JP7279556B2 - 通信装置、方法およびプログラム - Google Patents
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Description
第1の態様では、センサから今回取得したデータがセンサから前回取得したデータと同一である場合、及び、今回取得したデータが前回取得したデータと一部同一である場合にも、送信フレームが作成されて送信される。これにより、送信フレームを受信する受信側において、送信フレームを受信している間は、送信側が故障していないと判断することができ、データが変化していない場合と送信側が故障した場合とを受信側が区別することが可能となる。
また、今回取得したデータが前回取得したデータと同一である場合は、変化したデータが無いことを示すインデックスを含む送信フレームを作成し、今回取得したデータが前回取得したデータと一部同一である場合は、変化したデータ及び変化したデータを示すインデックスを含む送信フレームを作成する。これにより、送信フレームの長さが短くなるので通信帯域を削減することができる。
第2の態様によれば、今回取得したデータが前回取得したデータと同一である場合に、送信フレームの長さをより短くすることができ、通信帯域をより削減することができる。
第3の態様は、第1の態様または第2の態様において、前記送信部は、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合に、送信キャンセル回数が閾値nに達するまでの間は、送信フレームの送信をキャンセルする。
第3の態様によれば、通信帯域を削減できると共に、送信フレームを受信する受信ノードの処理負荷を軽減することができる。
第4の態様は、第3の態様において、前記送信フレームを受信する受信ノードにおける故障判定期間は、前記通信装置における前記送信フレームの送信周期のn倍の期間とされている。
第4の態様によれば、送信フレームを送信する通信装置が送信フレームの送信をキャンセルすることで、受信ノードにおいて、前記通信装置の故障と誤判定されることを回避することができる。
第5の態様では、第1の態様と同様に、データが変化していない場合と送信側が故障した場合とを受信側が区別可能としつつ、通信帯域を削減することができる。
第6の態様に係る通信プログラムは、コンピュータに、センサから前回取得したデータを記憶部に記憶させ、前記センサから今回取得したデータを前記前回取得したデータと比較し、前記比較の結果、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合は、変化したデータが無いことを示すインデックスを含む送信フレームを作成し、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと一部同一である場合は、変化したデータ及び変化したデータを示すインデックスを含む送信フレームを作成し、作成した送信フレームを送信することを含む処理を実行させる。
第6の態様では、第1の態様と同様に、データが変化していない場合と送信側が故障した場合とを受信側が区別可能としつつ、通信帯域を削減することができる。
図1には、実施形態に係る通信システム10が示されている。通信システム10は、通信バス12に各々接続された送信ノード14と受信ノード24とを含んでいる。送信ノード14は後述する送信フレームを定期的に送信するノードであり、受信ノード24は送信ノード14から送信された送信フレームを受信するノードである。図1は送信ノード14と受信ノード24を1つずつ示しているが、送信ノード14及び受信ノード24は複数設けられていてもよい。
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態は第1実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略し、以下、第2実施形態の作用について、第1実施形態と異なる部分を説明する。
16 前回データ記憶部(記憶部)
18 データ比較部(比較部)
20 送信フレーム作成部(作成部)
22 送信部
Claims (4)
- センサから前回取得したデータを記憶する記憶部と、
前記センサから今回取得したデータを前記前回取得したデータと比較する比較部と、
前記比較部による比較の結果、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合に、送信キャンセル回数が閾値nに達するまでの間は、送信フレームの作成を行わず、前記送信キャンセル回数が前記閾値nに達した場合は、変化したデータが無いことを示すインデックスを含みかつ前記今回取得したデータを含まない送信フレームを作成し、前記比較部による比較の結果、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと一部同一である場合は、変化したデータ及び変化したデータを示すインデックスを含む送信フレームを作成する作成部と、
前記作成部が作成した送信フレームを送信する送信部と、
を含み、
前記送信部は、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合に、送信キャンセル回数が閾値nに達するまでの間は、送信フレームの送信をキャンセルし、前記送信キャンセル回数が前記閾値nに達した場合は、前記変化したデータが無いことを示すインデックスを含みかつ前記今回取得したデータを含まない送信フレームを送信する通信装置。 - 前記送信フレームを受信する受信ノードにおける故障判定期間は、前記通信装置における前記送信フレームの送信周期のn倍の期間とされている請求項1記載の通信装置。
- センサから前回取得したデータを記憶部に記憶させ、
前記センサから今回取得したデータを前記前回取得したデータと比較し、
前記比較の結果、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合に、送信キャンセル回数が閾値nに達するまでの間は、送信フレームの作成を行わず、前記送信キャンセル回数が前記閾値nに達した場合は、変化したデータが無いことを示すインデックスを含みかつ前記今回取得したデータを含まない送信フレームを作成し、前記比較の結果、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと一部同一である場合は、変化したデータ及び変化したデータを示すインデックスを含む送信フレームを作成し、
作成した送信フレームを送信する
ことを含む処理をコンピュータによって実行させる通信方法であって、
前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合に、送信キャンセル回数が閾値nに達するまでの間は、送信フレームの送信をキャンセルし、前記送信キャンセル回数が前記閾値nに達した場合は、前記変化したデータが無いことを示すインデックスを含みかつ前記今回取得したデータを含まない送信フレームを送信する通信方法。 - コンピュータに、
センサから前回取得したデータを記憶部に記憶させ、
前記センサから今回取得したデータを前記前回取得したデータと比較し、
前記比較の結果、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合に、送信キャンセル回数が閾値nに達するまでの間は、送信フレームの作成を行わず、前記送信キャンセル回数が前記閾値nに達した場合は、変化したデータが無いことを示すインデックスを含みかつ前記今回取得したデータを含まない送信フレームを作成し、前記比較の結果、前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと一部同一である場合は、変化したデータ及び変化したデータを示すインデックスを含む送信フレームを作成し、
作成した送信フレームを送信する
ことを含む処理を実行させるための通信プログラムであって、
前記今回取得したデータが前記前回取得したデータと同一である場合に、送信キャンセル回数が閾値nに達するまでの間は、送信フレームの送信をキャンセルし、前記送信キャンセル回数が前記閾値nに達した場合は、前記変化したデータが無いことを示すインデックスを含みかつ前記今回取得したデータを含まない送信フレームを送信する通信プログラム。
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