JP7038680B2 - 掴線器並びに電線の支持及び張緩用器具 - Google Patents
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Description
しかしながら、掴線装置で掴線器を引張った後、第2掴線体を線状体から外そうとすると第1掴線体と第2掴線体の把持溝内に線状体の被覆部分が密に喰い込んでいるので、外れにくいときがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、被覆電線から掴線部を外し易い掴線器並びに電線の支持及び張緩用器具を提供することである。
本件発明にかかる掴線器は、前記遠隔操作具係止体は、環状体を有し、前記環状体は、無端環状又は部分的に切り欠いた環状であると良い。
本件発明にかかる掴線器は、前記遠隔操作具係止体は、前記下側掴線体を前記上側掴線体より離す方向に向けてのびる、延出部の先端に無端環状部又は部分的に切り欠いた環状部を備えるとなお良い。
本件発明にかかる掴線器は、前記リンクは、前記下側掴線体に揺動自在に取り付けられた一対のリンクであって、一方のリンクは前記遠隔操作具係止体が設けられ、他方のリンクはその先端に摺接凹部が形成され、前記摺接凹部は、リンクが連結された前記操作アームを伸縮器にて引っ張る側に向けて下方に傾斜する円弧状面を有しており、締め込み部の頭部の上部の球状面と当接するように構成され、前記上側掴線体と前記下側掴線体が近接した状態において、締め込み部を回転させて下動したときに、頭部との間に空間を形成するために、リンクが連結された前記操作アームを伸縮器にて引っ張る側とは反対側の方向にのびる正面視円弧状で且つ一方のリンク側に凸の正面視円弧状の円弧状面を有するとなお良い。
本件発明にかかる電線の支持及び張緩用器具は、一対の掴線器と、該掴線器の間において、掴線器と連結される張線器とを備え、前記一対の掴線器は、前記記載の掴線器であって、下側掴線体を上側掴線体方向に進退させる、作動体より延在された遠隔操作具係止体を有し、前記遠隔操作具係止体は、遠隔操作具の遠隔操作棒の先端の係止部を係止させ、作動体を作動させて下側掴線体を進退させるように構成され、前記掴線器と前記張線器とは、それらの角度、距離を自在に変化させることができる連結具により連結されたことを特徴とする。
本件発明にかかる電線の支持及び張緩用器具は、前記連結具は、前記掴線器の前記操作アームと前記張線器とを連結するものであって、ロープと、ナス環、環のうち1つとからなるとなお良い。
図1は、本発明の第1の実施の形態の架線工事用補助具を被覆電線に取り付けた様子を示す正面図解図である。
図2は、本実施の形態に係る掴線器10の全体斜視図である。
掴線器10により掴持される被覆電線700は仮想線で示されている。掴線器10のベース部40には、下方側に、揺動可能となるように第1リンク片50及び第2リンク片52が軸支されている。第1リンク片50の揺動端50a、第2リンク片52の揺動端52aは、ともに操作アーム60に連結され、平行リンク機構が構成されている。
第2リンク片52は、枢軸54によりベース部40に回動自在に取り付けられている。
第1リンク片50は、枢軸56により、ベース部40に回動自在に取り付けられている。
リンク片取付部48は、第2リンク片52を取り付けるための前方取付部48Aと、第1リンク片50を取り付けるための後方取付部48Bとを備える。
実施の形態においては、リンク片取付部48は、その前方に、可動ホルダ80を取り付けるための空間を形成するために手前側に向けて膨出した凸部が形成され、その中央に、枢軸54及び枢軸56を挿入するための枢軸孔48a及び枢軸孔48bが穿設されている。枢軸孔48aは、前方取付部48Aに形成され、枢軸孔48bは後方取付部48Bに形成されている。
第1リンク片50は、後方取付部48Bを構成する凸部の平面状の頂部に載置されて、枢軸孔48bに挿入された枢軸56によって回転自在に後方取付部48Bに取り付けられる。
第2リンク片52は、前方取付部48Aを構成する凸部の平面状の頂部に載置されて、枢軸孔48aに挿入された枢軸54によって回転自在に後方取付部48Bに取り付けられる。
第1リンク片50は、その先端の近傍が、枢軸72により、可動ホルダ80に回動自在に取り付けられている。
第2リンク片52は、その先端の近傍が、枢軸74により、可動ホルダ80に回動自在に取り付けられている。
前方連結部88Aは、枢軸72を挿入するための枢軸孔88aが穿設され、後方連結部88Bは、枢軸74を挿入するための枢軸孔88bが穿設されている。
可動ホルダ80は、枢軸72により第2リンク片52の上端と回動自在に連結され、且つ、枢軸74により第1リンク片50の上端と回動自在に連結されている。
可動ホルダ80は、枢軸56を中心として揺動する第1リンク片50と枢軸54を中心として揺動する第2リンク片52とにより、操作アーム60の移動に合わせて上下動する。
この実施の形態においては、枢軸68が断面真円であるが、枢軸孔50bは、操作アーム60の移動方向に長い長軸の楕円形である。
この実施の形態においては、第2リンク片52の揺動端52aに穿設された枢軸孔52bと、操作アーム体60aの中央において穿設された枢軸孔62aと操作アーム体60bの中央において穿設された62bの間に架け渡された枢軸66により、回動自在に連結されている。
枢軸66は、ブッシュ66a及びブッシュ66bが嵌挿されている。ブッシュ66aは、第2リンク片52と操作アーム体60aとの間に介在し、ブッシュ66bは、第2リンク片52と操作アーム体60bとの間に介在している。
この実施の形態においては、第1リンク片(平行リンク片)50の揺動端50aに穿設された枢軸孔50bと、操作アーム体60aの先端において穿設された枢軸孔62cと操作アーム体60bの先端において穿設された枢軸孔62dとの間に架け渡された枢軸68により回動自在に連結されている。
枢軸68は、ブッシュ68a及びブッシュ68bが嵌挿されている。ブッシュ68aは、第1リンク片50と操作アーム体60bとの間に介在し、ブッシュ68bは、第1リンク片50と操作アーム体60aとの間に介在している。
図2及び図5に示すように、下側掴線体30に揺動可能となるように取り付けられた、作動体を構成する第1リンク片50には、操作アーム60を伸縮器200によって引っ張る側(図2図示矢印A1方向)又は操作アーム60を伸縮器200によって引っ張る側とは反対側(図2図示矢印B1方向)に進退させる、遠隔操作具係止体を構成する環状体100が形成されている。環状体100は、作動体を構成する第1リンク片50より延在された前記環状体100は、下側掴線体30を上側掴線体20より離す方向に向けてのびる、延出部の先端に無端環状部(図2図示無端環状部142と同様)又は部分的に切り欠いた環状部102を備えている。
第1リンク片50の中心線50Lと環状体100の中心線100Lとは、直線状に連続するか、若干鈍角で交差するように構成されている。
支持リング90は、環状部90aの下端に係止体固定部90bが延在されてなる。
係止体固定部90bは、穿設された固定孔90cにビス等の固定具90dにより、
掴線器10のベース部40に固定されている。
締め込み部本体92aの先端には、第2リンク片52の下端に形成された摺接凹部58に突き当たる頭部92dが配設されている。
アイリング締め込み部92の環状部92bは、操作アーム60を構成する一対の操作アーム体60aと操作アーム体60bとの間に架設されたアイリング締め込み部固定部92eのねじ孔に進退自在に配設されている。
摺接凹部58は、上側掴線体20と下側掴線体30とが離れた状態において、アイリング締め込み部92を時計回りに回転させて上動させたときに頭部92dが接する点より操作アーム60を伸縮器200にて引っ張る側(図2図示矢印A1方向)にのびる正面視円弧状で且つ下側掴線体30側に凸の正面視円弧状の第1円弧状面58aを有する。
更に、摺接凹部58は、上側掴線体20と下側掴線体30が近接した状態において、アイリング締め込み部92を反時計回りに回転させて下動したときに、頭部92dとの間に空間を形成するために、操作アーム60を伸縮器200にて引っ張る側とは反対側の方向(図2図示B1方向)にのびる正面視円弧状で且つ第1リンク片50側に凸の正面視円弧状の第2円弧状面58bを有する。
摺接凹部58は、第1円弧状面58aと第2円弧状面58bとが連続した正面視円弧状の半球状の頭部92dが摺動するに適する滑らかな面で構成されている。
締め込み部本体92aは、操作アーム60を伸縮器200にて引っ張る側(図2図示矢印A1方向)に向けて環状部92b側が傾斜している。
そして、第2リンク片52は、枢軸54を中心として、その先端が操作アーム60を伸縮器200にて引っ張る側(図2図示矢印A1方向)に向けて回動するとともに、第1リンク片50は、枢軸56を中心として、その先端が操作アーム60を伸縮器200にて引っ張る側(図2図示矢印A1方向)に向けて回動する。
而して、可動ホルダ80は、固定ホルダ42に向けて上動し、被覆電線700を締め付ける。
而して、環状体100に遠隔操作具900のタイスティック910を引っ掛けて、操作アーム60及び可動ホルダ80を揺動させることができ、上側掴線体20と下側掴線体30との間隔を広げることができる。
入口閉鎖手段70は、後端に形成された枢軸孔70aに枢軸56を貫挿して、回動自在に第1リンク片50に固定されている。
入口閉鎖手段70は、中央に形成された枢軸孔70bに枢軸74を貫挿して、回動自在に可動ホルダ80に固定されている。
入口閉鎖手段70は、先端側、すなわち、上側掴線体20と下側掴線体30との間の開口領域に進退する側に、閉塞部70cが形成されている。
閉塞部70cは、中央の枢軸孔70bより先端に向けてのびる嘴状である。
入口閉鎖手段70は、第1リンク片50の下端が伸縮器200により操作アーム60を引っ張る側(図2図示A1方向)に回動したとき、閉塞部70cが上側掴線体20と下側掴線体30との間の開口領域にのび、且つ、第1リンク片50の下端が伸縮器200により操作アーム60を引っ張る側とは反対側(図2図示B1方向)に回動したとき、閉塞部70cが上側掴線体20と下側掴線体30との間の開口領域から外れて、開口するように構成されている。
この振分け器400A及び400Bは、図14及び図15に示すように、一方の側方の開口部410を有する略C字状の支持本体412と、支持本体412の開口部410を閉塞する閉止片414とを有し、支持本体412の開口部410内に被覆電線700を導入した後、支持本体412の開口部410を閉止片414で閉塞することにより、被覆電線700を支持する構成となっている。
この連結具500に引張力が作用すると、操作アーム60が掴線器10A及び掴線器10Bの上側掴線体20及び下側掴線体30を互いに近接する方向に駆動して、被覆電線700を強固に挟持するように形成されている。
また、連結具500は、ナス環からなる連結具520を介して伸縮器200と連結されている。
連結具500は、角度、長さ、距離を自在に変化させる自在連結具である。連結具510及びナス環からなる連結具520は、角度を自在に変化させる自在連結具である。
而して、掴線器の操作アーム60と伸縮器200との角度、長さ、距離を自在に変化させることができる。
この操作のとき、特に第1リンク片50に配設された環状体100を第2リンク片52とは反対側に押し込んだとき、掴線器10A及び掴線器10Bの上側掴線体20の嵌合部24と下側掴線体30の被嵌合部34との間がやや斜めに開き、被覆電線700から外れる。
このとき、連結具500は、比較的柔軟性を有しているので、図19にて示すように、連結具500が撓み、環状体100を被覆電線700の表面方向に沿って振り易い。
掴線器10A及び掴線器10Bを被覆電線700に取り付けるときには、上側掴線体20の上面に設けられた、支持リング90に、遠隔操作具900のタイスティック910のフック部914を差し込み、遠隔操作具900の操作で持ち上げ、被覆電線700の掴線器10A及び掴線器10Bを取り付ける。
別の遠隔操作具900のフック部922でアイリング締め込み部92を締め込み、掴線器10A及び掴線器10Bで被覆電線700を把持させる。
伸縮器200の操作部218に遠隔操作具900のフック部922を係止させ、駆動部216を締め込む。
続いて、伸縮器200の操作部218に遠隔操作具900のフック部914を係合させて回転操作することにより、伸縮器200の本体筒部210内に移動軸部212を収縮させる。
これにより、掴線器10Aと掴線器10Bとが互いに近づく方向に移動して被覆電線700の掴線器10Aと掴線器10Bとの間の部分が彎曲する一方、被覆電線700の掴線器10A及び掴線器10Bよりも外側の部分は連結具500及び伸縮器200を経由して張力が保持される。
次に、振分け器400A,400Bの間の所定位置において、被覆電線700を遠隔操作切断具(図示せず)によって切断する。
この後、片方の振分け器400Bの操作部432、434を遠隔操作具900で操作して伸縮器200への固定を解除し、伸縮器200回りに例えば180°回転させることにより、被覆電線700の一方の切断端部を他方の切断端部と逆側に振り分けて離隔する。この状態で、被覆電線700の切断位置に関して一方の側をバイパス配線し、他方の側を接地して、接地側の作業を行う。
掴線器10A及び掴線器10Bを被覆電線700から外すときは、遠隔操作具900でアイリング締め込み部92のネジ部を弛める。
そして、別の遠隔操作具900のタイスティック910のフック部914を環状体100に引っ掛けて被覆電線700の長手方向に沿って振るように力を加える。これを数回繰り返す。
この操作のとき、特に第1リンク片50に配設された環状体100を第2リンク片52とは反対側に押し込んだとき、掴線器10A及び掴線器10Bの上側掴線体20の嵌合部24と下側掴線体30の被嵌合部34との間がやや斜めに開き、被覆電線700から外れる。
また、前記操作で外れにくいときは、被覆電線700に対して交差する方向に揺さぶると被覆電線700から掴線器10の下側掴線体30が外れる。
再度、掴線器10の支持リング90に遠隔操作具900のタイスティック910のフック部914を引っ掛けて、掴線器10を被覆電線700から外し、被覆電線700より下に掴線器10を降ろす。
次に、本発明の第2の実施の形態について、主として図27に基づいて説明する。
第2の実施の形態の掴線器10は、先端に環状部122を備える環状体120が、第2のリンク片52に形成されている。
連結具530は、図23において示すように、伸縮装置本体220の端部に固定ねじ532Aにより連結された平面視でU字形状の固定部材532と、この固定部材532に基端部が支軸534を介して回転自在に連結された可動部材536と、この可動部材536と固定部材532との間に介設されて可動部材536を固定部材532に対し回動付勢するねじりコイルばねからなるばね体538とを主構成要素として構成されている。
連結具550は、角度を自在に変化させる自在連結具である。
而して、掴線器10の操作アーム60と伸縮器200との角度を自在に変化させることができる。
掴線器10A及び掴線器10Bの連結端60cに環状の連結具540を介して伸縮器200のナス環からなる連結具570と連結されている。
連結棒584は、直線状体であって、その一端が可動部材582に回動自在に取り付けられ、その他端にフックからなる連結具586が取り付けられている。
フックからなる連結具586は、伸縮器200の一端に取り付けられた連結軸540に係止されている。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
10A,10B 掴線器
20 上側掴線体(第1掴線体)
22 上側把持溝(第1把持溝)
24 嵌合部
26 位置決め穴
28 傾斜面
30 下側掴線体(第2掴線体)
32 下側把持溝(第2把持溝)
34 被嵌合部
36 切欠き
38 傾斜面
40 ベース部
42 固定ホルダ
44 位置決めピン
46 背面ボルト
48 リンク片取付部
48A 前方取付部
48B 後方取付部
48a、48b 枢軸孔
50 第1リンク片(平行リンク片)
52 第2リンク片(平行リンク片)
54 枢軸
56 枢軸
50a、52a 揺動端
50b、52b 枢軸孔
58 摺接凹部
58a 第1円弧状面
58b 第2円弧状面
60 操作アーム
60a 操作アーム体
60b 操作アーム体
60c 連結端
62a、62b、62c、62d 枢軸孔
66、68 枢軸
66a、66b、68a、68b ブッシュ
70 入口閉鎖手段
70a 枢軸孔
70b 枢軸孔
70c 閉塞部
72 枢軸
74 枢軸
76 間隙
80 可動ホルダ
82 係合凸部
84 固定螺子
86 下側掴線体取付部
88リンク片連結部
88A 前方連結部
88B 後方連結部
88a、88b 枢軸孔
90 支持リング
90a 環状部
90b 係止体固定部
90c 固定孔
90d 固定具
92 アイリング締め込み部
92a 締め込み部本体
92b 環状部
92c ねじ部
92d 頭部
92e アイリング締め込み部固定部
100 環状体
102 環状部
120 第2の環状体
122 環状部
140 第3の環状体
142 環状部
50L 中心線
100L 中心線
200 伸縮器
210 本体筒部
212 移動軸部
214 筒状部
216 駆動部
218 操作部
300A,300B 把持器
310 カラー
312 貫通穴
330 固定部
332 操作部
334ネジ本体
340 把持部
342 伸縮装置本体
344 固定掴持部
346 可動掴持部
348 ネジ軸
350 操作部
400A,400B 振分け器
410 開口部
412 支持本体
414 閉止片
416 貫通穴
420 係合環
430 固定部
432、434 操作部
500 連結具
510 連結具
520 連結具
530 連結具
532 固定部材
532A 固定ねじ
532a 係止部
534 支軸
536 可動部材
536a 板部材
536b、536c 連結軸
536d 係合部
538 ばね体
538a コイルばね部
538b 中間部
538c 掛止めフック部
540 連結軸
550 連結具
570 連結具
586 連結具
700 被覆電線(線状体)
702 上側半周面
704 下側半周面
710 被覆材
720 芯線
750 接続スリーブ
800 間接活線用切断工具
900 遠隔操作具
910 タイスティック
920 フックバー(工具)
922 フック部(工具)
A1、A2 矢印
Claims (6)
- 上側掴線体と下側掴線体とにより被覆電線を挟持する掴線器であって、
前記下側掴線体を前記上側掴線体方向に進退させる、リンク及び前記リンクに取り付けられた操作アームを含む作動体の、前記リンクより延在された遠隔操作具係止体を有し、
前記遠隔操作具係止体は、前記下側掴線体に対して前記リンクと前記操作アームとの連結部位より離間した位置にあって、遠隔操作具の遠隔操作棒の先端の係止部を係止させ、前記リンクを揺動させて前記下側掴線体を進退させるように構成された、
掴線器。 - 前記遠隔操作具係止体は、環状体を有し、
前記環状体は、無端環状又は部分的に切り欠いた環状である、
請求項1に記載の掴線器。 - 前記遠隔操作具係止体は、前記下側掴線体を前記上側掴線体より離す方向に向けてのびる、延出部の先端に無端環状部又は部分的に切り欠いた環状部を備えた、
請求項1又は請求項2に記載の掴線器。 - 前記リンクは、前記下側掴線体に揺動自在に取り付けられた一対のリンクであって、
一方のリンクは前記遠隔操作具係止体が設けられ、他方のリンクはその先端に摺接凹部が形成され、
前記摺接凹部は、リンクが連結された前記操作アームを伸縮器にて引っ張る側に向けて下方に傾斜する円弧状面を有しており、締め込み部の頭部の上部の球状面と当接するように構成され、前記上側掴線体と前記下側掴線体が近接した状態において、締め込み部を回転させて下動したときに、頭部との間に空間を形成するために、リンクが連結された前記操作アームを伸縮器にて引っ張る側とは反対側の方向にのびる正面視円弧状で且つ一方のリンク側に凸の正面視円弧状の円弧状面を有する、
請求項1から3のいずれかに記載の掴線器。 - 一対の掴線器と、該掴線器の間において、掴線器と連結される張線器とを備え、
前記一対の掴線器は、請求項1から4のいずれかに記載の掴線器であって、
前記掴線器と前記張線器とは、それらの角度、距離を自在に変化させることができる連結具により連結されたことを特徴とする、電線の支持及び張緩用器具。 - 前記連結具は、前記掴線器の前記操作アームと前記張線器とを連結するものであって、ロープと、ナス環、環のうち1つとからなる、
請求項5に記載の電線の支持及び張緩用器具。
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JP2004194381A (ja) | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Okinawa Electric Power Co Ltd | 被覆架線の切分け工事における接地方法 |
JP2004242477A (ja) | 2003-02-10 | 2004-08-26 | Nagaki Seiki Co Ltd | 掴線器 |
JP2013126271A (ja) | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ケーブル挟持具及び該ケーブル挟持具を備えるケーブル引張装置 |
WO2017179550A1 (ja) | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 株式会社永木精機 | 掴線器及び該掴線器を用いた活線振り分け工具 |
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