JP7039542B2 - 通信制御装置、通信システム、通信制御方法及びプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信システム、通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のセルが重複又は近接するセル構成における通信制御装置、通信システム、通信制御方法及びプログラムに関するものである。
災害時対応や臨時のイベントなどによる通信トラフィック対策として、ドローン、航空機、人工衛星、HAPS、気球、ヘリコプターなどの飛行体に組み込まれた移動可能な上空の基地局(第1セル基地局)から地上又は水上に向かって形成される第1セルの展開が有効とされている。この上空からの第1セルに通常のマクロセルやスモールセル等の第2セルが重畳又は近接するセル構成において、第1セルの基地局と第2セルの基地局との間でサービスリンクに同一の周波数(システム帯域)を共用するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-064219号公報
上記セル間で同一の周波数(システム帯域)を用いるセル構成において、既存のマクロセルなどの第2セルが存在するエリア付近で上空からの第1セルを同一周波数で運用開始する場合、第1セルから第2セルへの干渉が発生するおそれがある。例えば、第1セルを形成する上空のアンテナから地上に向けて送信されたサービスリンクの下りリンク信号が、地上の基地局から第2セルに在圏する移動局に送信されている下りリンク信号に干渉するおそれがある。また、第1セルに在圏する移動局から上空に向けて送信されたサービスリンクの上りリンク信号が、第2セルに在圏する移動局から地上基地局に送信されている上りリンク信号に干渉するおそれがある。
本発明の一態様に係る通信制御装置は、上空を移動可能なアンテナにより地上に向けて形成される第1セルと地上のアンテナにより形成される第2セルとが互い重複又は近接するセル構成における通信を制御する通信制御装置である。この通信制御装置は、前記第1セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第1通信性能情報及び前記第2セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第2通信性能情報の少なくとも一方の通信性能情報を取得する手段と、前記少なくとも一方の通信性能情報に基づいて、前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御情報を、前記第1セルを形成する第1基地局に送信する手段と、を備える。
本発明の他の態様に係る通信制御方法は、上空を移動可能なアンテナにより地上に向けて形成される第1セルと地上のアンテナにより形成される第2セルとが互い重複又は近接するセル構成における通信を制御する通信制御方法である。この通信制御方法は、
前記第1セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第1通信性能情報及び前記第2セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第2通信性能情報の少なくとも一方の通信性能情報を取得することと、前記少なくとも一方の通信性能情報に基づいて、前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御情報を、前記第1セルを形成する第1基地局に送信することと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、上空を移動可能なアンテナにより地上に向けて形成される第1セルと地上のアンテナにより形成される第2セルとが互い重複又は近接するセル構成における通信を制御する通信制御装置に設けられたコンピュータ又はプロセッサで実行されるプログラムである。このプログラムは、前記第1セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第1通信性能情報及び前記第2セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第2通信性能情報の少なくとも一方の通信性能情報を取得するためのプログラムコードと、前記少なくとも一方の通信性能情報に基づいて、前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御情報を、前記第1セルを形成する第1基地局に送信するためのプログラムコードと、を含む。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、予め設定した所定の制限下にある下りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を運用したときの前記第2通信性能情報を、前記第2セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、前記第2通信性能情報の集計結果に基づいて、前記第1基地局における下りリンクの通信パラメータの設定を変更し、前記下りリンクの通信パラメータの変更後の設定データを含む制御情報を、前記第1基地局に送信してもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、予め設定した所定の制限下にある下りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を運用したときの前記第1通信性能情報を、前記第1セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、前記第1通信性能情報の集計結果に基づいて、前記第1基地局における下りリンクの通信パラメータの設定を変更し、前記下りリンクの通信パラメータの変更後の設定データを含む制御情報を、前記第1基地局に送信してもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、予め設定した所定の制限下にある下りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を運用したときの前記第2通信性能情報を、前記第2セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、予め設定した所定の制限下にある下りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を動作させたときの前記第1通信性能情報を、前記第1セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、前記第1通信性能情報の集計結果と前記第2通信性能情報の集計結果とに基づいて、前記第1基地局における下りリンクの通信パラメータの設定を変更し、前記下りリンクの通信パラメータの変更後の設定データを含む制御情報を、前記第1基地局に送信してもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、前記所定の制限下にある下りリンク基地局設定は、前記第1基地局のサービスリンクにおける下りリンク送信電力、下りリンクリソースブロックの時間軸上及び周波数軸上の使用位置、チルト角を含むアンテナ指向性並びに最大接続ユーザ数の少なくとも一つに対する制限条件を含んでもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、予め設定した所定の制限下にある上りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を運用したときの前記第2通信性能情報を、前記第2セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、前記第2通信性能情報の集計結果に基づいて、前記第1基地局における上りリンクの通信パラメータの設定を変更し、前記上りリンクの通信パラメータの変更後の設定データを含む制御情報を、前記第1基地局に送信してもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、予め設定した所定の制限下にある上りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を運用したときの前記第1通信性能情報を、前記第1セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、前記第1通信性能情報の集計結果に基づいて、前記第1基地局における上りリンクの通信パラメータの設定を変更し、前記上りリンクの通信パラメータの変更後の設定データを含む制御情報を、前記第1基地局に送信してもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、予め設定した所定の制限下にある上りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を運用したときの前記第2通信性能情報を、前記第2セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、予め設定した所定の制限下にある上りリンク基地局設定の下で前記第1基地局を運用したときの前記第1通信性能情報を、前記第1セルに接続して在圏する複数の移動局について取得して集計し、前記第1通信性能情報の集計結果と前記第2通信性能情報の集計結果とに基づいて、前記第1基地局における上りリンクの通信パラメータの設定を変更し、前記上りリンクの通信パラメータの変更後の設定データを含む制御情報を、前記第1基地局に送信してもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、前記所定の制限下にある上りリンク基地局設定は、前記第1セルの移動局のサービスリンクにおける上りリンク送信電力、上りリンクリソースブロックの時間軸上及び周波数軸上の使用位置、アンテナ指向性並びに接続可能なセルレンジの少なくとも一つに対する制限条件を含んでもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、前記第1通信性能情報及び前記第2通信性能情報の少なくとも一方が、予め設定した設定変更条件を満たす場合に、前記第1基地局における下りリンク及び上りリンクの少なくとも一方の通信パラメータの設定を変更してもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、前記第1セルに複数の移動局が接続して在圏している場合、前記少なくとも一方の通信性能情報に基づいて、移動局ごとに通信パラメータを変更する制御を行ってもよい。
また、前記第1基地局を収容する第1コアネットワークと前記第2セルを形成する第2基地局を収容する第2コアネットワークとが別々に設けられている場合、前記通信制御装置は、前記第1基地局に付随するサーバ、前記第1基地局の直下に配置されたサーバ、前記第1コアネットワークと前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記第1コアネットワークにおいて前記第1基地局が接続されるコアネットワーク装置と前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記第1コアネットワークに設けられたサーバ、前記コアネットワーク装置の直下に配置されたサーバ、前記コアネットワーク装置に付随するサーバ、又は、前記第1コアネットワーク及び前記第2コアネットワークのいずれとも異なる外部ネットワークに設けられたサーバ、であってもよい。
また、前記第1基地局及び前記第2セルを形成する第2基地局を収容する共通のコアネットワークが設けられている場合、前記通信制御装置は、前記第1基地局に付随するサーバ、前記第1基地局の直下に配置されたサーバ、前記共通のコアネットワークと前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記共通のコアネットワークにおいて前記第1基地局が接続されるコアネットワーク装置と前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記共通のコアネットワークに設けられたサーバ、前記コアネットワーク装置の直下に配置されたサーバ、前記コアネットワーク装置に付随するサーバ、又は、前記共通のコアネットワークとは異なる外部ネットワークに設けられたサーバ、であってもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、前記第1セルは、上空を移動可能なアンテナにより水上に向けて形成されてもよい。
前記通信制御装置、前記通信制御方法及び前記プログラムにおいて、前記第1セルは、複数のセクタセルで構成され、前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御又は前記通信パラメータを変更する制御を、前記セクタセルごとに実行してもよい。
本発明の更に他の態様に係る通信システムは、前記いずれかの通信制御装置と、前記第1セルを形成する第1基地局と、前記第2セルを形成する第2基地局と、を備える。
前記通信システムにおいて、前記第1セルを形成するアンテナはドローンに搭載されていてもよい。
前記通信システムにおいて、前記第1基地局は、地上側に設けられた基地局装置と、地上側のゲートウェイ装置を介して前記基地局装置との間でフィーダリンクの無線通信を行うように前記飛行体又は浮揚体に設けられたリピータ装置と、を含んでもよい。
前記通信システムにおいて、前記第1基地局の基地局装置及びアンテナが、前記飛行体又は浮揚体に設けられ、前記基地局装置は、地上側のゲートウェイ装置との間でフィーダリンクの無線通信を行ってもよい。
前記通信システムにおいて、前記第1基地局の基地局装置及びアンテナと前記基地局装置に接続されたコアネットワーク装置とが、前記飛行体又は浮揚体に設けられ、前記コアネットワーク装置は、地上側のゲートウェイ装置との間でフィーダリンクの無線通信を行ってもよい。
本発明によれば、上空を移動可能なアンテナにより地上に向けて形成される第1セルと地上のアンテナにより形成される第2セルとが互い重複又は近接するセル構成において、第1セルから第2セルへの干渉を抑圧しつつ、第1セルの基地局の運用を開始できる。
本発明の実施形態に係る上空NWセル(第1セル)及び地上NWセル(第2セル)が配置されたセル構成を有する移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。 (a)及び(b)はそれぞれ、上空NWセルから地上NWセルへの干渉の一例を示す説明図。 本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの下りリンク制御の一例を示す説明図。 本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの下りリンク制御の他の例を示す説明図。 本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの下りリンク制御の更に他の例を示す説明図。 本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの上りリンク制御の一例を示す説明図 本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの上りリンク制御の他の例を示す説明図。 本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの上りリンク制御の更に他の例を示す説明図。 他の実施形態に係る移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。 更に他の実施形態に係る移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。 更に他の実施形態に係る移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。 更に他の実施形態に係る移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。 更に他の実施形態に係る移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。 更に他の実施形態に係る移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ここでは、LTE/LTE-Advancedへの適用を前提に本発明の実施形態を説明するが、類似のセル構成、物理チャネル構成を用いるシステムであれば、本発明の概念はどのようなシステムにも適用可能である。
まず、本発明を適用可能な移動通信システムの全体構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る上空NWセル10A及び地上NWセル20Aが配置されたセル構成を有する移動通信システムの概略構成の一例を示す説明図である。図1において、災害時対応や臨時のイベントなどによる通信トラフィック対策として、図中の矢印Fに示すように上空に位置して移動可能な浮揚体としてのドローンなどの飛行体15のアンテナ101から地上又は水上(例えば海上)に向かって形成される移動通信ネットワークのサービスリンクの第1セルとしての上空ネットワークセル(以下「上空NWセル」という。)10Aを展開している。上空NWセル10Aは、地上又は水上(例えば海上)に設置された既存の基地局20のアンテナ201により形成される移動通信ネットワークのサービスリンクの第2セルとしてのネットワークセル(以下「地上NWセル」という。)20Aが存在するエリア付近で運用される。地上NWセル20Aは、例えば、マクロセル、又は、そのマクロセルよりもセルサイズが小さいスモールセルである。
なお、図1は、上空NWセル10Aの一部と地上NWセル20Aの一部が互いに重複しているセル構成の例を示しているが、本実施形態のセル構成は、上空NWセル10A内に地上NWセル20Aが含まれるように各セルが互いに重畳するオーバレイセル構成であってもよいし、また、上空NWセル10Aと地上NWセル20Aが互いに近接するセル構成であってもよい。
図1において、地上NWセル20Aは、移動局であるユーザ端末装置(以下「UE」ともいう。)との無線通信に上空NWセル10Aと同じ周波数(周波数帯)Aが用いられる同一周波数のセル(例えば、マクロセル又はスモールセル)である。図1中のUE41は上空NWセル10Aに在圏して当該セル10Aに接続している。また、図1中のUE42は地上NWセル20Aに在圏して当該セル20Aに接続している。
本実施形態の移動通信システムは、LTE(Long Term Evolution)/LTE-Advanced又は第5世代などの次世代の標準仕様に準拠した通信システムであり、上空NWセル10Aを形成するサービスリンクのアンテナ101を有する第1基地局10と、地上NWセル20Aを形成するアンテナ201を有する第2基地局20とを備える。第1基地局10の基地局装置(例えば、eNodeB、gNodeB)及びアンテナ101は、飛行体15に搭載された上空通信装置16に設けられている。セル10A,20Aで共通に用いられる周波数Aは、例えば、300MHz~30GHzのマイクロ波帯の周波数でもよいし、30GHzよりも高いミリ波帯の周波数でもよい。
地上側の第2基地局20は、例えば、マクロセル基地局又はスモールセル基地局である。マクロセル基地局は、移動体通信網において屋外に設置されている通常の半径数百m乃至数km程度の広域エリアである地上セルをカバーする大出力の基地局である。スモールセル基地局は、広域のマクロセル基地局とは異なり、無線通信可能距離が数m乃至数百m程度であり、一般家庭、店舗、オフィス等の建物の内部にも設置することができる小出力の基地局である。マクロセル基地局又はスモールセル基地局はそれぞれ、他の基地局と例えば有線の通信回線で接続され、所定の通信インターフェースで通信可能になっている。また、マクロセル基地局又はスモールセル基地局は、回線終端装置及び専用回線などの通信回線を介して移動体通信網のコアネットワーク50に接続され、コアネットワーク上のコアネットワーク装置やサーバなどの各種ノードとの間で所定の通信インターフェースにより通信可能になっている。コアネットワーク50は、上空NWセル10Aの第1基地局10及び地上NWセル20Aの第2基地局20を収容する共通のコアネットワークである。
本実施形態において、飛行体15に搭載された上空通信装置16は、第1基地局(例えば、eNodeB、gNodeB)10とサービスリンク用のアンテナ101とフィーダリンク用のアンテナ102とを備え、移動通信網側のフィーダリンクFLの無線通信と移動局側のサービスリンクSLの無線通信とを中継することができる。また、第1基地局10は、アンテナ102と地上側のフィーダリンクの中継装置であるゲートウェイ(GW)局55を介して、移動通信網のコアネットワーク50、各種のコアネットワーク装置(例えば、MME,P-GW,S-GW)、インターネットなどの外部ネットワーク70、外部ネットワーク70に設けられた通信制御装置としてのサーバ60等と通信することができる。サーバ60は、データセンターなどの遠隔地に設置することができる。なお、サーバ60は、コアネットワーク50に設けてもよい。
なお、飛行体15に搭載された上空通信装置16は、第1基地局10に加えて、コアネットワーク装置の一部を備えてもよい。また、上空通信装置16は、地上側に設けられた第1基地局とUEとの間のサービスリンクの通信を中継するリピータ装置であってもよい。
また、図1では、第1基地局10を有する飛行体15が上空を移動可能な飛行体としてのドローンである例を示しているが、飛行体15は、上空を移動又は飛行可能な飛行船、気球、航空機、ヘリコプター、ソーラープレーンタイプのHAPS(「高高度プラットフォーム局」又は「高高度疑似衛星」)若しくはLAPS(「低高度プラットフォーム局」又は「低高度疑似衛星」)、飛行船タイプのHAPS若しくはLAPS、人工衛星などの他の無人又は有人の飛行体であってもよい。また、飛行体15は、無線中継を行う運用時に位置する上空の所定の位置に移動した後、その位置にとどまるように又はその位置を含む所定範囲の飛行空間内を循環飛行するように制御してもよい。
飛行体は、自律制御若しくは外部から制御により又は飛行体に搭乗する操縦者の操縦により、地面、海面、又は川若しくは湖などの水面から100[km]以下の高度の空域を飛行して位置するように制御されてもよい。また、飛行体の飛行空域は、高度が11[km]以上及び50[km]以下の成層圏の空域であってもよい。更に、飛行体の飛行空域は、気象条件が比較的安定している高度15[km]以上25[km]以下の空域であってもよく、特に高度がほぼ20[km]の空域であってもよい。
図1において、第1の移動局であるUE41は、周波数Aの上空NWセル10Aに在圏して第1基地局10に接続されたユーザ端末装置(MUE)であり、第1基地局10を介して電話やデータ通信などのための無線通信が可能な状態にある。
第2の移動局であるUE42は、周波数Aの地上NWセル20Aに在圏して第2基地局20に接続されたユーザ端末装置(SUE)であり、第2基地局20を介して電話やデータ通信などのための無線通信が可能な状態にある。
UE41,42はそれぞれ、上空NWセル10A及び地上NWセル20Aに在圏するときに、その在圏するセルに対応する上空の第1基地局10及び第2基地局20と間で所定の通信方式及び無線通信リソースを用いて無線通信することができる。UE41,42はそれぞれ、例えばCPUやメモリ等を有するコンピュータ装置、コアネットワークに対する外部通信インターフェース部、無線通信部などのハードウェアを用いて構成され、所定のプログラムが実行されることにより第1基地局10及び第2基地局20等との間の無線通信等を行うことができる。
本実施形態において、第1基地局10及び第2基地局20はそれぞれ、例えばCPUやメモリ等を有するコンピュータ装置、コアネットワークに対する外部通信インターフェース部、無線通信部などのハードウェアを用いて構成され、所定のプログラムが実行されることにより、サーバ60からの制御情報に基づいて、後述の上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの干渉を抑圧するための各種の処理及び制御を実行したり、所定の通信方式及び無線通信リソースを用いてUE41,42との間の無線通信を行ったりすることができる。
各基地局10,20は、移動局であるUEに対してOFDM(直交周波数分割多重)方式の下りリンクの無線通信可能な基地局である。基地局10,20は、例えば、アンテナ、無線信号経路切り換え部、送受共用器(DUP:Duplexer)、下り無線受信部及びOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調部、制御部、上り無線受信部及びSC-FDMA(Single-Carrier Frequency-Division Multiple Access)復調部など備える。更に、各基地局10,20は、ネットワークリスニングなどの特殊用途のために、下り無線送信部及びOFDM復調部を備えてもよい。
SC-FDMA復調部は、上り無線受信部で受信した受信信号に対してSC-FDMA方式の復調処理を実行し、復調されたデータを制御部に渡す。OFDM変調部は、制御部から受けた自局のセルに在圏しているUEに向けて送信する下り信号のデータを、所定の電力で送信されるように、OFDM方式で変調する。また、基地局が例えばサーバから送信停止対象のサブフレームの情報を受信した場合、OFDM変調部は、無線通信フレーム中の特定のサブフレームについてのみ下り送信を停止するように制御される。下り無線送信部は、OFDM変調部で変調した送信信号を、送受共用器、無線信号経路切り換え部及びアンテナを介して送信する。
基地局10,20の制御部は、例えばコンピュータ装置で構成され、所定のプログラムが読み込まれて実行されることにより、各部を制御したり各種処理を実行したりする。また、制御部は、コアネットワークに対する外部通信インターフェース部と協働して、サーバ60からの制御情報に基づいて、上空NWセル10Aから地上NWセルへの干渉を抑圧するための処理及び制御を行う手段としても機能する。
上記セル構成の移動通信システムにおいて、既存のマクロセルなどの地上NWセル20Aが存在するエリア付近で上空からの上空NWセル10Aを形成して同一周波数で運用する場合、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの干渉が発生するおそれがある。例えば、図2(a)に示すように、上空NWセル10Aを形成する上空の第1基地局10のアンテナ101から地上に向けて送信されたサービスリンクの下りリンク信号SDL1が、地上の第2基地局20から地上NWセル20Aに在圏するUE42に送信されている下りリンク信号SDL2に干渉するおそれがある。また、図2(b)に示すように、上空NWセル10Aに在圏するUE41から上空の第1基地局10に向けて送信されたサービスリンクの上りリンク信号SUL1が、地上NWセル20Aに在圏するUE42から地上の第2基地局20に送信されている上りリンク信号SUL2に干渉するおそれがある。
そこで、本実施形態では、以下に例示するように、サーバ60が、上空NWセル10AにおけるサービスリンクのUE41との間の通信の性能を示す第1通信性能情報及び地上NWセル20AにおけるサービスリンクのUE42との間の通信の性能を示す第2通信性能情報の少なくとも一方の通信性能情報を取得し、その少なくとも一方の通信性能情報に基づいて、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの干渉を抑圧するための制御情報を、上空NWセル10Aを形成する第1基地局10に送信している。第1基地局10は、サーバ60から受信した制御情報に基づいて、サービスリンクの通信パラメータを調整して無線通信を制御することにより、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aに対して突発的に大きな干渉を与えることなく、上空NWセル10Aの運用を開始することができる。
前記通信性能情報(第1通信性能情報、第2通信性能情報)としては、例えば、UE41,42でモニタリング・測定されて基地局10,20に報告される通信評価指標としてのKPI(Key Performance Indicator)に含まれる、次の(A1)~(A6)に示す通信プロトコルレイヤごとの情報が挙げられる。
(A1)物理(L1(Layer-1))レイヤ:
RSRP(参照信号受信電力)、RSRQ(参照信号受信品質)、DL-SINR(ダウンリンク-信号対雑音・干渉比)、PRB(物理リソースブロック)使用率、MCS(変調および符号化方式)、RI(ランク指標)、CQI(チャネル品質指標)、PMI(プリコーディングマトリックス指標)、UL受信電力、UL-SINR(アップリンク-信号対雑音・干渉比)、上りリンク送信電力、PRACH(物理ランダムアクセスチャネル)送信回数、隣接セルID及びそのRSRPとRSRQ
(A2)MAC(メディアアクセス制御)レイヤ:
Timing Advance、L1スループット、データチャネル及び制御チャネル(上りリンクのみ)のBLER(誤り率)、HARQ再送回数、BSR(ユーザの上りリンクデータバッファ)
(A3)RLC(無線リンク制御)レイヤ:
RLCスループット、RLC再送回数
(A4)PDCP(パケットデータ収束プロトコル)レイヤ:
PDCPスループット
(A5)RRC(無線リソース制御)レイヤ:
UE Capability、RRC_CONNECTEDユーザ数、各セルとの間のハンドオーバ試行回数、ハンドオーバ失敗回数、RLF数
(A6)NAS(非アクセス層)レイヤ:
同時接続数、Attachリクエスト数、サービスリクエスト数、DL-data notification数
前記通信性能情報(第1通信性能情報、第2通信性能情報)は、前記KPIの情報のほか、次の(B)に例示する、その他の情報を含んでもよい。
(B)その他:
ユーザのGNSS情報(例えば、GPS情報)、ユーザの加入者情報、ユーザのVoLTE使用有無、上空NWセル10Aの第1基地局10を搭載した飛行体15の航路情報、移動通信システムの通信設備およびバックホールの運用状況、大規模イベント情報
本実施形態の第1基地局10で実行する後述の下りリンク及び上りリンクの制御(通信パラメータの制御)に用いる通信性能情報(第1通信性能情報、第2通信性能情報)は、前記(A1)~(A6)のKPIの情報及び前記(B)のその他の情報の一部(単数又は複数)でもよいし、その全ての情報であってもよい。
また、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの干渉を抑圧するために第1基地局10で実行する下りリンク及び上りリンクの通信パラメータを変更する制御としては、例えば、次の(C1)~(C5)及び(D1)~(D5)の制御が挙げられる。ここに例示する制御はそれぞれ単独で実施してもよいし、2又は3以上の複数の制御を組み合わせて実施してもよい。
〔下りリンク〕
(C1)基地局の送信電力制御(各物理チャネルごとに制御してもよい)
(C2)下りリンクRBの時間軸・周波数軸上での使用位置制御
(C3)チルト角を含むアンテナ指向性(ビームフォーミング)制御
(C4)最大接続ユーザ数の制限
(C5)ハンドオーバおよびセル再選択制御
(C5-1)ハンドオーバしきい値制御によるハンドオーバ抑制
(C5-2)強制ハンドオーバ実行
(C5-3)ハンドオーバ先の制限
(C5-4)セル再選択先の制限
〔上りリンク〕
(D1)UEの送信電力制御(各物理チャネルごとに制御してもよい)
(D2)上りリンクRBの時間軸・周波数軸上での使用位置制御
(D3)上りリンクHARQ再送の実施有無
(D4)アンテナ指向性(ビームフォーミング)制御
(D5)接続可能なセルレンジの制御(Timing Advanceに基づき、最大の遅延補正量に制限)
次に、本実施形態における上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの干渉を抑圧するための上空NWセル10Aの下りリンク制御及び上りリンク制御の例について説明する。
〔上空NWセルの下りリンク制御例1〕
図3は、本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの下りリンク制御の一例を示す説明図である。本例は、地上NWセル20A側で集計したKPIを用いて上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクを制御する例である。
図3において、上空NWセル10Aの第1基地局10は、一定の制限下で運用開始される。例えば、上空NWセル10Aのセルサイズを制限して上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンクの干渉が確実に発生しないように、予め設定した所定の制限下にある下りリンク基地局設定(例えば、基地局の送信電力が閾値以下)の下で運用開始される。その後、以下に示すようにKPIの集計結果に基づいて下りリンクの通信パラメータを変更する。これにより、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンクの干渉を抑圧できる範囲内で上空NWセル10Aの実質的なセルサイズを大きくすることができる。
サーバ60が地上NWセル20Aの第2基地局20にKPI報告指示を送信すると、第2基地局20は、地上NWセル20Aに在圏する複数のUE42における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、RSRP)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
サーバ60は、地上NWセル20Aの第2基地局20から受信したKPI(例えば、RSRP)の集計結果に基づいて、その集計結果が一定の条件(例えば、地上NWセル20Aに在圏する一つ又は複数のUE42が測定した、上空の第1基地局10から送信された下りリンクの参照信号のRSRPが予め設定した閾値以上)を満たした場合には、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンク干渉を抑圧するように、上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクパラメータの設定を変更する制御(例えば、上空NWセル10Aの第1基地局10の送信電力を低下させる制御、使用RB(リソースブロック)の位置を所定位置に制限、アンテナチルト制御、ビームフォーミング制御、ハンドオーバ抑制、など)を実施するための制御情報を、上空NWセル10Aの第1基地局10に送信する。第1基地局10は、サーバ60から受信した制御情報に基づいて、下りリンクパラメータの設定を変更し、変更後の内容で下りリンクの通信の制御を実施する。
なお、前記KPI収集を個々のUE42ごとに実施し、どのUE42からのKPIを制御の判断に使うかをサーバ60側で決定してもよい。
また、本制御例において、前記地上NWセル20Aの第2基地局20によるKPIの集計及びその集計結果のサーバ60への報告、前記KPIの集計結果に基づくサーバ60による上空NWセル10Aの第1基地局10への制御情報の送信、並びに、前記制御情報に基づく上空NWセル10Aの第1基地局10による下りリンクの通信制御は、繰り返し実施してもよい。
以上、本制御例によれば、地上NWセル20Aの第2基地局20から受信したUE42のKPIの集計結果を用いることにより、地上NWセル20Aに在圏するUE42における地上NWセル20Aの下りリンク信号SDL2に対する上空NWセル10Aの下りリンク信号SDL1の干渉を抑圧しつつ、上空NWセル10Aの第1基地局10の運用を開始できる。
〔上空NWセルの下りリンク制御例2〕
図4は、本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの下りリンク制御の他の例を示す説明図である。本例は、上空NWセル10A側で集計したKPIを用いて上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクを制御する例である。
図4において、上空NWセル10Aの第1基地局10は、一定の制限下で運用開始される。例えば、上空NWセル10Aのセルサイズを制限して上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンクの干渉が確実に発生しないように、予め設定した所定の制限下にある下りリンク基地局設定(例えば、基地局の送信電力が閾値以下)の下で運用開始される。その後、以下に示すようにKPIの集計結果に基づいて下りリンクの通信パラメータを変更する。これにより、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンクの干渉を抑圧できる範囲内で上空NWセル10Aの実質的なセルサイズを大きくすることができる。
サーバ60が上空NWセル10Aの第1基地局10にKPI報告指示を送信すると、第1基地局10は、上空NWセル10Aに在圏する複数のUE41における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、RSRP)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
サーバ60は、上空NWセル10Aの第1基地局10から受信したKPI(例えば、RSRP)の集計結果に基づいて、その集計結果が一定の条件(例えば、上空NWセル10Aに在圏する一つ又は複数のUE41が測定した、地上の第2基地局20から送信された下りリンクの参照信号のRSRPが予め設定した閾値以上)を満たした場合には、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンク干渉を抑圧するように、上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクパラメータの設定を変更する制御(例えば、上空NWセル10Aの第1基地局10の送信電力を低下させる制御、使用RB(リソースブロック)の位置を所定位置に制限、アンテナチルト制御、ビームフォーミング制御、ハンドオーバ抑制、など)を実施するための制御情報を、上空NWセル10Aの第1基地局10に送信する。第1基地局10は、サーバ60から受信した制御情報に基づいて、下りリンクパラメータの設定を変更し、変更後の内容で下りリンクの通信の制御を実施する。
なお、前記KPI収集を個々のUE41ごとに実施し、どのUE41からのKPIを制御の判断に使うかをサーバ60側で決定してもよい。
また、本制御例において、前記上空NWセル10Aの第1基地局10によるKPIの集計及びその集計結果のサーバ60への報告、前記KPIの集計結果に基づくサーバ60による上空NWセル10Aの第1基地局10への制御情報の送信、並びに、前記制御情報に基づく上空NWセル10Aの第1基地局10による下りリンクの通信制御は、繰り返し実施してもよい。
以上、本制御例によれば、上空NWセル10Aの第1基地局10から受信したUE41のKPIの集計結果を用いることにより、地上NWセル20Aに在圏するUE42における地上NWセル20Aの下りリンク信号SDL2に対する上空NWセル10Aの下りリンク信号SDL1の干渉を抑圧しつつ、上空NWセル10Aの第1基地局10の運用を開始できる。
〔上空NWセルの下りリンク制御例3〕
図5は、本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの下りリンク制御の更に他の例を示す説明図である。本例は、上空NWセル10A側及び地上NWセル20A側で集計したKPIを用いて上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクを制御する例である。
図5において、上空NWセル10Aの第1基地局10は、一定の制限下で運用開始される。例えば、上空NWセル10Aのセルサイズを制限して上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンクの干渉が確実に発生しないように、予め設定した所定の制限下にある下りリンク基地局設定(例えば、基地局の送信電力が閾値以下)の下で運用開始される。その後、以下に示すようにKPIの集計結果に基づいて下りリンクの通信パラメータを変更する。これにより、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンクの干渉を抑圧できる範囲内で上空NWセル10Aの実質的なセルサイズを大きくすることができる。
サーバ60が地上NWセル20Aの第2基地局20にKPI報告指示を送信すると、第2基地局20は、地上NWセル20Aに在圏する複数のUE42における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、RSRP)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
また、サーバ60が上空NWセル10Aの第1基地局10にKPI報告指示を送信すると、第1基地局10は、上空NWセル10Aに在圏する複数のUE41における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、RSRP)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
サーバ60は、地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10のそれぞれから受信したKPI(例えば、RSRP)の集計結果に基づいて、その集計結果が一定の条件(例えば、上空NWセル10Aの第1基地局10から受信した下りリンクの参照信号のRSRPが予め設定した閾値以上、且つ、地上NWセル20Aの第2基地局20から受信した下りリンクの参照信号のRSRPが予め設定した閾値以上)を満たした場合には、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンク干渉を抑圧するように、上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクパラメータの設定を変更する制御(例えば、上空NWセル10Aの第1基地局10の送信電力を低下させる制御、基地局の送信電力が閾値以下、使用RB(リソースブロック)の位置を所定位置に制限、アンテナチルト制御、ビームフォーミング制御、ハンドオーバ抑制、など)を実施するための制御情報を、上空NWセル10Aの第1基地局10に送信する。第1基地局10は、サーバ60から受信した制御情報に基づいて、下りリンクパラメータの設定を変更し、変更後の内容で下りリンクの通信の制御を実施する。
なお、前記KPI収集を個々のUE41,42ごとに実施し、どのUE41,42からのKPIを制御の判断に使うかをサーバ60側で決定してもよい。
また、本制御例において、前記地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10によるKPIの集計及びその集計結果のサーバ60への報告、前記KPIの集計結果に基づくサーバ60による上空NWセル10Aの第1基地局10への制御情報の送信、並びに、前記制御情報に基づく上空NWセル10Aの第1基地局10による下りリンクの通信制御は、繰り返し実施してもよい。
また、本制御例において、上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクパラメータの設定を変更する制御を行うか否かの判断に用いるKPIの集計結果は、選択的に、地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10から受信した両方のKPIの集計結果でもよいし、地上NWセル20Aの第2基地局20のみから受信したKPIの集計結果でもよいし、又は、上空NWセル10Aの第1基地局10のみから受信したKPIの集計結果でもよい。
以上、本制御例によれば、地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10のそれぞれから受信したUE42,41のKPIの集計結果を複合的に用いることにより、地上NWセル20Aに在圏するUE42における地上NWセル20Aの下りリンク信号SDL2に対する上空NWセル10Aの下りリンク信号SDL1の干渉を抑圧しつつ、上空NWセル10Aの第1基地局10の運用を開始できる。
〔上空NWセルの上りリンク制御例1〕
図6は、本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの上りリンク制御の一例を示す説明図である。本例は、地上NWセル20A側で集計したKPIを用いて上空NWセル10Aの第1基地局10の上りリンクを制御する例である。
図6において、上空NWセル10Aの第1基地局10は、一定の制限下で運用開始される。例えば、上空NWセル10Aのセルサイズを制限して上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンクの干渉が確実に発生しないように予め設定した所定の制限下にある上りリンク基地局設定(例えば、UEが基地局に送信する送信電力が閾値以下、使用RB(リソースブロック)の位置を所定位置に制限)の下で運用開始される。その後、以下に示すように、KPIの集計結果に基づいて上記上りリンクの通信パラメータを変更する。これにより、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンクの干渉を抑圧できる範囲内で上空NWセル10Aの実質的なセルサイズを大きくすることができる。
サーバ60が地上NWセル20Aの第2基地局20にKPI報告指示を送信すると、第2基地局20は、地上NWセル20Aに在圏する複数のUE42における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、上りリンク干渉電力)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
サーバ60は、地上NWセル20Aの第2基地局20から受信したKPI(例えば、RSRP)の集計結果に基づいて、その集計結果が一定の条件(例えば、地上NWセル20Aの第2基地局20から受信した上りリンク干渉電力が予め設定した閾値以上)を満たした場合には、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンク干渉を抑圧するように、上空NWセル10Aの第1基地局10の上りリンクパラメータの設定を変更する制御(例えば、上空NWセル10AのUE41の送信電力を低下させる制御、アンテナチルト制御、ビームフォーミング制御、ハンドオーバ抑制、など)を実施するための制御情報を、上空NWセル10Aの第1基地局10に送信する。第1基地局10は、サーバ60から受信した制御情報に基づいて、上りリンクパラメータの設定を変更し、変更後の内容で上りリンクの通信の制御を実施する。
なお、前記KPI収集を個々のUE42ごとに実施し、どのUE42からのKPIを制御の判断に使うかをサーバ60側で決定してもよい。また、前記KPIに基づいて上りリンクの通信における通信パラメータを変更する制御をUE41ごとに又はUE42ごとに実施してもよい。例えば、地上NWセル20Aへの干渉が大きい場合には上りリンクの送信電力を、一部のUE41(例えば上空NWセル10Aの中央のUE)に限定して低下させるように制御してもよい。また、地上NWセル20Aへの干渉が少ない場合には逆に上りリンクの送信電力を、一部のUE41(例えば上空NWセル10Aの中央のUE)に限定して上昇させるように制御してもよい。
また、本制御例において、前記地上NWセル20Aの第2基地局20によるKPIの集計及びその集計結果のサーバ60への報告、前記KPIの集計結果に基づくサーバ60による上空NWセル10Aの第1基地局10への制御情報の送信、並びに、前記制御情報に基づく上空NWセル10Aの第1基地局10による上りリンクの通信制御は、繰り返し実施してもよい。
以上、本制御例によれば、地上NWセル20Aの第2基地局20から受信したUE42のKPIの集計結果を用いることにより、地上NWセル20Aに在圏するUE42における地上NWセル20Aの上りリンク信号SUL2に対する上空NWセル10Aの上りリンク信号SUL1の干渉を抑圧しつつ、上空NWセル10Aの第1基地局10の運用を開始できる。
〔上空NWセルの上りリンク制御例2〕
図7は、本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの上りリンク制御の他の例を示す説明図である。本例は、上空NWセル10A側で集計したKPIを用いて上空NWセル10Aの第1基地局10の上りリンクを制御する例である。
図7において、上空NWセル10Aの第1基地局10は、一定の制限下で運用開始される。例えば、上空NWセル10Aのセルサイズを制限して上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンクの干渉が確実に発生しないように予め設定した所定の制限下にある上りリンク基地局設定(例えば、UEが基地局に送信する送信電力が閾値以下、使用RB(リソースブロック)の位置を所定位置に制限)の下で運用開始される。その後、以下に示すように、KPIの集計結果に基づいて上記上りリンクの通信パラメータを変更する。これにより、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンクの干渉を抑圧できる範囲内で上空NWセル10Aの実質的なセルサイズを大きくすることができる。
サーバ60が上空NWセル10Aの第1基地局10にKPI報告指示を送信すると、第1基地局10は、上空NWセル10Aに在圏する複数のUE41における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、上りリンク干渉電力)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
サーバ60は、上空NWセル10Aの第1基地局10から受信したKPI(例えば、RSRP)の集計結果に基づいて、その集計結果が一定の条件(例えば、上空NWセル10Aの第1基地局10から受信した上りリンク干渉電力が予め設定した閾値以下)を満たした場合には、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの下りリンク干渉を抑圧するように、上空NWセル10Aの第1基地局10の下りリンクパラメータの設定を変更する制御(例えば、上空NWセル10AのUE41の送信電力を低下させる制御、アンテナチルト制御、ビームフォーミング制御、ハンドオーバ抑制、など)を実施するための制御情報を、上空NWセル10Aの第1基地局10に送信する。第1基地局10は、サーバ60から受信した制御情報に基づいて、上りリンクパラメータの設定を変更し、変更後の内容で上りリンクの通信の制御を実施する。
なお、前記KPI収集を個々のUE41ごとに実施し、どのUE41からのKPIを制御の判断に使うかをサーバ60側で決定してもよい。また、前記上りリンクの通信における通信パラメータを変更する制御をUE41ごとに実施してもよい。例えば、地上NWセル20Aへの干渉が大きい場合には上りリンクの送信電力を、一部のUE41(例えば上空NWセル10Aの中央のUE)に限定して低下させるように制御してもよい。また、地上NWセル20Aへの干渉が少ない場合には逆に上りリンクの送信電力を、一部のUE41(例えば上空NWセル10Aの中央のUE)に限定して上昇させるように制御してもよい。
また、本制御例において、前記上空NWセル10Aの第1基地局10によるKPIの集計及びその集計結果のサーバ60への報告、前記KPIの集計結果に基づくサーバ60による上空NWセル10Aの第1基地局10への制御情報の送信、並びに、前記制御情報に基づく上空NWセル10Aの第1基地局10による上りリンクの通信制御は、繰り返し実施してもよい。
以上、本制御例によれば、上空NWセル10Aの第1基地局10から受信したUE41のKPIの集計結果を用いることにより、地上NWセル20Aに在圏するUE42における地上NWセル20Aの上りリンク信号SUL2に対する上空NWセル10Aの上りリンク信号SUL1の干渉を抑圧しつつ、上空NWセル10Aの第1基地局10の運用を開始できる。
〔上空NWセルの上りリンク制御例3〕
図8は、本実施形態に係る通信システムにおける上空NWセルの上りリンク制御の更に他の例を示す説明図である。本例は、上空NWセル10A側及び地上NWセル20A側で集計したKPIを用いて上空NWセル10Aの第1基地局10の上りリンクを制御する例である。
図8において、上空NWセル10Aの第1基地局10は、一定の制限下で運用開始される。例えば、上空NWセル10Aのセルサイズを制限して上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンクの干渉が確実に発生しないように予め設定した所定の制限下にある上りリンク基地局設定(例えば、UEが基地局に送信する送信電力が閾値以下、使用RB(リソースブロック)の位置を所定位置に制限)の下で運用開始される。その後、以下に示すように、KPIの集計結果に基づいて上記上りリンクの通信パラメータを変更する。これにより、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンクの干渉を抑圧できる範囲内で上空NWセル10Aの実質的なセルサイズを大きくすることができる。
サーバ60が地上NWセル20Aの第2基地局20にKPI報告指示を送信すると、第2基地局20は、地上NWセル20Aに在圏する複数のUE42における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、上りリンク干渉電力)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
また、サーバ60が上空NWセル10Aの第1基地局10にKPI報告指示を送信すると、第1基地局10は、上空NWセル10Aに在圏する複数のUE41における物理レイヤ~RRCレイヤおよびNASレイヤ等におけるKPI(例えば、上りリンク干渉電力)を集計し、そのKPIの集計結果(例えば、平均値)をサーバ60に送信して報告する。
サーバ60は、地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10のそれぞれから受信したKPI(例えば、上りリンク干渉電力)の集計結果に基づいて、その集計結果が一定の条件(例えば、地上NWセル20Aの第2基地局20から受信した上りリンク干渉電力が予め設定した閾値以上、且つ、上空NWセル10Aの第1基地局10から受信した上りリンク干渉電力が予め設定した閾値以下)を満たした場合には、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの上りリンク干渉を抑圧するように、上空NWセル10Aの第1基地局10の上りリンクパラメータの設定を変更する制御(例えば、上空NWセル10AのUE41の送信電力を低下させる制御、アンテナチルト制御、ビームフォーミング制御、ハンドオーバ抑制、など)を実施するための制御情報を、上空NWセル10Aの第1基地局10に送信する。第1基地局10は、サーバ60から受信した制御情報に基づいて、上りリンクパラメータの設定を変更し、変更後の内容で上りリンクの通信の制御を実施する。
なお、前記KPI収集を個々のUE41,42ごとに実施し、どのUE41,42からのKPIを制御の判断に使うかをサーバ60側で決定してもよい。また、前記KPIに基づいて上りリンクの通信における通信パラメータを変更する制御をUE41,42ごとに実施してもよい。例えば、地上NWセル20Aへの干渉が大きい場合には上りリンクの送信電力を、一部のUE41(例えば上空NWセル10Aの中央のUE)に限定して低下させるように制御してもよい。また、地上NWセル20Aへの干渉が少ない場合には逆に上りリンクの送信電力を、一部のUE41(例えば上空NWセル10Aの中央のUE)に限定して上昇させるように制御してもよい。
また、本制御例において、前記地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10によるKPIの集計及びその集計結果のサーバ60への報告、前記KPIの集計結果に基づくサーバ60による上空NWセル10Aの第1基地局10への制御情報の送信、並びに、前記制御情報に基づく上空NWセル10Aの第1基地局10による上りリンクの通信制御は、繰り返し実施してもよい。
また、本制御例において、上空NWセル10Aの第1基地局10の上りリンクパラメータの設定を変更する制御を行うか否かの判断に用いるKPIの集計結果は、選択的に、地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10から受信した両方のKPIの集計結果でもよいし、地上NWセル20Aの第2基地局20のみから受信したKPIの集計結果でもよいし、又は、上空NWセル10Aの第1基地局10のみから受信したKPIの集計結果でもよい。
以上、本制御例によれば、地上NWセル20Aの第2基地局20及び上空NWセル10Aの第1基地局10のそれぞれから受信したUE42,41のKPIの集計結果を複合的に用いることにより、地上NWセル20Aに在圏するUE42における地上NWセル20Aの上りリンク信号SUL2に対する上空NWセル10Aの上りリンク信号SUL1の干渉を抑圧しつつ、上空NWセル10Aの第1基地局10の運用を開始できる。
以上、本実施形態によれば、上空を移動可能な第1基地局10のアンテナ101により地上又は水上に向けて形成される上空NWセル(第1セル)10Aと地上又は水上の第2基地局20のアンテナ201により形成される地上NWセル(第2セル)20Aとが互い重複又は近接するセル構成において、上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの干渉を抑圧しつつ、上空NWセル10Aの第1基地局10の運用を開始できる。
なお、上記実施形態では、外部ネットワーク70にサーバ60が設けているが、図9に示すように、上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16(第1基地局10)とコアネットワーク50との間の通信経路(通信インターフェース)における上空通信装置16に近い場所(例えば、地上のGW局55に近い場所)に、移動通信網のエッジコンピュータとして兼用可能なサーバ60を設けてもよい。また、サーバ60は、第1基地局10に付随するサーバ、第1基地局10の直下に配置されたサーバ、コアネットワーク50において第1基地局10が接続されるコアネットワーク装置51と第1基地局10との間に設けられたサーバ、コアネットワーク50に設けられたサーバ、コアネットワーク装置51の直下に配置されたサーバ、又は、コアネットワーク装置51に付随するサーバ、であってもよい。
例えば、上空NWセル10Aの第1基地局10を地上側(例えばGW局55とコアネットワーク50との間)に配置し、上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16にリピータ装置を配置した場合は、地上の第1基地局10のコアネットワーク50側の直下に、移動通信網のエッジコンピュータとして兼用可能なサーバ60を設けてもよい。
また、移動通信網のエッジコンピュータとして兼用可能なサーバ60は、図10に示すように上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16内に設けてもよいし、上空通信装置16に搭載した第1基地局10内に設けてもよい。
また、上記実施形態では、上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16内に、上空NWセル10Aの第1基地局10を設けているが、図11に示すようにGW局55とコアネットワーク50との間に第1基地局10を設け、その第1基地局10及びGW局55とUEとの通信を中継するリピータ装置11を上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16内に設けてもよい。
また、上記実施形態では、上空の飛行体(例えば、ドローン)15の第1基地局10とコアネットワーク50との間のバックホール回線の通信を、GW局55を介して行っているが、図12に示すように上空の第1基地局10よりも高い高度に位置する人工衛星80又はHAPS等を介して前記バックホール回線の通信を行ってもよい。
また、上記実施形態では、第1基地局10を収容するコアネットワーク50のコアネットワーク装置(MME,P-GW,S-GWなど)51を地上に配置しているが、図13に示すように上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16内にMMEなどのコアネットワーク装置51を設け、そのコアネットワーク装置51と外部ネットワーク70との通信を上空の第1基地局10よりも高い高度に位置する人工衛星80又はHAPS等を介して行ってもよい。
また、上記実施形態では、上空NWセル10Aの第1基地局10及び地上NWセル20Aの第2基地局20を収容する共通のコアネットワーク50が設けられている場合について説明したが、図14に示すように、上空NWセル10Aの第1基地局10を収容する第1コアネットワーク50(1)と地上NWセル20Aの第2基地局20を収容する第2コアネットワーク50(2)とを別々に設けてもよい。
このように第1コアネットワーク50(1)と第2コアネットワーク50(2)とを別々に設けた場合、例えば、各コアネットワークに対応する外部ネットワーク70(1),70(2)に接続された共通のサーバ60を設ける。また、サーバ60は、第1基地局10に付随するサーバ、第1基地局10の直下に配置されたサーバ、第1コアネットワーク50(1)において第1基地局10が接続される第1コアネットワーク装置51(1)と第1基地局10との間に設けられたサーバ、第1コアネットワーク50(1)に設けられたサーバ、第1コアネットワーク装置51(1)の直下に配置されたサーバ、又は、第1コアネットワーク装置51(1)に付随するサーバ、であってもよい。
例えば、図14中の破線で示すように、第1コアネットワーク50(1)に、又は、上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16(第1基地局10)と第1コアネットワーク50(1)との間の通信経路(通信インターフェース)における上空通信装置16に近い場所(例えば、地上のGW局55に近い場所)に、移動通信網のエッジコンピュータとして兼用可能なサーバ60を設けてもよい。
また、上空NWセル10Aの第1基地局10を地上側(例えばGW局55と第1コアネットワーク50(1)との間)に配置し、上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16にリピータ装置を配置した場合は、地上の第1基地局10の第1コアネットワーク50(1)側の直下に、移動通信網のエッジコンピュータとして兼用可能なサーバ60を設けてもよい。
また、移動通信網のエッジコンピュータとして兼用可能なサーバ60は、上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16内に設けてもよいし、上空通信装置16に搭載した第1基地局10内に設けてもよい。
また、GW局55と第1コアネットワーク50(1)との間に第1基地局10を設け、その第1基地局10及びGW局55とUEとの通信を中継するリピータ装置を上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16内に設けてもよい。
また、上空の第1基地局10よりも高い高度に位置する人工衛星80又はHAPS等を介して、第1基地局10を収容する第1コアネットワーク50(1)との間のバックホール回線の通信を行ってもよい。
また、第1基地局10を収容する第1コアネットワーク50(1)のコアネットワーク装置(MME,P-GW,S-GWなど)51(1)を、上空の飛行体(例えば、ドローン)15に搭載された上空通信装置16内に設け、その第1コアネットワーク50(1)のMME等のコアネットワーク装置51(1)と外部ネットワーク70(1)との通信を、上空の第1基地局10よりも高い高度に位置する人工衛星80又はHAPS等を介して行ってもよい。
また、本実施形態において、上空NWセル10Aは複数のセクタセルで構成してもよい。この場合、前述のKPIに基づいて下りリンク又は上りリンクの通信における上空NWセル10Aから地上NWセル20Aへの干渉を抑圧するための制御は、セクタセルごとに実施してもよい。また、前述のKPIに基づいて下りリンク又は上りリンクの通信における通信パラメータを変更する制御は、セクタセルごとに実施してもよい。
また、本実施形態では、LTE/LTE-Advancedへの適用を前提に説明したが、LTE/LTE-Advancedと類似のOFDM(直交周波数分割多重)方式の下りリンクの無線通信、無線通信フレーム、OFDMシンボルなどを用いるシステムであれば、本発明の概念はどのようなシステムにも適用可能であり、さらに本実施形態に示した送信機および受信機の構成に限定されない。
また、本明細書で説明された処理工程並びに移動通信システム、第1基地局、第2基地局(スモールセル基地局、マクロセル基地局)及びユーザ端末装置(移動局)の構成要素は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、各種無線通信装置、Node B、端末、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、前記媒体は非一時的な記録媒体であってもよい。また、前記プログラムのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のデバイス若しくは装置機械で読み込んで実行可能であれよく、その形式は特定の形式に限定されない。例えば、前記プログラムのコードは、ソースコード、オブジェクトコード及びバイナリコードのいずれでもよく、また、それらのコードの2以上が混在したものであってもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
10 第1基地局
10A 上空NWセル(第1セル)
15 飛行体
16 上空通信装置
20 第2基地局(地上セル基地局、マクロセル基地局、スモールセル基地局)
20A 地上NWセル(第2セル)
41 上空NWセルに接続されたUE(移動局)
42 地上NWセルに接続されたUE(移動局)
50,50(1),50(2) コアネットワーク
51,51(1),51(2) コアネットワーク装置(MME,S-GW,P-GW)
55 ゲートウェイ局
60 サーバ(通信制御装置)
70,70(1),70(2) 外部ネットワーク
80 人工衛星

Claims (11)

  1. 上空を移動可能なアンテナにより地上に向けて形成される第1セルと前記第1セルと同一周波数帯が用いられ地上のアンテナにより形成される第2セルとが互い重複又は近接する同一周波数帯の複数セル構成における通信を制御する通信制御装置であって、
    前記第1セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第1のKPI(主要性能指数)情報を、前記上空のアンテナにより前記第1セルを形成する第1基地局から取得する手段と、
    前記第2セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第2のKPI(主要性能指数)情報を、前記地上のアンテナにより前記第2セルを形成する第2基地局から取得する手段と、
    前記第1基地局から取得した前記第1のKPI情報と、前記第2基地局から取得した前記第2のKPI情報とに基づいて、前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御情報を、前記上空のアンテナにより前記第1セルを形成する前記第1基地局に送信する手段と、を備え
    前記第1のKPI情報および前記第2のKPI情報は、それぞれ、
    (i)物理レイヤ、
    (ii)メディアアクセス制御レイヤ、
    (iii)無線リンク制御レイヤ、
    (iv)パケットデータ収束プロトコルレイヤ、
    (v)無線リソース制御レイヤ、及び、
    (vi)非アクセス層レイヤ、の情報を含み、
    前記制御情報は、
    (イ)送信電力制御、
    (ロ)RB(リソースブロック)の時間軸・周波数軸上での使用位置制御、
    (ハ)アンテナ指向性制御、
    (ニ)上りリンクHARQ再送の実施有無制御、
    (ホ)最大接続数の制限、
    (ヘ)ハンドオーバおよびセル再選択制御、及び、
    (ト)接続可能なセルレンジの制御、のうち、2以上を組み合わせて実行するための情報である、ことを特徴とする通信制御装置
  2. 求項1の通信制御装置において、
    前記第1基地局を収容する第1コアネットワークと前記第2セルを形成する第2基地局を収容する第2コアネットワークとが別々に設けられている場合、当該通信制御装置は、前記第1基地局に付随するサーバ、前記第1基地局の直下に配置されたサーバ、前記第1コアネットワークと前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記第1コアネットワークにおいて前記第1基地局が接続されるコアネットワーク装置と前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記第1コアネットワークに設けられたサーバ、前記コアネットワーク装置の直下に配置されたサーバ、前記コアネットワーク装置に付随するサーバ、又は、前記第1コアネットワーク及び前記第2コアネットワークのいずれとも異なる外部ネットワークに設けられたサーバ、であることを特徴とする通信制御装置。
  3. 請求項1の通信制御装置において、
    前記第1基地局及び前記第2セルを形成する第2基地局を収容する共通のコアネットワークが設けられている場合、当該通信制御装置は、前記第1基地局に付随するサーバ、前記第1基地局の直下に配置されたサーバ、前記共通のコアネットワークと前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記共通のコアネットワークにおいて前記第1基地局が接続されるコアネットワーク装置と前記第1基地局との間に設けられたサーバ、前記共通のコアネットワークに設けられたサーバ、前記コアネットワーク装置の直下に配置されたサーバ、前記コアネットワーク装置に付随するサーバ、又は、前記共通のコアネットワークとは異なる外部ネットワークに設けられたサーバ、であることを特徴とする通信制御装置
  4. 求項1乃至のいずれかの通信制御装置において、
    前記第1セルは、複数のセクタセルで構成され、
    前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御を、前記セクタセルごとに実行する、ことを特徴とする通信制御装置。
  5. 通信システムであって、
    請求項1乃至のいずれかの通信制御装置と、前記第1セルを形成する第1基地局と、前記第2セルを形成する第2基地局と、を備えることを特徴とする通信システム。
  6. 請求項の通信システムにおいて、
    前記第1セルを形成するアンテナはドローンに搭載されていることを特徴とする通信システム。
  7. 請求項又はの通信システムにおいて、
    前記第1基地局は、地上側に設けられた基地局装置と、地上側のゲートウェイ装置を介して前記基地局装置との間でフィーダリンクの無線通信を行うように飛行体に設けられたリピータ装置と、を含むことを特徴とする通信システム。
  8. 請求項又はの通信システムにおいて、
    前記第1基地局の基地局装置及びアンテナが、上空を移動可能な飛行体に設けられ、
    前記基地局装置は、地上側のゲートウェイ装置との間でフィーダリンクの無線通信を行う、ことを特徴とする通信システム。
  9. 請求項又はの通信システムにおいて、
    前記第1基地局の基地局装置及びアンテナと前記基地局装置に接続されたコアネットワーク装置とが、上空を移動可能な飛行体に設けられ、
    前記コアネットワーク装置は、地上側のゲートウェイ装置との間でフィーダリンクの無線通信を行う、ことを特徴とする通信システム。
  10. 上空を移動可能なアンテナにより地上に向けて形成される第1セルと前記第1セルと同一周波数帯が用いられ地上のアンテナにより形成される第2セルとが互い重複又は近接する同一周波数帯の複数セル構成における通信を制御する通信制御方法であって、
    前記第1セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第1のKPI(主要性能指数)情報を、前記上空のアンテナにより前記第1セルを形成する第1基地局から取得することと、
    前記第2セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第2のKPI(主要性能指数)情報を、前記地上のアンテナにより前記第2セルを形成する第2基地局から取得することと、
    前記第1基地局から取得した前記第1のKPI情報と、前記第2基地局から取得した前記第2のKPI情報とに基づいて、前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御情報を、前記上空のアンテナにより前記第1セルを形成する前記第1基地局に送信することと、を含み、
    前記第1のKPI情報および前記第2のKPI情報は、それぞれ、
    (i)物理レイヤ、
    (ii)メディアアクセス制御レイヤ、
    (iii)無線リンク制御レイヤ、
    (iv)パケットデータ収束プロトコルレイヤ、
    (v)無線リソース制御レイヤ、及び、
    (vi)非アクセス層レイヤ、の情報を含み、
    前記制御情報は、
    (イ)送信電力制御、
    (ロ)RB(リソースブロック)の時間軸・周波数軸上での使用位置制御、
    (ハ)アンテナ指向性制御、
    (ニ)上りリンクHARQ再送の実施有無制御、
    (ホ)最大接続数の制限、
    (ヘ)ハンドオーバおよびセル再選択制御、及び、
    (ト)接続可能なセルレンジの制御、のうち、2以上を組み合わせて実行するための情報である、ことを特徴とする通信制御方法。
  11. 上空を移動可能なアンテナにより地上に向けて形成される第1セルと前記第1セルと同一周波数帯が用いられ地上のアンテナにより形成される第2セルとが互い重複又は近接する同一周波数帯の複数セル構成における通信を制御する通信制御装置に設けられたコンピュータ又はプロセッサで実行されるプログラムであって、
    前記第1セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第1のKPI(主要性能指数)情報を、前記上空のアンテナにより前記第1セルを形成する第1基地局から取得するためのプログラムコードと、
    前記第2セルにおけるサービスリンクの移動局との間の通信の性能を示す第2のKPI(主要性能指数)情報を、前記地上のアンテナにより前記第2セルを形成する第2基地局から取得するためのプログラムコードと、
    前記第1基地局から取得した前記第1のKPI情報と、前記第2基地局から取得した前記第2のKPI情報とに基づいて、前記第1セルから前記第2セルへの干渉を抑圧するための制御情報を、前記上空のアンテナにより前記第1セルを形成する前記第1基地局に送信するためのプログラムコードと、を含み、
    前記第1のKPI情報および前記第2のKPI情報は、それぞれ、
    (i)物理レイヤ、
    (ii)メディアアクセス制御レイヤ、
    (iii)無線リンク制御レイヤ、
    (iv)パケットデータ収束プロトコルレイヤ、
    (v)無線リソース制御レイヤ、及び、
    (vi)非アクセス層レイヤ、の情報を含み、
    前記制御情報は、
    (イ)送信電力制御、
    (ロ)RB(リソースブロック)の時間軸・周波数軸上での使用位置制御、
    (ハ)アンテナ指向性制御、
    (ニ)上りリンクHARQ再送の実施有無制御、
    (ホ)最大接続数の制限、
    (ヘ)ハンドオーバおよびセル再選択制御、及び、
    (ト)接続可能なセルレンジの制御、のうち、2以上を組み合わせて実行するための情報である、ことを特徴とするプログラム。
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