JP7039760B1 - 金属薄板やすり - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の棒状の目立て金属やすりは、耐久性や切削能力が高い反面、研磨対象が曲面である場合には研磨するのが難しく、熟練の技術を要していた。曲面を研磨する際には、シート状の紙に研磨材を塗布した紙やすりを用いていた。しかしながら、紙やすりは、曲面等を容易に研磨できる反面、目立て金属やすりに比べると切削能力が低く、また耐久性が低いため、切削能力の低下、目詰まり、破れが頻繁に発生するという問題がある。【解決手段】本発明は、前述した課題を解決するもので、曲面を含む多様な形状の面を容易に研磨可能であり、且つ、切削能力が高く、耐久性に優れた金属薄板やすりを提供するものである。【選択図】図2

Description

本発明は、被研磨物を研磨するやすりに関するものである。
従来、材料を寸法に合うように削ったり、形状を整えたり、細かい部分の錆を落としたりする工具として、金属やすりが用いられている。一般的な金属やすりは、棒状の金属体の表面に目を形成したものであり、目が形成された表面を材料に押し当てながら研削するようになっている。金属やすりの目は、金属体本体に一つ一つ鏨(たがね)を打ち込んで形成される(目立て)ため、耐久性が高く、且つ、切削能力も高い。
一方で、従来の棒状の目立て金属やすりは、耐久性や切削能力が高い反面、研磨対象が曲面である場合には研磨するのが難しく、熟練の技術を要していた。そのため、このような曲面を研磨する際には、シート状の紙に研磨材を塗布した紙やすり(サンドペーパー)を用いていた。紙やすりは、厚紙や油紙等の紙の表面に研磨材を接着したものであり、研磨材が接着された表面を材料に押し付けてこすりながら研磨するものである。
しかしながら、紙やすりは、曲面等を容易に研磨できる反面、目立て金属やすりに比べると切削能力が低く、また耐久性が低いため、切削能力の低下、目詰まり、破れが頻繁に発生するという問題がある。
また、特許文献1には、研磨材が被覆された薄いプレートをハンドル部に磁力で保持するようにして、研磨部を容易に付け替えたり、裏返して使用できるようにした手動研ぎ具に関する発明が記載されている。
特開平6-278044号公報
このように、紙や金属板等の基材に対して、研磨剤を付着させた薄型のやすりは存在するものの、何れも切削能力が低く、耐久性も低いといった課題がある。
本発明は、前述した課題を解決するもので、曲面を含む多様な形状の面を容易に研磨可能であり、且つ、切削能力が高く、耐久性に優れた金属薄板やすりを提供するものである。
前述した課題を解決するための第1発明の金属薄板やすりは、
可撓性を有する薄板状の金属部材からなる本体部と、前記本体部の一方側の面に目立て形成された目と、を備え、被研磨物を研磨可能な金属薄板やすりであって、
前記本体部は、弾性部材であり、
前記目は、前記本体部に対する打ち込み深さが前記本体部の厚みの20~40%の深さで形成され、
被研磨物の曲面に対して前記本体部の前記目が形成された面を対向させると共に、前記本体部を前記曲面に沿って撓めた状態で研磨可能であることを特徴とするものである。
このような金属薄板やすりによれば、可撓性を有する薄板状の金属部材に、被研磨物を研磨するための目を目立て形成したことで、曲面を有する被研磨物の当該曲面を容易に研磨可能とすると共に、切削能力が高く、且つ、耐久性の高いやすりを提供することができる。また、薄板状の金属部材の表面に、目を目立て形成したことで、本体部の可撓性を向上させ、曲面を容易に研磨することができる。また、目の打ち込み深さを本体部の厚みの20~40%の深さで形成することで、金属薄板やすりの可撓性及び弾性を保持し、切削能力並びに耐久性を保持することができる。
また、参考発明2の金属薄板やすりは、第1発明の金属薄板やすりにおいて、
前記本体部は、弾性部材であることを特徴とするものである。
このような金属薄板やすりによれば、本体部が可撓性を有する弾性部材で構成される。これにより、本体部は、被研磨物の曲面に沿って撓むと共に、弾性変形する。そのため、被研磨物の曲面が研磨によって形状変化した場合や、曲率の異なる曲面を研磨する場合でも、本体部の目が形成された面を、被研磨物の曲面に沿わせた形状に円滑に撓ませ、きれいに研磨することが可能となる。また、曲面及び平面の両方を有する被研磨物であっても、当該曲面及び平面の両方を円滑に研磨することができる。
また、参考発明3の金属薄板やすりは、第1発明又は参考発明2の金属薄板やすりにおいて、
前記本体部の他方側の面は、被研磨物を研磨する際に、手に持つ持ち部とされ、前記目を形成しないことを特徴とするものである。
このような金属薄板やすりによれば、本体部の一方側の面には研磨部となる目を目立て形成し、他方側の面には研磨部となる目を形成することなく、被研磨物を研磨する際の持ち部とする。これにより、金属薄板やすりの目が形成された面を、被研磨物の曲面に対向させた状態で他方側の面から力を加えて研磨することで、目が形成された面を、被研磨物の曲面に沿わせた形状に撓ませ、きれいに研磨することが可能となる。また、他方側の面(持ち部とする面)に研磨部を形成しないことで、研磨作業時に負傷することを極力防止することができる。
また、参考発明4の金属薄板やすりは、第1発明又は参考発明2の金属薄板やすりにおいて、
前記本体部の他方側の面は、被研磨物を研磨する際に手に持つ把持部、若しくは、被研磨物を研磨する際に使用する研磨器具、を取付ける取付部とされ、前記目を形成しないことを特徴とするものである。
このような金属薄板やすりによれば、本体部の一方側の面には研磨部となる目を目立て形成し、他方側の面は、研磨部となる目を形成することなく、把持部又は研磨器具を取付ける取付部とする。これにより、曲面を有する被研磨物に対して、研磨作業の際の力を効率よく伝え、円滑に研磨作業することができる。
本発明の金属薄板やすりによれば、曲面を含む多様な形状の面を容易に研磨可能で、且つ、切削能力が高く、耐久性に優れた金属薄板やすりを提供することができる。
(a)本発明の実施形態に係る金属薄板やすりを示す平面図である。(b)本発明の実施形態に係る金属薄板やすりを示す正面図である。(c)本発明の実施形態に係る金属薄板やすりを示す底面図である。 (a)本発明の実施形態に係る金属薄板やすりを示す平面図である。(b)本発明の実施形態に係る金属薄板やすりを示す正面図である。(c)本発明の実施形態に係る金属薄板やすりを示す底面図である。 (a)下目1の説明図である。(b)下目2の説明図である。 (a)上目の説明図である。(b)目立て打ち込み角度を示す図である。 (a)図2(a)のA部拡大図である。(b)図5(a)のB部拡大図である。 (a)本実施形態に係る金属薄板やすりの、研磨前の態様を示す図である。(b)本実施形態に係る金属薄板やすりによって、被研磨物の凹面を研磨する際の態様を示す図である。(c)本実施形態に係る金属薄板やすりによって、被研磨物の凸面を研磨する際の態様を示す図である。 (a)他の態様に係る金属薄板やすりの、研磨前の態様を示す図である。(b)他の態様に係る金属薄板やすりによって、被研磨物の凹面を研磨する際の態様を示す図である。(c)他の態様に係る金属薄板やすりによって、被研磨物の凸面を研磨する際の態様を示す図である。
次に、図1乃至図7を参照して、本発明の実施形態に係る金属薄板やすりについて説明する。図1に示すように、本実施形態に係る金属薄板やすり1は、比較的大判の薄板状の金属部材からなる本体部3に、研磨部となる目4を目立て形成して構成されている。そして、図2に示すように、大判の金属薄板やすり1から、研磨用途、研磨個所、金属薄板やすりの取付先等に応じて、所望のサイズ及び形状に切り出して、金属薄板やすり2を構成する。
本体部3の金属部材は、被研磨物の被研磨面である平面や曲面を容易に研磨することができるように、可撓性を有する金属部材で構成されている。また、本体部3の金属部材は、弾性部材である。また、本体部3の金属部材は、可撓性及び弾性を有する部材であれば特に限定されず、例えば、ステンレスや鉄等の金属部材を採用することができる。
本実施形態の金属薄板やすり1は、ステンレス板を用いており、図1(a)乃至(c)に示すように、本体部3のサイズは、縦smm(100mm)×横tmm(300mm)×厚みumm(0.5mm)となっている。また、本ステンレス板は、可撓性を有する弾性部材である。
図1(a)は、本実施形態の金属薄板やすり1を示す平面図である。図1(a)に示す本体部3の一方側の面(以下、「目立て面3a」ともいう)の目立て領域5には、被研磨物を研磨する研磨部となる目4(4a、4b、4c)が目立て形成されている。また、本実施形態では、目立て面3aの左右の領域(夫々、縦100mm×横30mm)は、目4が目立て形成されていない非目立て領域6とされ、目立て面3aの中央領域(縦100mm×横240mm)は、目4が目立て形成された目立て領域5とされる。
図1(b)は、本実施形態の金属薄板やすり1を示す正面図である。図1(b)の紙面上側が、目4を目立て形成した目立て面3aであり、紙面下側が目が形成されていない裏面3bである。図1(c)は、本実施形態の金属薄板やすり1を示す底面図である。図1(c)に示す面は、図1(a)に示す面の反対側の面であり、本体部3の他方側の面である。
図1(c)に示すように、本体部の裏面3bは、目が目立て形成されていない非目立て領域6である。本実施形態の金属薄板やすり2(金属薄板やすり1)の本体部3の裏面3bは、金属薄板やすり2を手にもって使用する際の持ち部とされたり、金属薄板やすり2を研磨器具(手動器具、自動器具又は自動器具用器具)に取付ける際の取付部とされるため、目が形成されない。これにより、作業者の安全性を確保したり、取付器具の損傷を防ぐことができる。
尚、本実施形態の金属薄板やすりは、後述するように、本体部3に目4を目立て形成し、且つ、被研磨物の曲面に沿って本体部3を撓ませて研磨することができる。そのため、特に被研磨物の凸面を研磨する際には、金属薄板やすりの研磨面(目立て面3a)が、被研磨物の凸面に沿うように凹状に撓むこととなる。一方で、研磨面(目立て面3a)の反対側の面である裏面3bは、凸状に撓む(図6(c)及び図7(c)を参照)。仮に、この裏面3bにも、研磨面(目立て面3a)と同様に、目を目立て形成した場合には、裏面3bが凸状に撓んだことにより、裏面3bに目立て形成された目が開き(目が立ち)、当該金属薄板やすりを持つ手を傷つけたり、器具を損傷したりする虞がある。そのため、本実施形態の金属薄板やすりは、本体部3の一方側の面(目立て面3a)にだけ目4を目立て形成し、本体部3の他方側の面(裏面3b)には目4を目立て形成しないものとしている。
図2(a)は、本実施形態の金属薄板やすり2を示す平面図である。図2に示す金属薄板やすり2は、研磨用途、研磨個所、金属薄板やすり2の取付先等に応じて、図1に示す大判の金属薄板やすり1から、所望の部分を切り出して(カットして)成形したものである。また、図2(a)に示すように、本実施形態の金属薄板やすり2は、目立て面3aの全面が目立て領域5となるように切り出して成形されている。
図2(a)乃至(c)に示すように、金属薄板やすり2の本体部3のサイズは、縦s1mm(50mm)×横t1mm(100mm)×厚みumm(0.5mm)となっている。また、金属薄板やすり1から切り出して成形した金属薄板やすり2は、可撓性を有する弾性部材であり、被研磨物の被研磨面である平面や曲面を容易に研磨することができる。尚、金属薄板やすり2は、サイズが小さくなるほど、可撓性が低くなるため、曲面研磨に十分な可撓性を有する適度なサイズに成形する必要がある。
尚、本実施形態では、縦s1mm(50mm)×横t1mm(100mm)×厚みumm(0.5mm)のサイズで、平面視長方形の形状に成形したが、このようなサイズ及び形状に限らない。成形された金属薄板やすり2が、被研磨物の曲面を研磨可能な程度に可撓性及び弾性を有していればよく、形状については丸形状、三角形状、四角形状、波形状等、どのような形状であってもよいし、これらを組合せた形状であってもよい。また、サイズについても、成形された金属薄板やすり2が、被研磨物の曲面を研磨可能な程度に可撓性及び弾性を有していれば、どのようなサイズであってもよい。また、本体部の厚みについて、適度な可撓性及び弾性を発揮するためには、1.0mm以下とすることが好適である。
図2(b)は、本実施形態の金属薄板やすり2を示す正面図である。図2(b)の紙面上側が、目4を目立て形成した目立て面3aであり、紙面下側が目が形成されていない裏面3bである。図2(c)は、本実施形態の金属薄板やすり2を示す底面図である。図2(c)に示す面は、図2(a)に示す面の反対側の面(裏面3b)であり、非目立て領域6とされている。
前述したように、図2(c)に示す金属薄板やすり2の本体部の裏面3bには、金属薄板やすり2を手に持って使用する際の持ち部とされたり、金属薄板やすり2を研磨器具(手動器具、自動器具又は自動器具用器具)に取付ける際の取付部とされる。
図1(a)及び図2(a)に示す目立て領域5には、3つの異なる方向から目4(4a、4b、4c)が目立て形成されている。これらは、本体部3の表面に、鏨(たがね)を予め定めた深さまで打ち込んで目立てすることにより、目4a→目4b→目4cの順に形成される。以降、目4aを「下目1」、目4bを「下目2」、目4cを「上目」ともいう。次に、目立て領域5に目立て形成された3つの目4a、4b、4cにおける、各々の目立てについて説明する。
図3(a)は、目4a(下目1)の説明図である。本体部3の目立て面3aの目立て領域5には、幅広の刃を有する鏨を予め定めた深さまで打ち込んで目立てすることにより、等間隔で平行に形成された複数本の目4aが形成されている。図1(a)における本体部3の下辺を基準線11とすると、目4aと基準線11とのなす角度はθ1である。また、矢印40aは、目4aの形成時の目立て打ち込み方向(鏨の進入方向)を示しており、図3(a)における紙面右上から紙面左下に向かって打ち込みが行われる。また、これら等間隔で平行に形成される複数本の目4aは、全て同じ打ち込み角度θ4で鏨を打ち込んで形成される。
図3(b)は、目4b(下目2)の説明図である。本体部3の目立て面3aの目立て領域5には、幅広の刃を有する鏨を予め定めた深さまで打ち込んで目立てすることにより、等間隔で平行に形成された複数本の目4bが形成されている。図1(a)における本体部3の上辺を基準線22とすると、目4bと基準線22とのなす角度はθ2である。また、矢印40bは、目4bの形成時の目立て打ち込み方向(鏨の進入方向)を示しており、図3(b)における紙面右下から紙面左上に向かって打ち込みが行われる。また、図1(a)における本体部3の上辺(基準線22)と下辺(基準線11)は略平行であり、本実施形態では、角度θ1と角度θ2は略同じ角度とされている。また、これら等間隔で平行に形成される複数本の目4bは、全て同じ打ち込み角度θ4で鏨を打ち込んで形成される。
図4(a)は、目4c(上目)の説明図である。本体部3の目立て面3aの目立て領域5には、幅広の刃を有する鏨を予め定めた深さまで打ち込んで目立てすることにより、等間隔で平行に形成された複数本の目4cが形成されている。図4における本体部1の下辺を基準線11とすると、目4cと基準線11とのなす角度はθ3である。また、矢印40cは、目4cの形成時の目立て打ち込み方向(鏨の進入方向)を示しており、図4(a)における紙面左から紙面右に向かって打ち込みが行われる。また、これら等間隔で平行に形成される複数本の目4cは、全て同じ打ち込み角度θ4で鏨を打ち込んで形成される。
また、本実施形態では、目4a、4b、4cは何れも、夫々等間隔で平行に形成されており、目4a、4b、4cは夫々予め定めたピッチで形成される。
図4(b)は、目立て打ち込み角度θ4を示す図である。矢印40a、40b、40cは、それぞれ目4a、4b、4cの形成時の目立て打ち込み方向(鏨の進入方向)を示しており、本体部3の目立て面3aと、矢印40a、40b、40cと、のなす角度は、何れもθ4である。図4(b)における紙面右下から紙面左上に向かって打ち込みが行われる。
図5(a)は、図2(a)のA部拡大図である。図5(a)に示すように、金属薄板やすり1(金属薄板やすり2)の目立て面3aの目立て領域5には、全体にまんべんなく、3つの異なる方向から目立て形成された複数の目4a、4b、4cを有している。
図5(b)は、図5(a)のB部拡大図である。図5(b)に示すように、3つの異なる方向の目4a、4b、4cの目立て打ち込み方向40a、40b、40cが3方向から向き合っている。すなわち、3つの目立て打ち込み方向(矢印40a、40b、40c)が向き合うように目立て形成することで、目4a、4b、4cの形成方向(すなわち、目の向き、切削方向、研磨方向)が一方向に偏らないようになっている。また、3つの異なる方向の目4a、4b、4cは、目4a、4b、4cの形成方向(すなわち、目の向き、切削方向、研磨方向)が互いに向き合うように形成される。
本実施形態では、矢印40a及び矢印40bが図5(b)における右方から左方に向いているのに対して、矢印40cは左方から右方に向いている。従って、図5(b)の左右方向において、目4a及び目4bに対して目4cが逆目になっている。また、目4a及び目4bは、異なる角度で形成されている。これにより、研磨時の研磨方向が限定されない。すなわち、被研磨物の被研磨面をあらゆる方向に円滑に研磨することができる。
さらに、目4a、4b、4cの形成角度(θ1、θ2、θ3)を異ならせると共に、3つの異なる方向の目4a、4b、4cの交点が不規則に配置されるように、目4a、4b、4cの形成ピッチを夫々設定している。すなわち、ある部分では目4aと目4bとの交点上を目4cが通り、他の部分では目4aと目4bとの交点以外の部分を目4cが通っている。これにより、目4a、4b、4cの規則性を低下させて、研磨方向による切削能力の偏りを少なくしている。
前述した本実施形態の金属薄板やすり1(金属薄板やすり2)を、以下の条件で製造することができる。
(本体部)
材料:ステンレス
板厚:0.5mm
(目4a:下目1)
ピッチ:0.65mm
角度θ1:71°
打ち込み角度θ4:66°
打ち込み深さ0.15mm
(目4b:下目2)
ピッチ:0.9mm
角度θ2:71°
打ち込み角度θ4:66°
打ち込み深さ0.15mm
(目4c:上目)
ピッチ:0.85mm
角度θ3:90°
打ち込み角度θ4:66°
打ち込み深さ0.15mm
本実施形態に係る金属薄板やすり1(金属薄板やすり2)は、可撓性を有する薄板状の金属部材からなる本体部3と、本体部3の一方側の面に形成された3つの異なる方向の目4a、4b、4cと、を有し、3つの異なる方向の目4a、4b、4cの目立て打ち込み方向40a、40b、40cが3方向から向き合っており、目立て打ち込み方向が一方向に偏っていない。従って、一方向にのみ研磨するのではなく、あらゆる方向に研磨可能であり、被研磨物の被研磨面となる曲面及び平面を、あらゆる方向にこすりながら容易且つ円滑に研磨することができる。また、本体部3、及び、本体部3に目立て形成された目4が、同一の金属部材に構成されているので、切削能力が高く耐久性に優れている。
また、3つの異なる方向の目4a、4b、4cの交点が不規則に配置されている場合には、研磨方向による切削能力の偏りがより少なくなる。このように、本実施形態に係る金属薄板やすり1(金属薄板やすり2)は、被研磨物の被研磨面となる曲面及び平面を容易に研磨可能で、且つ、あらゆる方向に研磨可能で、切削能力が高く、耐久性の高いやすりである。
次に、図6及び図7を用いて、金属薄板やすり2の使用態様(研磨態様)について説明する。図6(a)~(c)は、金属薄板やすり2を、研磨器具等に取付けることなく、直接手にもって作業する場合の使用態様を示す図である。図6(a)は、使用前(研磨作業前)の金属薄板やすり2を横から見た図(正面図)である。紙面下方が目立て面3aであり、目4が形成された側の面である。紙面上方が目が形成されていない裏面3bであり、持ち部とされる側の面である。また、図6(a)に示す使用前(研磨作業前)の金属薄板やすり2は、平面状となっている。
図6(b)は、金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)を、被研磨物50の被研磨面50aに沿わせた状態で研磨する使用態様を横から見た図である。被研磨物50の被研磨面50aである凹状の曲面に対して、金属薄板やすり2を裏面3b側から押し付けることで、金属薄板やすり2全体が被研磨面50aである凹状の曲面に沿う形状に撓む。そして、金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)全体が、凹状の曲面の被研磨面50aに接触する。この状態で、金属薄板やすり2を、所望の方向(前後左右等のあらゆる方向)に動かすことで、被研磨物50の被研磨面50aを容易且つ円滑に研磨することができる。
また、金属薄板やすり2の本体部3を構成する金属部材は、弾性部材であるので、研磨作業を終え、金属薄板やすり2を被研磨物50の被研磨面50aから離すと、金属薄板やすり2の形状は、図6(b)に示す目立て面3aが凸状に撓んだ状態から図6(a)に示す平面状の状態に復元する。尚、金属薄板やすり2は弾性を有するものの、何度も使用したり、被研磨物の曲面が急であった場合には、ある程度は復元するものの、完全な平面状には復元しない場合もありうる。
図6(c)は、金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)を、被研磨物51の被研磨面51aに沿わせた状態で研磨する使用態様を横から見た図である。被研磨物51の被研磨面51aである凸状の曲面に対して、金属薄板やすり2を裏面3b側から押し付けることで、金属薄板やすり2全体が被研磨面51aである凸状の曲面に沿う形状に撓む。そして、金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)全体が、凸状の曲面の被研磨面51aに接触する。この状態で、金属薄板やすり2を、所望の方向(前後左右等のあらゆる方向)に動かすことで、被研磨物51の被研磨面51aを容易且つ円滑に研磨することができる。
また、金属薄板やすり2の本体部3を構成する金属部材は、弾性部材であるので、研磨作業を終え、金属薄板やすり2を被研磨物51の被研磨面51aから離すと、金属薄板やすり2の形状は、図6(c)に示す目立て面3aが凹状に撓んだ状態から図6(a)に示す平面状の状態に復元する。尚、金属薄板やすり2は弾性を有するものの、何度も使用したり、被研磨物の曲面が急であった場合には、ある程度は復元するものの、完全な平面状には復元しない場合もありうる。
尚、図示は省略するが、被研磨物の被研磨面に、曲率半径の異なる曲面が複数形成されていたり、曲率半径の異なる曲面が連続して形成されていたり、曲面と平面とが連続して形成されていたりする場合であっても、金属薄板やすり2は、それら被研磨面の形状に応じて撓むため、被研磨物のあらゆる被研磨面を容易且つ円滑に研磨することができる。また、金属薄板やすり2の本体部3及び本体部3に目立て形成された目4が、同じ金属部材に構成されているので、切削能力が高く、耐久性に優れている。
図7(a)~(c)は、金属薄板やすり2を、研磨器具(手動器具)に取付けて作業する場合の使用態様を示す図である。図7(a)は、使用前(研磨作業前)のやすり器具100を横から見た図(正面図)である。やすり器具100の紙面下方が、やすり器具100に取付けられる金属薄板やすり2の目立て面3aであり、目4が形成された側の面である。また、図7(a)に示す使用前(研磨作業前)のやすり器具100に取付けられた金属薄板やすり2は、平面状となっている。
図7(a)に示すように、やすり器具100は、金属薄板やすり2と、変形部102と、硬質部101(把持部)とで構成されている。具体的に、金属薄板やすり2の裏面3bは、研磨を行うための器具(研磨器具、把持部)を取付けるための取付面とされる。この取付面(裏面3b)全体に、箱型形状の変形部102が接着剤等により取付けられる。また、箱型の変形部102の反対側の面には、四角錐台形状の硬質部101が接着剤等により取付けられる。
金属薄板やすり2に取付けられる箱型形状の変形部102はゴム製とされており、変形部102は、後述するように、圧力が加えられた場合、当該圧力に応じて変形する。変形部102に取付けられる四角錐台形状の硬質部101は、プラスチック製(例えば、ポリカーボネート)とされており、圧力を加えても変形しにくい素材で形成されている。また、この硬質部101は、研磨作業時に手に持つ把持部とされる。このように、金属薄板やすり2に把持部を取付けることで、研磨領域が広範囲にわたるような場合でも、研磨作業を容易且つ円滑に行うことができる。
図7(b)は、やすり器具100に取付けられた金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)を、被研磨物52の被研磨面52aに沿わせた状態で研磨する使用態様を横から見た図である。被研磨物52の被研磨面52aである凹状の曲面に対して、やすり器具100に取付けられた金属薄板やすり2を硬質部101(裏面3b)側から押し付けることで、金属薄板やすり2全体が変形部102と共に、被研磨面52aである凹状の曲面に沿う形状に撓む。そして、金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)全体が、凹状の曲面の被研磨面52aに接触する。この状態で、硬質部101を持ってやすり器具100を、所望の方向(前後左右等のあらゆる方向)に動かすことで、被研磨物52の被研磨面52aを容易且つ円滑に研磨することができる。
また、図7(b)に示すように、変形部102は、金属薄板やすり2の変形に対応して変形する。一方で、硬質部101は、金属薄板やすり2及び変形部102が変形した場合も変形しない。また、金属薄板やすり2の本体部3を構成する金属部材、及び、変形部102は、可撓性を有する弾性部材である。そのため、研磨作業を終え、やすり器具100を被研磨物52の被研磨面52aから離すと、やすり器具100(金属薄板やすり2及び変形部102)の形状は、図7(b)に示す目立て面3aが凸状に撓み、且つ、変形部102が凸状に変形した状態から、図7(a)に示す平面状の状態に復元する。尚、金属薄板やすり2及び変形部102は弾性を有するものの、何度も使用したり、被研磨物の曲面が急であった場合には、ある程度は復元するものの、完全な平面状には復元しない場合もありうる。
図7(c)は、やすり器具100に取付けられた金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)を、被研磨物53の被研磨面53aに沿わせた状態で研磨する使用態様を横から見た図である。被研磨物53の被研磨面53aである凸状の曲面に対して、やすり器具100に取付けられた金属薄板やすり2を硬質部101(裏面3b)側から押し付けることで、金属薄板やすり2全体が変形部102と共に、被研磨面53aである凸状の曲面に沿う形状に撓む。そして、金属薄板やすり2の目立て面3a(目4)全体が、凸状の曲面の被研磨面53aに接触する。この状態で、硬質部101を持ってやすり器具100を、所望の方向(前後左右等のあらゆる方向)に動かすことで、被研磨物53の被研磨面53aを容易且つ円滑に研磨することができる。
また、図7(c)に示すように、変形部102は、金属薄板やすり2の変形に対応して変形する。一方で、硬質部101は、金属薄板やすり2及び変形部102が変形した場合も変形しない。また、金属薄板やすり2の本体部3を構成する金属部材、及び、変形部102は、弾性部材である。そのため、研磨作業を終え、やすり器具100を被研磨物53の被研磨面53aから離すと、やすり器具100(金属薄板やすり2及び変形部102)の形状は、図7(c)に示す目立て面3aが凹状に撓み、且つ、変形部102が凹状に変形した状態から、図7(a)に示す平面状の状態に復元する。尚、金属薄板やすり2及び変形部102は弾性を有するものの、何度も使用したり、被研磨物の曲面が急であった場合には、ある程度は復元するものの、完全な平面状には復元しない場合もありうる。
尚、図示は省略するが、被研磨物の被研磨面に、曲率半径の異なる曲面が形成されていたり、曲率半径の異なる曲面が連続して形成されていたり、曲面と平面とが連続して形成されていたりする場合であっても、やすり器具100に取付けられた金属薄板やすり2及び変形部102は、それら被研磨面の形状に応じて撓むため、被研磨物のあらゆる被研磨面を容易且つ円滑に研磨することができる。また、やすり器具100に取付けられた金属薄板やすり2の本体部3及び本体部3に目立て形成された目4が、同じ金属部材に構成されているので、切削能力が高く耐久性に優れている。
[他の態様]
以上、本発明の実施形態に係る金属薄板やすりについて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。
例えば、目4a、4b、4cの夫々のピッチ、基準線に対する角度(θ1、θ2、θ3)、打ち込み角度(θ4)、打ち込み深さ、本体部の厚み、本体部のサイズ、本体部の形状等については、適宜変更が可能である。
また、前述した実施形態では、目立て領域5に目立て形成する目を、3つの異なる方向から形成された目としたが、目の形成態様はこのような態様に限らない。例えば、目立て領域5に目立て形成する目を、目4a及び目4bの2つの異なる方向から形成された目としてもよい。また、目立て領域5に目立て形成する目を、目4a、4b、4cのうちの何れか一の目(1つの方向から形成された目)としてもよい。また、目立て領域5に目立て形成する目を、4つ以上の異なる方向から形成された目としてもよい。
本実施形態に係る金属薄板やすりは、可撓性を有する薄板状の金属部材(弾性部材)からなる本体部に、目立て形成によって目が形成されている。従って、このように一方向、二方向、若しくは、四方向以上から形成された目によっても、被研磨物の被研磨面となる曲面及び平面を容易に研磨可能で、且つ、切削能力が高く、耐久性の高いやすりとなる。また、可撓性を有する薄板状の金属部材の表面に、鏨を打ち込んで目を目立て形成したことで、本体部(目立て領域)の可撓性を向上させることができる。
また、前述した実施形態では、金属薄板やすり2の目が形成されていない裏面3b(他方側の面)に、部材(変形部102及び硬質部101)を取付けて、手動のやすり器具100(研磨器具)を構成した。このような態様に限らず、金属薄板やすり2の目が形成されていない裏面3b(他方側の面)に、自動器具又は自動器具用器具(自動器具に取付ける器具)を取付けてもよい。
また、前述した実施形態では、金属薄板やすり2を平面形状のままで、研磨器具に取付ける態様を説明した。このような態様に限らず、特定形状の曲面を研磨することを目的に、金属薄板やすり2を所望の形状(凹状、凸状、波型、環状等)に変形させた(撓ませた)状態のままで研磨器具に取付けてもよい。これにより、特定形状の曲面の研磨に特化した研磨器具(手動器具、自動器具又は自動器具用器具)を提供することができる。
また、前述した実施形態では、金属薄板やすり2の目立て面3aの全面が目立て領域5となるように切り出して成形されている。このような態様に限らず、目立て面3aの一部に非目立て領域6があってもよい。
また、本実施形態では、目4a、4b、4cを夫々異なるピッチで形成することで、目4a、4b、4cの交点を不規則に配置する構成としたが、目4a、4b、4cのピッチは同じであってもよいし、一部が同じピッチで、その他が異なるピッチであってもよい。好適には、前述したように、目4a、4b、4cの交点が不規則に配置されるピッチとするのがよい。
また、本実施形態では、目4a、4b、4cの打ち込み深さは、全て同じ打ち込み深さとした。また、研磨作業における金属薄板やすり2の本体部の可撓性並びに弾性の保持、及び、切削能力並びに耐久性の保持のため、目の打ち込み深さは、本体部の厚み(u)の20~40%の範囲内とするのが好適である。
1 金属薄板やすり
2 金属薄板やすり
3 本体部
3a 目立て面
3a 裏面
4 目
4a 目(下目1)
4b 目(下目2)
4c 目(上目)
100 やすり器具。

Claims (1)

  1. 可撓性を有する薄板状の金属部材からなる本体部と、前記本体部の一方側の面に目立て形成された目と、を備え、被研磨物を研磨可能な金属薄板やすりであって、
    前記本体部は、弾性部材であり、
    前記目は、前記本体部に対する打ち込み深さが前記本体部の厚みの20~40%の深さで形成され、
    被研磨物の曲面に対して前記本体部の前記目が形成された面を対向させると共に、前記本体部を前記曲面に沿って撓めた状態で研磨可能であることを特徴とする金属薄板やすり。
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