JP7044029B2 - センサホルダ部を有する保護カバー、及び前記保護カバーを備えた軸受装置 - Google Patents
センサホルダ部を有する保護カバー、及び前記保護カバーを備えた軸受装置 Download PDFInfo
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Description
このような回転速度検出装置を自動車のホイール支持用の転がり軸受(ハブベアリング)に備えた軸受装置も広く用いられており、N極とS極を一定間隔で周方向に交互に並べた磁気エンコーダを軸受の軸方向の一端部の内輪に取り付け、保護カバーを軸受の軸方向の一端部の外輪に取り付けて密封するように構成するものがある(例えば、特許文献1ないし3参照)。
磁気センサを保持するためのセンサ取付穴(特許文献1の符号4、特許文献2のキャップ凹部40、特許文献3のホルダ挿入孔46)は貫通孔ではなく有底であり、アキシャル型の磁気エンコーダと磁気センサとの間に仕切壁(特許文献1の符号C、特許文献2の薄肉部50)を有する密封タイプであるので、軸受キャップの内部への異物の進入を防止できる。
それにより、例えば特許文献2及び3のように、磁気センサを保持するためのセンサ取付穴(特許文献2のキャップ凹部40、特許文献3のホルダ挿入孔46)を形成する内壁の径方向最大位置(回転軸中心からの距離R1:本願添付図面の図4参照)に、保護カバーの金属環(特許文献2の符号10b、特許文献3の符号35)の円筒部(特許文献2の符号37、特許文献3の符号43)の内周面の位置(回転軸中心からの距離R2:本願添付図面の図4参照)が近くなっており(R1≒R2)、R2<R1となる場合もある(例えば、特許文献2の図2、及び本願添付図面の図4参照)。
よって、センサホルダ部を有する特許文献2及び3のような形状の保護カバーにおいて、仕切壁を超えるように金属環(特許文献2の符号10b、特許文献3の符号35)を軸方向へ延長すると、センサ取付穴(特許文献2のキャップ凹部40、特許文献3のホルダ挿入孔46)と干渉してしまう。
なお、特許文献1のように、R2がR1より十分大きい場合(例えば、特許文献1の図2及び図3参照)は、仕切壁(特許文献1の符号C)を超えるように金属環(特許文献1の円筒状部材2)を軸方向へ延長しても、センサ取付穴(特許文献1の符号4)と干渉しない。
特に、特許文献2及び3のような形状の保護カバーの成形品では、磁気センサを保持するためのセンサ取付穴のまわりの円盤部(底板部)に成形収縮によるひけが生じやすく、前記円盤部が中凹み変形してしまう。
したがって、前記成形品における磁気センサが当接する座面を精度良く形成できないことから、前記座面を削って平坦にする後加工を行う必要があるので、製造コストが増大している。
前記軸受の、自動車の車輪側から車体に向かう軸方向に平行な方向である内方側の端部に位置して前記内輪に固定された、N極とS極を一定間隔で周方向に交互に並べてなる磁気エンコーダと、
前記磁気エンコーダの磁極に対向して前記磁気エンコーダの回転を検知するための磁気センサと
を含む軸受装置に用いる、
前記軸受の前記内方側の端部を密封するように前記外輪に圧入される、カップ状の保護カバーであって、
インサート成形で一体化された繊維強化合成樹脂製本体及び金属製環体からなり、
前記本体は、
円盤部と、
前記磁気センサを挿入するセンサ取付穴が形成された、前記磁気センサを保持するセンサホルダ部と
を含み、
前記磁気エンコーダ及び前記磁気センサ間を仕切る、他の部分よりも薄肉の仕切壁を有し、
前記本体の前記センサ取付穴を形成する内壁の径方向最大位置の回転軸中心からの距離R1(mm)は、前記環体の、前記内方の反対方向である外方側の部分である第1円筒部の内周面の回転軸中心からの距離R2(mm)に対して、R1≧R2-0.6であり、
前記環体は、
前記第1円筒部と、
前記第1円筒部の前記内方側の端に繋がり、
前記内壁の径方向最大位置よりも径方向外方に位置する第2円筒部、又は前記内壁の径方向最大位置よりも径方向外方に位置する、前記内方へ行くに従って拡径する円錐台側面状部とを有するとともに、
前記第2円筒部の前記内方側の端の軸方向位置、又は前記円錐台側面状部の前記内方側の端の軸方向位置が、前記円盤部の軸方向中央位置よりも前記内方に位置することを特徴とする(請求項1)。
その上、繊維強化合成樹脂製本体のセンサ取付穴を形成する内壁の径方向最大位置の回転軸中心からの距離R1(mm)が、金属製環体の前記外方側の部分である第1円筒部の内周面の回転軸中心からの距離R2(mm)に対して、R1≧R2-0.6であることから、センサ取付穴で支持する磁気センサによる検出位置が径方向外方に寄っているので、回転速度検出装置の検出精度を向上できる。
その上さらに、金属製環体が、第1円筒部と、第1円筒部の前記内方側の端に繋がり、繊維強化合成樹脂製本体のセンサ取付穴を形成する内壁の径方向最大位置よりも径方向外方に位置する第2円筒部、又は前記内壁の径方向最大位置よりも径方向外方に位置する、前記内方へ行くに従って拡径する円錐台側面状部とを有するとともに、第2円筒部の前記内方側の端の軸方向位置、又は円錐台側面状部の前記内方側の端の軸方向位置が、繊維強化合成樹脂製本体の円盤部の軸方向中央よりも前記内方に位置する。
したがって、金属製環体をインサート品として金型内にセットした状態で、成形材料である溶融した繊維強化合成樹脂材料を金型内に充填してインサート成形を行った際における、繊維強化合成樹脂製本体の円盤部の成形収縮によるひけに基づく中凹み変形を前記形状の金属製環体の剛性により抑制できる。
よって、インサート成形品である保護カバーの磁気センサが当接する座面を精度良く形成できることから、前記座面を削って平坦にする後加工を不要にできるので、製造コストを低減できる。
その上、前記形状の金属製環体の剛性により、センサ取付穴を形成する内壁の奥側部分の変形(うねり)も抑制できるので、磁気センサをセンサ取付穴に挿入し難くなることがない。
(1)仕切壁を有する密封タイプの保護カバーにより、保護カバーの内部への異物の進入を防止できる。
(2)センサ取付穴で支持する磁気センサによる検出位置が径方向外方に寄っているので、回転速度検出装置の検出精度を向上できる。
(3)金属製環体の剛性により、繊維強化合成樹脂製本体の円盤部の成形収縮によるひけに基づく中凹み変形を抑制でき、それによりインサート成形品である保護カバーの磁気センサが当接する座面を精度良く形成できることから、前記座面を削って平坦にする後加工を不要にできるので、製造コストを低減できる。
(4)金属製環体の剛性により、センサ取付穴を形成する内壁の奥側部分の変形(うねり)も抑制できるので、磁気センサをセンサ取付穴に挿入し難くなることがない。
なお、本明細書において、軸受装置Aの回転軸の方向を「軸方向」、軸方向に直交する方向を「径方向」という。
また、軸受11及び保護カバー1について、保護カバー1を軸受11に装着した状態で、自動車の車体から車輪側に向かう軸方向に平行な方向を「外方」、その反対方向を「内方」という。
図1の縦断面図に示すように、本発明の実施の形態に係る軸受装置Aは、外輪13に対して内輪12が回転する軸受11の他に、磁気エンコーダ16、保護カバー1、及び磁気センサ9、並びに軸受11の外方(矢印C1参照)側端部に配置したシール部材15等を備える。
磁気エンコーダ16は、N極とS極を一定間隔で周方向に交互に並べたものであり、軸受11の内方(矢印C2参照)側端部に位置する支持部材17により内輪12に固定される。
保護カバー1は、カップ状であり、軸受11の内方側端部を密封するように外輪13に取り付けられ、磁気センサ9を保持するセンサホルダ部4を有する。
保護カバー1のセンサホルダ部4に装着された磁気センサ9は、仕切壁5を隔てて磁気エンコーダ16に対向し、磁気エンコーダ16の回転を検知する。
また、保護カバー1により軸受11の軸方向の一端部が密封されるので、磁気エンコーダ16に小石や泥水等が当たらないことから磁気エンコーダ16の破損を防止できる。
さらに、保護カバー1により軸受11の内方側端部が密封されるので、磁気エンコーダ16の内方側のシール部材が不要になるため、摺動抵抗の低減により軸受11の回転トルクを低減できる。
さらにまた、保護カバー1がセンサホルダ部4を備えているので、磁気エンコーダ16と磁気センサ9とのエアギャップ調整作業の煩雑さを解消できる。
図1の縦断面図、図2の斜視図、図3の底面図、図4の縦断面図、及び図5の縦断面斜視図に示すように、本発明の実施の形態に係る保護カバー1は、インサート成形で一体化された繊維強化合成樹脂製本体1A及び金属製環体1Bからなる。
ここで、本体1Aを成形する繊維強化合成樹脂としては、例えば、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン612等)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、又はポリブチレンテレフタレート(PBT)等の合成樹脂に、ガラス繊維を20~70重量%、好ましくは40~60重量%含有したものを用いる。
本体1Aは、円盤部2、円筒部3、及びセンサホルダ部4からなり、磁気エンコーダ16及び磁気センサ9間を仕切る、他の部分よりも薄肉の仕切壁5を有する。
センサホルダ部4は、磁気センサ9を取り付けるための取付ボルトBが螺合するナット10を保持するとともに、磁気センサ9を挿入するセンサ取付穴4Aを有する。
よって、センサ取付穴4Aで支持する磁気センサ9による検出位置が径方向外方に寄っているので、回転速度検出装置の検出精度を向上できる。
ここで、本願発明のR1≧R2-0.6の範囲では、熱衝撃で割れが発生する可能性があり、また流動性も悪く充填不良が懸念される。そのため、金属製環体1Bに、センサ取付穴4Aを形成する内壁の径方向最大位置Dよりも径方向外方に位置する第2円筒部7を設けている。
また、図8の縦断面図に示すように、環体1Bの第2円筒部7の内方側端Fの軸方向位置は、本体1Aの円盤部2の軸方向(厚み方向)中央位置Eよりも内方に位置する。
次に、図2ないし図5に示す保護カバー1のインサート成形について、図3の矢視X1-X1断面に相当する射出成形用金型の縦断面図である図6を参照して説明する。
先ず、図6の縦断面図に示すように、インサート品であるナット10を固定型18の支持軸20にセットし、インサート品である金属製環体1Bを可動型19にセットした後、射出成形機に取り付けられた固定型18及び可動型19を型締めする。
なお、ゲートの配置は、プラスチック射出成形用シミュレーションツールなどを用いて、仕切壁5への充填性を考慮して適宜設定する。
次に、前記繊維強化合成樹脂材料を冷却・固化させた後、可動型19を開いてインサート成形品を取り出す。
また、金属製環体1Bの外方(矢印C1参照)側端部に円筒部3が回り込んでいるので、金属製環体1Bと繊維強化合成樹脂製本体1Aは機械的に結合する。
したがって、前記インサート成形を行った際における繊維強化合成樹脂製本体1Aの円盤部2の成形収縮によるひけに基づく中凹み変形を、前記形状の金属製環体1Bの剛性により抑制できる。
よって、インサート成形品である保護カバー1の磁気センサ9が当接する座面を精度良く形成できることから、前記座面を削って平坦にする後加工を不要にできるので、製造コストを低減できる。
その上さらに、前記形状の金属製環体1Bの剛性により、センサ取付穴4Aを形成する内壁の奥側部分の変形(うねり)も抑制できるので、磁気センサ9をセンサ取付穴4Aに挿入し難くなることがない。
プラスチック射出成形用シミュレーションツールであるSimulation Moldflowを使用して射出成形後の反り変形解析を行った。
繊維強化合成樹脂の材料データをPA66にガラス繊維を50重量%添加したもの、金属製環体1B,1B’の材料データをSPCC、ナット10の材料データを真鍮とした。
成形条件を、樹脂温度を290℃、金型温度を100℃、保圧を80MPaとし、金属製環体1B,1B’の内方側端の軸方向位置F,F’を変えて製作した以下の実施例及び比較例について、ナット10の傾斜を評価項目とした。
以下の実施例及び比較例において、繊維強化合成樹脂製本体1Aの円盤部2の軸方向長さ(厚み)は4mmである。
図7の縦断面図に示す保護カバー1において、金属製環体1Bの内方側端(第2円筒部7の内方側端)の軸方向位置Fは、繊維強化合成樹脂製本体1Aの円盤部2の内方側面2Aの軸方向位置よりも、長さHだけ内方(矢印C2参照)に位置する。H=0.5mmのものを実施例1とした。
図8の縦断面図に示す保護カバー1において、金属製環体1Bの内方側端(第2円筒部7の内方側端)の軸方向位置Fは、繊維強化合成樹脂製本体1Aの円盤部2の内方側面2Aの軸方向位置と同じであり、これを実施例2とした。
図9の縦断面図に示す保護カバー1において、金属製環体1Bの内方側端(第2円筒部7の内方側端)の軸方向位置Fは、繊維強化合成樹脂製本体1Aの円盤部2の内方側面2Aの軸方向位置よりも、長さIだけ外方(矢印C1参照)に位置する。I=1.2mmのものを実施例3とした。
図10の縦断面図に示す保護カバー1’において、金属製環体1B’は、上記実施例の金属製環体1Bと比較して、第2円筒部7がなく、第1円筒部6の内方(矢印C2参照)側端部から径方向外方へ延出する外向きフランジ部8’を有する。
そして、金属製環体1B’の内方側端(第1円筒部6の内方側端)の軸方向位置F’は、繊維強化合成樹脂製本体1Aの円盤部2の外方側面2Bの軸方向位置よりも、長さJだけ外方(矢印C1参照)に位置する。J=0.2mmのものを比較例とした。
ナット10の傾斜は、比較例を100として、実施例1が約20、実施例2が約20、実施例3が約30であった。
実施例1ないし3のように、金属製環体1Bの内方側端(第2円筒部7の内方側端)の軸方向位置Fを、円盤部2の軸方向中央位置Eよりも内方(矢印C2参照)に位置させることにより、ナット10の傾斜を抑制する効果が大きくなる。
本発明のセンサホルダ部を有する保護カバー1における金属製環体1Bは、図7ないし9の縦断面図のような第2円筒部7を有するものに限定されるものではなく、図11の縦断面図の金属製環体1Bのような円錐台側面状部21を有するものであってもよい。
円錐台側面状部21は、第1円筒部6の内方(矢印C2参照)側端に繋がり、本体1Aのセンサ取付穴4Aを形成する内壁の径方向最大位置Dよりも径方向外方に位置し、内方(矢印C2参照)へ行くに従って拡径する。
ここで、本願発明のR1≧R2-0.6の範囲では、熱衝撃で割れが発生する可能性があり、また流動性も悪く充填不良が懸念される。そのため、金属製環体1Bに、センサ取付穴4Aを形成する内壁の径方向最大位置Dよりも径方向外方に位置する、内方へ行くに従って拡径する円錐台側面状部21を設けている。
また、本発明のセンサホルダ部を有する保護カバー1における金属製環体1Bは、図7ないし9、及び図11の縦断面図のような外向きフランジ8があるものに限定されるものではなく、図12の縦断面図の金属製環体1Bのように外向きフランジ8がないものも含まれる。
1A 繊維強化合成樹脂製本体
1B,1B’ 金属製環体(インサート品)
2 円盤部
2A 内方側面
2B 外方側面
3 円筒部
4 センサホルダ部
4A センサ取付穴
5 仕切壁
6 第1円筒部
6A 内周面
7 第2円筒部
8,8’ 外向きフランジ部
9 磁気センサ
10 ナット(インサート品)
10A 周溝
11 軸受
12 内輪
12A 内輪軌道面
13 外輪
13A 外輪軌道面
14 転動体
15 シール部材
16 磁気エンコーダ
17 支持部材
18 固定型
19 可動型
20 支持軸
21 円錐台側面状部
A 軸受装置
B 取付ボルト
C1 外方
C2 内方
D センサ取付穴を形成する内壁の径方向最大位置
E 円盤部の軸方向中央位置
F,F’ 内方側端の軸方向位置
O 回転軸中心
P 溶融した繊維強化合成樹脂材料
R1 センサ取付穴を形成する内壁の径方向最大位置の回転軸中心からの距離
R2 第1円筒部の内周面の回転軸中心からの距離
Claims (4)
- 外周面に内輪軌道面が形成された内輪、及び内周面に外輪軌道面が形成された外輪、並びに、前記内輪軌道面及び前記外輪軌道面間を転動する転動体を有する軸受と、
前記軸受の、自動車の車輪側から車体に向かう軸方向に平行な方向である内方側の端部に位置して前記内輪に固定された、N極とS極を一定間隔で周方向に交互に並べてなる磁気エンコーダと、
前記磁気エンコーダの磁極に対向して前記磁気エンコーダの回転を検知するための磁気センサと
を含む軸受装置に用いる、
前記軸受の前記内方側の端部を密封するように前記外輪に圧入される、カップ状の保護カバーであって、
インサート成形で一体化された繊維強化合成樹脂製本体及び金属製環体からなり、
前記本体は、
円盤部と、
前記磁気センサを挿入するセンサ取付穴が形成された、前記磁気センサを保持するセンサホルダ部と
を含み、
前記磁気エンコーダ及び前記磁気センサ間を仕切る、他の部分よりも薄肉の仕切壁を有し、
前記本体の前記センサ取付穴を形成する内壁の径方向最大位置の回転軸中心からの距離R1(mm)は、前記環体の、前記内方の反対方向である外方側の部分である第1円筒部の内周面の回転軸中心からの距離R2(mm)に対して、R1≧R2-0.6であり、
前記環体は、
前記第1円筒部と、
前記第1円筒部の前記内方側の端に繋がり、
前記内壁の径方向最大位置よりも径方向外方に位置する第2円筒部、又は前記内壁の径方向最大位置よりも径方向外方に位置する、前記内方へ行くに従って拡径する円錐台側面状部とを有するとともに、
前記第2円筒部の前記内方側の端の軸方向位置、又は前記円錐台側面状部の前記内方側の端の軸方向位置が、前記円盤部の軸方向中央位置よりも前記内方に位置することを特徴とする、
センサホルダ部を有する保護カバー。 - 前記第2円筒部の前記内方側の端の軸方向位置、又は前記円錐台側面状部の前記内方側の端の軸方向位置が、前記円盤部の前記内方側の面の軸方向位置と同一、又は前記円盤部の前記内方側の面の軸方向位置よりも前記外方に位置する、
請求項1記載のセンサホルダ部を有する保護カバー。 - 前記第2円筒部の前記内方側の端部、又は前記円錐台側面状部の前記内方側の端部から径方向外方へ延出する外向きフランジ部を有する、
請求項1又は2記載のセンサホルダ部を有する保護カバー。 - 請求項1~3の何れか1項に記載のセンサホルダ部を有する保護カバーを備えた軸受装置。
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