JP7041448B1 - 縫い針 - Google Patents

縫い針 Download PDF

Info

Publication number
JP7041448B1
JP7041448B1 JP2021068686A JP2021068686A JP7041448B1 JP 7041448 B1 JP7041448 B1 JP 7041448B1 JP 2021068686 A JP2021068686 A JP 2021068686A JP 2021068686 A JP2021068686 A JP 2021068686A JP 7041448 B1 JP7041448 B1 JP 7041448B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
thread
sewing
notch
needle hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021068686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022131990A (ja
Inventor
菜々花 真鍋
Original Assignee
菜々花 真鍋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 菜々花 真鍋 filed Critical 菜々花 真鍋
Priority to JP2021068686A priority Critical patent/JP7041448B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7041448B1 publication Critical patent/JP7041448B1/ja
Publication of JP2022131990A publication Critical patent/JP2022131990A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】糸が簡単に通り、しかも糸が抜けにくい縫い針を実現する。【解決手段】本発明に係る縫い針は、針穴に切り欠き部1aがあり、前記針穴に滑り止め部材2が設けられ、前記滑り止め部材1aは、糸を固定するための固定部2aを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、縫い針に関する。
従来、裁縫道具として縫い針が汎用されている。細長い金属で出来ていて、先端が尖っている。また、反対側の端には針穴と呼ばれる小さな穴が開いている構造のものが一般的に用いられる。
一般的に、縫い針には、針穴に糸を通すのが大変だという課題がある。それを解決するために特許文献1、2のような技術が考えられてきた。
たとえば、特許文献1には、針穴の構造が渦巻状の縫い針が開示されている。特許文献1の縫い針には、針穴に渦巻き状の溝が設けられており、この溝の嵌め込み口に糸を引っ掛けることで、糸通し作業が極めて容易となる。また、針穴の切り込みが渦巻状であることによって、縫っている際、糸が抜けにくい縫い針を提供できる。
また、特許文献2には、縫い針そのものを改善された縫い針が開示されている。特許文献2の縫い針によれば、針穴の片側にガイド孔があることにより、糸通し作業を簡単に行える縫い針を提供できる。
実全昭61-148279号公報 特開2006-102231号公報
しかし、特許文献1、2の縫い針では、針穴に糸を通すのが難しいという課題は解決されるが、縫っている際、糸が針穴から抜けてしまうという観点では、改良の余地がある。
そこで、糸が簡単に通り、しかも糸が抜けにくい縫い針の実現が求められる。
本発明に係る縫い針は、針穴に切り欠き部があり、前記針穴に滑り止め部材が設けられ、前記滑り止め部材は、糸を固定するための固定部を有し、前記滑り止め部材は、ゴム素材、スポンジ、およびプラスチックからなる群から選択されることを特徴とする。
この構成によれば、針穴にある切り欠き部に糸を簡単に通すことができる。また、滑り止め部材を設けているため、糸を固定することができ、縫っている際に糸が針穴から抜けてしまうことを防止しうる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
本発明に係る縫い針は、一態様として、前記切り欠き部は、前記針穴の頂点に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、布が切り欠き部に引っかかりにくい。
本発明に係る縫い針は、一態様として、前記切り欠き部の幅は、前記針穴方向に向かって細くなっていることが好ましい。
この構成によれば、切り欠き部の幅から糸が抜けにくい。
本発明に係る縫い針は、一態様として、前記固定部は、V字切り込み部として設けられていることが好ましい。
この構成によれば、固定部に糸をしっかり固定でき、縫っている際に糸が抜けることを一層防止できる。
縫い針全体の正面図。 針穴部分の拡大正面図。
以下では、本発明に係る縫い針の実施形態について、図面を参照して説明する。縫い針1では、針穴に糸を通すための切り込み部1aがあり、針穴に滑り止め部材2を設けてある。滑り止め部材2には、糸を固定するためのV字切り込み部2a(固定部の例)が設けられている。
〈切り欠き部材の構成〉
切り欠き部1aは、針穴の頂点に設けられており、それにより、切り欠き部1aが布に引っかからない。ここで、針穴の頂点とは、針穴のうちの針先から遠い側の部分である。すなわち針穴の頂点は、縫い針1を用いて縫い進めていくときに縫い針1の進行方向に対する後尾部分になり、縫い針1が布を貫通するときに当該後尾部分(針穴の頂点)は布と接触しにくい。そのため、針穴の頂点に設けられた切り欠き部1aが布に引っかかりにくいのである。また、幅が針穴方向に向かって細くなっていて少し力を加えると針穴に糸を入れられることができる。
〈滑り止め部材の構成〉
滑り止め部材2は、針穴に通した糸を引っかける役割を果たす部材である。滑り止め部材2は、例えばゴム素材である。滑り止め部材2には、糸を引っかけるためのV字切り込み部2aがあり、糸をV字切り込み部2aの先端まで入れることにより縫っている最中に糸が抜けない。
〈効果〉
縫い針1を用いると、切り欠き部1aを通して針穴に糸を通すことができるので、従来の縫い針に比べて簡単に糸を通すことができる。また、滑り止め部材2でゴム素材を用いることにより、V字切り込み部2aで糸が固定されて抜けにくくなり、縫っている際に糸が抜けてもう一度通すという動作が省ける。
〈その他の実施形態〉
以下では、本発明のその他の実施形態について説明する。
上記の実施形態では、切り欠き部が針穴の頂点に設けられている構成を例として説明した。しかし、切り欠き部は、必ずしも針穴の頂点に設けられている必要はなく、たとえば針穴の側面部分に設けられていてもよい。
上記の実施形態では、切り欠き部の幅は針穴方向に向かって細くなっている構成を例として説明した。しかし、切り欠き部の幅は、必ずしも針穴方向に向かって細くなっていなくてもいい。たとえば、切り欠き部の幅が一定であってもよい。
上記の実施形態では、固定部にV字切り込み部2aが設けられている構成を例として説明した。しかし、固定部は、直線状、L字状、渦巻状などの形状の切り込みであってもよい。
上記の実施形態では、滑り止め部材がゴム素材である構成を例として説明した。しかし、滑り止め部材の材料は、糸が滑ることを防止できる材料である限りにおいて限定されず、たとえば、スポンジ、プラスチックなどであってもよい。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば裁縫用の縫い針に利用できる。
1 :縫い針
1a :切り欠き部
2 :滑り止め部材
2a :V字切り込み部

Claims (4)

  1. 針穴に切り欠き部があり、前記針穴に滑り止め部材が設けられ、前記滑り止め部材は、糸を固定するための固定部を有し、前記滑り止め部材は、ゴム素材、スポンジ、およびプラスチックからなる群から選択される縫い針。
  2. 前記切り欠き部は、前記針穴の頂点に設けられている請求項1記載の縫い針。
  3. 前記切り欠き部の幅は、前記針穴方向に向かって細くなっている請求項1または2記載の縫い針。
  4. 前記固定部は、V字切り込み部として設けられている請求項1~3のいずれか一項に記載の縫い針。
JP2021068686A 2021-02-26 2021-02-26 縫い針 Active JP7041448B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021068686A JP7041448B1 (ja) 2021-02-26 2021-02-26 縫い針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021068686A JP7041448B1 (ja) 2021-02-26 2021-02-26 縫い針

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7041448B1 true JP7041448B1 (ja) 2022-03-24
JP2022131990A JP2022131990A (ja) 2022-09-07

Family

ID=81214374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021068686A Active JP7041448B1 (ja) 2021-02-26 2021-02-26 縫い針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7041448B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS488455U (ja) * 1971-06-10 1973-01-30
JPS48103259U (ja) * 1972-03-07 1973-12-03
JPS5354250U (ja) * 1976-10-05 1978-05-10

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS488455U (ja) * 1971-06-10 1973-01-30
JPS48103259U (ja) * 1972-03-07 1973-12-03
JPS5354250U (ja) * 1976-10-05 1978-05-10

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022131990A (ja) 2022-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008190109A (ja) タフティング装置のグリッパー
JP7041448B1 (ja) 縫い針
US4144605A (en) Fish tackle tool
JP2009011784A (ja) 内視鏡用クリップ
US3754693A (en) Needle
US897822A (en) Thread holder and waxer.
JPH0730707Y2 (ja) 紐通し具
JP4330033B1 (ja) 縫い針
US723981A (en) Sewing-awl.
US1477461A (en) Antiloss device for scarfpins and the like
JP3802213B2 (ja) 釣り具加工用ボビンホルダーおよび糸絡み防止部材
JP5770438B2 (ja) 筆記具のクリップ構造
JP2690542B2 (ja) 切抜きペン
US11624136B1 (en) Serger seam hook for tucking thread tails
US3158117A (en) Thread cutter
US315671A (en) William p
US867217A (en) Thread-cutter.
JP3156742U (ja) 迅速に糸通しのできるミシン針
JP3084959U (ja) ボビンクリップ
US888977A (en) Needle-threader.
JP2004267735A (ja) 糸切刃付き針
US20080273944A1 (en) Affixing pin for dry wall or the like
US215786A (en) Improvement in thread-fastenings on spools
US743066A (en) Tape needle or threader.
US1069181A (en) Clothes-line holder.

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7041448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150