JP7043453B2 - 情報処理装置、システム、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、システム、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、システム、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、ユーザの購入履歴およびユーザごとの素性情報に基づいて、インセンティブごとのユーザによる購入傾向をモデル化した予測モデルを生成するモデル生成部と、モデル生成部により生成された予測モデルに基づいて、複数のインセンティブのうち、少なくとも一つ以上のインセンティブを付与することによって生じる購入行動に関する事象を最適化するための確率を予測する確率予測部と、を備える情報解析装置の発明が開示されている(特許文献1参照)。
特開2018-73349号公報
上記従来の技術では、それぞれのユーザについて、特典を付与した場合のユーザの行動の改善度合いを適切に評価することができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、特典を付与した場合のユーザの行動の改善度合いを適切に評価することができる情報処理装置、システム、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、サービスを利用するユーザの第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を出力する第1モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を導出する第1導出部と、前記ユーザの前記第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を出力する第2モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を導出する第2導出部と、同一のユーザに関する前記第1導出部の導出結果と前記第2導出部の導出結果に基づく情報を出力する結果出力部と、を備える情報処理装置である。
本発明の一態様によれば、特典を付与した場合のユーザの行動の改善度合いを適切に評価することができる。
情報処理装置100の構成と使用環境の一例を示す図である。 ユーザデータ70の内容の一例を示す図である。 検索入力画面IM1の一例を示す図である。 検索結果表示画面IM2の一例を示す図である。 商品販売画面IM3の一例を示す図である。 商品データ72の内容の一例を示す図である。 ログデータ74の内容の一例を示す図である。 離反ユーザ予測部106による処理の概要の一例を示す図である。 第1導出部108による処理の概要の一例を示す図である。 第2導出部110による処理の概要の一例を示す図である。 学習処理部120による処理の概要の一例を示す図である。 学習処理部120による処理の概要の一例を示す図である。 学習処理部120による処理の概要の一例を示す図である。
[概要]
以下、図面を参照し、本発明の情報処理装置、システム、情報処理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。情報処理装置は、一以上のプロセッサにより実現される。情報処理装置は、サービスを利用するユーザの第1特徴量に基づいて、そのユーザに特典を付与した場合に所定の行動を行う確率と、特典を付与しなかった場合に所定の行動を行う確率とを対比するための情報を出力する装置である。サービスとは、例えば、会員制のサービスであり、電子商取引に係るショッピング(ネットショッピング)、オークションまたはフリーマーケット、会員制のゴルフコース、英会話レッスンなど、種々のものが該当する。以下の説明では、サービスは電子商取引に係るショッピングであるものとする。
より具体的に、情報処理装置は、ユーザの第2特徴量に基づいて、そのユーザが、サービスの利用を停止した離反状態になるか否かを予測し、離反状態になると予測した場合に、上記の第1特徴量に基づく処理を行う。すなわち、情報処理装置は、「サービスから離反しそうなユーザに対して、特典を与えた場合にどの程度の効果があるのか」を検知するための情報を出力する。これによって、情報処理装置は、特典を付与した場合のユーザの行動の改善度合いを適切に評価することができる。
ショッピングに適用される情報処理装置は、ショッピングサイトを管理するショッピングサーバなどに包含される装置であってもよい。すなわち、情報処理装置は、仮想的な装置であってもよい。また、情報処理装置は、ショッピングサーバそのものであってもよい。以下では、情報処理装置がショッピングサーバとは別体の装置であるものとして説明する。ショッピングサーバは、ブラウザからのリクエストに応じてショッピングサイトを提供するものであってもよいし、スマートフォンなどにインストールされたアプリケーションプログラムからのリクエストに応じてショッピングサイトと同様のコンテンツを提供するものであってもよい。以下の説明では、ショッピングサーバは前者であるものとする。
[全体構成]
図1は、情報処理装置100の構成と使用環境の一例を示す図である。情報処理装置100は、ネットワークNWを介してショッピングサーバ50と通信する。ショッピングサーバ50は、ネットワークNWを介して、端末装置10と通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ端末、専用回線などを含む。
端末装置10は、例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末などである。これらにおいて、ブラウザやアプリケーションプログラムなどのUA(User Agent)20が起動する。UA20は、ショッピングサーバ50から提供された販売画面を表示すると共に、端末装置10のユーザによってなされた入力操作に応じたリクエストをショッピングサーバ50に送信する。
[ショッピングサーバ]
ショッピングサーバ50は、例えば、サイト提供部52と、ログ収集部54と、ランキング処理部56と、特典付与部58とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの一以上のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
また、ショッピングサーバ50は、HDDやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置に、ユーザデータ70、商品データ72、ログデータ74などのデータを格納している。この記憶装置は、ショッピングサーバ50に付随するものであってもよいし、ショッピングサーバ50がネットワークNWを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)であってもよい。
サイト提供部52は、ユーザデータ70を参照しつつ、以下に説明する各種処理を行う。図2は、ユーザデータ70の内容の一例を示す図である。ユーザデータ70は、例えば、氏名、性別、年齢、職業、プレミアム会員入退会履歴、ユーザタイプ、他サービス利用履歴、特典利用履歴などの情報が、ユーザIDに対応付けられたデータである。プレミアム会員入退会履歴とは、一般ユーザとは別料金を支払って特別なサービスを受けるプレミアム会員となったり、プレミアム会員から退会したりした履歴である。ユーザタイプとは、ショッピングサーバが提携する他サービス(オークション、フリーマーケット、その他)と同時に会員になっているか否かを示す情報である。他サービス利用履歴とは、上記の他サービスの利用履歴である。特典利用履歴とは、ショッピングサーバ50がユーザに付与した特典(他サービスにより付与されたショッピングサーバ50と互換性のある特典を含んでもよい)が、いつ、どこで、どの用途で使用されたかを示す履歴である。これらのデータは、ユーザにより入力され、ユーザの行動履歴から特定され、或いはユーザの行動履歴から推定されたものである。
サイト提供部52は、ショッピングサイトとしての各種画面を端末装置10に提供する。図3は、検索入力画面IM1の一例を示す図である。検索入力画面IM1には、商品を検索するためのクエリを入力するためのクエリ入力欄A1、および、入力されたクエリで検索を実行させるための検索ボタンB1が設けられている。クエリ入力欄A1にクエリが入力され、検索ボタンB1が操作されると、検索結果表示画面IM2に遷移する。このとき、サイト提供部52は、クエリをランキング処理部56に出力してランキング処理を依頼する。なお、クエリではなくカテゴリが選択された場合も、同様に検索結果表示画面IM2に遷移する。
図4は、検索結果表示画面IM2の一例を示す図である。検索結果表示画面IM2には、検索結果表示欄A2が含まれる。検索結果表示欄A2には、ランキング処理部56によって決定されたランキング順に、スクロールすることで視認可能な数の商品の画像や説明が、ポジション順に並べて表示される。検索結果表示画面IM2において一つの商品の画像や説明が操作(選択)されると、商品販売画面IM3に遷移する。
図5は、商品販売画面IM3の一例を示す図である。商品販売画面IM3には、商品画像表示欄A3-1、タイトル欄A3-2、詳細説明欄A3-3などが含まれる。タイトル欄A3-2や詳細説明欄A3-3には、選択された商品(選択商品)の製造元、商品の素材、使用、その他の内容がテキストとして掲載される。商品販売画面IM3に対する操作によって、購入者により商品が購入される。
各種画面に埋め込まれる情報は、商品データ72から取得される。図6は、商品データ72の内容の一例を示す図である。商品データ72は、例えば、商品の識別情報である商品IDに対して、カテゴリの識別情報であるカテゴリID、商品画像、タイトル、詳細説明、価格、その他のデータが対応付けられたものである。これらのうち、商品IDは、不図示の出品受付部により付番された情報であり、その他の情報は、販売者により入力されたものである。カテゴリは、例えば階層的に設定されており、図示の例では、例えば「3」が「飲食品」、「35」が「お酒」、「356」が「赤ワイン」を示している。タイトルは、タイトル欄A3-2に表示され、詳細説明は、詳細説明欄A3-3に表示される。
ログ収集部54は、ユーザごとのショッピングサイトの利用履歴を収集し、ログデータ74に登録する。図7は、ログデータ74の内容の一例を示す図である。ログデータ74は、例えば、閲覧ページの識別情報(例えばURL:Uniform Resource Locator)に対して、閲覧時刻、検索結果表示画面であれば紹介商品の商品ID、商品販売画面であれば購入情報などが対応付けられたデータである、購入情報には、購入された商品の商品IDなどが含まれる。
ランキング処理部56は、サイト提供部52から渡されたクエリに基づいて、商品を順位付けして選択し、サイト提供部52に渡す。例えば、ランキング処理部56は、まずクエリを用いて商品データ72を検索し、タイトルまたは商品詳細の中にクエリが含まれる商品を抽出する。そして、ランキング処理部56は、抽出した商品の特徴量(PV数、クエリとのマッチ度合い、価格など)をランキング用モデルに入力することで商品ごとのスコアを導出し、スコアが高い商品から順に選択してサイト提供部52に渡す。なお、ランキング処理については本発明を中核をなすものではないため、詳細な説明を省略する。
特典付与部58は、後述するように情報処理装置100から取得した情報に基づいて、ユーザに特典を付与する。特典は、如何なる形態のものでもよいが、一例として、複数のサービスに跨って使用可能なポイントであり、現金と同じように使用可能なポイントである。特典付与部58は、例えば、付与したポイントをユーザデータ70に登録する。なお、特典付与部58は、情報処理装置100から取得した情報に基づかない別の規則に基づいてポイントをユーザに付与してもよい。
[情報処理装置]
(運用段階)
図1に戻り、情報処理装置100は、例えば、データ取得部102と、抽出部104と、離反ユーザ予測部106と、第1導出部108と、第2導出部110と、結果出力部112と、学習処理部120とを備える。これの構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。なお、学習処理部120と、その他の構成要素とは、別体の情報処理装置に実装されてもよい。
データ取得部102は、ショッピングサーバ50から、ユーザデータ70、商品データ72、ログデータ74など、処理に必要なデータを取得する。
抽出部104は、処理対象となるユーザ(例えばユーザデータ70に含まれる全てのユーザ)から、優良ユーザを抽出する。優良ユーザとは、年間購入回数が所定回数以上であり、且つ購入停止期間が第1所定期間(例えば1カ月程度)未満のユーザである。なお優良ユーザの指定はショッピングサーバ50の方で行われ、情報処理装置100は優良ユーザの指定を受け付ける、或いは優良ユーザのデータのみをショッピングサーバ50から取得するようにしてもよい。
図8は、離反ユーザ予測部106による処理の概要の一例を示す図である。離反ユーザ予測部106は、抽出部104により抽出されたユーザの第2特徴量を、離反ユーザ予測モデル150(第3モデルの一例)に入力することで、ユーザがサービスの利用を停止した離反状態になるか否かを予測する。離反状態とは、例えば、第2所定期間(例えば数カ月程度)に亘って商品を購入しない状態である。離反ユーザ予測モデル150は、第2特徴量を入力すると、その第2特徴量に係るユーザが、離反状態になるか否かを示す値を出力するモデルである。第2特徴量は、例えば、購入間隔の最大値、最小値、および平均など、商品のカテゴリの最上位階層ごとの購入回数、ユーザタイプ、プレミアム会員の退会回数、会員期間など、ショッピングサーバから取得した購入に関する任意のデータを、モデルに入力可能なように数値化したものである。例えば、離反ユーザ予測部106は、これらのデータを数値化した上で結合し、第2特徴量ベクトルを生成して離反ユーザ予測モデル150に入力する。
離反ユーザ予測モデル150は、例えば、入力された第2特徴量に係るユーザが離反状態になる確率を出力する。この場合、離反ユーザ予測部106は、確率が第1閾値を上回る場合に、当該ユーザが離反状態になることを予測する。また、離反ユーザ予測モデル150は、入力された第2特徴量に係るユーザが離反状態になるか否かを示す値(例えば0か1か)を出力してもよい。離反ユーザ予測部106は、抽出部104により抽出されたユーザのそれぞれについて上記処理を行う。
図9は、第1導出部108による処理の概要の一例を示す図である。第1導出部108は、離反ユーザ予測部106により離反状態になると予測されたユーザの第1特徴量を特典ありCV予測モデル152(第1モデルの一例)に入力することで、ユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率(以下、第1確率P1)を導出する。所定の行動とは、例えば、商品を購入する行動であるが、これに限らず、プレミアム会員に入会する行動など、任意の行動であってよい。確率とは、例えば、情報処理装置100が扱う桁数での連続値であるが、量子化された離散値(例えば、5%刻みなど)で表されてもよいし、ランク(A、B、C、…といったもの)で表されてもよい。第2導出部110の処理においても同様である。
第1特徴量は、例えば、第2特徴量と同様のデータを含んでよく、更に、他サービス利用履歴や特典利用履歴を含む。特に、特典利用履歴のうち、ショッピングで使用されたのか、ショッピング以外の用途で使用されたかを含むようにすると好適である。
図10は、第2導出部110による処理の概要の一例を示す図である。第2導出部110は、離反ユーザ予測部106により離反状態になると予測されたユーザの第1特徴量を特典無しCV予測モデル154(第2モデルの一例)に入力することで、ユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率(以下、第2確率P2)を導出する。
結果出力部112は、同一のユーザUk(k=1、2、…)に関する第1確率P1kと、第2確率P2kに基づく情報をショッピングサーバ50に出力する。例えば、結果出力部112は、第1確率P1kが第2確率P2kに対して大きい程、大きくなる値を出力する。第1確率P1kが第2確率P2kに対して大きい程、大きくなる値とは、例えば、第1確率P1kから第2確率P2kを差し引いた差分である。これに限らず、第1確率P1kを第2確率P2kで除算した商であってもよいし、同様の傾向を有する他の値であってもよい。また、結果出力部112は、第1確率P1kが第2確率P2kに対して大きい程、大きくなる値を第2閾値と比較し、第2閾値以上である場合に、「特典の効果が大きい」旨を示す情報を、当該ユーザに付与した情報をショッピングサーバ50に出力してもよい。例えば、結果出力部112は、ユーザごとに上記の差分を対応づけたリスト情報を出力する。また、結果出力部112は、差分が第2閾値を超えたユーザのリスト情報を出力してもよい。これによって、情報処理装置100は、サービスから離反しそうなユーザに対して、特典を与えた場合にどの程度の効果があるのかを示す情報を出力することができる。
(学習段階)
以下、学習処理部120による、離反ユーザ予測モデル150、特典ありCV予測モデル152、特典無しCV予測モデル154の学習処理について説明する。図11~図13は、学習処理部120による処理の概要の一例を示す図である。図11に示すように、学習処理部120は、複数のユーザの第2特徴量を学習データ、各ユーザが離反状態となったか否かを示すラベルを教師データとして、ロジスティック回帰(例えばL1正規化ロジスティック回帰)、決定木、SVMなどの手法によって機械学習モデルのパラメータを調整し、パラメータが調整された機械学習モデルを離反ユーザ予測モデル150とする。
また、図12に示すように、学習処理部120は、複数のユーザを特典が付与されたグループ(特典ありグループ)と特典が付与されなかったグループ(特典無しグループ)に分け、特典ありグループに含まれる複数のユーザの第1特徴量を学習データ、各ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして、ロジスティック回帰(例えばL1正規化ロジスティック回帰)、決定木、SVMなどの手法によって機械学習モデルのパラメータを調整し、パラメータが調整された機械学習モデルを特典ありCV予測モデル152とする。
また、図13に示すように、学習処理部120は、特典無しグループに含まれる複数のユーザの第1特徴量を学習データ、各ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして、ロジスティック回帰(例えばL1正規化ロジスティック回帰)、決定木、SVMなどの手法によって機械学習モデルのパラメータを調整し、パラメータが調整された機械学習モデルを特典無しCV予測モデル154とする。なお、上記の各機械学習モデルは、ニューラルネットワークなどであってよい。
このように個別にモデルを学習することで、実測データに基づく精度のよいモデルが生成される。この結果、結果出力部112の処理結果は、特典を付与した場合のユーザの行動の改善度合いを適切に評価したものとなる。
以上説明した実施形態によれば、サービスを利用するユーザの第1特徴量を、第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を出力する特典ありCV予測モデル152に入力することで、ユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を導出する第1導出部108と、ユーザの第1特徴量を、第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を出力する特典無しCV予測モデル154に入力することで、ユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を導出する第2導出部と、同一のユーザに関する第1導出部108の導出結果と第2導出部110の導出結果に基づく情報を出力する結果出力部112と、を備えることにより、特典を付与した場合のユーザの行動の改善度合いを適切に評価することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 端末装置
50 ショッピングサーバ
100 情報処理装置
102 データ取得部
104 抽出部
106 離反ユーザ予測部
108 第1導出部
110 第2導出部
112 結果出力部
120 学習処理部
150 離反ユーザ予測モデル
152 特典ありCV予測モデル
154 特典無しCV予測モデル

Claims (10)

  1. サービスを利用するユーザの第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を出力する第1モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を導出する第1導出部と、
    前記ユーザの前記第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を出力する第2モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を導出する第2導出部と、
    同一のユーザに関する前記第1導出部の導出結果と前記第2導出部の導出結果に基づく情報を出力する結果出力部と、
    を備え
    前記第1モデルは、複数のユーザのうち、特典が付与されたユーザの前記第1特徴量を学習データ、前記ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして生成されたものであり、
    前記第2モデルは、前記複数のユーザのうち、特典が付与されなかったユーザの前記第1特徴量を学習データ、前記ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして生成されたものである、
    情報処理装置。
  2. 前記第1特徴量は、ユーザの特典利用に関するデータを含むデータを数値化したものである、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザの第2特徴量を、前記第2特徴量を入力すると前記サービスの利用を停止した離反状態になるか否かを示す値を出力する第3モデルに入力することで、前記ユーザが前記離反状態になるか否かを予測する予測部を更に備え、
    前記第1導出部は、前記予測部により前記離反状態になると予測されたユーザの前記第1特徴量を前記第1モデルに入力し、
    前記第2導出部は、前記予測部により前記離反状態になると予測されたユーザの前記第1特徴量を前記第2モデルに入力する、
    請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記第2特徴量は、ユーザの購入に関するデータを含むデータを数値化したものである、
    請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記結果出力部は、前記情報として、前記第1導出部の導出結果が前記第2導出部の導出結果に対して大きい程、大きくなる値を出力する、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の情報処理装置。
  6. 所定の基準に基づいて、前記サービスを利用するユーザのうち優良ユーザを抽出する抽出部を更に備え、
    少なくとも前記第1導出部および前記第2導出部は、前記抽出部により抽出された優良ユーザについて処理を行う、
    請求項1から5のうちいずれか1項記載の情報処理装置。
  7. 前記第1モデルは、特典が付与された一群のユーザについて前記第1特徴量と前記所定の行動との関係を機械学習によって学習することで生成されたものであり、
    前記第2モデルは、特典が付与されなかった一群のユーザについて前記第1特徴量と前記所定の行動との関係を機械学習によって学習することで生成されたものである、
    請求項1から6のうちいずれか1項記載の情報処理装置。
  8. 請求項1から7のうちいずれか1項記載の情報処理装置と、
    前記結果出力部の出力する情報に基づいてユーザに特典を付与する特典付与部と、
    を備えるシステム。
  9. コンピュータが、
    サービスを利用するユーザの第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を出力する第1モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる第1確率を導出し、
    前記ユーザの前記第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を出力する第2モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる第2確率を導出し、
    同一のユーザに関する前記第1確率と前記第2確率に基づく情報を出力し、
    前記第1モデルは、複数のユーザのうち、特典が付与されたユーザの前記第1特徴量を学習データ、前記ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして生成されたものであり、
    前記第2モデルは、前記複数のユーザのうち、特典が付与されなかったユーザの前記第1特徴量を学習データ、前記ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして生成されたものである、
    情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    サービスを利用するユーザの第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる確率を出力する第1モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与された場合に所定の行動が行われる第1確率を導出させ、
    前記ユーザの前記第1特徴量を、前記第1特徴量を入力するとユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる確率を出力する第2モデルに入力することで、前記ユーザに特典が付与されなかった場合に所定の行動が行われる第2確率を導出させ、
    同一のユーザに関する前記第1確率と前記第2確率に基づく情報を出力させ
    前記第1モデルは、複数のユーザのうち、特典が付与されたユーザの前記第1特徴量を学習データ、前記ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして生成されたものであり、
    前記第2モデルは、前記複数のユーザのうち、特典が付与されなかったユーザの前記第1特徴量を学習データ、前記ユーザが所定の行動を行ったか否かを示すラベルを教師データとして生成されたものである、
    プログラム。
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