JP7043523B2 - マルチカソード基板処理のための方法および装置 - Google Patents

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Description

本原理の実施形態は、一般に、半導体製造システムで使用される基板プロセスチャンバに関する。
物理的気相堆積(PVD)としても知られているスパッタリングは、集積回路の特徴を形成する方法である。スパッタリングは、基板上に材料層を堆積させる。ターゲットなどのソース材料は、電界によって強く加速されたイオンによって衝撃が与えられる。この衝撃によって、ターゲットから材料が放出され、次いでその材料が基板上に堆積する。堆積中、放出された粒子は、基板表面にほぼ垂直ではなく、さまざまな方向に進むことがあり、望ましくないことには、プロセスチャンバの内部構造上にソース材料の層が生成される。
プロセスチャンバのシールドまたは他の内面などの内部構造の望ましくないコーティングは、その後のウエハ処理において欠陥および汚染を引き起こす可能性がある。望ましくないコーティングからの材料が、ウエハ上に堆積している所望の材料と混合すると、汚染が発生する。結果として生じるウエハ堆積膜は、堆積材料と内部構造のコーティングからの材料との混合物になる。望ましくないコーティングからの粒子がウエハ上の堆積層に入ると、ウエハ処理の欠陥が発生する。ウエハ表面は、欠陥の量およびサイズを決定するために検査することができるが、ウエハ堆積膜は、膜の組成を決定するために分析しなければならない。
直流(DC)駆動PVDチャンバは、費用対効果および効率のために、典型的には、金属ウエハ堆積プロセスに使用される。しかしながら、誘電体材料と共に使用すると、誘電体材料が最終的にチャンバ内の電極を絶縁膜で覆い、堆積プロセスを停止させる。高周波(RF)PVDチャンバなどの交流(AC)駆動PVDチャンバは、サイクルの前半に表面に残ったプラス電荷をサイクルの後半にマイナス電荷で中和する機能を有する。周期的な性質により、RF PVDチャンバは、金属および誘電体の両方のウエハ堆積に使用することができるが、DC駆動PVDチャンバよりも堆積速度が遅い。
磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)では、メモリデバイスの一部としてバリア層を構築する必要がある。バリア層は、正確に動作するために高純度および低欠陥数でなければならない。酸化マグネシウム(MgO)は、バリア層として利用することができる誘電体材料である。しかしながら、RF電力を使用して基板表面にMgOを堆積させることは、本質的に、欠陥性能の低下につながる。
したがって、本発明者らは、誘電体材料のPVD堆積のための改善された方法および装置を提供した。
基板を処理するための方法および装置が本明細書で開示されている。一部の実施形態では、プロセスチャンバは、内部容積を画定するチャンバ本体と、内部容積内で基板を支持するための基板支持体と、チャンバ本体に結合され、複数のターゲットを有する複数のカソードと、チャンバ本体の上方部分に回転可能に結合されたシールドであって、プロセスにおいてスパッタされる複数のターゲットのうちの少なくとも1つを露出させるための少なくとも1つの孔、およびプロセスにおいてスパッタされない複数のターゲットのうちの少なくとも別の1つを収容しシールドするためのシールドの上面に配置された少なくとも1つのシャント、を有するシールドと、を含み、シールドがプロセスチャンバの中心軸を中心に回転し、この中心軸に沿って直線的に移動するように構成されている。
一部の実施形態では、複数のカソードが3つのRFカソードおよび3つのDCカソードを含み、複数のターゲットが基板支持体に平行に配置され、複数のターゲットが6つのターゲットを含み、6つのターゲットが3つの誘電体ターゲットおよび3つの金属ターゲットを含み、シールドが3つの隣接しない孔を含み、6つのターゲットが2つの隣接する誘電体ターゲットと、第1の金属で形成された2つの隣接する第1の金属ターゲットと、第2の金属で形成された2つの隣接する第2の金属ターゲットと、を含み、シールドが、少なくとも2つの隣接する孔と、チャンバ本体の上方部分に結合されたチャンバ本体アダプタであって、接地されたチャンバ本体アダプタと、シールドを接地するためにシールドとチャンバ本体アダプタとの間に配置された従順な接触面を有する複数の接地ループと、を含む、プロセスチャンバをさらに提供することができる。
一部の実施形態では、プロセスチャンバは、内部容積を画定するチャンバ本体と、チャンバ本体の上方部分に結合されたチャンバ本体アダプタであって、接地されたチャンバ本体アダプタと、内部容積内で基板を支持するための基板支持体と、チャンバ本体アダプタに結合された、複数のターゲットを有する複数のカソードと、チャンバ本体アダプタに回転可能に結合されたシールドであって、プロセスにおいてスパッタされている複数のターゲットのうちの少なくとも1つを露出させるための少なくとも1つの孔、およびプロセスにおいてスパッタされていない複数のターゲットのうちの少なくとも別の1つを収容するための少なくとも1つのシャント、を有するシールドであり、プロセスチャンバの中心軸を中心に回転し、この中心軸に沿って直線的に移動するように構成されている、シールドと、シールドを接地するためにシールドとチャンバ本体アダプタとの間に配置された従順な接触面を有する複数の接地ループと、含み、複数のターゲットが少なくとも1つの誘電体ターゲットおよび少なくとも1つの金属ターゲットを含む。
一部の実施形態では、複数のターゲットが基板支持体に平行に配置され、複数のターゲットが6つのターゲットを含み、6つのターゲットが3つの誘電体ターゲットおよび3つの金属ターゲットを含み、シールドが3つの隣接しない孔を含み、6つのターゲットが2つの隣接する誘電体ターゲットと、第1の金属で形成された2つの隣接する第1の金属ターゲットと、第2の金属で形成された2つの隣接する第2の金属ターゲットと、を含み、シールドが2つの隣接する孔を含み、シャントがミュー合金またはステンレス鋼をベースにした材料で作られている、プロセスチャンバがさらに提供される。
一部の実施形態では、プロセスチャンバにおいて基板を処理するための装置は、プロセスチャンバのチャンバ本体に回転可能に結合されるように構成可能なシールドであって、スパッタされる複数のターゲットのうちの少なくとも1つを露出させるための少なくとも1つの孔、およびスパッタされない複数のターゲットのうちの少なくとも1つをシールドするための少なくとも1つのシャント、を有するシールドであり、プロセスチャンバの中心軸を中心に回転し、この中心軸に沿って直線的に移動するように構成可能である、シールドを含む。一部の実施形態では、シールドが少なくとも1つのシャントを支持する取り付けアームを有し、取り付けアームがシールドから取り外し可能である装置をさらに提供することができる。
上で簡潔に要約し、以下でより詳細に論じる本原理の実施形態は、添付の図面に示す本原理の例示的な実施形態を参照することによって理解することができる。しかしながら、添付の図面は、本原理の典型的な実施形態のみを示しており、したがって、本原理が他の等しく効果的な実施形態を受け入れることができるため、範囲を限定していると考えられるべきではない。
本原理の一部の実施形態によるマルチカソード処理チャンバの概略図である。 本原理の一部の実施形態による図1のマルチカソード処理チャンバの頂部アダプタアセンブリの上面図である。 本原理の一部の実施形態によるマルチカソード処理チャンバのシールドの図である。 本原理の一部の実施形態によるカソードの近くにシャントを有するプロセスチャンバの部分概略図である。 本原理の一部の実施形態によるカソードの近くにシールド孔を有するプロセスチャンバの部分概略図である。 本原理の一部の実施形態による頂部アダプタアセンブリの底面図である。 本原理の一部の実施形態による図6の頂部アダプタアセンブリの底面図の一部である。 本原理の一部の実施形態による図7の頂部アダプタアセンブリに対する接地ループの接点の概略図である。
理解を容易にするために、可能な場合は、各図に共通の同一の要素を指定するために同一の参照番号が使用された。図は、縮尺通りには描かれておらず、明瞭にするために簡略化されることがある。一実施形態の要素および特徴は、さらに詳説することなく他の実施形態に有益に組み込まれることがある。
改善された基板処理性能のための方法および装置の実施形態が本明細書で提供される。開示された方法および装置は、粒子によって引き起こされるウエハ欠陥を有利に低減させて、ウエハ膜の均一性を改善し、回転可能なシールドに改善されたRF接地を提供することができる。実施形態は、誘電体膜にRF電力を利用する場合に特に有利であり、欠陥性能および膜均一性を著しく改善する。一部の実施形態では、対称な3RF×3DC(3×3)駆動構成により、処理キットの寿命にわたって欠陥性能が向上するとともに、MRAM用途に対して約1%のトンネル磁気抵抗(TMR)、および約2%未満の膜不均一性が可能になる。結果は、ウエハ表面にほぼ平行なターゲットと、膜堆積中の望ましくないカソード相互作用を防止する可動磁気シールドと、を備えるカソードの使用によって達成される。実施形態は、例えば、RF酸化マグネシウム膜を大量に製造することを可能にする。
一部の実施形態では、マルチカソードPVDチャンバ(例えば、プロセスチャンバ100)は、(例えば、頂部アダプタアセンブリ142を介して)チャンバ本体140に取り付けられた、対応する複数のターゲット(少なくとも1つの誘電体ターゲット110および少なくとも1つの金属ターゲット112)を有する複数のカソード106(例えば、3RF×3DC交互構成の6つのカソード)を含む。1×1、2×2、4×4、5×5などの他のRF/DCカソード構成も使用することができる。数値は、RF駆動カソードとDC駆動カソードの比を示す。一部の実施形態では、RFカソードおよびDCカソードは、頂部アダプタアセンブリ142内で交互になっている。他の実施形態では、RFカソードは、他のRFカソードに隣接することができ、DCカソードについても同様である。一部の実施形態では、RFカソードとDCカソードの比は、1×2、2×1、1×3、3×1、2×3などの不等比とすることができる。マルチRFカソードを使用する場合、動作周波数をオフセットして、堆積プロセス中のいかなる干渉も低減させることができる。例えば、3RFカソード構成では、第1のRFカソードを13.56MHzの周波数で動作させてもよく、第2のRFカソードを13.66MHz(+100kHz)の周波数で動作させ、第3のRFカソードを13.46MHz(-100kHz)の周波数で動作させる。オフセットは、+/-100kHzである必要はない。オフセットは、所与の数のカソードに対してクロストーク防止に基づいて選択することができる。
RFカソードは、典型的には、ウエハ上の誘電体膜堆積のために誘電体ターゲット110と共に使用される。DCカソードは、典型的には、ウエハ上の誘電体膜の堆積後にペーストするために金属ターゲット112と共に使用される。ペーストにより、粒子の形成および堆積膜の欠陥の可能性が減少する。RFおよびDCのカソードを備えるプロセスチャンバを有することにより、ペーストおよび誘電体の堆積を1つのチャンバ内で行うことができるため、ウエハの生産を高速化することができる。加えて、同じタイプのマルチカソードを有することにより、ペースト速度および堆積速度を大きくすることができる。堆積速度が大きいということは、ウエハがある特定の膜厚を達成するためにチャンバ内で費やす時間が少ないことを意味する。チャンバ内の時間の短縮または滞留時間の短縮は、結果としてウエハ欠陥の減少をもたらす。
一部の実施形態では、金属ターゲット112は、例えば、タンタル、アルミニウム、チタン、モリブデン、タングステン、および/またはマグネシウムなどの金属で形成されてもよい。誘電体ターゲット110は、例えば、酸化チタン、酸化チタンマグネシウム、および/または酸化タンタルマグネシウムなどの金属酸化物で形成されてもよい。他の金属および/または金属酸化物が使用されてもよい。
プロセスチャンバ100は、基板132を支持するための基板支持体130も含む。プロセスチャンバ100は、開口部(図示せず)(例えば、スリットバルブ)を含み、この開口部を貫いて、エンドエフェクタ(図示せず)が延在して、基板132を基板支持体130の支持面131上に下げるためのリフトピン(図示せず)上に基板132を配置することができる。一部の実施形態では、図1に示すように、ターゲット110、112は、支持面131に対して実質的に平行に配置されている。基板支持体130は、整合ネットワーク134を介して基板支持体130に配置されたバイアス電極138に結合されたバイアス源136を含む。頂部アダプタアセンブリ142は、プロセスチャンバ100のチャンバ本体140の上方部分に結合され、接地されている。カソード106は、DC電源108またはRF電源102、および関連付けられたマグネトロンを有することができる。RF電源102の場合、RF電源102は、RF整合ネットワーク104を介してカソード106に結合されている。
シールド121は、頂部アダプタアセンブリ142に回転可能に結合され、カソード106によって共有されている。一部の実施形態では、シールド121は、シールド本体122およびシールド頂部120を含む。一部の実施形態では、シールド121は、シールド本体122およびシールド頂部120が1つの一体部品に統合された態様を有する。一部の実施形態では、シールド121は、3つ以上の部品であってもよい。同時にスパッタされる必要のあるターゲットの数に応じて、シールド121は、対応する1つまたは複数のターゲットを露出させるために1つまたは複数の孔を有することができる。シールド121は、有利には、複数のターゲット110,112間の相互汚染を制限または排除する。シールド121は、シャフト123を介して頂部アダプタアセンブリ142に回転可能に結合されている。シャフト123は、カプラー119を介してシールド121に取り付けられている。加えて、シールド121は、回転可能であるため、通常はペーストを受けないシールド121の領域を、その領域がペーストされ得るように移動させて、蓄積した堆積物の剥離および粒子形成を著しく低減させる。
アクチュエータ116は、シールド121の反対側でシャフト123に結合されている。アクチュエータ116は、矢印144によって示されるように、シールド121を回転させ、矢印145によって示されるように、プロセスチャンバ100の中心軸146に沿って垂直方向にシールド121を上下に動かすように構成されている。処理中に、シールド121を上方位置まで上昇させる。シールド121の上昇位置は、処理ステップ中に使用されるターゲットを露出させ、また、処理ステップ中に使用されないターゲットをシールドする。また、上昇位置は、RF処理ステップに対してシールドを接地する。シールド121の接地は、図6~図8を参照して以下でより詳細に論じる。
一部の実施形態では、プロセスチャンバ100は、プロセスチャンバ100の内部容積125にプロセスガスを供給するためのプロセスガス供給128をさらに含む。プロセスチャンバ100は、プロセスチャンバ100からプロセスガスを排出するために内部容積125に流体結合された排気ポンプ124を含むこともできる。一部の実施形態では、例えば、プロセスガス供給128は、金属ターゲット112がスパッタされた後、内部容積125に酸素を供給することができる。本発明者らは、金属酸化物(例えば、酸化タンタル)のスパッタ収率が金属(例えば、タンタル)のスパッタ収率よりも著しく低いため、金属ペーストの後に酸素をプロセスチャンバ100に流し込むことにより、ペーストされた金属材料のスパッタ収率が有利に低下することを観察した。結果として、基板132の汚染がさらに減少する。
図2は、図1のプロセスチャンバ100の一部の実施形態における頂部アダプタアセンブリ200の上面図を表す。頂部アダプタアセンブリ200は、アダプタ250、アクチュエータ216、および例えば6つのカソード206を含む。頂部アダプタアセンブリ200は、より多くのまたはより少ない数のカソード206を含むことができる。アクチュエータ216は、(図1に示すように)シールド121の回転運動および/または垂直運動を提供する。図2には表されていないが、アクチュエータ216は、回転構成要素および上下動構成要素などの複数の構成要素を含むことができる。一部の実施形態では、回転運動は、シールド121に結合されたシャフト223を回転させるモータ(図示せず)によって提供される。一部の実施形態では、垂直運動は、リフトアセンブリ(図示せず)によって提供される。リフトアセンブリは、例えば、垂直方向またはZ軸方向にシールド121を昇降させるリニアアクチュエータまたはレールを有するスライドを含むことができる。一部の実施形態では、シールド121は、Z軸に約0.8インチ上下させることができる。アクチュエータ216は、シールド121の回転運動を制御する回転コントローラ213と信号通信することができる。アクチュエータ216は、シールド121の垂直運動を制御する垂直コントローラまたはZ軸コントローラ215と信号通信することもできる。回転コントローラ213またはZ軸コントローラ215のいずれかあるいはその両方は、シールド121の回転運動および垂直運動を同期および/または較正するために使用することができる中央コントローラもしくは中央サーバー217と信号通信することができる。一部の実施形態では、センサ(図示せず)をコントローラ213、215、217またはアクチュエータ216のいずれかと併せて使用して、シールド121の正確な制御および配置を提供することができる。センサは、制御フィードバックを行い、構成要素の摩耗をそれらの寿命にわたって補償し、および/またはシールド121の表面上の堆積材料の蓄積を補償するために、運動に対する公差調整を可能にすることもできる。
図1を参照すると、プロセスチャンバ100は、内部容積125の処理キャビティに実質的に平行で、処理キャビティに近接するカソード106を有する。3×3構成などのマルチカソード構成の一部の実施形態では、カソードの半分(3つ)が所与の処理動作中に使用される。堆積中に3つのカソードを使用する利点のいくつかには、堆積速度が高くなることが含まれ、これによりシールド孔での蓄積が少なくなるため、膜品質の改善およびプロセスキット寿命の改善がもたらされる。3×3構成の残りのカソードは、堆積プロセス中に未使用状態にある。本発明者らは、未使用のカソードがカソードの内部容積125のプロセスキャビティに極めて近いため堆積プロセスに影響を及ぼす磁場を放射することを発見した。プラズマとの相互作用に加えて、磁場は、浮遊シールドスパッタリングを引き起こす可能性があることも分かった。磁場相互作用は、堆積膜の欠陥および高い不均一性を引き起こす。次いで、本発明者らは、未使用のカソードからの磁気放射を低減させ、その後、堆積膜の均一性を向上させながら欠陥の数およびサイズを低減させる装置を作成した。プラズマおよびスパッタリングに対する磁場の影響を弱める/排除することによって、この利点が達成された。装置の異なる実施形態について以下で詳細に論じる。
図3は、本原理の一部の実施形態によるマルチカソード処理チャンバのシールド300の図である。シールド300は、シールド本体322と、取り付けアーム356を有するシールド頂部320と、を含む。シールド300は、例えば、1×1、2×2、4×4、5×5、1×2、1×3、2×3などの他の構成(図3に示されていない)と置き換えることができる。一部の実施形態では、シールド頂部320は、シールド本体322と一体部品に統合される。他の実施形態では、シールド頂部320は、シールド本体322とは別個であり、交換のためにシールド本体322から独立して分離されていてもよい。一部の実施形態では、シールド300は、3つ以上とすることができる。シールド頂部320は、図1に示すプロセスチャンバ100の内部容積125に少なくとも1つのターゲットを露出させることができる少なくとも1つの孔352(図3に示す3つの孔)を有する。取り付けアーム356は、少なくとも1つのシャント354およびカプラー319を含む。取り付けアーム356は、シールド頂部320と係合して、シールド300をプロセスチャンバ100内の適所に保持する。カプラー319は、頂部アダプタアセンブリ142のアクチュエータ116のシャフト123に係合して、シールド300を回転させ、Z軸に移動させることができる。取り付けアーム356は、シールド頂部320またはシールド本体322の一体部分とすることができる。取り付けアーム356は、図3に示すように別個の構成要素とすることもできる。シールド300は、シールド300の少なくとも実質的な部分をペースト可能にすることによって、粒子形成を低減させる。
シャント354は、磁気放射が内部容積125に浸透するのを抑制する材料から形成されている。材料は、材料の透磁率に基づいて選択されてもよい。一部の実施形態では、例えば、410ステンレス鋼などのステンレス鋼バリアントを使用することができる。他の実施形態では、例えば、ニッケル鉄合金材料などの高透磁率を有する材料を使用することができる。市販のニッケル鉄合金材料の一例は、ミュー合金バリアントから作られた材料である。本原理の一部の実施形態で使用することができるミュー合金の独自の配合を提供する複数の会社がある。シャント354の数は、処理ステップ中にシールドされるターゲットの数に依存することがある。3×3構成(3つのRFカソードおよび3つのDCカソード)では、3つのターゲットが任意の所与の処理ステップ中に一度にシャントされる。図3に示す3×3構成の取り付けアーム356は、シールド頂部320の孔352と交互に並ぶ3つのシャント354を有する。他の実施形態では、孔352およびシャント354の空間的配置の他の構成を見出すことができる。図3に示す孔352とシャント354の交互するパターンは、必須ではない。一部の実施形態では、シャントは、別のシャントに隣接していてもよい。また、シャント354は、取り付けアーム356とは独立して交換可能であってもよい。一部の実施形態では、異なるシャント材料、シャントサイズ、もしくはシャント位置を必要とする異なる構成および/または異なるプロセスのために、シャント354を交換することが望ましいことがある。
図4は、本原理の一部の実施形態によるカソード406の近くにシャント454を有するプロセスチャンバ400の部分概略図を示す。プロセスチャンバ400は、磁石470およびターゲット409を有するカソード406を収納する頂部アダプタアセンブリ442を含む。取り付けアーム456のシャント454がターゲット409と係合するように、シールド421を回転させ、上昇させている。シャント454は、今や堆積処理位置にある。シャント454は、カソード406のターゲット409と完全に接触していても、していなくてもよい。ターゲットに対するシャント454のサイズおよび位置は、カソード406の磁石470からの磁気放射を著しく減少させる。サイズおよび位置は、シャント454が作られる材料、ならびに磁石470によって生成される磁場の強度に依存し得る。堆積中に、内部容積125内の磁場が減少することにより、堆積中のより均一な制御が可能になる。約2%未満の抵抗面積(RA)不均一性(NU)数を得ることができ、一部の実施形態は、NUについて約1.5%以下を達成する。
図5は、本原理の一部の実施形態によるカソード506の近くにシールド521からの孔552を有するプロセスチャンバ500の部分概略図を示す。プロセスチャンバ500は、磁石570およびターゲット509を有するカソード506を収納する頂部アダプタアセンブリ542を含む。シールド頂部520の孔552がターゲット509と係合するように、シールド521を回転させ、上昇させている。孔552は、今やターゲット509がプラズマと相互作用することが可能な堆積処理位置にある。孔552は、ターゲット509の周りに間隙558を形成してターゲット509を包囲する。間隙558は、堆積中にプラズマが形成されないようにする暗部空間をターゲット509の周りに作り出す。間隙幅と間隙高さのアスペクト比は、スパークの形成、したがってプラズマの形成を阻止する値に保たれる。アスペクト比は、例えば、シールド頂部520の厚さ、孔552のターゲット509との係合量、および孔552のサイズを調整することによって調整することができる。一部の実施形態では、間隙幅は、約1000分の60インチから約1000分の80インチとすることができる。シールド521のZ軸移動は、ターゲット509が孔552内にどれだけ突出するかを制御することによって、暗部空間の形成の正確な制御を可能にする。図5では、シールド頂部520の底面555は、ターゲット509の内部容積表面553を越えて上昇している。他の実施形態は、シールド頂部520の底面555とターゲット509の内部容積表面553とがほぼ同一平面になるよう、シールド521の上昇を制限することができる。
一部の実施形態では、図1に示すものと同様のプロセスチャンバ100は、図6に示すような頂部アダプタアセンブリ600を含むことができる。頂部アダプタアセンブリ600のアダプタ650の内側底面672が示されている。頂部アダプタアセンブリ600は、内側底面672上に複数の接地ループ662を含む。接地ループ662は、シールドが上昇位置または処理位置にあるときに、シールド121の改善された接地を図1の頂部アダプタアセンブリ142に提供する。接地ループ662は、有利には、RF電力を使用するときにプラズマとシールド121との間のエネルギーを最小化することによって、シールド121が負に帯電するのを防止する。その結果、シールドがスパッタされる可能性がさらに減少する。接地ループ662は、内側底面672に露出する複数のターゲット660の円周方向に配置されている。図6は、ターゲット660を部分的に囲むように接地ループ662を示しているが、他の実施形態では、接地ループ662は、ターゲット660を完全に囲むことができ、または接地ループ662をより少なく部分的に囲むことさえできる。一部の実施形態では、接地ループ662は、シールド121と結合するためにシャフト623の周りに円周方向にも配置されている。接地ループ662の数は、1つまたは複数とすることができる。例えば、接地ループ662は、シャフト623にのみ限定されてもよい。一部の実施形態では、シャフト623は、排除されてもよく、ターゲット660のみが接地ループ662を有してもよい。一部の実施形態では、接地ループ662は、1つおきのターゲットの近くに配置することができる。
図7は、本原理の一部の実施形態による図6の頂部アダプタアセンブリ600の底面図の一部を表す。一部の実施形態では、頂部アダプタアセンブリ600のアダプタ750の底面772の一部は、ターゲット760の近くに円周方向に配置された複数の接触点764を有する接地ループ762を含む。接触点764は、シールドに係合するための従順な表面を提供する。図8では、図7の接地ループに対する接触点800の概略図が示されている。一部の実施形態では、接触点800は、複数の従順な接触面866を有する接触体864を含む。回転可能なシールドを処理位置に戻す(上昇させる)と、シールドの頂部は、従順な接触面866と電気的に接触し、接触体864を弾性変形させる。接触体864の弾性変形は、シールドの頂部に圧力を与え、シールドとRFリターン経路用のアダプタとの間の電気的連続性を確実にする。接触体864は、接地ループの接地ループトレース880と接触体864との電気的係合を維持する固定手段868を有する。固定手段868は、例えば、ねじ、ボルト、導電性結合材料、リベット、溶接、はんだ付け、および他の固定技法を含むことができる。接地ループトレース880は、アダプタの底面872と接触している。
前述の事項は、本原理の実施形態を対象としているが、本原理の他のおよびさらなる実施形態が本開示の基本的な範囲から逸脱することなく考案されてもよい。

Claims (13)

  1. プロセスチャンバであって、
    内部容積を画定するチャンバ本体と、
    前記内部容積内で基板を支持するための基板支持体と、
    前記チャンバ本体に結合され、複数のターゲットを有する複数のカソードと、
    前記チャンバ本体の上方部分に回転可能に結合されたシールドであって、プロセスにおいてスパッタされる前記複数のターゲットのうちの少なくとも1つを露出させるための少なくとも1つの孔、および前記プロセスにおいてスパッタされない前記複数のターゲットのうちの少なくとも別の1つを収容しシールドするための前記シールドの上面に配置された少なくとも1つの磁場シャント、を有するシールドと、
    を備え、
    前記シールドが前記少なくとも1つの磁場シャントを支持する取り付けアームを有し、前記取り付けアームが前記シールドから取り外し可能であり、前記シールドが前記プロセスチャンバの中心軸を中心に回転し、この中心軸に沿って直線的に移動するように構成されている、
    プロセスチャンバ。
  2. 前記複数のカソードが3つのRFカソードおよび3つのDCカソードを含む、請求項1に記載のプロセスチャンバ。
  3. 前記複数のターゲットが前記基板支持体に平行に配置されている、請求項1に記載のプロセスチャンバ。
  4. 前記複数のターゲットが6つのターゲットを含む、請求項3に記載のプロセスチャンバ。
  5. 前記6つのターゲットが3つの誘電体ターゲットおよび3つの金属ターゲットを含む、請求項4に記載のプロセスチャンバ。
  6. 前記シールドが3つの隣接しない孔を含む、請求項5に記載のプロセスチャンバ。
  7. 前記6つのターゲットが2つの隣接する誘電体ターゲットと、第1の金属で形成された2つの隣接する第1の金属ターゲットと、第2の金属で形成された2つの隣接する第2の金属ターゲットと、を含む、請求項4に記載のプロセスチャンバ。
  8. 前記チャンバ本体の上方部分に結合されたチャンバ本体アダプタであって、接地されている、チャンバ本体アダプタと、
    前記シールドを接地するために前記シールドと前記チャンバ本体アダプタとの間に配置された従順な接触面を有する複数の接地ループと、
    をさらに備える、請求項1に記載のプロセスチャンバ。
  9. プロセスチャンバであって、
    内部容積を画定するチャンバ本体と、
    前記チャンバ本体の上方部分に結合されたチャンバ本体アダプタであって、接地されている、チャンバ本体アダプタと、
    前記内部容積内で基板を支持するための基板支持体と、
    前記チャンバ本体アダプタに結合され、複数のターゲットを有する複数のカソードと、
    前記チャンバ本体アダプタに回転可能に結合されたシールドであって、プロセスにおいてスパッタされている前記複数のターゲットのうちの少なくとも1つを露出させるための少なくとも1つの孔、および前記プロセスにおいてスパッタされていない前記複数のターゲットのうちの少なくとも別の1つを収容するための少なくとも1つの磁場シャント、を有するシールドであり、前記少なくとも1つの磁場シャントを支持する取り付けアームを有し、前記取り付けアームが前記シールドから取り外し可能であり、前記プロセスチャンバの中心軸を中心に回転し、この中心軸に沿って直線的に移動するように構成されている、シールドと、
    前記シールドを接地するために前記シールドと前記チャンバ本体アダプタとの間に配置された従順な接触面を有する複数の接地ループと、
    を備え、
    前記複数のターゲットが少なくとも1つの誘電体ターゲットおよび少なくとも1つの金属ターゲットを含む、
    プロセスチャンバ。
  10. 前記複数のターゲットが6つのターゲットを含む、請求項9に記載のプロセスチャンバ。
  11. 前記6つのターゲットが3つの誘電体ターゲットおよび3つの金属ターゲットを含む、請求項10に記載のプロセスチャンバ。
  12. 前記シャントがミュー合金またはステンレス鋼をベースにした材料で作られている、請求項9に記載のプロセスチャンバ。
  13. プロセスチャンバにおいて基板を処理するための装置であって、
    前記プロセスチャンバのチャンバ本体に回転可能に結合されるように構成可能なシールドであって、スパッタされる複数のターゲットのうちの少なくとも1つを露出させるための少なくとも1つの孔、およびスパッタされない複数のターゲットのうちの少なくとも1つをシールドするための少なくとも1つの磁場シャント、を有するシールドであり、前記少なくとも1つの磁場シャントを支持する取り付けアームを有し、前記取り付けアームが前記シールドから取り外し可能であり、前記プロセスチャンバの中心軸を中心に回転し、この中心軸に沿って直線的に移動するように構成可能である、シールド
    を備える、プロセスチャンバにおいて基板を処理するための装置。
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