、着座センサ132と、ドア開閉センサ133と、電力ケーブル接続口150と、充電器410およびバッテリ420(蓄電装置)からなる受電部400と、を備える。
また、車両100は、送電コイルに電流を流すことで、携帯端末500(後記図8参照)に内蔵された受電コイルに対して非接触充電することができる非接触充電装置160(後記図8参照)を備える。
ECU110は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵し、当該メモリに記憶されたマップおよびプログラムと各センサの検出結果とに基づいて所定の演算処理を実行し、その演算処理の結果で車両100が所望の状態となるように車両の各機器を制御する。詳細は後記する。
アンテナ120aは、例えば、左フロントドアの内部に設けられ、ユーザが携帯可能な電子キー(スマートキー)外部装置200と通信可能に構成される。アンテナ120aは、左フロントドア以外の各ドアの内部にそれぞれ設けられていてもよい。ECU110は、アンテナ120aからの電波受信状態に基づいて、車両100内もしくは車両100の近傍にユーザが存在することを検知できる。
車両100は、車両100に設けられた部品としての電力ケーブル接続口150に、外部給電装置300からの電力ケーブル350のプラグ351を差し込み、電力ケーブル接続口150を介して外部給電装置300から直接充電される。
車両100の電力ケーブル接続口150は、プラグ351と接続可能に構成され、通常時は蓋151で覆われる。蓋151は、ユーザの操作によって開閉可能に構成される。ユーザの操作によって蓋151が開かれると、ユーザがプラグ351を電力ケーブル接続口150に接続することが可能となる。本実施の形態では、電力ケーブル接続口150は、車体の後方側面に配置される。
本実施形態では、車両100が外部給電装置300から充電される場合を述べる。
充電器410は、電力ケーブル接続口150が受けた外部電力をバッテリ420に充電可能な電力に変換してバッテリ420に出力する。
バッテリ420は、走行用モータ等に供給する電力を蓄える2次電池である。バッテリ420はまた、エンジン始動の他に、電装品への電力供給や制御などの各種コンピュータ機器へのバックアップも行う。バッテリ420は、複数のバッテリセルを含む蓄電装置(エネルギストレージ)であり、例えば、リチウムイオン2次電池、ニッケル水素2次電池等を利用することができる。本実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。
車両100は、車両100に設けられた部品としての電力ケーブル接続口150に、家屋600などの受電設備からの電力ケーブル350のプラグ351を差し込み、電力ケーブル接続口150を介して車両100から受電装置610に対して充電する、いわゆるV2H(Vehicle to Home)機能を備えることができる。このV2Hによる充電制御例については、第3の実施形態(図9参照)により後記する。
[外部装置200]
外部装置200は、ユーザが携帯可能な携帯機である。この携帯機は、電子キー(スマートキー)であってもよい。外部装置200が、電子キー(スマートキー)である場合、車両100からのリクエスト信号を受信した電子キー(外部装置200)により送信されたレスポンス信号により車両のドアの施錠または解錠、エンジン動作やハイブリッドシステムの始動を可能とする。
外部装置200は、スマートフォン等のPDA(Personal Digital Assistants)、ノート型PC(Personal Computer)などの携帯端末であってもよい。本実施形態は、電子キー(スマートキー)を組み込んだスマートフォンに適用した例である。
[外部給電装置300]
外部給電装置300は、車両100の電気モータの動力源である蓄電装置(バッテリ)に充電する電力を供給する。外部給電装置300は、車両の駐車スペース近辺や駐車場などに設置される。外部電源装置300には、電力ケーブル350の一方の端部が接続され、電力ケーブル350の他方の端部には、プラグ351が設けられる。プラグ351は、車両100の側部に設けた電力ケーブル接続口150に脱着可能である。
なお、外部電源装置300からの電力を外部電力といい、外部電力を用いてバッテリ420を充電することを外部給電という。
また、外部給電時には、電力ケーブル350や電力ケーブル接続口150と受電部400間の電力線に、比較的大きな電流が流れ、電磁波が発生する場合がある。
[受電装置610]
家屋600(筺体)などに備え付けられる受電装置610は、車両100の電気モータの動力源である蓄電装置(バッテリ420)からの電力を受電する。受電装置610は、例えば家屋600の駐車スペース近辺に設置される。受電装置610には、電力ケーブル350の一方の端部が接続され、電力ケーブル350の他方の端部には、プラグ351が設けられる。プラグ351は、車両100の側部に設けた電力ケーブル接続口150に脱着可能である。
家屋600への充電時には、電力ケーブル350や電力ケーブル接続口150と受電部400間の電力線に、比較的大きな電流が流れ、干渉電磁波が発生する場合がある(後記図9参照)。
[ユーザ認証]
車両通信システム1(認証システム)は、ユーザが所持する電子キー(外部装置200)と車両100に搭載された通信部120との間でキー認証に関する双方向通信を行い、車両100周辺の通信エリアに当該車両に適合する正規の電子キー(外部装置200)が存在している場合に、各種の車両制御を許容する。
ここで、車両100と外部装置200間のキー認証(エントリ認証)に関する双方向通信は、第1通信(RF通信)を基本設定とする。RF通信によるRF通信成立圏は、車両の周囲を適度にカバーしており、電波法による電波出力の規制にも適合させやすい。このため、車両100と外部装置200間のキー認証は、RF通信方式が採用される。ただし、第1通信(RF通信)は、後記外部給電の実行によるノイズを受ける場合がある。
車両100側から外部装置200にリクエスト信号が送信され、このリクエスト信号の送信領域(すなわち、RF通信成立圏内:図1の一点鎖線で囲んだエリア)に外部装置200が存在しているとき、リクエスト信号に対するレスポンス信号が外部装置200から送信される。車両100は、レスポンス信号を解析し、車両100側の基準IDコードに一致するIDコードがレスポンス信号に含まれているとき、正規の外部装置200の所持者による各種の車両制御、例えばドアロックの施解錠やエンジンの始動等が許容される。
具体的には、ECU110は、所定のタイミングでリクエスト信号をアンテナ120aから発信する。リクエスト信号が認証範囲内(RF通信成立圏内:図1の一点鎖線で囲んだエリア内)にある外部装置200に受信されると、外部装置200は、予め記憶された自らのIDコードを特定可能なレスポンス信号を返信する。
ECU110は、リクエスト信号を送信してから所定期間内に外部装置200からのレスポンス信号を受信しない場合、「認証不成立」と判定する。一方、ECU110は、リクエスト信号を送信してから所定期間内に外部装置200からのレスポンス信号を受信した場合、レスポンス信号によって特定されるIDコードと予め登録されたIDコードとを照合し、両者が一致する場合は「認証成立」(正規のユーザのものである)と判定し、両者が一致しない場合は「認証不成立」と判定する。
例えば、車両100が駐車している場合、ユーザに携帯される外部装置200を探すため、定期的に、通信部120からリクエスト信号が発信される。外部装置200は、リクエスト信号を受信した場合、該リクエスト信号に応答するためにレスポンス信号を送信する。
車両100は、認証範囲内(RF通信成立圏内)で外部装置200からのレスポンス信号を受信することにより、外部装置200との間で相互に無線通信を行うことができる。
図2は、本発明の実施形態に係る認証装置を備える車両100および外部装置200の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、車両通信システム1は、認証装置を備える車両100と、外部装置200と、を備える。
[車両100]
車両100は、ECU110(認証装置)と、通信部120と、位置情報取得部131と、着座センサ132と、ドア開閉センサ133と、受電部400と、を備える。
ECU110は、各種の制御を行う制御部111と、入出力インタフェースとしての入出力部112と、制御部111が利用するプログラムおよびデータを記憶する記憶部113と、を有する。なお、ECU110は、1つのECUのみからなるのではなく、モータおよびインバータ(図示省略)、受電部400毎に複数のECUから構成することもできる。
<制御部111>
制御部111は、認証部114と、給電制御部115と、を備える。
制御部111は、外部給電装置300からの、車両100(筐体)に設けられた部品(電力ケーブル接続口150)を介した蓄電装置(蓄電装置(バッテリ))への給電(以下、本実施形態の説明において、「外部給電」という。)が行われていない場合には、通信部120により第1通信周波数を用いて外部装置200の認証のための通信を行わせて外部装置200との認証成立を判定し、外部給電が行われている場合には、通信部120により第2通信周波数を用いて外部装置の認証のための通信を行わせるとともに、外部装置200の位置情報に基づいて、外部装置200との認証成立を判定する。
なお、外部給電が行われていない場合には、外部装置200の位置情報によらず、第1通信周波数を用いた外部装置200の認証のための通信に基づいて外部装置200との認証成立を判定することができる。
制御部111は、車両100(筐体)からのユーザの退出以後(すなわち下車以後)に車両100に設けられた部品(電力ケーブル接続口150)を介したバッテリ420(蓄電装置)への給電が行われている場合には、ユーザの車両100(筐体)への進入(再搭乗)までに、外部装置200の位置情報が認証成立の判定に用いられることをユーザに対して通知する。
制御部111は、車両100(筐体)に設けられた部品(電力ケーブル接続口150)を介したバッテリ420(蓄電装置)への給電が行われていない場合には、通信部120により第1通信周波数を用いて外部装置200の認証のための通信を行わせて外部装置200との認証成立を判定し、給電が行われている場合には、通信部120により第2通信周波数を用いて外部装置200の認証のための通信を行わせるとともに、外部装置200の位置情報に基づいて、外部装置200との認証成立を判定する。
制御部111は、給電が行われている場合には、外部装置200の位置が、車両100(筐体)から所定範囲内にある場合に、外部装置200との認証を成立させる。所定範囲は、第1通信周波数を用いて外部装置200の認証のための通信を行う場合の当該通信の成立圏に相当する範囲である。また、第1通信周波数は、給電の作動周波数の逓倍波と重複し、第2通信周波数は、作動周波数の逓倍波と重複しない。
本実施形態では、通信部120は、外部装置200との間で第3通信周波数を用いて通信をすることができる。制御部111は、給電が行われている場合には、通信部120により第2通信周波数を用いて外部装置200からの認証コードの取得のための通信を行うとともに、通信部120により第3通信周波数を用いて外部装置200の位置情報を取得する。第1通信周波数は、給電の作動周波数の逓倍波と重複し、第2通信周波数および第3通信周波数は、作動周波数の逓倍波と重複しない。
<入出力部112>
入出力部112は、ユーザによる操作指示を受付け、その操作内容を制御部111に出力する。入出力部112は、例えば制御部111からの制御に従った表示画面を出力する。また、入出力部112は、各種インタフェースを接続する。
<記憶部113>
記憶部113は、各種処理のプログラムを収めたROM、RAM、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等から構成される。記憶部120は、ハードディスクドライブ(HDD)等の外部記憶装置を含む。
<位置情報取得部131>
位置情報取得部131は、外部装置200の位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部131は、外部装置200からの電波を受信して外部装置200の位置情報を取得する。具体的には、位置情報取得部131は、外部装置200の位置情報を、外部装置200が第2通信周波数による通信により車両100に対して送信する信号をもとに取得する。その他の方法でもよく、例えば、位置情報取得部131は、駐車場に備え付けられる外部設備装置(現在位置が変化してもよいし、しなくてもよい)が取得した外部装置200の位置情報をインターネット経由で取得してもよい。また、位置情報取得部131は、第1周波数と異なる周波数の信号の送受信を車両100の2か所以上から実行することで外部装置200の位置情報を取得してもよい。この場合、それぞれ第2通信周波数、第3通信周波数を用いてもよい。さらに、位置情報取得部131は、外部装置200との間の通信強度に基づいて外部装置200の位置を推測してもよい。
<着座センサ132>
着座センサ132は、運転者の運転座席に設けられ、運転者の着座を検出し、検出結果をECU110に出力する。着座センサ132は、車両100の乗員シート(例えば運転席シート)への荷重印加を検知することによって、シートへの着座を検知する。ECU110は、着座センサ132の出力に基づいて、車室内にユーザが存在することを検知できる。
<ドア開閉センサ133>
ドア開閉センサ133は、ドア部が開いているか閉じているかを検出し、検出結果をECU110に出力する。ECU110は、着座センサ132の出力とドア開閉センサ133の開閉信号のタイミングに基づいてユーザの下車を判定することができる。
<通信部120>
通信部120は、車両100と別に設けられる外部装置200との間で第1通信周波数、第2通信周波数、または第3通信周波数を用いて通信を行う。
第1通信周波数は、外部給電装置300の作動周波数と重複し、第2通信周波数および第3通信周波数は、外部給電装置300の作動周波数と重複しない。第2通信周波数および第3通信周波数は、ノイズが回避可能な周波数である。
通信部120は、第1通信回路121と、第2通信回路122と、第3通信回路123と、を備える。
第1通信回路121は、第1通信方式(RF)である。外部装置200が電子キー(スマートキー)である場合、車両から携帯機に向けて発信される電波はLF(長波)、携帯機から車両に向けて発信される電波はUHF(極超短波)が使用される。
第2通信回路122は、例えばWi-Fi方式の無線通信であり、2.4GHzや5GHz帯を使用する。通信距離は、100m程度である。
第3通信回路123は、第2通信回路122の周波数帯と異なる周波数帯のWi-Fi方式の無線通信である。あるいは、第3通信回路123は、特定小電力無線である。特定小電力無線には、315/868/905/920MHz帯を使用するEnOcean、426/429MHz帯を使用する狭帯域、900MHz帯を使用する広帯域Wi-SUNがある。
なお、2.4GHz帯を使用する他の無線方式として、Bluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)がある。
通信部120は、制御部111の指示に従って、給電による電磁波との干渉が生じ得る通信周波数とは異なる通信周波数を用いた通信方式を選択する。
一般的には、通信方式が異なれば通信周波数も異なり、同一通信方式であっても、通信周波数が異なれば干渉を回避できる。逆に、通信方式が異なっても、通信周波数が給電の作動周波数に近ければノイズ発生の影響を受けることもある。
[外部装置200]
外部装置200は、制御部210と、通信部220と、操作部230と、GPS機能部240と、を備える。
<制御部210>
制御部210は、本端末全体を制御するマイクロコンピュータ等からなる。マイクロコンピュータは、ROM(Read Only Memory)に記憶された制御プログラムを読み出してRAM(Random Access Memory)に展開し、CPU(Central Processing Unit)が各種処理を実行する。
<通信部120>
通信部220は、第1通信回路221と、第2通信回路222と、第3通信回路223と、を備える。
通信部220の第1通信回路221、第2通信回路222、および第3通信回路223は、車両100の通信部120の第1通信回路121、第2通信回路122、および第3通信回路123にそれぞれ対応する。
<操作部230>
操作部230は、各種のユーザ操作が入力される。操作部230は、LCD表示部と一体的に設けられるタッチスクリーンであってもよい。操作部230は、例えば車室内に設けられたメカスイッチや、車室内の各種パネル内に設けられたキーを操作することができる。
<GPS機能部240>
GPS機能部240は、自身の位置情報を知るための電波をGPS(Global Positioning System)衛星から受信し、現在位置情報を、緯度/経度の2つのパラメータとして算出するGPS機能により位置情報を取得する。
ここで、本実施形態では、位置情報を取得する手段として、GPS衛星を利用した例を示したが、GPS以外の、基地局との位置関係を利用した方式でもよい。例えば、モバイル端末であるユーザ端末として、Android(登録商標)スマートフォンやスマートウォッチを使用する場合、GPS機能部240に代えてまたは併用して、基地局および携帯電話通信網(図示省略)を介して携帯電話会社サーバと情報の送受信を行い、接近確認から自端末の現在位置情報を取得することも可能である。
また、Wi-Fi(Wireless Fidelity)測位による位置情報取得、すなわちWi-Fiアクセスポイントと所定の位置情報サービスを利用した位置情報取得を用いてもよい。
以下、上述のように構成された認証システムの動作について説明する。
<下車時処理>
まず、ECU110(認証装置)の下車時処理について述べる。
図3は、ECU110(認証装置)の下車時処理を示すフローチャートである。図3は、エントリ処理のために実行される、車両100への搭乗動作の有無の検出フローである。本フローは、ECU110(図2参照)の制御部111により所定周期で繰り返し実行される。
まず、ステップS1でユーザが車両100から下車(降車)したか否かを判別する。下車の判定は、着座センサ132の出力とドア開閉センサ133の開閉信号のタイミングに基づいて判別する。すなわち、車両100停車時、運転席のドアが開き、かつ運転席に設置されている着座センサ132の荷重が減少した場合は、ユーザが車両100から下車したと推定できる。着座センサ132に代えて、または加えて人の動きを検出する人感センサを用いてもよい。
ユーザが車両100から下車しなければ、本フローの処理を終了する。ユーザが車両100から下車した場合(S1:Yes)、ステップS2で制御部111は、車両100が外部給電装置300による給電あり確定か否かを判別する。下車を検出した後の所定時間が経過しても、給電が継続されている場合に、給電ありを確定する。上記所定時間は、例えば下車してから外部給電を開始または終了するための操作をするのに必要な時間として統計的に求められる時間に基づき定める。
上記ステップS3で給電あり確定でない場合(S2:No)、ステップS3で制御部111は、車両100が外部給電装置300による給電なし確定か否かを判別する。下車を検出した後の所定時間が経過しても、給電が検出されない場合に、給電なしを確定する。上述したように、上記所定時間は、例えば下車してから外部給電を開始または終了するための操作をするのに必要な時間として統計的に求められる時間に基づき定める。
上記ステップS3で給電なし確定でない場合(S3:No)、上記ステップS2に戻り、上記ステップS3で給電なし確定の場合(S3:Yes)、本フローの処理を終了する。
上記ステップS2で給電あり確定の場合(S2:Yes)、ステップS4で制御部111は、ユーザへ給電あり確定の旨の通知を行う。給電あり確定の通知は、例えば表示部(図示せず)によるメッセージ表示やランプの点灯・点滅、音声等による報知である。
ステップS5で制御部111は、外部装置200(図2参照)へ給電あり確定の通知を行って本フローの処理を終了する。通知を受けた外部装置200は、下車フラグをONする。上記、下車時処理により、下車検出後の給電あり確定した場合には、外部装置200に下車フラグが立てられる。
<エントリ処理>
次に、ECU110(認証装置)のエントリ処理について述べる。
図4は、ECU110(認証装置)のエントリ処理を示すフローチャートである。
ステップS11で制御部111は、エントリ要求を受信したか否かを判別する。エントリ要求は、(1)外部装置200のアプリ操作により外部装置200から送信される、(2)または、ドアハンドル(図示せず)への接触により、ドアECU(図示せず)から送信される。
上記(1)のエントリ要求の場合、外部装置200(図2参照)の下車フラグONであるならば、第2通信周波数により送信され、外部装置200(図2参照)の下車フラグOFFであるならば第1通信周波数により送信される。下車フラグは、図3の搭乗動作有無検出フロー処理により設定される。または、上記(1)のエントリ要求の場合、常に第2通信周波数で送信される態様でもよい。
上記ステップS11でエントリ要求を受信しない場合(S11:No)、本フローの処理を終了する。上記ステップS11でエントリ要求を受信した場合(S11:Yes)、ステップS12で制御部111は、給電中か否かを判別する。
給電中でない場合(S11:No)、ステップS13で第1認証処理(図5参照)を実行して、本フローの処理を終了する。
給電中の場合(S11:Yes)、ステップS14で第2認証処理(図6参照)を実行して、本フローの処理を終了する。
<第1認証処理>
図5は、ECU110(認証装置)および外部装置200の第1認証処理を示す制御シーケンスである。
ECU110(認証装置)では、第1認証処理として下記フローを実行する。第1認証処理が開始すると、ステップS21で外部装置200に対して第1通信周波数を用いてチャレンジコードを送信する(信号101参照)。
外部装置200では、第1認証処理として、ステップS31でECU110(認証装置)に対して第1通信周波数を用いてレスポンスコードを送信する(信号102参照)。
ECU110(認証装置)では、ステップS22でチャレンジコード送信後にタイマを起動し、所定時間内に外部装置200からレスポンスコードを受信したか否かを判別する。
所定時間内に外部装置200からレスポンスコードを受信した場合(S22:Yes)、ステップS23で受信したレスポンスコードが送信したチャレンジコードに適合しているか否かを判別する。
受信したレスポンスコードが送信したチャレンジコードに適合している場合(S23:Yes)、ステップS24で認証成立と判定する。
上記ステップS22で所定時間内にレスポンスコードを受信しない場合(S22:No)、または上記ステップS23で受信したレスポンスコードが適合していない場合(S23:No)、ステップS25で認証不成立と判定する。
<第2認証処理>
図6は、ECU110(認証装置)および外部装置200の第2認証処理を示す制御シーケンスである。
ECU110(認証装置)では、第2認証処理として下記フローを実行する。第2認証処理が開始すると、ステップS21で外部装置200に対して第2通信周波数を用いてチャレンジコードを送信するとともに、外部装置200の位置情報を要求する(信号103参照)。
外部装置200では、第2認証処理として、ステップS51でECU110(認証装置)に対して第2通信周波数を用いてレスポンスコードおよび位置情報を送信する(信号104参照)。
ECU110(認証装置)では、ステップS42でチャレンジコード送信後にタイマを起動し、所定時間内に外部装置200からレスポンスコードを受信したか否かを判別する。
所定時間内に外部装置200からレスポンスコードを受信した場合(S42:Yes)、ステップS43で受信したレスポンスコードが送信したチャレンジコードに適合しているか否かを判別する。
受信したレスポンスコードが送信したチャレンジコードに適合している場合(S43:Yes)、ステップS44で外部装置200が所定範囲内にあるか否かを判別する。
外部装置200が所定範囲内にある場合(S44:Yes)、ステップS45で認証成立と判定する。
上記ステップS42で所定時間内にレスポンスコードを受信しない場合(S42:No)、上記ステップS23で受信したレスポンスコードが適合していない場合(S43:No)、または外部装置200が所定範囲内にない場合(S44:No)、ステップS46で認証不成立と判定する。
図5および図6のフローに示すように、ユーザが下車し、かつ外部給電中ではない場合、制御部111は、第1通信周波数によりリクエスト信号を外部装置200に送信する。図1の一点鎖線で囲んだエリアに示すように、第1通信周波数によりリクエスト信号が認証範囲内(RF通信成立圏内)にある外部装置200に受信されると、外部装置200は、予め記憶された自らのIDコードを特定可能なレスポンス信号を返信する。制御部111は、リクエスト信号を送信してから所定期間内に外部装置200からのレスポンス信号を受信した場合、「認証成立」(正規のユーザのものである)と判定し、両者が一致しない場合は「認証不成立」と判定する。
また、外部給電中の場合、外部給電の実行によりノイズが発生する可能性があると判断して、第1通信周波数を第2通信周波数に変更する。第2通信周波数は、外部給電の実行によるノイズ発生の影響を受けない通信周波数である。
制御部111は、第2通信周波数によりリクエスト信号を外部装置200に送信する。制御部111は、第2通信周波数によるリクエスト信号を送信してから所定期間内に外部装置200からのレスポンス信号を受信したか否かを判定し、レスポンス信号を受信し、チャレンジコードが適合する場合は、認証成立、そうでない場合は認証不成立と判定する。
また、図6のフローに示すように、位置情報を用いてエントリ認証するのは、第2通信方式(Wi-Fiなど)の場合には、広範囲で通信が成立するため外部装置200が車両100の近くになくても認証成立してしまう可能性(車両の盗難リスク)があるからである。本実施形態では、外部装置200が車両100の近くにあることを確認してから認証することにしている。
例えば、前記図1に示すように、制御部111は、外部装置200の位置(X)が、第1通信周波数での認証のための通信の成立圏内(Y)にあるか否かを判定する。制御部111は、あらかじめ第1通信周波数を用いた場合における通信成立距離(Y)を定義する。Yの定義の仕方は、第1通信周波数での通信の距離と電波強度との対応関係から求める。
X≦Yの場合(S11:Yes)、第2通信周波数を用いた場合の認証成立と判定し、X>Yの場合(S12:Yes)、第2通信周波数を用いた場合の認証不成立と判定する。
例えば、前記図1に示すように、外部装置200の位置(X)が、第1通信周波数での認証のための通信の成立圏内(Y)(図1の一点鎖線で囲んだエリア内)、「認証成立」(正規のユーザのものである)と判定する。
<第2認証処理:変形例>
図7は、ECU110(認証装置)および外部装置200の第2認証処理の変形例を示す制御シーケンスである。
ECU110(認証装置)では、第2認証処理として下記フローを実行する。第2認証処理が開始すると、ステップS21で外部装置200に対して第2通信周波数を用いてチャレンジコードを送信する(信号105参照)。
外部装置200では、第2認証処理として、ステップS71でECU110(認証装置)に対して第2通信周波数を用いてレスポンスコードを送信する(信号106参照)。
ECU110(認証装置)では、ステップS62でチャレンジコード送信後にタイマを起動し、所定時間内に外部装置200からレスポンスコードを受信したか否かを判別する。
所定時間内に外部装置200からレスポンスコードを受信した場合(S62:Yes)、ステップS63で受信したレスポンスコードが送信したチャレンジコードに適合しているか否かを判別する。
上記ステップS62で所定時間内にレスポンスコードを受信しない場合(S62:No)、または上記ステップS63で受信したレスポンスコードが適合していない場合(S63:No)、ステップS64で認証不成立と判定する。
上記ステップS63で受信したレスポンスコードが送信したチャレンジコードに適合している場合(S63:Yes)、ステップS65で外部装置200に対して第3通信周波数を用いて外部装置200の位置情報を要求する(信号107参照)。なお、位置情報は、路肩装置(図示せず)やインターネットから取得してもよい。
外部装置200では、ステップS72でECU110(認証装置)に対して第3通信周波数を用いて位置情報を送信する(信号108参照)。
ECU110(認証装置)では、ステップS66で外部装置200が所定範囲内にあるか否かを判別する。
外部装置200が所定範囲内にある場合(S66:Yes)、ステップS67で認証成立と判定する。
上記ステップS66で外部装置200が所定範囲内にない場合(S66:No)、ステップS68で認証不成立と判定する。
以上説明したように、本実施形態の車両通信システム1は、車両100(筺体)への進入権限を外部装置200に対する認証により判定するエントリ処理を実行するECU110(認証装置)を備え、ECU110は、車両100と別に設けられる外部装置200との間で第1通信周波数または第2通信周波数を用いて通信を行う通信部120と、外部装置200の認証成立を判定する制御部111と、を備える。制御部111は、筐体に設けられた部品(電力ケーブル接続口150)を介したバッテリ420(蓄電装置)への給電が行われていない場合には、通信部120により第1通信周波数を用いて外部装置200の認証のための通信を行わせて外部装置200との認証成立を判定し、給電が行われている場合には、通信部120により第2通信周波数を用いて外部装置200の認証のための通信を行わせるとともに、外部装置200の位置情報に基づいて、外部装置200との認証成立を判定する。制御部111は、外部装置200の位置が、車両100(筐体)からの所定範囲内にある場合に、外部装置200との認証を成立させる。このときの「所定範囲」とは、第1通信周波数を用いて外部装置200の認証のための通信を行う場合における当該通信の成立圏に相当する範囲として定める。
これにより、車両100に対する外部装置200の位置・距離が、第1通信周波数で認証のための通信が行われる場合の通信圏内よりも離れている場合に認証成立させないようにでき、且つ、第1通信周波数で認証のための通信が行われる場合の通信圏内に在る場合に認証成立するようにできるため、ユーザに対する違和感なく第2通信を用いる通信による認証を行うことができる。第2通信周波数による通信が、第1通信周波数による通信よりも電波強度が強い等により伝播性が高い通信となる場合でも、第2通信周波数による通信を行う場合のセキュリティ性を向上できる。
例えば、図1に示すように、第2通信周波数を用いた場合に、第1通信周波数での認証のための通信の成立圏(Y)外まで認証情報が送信され、傍受される危険性を低下させることができる。
すなわち、第2通信方式(Wi-Fiなど)の場合には、広範囲で通信が成立するため外部装置200が車両100の近くになくても認証成立してしまう可能性(車両の盗難リスク)がある。本実施形態では、外部装置200が車両100の近くにあることを確認してから認証することで、外部給電時に、セキュリティ性を保ちながら給電の際に発生するノイズの影響を受けないようにすることができる。
特に、第2通信方式(Wi-Fi)の電波の届く範囲が通常のエントリ用の第1通信方式(RF)よりも広範囲である場合、通常のエントリ用の第1通信方式(RF)よりも広範囲に情報が行きわたり、外部装置200が近くになくても認証成立で通信が行われてしまう可能性があり、この盗難リスクを防止することができる。
本実施形態では、通信部120は、外部装置200との間で第3通信周波数を用いて通信をする第3通信回路123を備える。図7のフローに示すように、制御部111は、給電が行われている場合には、通信部120により第2通信周波数を用いて外部装置200からの認証コードの取得のための通信を行うとともに、通信部120の第3通信回路123により第3通信周波数を用いて外部装置200の位置情報を取得する。
これにより、セキュリティ性をより向上させることができる。すなわち、別個の認証情報(認証コードと位置情報)を第2通信周波数と第3通信周波数とに分けて送信するので、1つの通信周波数で認証情報(認証コードと位置情報)を送信する場合に比べて、傍受された場合に認証情報の漏洩が少なく、セキュリティ性がより向上する。
本実施形態では、第1通信周波数は、給電の作動周波数の逓倍波と重複し、第2通信周波数および第3通信周波数は、作動周波数の逓倍波と重複しない。これにより、外部給電時には、作動周波数の逓倍波と重複しない第2通信周波数または第3通信周波数を用いてのことで、給電の際に発生するノイズの影響を受けない通信を行うことができる。
本実施形態では、制御部111は、給電が行われている場合には、外部装置200の車両100(筐体)への進入(再搭乗)までに、外部装置200の位置情報が認証成立の判定に用いられることを外部装置200に対して通知する。外部装置200は、位置情報が認証成立の判定に用いられることが通知されるので、自己のエントリ処理を実行することができる。
以上、本実施形態では、筺体が車両100の場合、車両100の外部給電中に、車両100にエントリする際の認証処理について説明した。
本認証システムは、上記筺体が車両100の場合で車両100にエントリする際の認証処理のほか、筺体が車両100の場合で車両100から携帯端末への充電中の、車両100へのエントリの認証処理に適用することや、筺体が家屋600の場合で車両100から家屋600への充電中の、車両100または外部装置へのエントリの認証処理に適用することができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態に係る認証装置を備える車両の全体構成を模式的に示す図である。図1と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
本実施形態は、筺体が車両100の場合で、車両100から携帯端末500への充電中の、車両100へのエントリする際の認証処理に適用する例である。
図8に示すように、認証システム1Aは、車両100(筺体)と、外部装置200Aと、携帯端末500と、外部給電装置300と、受電装置610を有する家屋600と、を備える。
車両100は、携帯端末500に非接触で充電する非接触充電装置160を有し、非接触充電装置160は、バッテリ420(蓄電装置)が接続される送電コイル161と、非接触充電制御を実行する充電制御部162と、を備える。蓄電装置161は、例えばバッテリ420(図2参照)である。バッテリ420は、他の車内バッテリでもよい。
携帯端末500は、受電コイル510、および蓄電装置520を備える。
外部装置200Aは、スマートキー(外部装置)である。
第2の実施形態では、請求項に記載の「筐体」、「筐体に設けられた部品」、「蓄電装置」、「外部装置」は、それぞれ順に、車両100、送電コイル162、携帯端末500の蓄電装置520、外部装置(スマートキー)200Aに対応する。
以上の構成において、図8の矢印に示すように、車両100に設置された非接触充電装置160は、バッテリ420(蓄電装置)に蓄電されている電力を、送電コイル161から携帯端末500の受電コイル510に磁気エネルギとして送る。受電コイル510は、受け取った磁気エネルギを電力に変えて蓄電装置520に蓄電する。このように、携帯端末500は、車両100の車内で、非接触充電装置160からの電力で充電する非接触充電(給電)が可能である。
図8に示すように、携帯端末500を送電コイル161および受電コイル510で充電しているときに、干渉電磁波が発生する場合がある。給電の際に発生する干渉電磁波の影響を受けて、外部装置(スマートキー)200Aと車両100に搭載された通信部120との間でキー照合等ができない。想定されるケースとしては、携帯端末500のバッテリ残容量が無くなってきたので、車両100の車内バッテリからの給電を開始する。そして、携帯端末500を充電させた状態で下車し、しばらくしてから戻ってきた。この場合、干渉電磁波の影響を受けて、外部装置(スマートキー)200Aと車両100に搭載された通信部120との間でキー照合等ができないおそれがある。
そこで、本実施形態では、第1の実施形態と同様のエントリ処理を実行する。具体的には、ECU110(認証装置)は、非接触充電装置160による非接触充電(給電)中、第1の実施形態と同様のエントリ処理(図5の第1認証処理、および図6、図7の第2認証処理)を実行する。車両100(筺体)からのユーザの携帯端末500の退出以後に給電が行われている場合には、携帯端末500の車両100(筺体)への進入までに、外部装置200Aの位置情報が認証成立の判定に用いられることを携帯端末500に対して通知する。
このように、車両100から携帯端末500への充電中の、車両100へのエントリ処理に適用することで、セキュリティ性を保ちながら給電の際に発生する干渉電磁波の影響を受けないようにすることができる。
また、ユーザは、車両搭乗時に外部装置200Aに位置情報が送信されたことを知ることができる。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る認証装置を備える車両の全体構成を模式的に示す図である。図8と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
本実施形態は、筺体が家屋600の場合で、車両100から家屋600への充電中の、車両100および外部装置200Bのエントリする際の認証処理に適用する例である。
図9に示すように、認証システム1Bは、車両100と、外部装置200Aと、外部装置200Bと、携帯端末500と、外部給電装置300と、受電装置610を有する家屋600(筺体)と、を備える。
外部装置200Bは、スマートフォンである。
家屋600は、例えば自宅であり、受電装置610と、蓄電装置620、制御部630、通信部640、および認証装置650を備える。制御部630は、マイクロコンピュータ等により構成され、外部装置(スマートフォン)200Bとの通信・認証処理、およびV2Hによる充電制御を実行する。
受電装置610は、車両100の電力ケーブル接続口150に接続されたケーブル(図示せず)を通して車両100で余った電力を給電し、蓄電装置620に充電する。
車両100の電力ケーブル接続口150、家屋600の受電装置610および蓄電装置620は、V2Hを構成する。V2Hは、車両100の蓄電装置161から家庭(Home)に電力を供給できる機能である。車両100のバッテリ420(蓄電装置)を非常用電源として使用する、またバッテリ420に蓄電した電力を利用して電気代を節約することができる。
第3の実施形態では、請求項に記載の「筐体」、「筐体に設けられた部品」、「蓄電装置」、「外部装置」は、それぞれ順に、家屋600/車両100、受電装置610/電力ケーブル接続口150、家屋600の蓄電装置620、外部装置(スマートフォン)200Bに対応する。すなわち、第3の実施形態では、V2H中に車両100にスマホエントリする場合の「筐体」は、車両100または家屋600である。
以上の構成において、図9の矢印に示すように、車両100の蓄電装置161に蓄電されている電力を電力ケーブル接続口150および図示しないケーブルを通して家屋600の受電装置610に接続する。受電装置610は、車両100の蓄電装置161から受け取った電力を蓄電装置620に蓄電する。
図9に示すように、V2Hで充電しているときに、干渉電磁波が発生する場合がある。給電の際に発生する干渉電磁波の影響を受けて、外部装置(スマートキー)200Aと車両100に搭載された通信部120との間でキー照合等ができない。想定されるケースとしては、車両100で余った電力を自宅(家屋600)の蓄電装置620へ給電して、V2H中に外部装置(スマートフォン)200Bのスマホエントリで自宅に入る(帰宅)場合である。または、V2H中に、車内への忘れ物に気が付き、スマホエントリで車両100に入る場合がある。このような場合、干渉電磁波の影響を受けて、外部装置(スマートキー)200Aと車両100に搭載された通信部120との間でキー照合等ができないおそれがある。
そこで、本実施形態では、第1および第2の実施形態と同様のエントリ処理を実行する。具体的には、ECU110(認証装置)は、前記図3の下車時処理を実行して、下車を検出する。そしてV2H中は、第1の実施形態と同様のエントリ処理(図5の第1認証処理、および図6、図7の第2認証処理)を実行する。
このように、自宅から車両100への充電中の、車両100または自宅へのエントリ処理に適用することで、セキュリティ性を保ちながら給電の際に発生する干渉電磁波の影響を受けないようにすることができる。
[変形例]
(1)
ECU110は、車両100からの下車時において、本通信周波数変更制御を実行している。ユーザが下車しないで外部給電を行う場合は、本通信周波数変更制御を実行しないことで、上記エントリ認証が必要でない場合の無駄な通信切替えが回避される。ただし、ユーザの下車を判定せずに、本通信周波数変更制御を実行する態様でもよい。
(2)
本実施形態では、外部給電が行われている場合には、第2通信周波数を用いているが、第2通信周波数を使えないときには第3通信周波数を用いるようにしてもよい。また、第2通信周波数または第3通信周波数を選択できる態様としてもよい。さらに、第2通信周波数または第3通信周波数を用いて送信する、認証コードと位置情報の組み合わせはどのようなものでもよい。
上記した実施形態例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1,1A,1B 車両通信システム(認証システム)
1A,1B 認証システム
100 車両(筺体)
110 ECU(認証装置)
111,210 制御部
112 入出力部
113 記憶部
114 認証部
115 給電制御部
120,220 通信部
121,221 第1通信回路
122,222 第2通信回路
123,223 第3通信回路
132 着座センサ
133 ドア開閉センサ
150 電力ケーブル接続口(筐体に設けられた部品)
160 非接触充電装置
161 送電コイル
200 外部装置
200A スマートキー(外部装置)
200B スマートフォン(外部装置)
300 外部給電装置
400 受電部
410 充電器
420 バッテリ(蓄電装置)
500 携帯端末
510 受電コイル
520 携帯端末の蓄電装置
600 家屋(筺体)
610 受電装置
620 家屋の蓄電装置

Claims (11)

  1. 筐体と別に設けられる外部装置との間で、蓄電装置の作動周波数と重複する第1通信周波数または前記蓄電装置の作動周波数と重複しない第2通信周波数を用いて通信を行う通信部と、
    前記外部装置の認証成立を判定する制御部と、を備える認証装置であって、
    前記制御部は、前記筐体に設けられた部品を介した前記蓄電装置への給電が行われていない場合には、前記通信部により前記第1通信周波数を用いて前記外部装置の認証のための通信を行わせて前記外部装置との認証成立を判定し、前記給電が行われている場合には、前記通信部により前記第2通信周波数を用いて前記外部装置の認証のための通信を行わせるとともに、前記外部装置の位置情報に基づいて、前記外部装置との認証成立を判定する
    ことを特徴とする認証装置。
  2. 前記制御部は、前記給電が行われている場合には、
    前記外部装置の位置が、前記筐体から所定範囲内にある場合に、当該外部装置との認証を成立させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  3. 前記所定範囲は、前記第1通信周波数を用いて前記外部装置の認証のための通信を行う場合の当該通信の成立圏に相当する範囲である
    ことを特徴とする請求項2に記載の認証装置。
  4. 前記通信部は、前記外部装置との間で、前記蓄電装置の作動周波数と重複しない第3通信周波数を用いて通信をすることができ、
    前記制御部は、前記給電が行われている場合には、前記通信部により前記第2通信周波数を用いて前記外部装置からの認証コードの取得のための通信を行うとともに、
    前記通信部により前記第3通信周波数を用いて前記外部装置の位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の認証装置。
  5. 前記第1通信周波数は、前記給電の作動周波数の逓倍波と重複し、前記第2通信周波数は、前記作動周波数の逓倍波と重複しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  6. 前記第1通信周波数は、前記給電の作動周波数の逓倍波と重複し、前記第2通信周波数および前記第3通信周波数は、前記作動周波数の逓倍波と重複しない
    ことを特徴とする請求項4に記載の認証装置。
  7. 前記制御部は、前記筐体からのユーザの携帯端末の退出以後に前記給電が行われている場合には、前記携帯端末の前記筐体への進入までに、前記外部装置の位置情報が前記認証成立の判定に用いられることを前記携帯端末に対して通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  8. 前記筐体は、車両であり、
    当該車両への進入権限を前記外部装置に対する認証により判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  9. 前記筐体は、家屋であり、
    前記家屋への進入権限を前記外部装置に対する認証により判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  10. 筐体と別に設けられる外部装置と、前記外部装置との間で、蓄電装置の作動周波数と重複する第1通信周波数または前記蓄電装置の作動周波数と重複しない第2通信周波数を用いて通信を行う通信部と、前記外部装置の認証成立を判定する制御部と、を備える認証システムであって、
    前記制御部は、前記筐体に設けられた部品を介した前記蓄電装置への給電が行われていない場合には、前記通信部により前記第1通信周波数を用いて前記外部装置の認証のための通信を行わせて前記外部装置との認証成立を判定し、前記給電が行われている場合には、前記通信部により前記第2通信周波数を用いて前記外部装置の認証のための通信を行わせるとともに、前記外部装置の位置情報に基づいて、前記外部装置との認証成立を判定する
    ことを特徴とする認証システム。
  11. 認証装置からの認証取得のための通信を、蓄電装置の作動周波数と重複する第1通信周波数または前記蓄電装置の作動周波数と重複しない第2通信周波数を用いて行う通信部を有し、筐体と別に設けられる外部装置であって、
    前記筐体に設けられた部品を介した前記蓄電装置への給電が行われていない場合に、前記通信部による前記第1通信周波数を用いた通信により前記認証装置からの認証を取得し、前記給電が行われている場合に、前記通信部による前記第2通信周波数を用いた通信と自装置の位置情報とに基づいて、前記認証装置からの認証を取得する
    ことを特徴とする外部装置。
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