JP7038592B2 - 車両検知器、車両検知方法、及びプログラム - Google Patents

車両検知器、車両検知方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両検知器、車両検知方法、及びプログラムに関する。
高速道路の料金所には、車線を走行する車両の進入及び通過(退出)を一台ずつ検知するための車両検知器が設置されている。
車両検知器は、例えば車線を挟んで対向するように設置された投光部と受光部との複数の対により構成される。この場合、複数の投光部の各々が光を投光し、各投光部にそれぞれ関連付けられた複数の受光部が当該光を受光する。このような車両検知器によれば、車線を走行する車両が投光部と受光部との対の間に存在したとき、投光部から受光部へと投光される光が車両で遮光され、特定の受光部が上記光を受光しなくなる。このような仕組みにより車両検知器は、受光部における受光の有無に基づいて車両の進入及び通過を一台ずつ検知することができる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、料金所には様々な形式の車両が進入する。特に近年、日本においても荷物を積載可能なカーゴや、レジャー用のボート等の被牽引物を牽引する車両が多くみられる。このような車両では、例えば車両の後部のフレームに設けられたヒッチメンバーに牽引棒を介して被牽引物が接続されている。そしてこのような牽引棒によって連結された連結車両が料金所を通過する際には、被牽引物に対して課金せず牽引する車両にのみ課金し、正確に料金収受を行うため、連結車両が車両検知器によって一台の車両であると認識される必要がある。
特開2002-074421号公報
ここで上記の被牽引物の大きさや重さに応じて、様々な形状、大きさの牽引棒が存在している。そしてミニカーゴ等の比較的重量の小さい被牽引物を車両が牽引する場合には、牽引棒にそれほど大きな強度は要求されないため、断面積の小さな牽引棒が用いられることがある。
しかしながら、このような断面積の小さな牽引棒によって連結された連結車両が料金所を通過する際には、上記の車両検知器では一つの投光部から投光される光と、他の投光部から投光される光との間を牽引棒が通過してしまうことがある。この場合、牽引棒が料金所を通過している間は、投光部から投光される光が車両によって遮光されない。この結果、牽引棒が車両検知器によって検知されず、牽引棒が車両検知器を通過している間は車両が料金所を通過していると認識されない。従って、車両と被牽引物とが別々の車両であると車両検知器が誤認し、車両検知器で正確な車両検知が行われず、正確に料金収受ができないといった問題が生じる。
そこで本発明は、多種多様な車両の有無を正確に検知可能な車両検知器、車両検知方法、及びプログラムを提供する。
本発明の一態様に係る車両検知器は、車線の幅方向の一方に配置され、高さ方向に複数配列された投光部と、前記車線を挟んで前記幅方向で前記投光部に対向し、各々の前記投光部と対をなして前記高さ方向に複数配列された受光部と、前記投光部が投光する検知光と該検知光を受光する前記受光部とを結ぶ光軸が遮光されたか否かを示す受光信号を取得する受光信号取得部と、取得された前記受光信号に基づいて、前記車線に車両が存在するか否かを示す検知信号を出力する検知信号出力部と、を備え、前記投光部及び前記受光部は、前記車線の路面上で前記幅方向に延びる仮想線に対して平行な光軸、及び前記仮想線に対して前記高さ方向に傾斜する光軸を形成するように配列されており、前記投光部及び前記受光部は、一つの前記投光部が投光する検知光と、該検知光を受光するとともに前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の光軸を形成するように配列されており、前記受光信号取得部は、一つの前記投光部と、前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の前記光軸のうち、二つ以上の光軸が遮光された場合にのみ、該光軸が遮光されたことを示す受光信号を取得する
仮に、車両に高さ方向の寸法が小さい被検知部位が存在する場合、路面に対して平行に光軸が延びていると、光軸が車両の被検知部位によって遮光される範囲は被検知部位の高さ方向の寸法範囲内となる。このため、被検知部位の高さ方向の寸法が、高さ方向に並ぶ光軸の間の距離よりも小さい場合には、光軸の間を被検知部位が通り抜けてしまい、被検知部位の検知ができない。
一方で本態様では、投光部と受光部とを結ぶ光軸には、路面に対して傾斜する光軸が存在する。よって被検知部位が高さ方向の寸法に対して幅方向の寸法が大きい形状、即ち、被検知部位が高さ方向に薄い形状をなしている場合には、被検知部位の高さ方向を向く上面や下面によっても路面に対して傾斜する光軸が遮光される場合がある。そしてこの傾斜する光軸が遮光されたか否かを示す受光信号についても受光信号取得部で取得することができる。よって、路面に対して傾斜する光軸が存在することで、光軸が被検知部位によって遮光される範囲を拡大することができる。この結果、高さ方向に薄い形状を有する被検知部位であっても検知が可能となる。よって、より正確に車両検知器が車両の存在を検知できる。
また、このような構成では、一つの投光部と複数の受光部とを結ぶ複数の光軸が存在している。従って、一つの投光部からは放射状に光軸が延びている。よって、車両の被検知部位が高さ方向に薄い形状をなしていても、路面に対して平行に光軸が延びている場合と比較して光軸が被検知部位によって遮光される範囲をさらに拡大することができる。この結果、高さ方向に薄い被検知部位の存在も検知することができ、車線に車両が存在するか否かの検知をより正確に行うことができる。
また、このようにすることで、一つのみの光軸が遮光されても受光信号取得部は受光信号を取得しない。一方で、車両の被検知部位が高さ方向に二つ以上の光軸にまたがって存在する場合に受光信号取得部は受光信号を取得することになる。被検知部位が二つの光軸にまたがって存在する場合とは、被検知部位の高さ方向の寸法が、二つの光軸の間の高さ方向の距離よりも大きくなっている場合である。従って上記構成により、被検知部位の高さ方向の寸法が、ある所定の値よりも大きい場合のみに被検知部位を検知するようにできる。
また、本発明の一態様に係る車両検知方法は、車線の幅方向の一方から該幅方向に、高さ方向に並ぶ複数の投光位置から検知光を投光する投光工程と、前記投光工程で投光された前記検知光を、前記車線を挟んで前記幅方向に対向するとともに、複数の前記投光位置と対をなす前記高さ方向に並ぶ複数の受光位置で受光する受光工程と、前記投光位置から投光された前記検知光と該検知光を受光する前記受光位置とを結ぶ光軸が遮光されたか否かを示す受光信号を取得する信号取得工程と、前記信号取得工程で取得された前記受光信号に基づいて、前記車線に車両が存在するか否かを示す検知信号を出力する信号出力工程と、を含み、前記投光工程及び前記受光工程では、前記車線の路面上で前記幅方向に延びる仮想線に対して平行な光軸、及び前記仮想線に対して前記高さ方向に傾斜する光軸が形成されるように投光及び受光が行われ、一つの前記投光位置と、前記高さ方向に並ぶ複数の前記受光位置の各々とを結ぶ複数の光軸が形成されるように投光及び受光が行われ、前記信号取得工程では、一つの前記投光位置と、前記高さ方向に並ぶ複数の前記受光位置の各々とを結ぶ複数の光軸のうち、二つ以上の光軸が遮光された場合にのみ、該光軸が遮光されたことを示す受光信号を取得する。
本発明の一態様に係るプログラムは、車線の幅方向の一方に配置されて高さ方向に複数配列された投光部と、前記車線を挟んで前記幅方向で前記投光部に対向して各々の前記投光部と対をなして前記高さ方向に複数配列された受光部と、を備え、前記投光部が投光する検知光と該検知光を受光する前記受光部とを結ぶ光軸として、前記車線の路面上で前記幅方向に延びる仮想線に対して平行な光軸、及び前記仮想線に対して前記高さ方向に傾斜する光軸が形成され、前記投光部及び前記受光部は、一つの前記投光部が投光する検知光と、該検知光を受光するとともに前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の光軸を形成するように配列されている車両検知器で車両の存在の有無を検知可能とする制御装置のコンピュータを、一つの前記投光部と、前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の前記光軸のうち、二つ以上の光軸が遮光された場合にのみ、該光軸が遮光されたことを示す受光信号を取得する受光信号取得手段、取得された前記受光信号に基づいて、前記車線に車両が存在するか否かを示す検知信号を出力する検知信号出力手段、として機能させる。
上記の車両検知器、車両検知方法、及びプログラムでは、多種多様な車両の有無を正確に検知可能である。
本発明の第一実施形態に係る車両検知器、及び車両検知器で検知される車両の全体図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器で検知される車両を示す図であって、(a)は車両の全体側面図であり、(b)は車両の牽引棒を示す図であって(a)のI-I断面図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器の機能構成、及び投光部及び受光部の構造を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器での車両の検知の様子を示す図であって最も上部の投光部から検知光が投光される様子を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器での車両の検知の様子を示す図であって上から二番目の投光部から検知光が投光される様子を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器での車両の検知の様子を示す図であって上から三番目の投光部から検知光が投光される様子を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器での車両の検知の様子を示す図であって上から四番目の投光部から検知光が投光される様子を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器での車両の検知の様子を示す図であって上から最も下部の投光部から検知光が投光される様子を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る車両検知器の処理フローを示す図である。 本発明の第二実施形態に係る車両検知器での車両の検知の様子を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
〔第一実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の第一実施形態に係る車両検知器1について説明する。
(全体構成)
図1に示すように、車両検知器1は、高速道路の料金所に設けられた車線Lに設置され、当該車線Lを走行する車両Aの進入及び通過を検知する。本実施形態に係る車両検知器1は、例えば、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)の構成の一つをなすものである。この場合、車線Lには、電子式料金収受システムを構成する種々の構成機器(路側アンテナ、開閉バー等)が設けられ得るが、これらの構成機器については図示及び説明を省略する。
図2(a)に示すように、車両検知器1で検知される車両Aは、自動車である車両本体A1と、車両本体A1の後部に一端が設けられた牽引棒A2と、牽引棒A2の他端が設けられた被牽引物A3とを備えている。被牽引物A3は例えば荷物を積載可能なカーゴ等である。本実施形態では、図2(b)に示すように牽引棒A2は、高さ方向(±Z方向)の寸法に対して、車線Lの幅方向(±Y方向)の寸法の方が大きい断面矩形状の部材である。牽引棒A2の高さ方向(±Z方向)の寸法は例えば15mm程度、牽引棒A2の幅方向の寸法は例えば50mm程度となっている。
車両検知器1は、投光塔100と、受光塔101と、制御装置11と、を備えている。
投光塔100及び受光塔101は、車線Lの車線方向(±X方向)における同じ所定位置であって、車線Lを挟むように車線Lの両側部(アイランド)にそれぞれ設置される。本実施形態においては、図1に示すように、投光塔100は、車線Lの-Y方向側の側部に、受光塔101は、車線Lの幅方向の+Y方向側の側部に設置される。また、投光塔100、受光塔101は、それぞれ、両側部(アイランド)から高さ方向の+Z方向側に伸びる直方状に形成され、車線Lを挟んで互いに対向する面を有している。
投光塔100は、受光塔101に向けて所定波長の光P(例えば、赤外光)を投光する複数の投光部Eを有している。投光部Eは、例えば、所定の指向性(光源からの光の広がりの度合い)を有する発光ダイオード(LED:Light emitting diode)素子である。複数の投光部Eは、投光塔100の受光塔101に対向する面において、高さ方向に所定の間隔で複数並ぶ投光位置に一つずつ配置されている。
後述するように、各投光部Eは、制御装置11から各々に入力される所定の投光用制御信号に従い、それぞれタイミングをずらしながら一つずつ順番に投光を行う。
受光塔101は、投光部Eから投光された検知光Pを受光可能な複数の受光部Rを有している。受光部Rは、光Pの受光の有無に応じた受光信号を出力可能なフォトダイオード(Photodiode)等を有する受光センサである。受光部Rが出力した受光検知信号は、後述する制御装置11に入力され、当該受光部Rが検知光Pを受光したか否かの判定に用いられる。複数の受光部Rは、受光塔101の投光塔100に対向する面において、高さ方向に所定の間隔で複数並ぶ受光位置に一つずつ配置されている。ここで、受光部Rの各々は、投光塔100に配置された複数の投光部Eの各々と同じ高さに設けられている。
後述するように、各受光部Rは、制御装置11から各々に入力される所定の受光用制御信号に従い、各投光部Eが投光するタイミングに合わせて、受光の有無を検知する。
各投光部E及び各受光部Rは、投光塔100及び受光塔101において、例えば、15mm~30mm程度の間隔で高さ方向に配列されている。各投光部E又は各受光部Rの配列間隔は、必ずしも等間隔でなくともよい。上述したように、本実施形態においては、投光部Eの各々には、同じ高さに配置された対となる受光部Rが存在する。
制御装置11は、車両検知器1の車両検知動作を制御する。図1に示すように制御装置11は、車線Lの側部に設置される。制御装置11は、例えば、電子式料金収受システムによる料金収受処理全体を制御する「車線サーバ」であってもよい。
(機能構成)
図3に示すように、制御装置11は、投光受光処理部110と、受光信号取得部120と、検知信号出力部130とを備えている。
投光受光処理部110は、投光部Eによる投光処理、受光部Rによる受光処理を制御する。具体的には、投光受光処理部110は、各投光部Eに投光用制御信号を出力し、所望のタイミングで各投光部Eから検知光Pを投光させる。
また、投光受光処理部110は、各受光部Rに受光用制御信号を出力し、上記の投光のタイミングに応じたタイミングで、各投光部Eから投光された検知光Pの受光の有無を各受光部Rに検知させる。例えば各投光部Eに設けられたスイッチSIを受光用制御信号によって動作させ、一の投光部Eからの検知光Pを、当該投光部Eに関連付けられた一の受光部Rで受光可能とする。
ここで、「検知光P」とは、あるタイミングで一の投光部Eが光Pを投光した場合に、当該「一の投光部Eと高さ方向の位置関係で関連付けられた一の受光部R」が受光する光のことを示す。また、以下の説明において、一の投光部Eと、当該一の投光部Eから投光された検知光Pを受光する一の受光部Rと、の対を「光軸P」とも表記する。
「一の投光部Eと高さ方向の位置関係で関連付けられた一の受光部R」は、本実施形態では下記に示す通りである。前提として最も上部に配置された投光部Eを投光部E1とし、投光部E1から下方に向かって投光部E2、E3、E4、E5と表記する。また、最も上部に配置された受光部Rを受光部R1とし、受光部R1から下方に向かって受光部R2、R3、R4、R5と表記する。
・投光部E1に対して受光部R1、R2、R3(図4参照)
・投光部E2に対して受光部R1、R2、R3、R4(図5参照)
・投光部E3に対して受光部R1、R2、R3、R4、R5(図6参照)
・投光部E4に対して受光部R2、R3、R4、R5(図7参照)
・投光部E5に対して受光部R3、R4、R5(図8参照)
即ち、一の投光部Eから投光された検知光Pは、当該一の投光部Eと同じ高さの位置の受光部Rに受光されるだけでなく、一の投光部Eと同じ高さ位置の受光部Rを挟んで当該受光部Rの上下に並ぶ最大二つずつの他の受光部Rに受光される。よって本実施形態では一の投光部Eからの検知光Pは、最大五つの受光部Rで受光され、一つの投光部Eからは最大五つの光軸Pが形成される。同じ高さの位置にある投光部Eと受光部Rとを結ぶ光軸Pは、車線Lの路面上で幅方向に延びる仮想線VLに対して略平行である。一方で、異なる高さ位置にある投光部Eと受光部Rとを結ぶ光軸Pは仮想線VLに対して高さ方向に傾斜している。このように一の投光部Eからは放射状に検知光Pが投光される。
受光信号取得部120は、投光部Eが投光する検知光Pと、この検知光Pを受光する受光部Rとを結ぶ光軸Pのうち少なくとも一つの光軸Pが遮光されたか否かを示す受光信号を取得する。具体的には受光信号取得部120は、あらかじめ設定された閾値に対して、各々の受光部Rが受光する受光光量が大きくなっているか否かを判断する。閾値と比較して受光部Rが受光する受光光量が小さい場合には、「光軸Pが遮光された」と判断し、「光軸Pが遮光された」との受光信号を取得する。
検知信号出力部130は、受光信号取得部120で取得された受光信号に基づいて、車線Lに車両Aが存在するか否かを示す検知信号を出力する。より具体的には検知信号出力部130は受光信号取得部120での光軸Pが遮光された場合の受信信号に基づいて車両Aが存在すると判定し、「車両が存在する」との検知信号を出力する。
ここで上述した投光受光処理部110、受光信号取得部120、及び検知信号出力部130の機能は、各々の投光部Eで順に発揮される。即ち投光部E1から検知光Pが投光されると、投光部E1に関連付けられた各々の受光部R1、R2、R3について光軸Pが遮光されたか否かが受光信号取得部120で判断され、検知信号出力部130で、車両が存在するか否かの検知信号が出力される。その後、投光部E2から投光された検知光Pに対して光軸Pが遮光されたか否かが判断され、車両が存在するか否かの検知信号が出力される。この手順ですべての投光部Eについて光軸Pが遮光されたか否かが判断され、車両が存在するか否かの検知信号が出力される。また本実施形態では、少なくとも一つの光軸Pが遮光された場合に「車両が存在する」との検知信号が出力されるが、これに限定されない。例えば最も上部の投光部E1から投光される光軸Pのうちの複数(例えば全て)の光軸Pが遮光された場合には、光軸Pを遮光するものが大型車のバックミラーや、ユニック車(クレーン車)のアームであることが想定されるため、光軸Pを遮光しているものは車両ではないと判断してもよい。さらに、最も下部の投光部E5から投光される光軸Pのうちの複数(例えば全て)の光軸Pが遮光された場合には、光軸Pを遮光するものが車高の低い車両のフロントノーズや牽引棒であることが想定されるため、このような場合には光軸Pを遮光しているものが車両であると判断してもよい。よって、どの高さの位置で光軸Pが遮光されたかや、高さ方向に連続して光軸Pが遮光されているか否か等の条件で、車両の存在の有無を判断することも可能である。
(処理フロー)
図9に示す本実施形態の処理フローは、車両検知器1の稼働中に繰り返し実行される。
投光受光処理部110は、複数の投光部E及び複数の受光部Rを通じて、投光処理及び受光処理を行う(ステップS01:投光工程及び受光工程)。
具体的には、投光受光処理部110は、複数の投光部Eの各々に対し、投光用制御信号を出力して、一つずつ順番に(例えば、上から順に)検知光P(図4から図8参照)を投光させる。投光用制御信号を受け付けた各投光部Eは、当該投光用制御信号を受け付けたタイミングで検知光Pを投光する。
また、投光受光処理部110は、複数の受光部Rの各々に対し、各投光部Eを投光させるタイミングに合わせて受光用制御信号を出力する。上記の通り、検知光Pを投光した投光部Eに対応する複数の受光部Rに対して受光用制御信号が出力される。
受光信号取得部120は、すべての投光部Eから延びる光軸Pのうちの少なくとも一つの光軸Pが遮光された場合に「YES」の受信信号を取得し、すべての投光部Eから延びる光軸Pが遮光されない場合に「NO」の受信信号を取得する(ステップS02:信号取得工程)。「YES」の受信信号を取得する場合には、路面上で幅方向に延びる仮想線VLに平行な光軸Pが遮光された場合と、仮想線VLに対して高さ方向に傾斜する光軸Pが遮光された場合の二つの場合が含まれる。
検知信号出力部130は、受光信号取得部120で「YES」の信号を受信した場合、この信号に基づいて「車両有り」と判定する(ステップS03:信号出力工程)。また、受光信号取得部で「NO」の信号を受信した場合、この信号に基づいて「車両無し」と判定する(ステップS04:信号出力工程)。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の車両検知器1では、一の投光部Eと投光部Rとを結ぶ光軸Pのうち、少なくとも一つの光軸Pが遮光された場合に、車両Aが路面上に存在していると判定可能となっている。そして本実施形態では、複数の光軸Pには路面上の仮想線VLに対して高さ方向に傾斜する光軸Pも含まれている。従って、仮想線VLに対して高さ方向に傾斜する光軸Pが車両Aによって遮光された場合にも車両Aが路面上に存在していると判定可能である。
図4に示すように、例えば車両Aの牽引棒A2が、投光部E3と受光部R3とを結ぶ光軸P1と、投光部E4と受光部R4とを結ぶ光軸P2との間に存在すると、仮に路面に対して平行に延びる光軸Pのみが存在する場合には、高さ方向の寸法が小さい被検知部位である牽引棒A2は光軸Pを遮光することはない。よって牽引棒A2が光軸Pの位置を通過する際には、光軸Pが牽引棒A2によって遮光される範囲は、牽引棒A2の高さ方向の寸法範囲内となる。このため、牽引棒A2の高さ方向の寸法が、高さ方向に並ぶ光軸Pの間の距離LLよりも小さい場合には、光軸Pの間を牽引棒A2が通り抜けてしまい、牽引棒A2の検知ができない。
一方で本実施形態の車両検知器1では、高さ方向の寸法に対して幅方向の寸法が大きいような形状の牽引棒A2、即ち高さ方向に薄い形状をなしている牽引棒A2であっても、牽引棒A2における高さ方向を向く上面SF1や下面SF2によっても傾斜する光軸Pが遮光される(図6及び図7参照)。そして、このような路面に対して傾斜する光軸Pが遮光された場合であっても、本実施形態では「YES」の受信信号を受光信号取得部120が取得する。
このように、路面に対して傾斜する光軸Pが存在することで、被検知部位である牽引棒A2が光軸Pを遮光する範囲を拡大することができる。この結果、本実施形態の牽引棒A2のように、高さ方向に薄い被検知部位も検知することができ、車線Lに車両Aが存在するか否かの検知をより正確に行うことができる。即ち、車両Aの形式によらず、多種多様な車両Aの存在の有無を正確に検知可能である。
さらに、本実施形態では、一つの投光部Eからは放射状に光軸Pが延びている。よって、高さ方向に薄い形状をなす牽引棒A2等の被検知部位であっても、路面に対して平行に光軸Pが延びている場合と比較して光軸Pが被検知部位によって遮光される範囲をさらに拡大することができる。この結果、高さ方向に薄い被検知部位の存在も検知することができ、車線Lに車両Aが存在するか否かの検知をより正確に行うことができる。
ここで、本実施形態では一の投光部Eからは複数の受光部Rへ検知光Pを投光することで、路面上の仮想線VLに対して傾斜する光軸Pだけでなく、仮想線VLに平行な光軸Pも存在している。しかし光軸Pによって結ばれる上述の投光部Eと受光部Rとの組み合わせは一例であってこの構成に限定されることはない。例えば、仮想線VLに対して傾斜する光軸Pのみが存在していてもよい。即ち、一の投光部Eから当該投光部Eとは高さ方向に異なる位置に配置された一つの受光部Rのみへ検知光Pが投光されてもよい。
〔第二実施形態〕
次に、図10を参照して、本発明の第二実施形態に係る車両検知器1Aについて説明する。第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、受光信号取得部120Aでの処理フローが第一実施形態と異なっている。
図10に示すように、受光信号取得部120Aでは、各々の投光部Eに対して一の投光部Eから延びる複数の光軸Pのうち少なくとも二つの光軸Pが遮光された場合に「YES」の受信信号を取得する。また、すべての投光部Eから延びる光軸Pが遮光されない場合、及び各々の投光部Eに対して一の投光部Eから延びる複数の光軸Pのうちの一つのみの光軸Pが遮光された場合に「NO」の受信信号を取得する。
第一実施形態と同様に、「YES」の受信信号を取得する場合は、路面上の仮想線VLに平行な光軸Pが遮光された場合と、仮想線VLに対して高さ方向に傾斜する光軸Pが遮光された場合の二つの場合が含まれる。
以上説明した本実施形態の車両検知器1Aでは、図10に二点鎖線で示す牽引棒A2のように、車両Aの被検知部位である牽引棒A2が光軸Pの位置を通過する際に任意の一つの投光部Eから延びる複数の光軸Pのうち一つのみの光軸Pが遮光された場合には「NO」の受信信号を受光信号取得部120Aが取得する。一方で、図10に実線で示す牽引棒A2のように、牽引棒A2が高さ方向に二つの光軸Pにまたがって存在する場合に受光信号取得部120Aは「YES」の受光信号を取得することになる。牽引棒A2が二つの光軸Pにまたがって存在する場合とは、牽引棒A2が存在する位置で、牽引棒A2の高さ方向の寸法が、二つの光軸Pの間の高さ方向の距離よりも大きくなっている場合である。
従って、牽引棒A2の高さ方向の寸法がある所定の値(二つの光軸Pの間の高さ方向の距離LL)よりも大きい場合のみに、牽引棒A2を検知し、車両Aが車線Lに存在すると判定することができる。そして所定の値は、被検知部位の形状や寸法に合わせて、あらかじめ所望の値に設定できる。
本実施形態では、牽引棒A2が高さ方向に三つ以上の光軸Pにまたがって存在する場合に受光信号取得部120Aは「YES」の受光信号を取得してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態はその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
上述の車両検知器1はコンピュータ9を備えてもよい。図11に示すようにコンピュータ9は、CPU91、主記憶装置92、補助記憶装置93、インタフェース94を備える。そして、上述した処理フローでの動作は、プログラムの形式で補助記憶装置93に記憶されている。CPU91は、プログラムを補助記憶装置93から読み出して主記憶装置92に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。例えば、上述した投光受光処理部110、受光信号取得部120(120A)、及び検知信号出力部130は、CPU91であってよい。
また、CPU91は、プログラムに従って記憶領域を主記憶装置92または補助記憶装置93に確保する。
補助記憶装置93の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。補助記憶装置93は、コンピュータ9のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース94または通信回線を介してコンピュータ9に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ9に配信される場合、配信を受けたコンピュータ9が当該プログラムを主記憶装置92に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置93は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置93に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1、1A…車両検知器
9…コンピュータ
11… 制御装置
91…CPU
92…主記憶装置
93…補助記憶装置
94…インタフェース
100…投光塔
101…受光塔
110…投光受光処理部
120、120A…受光信号取得部
130…検知信号出力部
L…車線
E…投光部
R…受光部
A…車両
A1…車両本体
A2…牽引棒
A3…被牽引物
P…検知光(光軸)
SI…スイッチ
SF1…上面
SF2…下面

Claims (3)

  1. 車線の幅方向の一方に配置され、高さ方向に複数配列された投光部と、
    前記車線を挟んで前記幅方向で前記投光部に対向し、各々の前記投光部と対をなして前記高さ方向に複数配列された受光部と、
    前記投光部が投光する検知光と該検知光を受光する前記受光部とを結ぶ光軸が遮光されたか否かを示す受光信号を取得する受光信号取得部と、
    取得された前記受光信号に基づいて、前記車線に車両が存在するか否かを示す検知信号を出力する検知信号出力部と、
    を備え、
    前記投光部及び前記受光部は、前記車線の路面上で前記幅方向に延びる仮想線に対して平行な光軸、及び前記仮想線に対して前記高さ方向に傾斜する光軸を形成するように配列されており、
    前記投光部及び前記受光部は、一つの前記投光部が投光する検知光と、該検知光を受光するとともに前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の光軸を形成するように配列されており、
    前記受光信号取得部は、一つの前記投光部と、前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の前記光軸のうち、二つ以上の光軸が遮光された場合にのみ、該光軸が遮光されたことを示す受光信号を取得する車両検知器。
  2. 車線の幅方向の一方から該幅方向に、高さ方向に並ぶ複数の投光位置から検知光を投光する投光工程と、
    前記投光工程で投光された前記検知光を、前記車線を挟んで前記幅方向に対向するとともに、複数の前記投光位置と対をなす前記高さ方向に並ぶ複数の受光位置で受光する受光工程と、
    前記投光位置から投光された前記検知光と該検知光を受光する前記受光位置とを結ぶ光軸が遮光されたか否かを示す受光信号を取得する信号取得工程と、
    前記信号取得工程で取得された前記受光信号に基づいて、前記車線に車両が存在するか否かを示す検知信号を出力する信号出力工程と、
    を含み、
    前記投光工程及び前記受光工程では、
    前記車線の路面上で前記幅方向に延びる仮想線に対して平行な光軸、及び前記仮想線に対して前記高さ方向に傾斜する光軸が形成されるように投光及び受光が行われ
    一つの前記投光位置と、前記高さ方向に並ぶ複数の前記受光位置の各々とを結ぶ複数の光軸が形成されるように投光及び受光が行われ、
    前記信号取得工程では、一つの前記投光位置と、前記高さ方向に並ぶ複数の前記受光位置の各々とを結ぶ複数の光軸のうち、二つ以上の光軸が遮光された場合にのみ、該光軸が遮光されたことを示す受光信号を取得する車両検知方法。
  3. 車線の幅方向の一方に配置されて高さ方向に複数配列された投光部と、前記車線を挟んで前記幅方向で前記投光部に対向して各々の前記投光部と対をなして前記高さ方向に複数配列された受光部と、を備え、前記投光部が投光する検知光と該検知光を受光する前記受光部とを結ぶ光軸として、前記車線の路面上で前記幅方向に延びる仮想線に対して平行な光軸、及び前記仮想線に対して前記高さ方向に傾斜する光軸が形成され、前記投光部及び前記受光部は、一つの前記投光部が投光する検知光と、該検知光を受光するとともに前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の光軸を形成するように配列されている車両検知器で車両の存在の有無を検知可能とする制御装置のコンピュータを、
    一つの前記投光部と、前記高さ方向に配列される複数の前記受光部の各々とを結ぶ複数の前記光軸のうち、二つ以上の光軸が遮光された場合にのみ、該光軸が遮光されたことを示す受光信号を取得する受光信号取得手段、
    取得された前記受光信号に基づいて、前記車線に車両が存在するか否かを示す検知信号を出力する検知信号出力手段、
    として機能させるプログラム。
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