JP2020154464A - 推定装置、推定方法及び推定プログラム - Google Patents

推定装置、推定方法及び推定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の感情を適切に推定すること。【解決手段】本願に係る推定装置は、取得部と、推定部とを有する。取得部は、所定の利用者の行動を示す行動情報を取得する。推定部は、取得部により取得された行動情報に基づいて、所定の利用者による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。【選択図】図3

Description

本発明は、推定装置、推定方法及び推定プログラムに関する。
近年、利用者の感情に応じた評価を行う技術が知られている。このような情報配信の一例として、利用者の生体情報から感情を推定し、推定した感情に基づいて製品の評価や利用者が閲覧したコンテンツの評価を行う技術が知られている。
特開2006−012171号公報 特開2006−313483号公報
しかしながら、上述した従来技術では、利用者の感情を適切に推定しているとは言えない場合がある。
例えば、利用者の感情は、瞬間的な生体情報と対応する感情に基づいて評価を行うにすぎないので、例えば、生体情報がある感情を示していたとしても、利用者は、既に異なる感情を有している、若しくは、まだ生体情報が示す感情を有していない場合が考えられる。この結果、瞬間的な生体情報と対応する感情を推定した場合は、利用者の感情を適切に推定できない恐れがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の感情を適切に推定することを目的とする。
本願に係る推定装置は、所定の利用者の行動を示す行動情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された行動情報に基づいて、前記所定の利用者による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する推定部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者の感情を適切に推定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る推定装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る学習データ記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る推定装置による推定処理手順を示すフローチャートである。 図6は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る推定装置、推定方法及び推定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る推定装置、推定方法及び推定プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.ネットワークシステムの構成〕
まず、図1を参照して、実施形態に係るネットワークシステム1の構成について説明する。図1は、実施形態に係るネットワークシステム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係るネットワークシステム1には、ユーザ装置10〜10と、推定装置100とが含まれる(nは任意の自然数)。本明細書では、ユーザ装置10〜10を区別する必要がない場合は、ユーザ装置10〜10を「ユーザ装置10」と総称する。ユーザ装置10および推定装置100は、それぞれネットワークNと有線又は無線により接続される。図1中では図示していないが、ネットワークシステム1は、複数台の推定装置100を含んでもよい。
ユーザ装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。ユーザ装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、スマートフォン、タブレット型PCを含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。
推定装置100は、ユーザの感情を推定する情報処理装置である。推定装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線によりユーザ装置10と通信を行う。
〔2.推定処理〕
次に、図2を参照して、実施形態に係る推定処理の一例について説明する。図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。
従来、ネットワーク上のサービスを評価するための様々な評価指標が提案されている。例えば、CTR(Click Through Rate)、PV(Page Views)等の評価指標が提案されている。CTR、PV等の評価指標は、明確に定義されているため、サービス提供者は、このような評価指標を用いて、ネットワーク上のサービスの内容を、客観的な数値で評価することができる。
一方、近年、「感情」といった比較的明確に定義されていないものも、ネットワーク上のサービスを評価するための評価指標として提案されている。感情は、幸福、嫌悪等の主観的な意識体験であると考えられる。ネットワークを利用するユーザの感情は、例えば、センサデータ(例えば、ユーザに生じた生理的な反応)、テキストデータ(例えば、ユーザによって書かれた文章)、音声データ(例えば、ユーザの発話)、画像データ(例えば、ユーザの表情)等のデータから推定される場合がある。
上述の感情推定に関しては、一般的に、ユーザの感情は、「各瞬間」におけるデータから推定される。
例えば、ユーザの感情を示すフラグが、ある時刻におけるセンサデータに、正解ラベルとして付与される。例えば、ある感情(例えば、「幸福」)が、ある時刻における生理的な反応(例えば、心拍数、体温)に関連付けられる。また、例えば、別の感情(例えば、「嫌悪」)が、別の時刻における生理的な反応に関連付けられる。このような場合、センサデータと正解ラベルとを含む学習データを用いて機械学習を行うことにより、ユーザの感情を推定するモデルが生成される。あるターゲットユーザの心拍数や体温を示すセンサデータが、生成されたモデルに入力された場合に、生成されたモデルは、このターゲットユーザの感情を示すデータ(例えば、ユーザの感情が「幸福」である確率)を出力することができる。
言い換えると、一般的に、ユーザの感情を推定するモデルを生成するために、ある瞬間における感情を示すデータが作成される。すなわち、このようなデータは、ユーザの感情のスナップショットである、と考えられる。一般的に、ユーザの感情を推定するモデルは、このような感情のスナップショットに基づいて生成される。
このように、一般的な感情推定では、ユーザの感情は、ある瞬間における意識的体験として定義されている。この場合、ユーザの感情は、ある時刻におけるインスタンス(instance)や、ある時刻における特徴ベクトル(feature vector)に関連付けられている。しかしながら、ユーザの感情は、ある瞬間における意識的体験であるとは限らない。例えば、ユーザの感情はある「過程」における意識的体験である、とも考えられる。このような感情と行動との有効理論の観点からは、たとえ、ユーザの感情が、「各時刻」におけるインスタンスに対応するとしても、ユーザの感情は、「所定の期間」におけるインスタンスにも対応し得る。
説明のための一例として、ユーザの行動は、細かい行動の線が集まった1つの太い束であると仮定する。細かい行動の線が集まった1つの太い束とは、複数の行動の線の束のことである。例えば、ユーザの行動は、「調べる」、「買う」といった行動に相当する。この場合、細かい行動の線は、ユーザによって閲覧されている画面の内容(すなわち、閲覧するという行動)、ユーザの操作等の行動に相当する。この例では、ユーザの感情は、ユーザの行動の推移(すなわち、ユーザの行動過程)における意識的体験である、と考えられる。
言い換えると、上述の「複数の行動の線の束」の観点からは、ユーザの感情を上述の「感情のスナップショット」で定義することは適切でない、と考えられる。一方、上述の「感情と行動との有効理論」の観点からは、ユーザの感情を「複数の行動の線の束」で定義することは妥当である、と考えられる。例えば、ユーザの感情は、複数の行動が集まった1つの太い束の結果である、と考えられる。より具体的には、ユーザの感情は、ユーザの一連の行動に応じて決まるものである、と考えられる。
例えば、ある人物があるユーザに「この瞬間どんな気分?」と質問した場合に、このユーザは、自分の感情を適切に把握できないかもしれない。一方、ある人物があるユーザに「あの時はどんな気分?」と質問した場合には、このユーザは、自分の感情を適切に把握できるかもしれない。この場合、このようなユーザの感情は、「雰囲気」に近いものである、といえる。
そこで、図2の例示的な実施形態では、推定装置100は、ユーザの感情を分析するために、以下に説明される推定処理を実行する。
以下に説明される推定処理の一例では、推定装置100は、ユーザの一連の行動(例えば、ユーザによって閲覧されている画面の内容(すなわち、閲覧するという行動)、ユーザの操作等のウェブ行動)と、このユーザの感情との因果関係を分析する。なお、この推定処理の一例では、推定装置100が因果関係を分析した後に、推定装置100は、因果関係の分析結果を利用して、コンテンツをユーザに提供する。
上述の因果関係の分析に関しては、推定装置100は、上述の「複数の行動の線の束」としてのユーザの一連の行動を解きほぐし、全体を統括する感情と、複数の行動の線の各々の有無とに基づいて、ユーザの一連の行動と、このユーザの感情との因果関係を調べる。このように、推定装置100は、ユーザが一連の行動をとった状況下において、個々のユーザの行動(例えば、個別の商品に関する閲覧行動、個別の商品に関する購入行動)を切り分けて、ユーザの感情(すなわち、雰囲気に近いような感情)を追跡する。
図2の例では、はじめに、推定装置100は、ユーザの行動情報を取得する(ステップS11)。
図2には図示されていないが、推定装置100は、例えば、検索やポータル、SNS(Social Network Service)、オークションサービス、地図情報サービス等のネットワーク上のサービス(例えば、ウェブサービス)を、ユーザに提供してもよい。そして、推定装置100は、ネットワーク上のサービスを介して、ユーザの行動情報を、ユーザのユーザ装置10から受信してもよい。このようにして、推定装置100は、ユーザの行動情報を取得することができる。
取得されたユーザ情報は、ネットワーク上のユーザの行動を示す。例えば、取得された行動情報は、クリック履歴、閲覧されたコンテンツの履歴、広告の選択履歴、SNSの投稿履歴、オークションの出品履歴、オークションの落札履歴、購入履歴、位置履歴(例えば、GPS(Global Positioning System)の履歴、ビーコン検知履歴)等のネットワーク上の各種ログを示す。
次いで、推定装置100は、取得された行動情報に基づいて、ユーザが所定の取引対象(例えば、商品、サービス)を購入したタイミングを特定し、取得された行動情報のうち、特定されたタイミングを含む所定の期間におけるユーザの行動を示す行動情報を決定する(ステップS12)。
図2の例では、決定された行動情報は、行動UA11、行動UA12、行動UA13、行動UA14等の所定の期間における行動を示すデータとして示されている。また、決定された行動情報は、ユーザが所定の期間において所定の商品を購入したことを示す。
例えば、決定された行動情報は、ユーザが、行動UA11をとり、行動UA12をとり、行動UA13をとり、行動UA14をとり、その後所定の商品を購入したことを示してもよい。また、例えば、決定された行動情報は、ユーザが、行動UA11をとり、行動UA12をとり、所定の商品を購入し、行動UA13をとり、その後行動UA14をとったことを示してもよい。
次いで、推定装置100は、上述の所定の期間におけるユーザの感情を推定し、推定されたユーザの感情と、決定された行動情報とを含む学習データ(すなわち、訓練データ)を生成する(ステップS13)。
例示のために、図2の例では、ユーザが、ウェアラブルデバイス等のセンシングデバイスを利用していると仮定する。この例では、推定装置100は、センシングデバイスを用いて、ユーザの生理的な反応(例えば、心拍数や体温の変化)を特定する。センシングデバイスは、ユーザ装置10であってもよい。そして、推定装置100は、特定された生理的な反応に基づいて、上述の所定の期間におけるユーザの感情を推定することができる。例えば、推定装置100は、特定された生理的な反応に基づいて、「幸福」、「驚き」、「恐れ」等の感情(例えば、基本6感情)を、所定の期間におけるユーザの感情として推定する。このような感情は、取引対象の購入と関連性がある感情であってもよい。例えば、推定装置100は、幸福、喜び、情熱、楽しみ等のポジティブ感情を、所定の期間におけるユーザの感情として推定してもよい。
このようにして、推定装置100は、推定されたユーザの感情を、決定された行動情報に関連付けることができる。その結果、推定装置100は、推定されたユーザの感情と、決定された行動情報とを含む学習データを生成することができる。
なお、上述の所定の期間におけるユーザの感情は、例えば、所定の期間の途中におけるユーザの感情である。上述の所定の期間におけるユーザの感情は、所定の期間の後におけるユーザの感情であってもよい。すなわち、上述の所定の期間におけるユーザの感情は、一連の行動の直後の感情であってもよい。
次いで、推定装置100は、生成された学習データに基づいて、MIL(Multiple Instance Learning)を行い、ユーザの感情を予測する予測モデルを生成する(ステップS14)。
上述のMILは、教師あり学習(supervised learning)の一手法である。MILとは、1つまたは複数のインスタンスに1つの正解ラベルが関連付けられた学習データを用いて、「ラベルが未知のインスタンス」または「ラベルが未知の1つまたは複数のインスタンス」のラベルを予測する手法を指す。なお、インスタンスは、特徴ベクトルとも呼ばれる。
例えば、MILでは、1つまたは複数のインスタンスに対応する1つまたは複数のタプル(tuple)に、1つの正解ラベルが関連付けられている。より具体的には、1つまたは複数のインスタンスが、ポジティブバッグ(positive bag)またはネガティブバッグ(negative bag)に含まれる。ポジティブバッグは、1つまたは複数のポジティブインスタンス(positive instance)を含む。一方、ネガティブバッグは、1つまたは複数のネガティブインスタンス(negative instance)のみを含む。この点に関し、一般的な教師あり学習では、1つのインスタンス(すなわち、1つのタプル)に、1つの正解ラベルが関連付けられている。
なお、MILでは、一般的な教師あり学習の場合と同様に、インスタンスの次元は、予め設定されている。すなわち、インスタンスは、N次元のインスタンス空間(Nは、次元の数)上で定義される。しかしながら、上述のように、MILでは、1つまたは複数のインスタンスに、1つの正解ラベルが関連付けられている。したがって、MILでは、学習データの入力として用いられるインスタンスの数(すなわち、タプルの数)は、固定されていない。言い換えると、カーディナリティ(cardinality)は、バッグ(すなわち、ポジティブバッグまたはネガティブバッグ)によって異なり得る。
予測モデルの生成に関しては、MILでは、上述の1つまたは複数のインスタンスに1つの正解ラベルが関連付けられた学習データを用いて、ラベルを予測する予測モデルが生成される。
例えば、EMDD(Expectation Maximization Diverse Density)の手法により、あるインスタンスがポジティブインスタンスである事後確率を出力する確率モデルが生成される。また、例えば、MILブースト(boost)の手法により、このような確率モデルが生成され得る。また、例えば、SVM(Support Vector Machine)の手法(例えば、miSVM、MISVM)により、あるインスタンスをポジティブインスタンスまたはネガティブインスタンスのうちの1つに分類する分類モデルが生成される。
また、例えば、SVMの手法により、あるバッグをポジティブバッグまたはネガティブバッグのうちの1つに分類する分類モデルも生成され得る。より具体的には、バッグ空間におけるバッグ間の距離(例えば、ハウスドルフ距離)に基づく距離関数(distance function)を用いたSVMの手法により、このような分類モデルが生成され得る。
なお、MILでは、ラベルを予測する予測モデルを生成することなく、ラベルが予測され得る。例えば、MILでは、パターン分類のアルゴリズムによって、ラベルが予測され得る。例えば、CKNN(Citation k Nearest Neighbor)の手法により、あるバッグは、ポジティブバッグまたはネガティブバッグのうちの1つに分類されてもよい。
図2の例では、1つのユーザの行動が、上述の1つのインスタンスに対応する。
例えば、インスタンスの11番目の成分が、スクロール操作に対応してもよい。また、例えば、インスタンスの12番目の成分が、ジェスチャに対応してもよい。また、例えば、インスタンスの13番目の成分が、センサデータ(例えば、ユーザ装置10のモーション)に対応してもよい。
また、例えば、インスタンスの21番目の成分が、閲覧されたコンテンツに対応してもよい。また、例えば、インスタンスの22番目の成分が、選択されたコンテンツに対応してもよい。また、例えば、インスタンスの23番目の成分が、検索されたコンテンツに対応してもよい。
また、例えば、インスタンスの31番目の成分が、購入された取引対象に対応してもよい。また、例えば、インスタンスの32番目の成分が、支払われたコスト(例えば、ユーザによりサービス提供者へ支払われた金額)に対応してもよい。また、例えば、インスタンスの33番目の成分が、利用されたサービスに対応してもよい。
また、図2の例では、1つまたは複数のユーザの行動に、1つの感情が関連付けられている。言い換えると、この1つの感情は、上述のラベルに対応する。また、1つまたは複数のユーザの行動は、この1つの感情のバッグ(例えば、ポジティブバッグまたはネガティブバッグ)に含まれる。
例えば、行動UA11、行動UA12、行動UA13および行動UA14に、感情「幸福」が関連付けられていてもよい。また、例えば、行動UA21および行動UA22(図示せず)に、感情「情熱」が関連付けられていてもよい。また、例えば、行動UA31、行動UA32および行動UA33(図示せず)に、感情「楽しみ」が関連付けられていてもよい。
言い換えると、行動UA11、行動UA12、行動UA13および行動UA14は、感情「幸福」のポジティブバッグに含まれてもよい。この場合、例えば、行動UA41および行動UA42(図示せず)が、感情「幸福」のネガティブバッグに含まれてもよい。感情「幸福」のポジティブバッグは、感情「幸福」に対応する1つまたは複数の行動を含む。一方、感情「幸福」のネガティブバッグは、1つまたは複数の感情「幸福」に対応しない行動のみを含む。
すなわち、感情「幸福」のポジティブバッグは、ユーザが行動UA11をとり、行動UA12をとり、行動UA13をとり、その後行動UA14をとった期間において、このユーザが感情「幸福」を経験したことを示す。一方、感情「幸福」のネガティブバッグは、ユーザが行動A41をとり、その後行動A42をとった期間において、このユーザが感情「幸福」を経験しなかったことを示す。このようにして、MILが、感情分析(sentiment analysis)のドメインに適用される。
例示のために、図2の例では、推定装置100は、生成された学習データに基づいて、MILを行い、ユーザの感情を予測する予測モデルとして、ユーザの感情を分類するSVMを生成すると仮定する。この例では、1つまたは複数のユーザの行動を示す行動情報が、生成されたSVMに入力された場合に、生成されたSVMは、ユーザが1つまたは複数のユーザの行動をとった期間におけるユーザの感情を分類する。
例えば、生成されたSVMは、1つまたは複数のユーザの行動を、感情「幸福」に対応する行動に分類する。また、例えば、生成されたSVMは、別の1つまたは複数のユーザの行動を、感情「幸福」に対応しない行動に分類する。
次いで、推定装置100は、ターゲットユーザの行動情報を取得する(ステップS15)。
上述のターゲットユーザは、上述のMILを用いた感情推定の対象(target)となるユーザである。図2には図示されていないが、例えば、推定装置100は、上述のネットワーク上のサービスを介して、ターゲットユーザの行動情報を、ターゲットユーザのユーザ装置10から受信してもよい。このようにして、推定装置100は、ターゲットユーザの行動情報を取得することができる。
次いで、推定装置100は、取得されたターゲットユーザの行動情報を、生成された予測モデルに入力することによって、ターゲットユーザの感情と、この感情と因果関係を有するターゲットユーザの一連の行動とを推定する(ステップS16)。
例示のために、図2の例では、推定装置100は、第1のターゲットユーザの行動TUA11および行動TUA12にそれぞれ対応する複数のインスタンスを、生成された予測モデルに入力することによって、第1のターゲットユーザの行動TUA11および行動TUA12を、感情「幸福」に対応する行動に分類すると仮定する。さらに、第1のターゲットユーザの行動TUA11および行動TUA12が、「取引対象を調べる」という行動に対応すると仮定する。この例では、推定装置100は、「取引対象を調べる」という行動を、感情「幸福」と因果関係を有する一連の行動として推定する。
さらに、図2の例では、推定装置100は、第2のターゲットユーザの行動TUA21および行動TUA22にそれぞれ対応する複数のインスタンスを、生成された予測モデルに入力することによって、第2のターゲットユーザの行動TUA21および行動TUA22を、感情「楽しみ」に対応する行動に分類すると仮定する。さらに、第2のターゲットユーザの行動TUA21および行動TUA22が、「取引対象を購入する」という行動に対応すると仮定する。この例では、推定装置100は、この例では、推定装置100は、「取引対象を購入する」という行動を、感情「楽しみ」と因果関係を有する一連の行動として推定する。
その後、推定装置100は、推定された「ターゲットユーザの感情」と、推定された「ターゲットユーザの一連の行動」との組み合わせが所定の条件を満たすか否かを判定し、組み合わせが所定の条件を満たすと判定された場合に、ターゲットユーザに広告を提供する(ステップS17)。
例示のために、図2の例では、ターゲットユーザに広告を提供するための所定の条件が、「推定されたターゲットユーザの感情と、推定されたターゲットユーザの一連の行動との組み合わせが、幸福、喜び、情熱、楽しみ等のポジティブ感情と、取引対象に出会うという行動、取引対象を調べるという行動、取引対象を購入するという行動、サービス提供者にコストを支払うという行動、サービスを利用する等の行動との組み合わせである」という条件であると仮定する。この例では、推定装置100は、第1のターゲットユーザの「取引対象を調べる」という行動と、第1のターゲットユーザの感情「幸福」の組み合わせが、ターゲットユーザに広告を提供するための所定の条件を満たすと判定する。また、推定装置100は、第2のターゲットユーザの「取引対象を購入する」という行動と、第2のターゲットユーザの感情「楽しみ」の組み合わせが、ターゲットユーザに広告を提供するための所定の条件を満たすと判定する。したがって、推定装置100は、第1のターゲットユーザおよび第2のターゲットユーザに、広告を提供する。
上述のように、実施形態に係る推定装置100は、ユーザの一連の行動と、このユーザの感情との因果関係を分析する。そして、推定装置100は、因果関係の分析結果を利用して、コンテンツ(例えば、広告)をユーザに提供する。これにより、推定装置100は、サービス提供者が、サービスの利用を促進させることを可能にする。
例えば、サービスのサイクルは、取引対象(例えば、商品またはサービス)に出会う過程、取引対象を調べる過程、取引対象を購入する過程、サービス提供者にコストを支払う過程、およびサービスを利用する過程を含む。これらの過程のいずれかにおいて、ユーザが不快な経験をした場合に、このユーザは、サービスから離脱する可能性がある。これに関して、推定装置100は、サービス提供者が、ユーザの一連の行動と因果関係を有する感情を、サービスを評価するための評価指標として利用することを可能にする。これにより、推定装置100は、サービス提供者が、サービスを利用するユーザの視点に立ち、ユーザエクスペリエンスを向上させることを可能にする。このため、推定装置100は、上述の過程のいずれかにおいて、ユーザがサービスから離脱する可能性を低減することができる。以下、このような推定処理を実現する推定装置100について詳細に説明する。
〔3.推定装置の構成〕
次に、図3を参照して、実施形態に係る推定装置100の構成例について説明する。図3は、実施形態に係る推定装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、推定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、推定装置100は、推定装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワーク網と有線又は無線により接続され、ネットワーク網を介して、ユーザ装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、学習データ記憶部121を有する。
(学習データ記憶部121)
図4は、実施形態に係る学習データ記憶部121の一例を示す図である。学習データ記憶部121は、学習データのセット(すなわち、データセット)を記憶する。
例えば、学習データ記憶部121は、ユーザの感情と、この感情と因果関係を有するこのユーザの一連の行動との間の関係性を学習するための学習データのセットを記憶する。より具体的には、学習データ記憶部121は、MILの手法により、ユーザの感情と、この感情と因果関係を有するこのユーザの一連の行動との間の関係性を学習するための学習データのセットを記憶する。
学習データ記憶部121は、例えば、受信部131によって受信された学習データを記憶する。図4の例では、学習データ記憶部121には、「学習データ」が「学習データID」ごとに記憶される。例示として、「学習データ」には、項目「バッグ」および項目「ラベル」が含まれる。
「学習データID」は、学習データを識別するための識別子を示す。「バッグ」は、学習データのセットに含まれるバッグを示す。「ラベル」は、バッグに関連付けられた正解ラベルを示す。
上述のように、MILでは、1つまたは複数のインスタンスに対応する1つまたは複数のタプルに、1つの正解ラベルが関連付けられている。より具体的には、1つまたは複数のインスタンスが、ポジティブバッグまたはネガティブバッグに含まれる。ポジティブバッグは、1つまたは複数のポジティブインスタンスを含む。一方、ネガティブバッグは、1つまたは複数のネガティブインスタンスのみを含む。
例えば、図4は、学習データID「D1」で識別される学習データのバッグが、「行動UA11」、「行動UA12」、「行動UA13」および「行動UA14」にそれぞれ対応する複数のインスタンスを含む「ポジティブバッグ」であることを示している。
また、例えば、図4は、学習データID「D1」で識別される学習データのバッグに関連付けられた正解ラベルが、感情「幸福」であることを示している。
すなわち、図4は、あるユーザが行動UA11をとり、行動UA12をとり、行動UA13をとり、行動UA14をとった所定の期間において、このユーザが感情「幸福」を経験したことを示している。
また、例えば、図4は、学習データID「D2」で識別される学習データのバッグが、「行動UA21」および「行動UA22」にそれぞれ対応する複数のインスタンスを含む「ネガティブバッグ」であることを示している。
また、例えば、図4は、学習データID「D2」で識別される学習データのバッグに関連付けられた正解ラベルが、感情「情熱」であることを示している。
すなわち、図4は、あるユーザが行動UA21をとり、行動UA22をとった所定の期間において、このユーザが感情「情熱」を経験しなかったことを示す。
なお、所定の期間におけるユーザの感情は、例えば、所定の期間の途中におけるユーザの感情であるが、これに限定されるものではない。上述の所定の期間におけるユーザの感情は、所定の期間の後におけるユーザの感情であってもよい。すなわち、上述の所定の期間におけるユーザの感情は、一連の行動の直後の感情であってもよい。また、上述の所定の期間におけるユーザの感情は、所定の期間の前におけるユーザの感情であってもよい。すなわち、上述の所定の期間におけるユーザの感情は、一連の行動の直前の感情であってもよい。
すなわち、所定の期間におけるユーザの感情は、所定の期間全体にわたる感情であってもよい。また、所定の期間におけるユーザの感情は、所定の期間の直後の感情であってもよい。また、所定の期間におけるユーザの感情は、所定の期間の直前の感情であってもよい。
行動と感情との関係に関しては、ユーザが一連の行動をとっている間に、ある感情が生まれる場合がある。一方、ユーザの一連の行動が、ある感情を生み出す場合もある。また、ある感情が生まれたために、ユーザが一連の行動をとる場合もある。
(制御部130)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、推定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(推定プログラムの一例に相当)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
制御部130は、図3に示すように、受信部131と、取得部132と、推定部133と、第1提供部134と、第2提供部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受信部131)
受信部131は、学習データを受信する。例えば、受信部131は、所定の情報処理装置から、学習データを受信する。例えば、受信部131は、推定装置100に関係するエンティティ(例えば、ユーザ、企業)の装置から、学習データを受信する。受信部131は、受信された学習データを、学習データ記憶部121に格納してもよい。
受信部131は、ユーザインタフェースを介して、推定装置100のユーザから学習データを受信してもよい。受信部131は、受信された学習データを、学習データ記憶部121に格納してもよい。
受信部131は、利用者(例えば、ユーザ、ターゲットユーザ)の行動情報を受信する。例えば、受信部131は、所定の情報処理装置から、行動情報を受信する。例えば、受信部131は、推定装置100に関係するエンティティ(例えば、ユーザ、企業)の装置から、行動情報を受信する。受信部131は、受信された行動情報を、記憶部120内の所定の記憶領域である行動情報記憶部(図示せず)に格納してもよい。
受信部131は、ユーザインタフェースを介して、推定装置100のユーザから行動情報を受信してもよい。受信部131は、受信された行動情報を、上述の行動情報記憶部に格納してもよい。
受信部131は、第3提供部136によって提供されたサービスを介して、利用者(例えば、ユーザ、ターゲットユーザ)の行動情報を、ユーザのユーザ装置10から受信してもよい。第3提供部136によって提供されたサービスは、例えば、検索やポータル、SNS、オークションサービス、地図情報サービス等のネットワーク上のサービスであってもよい。
受信部131は、第3提供部136によって提供されたコンテンツを介して、利用者(例えば、ユーザ、ターゲットユーザ)の行動情報を受信してもよい。第3提供部136によって提供されたコンテンツは、検索、ポータル、ショッピング、オークション、ニュース、ファイナンス、旅行、飲食店紹介、スポーツ、テレビ、動画、ゲーム、地図、路線情報、料理、不動産、自動車、ブログ、結婚、漫画、占い、地域情報等のコンテンツであってもよい。
(取得部132)
取得部132は、所定の利用者(例えば、ターゲットユーザ)の行動を示す行動情報を取得する。
取得部132は、例えば、受信部131によって受信された行動情報を取得する。取得部132は、所定の記憶装置から、行動情報を取得してもよい。例えば、取得部132は、上述の行動情報記憶部から、行動情報を取得してもよい。取得部132は、取得された行動情報を、上述の行動情報記憶部に格納してもよい。
一例では、取得部132は、ユーザの行動情報を取得する。
取得部132によって取得されたユーザ情報は、ネットワーク上のユーザの行動を示す。例えば、取得された行動情報は、クリック履歴、閲覧されたコンテンツの履歴、広告の選択履歴、SNSの投稿履歴、オークションの出品履歴、オークションの落札履歴、購入履歴、位置履歴(例えば、GPSの履歴、ビーコン検知履歴)等のネットワーク上の各種ログを示す。
一例では、取得部132は、ターゲットユーザの行動情報を取得する。
(推定部133)
推定部133は、取得部132により取得された行動情報に基づいて、所定の利用者(例えば、ターゲットユーザ)による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
例えば、推定部133は、利用者(例えば、ユーザ)の感情と、この感情と因果関係を有するこの利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、所定の利用者(例えば、ターゲットユーザ)の行動情報に基づき、この所定の利用者の一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、例えば、推定部133は、利用者の複数の行動を示す行動情報が入力された場合に、この複数の行動に含まれる一連の行動と、この一連の行動と因果関係を有するこの利用者の感情とを出力するように学習が行われたモデルを用いて、所定の利用者の感情を推定する。
また、例えば、推定部133は、MILの技術により、利用者の感情と、この感情と因果関係を有するこの利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、所定の利用者の感情を推定する。
また、例えば、推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行っている際の感情を推定する。
また、例えば、推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行った後の感情を推定する。
また、例えば、推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行う前の感情を推定する。
また、例えば、推定部133は、所定の利用者による一連の行動であって、所定の取引対象に関する一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、例えば、推定部133は、所定の取引対象を発見してから所定の取引対象を購入するまでの行動に含まれる一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
一例では、はじめに、推定部133は、取得部132によって取得された行動情報に基づいて、ユーザが所定の取引対象(例えば、商品、サービス)を購入したタイミングを特定し、取得部132によって取得された行動情報のうち、特定されたタイミングを含む所定の期間におけるユーザの行動を示す行動情報を決定する。
次いで、推定部133は、上述の所定の期間におけるユーザの感情を推定し、推定されたユーザの感情と、決定された行動情報とを含む学習データ(すなわち、訓練データ)を生成する。
例示のために、ユーザが、ウェアラブルデバイス等のセンシングデバイスを利用していると仮定する。この例では、推定部133は、センシングデバイスを用いて、ユーザの生理的な反応(例えば、心拍数や体温の変化)を特定する。センシングデバイスは、ユーザ装置10であってもよい。そして、推定部133は、特定された生理的な反応に基づいて、上述の所定の期間におけるユーザの感情を推定することができる。例えば、推定部133は、特定された生理的な反応に基づいて、「幸福」、「驚き」、「恐れ」等の感情(例えば、基本6感情)を、所定の期間におけるユーザの感情として推定する。このような感情は、取引対象の購入と関連性がある感情であってもよい。例えば、推定部133は、幸福、喜び、情熱、楽しみ等のポジティブ感情を、所定の期間におけるユーザの感情として推定してもよい。
このようにして、推定部133は、推定されたユーザの感情を、決定された行動情報に関連付けることができる。その結果、推定部133は、推定されたユーザの感情と、決定された行動情報とを含む学習データを生成することができる。
次いで、推定部133は、生成された学習データに基づいて、MILを行い、ユーザの感情を予測する予測モデルを生成する。
例示のために、推定部133は、生成された学習データに基づいて、MILを行い、ユーザの感情を予測する予測モデルとして、ユーザの感情を分類するSVMを生成すると仮定する。この例では、1つまたは複数のユーザの行動を示す行動情報が、生成されたSVMに入力された場合に、生成されたSVMは、ユーザが1つまたは複数のユーザの行動をとった期間におけるユーザの感情を分類する。
その後、推定部133は、取得部132によって取得されたターゲットユーザの行動情報を、生成された予測モデルに入力することによって、ターゲットユーザの感情と、この感情と因果関係を有するターゲットユーザの一連の行動とを推定する。
(第1提供部134)
第1提供部134は、推定部133により推定された感情に応じた内容の情報を所定の利用者に提供する。
例えば、第1提供部134は、ターゲットユーザの一連の行動に対応する複数のインスタンスを、推定部133によって生成された予測モデルに入力することによって、ターゲットユーザの一連の行動を、所定の感情に対応する行動に分類する。そして、第1提供部134は、所定の感情に対応する情報を、ターゲットユーザに提供する。
例えば、ターゲットユーザの一連の行動が、取引対象に出会い、取引対象を調べ、取引対象を購入し、サービス提供者にコストを支払い、サービスを利用するという一連の行動のうちの一部に対応する場合、第1提供部134は、所定の感情に対応する情報として、取引対象やサービスに関する情報を、ターゲットユーザに提供してもよい。
一例として、取引対象に出会い、取引対象を調べるという一連の行動が、所定の感情「幸福」に対応してもよい。この例では、第1提供部134は、この取引対象に関する広告を、ターゲットユーザに提供してもよい。
別の例として、取引対象に出会い、取引対象を調べるという一連の行動が、所定の感情「無気力」に対応してもよい。この例では、第1提供部134は、この取引対象に関する広告を、ターゲットユーザに提供しなくてもよい。この場合、第1提供部134は、ターゲットユーザが、取引対象に関する情報を探しやすくするために、取引対象の詳細な情報を、ターゲットユーザに提供してもよい。
さらに別の例として、取引対象に出会い、取引対象を調べ、取引対象を購入するという一連の行動が、所定の感情「動転」に対応してもよい。この例では、第1提供部134は、サービスで使用可能なクーポンを、ターゲットユーザに提供してもよい。
(第2提供部135)
第2提供部135は、推定部133によって推定された感情に応じたタイミングで、所定の内容の情報を所定の利用者に提供してもよい。
一例では、第2提供部135は、推定部133によって推定された「ターゲットユーザの感情」と、推定部133によって推定された「ターゲットユーザの一連の行動」との組み合わせが所定の条件を満たすか否かを判定し、組み合わせが所定の条件を満たすと判定された場合に、ターゲットユーザに広告を提供する。
〔4.推定処理のフロー〕
次に、実施形態に係る推定装置100による推定処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る推定装置100による推定処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、はじめに、推定装置100は、所定の利用者の行動を示す行動情報を取得する(ステップS101)。
次いで、推定装置100は、取得された行動情報に基づいて、所定の利用者による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する(ステップS102)。
例えば、推定装置100は、利用者の感情と、この感情と因果関係を有するこの利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、所定の利用者の行動情報に基づき、この所定の利用者の一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、例えば、推定装置100は、利用者の複数の行動を示す行動情報が入力された場合に、この複数の行動に含まれる一連の行動と、この一連の行動と因果関係を有するこの利用者の感情とを出力するように学習が行われたモデルを用いて、所定の利用者の感情を推定する。
また、例えば、推定装置100は、MIL(Multiple Instance Learning)の技術により、利用者の感情と、この感情と因果関係を有するこの利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、所定の利用者の感情を推定する。
また、例えば、推定装置100は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行っている際の感情を推定する。
また、例えば、推定装置100は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行った後の感情を推定する。
また、例えば、推定装置100は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行う前の感情を推定する。
また、例えば、推定装置100は、所定の利用者による一連の行動であって、所定の取引対象に関する一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、例えば、推定装置100は、所定の取引対象を発見してから所定の取引対象を購入するまでの行動に含まれる一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
次いで、推定装置100は、推定された感情に応じた内容の情報を所定の利用者に提供する(ステップS103)。推定装置100は、推定された感情に応じたタイミングで、所定の内容の情報を所定の利用者に提供してもよい。
〔5.変形例〕
上述の実施形態に係る推定装置100は、上記の実施形態以外にも、種々の異なる形態で実施されてよい。そこで、以下では、上記の推定装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.感情の変遷の推定〕
推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情の変遷を推定してもよい。
例えば、推定部133は、第1の所定の期間におけるターゲットユーザの一連の行動に対応する複数のインスタンスを、推定部133によって生成された予測モデルに入力することによって、第1の所定の期間におけるターゲットユーザの一連の行動を、第1の所定の感情に対応する行動に分類してもよい。同様に、推定部133は、第2の所定の期間におけるターゲットユーザの一連の行動に対応する複数のインスタンスを、推定部133によって生成された予測モデルに入力することによって、第2の所定の期間におけるターゲットユーザの一連の行動を、第2の所定の感情に対応する行動に分類してもよい。この場合、推定部133は、第1の所定の感情から第2の所定の感情への感情の推移を、一連の行動と因果関係を有する感情の変遷として推定してもよい。
なお、上述の第1の所定の期間は、上述の第2の所定の期間の後の期間であってもよい。また、上述の第1の所定の期間は、上述の第2の所定の期間の前の期間であってもよい。また、上述の第1の所定の期間と、上述の第2の所定の期間とは、重複してもよい。
感情の変遷に関しては、ターゲットユーザの感情は、時々刻々と変化すると考えられる。これに関して、例えば、ターゲットユーザの感情が、ネガティブ感情からポジティブ感情に推移している場合に、第2提供部135は、所定の内容の情報を、ターゲットユーザに提供してもよい。例えば、ターゲットユーザの感情が、感情「神経質」から感情「楽しみ」に推移している場合に、第2提供部135は、広告を、ターゲットユーザに提供してもよい。また、例えば、ターゲットユーザの感情が、ネガティブ感情からポジティブ感情に推移している場合に、第2提供部135は、所定の内容の情報を、ターゲットユーザに提供してもよい。例えば、ターゲットユーザの感情が、感情「幸福」から感情「怒り」に推移している場合に、第2提供部135は、サービスで使用可能なクーポンを、ターゲットユーザに提供してもよい。
一例として、取引対象に出会い、取引対象を調べるという一連の行動が、感情「神経質」から感情「楽しみ」に推移した感情に対応してもよい。この例では、第2提供部135は、この取引対象に関する広告を、ターゲットユーザに提供してもよい。
別の例として、取引対象を調べ、取引対象を購入するという一連の行動が、感情「幸福」から感情「怒り」に推移した感情に対応してもよい。この例では、第2提供部135は、サービスで使用可能なクーポンを、ターゲットユーザに提供してもよい。
〔5−2.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した記憶部120の一部又は全部は、推定装置100によって保持されるのではなく、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、推定装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、学習データ等の各種情報を取得する。
〔5−3.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る推定装置100は、例えば図6に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図6は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が推定装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る推定装置100は、取得部132と、推定部133とを有する。取得部132は、所定の利用者の行動を示す行動情報を取得する。推定部133は、取得部132により取得された行動情報に基づいて、所定の利用者による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、利用者の感情と、この感情と因果関係を有するこの利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、所定の利用者の行動情報に基づき、この所定の利用者の一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、利用者の複数の行動を示す行動情報が入力された場合に、この複数の行動に含まれる一連の行動と、この一連の行動と因果関係を有するこの利用者の感情とを出力するように学習が行われたモデルを用いて、所定の利用者の感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、MIL(Multiple Instance Learning)の技術により、利用者の感情と、この感情と因果関係を有するこの利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、所定の利用者の感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行っている際の感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行った後の感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情として、所定の利用者がこの一連の行動を行う前の感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、一連の行動と因果関係を有する感情の変遷を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、所定の利用者による一連の行動であって、所定の取引対象に関する一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、所定の取引対象を発見してから所定の取引対象を購入するまでの行動に含まれる一連の行動と因果関係を有する感情を推定する。
また、実施形態に係る推定装置100は、推定部133により推定された感情に応じた内容の情報を所定の利用者に提供する第1提供部134を有する。
また、実施形態に係る推定装置100は、推定部133により推定された感情に応じたタイミングで、所定の内容の情報を所定の利用者に提供する第2提供部135を有する。
上述した各処理により、推定装置100は、利用者の感情を適切に推定することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した推定装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受信部は、受信手段や受信回路に読み替えることができる。
1 ネットワークシステム
10 ユーザ装置
100 推定装置
110 通信部
120 記憶部
121 学習データ記憶部
130 制御部
131 受信部
132 取得部
133 推定部
134 第1提供部
135 第2提供部

Claims (14)

  1. 所定の利用者の行動を示す行動情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された行動情報に基づいて、前記所定の利用者による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する推定部と
    を有することを特徴とする推定装置。
  2. 前記推定部は、利用者の感情と、当該感情と因果関係を有する当該利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、前記所定の利用者の行動情報に基づき、当該所定の利用者の一連の行動と因果関係を有する感情を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記推定部は、利用者の複数の行動を示す行動情報が入力された場合に、当該複数の行動に含まれる一連の行動と、当該一連の行動と因果関係を有する当該利用者の感情とを出力するように学習が行われたモデルを用いて、前記所定の利用者の感情を推定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の推定装置。
  4. 前記推定部は、MIL(Multiple Instance Learning)の技術により、前記利用者の感情と、当該感情と因果関係を有する当該利用者の一連の行動との間の関係性を学習したモデルを用いて、前記所定の利用者の感情を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  5. 前記推定部は、前記一連の行動と因果関係を有する感情として、前記所定の利用者が当該一連の行動を行っている際の感情を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  6. 前記推定部は、前記一連の行動と因果関係を有する感情として、前記所定の利用者が当該一連の行動を行った後の感情を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  7. 前記推定部は、前記一連の行動と因果関係を有する感情として、前記所定の利用者が当該一連の行動を行う前の感情を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  8. 前記推定部は、前記一連の行動と因果関係を有する感情の変遷を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  9. 前記推定部は、前記所定の利用者による一連の行動であって、所定の取引対象に関する一連の行動と因果関係を有する感情を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  10. 前記推定部は、前記所定の取引対象を発見してから当該所定の取引対象を購入するまでの行動に含まれる一連の行動と因果関係を有する感情を推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の推定装置。
  11. 前記推定部により推定された感情に応じた内容の情報を前記所定の利用者に提供する第1提供部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  12. 前記推定部により推定された感情に応じたタイミングで、所定の内容の情報を前記所定の利用者に提供する第2提供部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1つに記載の推定装置。
  13. 推定装置が実行する推定方法であって、
    所定の利用者の行動を示す行動情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された行動情報に基づいて、前記所定の利用者による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する推定工程と
    を含むことを特徴とする推定方法。
  14. 所定の利用者の行動を示す行動情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された行動情報に基づいて、前記所定の利用者による一連の行動と因果関係を有する感情を推定する推定手順と
    をコンピュータに実行させるための推定プログラム。
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