JP7040911B2 - 送信装置、受信装置、送受信システム、方法およびプログラム - Google Patents

送信装置、受信装置、送受信システム、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、低い伝送レートでデータ伝送を行う、送信装置、受信装置、送受信システム、方法およびプログラムに関する。
衛星通信とSDH(Synchronous Digital Hierarchy)で構成される地上通信とを接続し、衛星通信と地上通信の保守・運用を統合する需要が高まっている。
衛星通信では使用できる通信帯域が限られるため、衛星通信システムの地上装置は、低い伝送レートで衛星通信を行う。一般的には、ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) G.703に記載されている1544kbit/sインタフェースが使用されている。
一方、地上装置には、受信信号のBER(Bit Error Rate)が所定のしきい値を上回った場合にアラーム(エラーしきい値超過アラーム)を発生し、BERが所定のしきい値を下回った場合にアラーム状態から回復するものがある。このような地上装置が低い伝送レートで衛星通信を行うと、瞬時のエラーであっても、アラーム発生からアラーム回復までの時間が長時間になる。
測定可能なBERの下限値がbである場合のBERの測定時間tは、式1で計算される。なお、cは信頼度(Confidence Level)、rはビットレートである。
Figure 0007040911000001
この式1は、伝送レートや測定可能なBERの下限値が小さくなるほど、測定時間が長くなる、つまり、アラーム発生からアラーム回復までの時間が長くなることを示している。
たとえば、信頼度c=0.95、ビットレートr=1.5Mbit/sのときに、BER≧1×10-7の精度でBERを測定する場合、測定時間tは約20秒となる。さらにBERの測定精度を上げてBER≧2×10-8とすると、約100秒程度の測定時間が必要となる。
このように、アラーム発生からアラーム回復までに時間がかかると、実際はエラーが少ない状態になっていても、アラーム回復まで通常運用ができない場合がある。
たとえば、特許文献1に記載の方法では、後段での不具合を防止するために、中継装置が、入力信号のBERが大きい場合に出力信号をオフする。しかし、伝送レートが低いためにBERの測定に時間がかかる場合、実際には入力信号のエラーが少ない状態になっていても、BERの測定値が所定のしきい値を下回るまでに時間がかかり、出力信号が長時間オフされることになる。
一方、特許文献2や特許文献3に記載の方法では、運用開始時の不安定動作を回避するため、不安定回路が安定するまで出力を停止する。
特開2003-018096号公報 特開平06-197013号公報 特開2009-246805号公報
しかし、特許文献2や特許文献3の方法を送信側の地上装置の信号出力に適用し、出力信号が不安定になる期間の信号出力を停止したとしても、出力開始の際には出力信号が不安定になる。そのため、受信側の地上装置でエラーしきい値超過アラームが発生する可能性がある。そして、一度エラーしきい値超過アラームが発生すると、アラーム回復までに時間がかかり、通常運用が妨げられる可能性がある。
また、運用開始時の不安定動作に起因するエラーは、システムの不具合等によるものではなく、あらかじめ発生が予測され、自然に解消するものである。このようなエラーであっても、一度受信側の地上装置でエラーしきい値超過アラームが発生すると、アラーム回復までに時間がかかり、通常運用が妨げられる可能性がある。
本発明の目的は、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することを可能にする、送信装置、受信装置、送受信システム、方法およびプログラムを提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の送信装置は、所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入する指示ビット挿入部と、前記信号を送信する送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の受信装置は、信号を受信する受信部と、前記信号のエラー率を測定するエラー測定部と、前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定する指示ビット検出部と、前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力するアラーム出力部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の送信方法は、所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入し、前記信号を送信することを特徴とする。
また、本発明の受信方法は、信号を受信し、前記信号のエラー率を測定し、前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定し、前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力することを特徴とする。
また、本発明の送信プログラムは、コンピュータに、所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入する指示ビット挿入機能と、前記信号を送信する送信機能とを実現させることを特徴とする。
また、本発明の受信プログラムは、コンピュータに、信号を受信する受信機能と、前記信号のエラー率を測定するエラー測定機能と、前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定する指示ビット検出機能と、前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力するアラーム出力機能とを実現させることを特徴とする。
本発明の送信装置、受信装置、送受信システム、方法およびプログラムにより、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することが可能になる。
本発明の第一の実施形態の送受信システムの構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の送信装置の動作例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の受信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の地上局(送信装置)の構成例を示す図である。 Fビットの内容の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のFビットの内容の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の地上局(受信装置)の構成例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の送受信システムの構成例を示す。本実施形態の送受信システムは送信装置10および受信装置20により構成される。
本実施形態の送信装置10は、指示ビット挿入部11および送信部12により構成される。
指示ビット挿入部11は、所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを信号に挿入する部分である。送信部12は、信号を送信する部分である。
また、本実施形態の受信装置20は、受信部21、エラー測定部22、指示ビット検出部23およびアラーム出力部24により構成される。
受信部21は、信号を受信する部分である。エラー測定部22は、信号のエラー率を測定する部分である。指示ビット検出部23は、エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが信号に挿入されているか否かを判定する部分である。アラーム出力部24は、エラー率がしきい値を超え、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき、アラームを出力する部分である。
このように送信装置10および受信装置20を構成することによって、送信装置10は、所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットを信号に挿入する。また、受信装置20は、信号のエラー率がしきい値を超え、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき、アラームを出力する。これにより、送信装置10は、所定の期間の間、受信装置20にエラーしきい値超過アラームを出力させないことが可能になる。また、受信装置20は、所定の期間の間はエラー率がしきい値を超えてもエラーしきい値超過アラームを出力しないため、アラーム回復を待たずに通常運用を行うことができる。そのため、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の送信装置10の、図3に本実施形態の受信装置20の動作の例を示す。
送信装置10の指示ビット挿入部11は、所定の期間の間(ステップS101でYES)、アラームマスク指示ビットを信号に挿入する(ステップS102)。そして、送信部12は、信号を送信する(ステップS103)。
また、受信装置20の受信部21は、信号を受信し(ステップS201)、エラー測定部22は、信号のエラー率を測定する(ステップS202)。また、指示ビット検出部23は、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されているか否かを判定する(ステップS203)。そして、アラーム出力部24は、エラー率がしきい値を超え(ステップS204でYES)、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき(ステップS205でNO)、アラームを出力する(ステップS206)。
このように動作することによって、送信装置10は、所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットを信号に挿入する。また、受信装置20は、信号のエラー率がしきい値を超え、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき、アラームを出力する。これにより、送信装置10は、所定の期間の間、受信装置20にエラーしきい値超過アラームを出力させないことが可能になる。また、受信装置20は、所定の期間の間はエラー率がしきい値を超えてもエラーしきい値超過アラームを出力しないため、アラーム回復を待たずに通常運用を行うことができる。そのため、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、送信装置10は、所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットを信号に挿入する。また、受信装置20は、信号のエラー率がしきい値を超え、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき、アラームを出力する。これにより、送信装置10は、所定の期間の間、受信装置20にエラーしきい値超過アラームを出力させないことが可能になる。また、受信装置20は、所定の期間の間はエラー率がしきい値を超えてもエラーしきい値超過アラームを出力しないため、アラーム回復を待たずに通常運用を行うことができる。そのため、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、第一の実施形態の送受信システムのより具体的な例について説明する。
まず、本実施形態の送受信システムの構成例について説明する。本実施形態の送受信システムは、地上局30および地上局40により構成される。地上局30は第一の実施形態の送信装置10に相当し、地上局40は第一の実施形態の受信装置20に相当する。なお、地上局30および地上局40は送受信システム内に一台以上存在することが可能である。
次に、図4に本実施形態の地上局30の構成例を示す。地上局30は、第一の実施形態の送信装置10に相当する。
地上局30は、地上装置31および衛星通信部38により構成される。地上装置31は、送信部32、アラームマスク指示部35、電気信号変換部36および主信号導通設定指示部37により構成される。送信部32は、フレーム生成部33および指示ビット挿入部34により構成される。
フレーム生成部33、電気信号変換部36および衛星通信部38は、図1の送信部12に相当する部分である。
フレーム生成部33は、地上局40へ送信するデータ(ペイロード)とオーバヘッド(OH)を含むフレームを生成する部分である。電気信号変換部36は、フレームを電気信号に変換する部分である。衛星通信部38は、電気信号を衛星通信信号に変換して送信する部分である。
指示ビット挿入部34は、図1の指示ビット挿入部11に相当する部分である。指示ビット挿入部34は、信号のBERがしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを受信装置(地上局40)へ指示するアラームマスク指示ビットをフレーム生成部33が生成するフレームに挿入する部分である。本実施形態では、指示ビット挿入部34は、アラームマスク指示部35からアラームマスク指示信号が入力されている間、アラームマスク指示ビットをフレームに挿入する。
図5に、1個のマルチフレームが伝送するFビットの内容の例を示す。この例は、1544kbit/sインタフェースにおいて、24フレームで1つのマルチフレーム(24フレームマルチフレーム)を構成する場合の例である。Fビットはフレームの先頭1ビットである。FPはフレーム同期信号、CはCRC(Cyclic Redundancy Check)チェックビット、Dはデータリンクのためのビットである。FPおよびCは3つおきのフレームのFビットに挿入され、Dは1つおきのフレームのFビットに挿入される。
図6に、本実施形態の場合のFビットの例を示す。本実施形態では、たとえば、Dの代わりに、アラームマスク指示ビット(M)を挿入する。この図の場合、指示ビット挿入部34は、1つおきのフレームのFビットにアラームマスク指示ビットを挿入する。
アラームマスク指示部35は、アラームマスク指示ビットの挿入を指示ビット挿入部34へ指示する部分である。本実施形態では、主信号導通設定指示部37から主信号導通開始信号が入力されている間、指示ビット挿入部34へアラームマスク指示信号を出力するものとする。
なお、本実施形態では、アラームマスク指示部35がアラームマスク指示信号を出力する期間は、BERがしきい値を超えるとあらかじめ見込まれる期間とする。BERがしきい値を超えるとあらかじめ見込まれる期間に指示ビット挿入部34がアラームマスク指示ビットをフレームに挿入することで、地上局40(受信装置20)では、その期間のアラーム発生を抑制する。これにより、地上局40では、アラーム回復を待つことなく通常運用を行うことができる。
また、電気信号変換部36が出力する電気信号は、出力開始時、信号レベルが安定せずに不安定になる。そのため、衛星通信部38が送信する衛星通信信号にエラーが含まれ、受信側の地上局40でエラーが検出される。しかし、このようなエラーは、あらかじめ発生が予測され、また、自然に解消するため、アラームを発生させる必要がないエラーである。そのため、本実施形態の地上局30は、電気信号変換部36が出力する電気信号が不安定であると見込まれる期間の間、フレームにアラームマスク指示ビットを挿入する。
具体的には、本実施形態では、アラームマスク指示ビットを挿入する期間は、電気信号変換部36が電気信号を出力開始してから電気信号が安定するまでの期間とする。なお、アラームマスク指示ビットを挿入する期間は、この期間に限らず、不要なアラームが発生する可能性がある任意の期間とすることが可能である。
主信号導通設定指示部37は、電気信号変換部36に対して、電気信号の出力開始を指示する部分である。本実施形態では、主信号導通設定指示部37は、運用開始時に、電気信号変換部36に対して電気信号の出力開始を指示する。
また、主信号導通設定指示部37は、電気信号の出力開始から電気信号が安定するまで、アラームマスク指示部35へ主信号導通開始信号を送信する。具体的には、主信号導通設定指示部37は、運用開始から所定の時間が経過するまでの期間、アラームマスク指示部35へ主信号導通開始信号を送信する。これにより、指示ビット挿入部34は、電気信号変換部36が出力する電気信号が不安定であることが見込まれる期間の間、フレームにアラームマスク指示ビットを挿入することになる。
次に、図7に本実施形態の地上局40の構成例を示す。地上局40は、第一の実施形態の受信装置20に相当する。
地上局40は、衛星通信部42および地上装置41により構成される。地上装置41は、電気終端部43、受信部44およびアラーム出力部47により構成される。受信部44は、フレーム同期部45および指示ビット受信部46により構成される。
衛星通信部42、電気終端部43およびフレーム同期部45は、図1の受信部21に相当する部分である。衛星通信部42は、衛星通信信号を受信して電気信号に変換する部分である。電気終端部43は、電気信号を終端し、フレームへ変換する部分である。フレーム同期部45は、フレームのオーバヘッド(OH)とペイロードの位置を検知する部分である。また、フレーム同期部45は、BERを測定する。フレーム同期部45は、図1のエラー測定部22にも相当する。
指示ビット受信部46は、図1の指示ビット検出部23に相当する部分である。指示ビット受信部46は、フレームからエラーマスク指示ビットを抽出する部分である。
アラーム出力部47は、図1のアラーム出力部24に相当する部分である。アラーム出力部47は、アラームマスク指示ビットがフレームに挿入されておらず、かつ、フレーム同期部45が測定したBERがしきい値を超えているとき、エラーしきい値超過アラームを出力する。また、アラーム出力部47は、アラームマスク指示ビットがフレームに挿入されているとき、BERがしきい値を超えてもしきい値超過アラームを出力しない。
このように地上局30および地上局40を構成することによって、地上局30は、所定の期間の間、信号のBERがしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットを信号に挿入する。また、地上局40は、信号のBERがしきい値を超え、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき、アラームを出力する。これにより、地上局30は、所定の期間の間、地上局40にエラーしきい値超過アラームを出力させないことが可能になる。また、受信装置20は、所定の期間の間はBERがしきい値を超えてもエラーしきい値超過アラームを出力しないため、アラーム回復を待たずに通常運用を行うことができる。そのため、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することが可能になる。
また、本実施形態では、地上局30の電気信号変換部36が出力する電気信号の出力開始から電気信号が安定するまでの間、地上局30がエラーマスク指示ビットをフレームに挿入する。そして、地上局40は、電気信号変換部36の電気信号出力開始時の電気信号不安定に起因するアラームの出力を抑制する。そのため、地上局40は、運用開始時の不要なアラーム発生を抑制することが可能となり、通常運用までの時間を短縮することが可能になる。
次に、図2および図3を用いて本実施形態の地上局30および地上局40の動作例について説明する。
地上局30の主信号導通設定指示部37は、運用開始時、電気信号変換部36へ電気信号の出力開始を指示する。また、主信号導通設定指示部37は、電気信号の出力開始から電気信号が安定するまでの間、アラームマスク指示部35へ主信号導通開始信号を出力する。
アラームマスク指示部35は、アラームマスク指示部35から主信号導通開始信号を受信している間、指示ビット挿入部34へアラームマスク指示信号を出力する。
指示ビット挿入部34は、アラームマスク指示信号を受信している間(図2のステップS101でYES)、フレーム生成部33が生成するフレームに、アラームマスク指示ビットを挿入する(ステップS102)。
そして、電気信号変換部36がフレームを電気信号に変換し、衛星通信部38が電気信号を衛星通信信号に変換して地上局40へ送信する(ステップS103)。
衛星通信信号を受信した地上局40の衛星通信部42は、衛星通信信号を電気信号に変換する。また、電気終端部43は、電気信号をフレームへ変換する(図3のステップS201)。また、フレーム同期部45は、BERを測定する(ステップS202)。
指示ビット受信部46は、フレームからアラームマスク指示ビットを抽出する(ステップS203)。そして、BERがしきい値を超え(ステップS204でYES)、かつ、アラームマスク指示ビットがフレームに挿入されていないとき(ステップS205でNO)、アラーム出力部47はエラーしきい値超過アラームを出力する(ステップS206)。
このように動作することによって、地上局30は、所定の期間の間、信号のBERがしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットを信号に挿入する。また、地上局40は、信号のBERがしきい値を超え、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき、アラームを出力する。これにより、地上局30は、所定の期間の間、地上局40にエラーしきい値超過アラームを出力させないことが可能になる。また、受信装置20は、所定の期間の間はBERがしきい値を超えてもエラーしきい値超過アラームを出力しないため、アラーム回復を待たずに通常運用を行うことができる。そのため、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、地上局30は、所定の期間の間、信号のBERがしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットを信号に挿入する。また、地上局40は、信号のBERがしきい値を超え、かつ、アラームマスク指示ビットが信号に挿入されていないとき、アラームを出力する。これにより、地上局30は、所定の期間の間、地上局40にエラーしきい値超過アラームを出力させないことが可能になる。また、受信装置20は、所定の期間の間はBERがしきい値を超えてもエラーしきい値超過アラームを出力しないため、アラーム回復を待たずに通常運用を行うことができる。そのため、伝送レートが低い場合のエラーしきい値超過アラームの発生時間を短縮することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における送信装置10、受信装置20、地上局30および地上局40(以降送信装置等)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、送信装置等は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、送信装置等は、専用の装置として実現してもよい。また、送信装置等の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図8は、本発明の各実施形態の送信装置等を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態の送信装置等が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、送信装置等を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図8に例示した情報処理装置90により送信装置等を構成し、この送信装置等に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、送信装置等に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、送信装置等のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、送信装置等の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して送信装置等内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入する指示ビット挿入部と、
前記信号を送信する送信部と
を備えることを特徴とする送信装置。
(付記2)
前記期間は、前記信号の前記エラー率が前記しきい値を超えることがあらかじめ見込まれる前記期間である
ことを特徴とする付記1に記載の送信装置。
(付記3)
前記期間は、前記信号の出力開始から前記信号が安定するまでである
ことを特徴とする付記2に記載の送信装置。
(付記4)
前記期間は、前記信号の出力開始から所定の時間が経過するまでである
ことを特徴とする付記2に記載の送信装置。
(付記5)
信号を受信する受信部と、
前記信号のエラー率を測定するエラー測定部と、
前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定する指示ビット検出部と、
前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力するアラーム出力部と
を備えることを特徴とする受信装置。
(付記6)
付記1から付記4のいずれかに記載の送信装置と、
前記受信装置と
を備え、
前記受信装置は付記5に記載の受信装置である
ことを特徴とする送受信システム。
(付記7)
所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入し、
前記信号を送信する
ことを特徴とする送信方法。
(付記8)
前記期間は、前記信号の前記エラー率が前記しきい値を超えることがあらかじめ見込まれる前記期間である
ことを特徴とする付記7に記載の送信方法。
(付記9)
前記期間は、前記信号の出力開始から前記信号が安定するまでである
ことを特徴とする付記8に記載の送信方法。
(付記10)
前記期間は、前記信号の出力開始から所定の時間が経過するまでである
ことを特徴とする付記8に記載の送信方法。
(付記11)
信号を受信し、
前記信号のエラー率を測定し、
前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定し、
前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力する
ことを特徴とする受信方法。
(付記12)
コンピュータに、
所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入する指示ビット挿入機能と、
前記信号を送信する送信機能と
を実現させることを特徴とする送信プログラム。
(付記13)
前記期間は、前記信号の前記エラー率が前記しきい値を超えることがあらかじめ見込まれる前記期間である
ことを特徴とする付記12に記載の送信プログラム。
(付記14)
前記期間は、前記信号の出力開始から前記信号が安定するまでである
ことを特徴とする付記13に記載の送信プログラム。
(付記15)
前記期間は、前記信号の出力開始から所定の時間が経過するまでである
ことを特徴とする付記13に記載の送信プログラム。
(付記16)
コンピュータに、
信号を受信する受信機能と、
前記信号のエラー率を測定するエラー測定機能と、
前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定する指示ビット検出機能と、
前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力するアラーム出力機能と
を実現させることを特徴とする受信プログラム。
10 送信装置
11 指示ビット挿入部
12 送信部
20 受信装置
21 受信部
22 エラー測定部
23 指示ビット検出部
24 アラーム出力部
30、40 地上局
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (10)

  1. 所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入する指示ビット挿入部と、
    前記信号を送信する送信部と
    を備え
    前記受信装置は、前記主信号の前記エラー率を測定し、前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記主信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力する
    ことを特徴とする送信装置。
  2. 前記期間は、前記信号の前記エラー率が前記しきい値を超えることがあらかじめ見込まれる前記期間である
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記期間は、前記信号の出力開始から前記信号が安定するまでである
    ことを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記期間は、前記信号の出力開始から所定の時間が経過するまでである
    ことを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  5. 信号を受信する受信部と、
    前記信号のエラー率を測定するエラー測定部と、
    前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定する指示ビット検出部と、
    前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力するアラーム出力部と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の送信装置と、
    前記受信装置と
    を備え、
    前記受信装置は請求項5に記載の受信装置である
    ことを特徴とする送受信システム。
  7. 所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入し、
    前記信号を送信し、
    前記受信装置は、前記主信号の前記エラー率を測定し、前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記主信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力する
    ことを特徴とする送信方法。
  8. 信号を受信し、
    前記信号のエラー率を測定し、
    前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定し、
    前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力する
    ことを特徴とする受信方法。
  9. コンピュータに、
    所定の期間の間、信号のエラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを前記信号の受信装置へ指示するアラームマスク指示ビットを前記信号に挿入する指示ビット挿入機能と、
    前記信号を送信する送信機能と
    を実現させ
    前記受信装置は、前記主信号の前記エラー率を測定し、前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記主信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力する
    ことを特徴とする送信プログラム。
  10. コンピュータに、
    信号を受信する受信機能と、
    前記信号のエラー率を測定するエラー測定機能と、
    前記エラー率がしきい値を超えたことを示すアラームのマスクを指示するアラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されているか否かを判定する指示ビット検出機能と、
    前記エラー率が前記しきい値を超え、かつ、前記アラームマスク指示ビットが前記信号に挿入されていないとき、前記アラームを出力するアラーム出力機能と
    を実現させることを特徴とする受信プログラム。
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