JP7042203B2 - バッテリモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電動車両などに搭載されるバッテリモジュールに関する。
従来より電動車両などにはバッテリモジュールが搭載されている。例えば、特許文献1には、複数のセルを積層することで構成されるセル積層体と、各セルの電圧を検出するセンサ装置と、を備えるバッテリモジュールが開示されている。
特開2016-072181号公報
近年、この種のバッテリモジュールでは、バッテリの高容量化が進み、温度変化や経年劣化によるセルの膨張に起因する寸法拡大が無視できなくなっている。そのため、セル積層体の上面にセンサ装置を2点以上で強固に固定することが困難であり、車両走行時の振動でセンサ装置ががたつく虞があった。
また、センサ装置をメンテナンスする際には、センサ装置をバッテリから容易に取り外せることが望まれる。
本発明は、センサ装置のがたつきを抑制でき、メンテナンス性に優れたバッテリモジュールを提供する。
本発明は、
複数のセルを積層することで構成されるセル積層体と、各セルの電圧を検出するセンサ装置と、を備えるバッテリモジュールであって、
前記センサ装置は、前記セル積層体の上面に配置され、
隣接するセル間には、絶縁プレートが設けられ、
前記絶縁プレートは、上方に突出する突設部を有し、
前記突設部には、クリップ部を有するプッシュナットが挿入され、
前記センサ装置は、固定部を有し、
前記固定部には、前記クリップ部と係合する孔部が設けられ、
前記クリップ部は、圧縮操作により前記孔部から離脱可能に構成される。
本発明によれば、センサ装置は、固定部に設けられた孔部が、絶縁プレートの突設部に挿入されたプッシュナットのクリップ部と係合することで、セル積層体の上面にセンサ装置が配置されるバッテリモジュールでありながら、センサ装置のがたつきを抑制できる。また、センサ装置のメンテナンスの際には、クリップ部を圧縮操作することで孔部からクリップ部が離脱するので、センサ装置をセル積層体から容易に取り外すことができる。
本発明の一実施形態のバッテリモジュールを斜め上方から見た斜視図である。 図1のバッテリモジュールの分解斜視図である。 図1のバッテリモジュールの平面図である。 図1のバッテリモジュールのセンサ装置を斜め下方から見た斜視図である。 図4のA-A断面図である。 センサ装置の第1固定部の拡大斜視図である。 図6のB-B断面図である。 組付け前の絶縁プレートの突設部及びプッシュナットの斜視図である。 プッシュナットの組付けを説明する説明図である。 センサ装置の相対移動に伴うプッシュナットの変形を説明する説明図である。 変形例の組付け前の絶縁プレートの突設部及びプッシュナットの斜視図である。 変形例の組付け後の絶縁プレートの突設部及びプッシュナットの断面図である。
以下、本発明のバッテリモジュールの各実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
[バッテリモジュール]
図1~図3に示すように、本実施形態に係るバッテリモジュール1は、前後方向に複数のセル21を積層して構成され、前面、後面、左面、右面、上面、及び下面を有するセル積層体2と、セル積層体2の前面及び後面に配置される一対のエンドプレート3と、セル積層体2の左面及び右面に配置され、一対のエンドプレート3を連結する一対のサイドフレーム4と、セル積層体2の下面に配置されるロアプレート5と、セル積層体2の上面に配置され、各セル21の電圧を検出するセンサ装置7と、セル積層体2の上面のうち、センサ装置7が搭載されない領域を覆うトップカバー6と、を備える。
なお、本明細書等では説明を簡単且つ明確にするためにセル21の積層方向を前後方向と定義し、セル21の積層方向に直交する方向を左右方向(幅方向)及び上下方向(高さ方向)と定義したものであり、バッテリモジュール1が搭載される製品の前後方向等とは無関係である。即ち、バッテリモジュール1が車両に搭載される場合、セル21の積層方向は、車両の前後方向に一致してもよく、車両の上下方向、左右方向であってもよく、これらの方向から傾斜した方向であってもよい。図面には、バッテリモジュール1の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
(セル積層体)
図2に示すように、セル積層体2は、複数のセル21と複数の絶縁プレート22を前後方向に交互に積層して構成される。セル積層体2の上面には、セル21の端子211に電気的に接続される複数のバスバー23が配置される。複数のバスバー23は、複数のセル21が電気的に直列に接続されるように隣接するセル21の端子211同士を接続している。具体的に説明すると、複数のセル21は、プラス側の端子211とマイナス側の端子211とが順次左右反転するように積層されており、複数のバスバー23は、セル積層方向の上手側に隣接するセル21のプラス側(又はマイナス側)の端子211と、セル積層方向の下手側に隣接するセル21のマイナス側(又はプラス側)の端子211とを順次接続することで、複数のセル21を電気的に直列に接続している。
セル積層体2の上面には、複数のバスバー23を保持するバスバープレート24が設けられている。バスバープレート24は、複数のバスバー保持部241を備え、各バスバー保持部241に複数のバスバー23を保持させた後、バスバープレート24をセル積層体2の上面に載置すると、複数のバスバー23が対応する端子211と接続可能な所定の位置に位置決めされる。なお、本実施形態のバスバープレート24は、バスバー23を端子211に接続した後に取り外される治具ではなく、バスバー23を端子211に接続した後も取付状態を維持するバッテリモジュール1の構成要素である。
セル21は、温度変化や経年劣化によって膨張することが知られている。セル21は、前後方向の長さよりも上下方向の長さが長く、上下方向の長さよりも左右方向の長さが長い直方体形状を有する。そのため、セル21は前面及び後面の面積が、左面、右面、上面及び下面の面積よりもはるかに大きく、セル21の前面及び後面で、その左右方向中央部及び上下方向中央部が膨張しやすい。セル21が前後方向に膨張すると、セル21の端子211同士を連結するバスバー23に応力が作用する。本実施形態のバスバー23は、セル21の膨張に伴って作用する応力を緩和するために、前後方向の中間部に上方に突出する屈曲部231を有する。
(エンドプレート)
図1~図3に示すように、一対のエンドプレート3は、セル積層体2の前面及び後面に配置され、セル21の膨張に起因するセル積層体2のセル積層方向の荷重を受け止める。本実施形態のエンドプレート3は、セル積層体2と対向しない外側の面の左右両端部には、サイドフレーム4とボルトB1を介して締結される複数の締結部31が設けられる。また、一対のエンドプレート3の上面には、バッテリモジュール1と外部の電気機器との間で電力を授受するための外部接続用端子台32が設けられ、さらに、いずれか一方のエンドプレート3の上面には、ボルトB2を介してセンサ装置7が固定されるセンサ固定部33が設けられている。
(サイドフレーム)
図1~図3に示すように、サイドフレーム4は、セル積層体2の左面又は右面に沿うサイドフレーム本体41と、サイドフレーム本体41の前端から前側のエンドプレート3の前面に沿って互いに近づく方向に延びる前フランジ部42と、サイドフレーム本体41の後端から後側のエンドプレート3の後面に沿って互いに近づく方向に延びる後フランジ部43と、サイドフレーム本体41の上端からセル積層体2の上面に沿って互いに近づく方向に延びる上フランジ部44と、サイドフレーム本体41の下端からセル積層体2(ロアプレート5)の下面に沿って互いに近づく方向に延びる下フランジ部45と、を備える。
前フランジ部42及び後フランジ部43は、前側のエンドプレート3又は後側のエンドプレート3にボルトB1を介して締結される。これにより、一対のエンドプレート3は、一対のサイドフレーム4を介して連結される。一対のサイドフレーム4は、セル積層体2のセル積層方向の荷重が増加した場合、エンドプレート3同士の前後方向の相対変位を許容する。例えば、サイドフレーム本体41の前後方向の変形、サイドフレーム本体41と前フランジ部42又は後フランジ部43との角度変化等によってエンドプレート3同士の前後方向の相対変位が許容される。
上フランジ部44及び下フランジ部45は、セル積層体2の左端部及び右端部においてセル積層体2及びロアプレート5を上下方向から挟持している。これにより、セル積層体2、サイドフレーム4及びロアプレート5の上下方向の相対位置変動が抑制されるとともに、セル積層体2を構成する複数のセル21を整列させることができる。
本実施形態の上フランジ部44は、前後方向に並ぶ複数の弾性片44aにより構成されており、弾性片44aの個数及び位置は、前後方向に積層されるセル21の個数及び位置に対応している。これにより、上フランジ部44は、適度な弾性を有しつつ、複数のセル21を個別に弾性保持できる。なお、下フランジ部45は、被留部(図示せず)を介してロアプレート5に固定又は係合されている。
(ロアプレート)
図1及び図2に示すように、ロアプレート5は、セル積層体2及びエンドプレート3の下面に沿って延びるロアプレート本体51と、バッテリモジュール1を支持するモジュール支持構造体(図示せず)に固定される複数の固定部52と、サイドフレーム4の下フランジ部45が留められる留部(図示せず)と、を備える。
(センサ装置)
図4及び図5に示すように、センサ装置7は、基板71と、該基板71に搭載される電子部品72と、該基板71及び該電子部品72を収容するケース73と、該ケース73の側面に配置される電圧検出用コネクタ74及び検出信号出力用コネクタ75と、を備える。なお、本実施形態のセンサ装置7は、2つのバッテリモジュール1の電圧検出を可能とするために、2つの電圧検出用コネクタ74を備えるが、電圧検出用コネクタ74の個数は、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。
本実施形態の基板71は、前後方向に長い平面視長方形のプリント基板であり、上面に配線がプリントされ、下面に電子部品72、電圧検出用コネクタ74及び検出信号出力用コネクタ75が実装される。
ケース73は、基板71の下面側を覆うケース本体731と、基板71の上面側を覆う蓋ケース732と、を備える。ケース本体731は、複数(本実施形態では4つ)の第1固定部731cと1つの第2固定部731bとを備え、これらの固定部731c、731bを介してセル積層体2の上面に固定される。なお、セル積層体2の上面に対する第1固定部731c及び第2固定部731bの具体的な固定構造は後述する。
電圧検出用コネクタ74は、複数の電圧検出線9を介して各バスバー23に接続される。複数の電圧検出線9の一端側は、ケーブル側コネクタを介してセンサ装置7の電圧検出用コネクタ74に接続される。また、複数の電圧検出線9の他端側は、セル積層体2の上面とセンサ装置7の下面との間に確保される空間を介して各バスバー23に接続される。
検出信号出力用コネクタ75には、検出信号出力線(図示せず)の一端側が接続される。検出信号出力線の他端側は、車両の充放電制御部(図示せず)に接続され、センサ装置7から出力される各セル21の電圧検出信号が検出信号出力線を介して車両の充放電制御部に入力される。
(センサ装置の固定構造)
つぎに、セル積層体2に対するセンサ装置7の具体的な固定構造について説明する。
図1~図4に示すように、前述した第1固定部731cは、ケース本体731の左側部及び右側部に、それぞれ前後方向に所定の間隔をあけて複数(2つ)突設されており、前後方向に離間した複数の絶縁プレート22に対し、プッシュナット80を介して固定されている。
プッシュナット80は、図8に示すように、例えば一枚の金属製の板材を曲げ加工することで形成される。プッシュナット80は、プッシュナット部81が設けられた平坦部82と、平坦部82から立設され、該プッシュナット部81を挟んで積層方向に対向する一対の縦壁部83と、一対の縦壁部83の上端部から連続して設けられ、互いに近づく方向に延びる一対の平板部84と、一対の平板部84の上方に設けられたクリップ部85と、一対の縦壁部83の上端部から連続して設けられ、互いに近づく方向に延びる一対の第1ばね部86と、一対の縦壁部83の上端部から連続して設けられ、互いに近づく方向に延びる一対の第2ばね部87と、を備える。一対の第1ばね部86及び一対の第2ばね部87は、一対の平板部84を挟むように配置される。
クリップ部85は、略矢じり形状を有し、一対の平板部84から上方に延びて、所定の隙間を介して対向する一対の中間壁85aと、一対の中間壁85aの上部に設けられる一対の屈曲部85bと、一対の屈曲部85bから、下方に向かって一対の中間壁85aから離間するように延びる一対の自由端部85cと、一対の自由端部85cの先端部に設けられ、センサ装置7の第1固定部731cと係合する一対の係合部85dと、を備える。
絶縁プレート22は、図7及び図8に示すように、上方に突出する円筒形状の突設部221を有する。突設部221は、図8及び9に示すように、プッシュナット80のプッシュナット部81に下方から挿入される。プッシュナット部81は、図8に示すように、中央部に形成される円形の孔81aの周縁部に上方に傾斜した複数の爪部81bを有し、突設部221に上方から圧入すると、複数の爪部81bが突設部221の外周部に食い込むことで上方への抜けが規制される。
センサ装置7の第1固定部731cは、矩形状の孔部731caを有する。第1固定部731cは、図9に示すように、孔部731caにプッシュナット80のクリップ部85が下方から挿入されることで、図6及び図7に示すように、一対の中間壁85aが孔部731caを挿通し、クリップ部85の一対の係合部85dが孔部731caに係合する。
ここで、図10に示すように、前後方向(積層方向)における一対の係合部85d間の距離をX、積層方向における孔部731caの距離をYとする、Y<Xに設定され、クリップ部85が縮められた状態(圧縮された状態)で、センサ装置7の第1固定部731cが第1ばね部86及び第2ばね部87と係合部85dとの間に弾性的に挟持される。
したがって、センサ装置7の第1固定部731cが絶縁プレート22の突設部221に対し積層方向に相対的に移動したとしても、一対の中間壁85aが弾性的に傾くことで積層方向の相対変位が吸収され、センサ装置7の第1固定部731cはクリップ部85に保持された状態が維持される。なお、孔部731caの距離Yと通常時の一対の係合部85d間の距離Xの差の半分が、セル膨張等で想定されるセル21の想定変位量Zよりも大きくなるように設定される。
即ち、一対の係合部85d間の距離X、孔部731caの距離Y、セル21の想定変位量Zとは、以下の(a)式の関係を満たす。
(X-Y)/2>Z (a)
また、クリップ部85は、圧縮操作により孔部731caから離脱可能に構成される。具体的に説明すると、一対の自由端部85cを互いに近づけるようにクリップ部85を圧縮操作すると、孔部731caに対する一対の係合部85dの係合が外れ、第1ばね部86及び第2ばね部87の付勢力によって第1固定部731cが押し出される。このように、プッシュナット部81による締付と異なる部分で、センサ装置7の第1固定部731cがクリップ部85によって保持されることで、センサ装置7のメンテナンスの際には、クリップ部を圧縮操作することで孔部731caからクリップ部85が容易に離脱する。したがって、センサ装置7をセル積層体2から容易に取り外すことができる。
なお、プッシュナット80の平板部84は上下方向に弾性を有するので、これに伴ってクリップ部85も上下方向に弾性を有する。これにより、クリップ部85を圧縮操作とともに下方に押し下げることにより、より容易に孔部731caに対する一対の係合部85dの係合が外れる。
本実施形態のバッテリモジュール1では、絶縁プレート22の突設部221及びプッシュナット80がバスバープレート24の固定部及び固定具に兼用されている。具体的に説明すると、バスバープレート24は、絶縁プレート22の突設部221が挿通する挿通孔242(図7参照)を有し、突設部221がバスバープレート24の挿通孔242に挿入された状態でプッシュナット80が突設部221に挿入される。これにより、バスバープレート24が絶縁プレート22とプッシュナット80の平坦部82との間で上下方向に固定される。
前述した第2固定部731bは、ケース本体731の前後方向一端部(本実施形態では、前端部)に突設されており、前後いずれか一方のエンドプレート3に設けられるセンサ固定部33に対し、ボルトB2を介して前後方向及び上下方向に移動不能に固定される。これにより、センサ装置7は、1つの第2固定部731bにおいて上下方向に固定され、且つ、複数の第1固定部731cにおいてセンサ装置7の第1固定部731cが第1ばね部86及び第2ばね部87と係合部85dとの間に弾性的に挟持される。したがって、車両走行時の振動で上下方向にがたつくことが抑制される。また、センサ装置7は、1つの第2固定部731bによって前後方向に固定され、且つ、複数の第1固定部731cにおいて一対の中間壁85aが弾性的に傾くことで積層方向の相対変位が吸収されるので、車両走行時の振動で前後方向にがたつくことが抑制されるだけでなく、セル21の膨張によってセンサ装置7に応力が発生することを防止できる。
次に、本実施形態の変形例について図11及び図12を参照しながら説明する。
前述した実施形態では、絶縁プレート22の突設部221が上方に突出する円筒形状を有し、プッシュナット部81が円形の孔81aの周縁部に設けられた複数の爪部81bから構成されたが、これに限られるものではない。
本変形例では、絶縁プレート22の突設部221が矩形形状を有する。より具体的に説明すると、突設部221は、前後方向(積層方向)に対向する前面221f及び後面221rと、左右方向に対向する左面221a及び右面221bと、を有し、前面221f及び後面221rに、左右方向に延びる溝部221dが形成されている。
プッシュナット部81は、中央部に形成される矩形状の孔81aの周縁部に上方に傾斜した複数の爪部81bを有する。複数の爪部81bは、前後方向(積層方向)に対向する二対の爪部81baと、左右方向に対向する一対の爪部81bbと、から構成される。各爪部81ba、81bbは、平坦部82から互いに近づく方向に延びる第1傾斜部811と、第1傾斜部811と屈曲部810を介して連結され、互いに離間する方向に延びる第2傾斜部812と、を有する。
プッシュナット80のプッシュナット部81を突設部221に上方から圧入すると、前後方向(積層方向)に対向する爪部81baの屈曲部810が突設部221の前面221f及び後面221rに設けられた溝部221dに係合することで上方への抜けが規制される。また、爪部81bbの屈曲部810が左面221a及び右面221bに係合することでも上方への抜けが規制される。即ち、爪部81baの屈曲部810が溝部221dと接触するため、金属片の角によって突設部221が削られることが防止される。これにより、プッシュナット80のプッシュナット部81と絶縁プレート22の突設部221との係合が安定し、センサ装置7をより安定して保持することができる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、前述した実施形態のセンサ装置7は、基板71を収容するケース73に第1固定部731c及び第2固定部731bを設け、これらの固定部731c、731bをセル積層体2に固定しているが、ケースを備えず、基板自体を露出状態でセル積層体に固定するバッテリモジュールでは、前記実施形態の第1固定部及び第2固定部に相当する孔を基板自体に設け、これらの孔を前記実施形態の第1固定部及び第2固定部と同様の固定構造でセル積層体2に固定することができる。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 複数のセル(セル21)を積層することで構成されるセル積層体(セル積層体2)と、各セルの電圧を検出するセンサ装置(センサ装置7)と、を備えるバッテリモジュール(バッテリモジュール1)であって、
前記センサ装置は、前記セル積層体の上面に配置され、
隣接するセル間には、絶縁プレート(絶縁プレート22)が設けられ、
前記絶縁プレートは、上方に突出する突設部(突設部221)を有し、
前記突設部には、クリップ部(クリップ部85)を有するプッシュナット(プッシュナット80)が挿入され、
前記センサ装置は、固定部(第1固定部731c)を有し、
前記固定部には、前記クリップ部と係合する孔部(孔部731ca)が設けられ、
前記クリップ部は、圧縮操作により前記孔部から離脱可能に構成される、バッテリモジュール。
(1)によれば、センサ装置は、固定部に設けられた孔部が、絶縁プレートの突設部に挿入されたプッシュナットのクリップ部と係合することで、セル積層体の上面にセンサ装置が配置されるバッテリモジュールでありながら、センサ装置のがたつきを抑制できる。また、センサ装置のメンテナンスの際には、クリップ部を圧縮操作することで孔部からクリップ部が離脱するので、センサ装置をセル積層体から容易に取り外すことができる。
(2) (1)に記載のバッテリモジュールであって、
前記センサ装置は、積層方向に離間した少なくとも2つの前記絶縁プレートの前記突設部に、前記プッシュナットを介して固定されている、バッテリモジュール。
(2)によれば、センサ装置は、積層方向に離間した少なくとも2つの絶縁プレートの突設部にプッシュナットを介して固定されているので、センサ装置のがたつきをより確実に抑制できる。
(3) (1)又は(2)に記載のバッテリモジュールであって、
前記プッシュナットは、
プッシュナット部(プッシュナット部81)が設けられた平坦部(平坦部82)と、
該平坦部から立設され、該プッシュナット部を挟んで積層方向に対向する一対の縦壁部(縦壁部83)と、
前記一対の縦壁部の上端部から連続して設けられ、互いに近づく方向に延びる一対の平板部(平板部84)と、
前記一対の平板部の上方に設けられた前記クリップ部と、を備え、
前記クリップ部は、
前記一対の平板部から上方に延びて、所定の隙間を介して対向する一対の中間壁(中間壁85a)と、
前記一対の中間壁の上部に設けられる一対の屈曲部(屈曲部85b)と、
前記一対の屈曲部から、下方に向かって前記一対の中間壁から離間するように延びる一対の自由端部(自由端部85c)と、
前記一対の自由端部の先端部に設けられ、前記センサ装置の前記固定部と係合する一対の係合部(係合部85d)と、を備える、バッテリモジュール。
(3)によれば、一対の自由端部の先端部に設けられた一対の係合部がセンサ装置の固定部と係合することで、センサ装置のがたつきを抑制できる。また、一対の自由端部を互いが近づく方向に圧縮操作することで、孔部からクリップ部が離脱する。これにより、センサ装置をセル積層体から容易に取り外すことができる。
(4) (3)に記載のバッテリモジュールであって、
前記固定部の前記孔部の前記積層方向の長さ(距離Y)は、前記一対の係合部の前記積層方向の長さ(距離X)よりも短く、
前記一対の中間壁は、積層方向に弾性を有する、バッテリモジュール。
(4)によれば、一対の中間壁が積層方向に弾性を有することにより、一対の係合部がセンサ装置の固定部と係合した状態で、セルの膨張による変位を吸収することができる。
(5) (3)又は(4)に記載のバッテリモジュールであって、
前記プッシュナットは、
前記一対の縦壁部の上端部から連続して設けられ、互いに近づく方向に延びる少なくとも一対のばね部(第1ばね部86、第2ばね部87)をさらに備え、
前記一対の係合部と前記少なくとも一対のばね部との間に前記センサ装置の前記固定部が挟持される、バッテリモジュール。
(5)によれば、一対の係合部と一対のばね部との間にセンサ装置の固定部が挟持されるので、センサ装置の固定部を弾性的に保持することができ、センサ装置のがたつきをより確実に抑制できる。
(6) (3)~(5)のいずれかに記載のバッテリモジュールであって、
前記一対の平板部は、上下方向に弾性を有する、バッテリモジュール。
(6)によれば、クリップ部を圧縮操作とともに下方に押し下げることにより、より容易にセンサ装置をセル積層体から容易に取り外すことができる。
(7) (3)~(6)のいずれかに記載のバッテリモジュールであって、
前記プッシュナットは、一枚の金属板から形成されている、バッテリモジュール。
(7)によれば、部品点数の増加を抑制できる。
(8) (1)~(7)のいずれかに記載のバッテリモジュールであって、
前記バッテリモジュールは、隣接する前記セル間を接続するバスバー(バスバー23)を保持するバスバープレート(バスバープレート24)を備え、
前記バスバープレートは、前記絶縁プレートの前記突設部が挿通する挿通孔(挿通孔242)を有し、
前記プッシュナットは、前記突設部が前記バスバープレートの前記挿通孔に挿入された状態で前記突設部に挿入される、バッテリモジュール。
(8)によれば、バスバープレートもセル積層体の上面にセンサ装置とともに固定することができ、バスバープレートを固定するための部材を不要にできる。
(9) (1)~(8)のいずれかに記載のバッテリモジュールであって、
前記絶縁プレートの前記突設部は、略矩形形状を有し、
前記突設部には、積層方向に対向する面(前面221f、後面221r)に溝部(溝部221d)が設けられ、
前記プッシュナットのプッシュナット部(プッシュナット部81)は、前記積層方向に対向する少なくとも一対の爪部(爪部81ba)を有し、
前記一対の爪部は、
前記プッシュナット部が設けられた平坦部(平坦部82)から互いに近づく方向に延びる第1傾斜部(第1傾斜部811)と、
前記第1傾斜部と屈曲部(屈曲部810)を介して連結され、互いに離間する方向に延びる第2傾斜部(第2傾斜部812)と、を有し、前記屈曲部が前記溝部に係合する、バッテリモジュール。
(9)によれば、プッシュナット部を構成する爪部の屈曲部が、矩形形状の絶縁プレートの突設部に設けられた溝部に係合することで、突設部が爪部によって削られることが防止される。これにより、プッシュナットのプッシュナット部と絶縁プレートの突設部との係合が安定し、センサ装置をより安定して保持することができる。
1 バッテリモジュール
2 セル積層体
21 セル
22 絶縁プレート
221 突設部
221d 溝部
221f 前面
221r 後面
23 バスバー
24 バスバープレート
242 挿通孔
3 エンドプレート
7 センサ装置
71 基板
72 電子部品
73 ケース
731c 第1固定部(固定部)
731ca 孔部
80 プッシュナット
81 プッシュナット部
81ba 爪部
810 屈曲部
811 第1傾斜部
812 第2傾斜部
82 平坦部
83 縦壁部
84 平板部
85クリップ部
85a 中間壁
85b 屈曲部
85c 自由端部
85d 係合部
86 第1ばね部(ばね部)
87 第2ばね部(ばね部)

Claims (9)

  1. 複数のセルを積層することで構成されるセル積層体と、各セルの電圧を検出するセンサ装置と、を備えるバッテリモジュールであって、
    前記センサ装置は、前記セル積層体の上面に配置され、
    隣接するセル間には、絶縁プレートが設けられ、
    前記絶縁プレートは、上方に突出する突設部を有し、
    前記突設部には、クリップ部を有するプッシュナットが挿入され、
    前記センサ装置は、固定部を有し、
    前記固定部には、前記クリップ部と係合する孔部が設けられ、
    前記クリップ部は、圧縮操作により前記孔部から離脱可能に構成される、バッテリモジュール。
  2. 請求項1に記載のバッテリモジュールであって、
    前記センサ装置は、積層方向に離間した少なくとも2つの前記絶縁プレートの前記突設部に、前記プッシュナットを介して固定されている、バッテリモジュール。
  3. 請求項1又は2に記載のバッテリモジュールであって、
    前記プッシュナットは、
    プッシュナット部が設けられた平坦部と、
    該平坦部から立設され、該プッシュナット部を挟んで積層方向に対向する一対の縦壁部と、
    前記一対の縦壁部の上端部から連続して設けられ、互いに近づく方向に延びる一対の平板部と、
    前記一対の平板部の上方に設けられた前記クリップ部と、を備え、
    前記クリップ部は、
    前記一対の平板部から上方に延びて、所定の隙間を介して対向する一対の中間壁と、
    前記一対の中間壁の上部に設けられる一対の屈曲部と、
    前記一対の屈曲部から、下方に向かって前記一対の中間壁から離間するように延びる一対の自由端部と、
    前記一対の自由端部の先端部に設けられ、前記センサ装置の前記固定部と係合する一対の係合部と、を備える、バッテリモジュール。
  4. 請求項3に記載のバッテリモジュールであって
    記一対の中間壁は、積層方向に弾性を有する、バッテリモジュール。
  5. 請求項3又は4に記載のバッテリモジュールであって、
    前記プッシュナットは、
    前記一対の縦壁部の上端部から連続して設けられ、互いに近づく方向に延びる少なくとも一対のばね部をさらに備え、
    前記一対の係合部と前記少なくとも一対のばね部との間に前記センサ装置の前記固定部が挟持される、バッテリモジュール。
  6. 請求項3~5のいずれか1項に記載のバッテリモジュールであって、
    前記一対の平板部は、上下方向に弾性を有する、バッテリモジュール。
  7. 請求項3~6のいずれか1項に記載のバッテリモジュールであって、
    前記プッシュナットは、一枚の金属板から形成されている、バッテリモジュール。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載のバッテリモジュールであって、
    前記バッテリモジュールは、隣接する前記セル間を接続するバスバーを保持するバスバープレートを備え、
    前記バスバープレートは、前記絶縁プレートの前記突設部が挿通する挿通孔を有し、
    前記プッシュナットは、前記突設部が前記バスバープレートの前記挿通孔に挿入された状態で前記突設部に挿入される、バッテリモジュール。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載のバッテリモジュールであって、
    前記絶縁プレートの前記突設部は、矩形形状を有し、
    前記突設部には、積層方向に対向する面に溝部が設けられ、
    前記プッシュナットのプッシュナット部は、前記積層方向に対向する少なくとも一対の爪部を有し、
    前記一対の爪部は、
    前記プッシュナット部が設けられた平坦部から互いに近づく方向に延びる第1傾斜部と、
    前記第1傾斜部と屈曲部を介して連結され、互いに離間する方向に延びる第2傾斜部と、を有し、前記屈曲部が前記溝部に係合する、バッテリモジュール。
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