JP7038427B2 - 積載トレーラー - Google Patents
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Description
図面を参照して、本発明に係る積載トレーラー1の構成を説明する。各実施形態の積載トレーラー1の構成はそれぞれ後述するが、まず、共通の構成を説明する。図2に示すように、積載トレーラー1は、幅方向に所定の幅を有し、幅方向に直交する方向を長手方向としたときに、長手方向に延びた基台2と、基台2の長手方向における前側の端部にあって、牽引車に牽引される牽引ユニット3とを備える。
次に、図1、図4~図6を参照して、第一移動調整部5aの構成と作用を説明する。積載トレーラー1の第一移動調整部5aは、可動部9に形成された雌ネジ部9cと、雌ネジ部9cに螺合するとともに可動部9が移動する方向に延びる雄ネジ部材7dを備える。また、可動部9が案内される長手方向案内部7又は幅方向案内部8において、可動部9の移動を許容する第一案内部開口部7bを備える。さらに、可動部9が案内される長手方向案内部7又は幅方向案内部8と、可動部9とが締結されて、可動部9の移動が規制される第一締結部材7cを備える。雄ネジ部材7dは、規格ネジ(JIS、ISO)の他、ボールネジ、特殊ネジを含み、雌ネジ部9cは雄ネジ部材7dの形態に対応したナット形状等のものを含む。
次に、図1、図4、図6(b)を参照して、第二移動調整部5bの構成と作用を説明する。第二移動調整部5bは、長手方向の前側と後側の第二レール状部材8aに形成された第二案内部開口部8bと、長手方向案内部7の前側と後側に形成された側板7mに取り付けられた第二締結部材8cであるボルト8gとナット8hからなる。図4に示すように、ボルト8gは、第二案内部開口部8bに通され、側板7mの内側にそれぞれ溶接或いは接着によって固定されている。
次に、図5、図7を参照して、可動部9における凹み部9hを説明する。長手方向案内部7と幅方向案内部8のいずれか一方を第一案内部とし、他方を第二案内部とし、可動部9は第一案内部が延びる方向に沿って案内されるとする。第二案内部は、上側にひさし部8fが形成された少なくとも一部がL字状の部材である。可動部9は、第二案内部に近接したときに可動部9の一部がひさし部8fの下側に侵入するように、上下方向の下側に向かって凹み部9hが形成されている。さらに、凹み部9hには可動部9における上側の面と同一の高さとなるよう凹み補助プレート9jを取り付け可能である。図5(a)は、凹み補助プレート9jが取り付けられた状態を示す。
以上説明したように、積載トレーラー1は、種々の課題を解決しその効果を奏する。従来例は、例えば先行技術文献である特許文献1(特開平7-52702)に示される。建物ユニットの柱部分を支持する支持部材である添え柱を固定し、これらの4本の添え柱介して荷台に支持されるので、トラックの荷台に積載物できるサイズが固定されてしまう。すなわち、積載物のサイズに対応したトラックが製造され、サイズが異なる場合は添え柱の位置をそれぞれ変えて固定する必要があり、生産性が悪くフレキシビリティーに欠けるという問題があった。また、従来の積載トレーラーは、積載物を支持する固定装置である添え柱を固定し、これらの4本の添え柱を介して荷台に支持されるが、荷台に対して積載物が上下方向に移動することを規制することができない。すなわち、積載物は、トラックに積載した状態で輸送すると、トラックの振動によって荷台に対して上下方向に移動する恐れがある。積載物は、荷台に対して上下方向に振動することにより、損傷等が発生する恐れがあるという問題があった。
次に、図8を参照して、積載トレーラー1に積載される積載物50の形態を説明する。積載物50には、3つのタイプが想定される。第一の例として、詳細は後述するが、図8(a)に示す積載物50aは、内部に第一支持面90aと支持面開口部14を有することで、第一固定装置6aが適用されるタイプである。第二の例として、図8(b)に示す積載物50bは、一部に外周方向からの凹みである係合凹部90bを有することで、第二固定装置6bが適用されるタイプである。第三の例として、図8(c)に示す積載物50cは、外周方向に突出する部分である係合凸部90cを有することで、第三固定装置6cが適用されるタイプである。
次に、図9~図13を参照して、本発明に係る第一実施形態の積載トレーラー1aについて説明する。なお、後述する第二実施形態の積載トレーラー1b、及び第三実施形態の積載トレーラー1cを含めて、固定装置6以外の構成はすでに説明した構成であり、共通である。図12に示すように、積載トレーラー1aに積載される積載物50aは、第一積載物接続部材52aに第一支持面90aと支持面開口部14を備える。積載トレーラー1aの固定装置6である第一固定装置6aは、後述するように一部の部材が支持面開口部14に挿入され、第一支持面90aと係合して上下方向の移動を規制する状態と、第一支持面90aと係合しない非係合状態とを選択可能である。
次に、図1、図9~図11を参照して積載トレーラー1aの固定装置6である第一固定装置6aをさらに詳細に説明する。図10等に示すように、第一固定装置6aは、積載物50aの第一支持面90aと係合し、可動部9の可動部開口部9aを含む位置決め部25の位置決め部開口部25aに装着される。図9~図11に示すように、積載物50aの第一積載物接続部材52aは、長手方向と幅方向と上下方向の3方に柱支持部30b(30c)を備え、積載物50aの外形を形成する柱部材51が挿入されて結合される。
以上説明したように、第一実施形態の積載トレーラー1aは、種々の課題を解決しその効果を奏する。従来は、積載トレーラーの基台に積載物を積載した後に、何らかの手段によって基台上で積載物が移動しないような工夫がなされていた。しかしながら、積載物のサイズ、或いは構造によって積載物が確実に移動しないようにすることが難しく、例えば、上下方向において一定の隙間を生じた状態で移動を規制しているのが一般的である。しかしながら、この場合、積載物を移動中に振動が発生し、積載物がダメージを受けたり、場合によっては積載物が基台からずれてしまうといった課題があった。
次に、第二実施形態の積載トレーラー1bと第三実施形態の積載トレーラー1cに共通の構成を説明する。積載トレーラー1bと積載トレーラー1cの固定装置6である第二固定装置6bと第三固定装置6cとの共通の構成を説明する。図14~図19に示すように、固定装置6(6b、6c)は、以下を備える。位置決め部25に積載物50が積載されるときに案内となる壁部80mが形成された位置決め中間部材80(80b、80c)を備える。位置決め中間部材80に形成されて、位置決め部開口部25aに案内されて着脱可能な固定凸部10dを備える。積載物50と基台2との間において、上下方向の相対的な移動を規制する固定機構部10を備える。さらに、位置決め中間部材80を、位置決め部25に固定する締結部20を備える。
次に、図14~図16を参照して、本発明に係る第二実施形態の積載トレーラー1bを説明する。固定装置6のうちの第二固定装置6bを説明する。第二固定装置6bは、支持面90が、積載物50bの一部に形成され積載物50bの外側に向かって開口した係合凹部90bに形成されているときに適用する。固定機構部10である第二固定機構部10bは、係合凹部90bと係合して上下方向への移動を規制する状態と、係合凹部90bと係合しない非係合状態とを選択可能である。
次に、図14~図16を参照して、積載トレーラー1bにおける積載物50bの積載手順を説明する。積載物50bは、位置決め中間部材80bを案内として可動位置決め部5を含む位置決め部25に積載される。その際、積載物50bは、位置決め中間部材80bとの間に保護部材101aを介して積載される。保護部材101aは、係合凹部90bに対応する部分は開口している。
以上説明したように、第二実施形態の積載トレーラー1bは、種々の課題を解決しその効果を奏する。積載トレーラー1bは、積載トレーラー1aと同様の課題に加えて、積載物から突出する部分を形成することなく積載物を固定したいというニーズがあり、課題でもある。積載トレーラー1bは、この課題を解決するものである。
次に、図17~図19を参照して、本発明に係る第三実施形態の積載トレーラー1cを説明する。固定装置6のうちの第三固定装置6cを説明する。第三固定装置6cは、支持面90が積載物50cの一部に形成され、外側に向かって突出した係合凸部90cに形成されているときに適用する。固定機構部10である第三固定機構部10cは、係合凸部90cと係合して上下方向への移動を規制する状態と、係合凸部90cと係合しない非係合状態とを選択可能である。
積載トレーラー1cに積載される積載物50cの支持面90は、第三積載物接続部材52cに形成され、積載物50cの外側に向かって突出した係合凸部90cである。積載トレーラー1cの第三固定装置6cは、位置決め中間部材80cと、第三固定機構部10cと、位置決め部開口部25aに挿入可能な固定凸部10dを備える。さらに、固定凸部10dの上下方向の下側と可動位置決め部5を含む位置決め部25とを結合する締結部20を備える(図示せず)。第三固定機構部10cは、位置決め中間部材80cに備えられ、係合凸部90cと係合して上下方向への移動を規制する状態と、係合凸部90cと係合しない非係合状態とを選択可能である。ここで、位置決め部開口部25a、固定凸部10d、及び締結部20は積載トレーラー1bの構成と同様なので、図示及び詳細な説明は省略する。
次に、図17~図19を参照して、積載トレーラー1cにおける積載物50cの積載手順を説明する。積載物50cは、積載トレーラー1bと同様に、位置決め中間部材80cを案内として可動位置決め部5を含む位置決め部25に積載される。その際、積載物50cは、位置決め中間部材80cとの間に保護部材101bを介して積載される。
以上説明したように、第三実施形態の積載トレーラー1cは、種々の課題を解決しその効果を奏する。積載トレーラー1cは、積載トレーラー1aの課題に加え、積載物50cが可動位置決め部5を含む位置決め部25に対して上下方向への移動が規制される状態と規制されない状態とを形成したいという課題がある。さらに、積載物50cは、内部に係合部を形成することなく、可動位置決め部5を含む位置決め部25と係合させたいという課題がある。さらに、積載物50cが固定された状態を容易に目視確認したいといったニーズがあり、課題でもある。積載トレーラー1cは、この課題を解決するものである。
次に、図20~図24を参照して、第一実施形態の積載トレーラー1aから第三実施形態の積載トレーラー1cの全てに共通する補助位置決め部17を説明する。積載トレーラー1の可動位置決め部5を含む位置決め部25は、積載物50における長手方向及び幅方向の角部の4箇所にあり、少なくとも長手方向における位置決め部25と位置決め部25(それぞれの位置決め部25には可動位置決め部5を含む)との間に補助位置決め部17を備える。
2 基台
3 牽引ユニット
4 タイヤ部
5 可動位置決め部
5a 第一移動調整部
5b 第二移動調整部
6 固定装置
6a 第一固定装置
6b 第二固定装置
6c 第三固定装置
7 長手方向案内部
7a 第一レール状部材
7b 第一案内部開口部
7c 第一締結部材
7d 雄ネジ部材
7h ナット
8 幅方向案内部
8a 第二レール状部材
8f ひさし部
8h ナット
9 可動部
9a 可動部開口部
9c 雌ネジ部
9h 凹み部
9j 凹み補助プレート
9k ネジ
10 固定機構部
10a 第一固定機構部
10b 第二固定機構部
10c 第三固定機構部
10d 固定凸部
11 頭部
11a 第一短径
11b 第一長径
12 ネジ部
12a ネジ頭部
12c 雄ネジ部
12d ナット
13 調整部
13a 調整ナット
13b 調整機構部
14 支持面開口部
14a 第二短径
14b 第二長径
17 補助位置決め部
18 補助可動ユニット
18a 補助可動部
18b 補助案内部
18c 補助移動調整部
18d 補助スライド部
18e 補助案内部開口部
18f 第一補助締結部材
18g 補助可動部開口部
18h 第二補助締結部材
18m ナット
20 締結部
20b ナット
22 補助長手方向案内部
25 位置決め部
25a 位置決め部開口部
50、50a、50b、50c 積載物
62 補助部材
71 調整部
72 補助締結部
80、80b、80c 位置決め中間部材
80m 壁部
81m 壁部
90 支持面
90a 第一支持面
90b 係合凹部
90c 係合凸部
91 穴
110 頭部補助部材
111 補助部
111a 第三短径
111b 第三長径
112 頭部補助部材穴
CN1 中心線
Claims (11)
- 幅方向に所定の幅を有し、前記幅方向に直交する方向を長手方向としたとき、
前記長手方向に延びた基台(2)と、
前記基台の前記長手方向における前側の端部にあって、牽引車に牽引される牽引ユニット(3)と、
前記基台の前記幅方向及び前記長手方向に直交する方向である上下方向の下側にあって、前記幅方向の中心線(CN1)に対して互いに等間隔に取り付けられたタイヤ部(4)と、
前記基台の前記上下方向の上側に形成され、積載物(50)の積載位置を決める複数の位置決め部(25)と、
前記位置決め部において、前記積載物における前記上下方向の移動を規制する固定装置(6)と
を備え、
前記位置決め部は、前記上下方向の上側が開放され、前記上下方向に沿って開口された位置決め部開口部(25a)が形成され、
前記固定装置は、前記位置決め部開口部に対して着脱可能であり、
少なくとも一つの前記位置決め部は、可動位置決め部(5)であり、
前記可動位置決め部は、
前記幅方向と前記長手方向とに形成される面方向を平面方向としたとき、
前記長手方向に沿う方向に形成された長手方向案内部(7)と、
前記幅方向に沿う方向に形成され、前記平面方向において前記長手方向案内部と相対的に移動可能であり、前記上下方向において互いに係合して相対的に移動が規制される幅方向案内部(8)と、
前記長手方向案内部、又は前記幅方向案内部に案内されて前記平面方向に移動可能な可動部(9)と、
前記可動部が移動する移動量を調整するとともに、前記可動部が移動した後に、前記可動部と前記長手方向案内部又は前記幅方向案内部との間の移動を規制する第一移動調整部(5a)と、
前記長手方向案内部と前記幅方向案内部とが相対的に移動する移動量を調整するとともに、前記長手方向案内部と前記幅方向案内部との間の相対的な移動を規制する第二移動調整部(5b)と、
前記位置決め部開口部のうち、前記可動部に形成された開口部が可動部開口部(9a)であり、
前記第一移動調整部と前記第二移動調整部によって、前記可動部は前記平面方向において、前記可動部と前記長手方向案内部と前記幅方向案内部とが互いに相対的に移動することにより、移動可能な範囲内で自在に移動可能な状態と、
さらに、前記第一移動調整部によって、前記可動部と前記長手方向案内部又は前記幅方向案内部との間の移動が規制される状態と、前記第二移動調整部によって、前記長手方向案内部と前記幅方向案内部との間の相対的な移動が規制される状態とを選択可能であることにより、前記可動部は、前記基台に対する移動可能な状態と、移動が規制される状態とを選択可能であることを特徴とする積載トレーラー(1)。 - 前記第一移動調整部は、
前記可動部に形成された雌ネジ部(9c)と、
前記雌ネジ部に螺合するとともに前記可動部が移動する方向に延びる雄ネジ部材(7d)と、
前記可動部が案内される前記長手方向案内部又は前記幅方向案内部において、前記可動部の移動を許容する第一案内部開口部(7b)と、
前記可動部が案内される前記長手方向案内部又は前記幅方向案内部と、前記可動部とが締結されて、前記可動部の移動が規制される第一締結部材(7c)を備え、
前記可動部は、前記雄ネジ部材を回転させることによって移動し、
前記可動部が移動するとき、前記第一締結部材の一部は、前記第一案内部開口部に挿入された状態で前記可動部と共に移動し、
前記可動部が所定の位置に移動したとき、前記可動部と、前記可動部が案内される前記長手方向案内部又は前記幅方向案内部とが、前記第一締結部材によって締結されて相対的に移動が規制されることを特徴とする請求項1に記載の積載トレーラー。 - 前記長手方向案内部と前記幅方向案内部のいずれか一方を第一案内部(7)とし、他方を第二案内部(8)とし、前記可動部は前記第一案内部が延びる方向に沿って案内されるとき、
前記第二案内部は、少なくとも上側にひさし部(8f)が形成された少なくとも一部がL字状の部材であり、
前記可動部は、前記第二案内部に近接したときに該可動部の一部が前記ひさし部の下側に侵入するように、上下方向の下側に向かって凹み部(9h)が形成され、
さらに、前記凹み部には前記可動部における上側の面と同一の高さとなるよう凹み補助プレート(9j)を取り付け可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の積載トレーラー。 - 前記長手方向案内部は、2つの部材からなる第一レール状部材(7a)によって形成され、前記可動部を挟んで前記幅方向案内部に沿って移動可能であり、
前記幅方向案内部は、2つの部材からなる第二レール状部材(8a)によって形成され、前記長手方向案内部を挟んだ状態で前記基台に固定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の積載トレーラー。 - 前記固定装置である第一固定装置(6a)は、
前記位置決め部開口部に案内されて着脱可能な固定凸部(10d)と、
前記積載物と前記位置決め部との間において、前記上下方向の相対的な移動を規制する第一固定機構部(10a)を備え、
前記第一固定機構部は、ネジ部(12)と、頭部(11)と、調整部(13)を備え、
前記頭部は、平面視にて第一短径(11a)と第一長径(11b)とを有する楕円形状又は矩形形状であり、
前記ネジ部は、
前記上下方向の上側に形成されたネジ頭部(12a)と、該ネジ部と同期回転する回転つまみ(12b)と、前記上下方向における少なくとも一部に雄ネジ部(12c)を備え、
前記ネジ頭部は、前記ネジ部と回転方向及び前記上下方向とにおいて一体的に移動し、
前記頭部は、前記ネジ頭部に対して前記ネジ部の回転方向において係合し、前記ネジ部が回転したときに同じ方向に回転し、
前記調整部は、
前記第一固定機構部が前記位置決め部に装着される状態において、前記位置決め部の下側であって該位置決め部を挟んで前記雄ネジ部に取り付けられた調整ナット(13a)と、
前記調整ナットを回転させる調整機構部(13b)を備え、
前記第一固定装置は、前記固定凸部が前記位置決め部開口部に案内されて挿入され、
前記積載物が前記基台に積載されるときに、該積載物が、前記基台に対向して前記平面方向の所定の範囲に第一支持面(90a)を有し、前記第一支持面において平面視にて前記頭部の前記第一短径よりも大きい第二短径(14a)と、前記第一長径よりも大きい第二長径(14b)を有し、かつ前記第二短径は前記第一長径よりも小さく形成された支持面開口部(14)を有するとき、
前記第一固定機構部において、
前記頭部は、前記回転つまみを回転させることにより、前記ネジ頭部の回転を介して前記第一支持面と係合し、前記第一長径が前記第二長径と交差する方向のときに、前記第一支持面と係合して前記上下方向の下側への移動が規制され、前記第一長径が前記第二長径に沿う方向のときに、前記支持面開口部に対して前記上下方向に挿抜可能であり、
前記ネジ頭部は、前記調整ナットを回転させることにより、前記上下方向に移動して調整され、
前記ネジ頭部が前記上下方向の下側に向かって移動するときに、前記積載物の前記第一支持面が、前記頭部を介して前記基台に押しつけられる方向に力を受けることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の積載トレーラー(1a)。 - 前記第一固定装置は、さらに頭部補助部材(110)を備え、
前記頭部補助部材は、
平面視にて少なくとも一部が第三短径(111a)と第三長径(111b)とを有し、楕円形状或いは矩形形状である補助部(111)と、
前記ネジ部が挿入される頭部補助部材穴(112)を備え、
前記第三短径は前記第二短径以下であり、前記第三長径は前記第二長径以下であり、前記第三長径は前記第三短径よりも大きく形成され、
前記頭部補助部材は前記頭部と前記調整部との間にあって、
前記頭部が前記第一支持面と係合したとき、前記補助部は前記支持面開口部に挿入された状態であることを特徴とする、請求項5に記載の積載トレーラー(1a)。 - 前記固定装置は、
前記位置決め部に前記積載物が積載されるときに案内となる壁部(80m)が形成された位置決め中間部材(80、80b、80c)と、
前記位置決め中間部材に形成されて、前記位置決め部開口部に案内されて着脱可能な固定凸部(10d)と、
前記積載物と前記基台との間において、前記上下方向の相対的な移動を規制する固定機構部(10)と、
前記位置決め中間部材を、前記位置決め部に固定する締結部(20)を備え、
前記固定凸部は、前記位置決め部開口部に案内されて挿入され、
前記締結部は、前記固定凸部の前記上下方向の下側と前記位置決め部とを締結し、
前記固定機構部は、前記積載物が前記基台に対向して前記平面方向の所定の範囲に支持面(90)を有するとき、前記支持面に沿って進退可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の積載トレーラー(1b、1c)。 - 前記固定装置である第二固定装置(6b)は、
前記支持面が、前記積載物の一部に形成され該積載物の外側に向かって開口した係合凹部(90b)に形成されているとき、
前記固定機構部である第二固定機構部(10b)は、前記係合凹部と係合して前記上下方向への移動を規制する状態と、前記係合凹部と係合しない非係合状態とを選択可能であることを特徴とする請求項7に記載の積載トレーラー(1b)。 - 前記固定装置である第三固定装置(6c)は、
前記支持面が、前記積載物の一部に形成され該積載物の外側に向かって突出した係合凸部(90c)に形成されているとき、
前記固定機構部である第三固定機構部(10c)は、前記係合凸部と係合して前記上下方向への移動を規制する状態と、前記係合凸部と係合しない非係合状態とを選択可能であることを特徴とする請求項7に記載の積載トレーラー(1c)。 - 前記位置決め部は、前記積載物における前記長手方向及び前記幅方向の角部の4箇所にあり、少なくとも前記長手方向において、前記位置決め部と前記位置決め部との間に補助位置決め部(17)を備え、
前記補助位置決め部は、
補助長手方向案内部(22)と、前記補助長手方向案内部に沿って移動可能な補助可動ユニット(18)を備え、
前記補助可動ユニットは、
前記幅方向への移動が可能な補助可動部(18a)と、
前記補助可動部の前記幅方向への移動を案内する補助案内部(18b)と、
前記補助可動部の移動の調整及び規制をする補助移動調整部(18c)を備え、
前記補助移動調整部は、
前記補助可動部の移動を許容する補助案内部開口部(18e)と、
前記補助可動部と前記補助案内部とが締結されて、前記補助可動部の移動が規制される第一補助締結部材(18f)を備え、
前記補助可動部には、前記上下方向の上側が開口する補助可動部開口部(18g)が形成され、前記積載物を前記位置決め部に固定する前記固定装置が着脱可能であり、
前記補助長手方向案内部は前記基台に形成され、前記補助可動ユニットを前記幅方向から挟んで前記長手方向に案内し、
前記補助可動部が、前記補助案内部に沿って前記幅方向に移動するとき、前記第一補助締結部材の一部は、前記補助案内部開口部に挿入された状態で前記補助可動部と共に移動し、
前記補助可動部が所定の位置に移動したとき、前記補助可動部と前記補助案内部とが、前記第一補助締結部材によって締結されて相対的に移動が規制されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の積載トレーラー。 - 前記補助可動ユニットは、前記補助案内部に接続されて、前記幅方向に移動して該幅方向の長さを調整する補助スライド部(18d)を備え、
前記補助スライド部は、第二補助締結部材(18h)によって前記補助案内部に締結され、
前記補助可動ユニットは、
前記補助スライド部が前記幅方向に移動して伸び、前記第二補助締結部材によって前記補助案内部に締結された状態で、前記補助長手方向案内部に案内され、
前記補助スライド部が、前記第二補助締結部材によって締結されない状態で前記幅方向に移動して縮んだとき、前記補助長手方向案内部から取り外し可能であることを特徴とする請求項10に記載の積載トレーラー。
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-
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- 2020-04-19 JP JP2020074455A patent/JP7038427B2/ja active Active
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