JP7041057B2 - シリンジおよびコネクタシステム - Google Patents

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Description

関連出願との相互参照
本出願は、2015年11月25日に出願された米国仮特許出願第62/259,891号の利益を主張するものであり、その開示内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、流体送達システムで使用するためのシリンジ、コネクタ、ならびにシリンジおよびコネクタシステムに関し、特に、1つまたは複数の流体が患者に送達される医用流体送達システムで使用するためのシリンジ、コネクタ、ならびにシリンジおよびコネクタシステムに関する。
多くの医学的診断および治療処置では、医用流体を患者に注入することが望ましい。例えば、コンピュータ断層撮影法(CT)、血管造影法、および磁気共鳴撮像法(MRI)などのいくつかの医療処置では、造影溶液(しばしば単に「造影剤」と呼ばれる)およびフラッシング剤(例えば、生理食塩水)などの1つまたは複数の医用流体を、圧力下で時間に合わせて送達することが望ましい。相対的に高い圧力および時間に合わせたボーラスは、通常、1つまたは複数の動力式インジェクタを有する流体送達システムの使用によって達成される。
そのような流体送達システムの多くにおいて、別々の流体経路構成要素の間に流体接続を形成することが必要である。例えば、1つまたは複数のインジェクタ駆動式シリンジを可撓性配管に接続し、次にそれを患者に接続することが必要な場合がある。シリンジを配管に接続するために医学分野で使用される一般的な流体コネクタは、ルアーコネクタまたはルアーロックである。図1は、従来技術の態様によるルアーコネクタ200の一般的な設計を示す。ルアーコネクタ200は、雄コネクタまたは雄部材202と、雌コネクタまたは雌部材204と、を含む。雄部材202は、ルアーコネクタ200の長手方向軸216に対して約6度の角度で傾斜した外壁にテーパを有する導管206を含む。雌部材204は、雄部材202の導管または継手206の外壁との嵌合を形成するように、約6度のテーパを有する導管または継手208を含む。雄部材202および雌部材204は、通常、雄部材202の半径方向内側に突出したねじ山210を介して接続されており、ねじ山210は、雌型ルアー部材204の1つまたは複数の半径方向外側に突出するフランジ212、214と協働して、雄部材202と雌部材204との間の封止接続を形成する。一般的に、ルアー継手は、「締まり嵌め」を介して封止接続を形成し、これは、一般に、内部部材または継手が外部部材または継手よりもわずかに大きく、外部部材または継手の内部に押し込む必要がある協働継手を指す。ルアー継手などのテーパ付き継手の場合には、締まり嵌めは、協働/嵌合継手に軸方向の圧縮力を加えて生成される。
ルアーコネクタを含む医療処置に使用される多くの流体コネクタは、欠点を呈しており、その中には、例えば、一方または両方のコネクタを回転させる必要があるために、脆弱性、破壊性(例えば過度の締め付けによる)、接続を形成することの困難性などが含まれる。医療従事者は、様々な医療処置の間にますます困難な時間および物理的制約にさらされているので、多くの流体経路要素を、ストレスおよび/または緊急条件下で比較的短時間で接続および/または分離しなければならない。さらに、雄部材202と雌部材204との間の封止は、製造プロセスのばらつきによる雄部材202と雌部材204との間の公差の積み重ねによって損なわれる可能性がある。
したがって、耐久性があり、簡単かつ迅速に接続し分離することができ、信頼性の高い流体経路接続を提供するシリンジ、コネクタ、ならびにシリンジおよびコネクタシステムを開発することが非常に望ましい。
一般に、本開示は、従来の流体経路接続に関連する多くの問題が取り除かれる医用流体送達システムで使用するためのシリンジ、コネクタ、アダプタ、ならびにシステムおよび接続方法を提供する。本開示のコネクタは、低圧および動力式注入処置で使用される比較的高圧(例えば、300psi以上の圧力)の両方での使用に適している。一般に、本開示のコネクタは片手で接続することができる。本開示のコネクタの多くのものでは、適切な封止を形成するために回転を必要としない。回転が望ましい本開示のコネクタでは、このような回転は、一般的に約1/2回転(すなわち180°)以下であり、より好ましくは約1/4回転(すなわち90°)以下である。いくつかの態様では、本開示のコネクタは、過剰な締め付けおよびこれに付随する損傷を防止する。さらに、本開示のコネクタは、コネクタの近くの流体経路がオペレータに容易に視認されるように、一般に開放または非閉鎖に製造することができる。
一態様によれば、コネクタアセンブリは、長手方向軸に沿って離間した近位端および遠位端と、本体の近位端にある流体継手と、を有する本体であって、流体継手は、シリンジノズルに解放可能に係合するように構成される、本体と、シリンジノズルを解放可能に係合するために、本体の近位端に流体継手が設けられた本体によって画定され、本体を貫通して延在する通路と、本体に接続された遠位端と、遠位端に対して半径方向に撓み可能な近位端とを有する少なくとも1つの撓み可能なロックアームであって、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端は、遠位端に対して半径方向に撓んで、シリンジノズルと解放可能に係合するように構成される、少なくとも1つの撓み可能なロックアームと、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの少なくとも一部に配置された少なくとも1つのロック要素であって、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分から解放される第1の位置と、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分と係合する第2の位置と、の間で少なくとも1つの撓み可能なロックアームの移動と共に移動可能である、少なくとも1つのロック要素と、を含むことができる。
さらなる態様によれば、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの遠位端に対して半径方向に少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端を撓ませるのを助けるために、少なくとも1つの解放タブを少なくとも1つの撓み可能なロックアームに設けることができる。コネクタアセンブリを把持するために、少なくとも1つの把持タブを本体に設けることができる。少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、本体の長手方向軸の対向する側に設けられた2つの撓み可能なロックアームを含むことができる。撓み可能なロックアームは、各撓み可能なロックアームの少なくとも1つのロック要素を本体の長手方向軸に対して半径方向外側に移動させるように、互いに離れるように移動可能とすることができる。保護スカートを少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端に設けることができる。保護スカートは、コネクタアセンブリがシリンジノズルに接続された場合に、シリンジノズルの少なくとも一部を取り囲むように成形することができる。配管を解放可能に係合するために、対向する継手を本体の遠位端に設けることができる。少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、コネクタアセンブリをシリンジノズルに押圧すると、半径方向外側に撓むことができる。穿刺部材は、本体の遠位端から延在し、通路と流体連通することができる。配管マニホールドをコネクタアセンブリの遠位端に設けることができる。少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、シリンジの長手方向軸の周りのコネクタアセンブリの回転によってシリンジノズルの係合部分を係合解除することができる。
別の態様によれば、医療注射処置で使用するためのシリンジおよびコネクタシステムが開示され、シリンジおよびコネクタシステムは、近位端および遠位端を有し、遠位端にシリンジノズルを有するシリンジと、シリンジノズルを解放可能に係合するように構成されたコネクタアセンブリと、を含むことができ、コネクタアセンブリは、長手方向軸に沿って離間した近位端および遠位端と、本体の近位端にある流体継手と、を有する本体であって、流体継手は、シリンジノズルに解放可能に係合するように構成される、本体と、シリンジノズルを解放可能に係合するために、本体の近位端に流体継手が設けられた本体によって画定され、本体を貫通して延在する通路と、本体に接続された遠位端と、遠位端に対して半径方向に撓み可能な近位端とを有する少なくとも1つの撓み可能なロックアームであって、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端は、遠位端に対して半径方向に撓んで、シリンジノズルと解放可能に係合するように構成される、少なくとも1つの撓み可能なロックアームと、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの少なくとも一部に配置された少なくとも1つのロック要素であって、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分から解放される第1の位置と、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分と係合する第2の位置と、の間で少なくとも1つの撓み可能なロックアームの移動と共に移動可能である、少なくとも1つのロック要素と、を含むことができる。
さらなる態様によれば、遠位端に対して半径方向に少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端を撓ませるのを助けるために、少なくとも1つの解放タブを少なくとも1つの撓み可能なロックアームに設けることができる。コネクタアセンブリを把持するために、少なくとも1つの把持タブを本体に設けることができる。少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、本体の長手方向軸の対向する側に設けられた2つの撓み可能なロックアームを含むことができる。撓み可能なロックアームは、各撓み可能なロックアームの少なくとも1つのロック要素を本体の長手方向軸に対して半径方向外側に移動させるように、互いに離れるように移動可能とすることができる。保護スカートを少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端に設けることができる。保護スカートは、コネクタアセンブリがシリンジノズルに接続された場合に、シリンジノズルの少なくとも一部を取り囲むように成形することができる。配管を解放可能に係合するために、対向する継手を本体の遠位端に設けることができる。少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、コネクタアセンブリをシリンジノズルに押圧すると、半径方向外側に撓むことができる。シリンジノズルは、シリンジの内部と流体連通する流体チャネルを有する内側部材と、環状空間によって内側部材から離間された外側環状スカートと、外側環状スカートの半径方向外面上の係合部分と、を含むことができる。配管マニホールドをコネクタアセンブリの遠位端に設けることができる。少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、シリンジの長手方向軸の周りのコネクタアセンブリの回転によってシリンジノズルの係合部分を係合解除することができる。
さらなる態様は、以下の番号を付けた項で説明する。
第1項:コネクタアセンブリは、長手方向軸に沿って離間した近位端および遠位端と、本体の近位端にある流体継手と、を有する本体であって、流体継手は、シリンジノズルに解放可能に係合するように構成される、本体と、シリンジノズルを解放可能に係合するために、本体の近位端に流体継手が設けられた本体によって画定され、本体を貫通して延在する通路と、本体に接続された遠位端と、遠位端に対して半径方向に撓み可能な近位端とを有する少なくとも1つの撓み可能なロックアームであって、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端は、遠位端に対して半径方向に撓んで、シリンジノズルと解放可能に係合するように構成される、少なくとも1つの撓み可能なロックアームと、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの少なくとも一部に配置された少なくとも1つのロック要素であって、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分から解放される第1の位置と、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分と係合する第2の位置と、の間で少なくとも1つの撓み可能なロックアームの移動と共に移動可能である、少なくとも1つのロック要素と、を含む。
第2項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームの遠位端に対して半径方向に少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端を撓ませるのを助けるために、少なくとも1つの撓み可能なロックアームに設けられた少なくとも1つの解放タブをさらに含む、第1項に記載のコネクタアセンブリ。
第3項:コネクタアセンブリを把持するために本体に設けられた少なくとも1つの把持タブをさらに含む、第1項または第2項に記載のコネクタアセンブリ。
第4項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、本体の長手方向軸の対向する側に設けられた2つの撓み可能なロックアームを含み、撓み可能なロックアームは、各撓み可能なロックアームの少なくとも1つのロック要素を本体の長手方向軸に対して半径方向外側に移動させるように、互いに離れるように移動可能である、第1項から第3項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
第5項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端に設けられた保護スカートをさらに含み、保護スカートは、コネクタアセンブリがシリンジノズルに接続された場合に、シリンジノズルの少なくとも一部を取り囲むように成形されている、第1項から第4項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
第6項:配管を解放可能に係合するために本体の遠位端に設けられた対向する継手をさらに含む、第1項から第5項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
第7項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、コネクタアセンブリをシリンジノズルに押圧すると、半径方向外側に撓む、第1項から第6項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
第8項:本体の遠位端から延在し、通路と流体連通する穿刺部材をさらに含む、第1項から第7項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
第9項:コネクタアセンブリの遠位端に設けられた配管マニホールドをさらに含む、第1項から第8項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
第10項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、シリンジの長手方向軸の周りのコネクタアセンブリの回転によってシリンジノズルの係合部分を係合解除する(disengage)、第1項から第9項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
第11項:医療注射処置で使用するためのシリンジおよびコネクタシステムであって、シリンジおよびコネクタシステムは、近位端および遠位端を有し、遠位端にシリンジノズルを有するシリンジと、シリンジノズルを解放可能に係合するように構成されたコネクタアセンブリと、を含み、コネクタアセンブリは、長手方向軸に沿って離間した近位端および遠位端と、本体の近位端にある流体継手と、を有する本体であって、流体継手は、シリンジノズルに解放可能に係合するように構成される、本体と、シリンジノズルを解放可能に係合するために、本体の近位端に流体継手が設けられた本体によって画定され、本体を貫通して延在する通路と、本体に接続された遠位端と、遠位端に対して半径方向に撓み可能な近位端とを有する少なくとも1つの撓み可能なロックアームであって、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端は、遠位端に対して半径方向に撓んで、シリンジノズルと解放可能に係合するように構成される、少なくとも1つの撓み可能なロックアームと、少なくとも1つの撓み可能なロックアームの少なくとも一部に配置された少なくとも1つのロック要素であって、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分から解放される第1の位置と、少なくとも1つのロック要素がシリンジノズルの係合部分と係合する第2の位置と、の間で少なくとも1つの撓み可能なロックアームの移動と共に移動可能である、少なくとも1つのロック要素と、を含む。
第12項:遠位端に対して半径方向に少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端を撓ませるのを助けるために、少なくとも1つの撓み可能なロックアームに設けられた少なくとも1つの解放タブをさらに含む、第11項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第13項:コネクタアセンブリを把持するために本体に設けられた少なくとも1つの把持タブをさらに含む、第11項または第12項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第14項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、本体の長手方向軸の対向する側に設けられた2つの撓み可能なロックアームを含み、撓み可能なロックアームは、各撓み可能なロックアームの少なくとも1つのロック要素を本体の長手方向軸に対して半径方向外側に移動させるように、互いに離れるように移動可能である、第11項から第13項のいずれか一項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第15項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端に設けられた保護スカートをさらに含み、保護スカートは、コネクタアセンブリがシリンジノズルに接続された場合に、シリンジノズルの少なくとも一部を取り囲むように成形されている、第11項から第14項のいずれか一項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第16項:配管を解放可能に係合するために本体の遠位端に設けられた対向する継手をさらに含む、第11項から第15項のいずれか一項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第17項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、コネクタアセンブリをシリンジノズルに押圧すると、半径方向外側に撓む、第11項から第16項のいずれか一項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第18項:シリンジノズルは、シリンジの内部と流体連通する流体チャネルを有する内側部材と、環状空間によって内側部材から離間された外側環状スカートと、外側環状スカートの半径方向外面上の係合部分と、を含む、第11項から第17項のいずれか一項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第19項:コネクタアセンブリの遠位端に設けられた配管マニホールドをさらに含む、第11項から第18項のいずれか一項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
第20項:少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、シリンジの長手方向軸の周りのコネクタアセンブリの回転によってシリンジノズルの係合部分を係合解除する、第11項から第19項のいずれか一項に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
医用流体送達システムに使用するためのシリンジ、シリンジ用コネクタ、アダプタ、ならびにシステムおよび接続方法のこれらのおよび他の特徴および特性、ならびに構造の関連要素の動作および機能の方法および部品の組み合わせおよび製造の経済性が、添付の図面を参照して以下の説明および添付の特許請求の範囲を考慮することにより、より明らかになるであろう。これらの図面はすべて、本明細書の一部を形成し、同様の符号は様々な図面における対応する部分を示す。しかしながら、図面は、例示および説明の目的のみのものであり、本開示の限定を定義しようとするものではないことを明確に理解されたい。本明細書および特許請求の範囲で使用されるように、単数形(「a」、「an」および「the」)は、文脈上特に明示されない限り、複数の指示対象を含む。
従来技術の態様による標準的なルアー接続の側面断面図である。 一態様によるシリンジおよびコネクタアセンブリの分解斜視図である。 図2に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な斜視図である。 図2に示すシリンジおよびコネクタアセンブリの分解側面断面図である。 図3に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な側面断面図である。 図2のシリンジおよびコネクタアセンブリシステムの第1の係合位置における斜視図である。 図6に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な斜視図である。 図6に示すシリンジおよびコネクタアセンブリの側面断面図である。 図8に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な側面断面図である。 図2のシリンジおよびコネクタアセンブリの第2の係合位置における斜視図である。 図10に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細斜視図である。 図11に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な側面断面図である。 別の態様によるシリンジおよびコネクタアセンブリの分解斜視図である。 図13に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な斜視図である。 図13のシリンジおよびコネクタアセンブリの係合位置における斜視図である。 図13のシリンジおよびコネクタアセンブリの係合解除位置における斜視図である。 図13のシリンジおよびコネクタアセンブリの、コネクタがシリンジから取り外された斜視図である。 図15に示すシリンジおよびコネクタアセンブリの側面断面図である。 図15に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な側面断面図である。 図15に示すシリンジおよびコネクタアセンブリの上面図である。 図16に示すシリンジおよびコネクタアセンブリの上面図である。 図21Aに示す解放リブの上面図である。 別の態様によるシリンジおよびコネクタアセンブリの分解側面図である。 図22のシリンジおよびコネクタアセンブリの組み立てられた位置における側面図である。 図23に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な側面図である。 図23のシリンジおよびコネクタアセンブリの側面断面図である。 図23に示すシリンジノズルおよびコネクタアセンブリの詳細な側面断面図である。 図26に示すシリンジノズルとコネクタアセンブリとの間の接続界面の詳細な断面図である。 別の態様による、シリンジノズルとコネクタアセンブリとの間の接続界面の詳細な断面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図29に示すコネクタアセンブリと共に使用するためのシリンジの斜視図である。 図30のシリンジおよび図29のコネクタアセンブリの側面断面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図32に示すコネクタアセンブリと共に使用するためのシリンジの斜視図である。 図33のシリンジおよび図32のコネクタアセンブリの側面断面図である。 別の態様による、シリンジノズルとコネクタとの間の接続界面の断面図である。 図35に示す接続界面の第1の詳細な断面図である。 図35に示す接続界面の第2の詳細な断面図である。 最小の締まり嵌めにおける接続界面の詳細な断面図である。 最大の締まり嵌めにおける接続界面の詳細な断面図である。 開位置にあるコネクタアセンブリおよびダストキャップの斜視図である。 閉位置にあるコネクタアセンブリおよびダストキャップの斜視図である。 図40に示すコネクタアセンブリおよびダストキャップの断面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの正面斜視図である。 図42Aに示すコネクタアセンブリの背面斜視図である。 図42Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの背面斜視図である。 図43Aに示すコネクタアセンブリの正面斜視図である。 図43Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの背面斜視図である。 図44Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 図44Aに示すコネクタアセンブリの背面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの背面斜視図である。 図45Aに示すコネクタアセンブリの正面斜視図である。 図45Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの背面斜視図である。 図46Aに示すコネクタアセンブリの正面斜視図である。 図46Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 シリンジに接続されたコネクタアセンブリの側面断面図である。 保護スカートを示すコネクタアセンブリの斜視図である。 保護スカートを示すコネクタアセンブリの斜視図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図49Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図52Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図53Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図54Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図55Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図56Aに示すコネクタアセンブリの第1の位置における上面断面図である。 図56Aに示すコネクタアセンブリの第2の位置における上面断面図である。 別の態様によるコネクタアセンブリの斜視図である。 図57Aに示すコネクタアセンブリの側面図である。 別の態様によるシリンジ、コネクタシステム、および流体容器の分解斜視図である。 流体容器と別に組み立てられた図58のシリンジおよびコネクタアセンブリの正面図である。 組み立てられた図58のシリンジ、コネクタアセンブリ、および流体容器の正面図である。 シリンジおよび流体容器に接続された図58のコネクタシステムの分離図である。 図60のアセンブリの線A-Aに沿った断面図である。 図60のアセンブリの分離断面図である。 撓み可能な封止部材の使用を含む、図60のアセンブリの断面分離図である。 図60のアセンブリの代替的な態様の断面図である。 図65のアセンブリの分離断面図である。 コネクタアセンブリに接続された配管を示す図65のアセンブリの断面図である。 図67のアセンブリの分離断面図である。 別の態様によるシリンジおよびコネクタシステムの分解斜視図である。 組み立てられた図69のシリンジおよびコネクタシステムの正面図である。 図70のシリンジおよびコネクタシステムの線B-Bに沿った断面図である。 図70のシリンジおよびコネクタシステムの分離断面図である。 別の態様によるシリンジおよびコネクタシステムの側面斜視図である。 互いに分離された図73のシリンジおよびコネクタシステムの側面斜視図である。 別の態様による、シリンジ、コネクタシステム、および配管マニホールドの正面斜視図である。 互いに分離された図75のシリンジ、コネクタシステム、および配管マニホールドの正面斜視図である。 別の態様によるシリンジおよびコネクタシステムの正面斜視図である。 互いに分離された図77のシリンジおよびコネクタシステムの正面斜視図である。 別の態様によるコネクタシステムおよび配管接続の側面斜視図である。 互いに分離された図79のコネクタシステムおよび配管接続の側面斜視図である。 別の態様によるシリンジ、コネクタシステム、および流体容器の正面斜視図である。 互いに分離された図81のシリンジ、コネクタシステム、および流体容器の正面斜視図である。 別の態様によるコネクタシステムと共に使用するためのシリンジの側断面図である。
図面は、一般に、本開示のシステムおよび方法の好ましくかつ非限定的な態様を示す。この説明は、装置の様々な態様を提示しているが、本開示を限定するものとして解釈するべきではない。さらに、本開示の態様の修正、概念、および適用は、当業者によって、限定されるものではないが、本明細書で提供される例示および説明に包含されると解釈するべきである。
以下の説明は、当業者が本開示を実施するために意図された記載された態様を作り、使用することを可能にするために提供される。しかしながら、当業者には様々な変更、等価物、変形、および代替物が容易に明らかであろう。そのような変更、変形、等価物、および代替物のいずれかおよびすべては、本開示の趣旨および範囲内に入ることが意図される。さらに、以下の説明の目的のために、「端部」、「上」、「下」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「上部」、「底部」、「横方向」、「縦方向」という用語、およびその派生語は、図面に示されているように、本開示に関係するものとする。「近位」という用語は、一般的に、インジェクタに最も近いシリンジの端部に向かい、かつ患者に向かう配管の反対側の軸方向または長手方向を指す。「遠位」という用語は、一般的に、インジェクタから離れて患者の方へ向かう軸方向または長手方向を指す。「半径方向」および関連する用語は、一般的に、シリンジの長手方向軸に垂直な方向を指す。しかしながら、本開示は、明示的に反対に指定されている場合を除いて、様々な代替的な変形およびステップシーケンスを想定することができることを理解されたい。添付の図面に示され、以下の明細書に記載される特定の装置およびプロセスは、本開示の単なる例示的な態様であることも理解されたい。したがって、本明細書に開示する態様に関連する特定の寸法および他の物理的特性は、限定的であるとみなすべきではない。
いくつかの図面を通して同様の符号が同様の部分を指す図面を参照すると、医用流体送達システムで使用するためのシリンジ、コネクタアセンブリ、アダプタ、およびシステムおよび接続方法が本明細書で詳細に説明される。本開示はまた、本開示のシリンジならびに他の流体経路要素または流体ポンピングシステムと共に使用するのに適した他のコネクタを提供する。一般に、本開示のコネクタは、低圧および高圧の処置での使用に適している。この点に関して、造影CTスキャンなどの注射処置における圧力は、約300psiを超えることがあり、血管造影処置における圧力は約1200psiを超えることがある。
図2~図12を参照すると、一態様によるシリンジおよびコネクタアセンブリ10が示されている。図2~図5を特に参照すると、シリンジ12は、ガラスまたは適切な医療グレードのプラスチックから形成されたほぼ円筒形のシリンジバレル14を有する。いくつかの態様では、シリンジ12は、動力式流体インジェクタと共に使用するように構成することができる。バレル14は、近位端16および遠位端18を有し、その間に側壁20が延在する。ノズル22などの流体供給部が、バレル14の遠位端18から延在する。バレル14は、内部に流体F(図4に示す)を受け入れるように構成された内部容積27(図4に示す)を画定する外面24および内面26(図4に示す)を有する。バレル14の近位端16は、バレル14を通って可逆的に摺動可能なプランジャ28(図4に示す)で封止されてもよい。他の実施形態では、バレルは、近位端が封止される回転ダイヤフラムであってもよい。プランジャ28がバレル14を通って前進または後退すると、プランジャ28はバレル14の内面26に対して液密封止を形成する。
引き続き図2~図5を参照すると、シリンジ12の遠位端18は、患者に接続することができる流体経路セット30と解放可能に流体接続するように構成されたノズル22を有することができる。いくつかの態様では、流体経路セット30は、シリンジ12から患者または流体を受けるための容器に流体を送達するように構成された配管の形態であってもよい。コネクタアセンブリ32は、流体経路セット30の近位端に形成され、流体経路セット30をシリンジ12のノズル22に接続するように構成される。シリンジ12の近位端16は、インジェクタ(図示せず)のシリンジポートに挿入されるように寸法決めされ、適合される。特定の態様では、シリンジ12の近位端16は、インジェクタのシリンジポートと解放可能に係合するように構成された1つまたは複数のシリンジ保持部材を含むことができる。
図5を特に参照すると、シリンジ12のノズル22は、シリンジ12の近位端16から遠位端18まで内向きにテーパが付けられた内側部材36を有する。内側部材36は、シリンジ12の内部容積27と流体連通する流体チャネル38を画定する。内側部材36は、内側部材36の長手方向長さの少なくとも一部に沿って軸方向に延在する外側環状スカート40によって取り囲まれている。内側部材36は、環状空間42によって外側環状スカート40から半径方向に離間されている。外側環状スカート40は、内側部材36に面する内面116に形成されたねじ部分44を有する。外側環状スカート40の外面46は、外側環状スカート40の長手方向長さの少なくとも一部に沿って延在する歯付き係合部分48を有する。歯付き係合部分48は、コネクタアセンブリ32の少なくとも一部と係合するように構成される。
図83を参照すると、シリンジ12の別の態様が、可撓性側壁を有する回転ダイヤフラムシリンジ600として示されている。回転ダイヤフラムシリンジ600は、本明細書に記載の本開示のいずれの例においても、シリンジとして使用することができる。回転ダイヤフラムシリンジ600は、CT、MRI、PETなどの処置での使用に適合し、流体の粘度および所望の注入速度に応じて、例えば約10~300psi、例えば200~300psiの典型的な動作圧力で動作可能である。いくつかの例では、回転ダイヤフラムシリンジ600は、血管造影法などの1200psiのオーダーの圧力を必要とする処置に使用するように構成することができる。いくつかの態様では、回転ダイヤフラムシリンジ600は、国際特許出願第PCT/US2015/027582号および国際特許出願第PCT/US2016/028824号に開示されているシリンジであってもよく、これらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。
引き続き図83を参照すると、回転ダイヤフラムシリンジ600は、一般に、前端または遠位端602、後端または近位端604、およびその間に長手方向軸Lに沿って延在する可撓性側壁606を含む中空体を含む。使用時には、近位端604は、側壁606が圧力ジャケットの内面によって取り囲まれるように、流体インジェクタに取り付けられた圧力ジャケットの貫通孔に挿入するように構成される。回転ダイヤフラムシリンジ600の遠位端602の少なくとも一部は、圧力ジャケットの遠位端602から露出してもよい。いくつかの例では、回転ダイヤフラムシリンジ600は、ブロー成形技術を使用して形成することができる。他の例では、回転ダイヤフラムシリンジ600を射出成形することができる。
引き続き図83を参照すると、シリンジ600の近位端604は閉じた端壁608に接続し、回転ダイヤフラムシリンジ600の遠位端602は閉じた端壁608に対向するシリンジネック610を画定する。遠位端602は、側壁606からシリンジネック610まで徐々に狭まる円錐台形状を有することができる。シリンジネック610は、流体がシリンジ内部に導入されおよび/またはシリンジ内部から送達されるように開放されている。閉じた端壁608は、流体インジェクタ(図示せず)の駆動部材と直接に接合する形状にすることができる。例えば、閉じた端壁608は、同様の形状の駆動部材と直接的に接触するための受容端ポケットを画定することができ、駆動部材は、閉じた端壁608の形状と実質的に一致するように成形することができる。側壁606および/または端壁608は、均一または不均一な厚さを有することができる。例えば、側壁606は、端壁608と比較して、遠位端602において厚さが増してもよい。
回転ダイヤフラムシリンジ600の側壁606は、駆動部材の作用の下でそれ自体の上に転がるように構成された、軟質の、柔軟な、または可撓性であるが、自立体を画定する。特に、回転ダイヤフラムシリンジ600の側壁606は、駆動部材が遠位方向に移動すると、その外面が半径方向内向きに折り畳まれて反転するように回転し、駆動部材が近位方向に引っ込むと、その外面が半径方向外向きに反対方向に広がって展開するように回転するように構成される。
回転ダイヤフラムシリンジ600は、限定はしないが、例えば、ポリプロピレンランダムコポリマー、ポリプロピレン衝撃コポリマー、ポリプロピレンホモポリマー、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、POM、ABS、HPDE、ナイロン、環状オレフィンコポリマー、多層ポリプロピレン、ポリカーボネート、エチレンビニルアセテート、ポリエチレンなどの、任意の適切な医療グレードのプラスチックまたはポリマー材料、望ましくは透明または実質的に半透明のプラスチック材料で作られてもよい。回転ダイヤフラムシリンジ600の材料は、望ましくは、必要とされる引っ張り応力および平面応力要件、水蒸気透過性、および化学的/生物学的適合性を満たすように選択される。
端壁608は、実質的にドーム形の構造を有する中央部分612と、中央部分612のおおよその中間点などの、中央部分612から近位に延在する駆動部材係合部分614と、を有することができる。いくつかの態様では、中央部分612の最遠位端は実質的に平坦であってもよい。駆動部材係合部分614は、流体インジェクタの駆動部材上の係合機構と係合するように構成される。回転ダイヤフラムシリンジ600の近位端604は、中央部分612の近位表面に沿って駆動部材係合部分614から半径方向外側に突出する1つまたは複数のリブ616を有することができる。回転ダイヤフラムシリンジ600の遠位端は、本明細書に記載のコネクタアセンブリの実施形態のいずれかと相互作用するように構成することができるか、またはそのように構成されたアタッチメントを含むことができる。
ここで図2~図5を参照すると、シリンジ12のノズル22と接続する前のコネクタアセンブリ32が示されている。コネクタアセンブリ32は、その遠位端において、シリンジ12からの流体を送達するように構成された配管50に接続されている。図3を参照すると、コネクタアセンブリ32は、近位端に流体継手54を有する本体52を有する。流体継手54は、シリンジ12の内側部材36に係合するように構成される。中央流体チャネル56(図4および図5に示す)は、コネクタアセンブリ32の本体52を通って延在する。中央流体チャネル56は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されたときに、シリンジ12の流体チャネル38との流体連通を確立するように構成されている。コネクタアセンブリ32は、半径方向延長部60(図5に示す)によって本体52に接続された少なくとも一対の可撓性で弾性的な把持アーム58を含む。把持アーム58は、本体52の長手方向長さの少なくとも一部に沿って延在する。把持アーム58は、半径方向延長部60の周りで本体52に向かって、および本体52から離れる方向に、半径方向に撓み可能である。把持アーム58は、望ましくはコネクタアセンブリ32の本体52から離れるように撓み可能であり、その結果、流体継手54をシリンジ12の内側部材36に係合することを可能にするために、把持アーム58はシリンジ12の外側環状スカート40から半径方向に離れることができる。各把持アーム58は、その近位端64において1つまたは複数の把持要素62を有する。把持要素62は、本体52の方に向くように配向することができる。1つまたは複数の把持要素62は、本明細書で説明するように、コネクタアセンブリ32がノズル22上に配置されると、シリンジ12の歯付き係合部分48に係合するように構成される。いくつかの態様では、把持アーム58は、把持アーム58と歯付き係合部分48との係合を伴わずに、流体継手54をノズル22の内側部材36と係合させることができるように、近位端64が本体52から離れるように広がる初期位置を有することができる。把持アーム58はまた、それらの遠位端68に本体52から離れるように向いた押圧面66を有する。押圧面66は、ユーザの指の間で押されると、把持アーム58の近位端64が半径方向外側に撓み、コネクタアセンブリ32がシリンジ12のノズル22から取り外され得る。
引き続き図2~図5を参照すると、コネクタアセンブリ32は、把持アーム58の少なくとも一部の周りに延在するカラー70をさらに含む。いくつかの態様では、カラー70は、把持アーム58の周りに円周方向に延在する。カラー70は、コネクタアセンブリ32の本体52の長手方向軸72に沿って摺動可能であってもよい。カラー70は、カラー70の本体に対して半径方向外側に延在する少なくとも1つのフランジ74を有する。少なくとも1つのフランジ74は、ユーザが把持アーム58の遠位端68から近位端64に向かってカラー70を摺動させるように係合することができる押し面76を画定する。
図6~図9を参照すると、カラー70は、壊れやすい保持部材78によって把持アーム58の遠位端68の初期位置に保持されている。壊れやすい保持部材78の1つの部分は、把持アーム58の少なくとも1つに固定され、壊れやすい保持部材78の第2の部分は、カラー70の少なくとも一部に固定される。壊れやすい保持部材78は、フランジ74の押し面76に近位方向の力を加えると破壊可能であり得る(図10~12を参照)。いくつかの態様では、壊れやすい保持部材78は、約10ポンドの近位方向の力を加えると破壊可能である。他の態様では、壊れやすい保持部材78を破壊するのに必要な力は、10ポンドより大きくても小さくてもよい。いくつかの態様では、壊れやすい保持部材78を破壊するのに必要な力は、壊れやすい保持部材78の破壊に先立って、コネクタアセンブリ32がユーザによって押されてシリンジ12のノズル22と係合し、ノズル22の内側部材36とコネクタアセンブリ32の流体継手54との間に流体密接続が確立されるように選択される。例えば、カラー70のフランジ74に近位方向の力が加えられると、壊れやすい保持部材78が破壊される前に、コネクタ32の雌型ルアーテーパ54は、壊れやすい保持部材78を破壊する前に封止を生成するのに十分な力を有して、ノズル22の雄型ルアーテーパ36に沿って前進する。アームは、カラー70を動かすための克服する力が達成されるまで、係合に移行しない。カラー70が摺動するときにのみ、歯62は歯付き係合部分48と係合する。
図10~図12を参照すると、カラー70のフランジ74に対する遠位方向の力が継続すると、壊れやすい保持部材78が破壊され、それによってカラー70を把持アーム58上の初期位置から解放する。カラー70が把持アーム58の近位端64のストップ80に係合するまで、カラー70は把持アーム58の長さに沿って近位に移動する。把持アーム58に沿って近位端64に向かってカラー70が移動すると、把持アーム58(図9に示す)が外側環状スカート40の外側に向かって半径方向内側に移動する。カラー70がストップ80に係合する最終位置では、カラー70が把持アーム58の近位端64を半径方向内側に押して、把持要素62がノズル22の歯付き係合部分48と係合する。カラー70は、把持アーム58の近位端64がノズル22の外側環状スカート40に対して半径方向外側に撓んで、歯付き係合部分48との係合から外れることを防止することによって、コネクタアセンブリ32をノズル22上に保持するのを助ける。干渉バンプまたはばね力の上を摺動するカラーなどの、ルアー封止力(10ポンド)に対するスライドルアーを確立する他の方法も達成できると考えられる。
様々な態様において、1つまたは複数の把持要素62の半径方向内向き表面の向きおよび歯付き係合部分48の表面の向きの角度は、コネクタアセンブリ32がシリンジノズル22に取り付けられたときに把持要素62と歯付き係合部分48の表面との係合接触が最大になるように調整することができる。ノズル22と係合すると、コネクタアセンブリ32は、コネクタアセンブリ32とノズル22との間の流体経路を分離することなく、シリンジ12の長手方向軸の周りで回転することができる。
シリンジノズル22からコネクタアセンブリ32を取り外すために、カラー70は、把持アーム58の遠位端68に向かって遠位方向にストップ80から移動する。把持アーム58の遠位端68の押圧面66が半径方向内側に係合しているときに、カラー70の遠位方向への移動は、把持アーム58の近位端64を外側環状スカート40に対して半径方向外側に移動させる。把持アーム58のそのような移動は、シリンジノズル22上の歯付き係合部分48から把持要素62を係合解除する。次いで、コネクタアセンブリ32を、ノズル22に対して遠位方向にコネクタアセンブリ32を引っ張ることによってノズル22から取り外すことができる。
本開示のコネクタアセンブリ32および他のコネクタは、中央流体チャネル56と流体接続するマルチポートコネクタまたはバルブ機構(例えば、逆止めバルブ、ボールバルブ、ストップコックバルブ、他のタイプのバルブ、トランスデューサまたは他の流体経路要素)などの追加の流体経路要素も含むことができる。
図13~図21Bを参照すると、別の態様によるシリンジおよびコネクタアセンブリ10が示されている。図13~図14を特に参照すると、シリンジ12は、ノズル22で終端する円錐形のテーパ部分82を有する遠位端18を有する。テーパ部分82には、少なくとも1つの係合部分84が設けられている。いくつかの態様では、テーパ部分82に複数の係合部分84を設けることができる。例えば、複数の係合部分84は、テーパ部分82の円周の周りで半径方向に等しいまたは等しくない増分で互いに半径方向に分離されてもよい。各係合部分84は、本明細書で説明するように、コネクタアセンブリ32上の対応する係合要素と係合し、コネクタアセンブリ32をシリンジ12のノズル22と流体接続状態に保持するように構成された1つまたは複数の歯85を有する係合表面を画定する。
図13~図14は、シリンジ12との初期接続の前のコネクタアセンブリ32を示す。コネクタアセンブリ32は、その遠位端において、シリンジ12からの流体を送達するように構成された配管50に接続されている。コネクタアセンブリ32は、近位端に流体継手54を有する本体52を有する。流体継手54は、シリンジ12の内側部材36に係合するように構成される。中央流体チャネル56(図18および図19に示す)は、コネクタアセンブリ32の本体52を通って延在する。中央流体チャネル56は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されたときに、シリンジ12の流体チャネル38(図18~図19に示す)と流体連通するように構成されている。コネクタアセンブリ32は、その遠位端88で本体52に接続された少なくとも一対の可撓性で弾性的な係合アーム86を含む。係合アーム86は、本体52に向かって、および本体52から離れて半径方向に撓み可能である。各係合アーム86は、その近位端92に1つまたは複数の係合要素90を有する。係合要素90は、本体52の方に向くように配向することができる。1つまたは複数の係合アーム86は、コネクタアセンブリ32がノズル22の上に配置されたとき、ならびに、1つまたは複数の係合アーム86がシリンジ12のテーパ部分82に対して半径方向に整列しているときに、シリンジ12のテーパ部分82の係合部分84を係合させるように構成される。
引き続き図13~図14を参照すると、コネクタアセンブリ32は、本体52から遠位に延在するタブ94をさらに含む。いくつかの態様では、タブ94は、ユーザがコネクタアセンブリ32を取り扱うために係合することができる把持表面96を画定することができる。コネクタアセンブリ32がノズル22に向かって近位方向に移動すると(図15)、係合アーム86の係合要素90がノズル22の係合部分84と係合して、図13~図14に示すように、コネクタアセンブリ32をノズル22に固定する。近位方向へのコネクタアセンブリ32の継続的な移動は、係合アーム86を本体52に対して半径方向外向きに広げる。係合要素90は、シリンジ12のテーパ部分82の係合部分84を把持する。係合要素90および係合部分84は、係合要素90が係合部分84に沿って近位方向に移動することができるが、遠位方向の力が加えられると遠位方向に移動することが防止されるように構成される。様々な態様において、1つまたは複数の係合要素90の半径方向内向き表面の向きおよび係合部分84の表面の向きの角度は、コネクタアセンブリ32がシリンジノズル22に取り付けられたときに係合要素90と係合部分84の表面との係合接触が最大になるように調整することができる。係合要素90とシリンジ12の係合部分84との間の係合中に、コネクタアセンブリ32上の流体継手54は、シリンジノズル22上の内側部材36と流体連通する。係合要素90の近位端92は、係合要素90の可撓性を増大させるために、図19に符号93で示す縮小断面領域を有することができる。図19を参照すると、ノズル22に対するコネクタアセンブリ32の近位方向の移動を制限するために、少なくとも1つの停止要素105が係合部分84の近位端に設けることができる。係合要素90のうちの少なくとも1つと少なくとも1つの停止要素105との接触は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12のノズル22と十分に係合したことをユーザに示すことができる。
シリンジノズル22からコネクタアセンブリ32を取り外すために、コネクタアセンブリ32の本体52は、係合アーム86がシリンジ12のテーパ部分82の係合部分84から半径方向に離れて、係合解除領域(disengagement region)98(図16および図21Aを参照)に移動するように、長手方向軸72の周りを回転する。係合アーム86のこのような移動は、係合要素90をシリンジノズル22の係合部分84から係合解除する。次に、図17に示すように、コネクタアセンブリ32を、ノズル22に対して遠位方向にコネクタアセンブリ32を引っ張ることによってノズル22から取り外すことができる。図21Aに示すようないくつかの態様では、コネクタアセンブリ32をノズル22から解放するのを助けるために、少なくとも1つの解放リブ99が係合解除領域98の上面から遠位に突出する。図21Aを参照すると、複数の解放リブ99がシリンジ12の各係合解除領域98に設けられている。図21Bを参照すると、少なくとも1つの解放リブ99は、コネクタアセンブリ32の回転時にコネクタアセンブリ32(図16に示す)を半径方向および/または遠位方向に押し付け、係合部分84との整列から外して、シリンジ12の係合解除領域98に入れる、少なくとも1つの傾斜表面101を有することができる。いくつかの態様では、一対の傾斜表面101は、解放リブ99のほぼ中間点に位置するピーク103で互いに接合する。各傾斜表面101は、ノズル22の方に向けることができ、その結果、コネクタアセンブリ32の回転により、コネクタアセンブリ32がノズル22から離れて遠位方向に持ち上げられる。
図22~図27を参照すると、別の態様によるシリンジおよびコネクタアセンブリ10が示されている。コネクタアセンブリ32は、その遠位端において、シリンジ12からの流体を送達するように構成された配管50に接続されている。コネクタアセンブリ32は、近位端に流体継手54を有する本体52を有する。流体継手54は、シリンジ12のノズル22の内側部材36と係合するように構成されている。中央流体チャネル56(図25に示す)は、コネクタアセンブリ32の本体52を通って延在する。中央流体チャネル56は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されたときに、シリンジ12の流体チャネル38と流体連通するように構成されている。
コネクタアセンブリ32は、半径方向延長部102によって本体52に接続された少なくとも一対の可撓性で弾性的なロックアーム100を含む。ロックアーム100は、本体52の長手方向長さの少なくとも一部に沿って延在する。ロックアーム100は、半径方向延長部102の周りで本体52に向かって、および本体52から離れる方向に、半径方向に撓み可能である。ロックアーム100は、望ましくはコネクタアセンブリ32の本体52から離れるように撓み可能であり、その結果、流体継手54をシリンジ12のノズル22の内側部材36に係合することを可能にするために、ロックアーム100はシリンジ12の外側環状スカート40から半径方向に離れることができる。各ロックアーム100は、その近位端106において1つまたは複数のロック要素104を有する。ロック要素104は、本明細書で説明するように、ノズル22の遠位端のリップ108と係合するように構成されている。ロックアーム100はまた、それらの遠位端110において、本体52から離れるように向いた押圧面112を有する。押圧面112は、ユーザの指の間で押されると、ロックアーム100の近位端106が半径方向外側に撓み、コネクタアセンブリ32がノズル22から取り外され得る。
引き続き図22~図27を参照すると、流体継手54は、エラストマー封止部材などの封止部材114を有することができる。いくつかの態様では、封止部材114は、本体52の流体継手54と共に成形され、接着剤でそれに接続され、または他の方法でそれに取り付けることができる。封止部材114は、流体継手54に対して半径方向外側に延在することができ、ノズル22の外側環状スカート40の内面116(図26~図27に示す)と係合するように構成される。特に図27を参照すると、流体継手54がノズル22の内側部材36と外側環状スカート40との間の環状空間42に挿入されると、封止部材114を圧縮することができる。図28を参照すると、別の態様では、封止部材114は、流体継手54に対して半径方向内側に延在し、内側部材36の外面118と係合するように構成される。流体継手54がノズル22の内側部材36と外側環状スカート40との間の環状空間42に挿入されると、内側部材36の外面118に対して封止部材114を圧縮することができる。さらに別の態様では、封止部材114は、外側環状スカート40の内面116と内側部材36の外面118との間で圧縮されてもよい。例えば、封止部材114は、外側環状スカート40の内面116と内側部材36の外面118との間の空隙を満たすように圧縮された可撓性で弾力性のある部材として形成されてもよい。
引き続き図22~図27を参照すると、コネクタアセンブリ32がノズル22に向かって近位方向に移動すると、ロックアーム100がリップ108と係合することができる。近位方向へのコネクタアセンブリ32の継続的な移動は、ロックアーム100を本体52に対して半径方向外向きに広げる。ロック要素104は、シリンジノズル22上のリップ108を把持する。ロック要素104とシリンジ12のリップ108との間の係合中に、コネクタアセンブリ32上の流体継手54は、シリンジノズル22上の内側部材36と流体連通する。
シリンジノズル22からコネクタアセンブリ32を取り外すために、ロックアーム100の遠位端110に半径方向内向きに押圧面112を係合することによって、ロックアーム100を外側環状スカート40に対して半径方向外側に移動させることができる。ロックアーム100のこのような移動は、ロック要素104をシリンジノズル22のリップ108から係合解除する。次いで、コネクタアセンブリ32を、ノズル22に対して遠位方向にコネクタアセンブリ32を引っ張ることによってノズル22から取り外すことができる。
図29~図31を参照すると、別の態様によるコネクタアセンブリ32が示されている。最初に図29を参照すると、シリンジ12のノズル22(図30~図31に示す)と接続する前のコネクタアセンブリ32が示されている。いくつかの態様では、コネクタアセンブリ32は、シリンジから患者または流体を受けるための容器に流体を送達するように構成された流体経路セット30上に形成されてもよい。コネクタアセンブリ32は、その遠位端において、シリンジ12からの流体を送達するように構成された配管50に接続されている。コネクタアセンブリ32は、近位端に流体継手54を有する本体52を有する。流体継手54は、シリンジ12のノズル22と係合するように構成されている。中央流体チャネル56(図31に示す)は、コネクタアセンブリ32の本体52を通って延在する。中央流体チャネル56は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されたときに、シリンジ12の流体チャネル38との流体連通するように構成されている。流体継手54は、中央流体チャネル56に面する内面上に第1の接続部材120を含む。いくつかの態様では、第1の接続部材120は、ノズル22上の対応するねじ山と係合するように構成された螺旋ねじであってもよい。図31を参照すると、中央流体チャネル56の少なくとも一部は、シリンジノズル22(図30に示す)上の対応するテーパ付き雄要素126に係合するように構成されたテーパ付き雌要素122を有する。テーパ付き雌要素122および第1の接続部材120は、コネクタアセンブリ32の長手方向軸に沿って軸方向に離間している。コネクタアセンブリ32は、本体52に接続された少なくとも1つの把持アーム124を含む。少なくとも1つの把持アーム124は、コネクタアセンブリ32の取り扱いを容易にするように構成されている。
図30を参照すると、一態様によるシリンジ12が示されている。シリンジ12の遠位端18は、患者に接続することができる流体経路セット30と解放可能に流体接続するように構成されたノズル22を有することができる。ノズル22は、シリンジ12の近位端16から遠位端18に向かってテーパが付けられているテーパ付き雄要素126を有する。流体チャネル38は、テーパ付き雄要素126を通って延在し、シリンジ12の内部容積と流体連通している。テーパ付き雄要素126から近位に第2の接続部材128が設けられている。第2の接続部材128は、コネクタアセンブリ32の第1の接続部材120上の対応するねじ山に係合するように構成された螺旋ねじであってもよい。テーパ付き雄要素126および第2の接続部材128は、シリンジ12の長手方向軸に沿って軸方向に離間している。
図31を参照すると、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されて示されている。コネクタアセンブリ32は、流体継手54をシリンジ12のノズル22と整列させることによって、シリンジ12に接続することができる。コネクタアセンブリ32の第1の接続部材120は、シリンジノズル22の第2の接続部材128と係合するように構成されている。いくつかの態様では、第1および第2の接続部材120、128は、シリンジ12およびコネクタアセンブリ32の一方をシリンジ12およびコネクタアセンブリ32の他方に対して回転させることによって接続することができ、第1および第2の接続部材120、128の間のねじ係合を形成することができる。第1および第2の接続部材120、128が互いに係合されると、コネクタアセンブリ32は近位方向に移動する。このような近位方向の移動は、ノズル22のテーパ付き雄要素126の外面をコネクタアセンブリ32のテーパ付き雌要素122の内面に係合させる。第1および第2の接続部材120、128の間の界面は、テーパ付き雄要素126とテーパ付き雌要素122との間の界面から軸方向に分離されている。
シリンジノズル22からコネクタアセンブリ32を取り外すためには、シリンジ12およびコネクタアセンブリ32の一方をシリンジ12およびコネクタアセンブリ32の他方に対して回転させて、第1の接続部材120と第2の接続部材128との間のねじ係合を解放する。回転は時計回りであってもよく、反時計回りの方向であってもよい。このような回転は、第1および第2の接続部材120、128を分離する。次いで、コネクタアセンブリ32を、ノズル22に対して遠位方向にコネクタアセンブリ32を引っ張ることによってノズル22から取り外すことができる。
他の態様では、図32~図34を参照すると、第1および第2の接続部材120、128ならびにテーパ付き雄要素126およびテーパ付き雌要素122の配置を逆にすることができる。このような態様では、テーパ付き雄要素126がコネクタアセンブリ32に設けられ、テーパ付き雌要素122がノズル22に設けられてもよい。
図35~図38Bを参照すると、別の態様によるシリンジ12およびコネクタアセンブリ32が示されている。図35を特に参照すると、シリンジ12は、ノズル22で終端する遠位端18を有する。シリンジ12のノズル22は、シリンジ12の長手方向軸13に対して角度Aでテーパが付けられた内側部材36を有する。いくつかの態様では、内側部材36は、6%の角度Aでテーパが付けられてもよい。内側部材36は、シリンジ12の内部容積27(図4に示す)と流体連通する流体チャネル38を画定する。内側部材36は、内側部材36の長手方向長さの少なくとも一部に沿って軸方向に延在する外側環状スカート40によって取り囲まれている。内側部材36は、環状空間42によって外側環状スカート40から半径方向に離間されている。
図35は、シリンジ12に接続されたコネクタアセンブリ32を示している。コネクタアセンブリ32は、近位端に流体継手54を有する本体52を有する。流体継手54は、シリンジ12の内側部材36に係合するように構成される。中央流体チャネル56は、コネクタアセンブリ32の本体52を通って延在する。中央流体チャネル56は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12のノズル22に接続されたときに、シリンジ12の流体チャネル38との流体連通を確立するように構成される。コネクタアセンブリ32は、半径方向延長部60によって本体52に接続された少なくとも一対の可撓性で弾性的な把持アーム58を含む。把持アーム58は、半径方向延長部60の周りで本体52に向かって、および本体52から離れる方向に、半径方向に撓み可能である。把持アーム58は、望ましくはコネクタアセンブリ32の本体52から離れるように撓み可能であり、その結果、流体継手54をシリンジ12の内側部材36に係合することを可能にするために、把持アーム58はシリンジ12の外側環状スカート40から半径方向に離れることができる。本明細書に記載された把持アームの他の実施形態は、以下に説明する中央流体チャネル構成と共に利用することもできる。
図36を参照すると、中央流体チャネル56は、実質的に線形の近位端59に移行する丸みのある遠位端57を有する。中央流体チャネル56の遠位端は、中央流体チャネル56の長手方向軸61に対して角度Bでテーパが付けられてもよい。角度Bのテーパは、ノズル22の内側部材36(図36に示す)の角度Aのテーパよりも大きくてもよく、小さくてもよく、または等しくてもよい。望ましくは、角度Aのテーパは、ノズル22の内側部材36がコネクタアセンブリ32の流体継手54に挿入されるように、角度Bのテーパよりも小さい。したがって、角度Bは、標準的なルアー継手の標準の6%よりも大きい角度でテーパが付けられてもよい。標準的なルアー継手は、雄型ルアー部品および雌型ルアー部品のテーパ部分の製造ばらつきのために、軸方向の公差の積み重ねの問題を有する。したがって、テーパがより小さい雌型ルアーは、テーパがより大きい雄型ルアーが完全に着座することを妨げる場合がある。角度Bのテーパを大きくして丸みのある遠位端57を設けることにより、シリンジノズル22とコネクタアセンブリ32との間の製造ばらつきを補償するための軸方向の公差が増大する。図37を参照すると、公差ゾーン65は、最大締まり嵌めに必要な最小公差(図38AにXで示す)を有する接続界面に対する内側部材36と中央流体チャネル56との間の第1の接触点と、最小締まり嵌めに必要な最大公差(図38BにYで示す)を有する接続界面に対する内側部材36と中央流体チャネル56との間の第2の接触点と、の間の軸方向距離として定義される。減少した軸方向の力で封止強度を維持するために、表面56はより柔らかいデュロメータ材料またはテクスチャ加工した表面を含んでもよいと考えられる。
図39~図41を参照すると、別の態様によるコネクタアセンブリ32が示されている。コネクタアセンブリ32は、本体52の近位端53を封止するように構成された取り外し可能なダストキャップ67を含む。ダストキャップ67は、可撓性ストラップ71によって本体52の少なくとも一部に接続されてもよい。ダストキャップ67の内側部分の環状チャネル73は、図41に示すように、近位端53において本体52の内側側壁および外側側壁の少なくとも一部を受け入れるように構成されてもよい。ダストキャップ67は、ノズル22(図2に示す)と接続する前に、中央流体チャネル56を封止することができる。ダストキャップ67を遮蔽位置(図40に示す)および非遮蔽位置(図39に示す)から容易に取り外すために、ダストキャップ67の少なくとも一部にタブ75を設けることができる。
図42A~図42Cを参照すると、別の実施形態によるコネクタアセンブリ32が示されている。図22に示すシリンジ12などのシリンジは、分かりやすくするために図42A~図42Cでは省略されている。コネクタアセンブリ32は、その遠位端33で、シリンジ12からの流体を送達するように構成された配管50に接続することができる。コネクタアセンブリ32は、長手方向軸101(図42Cに示す)と、その遠位端35に流体継手54と、を有する本体52を有する。流体継手54は、シリンジ12のノズル22の内側部材36(図47に示す)と係合するように構成されている。中央流体チャネル56(図42Bに示す)は、コネクタアセンブリ32の本体52を通って延在する。中央流体チャネル56は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されたときに、シリンジ12の流体チャネル38と流体連通するように構成されている。
引き続き図42A~図42Cを参照すると、コネクタアセンブリ32は、本体52から半径方向外側に突出する半径方向延長部102に接続された少なくとも一対の可撓性で弾性的なロックアーム100を含む。半径方向延長部102は、本体52から半径方向外側に突出する一対のアームとして形成することができる。半径方向延長部102は、コネクタアセンブリ32の本体52に(取り外し可能にまたは取り外し不可能に)取り付けられてもよく、またはコネクタアセンブリ32の本体52と一体に形成されてもよい。ロックアーム100は、半径方向延長部102に接続された遠位端110と、遠位端110に対向する撓み可能な近位端106との間で、本体52
の長手方向長さの少なくとも一部に沿って延在する。ロックアーム100は、本体52に向かっておよび本体52から離れて半径方向に撓み可能である。ロックアーム100は、望ましくはコネクタアセンブリ32の本体52から離れるように撓み可能であり、その結果、流体継手54をシリンジ12のノズル22の内側部材36に係合することを可能にするために、ロックアーム100はシリンジ12のリップ108から半径方向に離れることができる。ロックアーム100は、半径方向延長部を有する取付点と取付点の反対側の自由端との間で、直線状、湾曲状、またはこれらの組み合わせであってもよい。各ロックアーム100は、その近位端106に1つまたは複数のロック要素104を有する。1つまたは複数のロック要素104は、シリンジ12との相互作用を可能にするために、コネクタアセンブリ32の本体52の方に向けられてもよい。図47を参照すると、ロック要素104は、シリンジ12のノズル22の遠位端のリップ108と係合するように構成される。1つまたは複数の補強リブ111(図42Cに示す)は、ロック要素104がロックアーム100の本体に対して屈曲することを防止するために、ロック要素104に構造的強度を提供することができる。
引き続き図42A~図42Cを参照すると、各ロックアーム100は、その近位端106において1つまたは複数の解放タブ113を有することができる。1つまたは複数の解放タブ113は、本体52から離れるように向くことができる。いくつかの態様では、1つまたは複数の解放タブ113は、ユーザの指に対応するように成形されてもよい。例えば、1つまたは複数の解放タブ113は、ユーザの指の形状に対応するように湾曲していてもよい。1つまたは複数の解放タブ113は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12から切り離されたときにコネクタアセンブリ32の取り扱いを容易にするために、1つまたは複数の把持機構(図示せず)を有することができる。1つまたは複数の解放タブ113が半径方向外側に引っ張られると、ロックアーム100の近位端106が半径方向外側に撓んで、コネクタアセンブリ32をシリンジ12のノズル22から取り外すことができる。1つまたは複数の補強リブ115(図42Cに示す)は、1つまたは複数の解放タブ113がロックアーム100の本体に対して屈曲することを防止するために、1つまたは複数の解放タブ113に構造的強度を提供することができる。
ロックアーム100の近位端106は、近位端106からコネクタアセンブリ32の長手方向軸に沿って近位方向に突出する保護スカート117を有することができる。保護スカート117は、流体継手54の少なくとも一部を取り囲み、流体継手54を汚染する可能性がある流体継手54との不注意による接触を防止するように成形することができる。例えば、保護スカート117は、流体継手54を取り囲み、流体継手54の近位端面から長手方向にオフセットされた不連続(または連続)リングで形成されてもよい。このようにして、ユーザの指Fまたは他の物体が流体継手54に接触し、流体継手54を不注意に汚染することを防止することができる(図48A-48Bに示す)。
引き続き図42A~図42Cを参照し、また図52A~図52Bを参照して、コネクタアセンブリ32を取り扱うための把持タブ119を設けることができる。いくつかの態様では、把持タブ119は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されている間にコネクタアセンブリ32を取り扱うために設けることができる。把持タブ119により、ユーザは、シリンジ12のノズル22との接続のために、コネクタアセンブリ32を把持して、コネクタアセンブリ32をシリンジ12に対して配向させることができる。把持タブ119は、コネクタアセンブリ32の本体52に(取り外し可能にまたは取り外し不可能に)取り付けられてもよく、またはコネクタアセンブリ32の本体52と一体に形成されてもよい。いくつかの態様では、把持タブ119は、本体52から半径方向外側に突出する複数の個別タブ119a~119e(図42Cに示す)として形成することができる。個別タブ119a~119eの各々は、本体52の長手方向に隣接するタブから軸方向にオフセットされてもよい。複数の個別タブ119a~119eは、把持タブ119の全体的な外形が本体52の遠位端から近位端に向かって半径方向に拡張するように形成されてもよい。個別タブ119a~119eの間の空間は、図53~図53Bおよび図54A~図54Bに示すように、把持タブ119と共成形することができる材料で充填されてもよい。把持タブ119は、楕円形、長方形、または他の幾何学的形状を有する実質的に平坦な断面プロファイルを有するように成形されてもよい。例えば、把持タブ119は、側面125(図42Aに示す)によって第2の面123から分離された第1の面121を有することができる。第1および第2の表面121、123は、側面125よりも広い。把持タブ119の第1および/または第2の表面121、123の少なくとも一部は、ユーザの指の形状に対応し、ユーザの指との接触面積を増加させるように成形された窪んだ領域127を有することができる。窪んだ領域127は、凹状に形成されてもよい。把持タブ119は、望ましくは、シリンジ12(解放タブ113)からコネクタアセンブリを解放するために使用されるコネクタアセンブリ32の一部からのシリンジ12(把持タブ119)との接続プロセス中に、コネクタアセンブリ32を取り扱うために使用されるコネクタアセンブリ32の一部を分離するために、解放タブ113から軸方向に分離される。
図47を参照すると、ユーザは、コネクタアセンブリ32をシリンジ12に接続するために、把持タブ119によってコネクタアセンブリ32を把持し、ロックアーム100がリップ108と係合することができるまでコネクタアセンブリ32をシリンジ12のノズル22に向かって動かす。近位方向へのコネクタアセンブリ32の継続的な移動は、ロックアーム100を本体52に対して半径方向外向きに広げて、ロック要素104がリップ108をクリアすることを可能にする。ロック要素104がリップ108をクリアすると、ロックアーム100は、ロック要素104がリップ108の下でシリンジ12に係合するように半径方向内向きに移動する。ロック要素104とシリンジ12のリップ108との間の係合中に、コネクタアセンブリ32上の流体継手54は、シリンジノズル22上の内側部材36と流体連通する。いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ32は、約5~35ポンドの近位方向の力が加えられると、シリンジ12に接続されてもよい。他の実施形態では、コネクタアセンブリ32をシリンジ12に接続するのに必要な力は、5~35ポンドよりも大きくても小さくてもよい。減少した軸方向の力で封止強度を維持するために、表面56はより柔らかいデュロメータ材料またはテクスチャ加工した表面を含んでもよいと考えられる。いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリ32をシリンジ12に接続するのに必要な力は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12のノズル22と係合するようにユーザによって押されて、ノズル22の内側部材36と、コネクタアセンブリ32の流体継手54との間で流体密接続が確立されるように選択される。コネクタアセンブリ32とシリンジノズル22との間の接続は、コネクタアセンブリ32をシリンジノズル22に対して回転させることなく形成することができる。
シリンジノズル22からコネクタアセンブリ32を取り外すために、ロックアーム100は、ロックアーム100の近位端に1つまたは複数の解放タブ113を係合させ、1つまたは複数の解放タブ113を半径方向外向きに引っ張ることによって、本体52に対して半径方向外側に移動させることができる。ロックアーム100のこのような移動は、ロック要素104をシリンジノズル22のリップ108から分離する。次いで、コネクタアセンブリ32を、ノズル22に対して遠位方向にコネクタアセンブリ32を引っ張ることによってノズル22から取り外すことができる。
図43A~図43Cを参照すると、別の実施形態によるコネクタアセンブリ32が示されている。図43A~図43Cに示すコネクタアセンブリ32の構成要素は、図42A~図42Cを参照して本明細書で説明したコネクタアセンブリ32の構成要素と実質的に同様である。図43A~図43Cの符号は、図42A~図42Cの対応する符号と同一または同様の構成要素を示すために使用される。図42A~図42Cに概略的に示すコネクタアセンブリ32に関する前述の議論は、図43A~図43Cに示す本開示の態様に適用可能であるので、図43A~図43Cに示すコネクタアセンブリ32と図42A~図42Cに示すコネクタアセンブリ32との相対的な差異についてのみ以下で説明する。図22または図47に示すシリンジ12などのシリンジは、図43A~図43Cでは分かりやすくするために省略されている。
図43A~図43Cを参照すると、コネクタアセンブリ32は、本体52から半径方向外側に突出する半径方向延長部102に接続された少なくとも一対の可撓性で弾性的なロックアーム100を含む。半径方向延長部102は、本体52から半径方向外側に突出するリングとして形成することができる。半径方向延長部102は、コネクタアセンブリ32の本体52に(取り外し可能にまたは取り外し不可能に)取り付けられてもよく、またはコネクタアセンブリ32の本体52と一体に形成されてもよい。把持タブ119は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されている間にコネクタアセンブリ32を取り扱うために設けることができる。把持タブ119により、ユーザは、シリンジ12のノズル22との接続のために、コネクタアセンブリ32を把持して、コネクタアセンブリ32をシリンジ12に対して配向させることができる。把持タブ119は、コネクタアセンブリ32の本体52に(取り外し可能にまたは取り外し不可能に)取り付けられてもよく、またはコネクタアセンブリ32の本体52と一体に形成されてもよい。いくつかの態様では、把持タブ119は、本体52から半径方向外側に突出する複数の個別のタブ119a~119d(図43Cに示す)として形成することができる。個別タブ119a~119dの各々は、本体52の長手方向に隣接するタブから軸方向にオフセットされてもよい。個別タブ119a~119dの各々は、本体52から半径方向外側に突出するリングとして形成されてもよい。複数の個別タブ119a~119dは、把持タブ119の全体的な外形が本体52の遠位端から近位端に向かって半径方向に拡張するように形成されてもよい。図51に示すようないくつかの態様では、把持タブ119は、中実の連続面として形成されたベル形状または円錐形状を有することができる。
図44A~図44Cを参照すると、別の実施形態によるコネクタアセンブリ32が示されている。図44A~図44Cに示すコネクタアセンブリ32の構成要素は、図42A~図42Cを参照して本明細書で説明したコネクタアセンブリ32の構成要素と実質的に同様である。図44A~図44Cの符号は、図42A~図42Cの対応する符号と同一または同様の構成要素を示すために使用される。図42A~図42Cに概略的に示すコネクタアセンブリ32に関する前述の議論は、図44A~図44Cに示す本開示の態様に適用可能であるので、図44A~図44Cに示すコネクタアセンブリ32と図42A~図42Cに示すコネクタアセンブリ32との相対的な差異についてのみ以下で説明する。図22または図47に示すシリンジ12などのシリンジは、図44A~図44Cでは分かりやすくするために省略されている。
把持タブ119(図44A~図44Bに示す)は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されている間にコネクタアセンブリ32を取り扱うために設けることができる。把持タブ119により、ユーザは、シリンジ12のノズル22との接続のために、コネクタアセンブリ32を把持して、コネクタアセンブリ32をシリンジ12に対して配向させることができる。把持タブ119は、コネクタアセンブリ32の本体52に(取り外し可能にまたは取り外し不可能に)取り付けられてもよく、またはコネクタアセンブリ32の本体52と一体に形成されてもよい。いくつかの態様では、把持タブ119は、一端が本体52に接続され、他端が本体52に対して半径方向外向きに突出する半径方向延長部102に接続された一対の個別タブ119a~119bとして形成されてもよい。このようにして、個別タブ119a~119bの各々は、湾曲したまたは角度の付いた形状を有することができる。個別タブ119a~119bは、把持タブ119の全体的な外形が本体52の遠位端から近位端に向かって半径方向に拡張するように形成されてもよい。いくつかの態様では、把持タブ119は、ユーザの指に対応するように成形することができる。例えば、把持タブ119は、ユーザの指の形状に対応するように湾曲していてもよい。把持タブ119は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されるときに、コネクタアセンブリ32の取り扱いを容易にするために、1つまたは複数の把持機構(図示せず)を有することができる。図57A~図57Bは、コネクタアセンブリ32の取り扱いを容易にするためにユーザの指に対応する湾曲形状を有するように形成された一対の個別のタブ119a~119bを有する把持タブ119を示す。
図45A~図45Cを参照すると、別の実施形態によるコネクタアセンブリ32が示されている。図45A~図45Cに示すコネクタアセンブリ32の構成要素は、図42A~図42Cを参照して本明細書で説明したコネクタアセンブリ32の構成要素と実質的に同様である。図45A~図45Cの符号は、図42A~図42Cの対応する符号と同一または同様の構成要素を示すために使用される。図42A~図42Cに概略的に示すコネクタアセンブリ32に関する前述の議論は、図45A~図45Cに示す本開示の態様に適用可能であるので、図45A~図45Cに示すコネクタアセンブリ32と図42A~図42Cに示すコネクタアセンブリ32との相対的な差異についてのみ以下で説明する。図22または図47に示すシリンジ12などのシリンジは、図45A~図45Cでは分かりやすくするために省略されている。
図45A~図45Cを参照すると、コネクタアセンブリ32は、流体継手54から溢れる可能性のある流体を(毛細管現象により)吸い込むように構成された流体ウィッキング要素130を有する。いくつかの態様では、流体ウィッキング要素130は、ドリップフランジ132の任意の2つの段の間に画定された狭い円周空間によって互いに分離された複数の段付きドリップフランジ132を有する。流体ウィッキング要素130は、コネクタアセンブリ32と一体に形成されてもよいし、コネクタアセンブリ32上に別個に取り付けられてもよい。いくつかの態様では、流体ウィッキング要素130は、タブ119a~119bと半径方向延長部102との間の空間に設けられる。複数の段付きドリップフランジ132は、それらの間に間隔を画定するように離間した関係で積み重ねられた平板または平面として形成されてもよい。ドリップフランジ132は、互いに平行であってもよいし、または互いに対して傾斜していてもよい。
平板の間のギャップまたは距離は、平板間に画定された空間に導入された流体が毛細管ブリッジまたは流体ブリッジを形成するように選択される。本明細書で特に説明するように、流体ブリッジは、2つの中実表面(例えば、フランジ、平面、平板)の間に形成される。流体ブリッジ内の圧力が減少し、メニスカスの環の周りに作用する表面張力が直接作用するため、流体ブリッジによって、2つの中実表面の間に引力(接着力)が現れる可能性がある。毛細管ブリッジ力は、接触線の平面に対して垂直に配向され、毛細管圧力および表面張力からの寄与からなる。流体継手54からこぼれ落ちる可能性がある流体は、流体継手54の本体に沿って、半径方向延長部102の凹部134を介して流体ウィッキング要素130内に導かれる。流体ウィッキング要素130のサイズによって画定される最大流体体積がドリップフランジ132間のギャップに蓄積されるまで、流体が流体ウィッキング要素130内に蓄積することができる。最大流体体積が蓄積された後に、任意の追加の流体が流体ウィッキング要素130の上を流れてコネクタアセンブリ32の本体の下に流れることができる。
図45A~図45Cの例では、段付きドリップフランジ132は平坦であるが、代替的な態様では、段付きドリップフランジ132は、ドリップフランジ132が互いに平行なままで垂直軸に対して傾斜している、羽根型、波型、湾曲型、またはその他の構成で配置されてもよい。さらに別の態様では、段付きドリップフランジ132は、ドリップフランジ132が垂直軸に対して傾斜し、かつ互いに平行でない、羽根型、波型、湾曲型、またはその他の構成で配置されてもよい。
段付きドリップフランジ132の間のギャップは、ギャップ幅がすべてのドリップフランジ132の間で一定であるように画定することができる。他の態様では、ギャップ幅は可変であってもよい。例えば、ギャップ幅は、隣接するドリップフランジ132の間で任意に増加、減少、または変更されてもよい。
図46A~図46Cを参照すると、別の実施形態によるコネクタアセンブリ32が示されている。図46A~図46Cに示すコネクタアセンブリ32の構成要素は、図42A~図42Cを参照して本明細書で説明したコネクタアセンブリ32の構成要素と実質的に同様である。図46A~図46Cの符号は、図42A~図42Cの対応する符号と同一または同様の構成要素を示すために使用される。図42A~図42Cに概略的に示すコネクタアセンブリ32に関する前述の議論は、図46A~図46Cに示す本開示の態様に適用可能であるので、図46A~図46Cに示すコネクタアセンブリ32と図42A~図42Cに示すコネクタアセンブリ32との相対的な差異についてのみ以下で説明する。図22または図47に示すシリンジ12などのシリンジは、図46A~図46Cでは分かりやすくするために省略されている。
把持タブ119は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されている間にコネクタアセンブリ32を取り扱うために設けることができる。把持タブ119により、ユーザは、シリンジ12のノズル22との接続のために、コネクタアセンブリ32を把持して、コネクタアセンブリ32をシリンジ12に対して配向させることができる。把持タブ119は、コネクタアセンブリ32の本体52に(取り外し可能にまたは取り外し不可能に)取り付けられてもよく、またはコネクタアセンブリ32の本体52と一体に形成されてもよい。いくつかの態様では、把持タブ119は、一端が本体52に接続され、他端が本体52に対して半径方向外向きに突出する半径方向延長部102に接続された一対の個別タブ119a~119bとして形成されてもよい。このようにして、個別タブ119a~119bの各々は、湾曲したまたは角度の付いた形状を有することができる。個別タブ119a~119bは、把持タブ119の全体の外形が円形または楕円形であるように形成されてもよい。いくつかの態様では、把持タブ119は、ユーザの指に対応するように成形することができる。例えば、把持タブ119は、ユーザの指の形状に対応するように湾曲していてもよい。把持タブ119は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続されるときに、コネクタアセンブリ32の取り扱いを容易にするために、1つまたは複数の把持要素131を有することができる。1つまたは複数の把持要素131は、図53A~図53Bに示すようなしるしとして形成することができる。
図49A~図57Bは、コネクタアセンブリ32の様々な追加の実施形態を示す。図49A~図49Bを参照すると、コネクタアセンブリ32は、ロックアーム100の終点に対して近位方向に延在する流体継手54を有することができる。いくつかの態様では、流体継手54は、コネクタアセンブリ32の長手方向軸に沿って延在するスリット133を有することができる。コネクタアセンブリ32がシリンジ12のノズル22に対してある角度で挿入されるように試みられる場合には、流体継手54は、コネクタアセンブリ32をシリンジ12のノズル22に向かって同軸方向に導くことができる(図49Bに示す)。
図50を参照すると、コネクタアセンブリ32は、円周方向タブ135を備えた実質的に環状またはリング状要素として形成することができる。円周方向タブ135の第1の端部135aは、コネクタアセンブリ32の側壁に取り付けられ、円周方向タブ135の第2の端部135bは、コネクタアセンブリ32の内部の周りに円周方向に延在し、第1の端部135aに対して半径方向に撓み可能である。円周方向タブ135の内面は、シリンジ12のノズル22と相互作用するロックタブ137を有する(図47に示す)。コネクタアセンブリ32をシリンジ12に接続するために、ユーザは、コネクタアセンブリ32の本体52を把持し、近位方向の力でコネクタアセンブリ32をノズル22に押し付ける。コネクタアセンブリ32がノズル22に対して近位方向に移動すると、円周方向タブ135は半径方向外側に撓み、ロックタブ137がノズル22上のリップ108をクリアする。ロックタブ137がノズル22上のリップ108をクリアすると、円周方向タブ135は、円周方向タブ135の本体の弾力的な弾性特性によりその初期位置に戻る。コネクタアセンブリ32をノズル22から取り外すために、円周方向タブ135は、例えば円周方向タブ135の第2の端部135bで解放タブ113を押すことにより、ユーザによって半径方向外向きに手動で撓む。
図53A~図53Bを参照すると、ロックアーム100は、解放機構なしで形成することができる。そのような態様では、ロックアーム100は、一旦シリンジ12に接続されると、シリンジ12から取り外すことができない。コネクタアセンブリ32をシリンジ12に接続するために、コネクタアセンブリ32は、本明細書で説明するように、シリンジ12のノズル22上に押し込まれてもよい。使用後に、コネクタアセンブリ32およびシリンジ12を廃棄することができる。
図55A~図55Bを参照すると、コネクタアセンブリ32は、長手方向タブ141を備えた実質的に環状またはリング状の要素として形成することができる。図55Bを参照すると、長手方向タブ141の第1の端部141aは、コネクタアセンブリ32の側壁に取り付けられ、長手方向タブ141の第2の端部141bは、第1の端部141aに対して近位方向に延在し、第1の端部141aに対して半径方向に撓み可能である。長手方向タブ141の内面は、シリンジ12のノズル22と相互作用する第2の端部141bに形成されたロックタブ143を有する(図55Bに示す)。コネクタアセンブリ32をシリンジ12に接続するために、ユーザは、コネクタアセンブリ32の本体52を把持し、近位方向の力でコネクタアセンブリ32をノズル22に押し付ける。コネクタアセンブリ32がノズル22に対して近位方向に移動すると、長手方向タブ141の第2の端部141bは半径方向外側に撓み、ロックタブ143がノズル22上のリップ108をクリアする。ロックタブ137がノズル22上のリップ108をクリアすると、長手方向タブ141の第2の端部141bは、長手方向タブ141の本体の弾力的な弾性特性によりにその初期位置に戻る。いくつかの態様では、コネクタアセンブリ32は、取り外し不可能に、または取り外し可能にシリンジ12に接続することができる。
図56A~図56Cを参照すると、コネクタアセンブリ32は、実質的に環状またはリング状の要素として形成することができる。コネクタアセンブリ32の本体52の少なくとも一部は、コネクタアセンブリ32がシリンジ12に接続され、またシリンジ12から分離されることを可能にするために、第1の位置から第2の位置へ変形可能であり得る。例えば、本体52は、本体52の内面のロックタブ151がシリンジ12のリップ108と係合するように、実質的に楕円形の形状を有してもよい。シリンジ12からコネクタアセンブリ32を解放するために、本体52の少なくとも一部を、例えば図56Cの矢印Aの方向の半径方向の力などによって圧縮して、本体52を実質的に楕円形状(図56Bに示す)から実質的に円形状(図56Cに示す)に変形させて、ロックタブ151をシリンジ12のリップ108から分離することができる。様々な他の態様では、本体52は、第1の円形位置から第2の楕円位置などの様々な他の形状に変形可能であってもよい。
図58~図72を参照すると、別の態様による流体移送アセンブリ300が示されている。流体移送アセンブリ300は、この態様では、第2の容器302からシリンジ12に流体を送達するように構成された充填アダプタ304を使用して、本明細書に記載のように、シリンジ12などの第1の容器および第2の容器302を接続するために使用される。第2の流体容器302は、ガラス、金属、または適切な医療グレードのプラスチックから形成されたほぼ円筒形のバレルを有する。バレルは、近位端および遠位端を有し、その間に長手方向軸に沿って延在する側壁を有する。ノズルなどの流体供給部が、バレルの遠位端から延在する。バレルは、外面と、内部に流体を受けるように構成された内部容積を画定する内面と、を有する。図63を特に参照すると、第2の流体容器302の遠位端は、充填アダプタ304と接続するための穿刺可能な隔壁320などの接続界面を含むことができる。穿刺されると、流体移送アセンブリ300の充填アダプタ304は、第2の流体容器302からシリンジ12への流体の移送を容易にする。また、図83に示し、上述したような回転ダイヤフラムシリンジ600が、充填アダプタ304と共に使用されてもよいことも企図される。
図59を特に参照すると、充填アダプタ304は、半径方向延長部310によって本体308に接続された少なくとも一対の可撓性で弾性的な把持アーム306を含むことができる。把持アーム306は、本体308の長手方向長さの少なくとも一部に沿って延在する。把持アーム306は、半径方向延長部310の周りで本体308に向かって、および本体308から離れる方向に、半径方向に撓み可能である。本体308がノズル22の外面24に位置するリップ108の上を摺動することを可能にするために、把持アーム306は、好ましくは、把持アーム306がシリンジ12の外面24から半径方向に離間するように本体308から離れるように撓み可能である。各把持アーム306は、近位端314に1つまたは複数の把持要素312を有する。把持要素312は、本体308の方に向くように配向することができる。1つまたは複数の把持要素312は、本体308がノズル22の上に配置されたときにリップ108と係合するように構成される。把持アーム306はまた、遠位端318にあって本体308から離れるように向いた押圧面316を有する。押圧面316は、ユーザの指の間で押されると、把持アーム306の近位端314が半径方向外側に第1の位置に撓み、充填アダプタ304をシリンジ12のノズル22に挿入することができる。押圧面316の力が解放されると、把持要素312は本体308に向かって第2の位置に戻り、リップ108に係合する。第2の流体容器302から第1の流体容器12への流体の移送が完了した後に、ユーザは押圧面316に力を加えて、把持アーム306の近位端314をリップ108から半径方向外側に撓ませて、充填アダプタ304をシリンジノズル22から分離することができる。
図63を特に参照すると、充填アダプタ304の本体308は、ほぼ円筒形状を有し、ガラス、金属または適切な医療グレードのプラスチックから形成される。本体308は、長手方向軸322と、遠位端324と、ノズル22に解放可能に接続するように構成された近位端326と、を有する。本体308は、長手方向軸322に沿って近位端326と遠位端324との間に延在する内側側壁328および外側側壁330をさらに含む。内側側壁328は、ノズル22の外面と接合するように構成される。本体308の近位部分は、本体308の遠位端324から延在する流体移送体327を含む。流体移送体327は、本体308の外径よりも小さい直径を有する。流体移送体327は、後述する穿刺部材332を受け入れるように構成された通路を画定する。流体移送体329は、流体がそこを通って流れることを可能にするために、少なくとも1つの開口329を画定することができる。一態様では、複数の開口329は、流体移送体329の少なくともある長さに沿って円周方向に離間している。
図63を特に参照すると、本体308および流体移送体327は、第2の流体容器302の穿刺可能な隔壁320を貫通するように構成された穿刺部材332を取り外し可能に受け入れる。穿刺部材332は、ほぼ円筒形の本体334と、遠位端に位置する穿刺点336と、近位端に配置され、長手方向軸から半径方向に広がっているフレア状基部338と、を有する。図63を特に参照すると、充填アダプタ304の本体308内に受容されたときに、充填アダプタ304の本体306は穿刺部材332の本体334を取り囲み、穿刺点336は遠位端を越えて延在することができ、一方、フレア状基部338は、近位端に向かってノズル22内に延在する。穿刺部材332の長手方向軸は、本体308の長手方向軸322と同軸であってもよい。
図64を特に参照すると、別の態様では、通路342を介してシリンジ12から第2の流体容器302への流体の流れを防止するために、本体308によって画定された通路342内に撓み可能な封止部材340を形成することができる。撓み可能な封止部材340は、通路342の外側に接触するまで、穿刺部材332のフレア状基部338に向かって内側に延在するフラップであってもよい。したがって、撓み可能な封止部材340は、流体が一方向のみに流れることを可能にする。撓み可能な封止部材340は、逆方向の流体の流れを防止しつつ、穿刺部材332の遠位端から穿刺部材332の近位端への流体の流れを可能にする。引き続き図64を参照すると、シリンジ12のノズル22に形成された凹部に少なくとも1つの封止リング344を設けることができる。別の態様では、2つの封止リング344がノズル22に設けられる。封止リング344は、ノズル22と流体アダプタ304の本体308との間の流体漏れを防止するのを助ける。
別の実施形態では、図65~図68を特に参照して、穿刺部材332を取り外し、配管350を挿入して、シリンジ12を患者に接続する流体経路を形成することができる。図66および図68を特に参照すると、穿刺部材332を取り外して、ルアーロックの雌ねじ354を収容するキャップ352と交換することができる。他の態様では、雌ねじ354と雄部材(図示せず)との配置を逆にしてもよい。このような態様では、雄要素をノズルキャップ352に設けることができ、テーパ付き雌ねじ354を接続配管350に設けることができる。ノズルキャップ352は、流体アダプタ304の本体308と一体に形成することができる。この態様では、流体移送体327は、流体アダプタ304から取り外される。ノズルキャップ352は、シリンジ12から配管350への流体の移動を可能にする通路356を画定する。図68に示す別の態様では、ノズルキャップ352は雌ねじ354を含まず、代わりに接続配管350を受け入れる受け入れ部分358を画定する。接続配管350は、摩擦嵌合、溶接接続、接着剤、または互いに成形することによって受け入れ部分358に保持することができる。開口360は、シリンジ12と接続配管350との間の流体連通を確立するように受け入れ部分358の近位端に画定される。この配置では、シリンジ12からの流体がノズル22を通って患者への接続配管350に流れる。
図69~図72を参照して、流体アダプタ304の別の態様を説明する。この態様では、流体アダプタ304は、図58~図64に示したものと実質的に同じであるが、流体移送体327を含まない。代わりに、突出部材362およびフランジ364が本体308の遠位端324に形成される。フランジ364は、アダプタ304が接続されたときに流体容器(図示せず)に当接するように構成される。突出部材362は、本体308によって画定される通路342内に延在する通路を画定する。
アダプタ304はまた、本体308内に摺動可能に受け入れられ、かつ突出部材362によって画定される通路を通って延在する穿刺部材366を含む。穿刺装置366は、ほぼ円筒形の本体368と、遠位端に位置する穿刺点370と、近位端に位置し、本体368の長手方向軸から半径方向に広がっているフレア状基部372と、を有する。図72を特に参照すると、充填アダプタ304の本体308内に受容されたときに、充填アダプタ304の本体306は、穿刺装置366の本体368を取り囲み、穿刺点370は、突出部材362の遠位端を越えて延在することができ、フレア状基部372は本体308の近位端に向かってノズル22内に延在する。穿刺装置366の長手方向軸は、本体308の長手方向軸322と同軸であってもよい。穿刺装置366はまた、本体368上の中間位置に形成されたフランジ374を含む。フランジ374は、本体368の外面の周りに円周方向に延在する。
図72を参照すると、穿刺装置366を流体アダプタ304の本体308内に組み付けるために、穿刺装置366の穿刺点370が本体308の近位端326に挿入される。穿刺装置366は、本体308により画定された通路342および突出部材362により画定された通路を通って挿入される。穿刺装置366の本体308への挿入は、穿刺装置366のフランジ374が本体308の内面によって画定されるステップ376に当接すると停止する。ステップ376は、穿刺装置366が本体308内にさらに挿入されるのを防止し、穿刺装置366が突出部材362から所定の距離だけ延在するようにする。次に、流体アダプタ304は、上述したように、シリンジ12のノズル22に嵌め込まれる。図72に示すように、流体アダプタ304がノズル22に嵌め込まれた後に、穿刺装置366のフランジ374は、ノズル22の遠位端と本体308によって画定されるステップ376との間に保持される。
図73および図74を参照すると、図42A~図42Cのコネクタアセンブリ32の使用が示されている。コネクタアセンブリ32は、上述した方法および配管50に従ってシリンジ12に接続することができる。この態様では、シリンジ12は、流体インジェクタ(図示せず)と共に使用するためのものであり、一般に、コネクタアセンブリ32に接続するように構成された前端または遠位端、後端または近位端、およびそれらの間に延在する回転ダイヤフラムなどの可撓性側壁25を含む中空体を含む。使用時には、近位端は、圧力ジャケット(図示せず)の貫通孔に挿入されるように構成され、側壁25が圧力ジャケットの内面によって取り囲まれる。シリンジ12の遠位端の少なくとも一部は、圧力ジャケットの遠位端から露出していてもよい。いくつかの例では、ブロー成形技術を使用してシリンジ12を形成することができる。他の例では、シリンジ12は射出成形されてもよい。シリンジ12の側壁25は、シリンジ12の近位端に対して駆動される流体インジェクタ(図示せず)からの駆動部材の作用の下で回転ダイヤフラムとしてそれ自体で広がり回転するように構成された軟質の、柔軟な、または可撓性である自立体を画定する。特に、シリンジ12の側壁25は、駆動部材が遠位方向に移動すると、その外面が半径方向内向きに折り畳まれて反転するように回転し、駆動部材が近位方向に引っ込むと、その外面が半径方向外向きに反対方向に広がって展開するように回転するように構成される。そのようなシリンジ12の例は、国際特許出願公開第2015/164783号に記載されており、その開示内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
図75および図76を参照すると、図42A~図42Cのコネクタアセンブリ32の使用が示されている。コネクタアセンブリ32のこの態様では、本体52の一部のみが半径方向延長部102から遠位に延在するように把持タブ119が取り外されている。マニホールド500は、半径方向延長部102から遠位に延在する本体52の一部に嵌め込むことができる。マニホールド500は、摩擦嵌合、溶接接続、接着剤によって、または2つの構成要素を互いに成形することによって、コネクタアセンブリ32上に保持されてもよい。別の態様では、マニホールド500をコネクタアセンブリ32と一体に形成してもよい。マニホールド500は、流体をシリンジ12におよび/またはシリンジ12から患者に移送するための配管506、508を受け入れるように構成された2つのポート502、504を含む。一態様では、ポート502、504は、互いに実質的に垂直に配置される。マニホールド500には3つ以上のポートが設けられてもよいことも考えられる。コネクタアセンブリ32は、シリンジ12と配管506、508との間の流体連通を確立または防止するために、上述の方法に従って、それぞれシリンジ12に接続され、および/またはシリンジ12から取り外される。
図77~図78を参照すると、図42A~図42Cのコネクタアセンブリ32の別の使用が示されている。コネクタアセンブリ32のこの態様では、把持タブ119は取り外されている。把持タブ119の代わりに、穿刺部材クリップ510が半径方向延長部102に設けられている。一態様では、穿刺部材クリップ510は、流体容器の隔壁または封止部材を穿刺するためのスパイク部材512を含む。穿刺部材クリップ510は、半径方向延長部102から遠位に延在する一対のアーム514、516を含むことができる。フランジ518がアーム514、516の遠位端に設けられ、開口を通って半径方向延長部102から遠位に延在するスパイク部材512を受け入れるように構成された開口を画定する。スパイク部材512およびアーム514、516の近位端は、溶接接続、接着剤、または締結装置を使用して半径方向延長部102に接続されるか、あるいは構成要素を単一部品として互いに一体に成形することによって接続される。スパイク部材512は、スパイク部材512の近位端から遠位端まで延在する通路520を画定する。使用中に、コネクタアセンブリ32は、シリンジ12とスパイク部材512との間の流体連通を確立および防止するために、上述の方法に従って、それぞれシリンジ12に接続され、および/またはシリンジ12から取り外される。次いで、スパイク部材512は、シリンジ12と第2の容器との間の流体連通を確立するために第2の流体容器に穿刺される。キャップ522はまた、穿刺部材クリップ510に取り外し可能に設けられ、スパイク部材512との不注意による接触を防止するために使用しないときにはスパイク部材512を覆う。
図79~図80を参照すると、図42A~図42Cのコネクタシステム32の別の使用が示されている。上述のように、配管50は、コネクタシステム32の遠位端35に取り外し可能に接続される。コネクタシステム32の近位端35は、配管接続部530に取り外し可能に接続されている。配管接続部530は、配管接続部530の対向する端部で配管532に接続される。上述したコネクタシステム32とシリンジ12との接続と同様に、コネクタシステム32は、ユーザが把持タブ119によってコネクタアセンブリ32を把持し、ロックアーム100が配管接続部530のリップ534と係合するまでコネクタアセンブリ32を配管接続部530に向かって移動させることによって、配管接続部530に取り外し可能に接続される。リップ534は、配管接続部530の遠位端に設けられ、配管接続部530の周りで円周方向に延在する。近位方向へのコネクタアセンブリ32の継続的な移動は、ロックアーム100を本体52に対して半径方向外向きに広げて、ロック要素104がリップ534をクリアすることを可能にする。ロック要素104がリップ534をクリアすると、ロックアーム100は、ロック要素104がリップ534の下の配管接続部530に係合するように半径方向内向きに移動する。ロック要素104と配管接続部530のリップ534との間の係合中に、コネクタアセンブリ32上の流体継手54は、配管接続部530に画定された通路(図示せず)と流体連通して、配管50、532間の流体の流れを可能にする。いくつかの態様では、コネクタアセンブリ32は、約5~35ポンドの遠位方向の力が加えられると、配管接続部530に接続されてもよい。他の態様では、コネクタアセンブリ32を配管接続部530に接続するのに必要な力は、5~35ポンドよりも大きくても小さくてもよい。いくつかの態様では、コネクタアセンブリ32を配管接続部530に接続するのに必要な力は、コネクタアセンブリ32がユーザによって押されて配管接続部530と係合し、配管接続部530の通路とコネクタアセンブリ32の流体継手54との間に流体密接続が確立されるように選択される。コネクタアセンブリ32と配管接続部530との間の接続は、配管接続部530に対してコネクタアセンブリ32を回転させることなく形成することができる。しかし、他の態様では、配管接続部530は、ユーザによる配管接続部530の回転を可能にするタブ536を含んでもよい。
図81~図82を参照すると、図77~図78のコネクタアセンブリ32の使用が説明されている。図81~図82に示すコネクタシステム32は、図77~図78のコネクタシステム32と実質的に同じであるが、フランジ518から延在する一対のラッチアーム540、542も含む。ラッチアーム540、542は、フランジ518と一体に形成されるが、接着剤、溶接接続、または締結装置を用いてフランジ518に別個に取り付けられてもよい。ラッチアーム540、542は、ほぼフック形状であり、流体容器544にラッチ係合して、流体容器544からシリンジ12に流体を移送するように構成されている。ラッチアーム540、542は、流体容器544にラッチ係合するように半径方向外側に撓み可能である。コネクタシステム32を使用して、シリンジ12は流体容器544に流体接続される。コネクタシステム32の近位端は、上述のようにシリンジ12に接続される。コネクタシステム32の対向する端部は、最初に、スパイク512で流体容器544内の隔壁または封止部材を穿刺することによって流体容器544に接続される。次いで、流体容器544とラッチアーム540、542との間の接触を生成しつつ、コネクタシステム32を遠位方向に動かして、スパイク512を流体容器544にさらに挿入する。コネクタシステム32が遠位方向に移動し続けると、流体容器544がラッチアーム540、542を半径方向外側に移動させる。流体容器544のキャップがラッチアーム540、542を通過した後に、ラッチアーム540、542が半径方向内側に移動して、流体容器544に係合する。また、ユーザは、コネクタシステム32を流体容器544に接続する間に、ラッチアーム540、542を半径方向外側に移動させることができると考えられる。
また、上述のコネクタシステムを使用して、他の異なるインジェクタシステム部品をシリンジノズルに取り付けることができると考えられる。
シリンジ、コネクタ、アダプタ、およびシステムのいくつかの態様、ならびに医用流体送達システムに使用するための接続方法について添付図面に示し、上に詳細に記載しているが、当業者にとっては、本開示の範囲および趣旨から逸脱することなく、他の態様も明らかであり、容易に行うであろう。例えば、本開示は、可能な限り、任意の態様の1つまたは複数の特徴を任意の他の態様の1つまたは複数の特徴と組み合わせることができることを意図していることを理解されたい。したがって、上記の説明は、限定的ではなく例示的なものであることが意図されている。
10 コネクタアセンブリ
12 シリンジ、流体容器
13 長手方向軸
14 シリンジバレル
16 近位端
18 遠位端
20 側壁
22 シリンジノズル
24 外面
25 可撓性側壁
26 内面
27 内部容積
28 プランジャ
30 流体経路セット
32 コネクタアセンブリ
33 近位端
35 遠位端
36 内側部材、雄型ルアーテーパ
38 流体チャネル
40 外側環状スカート
42 環状空間
44 ねじ部分
46 外面
48 歯付き係合部分
50 配管
52 本体
53 近位端
54 流体継手、雌型ルアーテーパ
56 中央流体チャネル、表面
57 近位端
58 把持アーム
59 遠位端
60 半径方向延長部
61 長手方向軸
62 把持要素、歯
64 近位端
65 公差ゾーン
66 押圧面
67 ダストキャップ
68 遠位端
70 カラー
71 可撓性ストラップ
72 長手方向軸
73 環状チャネル
74 フランジ
75 タブ
76 押し面
78 壊れやすい保持部材
80 ストップ
82 円錐形のテーパ部分
84 係合部分
85 歯
86 係合アーム
88 遠位端
90 係合要素
92 近位端
94 タブ
96 把持表面
98 係合解除領域
99 解放リブ
100 ロックアーム
101 傾斜表面
102 半径方向延長部
103 ピーク
104 ロック要素
105 停止要素
106 近位端、遠位端
108 リップ
110 遠位端
111 補強リブ
112 押圧面
113 解放タブ
114 封止部材
115 補強リブ
116 内面
117 保護スカート
118 外面
119 把持タブ
119a~119e 個別タブ
120 第1の接続部材
121 第1の表面
122 テーパ付き雌要素
123 第2の表面
124 把持アーム
125 側面
126 テーパ付き雄要素
127 領域
128 第2の接続部材
130 流体ウィッキング要素
131 把持要素
132 段付きドリップフランジ
133 スリット
134 凹部
135 円周方向タブ
135a 第1の端部
135b 第2の端部
137 ロックタブ
141 長手方向タブ
141a 第1の端部
141b 第2の端部
143 ロックタブ
151 ロックタブ
200 ルアーコネクタ
202 雄部材
204 雌部材、雌型ルアー部材
206 導管、継手
208 継手
210 ねじ山
212 フランジ
214 フランジ
216 長手方向軸
300 流体移送アセンブリ
302 第2の流体容器
304 流体アダプタ、充填アダプタ
306 把持アーム、本体
308 本体
310 半径方向延長部
312 把持要素
314 近位端
316 押圧面
318 遠位端
320 隔壁
322 長手方向軸
324 遠位端
326 近位端
327 流体移送体
328 内側側壁
329 開口、流体移送体
330 外側側壁
332 穿刺部材
334 ほぼ円筒形の本体
336 穿刺点
338 フレア状基部
340 封止部材
342 通路
344 封止リング
350 接続配管
352 ノズルキャップ
354 テーパ付き雌ねじ
356 通路
358 受け入れ部分
360 開口
362 突出部材
364 フランジ
366 穿刺装置、穿刺部材
368 本体
370 穿刺点
372 フレア状基部
374 フランジ
376 ステップ
500 マニホールド
502 ポート
504 ポート
506 配管
508 配管
510 穿刺部材クリップ
512 スパイク部材
514 アーム
516 アーム
518 フランジ
520 通路
522 キャップ
530 配管接続部
532 配管
534 リップ
536 タブ
540 ラッチアーム
542 ラッチアーム
544 流体容器
600 回転ダイヤフラムシリンジ
602 遠位端
604 近位端
606 可撓性側壁
608 端壁
610 シリンジネック
612 中央部分
614 駆動部材係合部分
616 リブ

Claims (22)

  1. シリンジノズルおよびコネクタアセンブリであって、前記シリンジノズルは、角度(A)を有するテーパを有する内側部材を含み、前記コネクタアセンブリは、
    長手方向軸に沿って離間した近位端および遠位端と、本体の前記近位端にある流体継手と、を有する本体であって、前記流体継手は、シリンジノズルに解放可能に係合するように構成された、本体と、
    前記本体及び前記流体継手によって画定され、前記本体及び前記流体継手を貫通して延在する通路であって、前記通路は実質的に線形の近位端に移行する丸みのある遠位端を有し、かつ前記通路の外面は前記シリンジノズルの前記内側部材の前記テーパの前記角度(A)よりも大きい角度(B)を有するテーパを有する、通路と、
    前記本体に接続された遠位端と、近位端と、を有する少なくとも1つの撓み可能なロックアームであって、前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端は、前記本体から半径方向外向きに撓んで、前記シリンジノズルの係合部分と解放可能に係合するように構成された、少なくとも1つの撓み可能なロックアームと、
    前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの少なくとも一部に配置された少なくとも1つのロック要素であって、前記少なくとも1つのロック要素が、前記シリンジノズルの係合部分から解放される第1の位置と前記少なくとも1つのロック要素が前記シリンジノズルの前記係合部分と係合しかつ前記通路が前記シリンジノズルと流体連通する第2の位置との間で、前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの移動と共に、移動可能である、少なくとも1つのロック要素と、
    を含むシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  2. 前記本体から半径方向外向きに前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端を撓ませるのを助けるために、前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームに設けられた少なくとも1つの解放タブをさらに含む、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  3. 前記コネクタアセンブリを把持するために前記本体に設けられた少なくとも1つの把持タブをさらに含む、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  4. 前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、前記本体の長手方向軸の対向する側に設けられた2つの撓み可能なロックアームを含み、
    前記撓み可能なロックアームは、各撓み可能なロックアームの前記少なくとも1つのロック要素を前記本体の長手方向軸に対して半径方向外側に移動させるように、互いに離れるように移動可能である、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  5. 前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端に設けられた保護スカートをさらに含み、
    前記保護スカートは、前記コネクタアセンブリが前記シリンジノズルに接続された場合に、前記シリンジノズルの少なくとも一部を取り囲むように成形されている、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  6. 配管を解放可能に係合するために前記本体の遠位端に設けられた対向する継手をさらに含む、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  7. 前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、前記コネクタアセンブリをリップに押し付けて、少なくとも1つの前記ロック要素を前記シリンジノズルの係合部分と解放可能に係合する際に、前記シリンジノズルの係合部分にある前記リップによって、半径方向外側に撓む、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  8. 前記本体の遠位端から延在するとともに、前記通路と流体連通する穿刺部材をさらに含む、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  9. 前記コネクタアセンブリの遠位端に設けられた配管マニホールドをさらに含む、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  10. ユーザが少なくとも1つの解放タブを用いて前記本体に対して半径方向外向きに少なくとも1つの前記撓み可能なロックアームの近位端を撓ませることによって、前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、前記シリンジノズルの係合部分を係合解除する、請求項2に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  11. 医療注射処置で使用するためのシリンジおよびコネクタシステムであって、前記シリンジおよびコネクタシステムは、
    近位端および遠位端を有し、前記遠位端にシリンジノズルを有するシリンジと、
    前記シリンジノズルを解放可能に係合するように構成されたコネクタアセンブリと、
    を含み、前記コネクタアセンブリは、
    長手方向軸に沿って離間した近位端および遠位端と、本体の近位端にある流体継手と、を有する本体であって、前記流体継手は、前記シリンジノズルに解放可能に係合するように構成された、本体と、
    前記本体及び前記流体継手によって画定され、前記本体及び前記流体継手を貫通して延在する通路であって、前記通路は実質的に線形の近位端に移行する丸みのある遠位端を有し、かつ前記通路の外面は前記シリンジノズルの内側部材のテーパの角度(A)よりも大きい角度(B)を有するテーパを有する、通路と、
    前記本体に接続された遠位端と、近位端と、を有する少なくとも1つの撓み可能なロックアームであって、前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端は、前記本体から半径方向外向きに撓んで、前記シリンジノズルの係合部分と解放可能に係合するように構成された、少なくとも1つの撓み可能なロックアームと、
    前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの少なくとも一部に配置された少なくとも1つのロック要素であって、前記少なくとも1つのロック要素が、前記シリンジノズルの係合部分から解放される第1の位置と前記少なくとも1つのロック要素が前記シリンジノズルの前記係合部分と係合しかつ前記通路が前記シリンジノズルと流体連通する第2の位置との間で、前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの移動と共に、移動可能である、少なくとも1つのロック要素と、
    を含む、シリンジおよびコネクタシステム。
  12. 前記本体から半径方向外向きに前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端を撓ませるのを助けるために、前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームに設けられた少なくとも1つの解放タブをさらに含む、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  13. 前記コネクタアセンブリを把持するために前記本体に設けられた少なくとも1つの把持タブをさらに含む、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  14. 前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、前記本体の長手方向軸の対向する側に設けられた2つの撓み可能なロックアームを含み、
    前記撓み可能なロックアームは、各撓み可能なロックアームの前記少なくとも1つのロック要素を前記本体の長手方向軸に対して半径方向外側に移動させるように、互いに離れるように移動可能である、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  15. 前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームの近位端に設けられた保護スカートをさらに含み、
    前記保護スカートは、前記コネクタアセンブリが前記シリンジノズルに接続された場合に、前記シリンジノズルの少なくとも一部を取り囲むように成形されている、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  16. 配管を解放可能に係合するために前記本体の遠位端に設けられた対向する継手をさらに含む、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  17. 前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、前記コネクタアセンブリをリップに押し付けて、少なくとも1つの前記ロック要素を前記シリンジノズルの係合部分と解放可能に係合する際に、前記シリンジノズルの係合部分にある前記リップによって、半径方向外側に撓む、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  18. 前記シリンジノズルは、
    前記シリンジの内部と流体連通する流体チャネルを有する内側部材と、
    環状空間によって前記内側部材から離間された外側環状スカートと、
    前記外側環状スカートの半径方向外面上の係合部分と、
    を含む、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  19. 前記コネクタアセンブリの遠位端に設けられた配管マニホールドをさらに含む、請求項11に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  20. 前記少なくとも1つの撓み可能なロックアームは、ユーザが少なくとも1つの解放タブを用いて前記本体に対して半径方向外向きに少なくとも1つの前記撓み可能なロックアームの近位端を撓ませることによって、前記シリンジノズルの係合部分を係合解除する、請求項12に記載のシリンジおよびコネクタシステム。
  21. 前記通路のテーパの角度(B)は6%よりも大きく、かつ前記内側部材のテーパの角度(A)は6%である請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
  22. 前記通路の内面はコネクタの材料よりも柔らかいデュロメータ材料であるか、または前記通路の内面はテクスチャ加工された表面である、請求項1に記載のシリンジノズルおよびコネクタアセンブリ。
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