JP7040099B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ガスの成分分析に際して用いられる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
ガスの成分分析は、例えばガスクロマトグラフと呼ばれる装置を用いて行われる。ガスクロマトグラフは、例えば、充填剤で満たされたカラムと呼ばれる管状の経路と、カラムの終端に設けられたガス検出部とを備える。ガスクロマトグラフは、ガスがカラムを移動する時間の違いによって、カラムに供給されたガスを成分ごとに分離し、分離された成分をガス検出部で検出することによって、ガスの成分分析を行うことができる。
ガスクロマトグラフは、他の機器と通信可能に接続することができる。例えば、特許文献1には、アナライザバスを介してアナライザバスターミナルと接続されたガスクロマトグラフが開示されている。
特開平6-82432号公報
ガスクロマトグラフが、他の機器と通信可能に接続され、ユーザが当該他の機器への入力操作を行うことによりガスクロマトグラフの動作を制御する場合、ユーザは、例えばガスクロマトグラフにより取得されるクロマトグラムの表示を見て、制御パラメータを調整することができる。
本発明は、ガスクロマトグラフの制御パラメータの調整を容易化することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様である情報処理装置は、複数のクロマトデータを統合した通信パケットを受信する通信パケット受信部と、前記通信パケットに含まれる前記複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解する通信パケット解析部と、前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示する表示部と、を備える。
ここで、前記表示部は、前記クロマトグラムを、前記個別のクロマトデータごとに、それぞれ異なるウィンドウで表示することができる。
また、前記表示部は、前記2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムのうち、特定の個別のクロマトデータに係る特定のクロマトグラムを、前記特定のクロマトグラムの検出に関するガスクロマトグラフの動作条件を調整可能な態様で、ディスプレイに表示することができる。
また、前記表示部は、前記2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムのうち、前記特定のクロマトグラム以外のクロマトグラムについて、前記ディスプレイに表示されるクロマトグラムを、他のクロマトグラムに切り替えるための切替操作ボタンを表示することができる。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様である情報処理システムは、互いに通信可能に接続された測定装置と情報処理装置とを含む情報処理システムであって、前記測定装置は、複数のガス検出部における検出結果のそれぞれに基づいて複数のクロマトデータを生成する測定部と、前記複数のクロマトデータを1つの通信パケットに統合する通信パケット生成部と、前記通信パケットを前記情報処理装置に送信する通信パケット送信部と、を備え、前記情報処理装置は、前記測定装置から前記通信パケットを受信する通信パケット受信部と、前記通信パケットに含まれる複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解する通信パケット解析部と、前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示する表示部と、を備える。
ここで、前記通信パケットは、通信パケットを一意に特定可能な情報を含むことができる。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様である情報処理方法は、情報処理装置により実行される情報処理方法であって、複数のクロマトデータを統合した通信パケットを受信するステップと、前記通信パケットに含まれる前記複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解するステップと、前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示するステップと、を含む。
上記課題を解決するため、本発明の第4の態様である情報処理プログラムは、情報処理装置に、複数のクロマトデータを統合した通信パケットを受信するステップと、前記通信パケットに含まれる前記複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解するステップと、前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示するステップと、を実行させる。
本発明によれば、ガスクロマトグラフの制御パラメータの調整を容易化することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 情報処理システムの概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 図2の通信パケット生成部により生成される通信パケットの一例を模式的に示す図である。 図2の情報処理システムの使用態様の一例を説明する図である。 情報処理システムの概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 図5の通信パケット生成部により生成される通信パケットの一例を模式的に示す図である。 図5の情報処理システムの使用態様の一例を説明する図である。 図5の情報処理システムにおけるユーザによるガスクロマトグラフの動作条件の調整例を説明する図である。 情報処理システムの一変形例の使用態様の一例を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、複数のガスクロマトグラフ10と、複数の情報処理装置20と、を含む。ガスクロマトグラフ10と、情報処理装置20とは、有線又は無線により、互いに情報通信可能に接続されていてよい。例えば、ガスクロマトグラフ10と、情報処理装置20とは、イーサネット(登録商標)により互いに情報通信可能に接続されていてよいが、接続の規格は、イーサネットに限られない。なお、情報処理システム1は、ガスクロマトグラフ10及び情報処理装置20の他に、いわゆるフィールド機器とも呼ばれる、各種測定器又は操作器を含む現場機器や、上位システムに相当する制御装置を含んでいてもよい。この場合、例えば、ガスクロマトグラフ10及び情報処理装置20は、これらのフィールド機器又は制御装置等と、有線又は無線により情報通信可能に接続されている。
ガスクロマトグラフ10は、ガスの成分分析を行う。ガスクロマトグラフ10は、内部に、カラムと、カラムの終端に設けられたガス検出部とを備える。カラムは、管状の経路であり、内部が充填剤で満たされている。カラムには、例えば工場における製造ラインから、当該製造ラインで使用されるガス(以下「サンプルガス」ともいう)の一部が供給される。カラムに供給されたサンプルガスは、キャリアガスと呼ばれるガスにより、カラムの終端側に押し込まれる。キャリアガスとしては、例えば、ヘリウム、窒素又はアルゴンなどの不活性ガスを用いることができる。ガスクロマトグラフ10は、サンプルガスがカラムを移動する時間の違いによって、カラムに供給されたガスを成分ごとに分離し、分離された成分をガス検出部で検出することによって、ガスの成分分析を行う。ガスクロマトグラフ10によるガスの成分分析の結果のデータを、以下、クロマトデータともいう。クロマトデータは、例えば情報処理装置20に送信される。なお、情報処理システム1は、必ずしも複数のガスクロマトグラフ10を含んでいなくてもよい。情報処理システム1は、少なくとも1台のガスクロマトグラフ10を含んでいればよい。
ガスクロマトグラフ10は、内部に複数のカラムを有しており、複数のカラムにはそれぞれ異なるサンプルガスを供給可能に構成されていてよい。各カラムの終端にそれぞれガス検出部が設けられ、ガス検出部は、各カラムに供給されたサンプルガスをそれぞれ検出する。本明細書では、ガスクロマトグラフ10が、複数のカラムと、各カラムに配置されたガス検出部を備えるとして、以下説明する。
情報処理装置20は、各種の情報処理を行う。情報処理装置20は、例えばサーバ装置又はコンピュータ等により構成されていてよい。図1に示す複数の情報処理装置20は、それぞれが異なる情報処理を行ってもよい。例えば、複数の情報処理装置20のうちの1台は、ガスクロマトグラフ10に異常が発生しているか否かを監視してよい。このように監視を行う情報処理装置20は、ガスクロマトグラフ10に異常が発生していると判定した場合、例えばガスクロマトグラフ10に異常が発生したことを知らせる報知(アラーム)を発したり、ガスクロマトグラフ10に異常が発生したことを知らせる電子メール等を特定の端末装置に送信したりしてよい。例えば、複数の情報処理装置20のうちの1台は、ガスクロマトグラフ10により生成されたクロマトデータを格納してよい。例えば、複数の情報処理装置20のうちの1台は、ガスクロマトグラフ10に関する状態を表示してよい。このようにガスクロマトグラフ10に関する状態を表示する情報処理装置20は、ユーザの入力操作を受け付けてよい。情報処理装置20は、ユーザの入力操作を受け付けると、受け付けた入力操作の内容に応じた制御信号を、ガスクロマトグラフ10に送信してよい。情報処理システム1は、必ずしも複数の情報処理装置20を備えていなくてもよい。情報処理システム1は、例えば、上述した機能の全てを実行可能な1台の情報処理装置20を備えていてもよい。
図2は、情報処理システムの概略構成の一例を示す機能ブロック図である。図2は、ガスクロマトグラフ10が1つのクロマトデータのみを出力可能な場合の例を示す図である。すなわち、図2で示す例では、ガスクロマトグラフ10は、複数のガス検出部のそれぞれで検出されたサンプルガスのうち、特定の1つのサンプルガスに関するクロマトデータのみを出力する。図2では、説明を簡潔にするため、1台のガスクロマトグラフ10と1台の情報処理装置20とのみを示している。ここでは、まず、ガスクロマトグラフ10が1つのクロマトデータのみを出力可能な場合の例について説明する。
図2に示すように、ガスクロマトグラフ10は、機能ブロックとして、測定部11と、クロマトデータ生成部12と、通信パケット生成部13と、通信パケット送信部14とを備える。
測定部11は、サンプルガスに含まれる成分に反応して各ガス検出部により出力された電気信号に基づき、クロマトデータを生成する。すなわち、測定部11では、ガスクロマトグラフ10が備える複数のガス検出部のそれぞれに対応して、複数のクロマトデータが生成される。
クロマトデータ生成部12は、測定部11で生成された複数のクロマトデータを、バッファ(緩衝記憶装置)に格納する。
通信パケット生成部13は、バッファに格納された複数のクロマトデータのうち、特定の1つのクロマトデータを選択し、選択したクロマトデータを含む通信パケットを生成する。選択されるクロマトデータは、例えばガスクロマトグラフ10が情報処理装置20から受信した信号に基づいて定められる。
図3は、通信パケット生成部13により生成される通信パケットの一例を模式的に示す図である。図3に示すように、通信パケットは、ヘッダ部と、1つのクロマトデータとを含む。ヘッダ部は、通信パケットを一意に特定可能な情報を含む。例えば、ヘッダ部は、通信パケットに固有の当該通信パケットの番号又はIDを含む。また、ヘッダ部は、通信パケットに含まれるクロマトデータに関する情報を含む。例えば、ヘッダ部は、クロマトデータを検出したガスクロマトグラフ10を一意に特定可能なガスクロマトグラフ10の番号又はID、選択されたクロマトデータを一意に特定可能な番号又はID、及び、クロマトデータが検出された日時等の情報を含む。ただし、ヘッダ部が含む情報は、ここに例示したものに限られない。
再び図2を参照すると、通信パケット送信部14は、通信パケット生成部13で生成された通信パケットを、情報処理装置20に送信する。通信パケット送信部14は、一定周期で(例えば1秒ごとに)通信パケットを送信してよい。
情報処理装置20は、機能ブロックとして、通信パケット受信部21と、通信パケット解析部22と、クロマトグラム表示部23とを備える。
通信パケット受信部21は、ガスクロマトグラフ10が送信した通信パケットを受信する。
通信パケット解析部22は、通信パケット受信部21で受信した通信パケットを解析する。例えば、通信パケット解析部22は、通信パケットに含まれるクロマトデータを読み込む。また、例えば、通信パケット解析部22は、読み込んだクロマトデータを、所定の演算処理を行う演算部や、情報を格納する記憶部等の他の機能ブロックに送信してよい。
クロマトグラム表示部23は、情報処理装置20が備えるディスプレイに、クロマトデータに係るクロマトグラムを表示する。ここでは、情報処理装置20は、ガスクロマトグラフ10から1つのクロマトデータを含む通信パケットを受信しているため、当該1つのクロマトデータに係るクロマトグラムを表示する。
次に、図4を参照して、図2の情報処理システムの使用態様の一例について説明する。図4に示す例において、ガスクロマトグラフ10は、複数のクロマトデータとして、6個のクロマトデータを生成可能であるとする。
情報処理システムの使用にあたり、ユーザは、情報処理装置20に対して所定の入力操作を行い、複数のガスクロマトグラフ10のうちの1台のガスクロマトグラフ10を選択する。情報処理装置20のディスプレイには、選択されたガスクロマトグラフ10に関するガスクロマトグラフオーバービュー画面24が表示される。ガスクロマトグラフオーバービュー画面24は、選択されたガスクロマトグラフ10が生成するクロマトデータの一覧を含む画面である。クロマトデータの一覧は、例えばクロマトデータを示す名称等の情報により表示される。ここでは、ガスクロマトグラフ10が6個のクロマトデータを生成可能であるため、例えば図4に示すように、ガスクロマトグラフオーバービュー画面24には、クロマトデータ1からクロマトデータ6までの6個のクロマトデータが表示される。
ユーザは、ディスプレイにガスクロマトグラフオーバービュー画面24が表示された状態において、情報処理装置20に対する所定の入力操作を行うことにより、クロマトグラムを表示させるクロマトデータを1つ選択できる。ここでは、例えば、ユーザがクロマトデータ6を選択する入力操作を行ったとする。
1つのクロマトデータ(ここではクロマトデータ6)が選択されると、情報処理装置20は、ガスクロマトグラフ10に、選択されたクロマトデータを通知する。
ガスクロマトグラフ10は、図4に示すように、複数(ここでは6個)のクロマトデータを生成する。ガスクロマトグラフ10は、情報処理装置20から、選択されたクロマトデータの通知を受信すると、通信パケット生成部13において、選択されたクロマトデータ6を含む通信パケットを生成し、通信パケット送信部14から、情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、通信パケットを受信すると、通信パケットに含まれるクロマトデータ6を読み込み、クロマトデータ6に係るクロマトグラムを、ディスプレイに表示させる。すなわち、ディスプレイには、クロマトデータ6に係るクロマトグラムを示すクロマトグラム画面25が表示される。
ユーザは、情報処理装置20に対して所定の入力操作を行うことにより、クロマトグラム画面25として表示されているクロマトグラムに関するクロマトデータについて、ガスクロマトグラフ10の動作条件を調整することができる。
例えば、ユーザは、ガスクロマトグラフ10において設定される諸々のパラメータを変更することにより、動作条件を調整することができる。例えば、ユーザは、クロマトグラムとして表示される特定の成分が所定の分析周期内に溶出するように、パラメータを変更する。例えば、ユーザは、情報処理装置20に対する入力操作により、ガスクロマトグラフ10におけるバルブの切替えタイミングの調整、カラムの長さの変更、キャリアガスの圧力の変更等を行うことができる。ユーザは、情報処理装置20に対して所定の入力操作を行うことにより、設定したパラメータに関する情報を、例えばサーバ装置にアップロードすることができる。また、ユーザは、例えばサーバ装置に格納されたパラメータに関する情報をダウンロードして、ダウンロードしたパラメータをガスクロマトグラフ10に適用することができる。
ユーザは、情報処理装置20のディスプレイに表示されたクロマトグラムを参照しながら、パラメータの変更を行うことができる。ユーザは、ディスプレイに表示されるクロマトグラムが、要求される条件を満たすようになるまで、パラメータを変更する。
しかしながら、このようにガスクロマトグラフ10が1つのクロマトデータのみを出力可能な場合、ユーザは、1つのクロマトデータに係るクロマトグラムを参照しながらパラメータを変更することとなる。そのため、ユーザは、当該クロマトグラムが要求される条件を満たすまで、試行錯誤しながらパラメータを変更することが必要である。この場合、ガスクロマトグラフ10の動作条件の調整に時間がかかることがある。また、仮に、ガスクロマトグラフ10が、複数のクロマトデータを順に送信する場合、例えばクロマトデータを含む通信パケットをクロマトデータごとに合計6個送信する場合、クロマトデータを情報処理装置20に送信するまでに時間を要する。また、このように複数の通信パケットを送信する場合、送信回数が増加することによりガスクロマトグラフ10を制御する制御回路に負荷がかかる。
図5は、情報処理システムの概略構成の他の一例を示す機能ブロック図である。図5は、図2で示した例と異なり、ガスクロマトグラフ10が複数のクロマトデータを出力可能な場合の例を示す図である。例えば、図5で示す例では、ガスクロマトグラフ10は、複数のガス検出部のそれぞれで検出されたサンプルガスのうち、全てのサンプルガスに関するクロマトデータを出力する。なお、図5で示す例において、ガスクロマトグラフ10は、必ずしも全てのガス検出部で検出されたサンプルガスに関するクロマトデータを出力しなくてもよい。ガスクロマトグラフ10は、例えば、複数のガス検出部のそれぞれで検出されたサンプルガスのうちの一部に関するクロマトデータを出力してもよい。
図5に示すように、ガスクロマトグラフ10は、機能ブロックとして、測定部111と、クロマトデータ生成部112と、通信パケット生成部113と、通信パケット送信部114とを備える。
測定部111は、図2の測定部11と同様に、サンプルガスに含まれる成分に反応して各ガス検出部により出力された電気信号に基づき、クロマトデータを生成する。すなわち、測定部111では、ガスクロマトグラフ10が備える複数のガス検出部のそれぞれに対応して、複数のクロマトデータが生成される。
クロマトデータ生成部112は、測定部111で生成された複数のクロマトデータを、バッファ(緩衝記憶装置)に格納する。
通信パケット生成部113は、バッファに格納された複数のクロマトデータを統合し、これら複数のクロマトデータを含む1つの通信パケットを生成する。通信パケット生成部113が生成する通信パケットは、可変長のパケットである。
図6は、通信パケット生成部113により生成される通信パケットの一例を模式的に示す図である。図6に示すように、通信パケットは、ヘッダ部と、複数のクロマトデータとを含む。図6に示す例では、通信パケットは、ヘッダ部と、6個のクロマトデータとを含む。ヘッダ部は、通信パケットを一意に特定可能な情報を含む。例えば、ヘッダ部は、通信パケットに固有の当該通信パケットの番号又はIDを含む。また、ヘッダ部は、通信パケットに含まれるクロマトデータに関する情報を含む。例えば、ヘッダ部は、クロマトデータを検出したガスクロマトグラフ10を一意に特定可能なガスクロマトグラフ10の番号又はID、通信パケットに含まれるクロマトデータの数を示す情報、通信パケットに含まれるクロマトデータを一意に特定可能な番号又はID、及び、通信パケットに含まれるクロマトデータが検出された日時等の情報を含む。ただし、ヘッダ部が含む情報は、ここに例示したものに限られない。
再び図5を参照すると、通信パケット送信部114は、通信パケット生成部113で生成された通信パケットを、情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、機能ブロックとして、通信パケット受信部121と、通信パケット解析部122と、クロマトグラム表示部123とを備える。
通信パケット受信部121は、ガスクロマトグラフ10が送信した通信パケットを受信する。
通信パケット解析部122は、通信パケット受信部121で受信した通信パケットを解析する。例えば、通信パケット解析部122は、通信パケットに含まれる複数のクロマトデータを個別のクロマトデータに分解する。例えば図6に示すように、通信パケットが6個のクロマトデータを含む場合、通信パケット解析部122は、通信パケットに含まれる統合された6個のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解する。また、例えば、通信パケット解析部122は、分解した個別のクロマトデータを、所定の演算処理を行う演算部や、情報を格納する記憶部等の他の機能ブロックに送信してよい。
クロマトグラム表示部123は、情報処理装置20が備えるディスプレイに、クロマトデータに係るクロマトグラムを表示する。ここでは、クロマトグラム表示部123は、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示する。クロマトグラム表示部123は、クロマトグラムを、個別のクロマトデータごとに、それぞれ異なるウィンドウで表示することができる。例えば、クロマトグラム表示部123は、3個の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示する場合、3個の異なるウィンドウに、それぞれ個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示することができる。
次に、図7を参照して、図5の情報処理システムの使用態様の一例について説明する。図7に示す例において、ガスクロマトグラフ10は、複数のクロマトデータとして、6個のクロマトデータを生成可能であるとする。また、図7に示す例において、情報処理装置20は、3個のクロマトデータに係るクロマトグラフを表示可能であるとする。
情報処理システムの使用にあたり、ユーザは、情報処理装置20に対して所定の入力操作を行い、複数のガスクロマトグラフ10のうちの1台のガスクロマトグラフ10を選択する。情報処理装置20のディスプレイには、選択されたガスクロマトグラフ10に関するガスクロマトグラフオーバービュー画面124が表示される。ガスクロマトグラフオーバービュー画面124は、選択されたガスクロマトグラフ10が生成するクロマトデータの一覧を含む画面である。クロマトデータの一覧は、例えばクロマトデータを示す名称等の情報により表示される。ここでは、ガスクロマトグラフ10が6個のクロマトデータを生成可能であるため、例えば図7に示すように、ガスクロマトグラフオーバービュー画面124には、クロマトデータ1からクロマトデータ6までの6個のクロマトデータが表示される。
ガスクロマトグラフ10は、クロマトデータを生成し、クロマトデータを統合した通信パケットを、一定周期で情報処理装置20に送信する。情報処理装置20は、ガスクロマトグラフ10から受信した通信パケットを、個別のクロマトデータに分解する。ここで示す例では、通信パケットに含まれるクロマトデータが、クロマトデータ1からクロマトデータ6までに分解される。
ユーザは、ディスプレイにガスクロマトグラフオーバービュー画面24が表示された状態において、情報処理装置20に対する所定の入力操作を行うことにより、クロマトグラムを表示させるクロマトデータを例えば最大3つ選択できる。ここでは、例えば、ユーザがクロマトデータ6、クロマトデータ1、及びクロマトデータ2を選択する入力操作を行ったとする。
クロマトデータが選択されると、情報処理装置20は、分解した個別のクロマトデータのうち、クロマトデータ6、クロマトデータ1及びクロマトデータ2に係るクロマトグラムを、それぞれ異なるウィンドウで、クロマトグラム画面125として表示する。
情報処理装置20は、表示される3つのクロマトグラムのうち特定の1つのクロマトグラムを、当該1つのクロマトグラムの検出に関するガスクロマトグラフ10の動作条件を調整可能な態様で、ディスプレイに表示することができる。クロマトグラムの検出に関するガスクロマトグラフ10の動作条件を調整可能な態様で表示されるクロマトグラムを、以下、本明細書において、アクティブクロマトグラムと称する。また、アクティブクロマトグラムの基礎となるクロマトデータを、以下、本明細書において、アクティブクロマトデータと称する。また、アクティブクロマトグラム以外のクロマトグラムを、以下、本明細書において、非アクティブクロマトグラムと称する。また、非アクティブクロマトグラムの基礎となるクロマトデータを、以下、本明細書において、非アクティブクロマトデータと称する。
図7に示す例では、ユーザは、ディスプレイにガスクロマトグラフオーバービュー画面124が表示された状態において、情報処理装置20に対する所定の入力操作を行うことにより、1つのアクティブクロマトデータと、2つの非アクティブクロマトデータとを選択できる。例えば、ユーザは、クロマトデータ6を、アクティブクロマトデータとして選択できる。また、例えば、ユーザは、クロマトデータ1及びクロマトデータ2を、非アクティブクロマトデータとして選択できる。アクティブクロマトデータとして及び非アクティブクロマトデータに係るクロマトグラムは、ディスプレイに表示される。
ディスプレイにおける非アクティブクロマトグラムの表示は、ユーザによる操作入力により、ディスプレイに表示されているクロマトグラムから、ディスプレイに表示されていないクロマトグラムに切替え可能に構成されていてもよい。例えば、図7に示す例において、ユーザが所定の入力操作を行うと、非アクティブクロマトグラムとしてディスプレイに表示されているクロマトデータ1に係るクロマトグラムの表示が、ディスプレイに表示されていないクロマトグラム、すなわちクロマトデータ3、クロマトデータ4又はクロマトデータ5に係るクロマトグラムの表示に切り替えられる。ディスプレイには、非アクティブクロマトグラムの表示を切り替えるための切替操作ボタンが表示されていてよい。切替表示ボタンは、例えばプルダウンリストにより構成されていてよい。これにより、ユーザは非アクティブクロマトグラムの表示を容易に切り替えることができる。
ユーザは、情報処理装置20に対して所定の入力操作を行うことにより、クロマトグラム画面125として表示されているアクティブクロマトグラムに関するアクティブクロマトデータについて、ガスクロマトグラフ10の動作条件を調整することができる。ディスプレイには、例えばアクティブクロマトグラムの検出に関するガスクロマトグラフ10において設定される諸々のパラメータを変更するための操作ボタンが表示される。ユーザは、操作ボタンに対して入力操作を行うことにより、動作条件を調整することができる。
ユーザによるガスクロマトグラフ10の動作条件の調整例について、図8を参照して説明する。図8は、ガスクロマトグラフ10の一部を模式的に示す図である。図8に示すように、バルブ200にサンプルガスが供給される。バルブ200の下流側には、カラム210及びカラム220が、並列にバルブ200に接続されている。バルブ200を切り替えることにより、サンプルガスがカラム210又はカラム220に供給される。カラム210及びカラム220の下流側には、それぞれ、分離された成分を検出するガス検出部211及びガス検出部221が設けられている。カラム210及びカラム220で分離されたサンプルガスの成分は、それぞれガス検出部211及びガス検出部221で検出される。
図8に示すガスクロマトグラフ10を用いて、サンプルガス中の、一酸化炭素(CO)、メタン(CH4)、エチレン(C24)、エタン(C26)、プロパン(C38)、及びプロピレン(C36)の成分の測定を行う場合を例として説明する。ここで、カラム210は、一酸化炭素、メタン、エチレン及びエタンの分離に適したカラムであり、カラム220は、プロパン及びプロピレンの分離に適したカラムであるとする。この場合、一酸化炭素、メタン、エチレン及びエタンの成分の検出を行う場合には、バルブ200の切替えによりサンプルガスがカラム210に供給され、サンプルガスの成分がガス検出部211で検出される。また、プロパン及びプロピレンの成分の検出を行う場合には、バルブ200の切替えによりサンプルガスがカラム220に供給され、サンプルガスの成分がガス検出部221で検出される。
まず、一酸化炭素、メタン、エチレン及びエタンの検出を行うために、バルブ200の切替えにより、サンプルガスがカラム210に供給される。カラム210において、サンプルガスの溶出が完了したときに、バルブ200の切替えを行い、サンプルガスの供給先をカラム210からカラム220に変更する。このとき、ガス検出部211及びガス検出部221による検出が要求される条件を満たすようなタイミングで、バルブ200の切替えが行われることが好ましい。ユーザは、例えば非アクティブクロマトグラムを参照しながらバルブ200の切替えを行うことにより、アクティブクロマトグラムのみを参照してバルブ200の切替えを行う場合と比較して、より適切なタイミングで、バルブ200の切替え操作を行いやすくなる。
例えば、カラム210に供給されるべきサンプルガスが全てカラム210に供給され終わったときに、バルブ200の切替えが行われることが理想的な切替えタイミングである場合において、切替えのタイミングが早すぎると、カラム210に供給されるべきサンプルガスの一部がカラム210に供給されなくなり、当該サンプルガスの一部は、カラム220に供給される。すると、カラム220に供給された、当該サンプルガスの一部がガス検出部221により検出される。そのため、ガス検出部221の検出結果として生成されるクロマトデータは、当該サンプルガスの一部の影響を受けたものとなる。しかしながら、ガス検出部221の検出結果として生成されるクロマトデータにおいて、当該サンプルガスの一部の影響については、ガス検出部221の検出結果として考慮から除外されるべきものである。仮に、情報処理装置20のディスプレイに、1つのクロマトグラムのみが表示される場合には、ユーザは、ガス検出部211の検出結果に基づくクロマトグラムと、ガス検出部221の検出結果に基づくクロマトグラムとのいずれか一方のみを見ることとなる。そのため、ガス検出部221の検出結果に基づくクロマトグラムに、当該サンプルガスの一部の影響が表れていることに気付くことが難しい。これに対し、本実施形態のように、情報処理装置20のディスプレイに、複数のクロマトグラムを表示可能な場合、ユーザは、ガス検出部211の検出結果に基づくクロマトグラムと、ガス検出部221の検出結果に基づくクロマトグラムとの双方を、同時に見ることができる。そのため、ユーザは、ガス検出部211の検出結果に基づくクロマトグラムと、ガス検出部221の検出結果に基づくクロマトグラムとを比較することにより、ガス検出部221の検出結果に基づくクロマトグラムに、当該サンプルガスの一部の影響が表れていることに気付きやすくなる。
また、仮に、情報処理装置20のディスプレイに、1つのクロマトグラムのみが表示される場合、例えば、ユーザは、バルブ200の切替えタイミング等の制御パラメータを調整するために複数のクロマトグラムを見るためには、クロマトグラムの表示を切り替える必要があるが、そのたびにクロマトグラムの表示の縮尺を調整することとなる。これに対し、本実施形態のように、情報処理装置20のディスプレイに、複数のクロマトグラムを表示可能な場合、ユーザは、複数のクロマトグラムを比較しながら、クロマトグラムの表示の縮尺を調整できる。そのため、ユーザは、複数のクロマトグラムの縮尺の調整を最初に行っておくことにより、その後、縮尺を調整した後のクロマトグラムの表示を確認しながら、制御パラメータを決定しやすくなる。このようにして、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、ガスクロマトグラフの制御パラメータの調整を容易化することができる。
図9は、情報処理システムの一変形例の使用態様の一例を説明する図である。例えば、図9に示すように、情報処理装置20は、複数のガスクロマトグラフ10から、通信パケットを受信し、複数のガスクロマトグラフ10のそれぞれから受信した通信パケットのそれぞれに含まれる複数のクロマトデータのうち、それぞれ2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示することができる。
具体的には、ユーザによる所定の入力操作により、情報処理装置20のディスプレイに、情報処理装置20に対して通信パケットを送信可能な複数のガスクロマトグラフ10に関するオーバービュー画面226が表示される。オーバービュー画面226は、情報処理装置20に対して通信パケットを送信可能なガスクロマトグラフ10の一覧を含む画面である。オーバービュー画面226において、ユーザが1つのガスクロマトグラフ10を選択すると、選択されたガスクロマトグラフ10に関するガスクロマトグラフオーバービュー画面224が表示される。ガスクロマトグラフオーバービュー画面224において、ユーザは、ディスプレイに表示させるクロマトグラムに関するクロマトデータを選択する。すると、ディスプレイに、それぞれ異なるウィンドウで、選択されたクロマトデータに係るクロマトグラムが、クロマトグラム画面225として表示される。ユーザは、複数のガスクロマトグラフ10について、これと同様の処理を行うことにより、ディスプレイに、複数のガスクロマトグラフ10のそれぞれについて、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示させることができる。
以上、本発明の実施形態について、図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においての種々の変更も含まれる。
また、上記実施形態では、情報処理システム1において、ガスクロマトグラフ10により生成されたクロマトデータに係るクロマトグラムが表示される場合の例について説明した。しかしながら、情報処理システム1は、液体クロマトグラフについても応用可能である。すなわち、情報処理システム1において、液体クロマトグラフにより生成されたクロマトデータに係るクロマトグラムについても、上記実施形態で説明したものと同様の方法で表示することができる。
1 情報処理システム
10 ガスクロマトグラフ
11、111 測定部
12、112 クロマトデータ生成部
13、113 通信パケット生成部
14、114 通信パケット送信部
20 情報処理装置
21、121 通信パケット受信部
22、122 通信パケット解析部
23、123 クロマトグラム表示部
24、124、224 ガスクロマトグラフオーバービュー画面
25、125、225 クロマトグラム画面
200 バルブ
210、220 カラム
211、221 ガス検出部
226 オーバービュー画面

Claims (7)

  1. 複数のクロマトデータを統合した通信パケットを受信する通信パケット受信部と、
    前記通信パケットに含まれる前記複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解する通信パケット解析部と、
    前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示する表示部と、
    を備え
    前記表示部は、前記2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムのうち、特定の個別のクロマトデータに係る特定のクロマトグラムを、前記特定のクロマトグラムの検出に関するクロマトグラフにおいて設定されるパラメータを変更するための操作ボタンとともに、ディスプレイに表示する、情報処理装置。
  2. 前記表示部は、前記クロマトグラムを、前記個別のクロマトデータごとに、それぞれ異なるウィンドウで表示する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示部は、前記2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムのうち、前記特定のクロマトグラム以外のクロマトグラムについて、前記ディスプレイに表示されるクロマトグラムを、他のクロマトグラムに切り替えるための切替操作ボタンを表示する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 互いに通信可能に接続された測定装置と情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記測定装置は、
    複数検出部における検出結果のそれぞれに基づいて複数のクロマトデータを生成する測定部と、
    前記複数のクロマトデータを1つの通信パケットに統合する通信パケット生成部と、
    前記通信パケットを前記情報処理装置に送信する通信パケット送信部と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記測定装置から前記通信パケットを受信する通信パケット受信部と、
    前記通信パケットに含まれる複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解する通信パケット解析部と、
    前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示する表示部と、
    を備え
    前記表示部は、前記2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムのうち、特定の個別のクロマトデータに係る特定のクロマトグラムを、前記特定のクロマトグラムの検出に関するクロマトグラフにおいて設定されるパラメータを変更するための操作ボタンとともに、ディスプレイに表示する、
    情報処理システム。
  5. 前記通信パケットは、通信パケットを一意に特定可能な情報を含む、請求項に記載の情報処理システム。
  6. 情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
    複数のクロマトデータを統合した通信パケットを受信するステップと、
    前記通信パケットに含まれる前記複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解するステップと、
    前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示部に表示するステップと、
    を含み、
    前記表示部は、前記2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムのうち、特定の個別のクロマトデータに係る特定のクロマトグラムを、前記特定のクロマトグラムの検出に関するクロマトグラフにおいて設定されるパラメータを変更するための操作ボタンとともに、ディスプレイに表示する、情報処理方法。
  7. 情報処理装置に、
    複数のクロマトデータを統合した通信パケットを受信するステップと、
    前記通信パケットに含まれる前記複数のクロマトデータを、個別のクロマトデータに分解するステップと、
    前記分解された各個別のクロマトデータのうち、2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムを表示部に表示するステップと、
    を実行させ
    前記表示部は、前記2個以上の個別のクロマトデータに係るクロマトグラムのうち、特定の個別のクロマトデータに係る特定のクロマトグラムを、前記特定のクロマトグラムの検出に関するクロマトグラフにおいて設定されるパラメータを変更するための操作ボタンとともに、ディスプレイに表示する、プログラム。
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