JP7037822B2 - ヘルメット - Google Patents

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本発明は、使用者の頭部を保護するヘルメットに関する。
従来、使用者の頭部を効果的に保護するヘルメットが種々提案されている(特許文献1)。
特開2017-125290号
本発明の目的は、衝撃をより効果的に吸収することである。
前記課題を解決するために、本発明の第の態様は、帽体と前記帽体の内側に当該帽体の内側面に沿い隣接し配置された衝撃吸収部とを有するヘルメットであって、前記衝撃吸収部は、1本の棒状の部材が当該棒状の部材の軸線方向が前記帽体の内側面に沿い渦巻状に巻回され、前記帽体に向く面が巻回された前記棒状の部材の外周面で凹凸形状をなし前記帽体の内側面に部分的に接触し、前記棒状の部材は、両端が貫通した中空の管形状の部材であるヘルメットである。
本発明の第の態様では、前記棒状の部材は、樹脂材料によって形成されていることが好ましい。
本発明の前記第1の態様によれば、ヘルメットは、衝撃をより効果的に吸収できる。
また、本発明の前記第1の態様によれば、衝撃吸収部は、より簡単に帽体に向く面を凹凸形状に形成できる。
本発明の前記第の態様によれば、衝撃吸収部は、より簡単に帽体に向く面を凹凸形状に形成しつつ、軽量化が図られる。
図1は、ヘルメットの一例を示す斜視図である。 図2は、ヘルメットの一例を示す断面図である。 図3は、ヘルメットの内側から見た一例を示す図である。 図4は、衝撃吸収部の頂点部の形状の一例を示す側面図である。 図5は、衝撃吸収部の頂点部の形状の一例を示す底面図である。 図6は、衝撃吸収部の側面部の形状の一例を示す斜視図である。 図7は、衝撃吸収部の一部を示す断面図である。 図8は、全体が一体として形成された衝撃吸収部の一例を示す図である。 図9は、全体が一体として形成された衝撃吸収部の他の一例を示す図である。
本発明の本実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、ヘルメットを挙げている。
(構成)
図1及び図2は、ヘルメット1の一例を示す図である。本例のヘルメット1は、ジェット型ヘルメットである。図1は、ヘルメット1の斜視図であり、図2は、ヘルメット1の断面図である。
図1及び図2に示すように、ヘルメット1は、帽体(外側シェルともいう)2、衝撃吸収部10、内装部3、及び顎紐4を有している。帽体2は、繊維強化樹脂材等によってジェット型ヘルメットの特有の形状になるように形成されている。帽体2の内側に、衝撃吸収部10が設けられている。
衝撃吸収部10は、帽体2の内側面2aに取り付けられている。衝撃吸収部10は、帽体2の内側面2aに沿った形状になっており、略半球形状をなしている。衝撃吸収部10は、円管形状のチューブ部材が帽体2の内側面2aに沿って配置されて形成されている。例えば、チューブ部材は、プラスチック等の樹脂材料で形成されている。ここで、衝撃吸収部10は、頂点付近の頂点部11、及びそれ以外の部分の側面部12を有して構成されており、頂点部11と側面部12とは、チューブ部材の配列パターンが異なっている。
図3は、ヘルメット1の内側から見た一例を示す図である。図4及び図5は、衝撃吸収部10の頂点部11の形状の一例を示す図である。図4は、衝撃吸収部10の頂点部11の側面図であり、図5は、衝撃吸収部10の頂点部11の底面図(ヘルメット1の内側から見た図)である。図6は、衝撃吸収部10の側面部12の形状の一例を示す斜視図である。なお、図3は、説明のため内装部3を図示していない図になる。
図2乃至図5に示すように、頂点部11では、ヘルメット1の裏側からみて略円形の領域に帽体2の湾曲した内側面2aに沿って複数の直線形状のチューブ部材11aが並べて配置されており、隣合うチューブ部材11a同士が接している。また、図2、図3、及び図6に示すように、側面部12では、1本のチューブ部材12aが頂点部11を中心に帽体2の内側面2aに沿って隣合う部分同士が接するように巻かれている。側面部12は、左右部分ではヘルメット1を被った使用者の耳の上付近まで、前部分では帽体2の縁付近まで形成されている。
図7は、衝撃吸収部10の一部を示す断面図である。
図7に示すように、衝撃吸収部10は、以上のようにチューブ部材11a,12aが帽体2の内側面2aに沿って配置されることによって、チューブ部材11a,12aにおいて帽体2に向く面11b,12bが、連続した凹凸になり、凸部を構成する部位11c,12cが帽体2の内側面2aに線接触により接触している。
内装部3は、衝撃吸収部10におけるヘルメット1の内側に向く面を覆っている。内装部3は、衝撃吸収性のある薄いシート状の部材であり、例えば、薄いスポンジシートが布で覆われている部材である。
顎紐4は、帽体2の内側面2aの左右の下部分それぞれに取り付けられている。
(作用等)
次に、ヘルメット1の作用等の一例について説明する。
衝撃吸収部10ではチューブ部材11a,12aが帽体2の内側面2aに沿って配置されていることによって、帽体2の外側面から衝撃が加わった場合でも、その衝撃が帽体2で効果的に吸収される。例えば、チューブ部材11a,12aが帽体2の内側面2aに線接触することで、チューブ部材11a,12aが位置される帽体2の内側面2a全体でチューブ部材11a,12aが部分的に接触(線接触)して接触面積が抑えられているため、帽体2にて衝撃が加わった部位が撓み易くなり、その衝撃が帽体2で効果的に吸収される。
さらに、帽体2から衝撃吸収部10に衝撃に伝達されたとしても、衝撃吸収部10がチューブ部がチューブ形状であるため、その衝撃を効果的に吸収できる。
(本実施形態における効果)
(1)ヘルメット1は、衝撃吸収部10の帽体2に向く面11b,12bが連続した凹凸形状をなし、凸部を構成する部位11c,12cが帽体2の内側面2aに線接触することによって、衝撃をより効果的に吸収できる。
(2)衝撃吸収部10は、帽体2の内側面2aに沿ってチューブ部材11a,12aが互いに隣接されて並べて形成されることで、より簡単に帽体2に向く面11b,12bを凹凸形状に形成できる。
(3)衝撃吸収部10は、側面部12が1本のチューブ部材12aが帽体2の内側面2aに沿いつつ渦巻状に巻回されて形成されていることで、より簡単に帽体2に向く面12bを凹凸形状に形成できる。
(4)衝撃吸収部10は、中空のチューブ部材11a,12aによって構成されているため、軽量化が図られる。
(5)衝撃吸収部10は、チューブ部材11a,12aが樹脂材料によって形成されているため、軽量化が図られる。
(6)衝撃吸収部10は、複数のチューブ部材11aを並べるだけで頂点部11を形成できるので、簡単に形成される。また、衝撃吸収部10は、1本のチューブ部材12aを巻きつけるだけで側面部12を形成できるので、簡単に形成される。
(本実施形態の変形例等)
前記の実施形態の他の例として、衝撃吸収部10は、頂点部11と側面部12とが同一の配列パターンにされることもできる。例えば、衝撃吸収部10は、全体が、前記の頂点部11の配列と同様に、複数の直線形状のチューブ部材が帽体2の内側面2aに沿って隣合うチューブ部材同士で接して並べて配置される。又は、衝撃吸収部10は、全体が、前記の側面部12の配列と同様に、1本のチューブ部材が頂点を中心に帽体2の内側面2aに沿って隣合う部分同士が接するように巻かれる。
また、前記の実施形態の他の例として、チューブ部材は、円管形状に限らず、他の形状とされることもできる。例えば、チューブ部材は、断面形状が楕円形状、多角形状とされることもできる。この場合、断面形状は、チューブ部材が帽体2の内側面2aに沿って配列された際に帽体2の内側面2aと線接触できる形状が好ましい。
また、前記の実施形態の他の例として、チューブ部材は、ゴム等の弾性材料によって形成されることもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、衝撃吸収部10は、チューブ部材に代えて、中実の棒状部材によって構成されることもできる。例えば、棒状部材は、断面が円形、楕円形、多角形状である。この場合、棒状部材は、棒状部材が帽体2の内側面2aに沿って配列された際に帽体2の内側面2aと線接触することができる形状が好ましい。例えば、棒状部材は、プラスチック等の樹脂材料に限らず、ゴム等の弾性材料によって形成されることもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、衝撃吸収部10は、帽体2の内側面2aに点接触により部分的に接触されることもできる。この場合、例えば、衝撃吸収部10は、中空又は中実の複数の球体によって構成される。例えば、球体は、プラスチック等の樹脂材料、ゴム等の弾性材料によって形成される。
また、前記の実施形態の他の例として、衝撃吸収部10は、帽体2の内側面2aに点接触と線接触との組み合わせで接触されることもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、衝撃吸収部10は、発砲スチロール等によって全体が一体として形成されることもできる。この場合、衝撃吸収部10は、帽体2に向く面が、連続した凹凸になり、凸の部位が帽体2の内側面2aに点接触又は線接触により接触する。
図8は、全体が一体として形成された衝撃吸収部20の一例を示す図である。図8に示すように、衝撃吸収部20は、帽体2に向く面21が、連続した凹凸になり、凸部を構成する部位21aの断面形状が略三角形になっている。これにより、衝撃吸収部20は、帽体2の内側面2aに点接触又は線接触により接触する。線接触の場合、断面が略三角形の凸部を構成する部位21aは、図面に対して垂直方向に延びた形状になる。
図9は、全体が一体として形成された衝撃吸収部30の他の一例を示す図である。図9に示すように、衝撃吸収部30は、帽体2に向く面31が、連続した凹凸になり、凸部を構成する部位31aの断面形状が略半円形になっている。これにより、衝撃吸収部30は、帽体2の内側面2aに点接触又は線接触により接触する。線接触の場合、断面が略半径形の凸部を構成する部位31aは、図面に対して垂直方向に延びた形状になる。
また、前記の実施形態の他の例として、ヘルメットは、フルフェイス型ヘルメット等の他の型のヘルメットとされることもできる。
また、本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 ヘルメット、2 帽体、2a 内側面、10 衝撃吸収部、11a,12a チューブ部材、20,30 衝撃吸収部

Claims (2)

  1. 帽体と前記帽体の内側に当該帽体の内側面に沿い隣接し配置された衝撃吸収部とを有するヘルメットであって、
    前記衝撃吸収部は、1本の棒状の部材が当該棒状の部材の軸線方向が前記帽体の内側面に沿い渦巻状に巻回され、前記帽体に向く面が巻回された前記棒状の部材の外周面で凹凸形状をなし前記帽体の内側面に部分的に接触し、
    前記棒状の部材は、両端が貫通した中空の管形状の部材であるヘルメット。
  2. 前記棒状の部材は、樹脂材料によって形成されている請求項に記載のヘルメット。
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