JP7035874B2 - 旋回角度検出装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、作業機械1に関する方向には、下部走行体前側X11と、上部旋回体前側X13と、がある。下部走行体前側X11および上部旋回体前側X13のそれぞれは、上部旋回体13の旋回の回転軸(旋回中心O)に直交する方向(例えば水平方向)における方向である。下部走行体前側X11は、下部走行体11の向きの基準となる向きである。下部走行体前側X11は、例えば、クローラ11cが延びる方向であって、左右のクローラ11cを前進させる操作がされたときにクローラ11cが走行する側などである。上部旋回体前側X13は、上部旋回体13の向きの基準となる向きである。上部旋回体前側X13は、例えば、上部旋回体13の長手方向における、カウンターウエイト13eからアタッチメント15に向かう側などである。下部走行体前側X11を基準としたときの上部旋回体前側X13の角度(相対角度)を、旋回角度θとする。例えば、作業機械1を上から見たときに、下部走行体前側X11に対して上部旋回体前側X13が右回りに回ったときに、旋回角度θが増加すると定める(右回りを旋回角度θの正の方向とする)。なお、下部走行体前側X11および上部旋回体前側X13の定め方、および、上から見たときの右回りおよび左回りのどちらを旋回角度θの正の方向とするかは、適宜変更可能である。
コントローラ40は、図4に示すように、旋回角度キャリブレーション処理S20と、旋回角度決定処理S50と、を行う。以下では、主に、上部旋回体13については図1を参照し、旋回角度検出部30、旋回角度θ、および旋回速度Vについては図2を参照し、コントローラ40については図3を参照し、下記の各処理(S20~S40)については図4を参照して説明する。
[検討1]図2に示す旋回角度検出部30が、例えば60°刻みなどの粗い分解能でのみ旋回角度θを検出できるものであり、かつ、第1検出部31が近接スイッチである場合について検討する。この場合、旋回角度θの分解能が粗いため、検出した旋回角度θを各種制御に用いることができない場合がある。そこで、近接スイッチの数を増やせば、旋回角度θの分解能は確保し得る。例えば、旋回角度θの分解能を1°刻みにする場合、近接スイッチを360個配置すればよい。しかし、近接スイッチからの信号を受信する受信機(例えばコントローラ40(図3参照)など)には、近接スイッチの数に応じた入力部が必要になる。そのため、例えば、受信機の入力部の数が足りない場合があり、また、入力部の数を増やす必要が生じる。また、近接スイッチと受信機とを接続する電線(ハーネス)が、近接スイッチの数に応じた数だけ必要になり、配線が複雑になる。一方、本実施形態では、図3に示す複数の第1検出部31のそれぞれが、個別の符号を有する電子タグを備える。よって、第2検出部32が、検出した第1検出部31から符号を受信し、コントローラ40に符号を送信すれば、第2検出部32が検出した第1検出部31を特定できる。よって、コントローラ40の入力部の数が足りないことや、入力部の数を増やす必要が生じる問題を抑制できる。なお、この[検討1]に記載の問題は、本実施形態により解決される必要はない。
図1に示す旋回角度検出装置20による効果は次の通りである。
旋回角度検出装置20は、作業機械1に設けられる。作業機械1は、下部走行体11と、下部走行体11に対して旋回可能な上部旋回体13と、を備える。旋回角度検出装置20は、第1検出部31と、第2検出部32と、図3に示す旋回速度検出部25と、コントローラ40と、を備える。図1に示すように、複数の第1検出部31は、下部走行体11および上部旋回体13の一方に対して固定され、下部走行体11に対する上部旋回体13の旋回中心Oを中心とする円周C上(図2参照)に並ぶように配置される。第2検出部32は、下部走行体11および上部旋回体13のうち第1検出部31が固定される側とは異なる側に対して固定される。旋回速度検出部25(図3参照)は、下部走行体11に対する上部旋回体13の旋回速度Vを検出する。図2に示すように、第1検出部31および第2検出部32は、第2検出部32の位置に対応する検出位置32aに第1検出部31が配置された状態である「検出状態」を検出可能に構成される。図3に示すコントローラ40は、図4に示す旋回角度キャリブレーション処理S20と、旋回角度キャリブレーション処理S20の完了後に行われる旋回角度決定処理S50(図6参照)と、を行う。旋回角度キャリブレーション処理S20は、旋回速度判定処理S21と、切替時間測定処理S25と、算出処理S30と、記憶処理S40と、を有する。
[構成2]図4に示す算出処理S30は、相対角度算出処理S31と、旋回角度算出処理S33と、を有する。相対角度算出処理S31は、旋回速度Vと切替時間Uとに基づいて、相対角度Aを算出する。相対角度Aは、図2に示す円周C上で隣り合う第1検出部31のそれぞれに対応する旋回角度Bの差である。旋回角度算出処理S33は、相対角度算出処理S31で算出された相対角度Aに基づいて、第1検出部31(図2参照)が検出状態になったときの旋回角度Bを算出する(図5参照)。
[構成5]図3に示す第1検出部31は、非接触式の電子タグを備える。第2検出部32は、電子タグ(第1検出部31)と無線通信を行う受信機を備える。
主に図7~図8を参照して、第2実施形態の旋回角度検出装置220(図3参照)について、第1実施形態との相違点を説明する。なお、第2実施形態の旋回角度検出装置220のうち、第1実施形態との共通点については、第1実施形態と同一の符号を付すなどして、説明を省略した。共通点の説明を省略する点については、後述する他の実施形態の説明も同様である。
[効果3]図7に示す旋回角度キャリブレーション処理S20は、全周時間Uaを測定する全周時間測定処理S229を有する。全周時間Uaは、図1に示す下部走行体11に対して上部旋回体13が1周旋回する時間である。図7に示す算出処理S230は、全周時間Uaと切替時間Uとに基づいて、第1検出部31(図2参照)が検出状態になったときの旋回角度Bを算出する。
主に図9を参照して、第3実施形態の旋回角度検出装置320(図1参照)について、第1実施形態との相違点を説明する。
主に図10を参照して、第4実施形態の旋回角度検出装置420(図1参照)について、第1実施形態との相違点を説明する。
[構成4]図10に示す旋回角度決定処理S450は、次の処理を行う。第1検出部31(図2参照)が検出状態の場合(S51でYESの場合)、検出状態であることが検出された第1検出部31に対応する旋回角度B(値)であって、記憶処理S40(図4参照)で記憶された値を、旋回角度θと決定する。第1検出部31が検出状態でない場合(S51でNOの場合)、直近に検出状態であることが検出された第1検出部31に対応する旋回角度Bであって、記憶処理S40で記憶された旋回角度Bと、旋回速度Vと、に基づいて、旋回角度θを決定する。
上記実施形態は様々に変形されてもよい。例えば、互いに異なる実施形態の構成要素どうしが組み合わされてもよい。例えば、図3に示す回路の接続は変更されてもよい。例えば、図4、6、7、9、および10に示す処理の順序は変更されてもよく、処理の一部が行われなくてもよい。例えば、旋回角度検出装置20の構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。
11 下部走行体
13 上部旋回体
20、220、320、420 旋回角度検出装置
25 旋回速度検出部
31 第1検出部
31A 第1検出部(特定第1検出部)
31B 第1検出部(特定第1検出部と円周C上で隣り合う第1検出部31)
32 第2検出部
32a 検出位置
40 コントローラ
A 相対角度
B 旋回角度(第1検出部31に対応する旋回角度θ)
C 円周
V 旋回速度(上部旋回体13の旋回時間と旋回角度θとの関係を表す値)
S20 旋回角度キャリブレーション処理
S21 旋回速度判定処理
S25 切替時間測定処理
S30、S230 算出記憶処理
S31、S231 相対角度算出処理
S33、S233 旋回角度算出処理
S50 旋回角度決定処理
S229 全周時間測定処理
U 切替時間
Ua 全周時間(上部旋回体13の旋回時間と旋回角度θとの関係を表す値)
θ 旋回角度
Claims (5)
- 下部走行体と、
前記下部走行体に対して旋回可能な上部旋回体と、
を備える作業機械に設けられる旋回角度検出装置であって、
前記下部走行体および前記上部旋回体の一方に対して固定され、前記下部走行体に対する前記上部旋回体の旋回中心を中心とする円周上に並ぶように配置される、複数の第1検出部と、
前記下部走行体および前記上部旋回体のうち前記第1検出部が固定される側とは異なる側に対して固定される第2検出部と、
前記下部走行体に対する前記上部旋回体の旋回速度を検出する旋回速度検出部と、
コントローラと、
を備え、
前記第1検出部および前記第2検出部は、前記第2検出部の位置に対応する検出位置に前記第1検出部が配置された状態である検出状態を検出可能に構成され、
前記コントローラは、
旋回角度キャリブレーション処理と、
前記旋回角度キャリブレーション処理の完了後に行われる旋回角度決定処理と、
を行い、
前記旋回角度キャリブレーション処理は、
前記下部走行体に対して前記上部旋回体が旋回しているときの旋回速度が所定速度範囲内であるか否かを判定する旋回速度判定処理と、
旋回速度が前記所定速度範囲内である場合、前記第1検出部のうちの1つが検出状態になった時から、次に前記第1検出部のうちの1つが検出状態になった時までの時間である切替時間を測定する切替時間測定処理と、
前記上部旋回体の旋回時間と旋回角度との関係を表す値と、前記切替時間と、に基づいて、前記第1検出部が検出状態になったときの前記上部旋回体の旋回角度を算出する算出処理と、
複数の前記第1検出部のそれぞれについて、前記算出処理で算出した旋回角度と前記第1検出部との対応関係を記憶する記憶処理と、
を有し、
前記旋回角度決定処理は、検出状態であることが検出された前記第1検出部に対応する値であって、前記記憶処理で記憶された値に基づいて、旋回角度を決定する、
旋回角度検出装置。 - 請求項1に記載の旋回角度検出装置であって、
前記算出処理は、
旋回速度と前記切替時間とに基づいて、前記円周上で隣り合う前記第1検出部のそれぞれに対応する旋回角度の差である相対角度を算出する相対角度算出処理と、
前記相対角度算出処理で算出された相対角度に基づいて、前記第1検出部が検出状態になったときの旋回角度を算出する旋回角度算出処理と、
を有する、
旋回角度検出装置。 - 請求項1に記載の旋回角度検出装置であって、
前記旋回角度キャリブレーション処理は、前記下部走行体に対して前記上部旋回体が1周旋回する時間である全周時間を測定する全周時間測定処理を有し、
前記算出処理は、前記全周時間と前記切替時間とに基づいて、前記第1検出部が検出状態になったときの旋回角度を算出する、
旋回角度検出装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の旋回角度検出装置であって、
前記旋回角度決定処理は、
前記第1検出部が検出状態の場合、検出状態であることが検出された前記第1検出部に対応する値であって、前記記憶処理で記憶された値を、旋回角度と決定し、
前記第1検出部が検出状態でない場合、直近に検出状態であることが検出された前記第1検出部に対応する値であって、前記記憶処理で記憶された値と、旋回速度と、に基づいて、旋回角度を決定する、
旋回角度検出装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の旋回角度検出装置であって、
前記第1検出部は、非接触式の電子タグを備え、
前記第2検出部は、前記電子タグと無線通信を行う受信機を備える、
旋回角度検出装置。
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