JP7035554B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

蒸発燃料を吸気通路に供給するパージ制御を行う内燃機関に適用される制御装置に関する。
従来、燃料容器からキャニスタ内に一時的に貯蔵された蒸発燃料を、内燃機関の吸気通路に供給するパージ制御が知られている。バージ制御中は、気筒に供給される燃料量は、パージ制御により吸気通路に供給される蒸発燃料の量と燃料噴射弁からの燃料噴射量との和となる。
特許文献1には、パージ制御により吸気通路に供給される混合気中の蒸発燃料の濃度であるベーパ濃度を学習し、学習結果を学習値として取得するベーパ濃度学習が開示されている。バージ制御中は、学習値に基づいて、内燃機関の実際の空燃比を示す実空燃比を目標空燃比に制御すべく、燃料噴射量が調整される。
ここで、ベーパ濃度に対して学習値にずれがあると、この学習値に基づいて調整される燃料噴射量とバージ制御により供給される蒸発燃料との和が、目標とする燃料量に対して異なる値となる場合がある。そのため、特許文献1では、排気通路に設けられたリニア空燃比センサの検出値に基づいて、ベーパ濃度に対する学習値のずれの有無が判定され、ずれがあると判定された場合に学習値が再取得される。
特許第4389867号公報
ベーパ濃度に対する学習値のずれの有無をリニア空燃比センサの検出値により判定する場合、判定が可能となるのは、燃料の燃焼により生じた排気が排気通路のリニア空燃比センサに到達するまで待たなければならない。そのため、ベーパ濃度に対して学習値がずれている場合でも、学習値の再取得に時間を要する場合がある。
本発明は上記課題に鑑みたものであり、ベーパ濃度に対して学習値にずれがある場合に、学習値を早期に再取得できる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る制御装置は、気筒内の筒内圧を検出する圧力検出部と、前記気筒に吸入される吸入空気が流れる吸気通路に、蒸発燃料を供給するパージ制御を実施するパージ制御部と、前記パージ制御により前記吸気通路に供給される前記蒸発燃料の濃度を示すベーパ濃度の学習値を取得するベーパ濃度学習部と、前記学習値に基づいて、空燃比を制御すべく燃料噴射量を調整する燃料調整部と、を備える内燃機関に適用される。制御装置は、前記パージ制御の実施中に、前記圧力検出部により検出された前記筒内圧に基づいて、圧縮行程後半から膨張行程前半での筒内圧を示す被判定圧を取得する被判定圧取得部と、前記被判定圧に基づいて、前記ベーパ濃度に対する前記学習値のずれの有無を判定する判定部と、前記ベーパ濃度に対して前記学習値にずれがあると判定された場合に、前記ベーパ濃度学習部に、前記学習値を再取得させる再取得制御部と、を備える。
目標空燃比に対する実空燃比のずれは、筒内圧が高圧側となる圧縮行程後半から燃料行程前半において、筒内圧の挙動に影響を与える。そのため、目標空燃比を変化させるベーパ濃度に対する学習値のずれの影響が、圧縮行程後半から膨張行程前半において、筒内圧の挙動となって表れる。この点、上記構成では、パージ制御が実施されている場合に、圧力検出部により検出された筒内圧に基づいて、圧縮行程後半から膨張行程前半での筒内圧を示す被判定圧が取得される。また、被判定圧に基づいて、ベーパ濃度に対する学習値のずれの有無が判定され、ベーパ濃度に対して学習値にずれがあると判定された場合に、学習値が再取得される。この場合、排気行程よりも前にベーパ濃度に対する学習値のずれの有無が判定され、ベーパ濃度に対して学習値がずれている場合に、学習値を早期に再取得できる。
エンジン制御システムの構成図。 筒内圧を用いて学習値の再取得の要否判定を行う原理を説明する図。 ベーパ濃度学習値の再取得の要否判定を行う手順を説明するフローチャート。 ベース上限値及びベース下限値の設定を説明する図。 ベース上限値及びベース下限値に対する補正値の設定を説明する図。 エンジン制御システムの動作態様を示すタイミングチャート。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態としてのエンジン制御システムを図面に基づいて説明する。
図1に示すエンジン制御システムは、内燃機関としてのエンジン10と、制御装置としてのECU50とを備えている。エンジン10は、車両に搭載される筒内噴射式の4サイクルガソリンエンジンである。具体的には、エンジン10は、4つの気筒23を備える4気筒エンジンである。なお、図1では、1つの気筒23のみを図示し、他の気筒については図示を省略している。
エンジン10は、エンジン本体20と、エンジン本体20の吸気ポートと連通し、気筒23に吸気される吸入空気が流れる吸気通路11と、エンジン本体20の排気ポートと連通し、気筒23から排気される排気が流れる排気通路35とを備えている。
エンジン本体20の吸気ポート及び排気ポートには、それぞれ図示しないカム軸の回転に応じて開閉動作する吸気弁31及び排気弁32が設けられている。吸気弁31の開動作により吸気通路11を流れる吸入空気が気筒23内に導入される。また、排気弁32の開動作により燃焼後の排気が排気通路35に排出される。吸気弁31及び排気弁32それぞれには、吸気弁31及び排気弁32の開閉タイミングを可変とする可変動弁機構33,34が設けられている。可変動弁機構33,34は、エンジン10の出力軸43と吸排気の各カム軸との相対回転位相を調整するものであり、所定の基準位置に対して進角側及び遅角側への位相調整が可能となっている。可変動弁機構33,34としては、油圧駆動式又は電動式の可変動弁機構が用いられればよい。
エンジン本体20には気筒23ごとに電磁駆動式のインジェクタ21が設けられており、シリンダ内壁とピストン22の上面(頂部)とにより区画形成される燃焼室内にはインジェクタ21から燃料が直接噴射される。
エンジン10のシリンダヘッドには点火プラグ36が取り付けられており、点火プラグ36には、図示しない点火コイル等を通じて、所望とする点火時期において高電圧が印加される。この高電圧の印加により、各点火プラグ36の対向電極間に火花放電が発生し、気筒23内の燃料に着火する。
エンジン本体20には、エンジン10の運転時に所定クランク角ごとに矩形状のクランク角信号を出力するクランク角度センサ42が設けられている。また、クランク角度センサ42からのクランク角信号により、出力軸43の回転速度を回転速度NEとして検出できる。本実施形態では、クランク角度センサ42が回転速度検出部に相当する。また、エンジン本体20には、冷却水温を検出する冷却水温センサ41が設けられている。
エンジン本体20の気筒23には、気筒23内の圧力を筒内圧CPとして検出する筒内圧センサ40が設けられている。本実施形態では、4つの気筒23のうち、1つの気筒23に筒内圧センサ40が設けられている。筒内圧センサ40が圧力検出部に相当する。
吸気通路11には気筒23に吸気される吸入空気の量を吸入空気量として検出するエアフロメータ12が設けられている。吸気通路11において、エアフロメータ12よりも下流側には、DCモータ等のスロットルアクチュエータ13によって開度調節されるスロットル弁14が設けられている。吸気通路11において、スロットル弁14よりも下流側にはサージタンク16と、サージタンク16に流れる吸入空気を、各気筒23に導入する吸気マニホールド18とが設けられている。
吸気通路11において、スロットル弁14よりも下流側には、パージ制御部を構成する、キャニスタ25、パージ配管26及びパージ制御弁27が設けられている。キャニスタ25は、燃料容器24と蒸気配管28を介して接続されており、燃料容器24内の蒸発燃料を一時的に吸着する。キャニスタ25の内部には、例えば、活性炭などの吸着材が充填されている。パージ配管26は、キャニスタ25と吸気通路11とを接続し、キャニスタ25から吸気通路11に向けて蒸発燃料が流れる流路を形成している。パージ制御弁27は、パージ配管26の途中に設けられており、キャニスタ25と吸気通路11との連通状態を切り替える。パージ制御弁27が閉弁状態から開弁状態となることで、キャニスタ25に吸着された蒸発燃料を含む混合気が、パージ配管26を通じて吸気通路11に供給される。
排気通路35には、排気を浄化する三元触媒37が設けられている。三元触媒37は排気中のCO,HC,NOxを浄化する。排気通路35において、三元触媒37よりも上流側には、排気の空燃比を検出する空燃比センサ38が設けられている。
吸気通路11のサージタンク16と排気通路35とはEGR配管45を介して接続されており、このEGR配管45の途中に電磁駆動式のEGR弁46が設けられている。EGR弁46の開度(EGR開度)が調節され、排気通路35から吸気通路11に再循環される排気の量が制御されるようになっている。
上述した各種センサの出力は、ECU50に入力される。ECU50は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを備え、ROMに記憶された各種の制御プログラムの実行により、エンジン運転状態に応じたインジェクタ21の燃料噴射量の制御や、点火プラグ36の点火時期の制御を行う。本実施形態では、ECU50は、空燃比センサ38の検出結果や、筒内圧センサ40の検出結果に基づいて、インジェクタ21からの燃料噴射量を制御する。
本実施形態では、ECU50は、実空燃比を目標空燃比(例えば、理論空燃比)に制御すべく、燃料噴射量を調整する空燃比フィードバック制御を行う。ECU50は、空燃比フィードバック制御において、基本噴射量TPを補正するためのフィードバック補正係数FAFを設定する。基本噴射量TPは、空燃比を目標空燃比とするための理論上の燃料噴射量である。フィードバック補正係数FAFは、実空燃比と目標空燃比との偏差に基づいて設定される補正係数である。ECU50は、基本噴射量TPに対してフィードバック補正係数FAFを含む各種補正係数を用いた補正を行い、最終噴射量TAUを算出する。そして、その最終噴射量TAUをインジェクタ21の噴射時間に換算し、その換算後の噴射時間をインジェクタ21の開弁時間として設定する。
ECU50は、パージ制御弁27を閉弁状態から開弁状態へ切り替えることで、キャニスタ25に一時的に貯蔵された蒸発燃料を含む混合気を吸気通路11に流すパージ制御を実施させる。バージ制御中は、気筒23に供給される燃料量は、パージ制御により吸気通路11に供給される混合気に含まれる蒸発燃料の量とインジェクタ21からの燃料噴射量との和となる。そのため、バージ制御中では、下記式(1)を用いて基本噴射量TPを補正している。
TAU = TP・(FAF+KG-PGR・B) … (1)
ここで、空燃比学習値KGは、インジェクタ21からの燃料噴射量における適正値からの定量的なずれを補償するものである。目標パージ率PGRはパージ率の目標値である。なお、パージ率は、吸入空気量に対するパージ制御により放出される混合気の比率を表す値である。目標パージ率PGRは、フィードバック補正係数FAFが小さな値となるほど、大きな値となり、フィードバック補正係数FAFが大きな値となるほど、小さな値となる。ベーパ濃度学習値Bは、パージ制御により放出される混合気中の蒸発燃料の濃度を示す学習値である。本実施形態では、ECU50が燃料調整部に相当する。
上記式(1)により、パージ制御中は、実空燃比を目標空燃比に近づけるべく、パージ制御により供給される蒸発燃料の分だけインジェクタ21からの燃料噴射量が減算される。
ECU50は、ベーパ濃度学習値Bを再取得するためのベーパ濃度学習を行う。このベーパ濃度学習では、ECU50は、空燃比フィードバック制御及びパージ制御が実施されている場合に、実空燃比を目標空燃比に近づけるベーパ濃度をベーパ濃度学習値Bとして再取得する。ECU50は、例えば、バージ制御による吸気通路11への混合気の放出に伴うフィードバック補正係数FAFの変化に基づいて算出される。本実施形態では、ECU50が、ベーパ濃度学習部に相当する。
ここで、パージ制御により吸気通路11に供給されるベーパ濃度に対してベーパ濃度学習値Bがずれる場合がある。例えば、燃料容器24の温度変化や、キャニスタ25の温度変化に伴い、混合気中のベーパ濃度が変化し、ベーパ濃度に対してベーパ濃度学習値Bにずれが生じる。
ベーパ濃度学習値Bのずれは、このベーパ濃度学習値Bに基づいて算出される最終噴射量TAUを適正値と異なる値とし、目標空燃比に対する実空燃比のずれが大きくなるおそれがある。そのため、空燃比センサ38により検出される実空燃比に基づいて、目標空燃比に対する実空燃比のずれの有無を判定し、判定結果に基づいて、ベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を判定することも考えられる。しかし、ベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を空燃比センサ38の検出値に基づいて判定する場合、判定が可能となるのは、燃料の燃焼により生じた排気が排気通路35の空燃比センサ38に到達するまで待たなければならない。そのため、ベーパ濃度に対してベーパ濃度学習値Bがずれている場合でも、学習値の再取得に時間を要する場合がある。
そこで、本実施形態では、圧縮行程後半から膨張行程前半での気筒23の筒内圧CPに基づいて、ベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を判定し、判定結果からベーパ濃度学習値Bの再取得の要否を判定している。
次に、本実施形態に係るベーパ濃度学習値Bの再取得の要否判定を行う原理を説明する。図2は、筒内圧CPの推移を示しており、横軸をクランク角度(deg.CA)とし、縦軸を筒内圧CP(bar)とした図である。なお、図2では、TDC(上死点)となるクランク角度を中心(=0deg.CA)とする筒内圧CPの推移を示しており、吸気行程と圧縮行程とを負のクランク角度により示し、膨張行程と排気行程とを正のクランク角度により示している。
筒内圧CPは、圧縮行程(例えば、-180deg.CA~0deg.CA)において上昇し、TDCから所定クランク角度後に最大筒内圧Pmとなる。その後、筒内圧CPは、膨張行程(例えば、0deg.CA~180deg.CA)において低下していく。その後、排気弁32が開くと、気筒23内の混合ガスが排気通路35を通じて排気される排気行程となる。
目標空燃比に対する実空燃比のずれは、筒内圧CPが高圧側となる圧縮行程後半ST1(例えば、-90deg.CA~0deg.CA)から膨張行程前半ST2(例えば、0deg.CA~90deg.CA)において、筒内圧CPの挙動に影響を与える。具体的には、目標空燃比に対して実空燃比が小さいほど、気筒23内の燃料の燃焼速度を速め、筒内圧CPを大きくする。一方、目標空燃比に対して実空燃比が大きいほど、気筒23内の燃料の燃焼速度を遅め、筒内圧CPを小さくする。そのため、実際のベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの影響が、圧縮行程後半ST1から膨張行程前半において、筒内圧CPの挙動となって表れる。
そこで、ECU50は、圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2での筒内圧CPを示す被判定圧を取得する。そして、ECU50は、被判定圧に基づいて、ベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を判定し、判定結果に基づいて、ベーパ濃度学習値Bの再取得の要否判定を行う。
次に、図3を用いて、本実施形態に係るベーパ濃度学習値Bの再取得の要否判定を行う手順を説明する。図3に示す処理は、ECU50により所定周期で繰り返し実施される。
ステップS11では、パージ制御を実施しているか否かを判定する。本実施形態では、バージ制御の実施中は、パージ制御フラグF1をHi状態とするため、パージ制御フラグHiの値により、パージ制御を実施しているか否かを判定する。パージ制御を実施していないと判定すると、図3の処理を一旦終了する。パージ制御を実施していると判定すると、ステップS12に進む。
ステップS12では、エンジン10の行程が、圧縮行程前半ST0から圧縮行程後半ST1に移行したか否かを判定する。例えば、クランク角度センサ42からのクランク角信号CAに基づいて、エンジン10の行程が、圧縮行程前半ST0から圧縮行程後半ST1に移行したか否かを判定すればよい。エンジン10の行程が、圧縮行程前半ST0から圧縮行程後半ST1に移行していないと判定すれば、ステップS13に進まない。エンジン10の行程が、圧縮行程前半ST0から圧縮行程後半ST1に移行したと判定すれば、ステップS13に進む。
圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2において、筒内圧CPが最大筒内圧Pmとなる時期が存在し、この最大筒内圧Pmは、ベーパ濃度と燃料噴射量との和に応じて変化する。具体的には、ベーパ濃度がベーパ濃度学習値Bよりも小さいと、最大筒内圧Pmはベーパ濃度学習値Bから想定される筒内値よりも小さくなり、ベーパ濃度がベーパ濃度学習値Bよりも大きいと、最大筒内圧Pmはベーパ濃度学習値Bから想定される筒内値よりも大きくなる。そこで、ステップS13では、筒内圧センサ40により検出された筒内圧CPのうち、圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2での筒内圧CPの最大値を示す最大筒内圧Pmを取得する。すなわち、本実施形態では、圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2における最大筒内圧Pmを、被判定圧として取得している。ステップS13が被判定圧取得部に相当する。
ステップS14では、回転速度NEを取得する。本実施形態では、ステップS14が回転速度取得部に相当する。
ステップS15では、エンジン10の負荷を示すエンジン負荷ELを取得する。エンジン負荷ELとしては、吸入空気量、アクセルの踏み込み量を示すアクセル開度、及びインジェクタ21からの燃料噴射量の少なくともいずれかに応じて判定すればよい。本実施形態では、ステップS15が、負荷取得部に相当する。
ステップS16では、点火プラグ36が点火される時期を点火時期Tigとして取得する。本実施形態では、ステップS16が点火時期取得部に相当する。
ステップS17では、ベーパ濃度学習値Bの再取得の要否判定に用いる判定範囲Drを設定する。本実施形態では、筒内圧CPの変化に影響を与える、点火時期Tig、エンジン負荷EL、及び出力軸43の回転速度NEに基づいて、判定範囲Drの上限値D1と下限値D2とを設定する。
回転速度NE及びエンジン負荷ELが筒内圧CPの変化に与える影響は、点火時期Tigが筒内圧CPの変化に与える影響よりも大きい。そこで、本実施形態では、回転速度NE及びエンジン負荷ELに基づいて、上限値D1のベース値を示すベース上限値Db1、及び下限値D2のベース値を示すベース下限値Db2を設定する。また、点火時期Tigに応じてベース上限値Db1を補正する上限側補正値A1、及びベース下限値Db2を補正する下限側補正値A2を設定する。そして、ベース上限値Db1を上限側補正値A1で補正した値を上限値D1として設定し、ベース下限値Db2を下限側補正値A2で補正した値を下限値D2として設定する。
図4(a)は、回転速度NE及びエンジン負荷ELと、ベース上限値Db1との関係を説明する図である。図4(b)は、回転速度NE及びエンジン負荷ELと、ベース下限値Db2との関係を説明する図である。
筒内圧CPは回転速度NEに応じてその値が変化するため、ベース上限値Db1及びベース下限値Db2は、回転速度NEに応じてその値が定められている。また、エンジン負荷ELが大きいほど、筒内圧CPが大きな値となるため、ベース上限値Db1及びベース下限値Db2は、エンジン負荷ELが大きいほど、大きな値に設定される。
例えば、回転速度NE及びエンジン負荷ELの組み合わせと、ベース上限値Db1及びベース下限値Db2の組み合わせとの関係を定めるマップを保持しておく。そして、このマップから、回転速度NE及びエンジン負荷ELの組合せに応じた、ベース上限値Db1及びベース下限値Db2の組合せを参照すればよい。
図5(a)は、点火時期Tigと、上限側補正値A1との関係を説明する図である。図5(b)は、点火時期Tigと、下限側補正値A2との関係を説明する図である。
点火時期Tigが基準点火時期に対してクランク角度で遅角側となるほど、気筒23内の燃焼速度が遅く、筒内圧CPが小さな値となる。そのため、点火時期Tigが遅角側となるほど、上限側補正値A1及び下限側補正値A2を小さな値に設定する。点火時期Tigが基準点火時期に対してクランク角度で進角側となるほど、気筒23内の燃焼速度が早く、筒内圧CPが大きな値となる。そのため、点火時期Tigが進角側となるほど、上限側補正値A1及び下限側補正値A2を大きな値に設定する。
例えば、点火時期Tigと、上限側補正値A1及び下限側補正値A2の組み合わせとの関係を定めるマップを保持しておく。そして、このマップから、点火時期Tigに応じた、上限側補正値A1及び下限側補正値A2の組合せを参照すればよい。
図3に戻り、ステップS18では、ステップS13で取得した最大筒内圧Pmが、ステップS17で設定した上限値D1及び下限値D2により定められる判定範囲Drに含まれるか否かを判定する。最大筒内圧Pmが判定範囲Drに含まれない場合、ステップS20に進む。ステップS18が判定部に相当する。
本実施形態では、ベーパ濃度学習値Bの再取得の要否判定の信頼性を向上させるため、最大筒内圧Pmが判定範囲Drに含まれない状態が所定時間継続していることを条件に、ベーパ濃度学習値Bの再取得が必要であると判定する。具体的には、ステップS20では、最大筒内圧Pmが判定範囲Drに含まれない継続時間を計時する継続カウンタCoの増加を開始させる。
ステップS21では、継続カウンタCoを判定時間T1と比較する。継続カウンタCoが判定時間T1以下であると判定すると、図3の処理を一旦終了する。最大筒内圧Pmが判定範囲Drに含まれない状態が継続することで、継続カウンタCoが増加されていく。そのため、継続カウンタCoが判定時間T1よりも大きいと判定すると、ステップS22に進む。
ステップS22に進む場合、ベーパ濃度に対してベーパ濃度学習値Bにずれがあると判定できるため、ベーパ濃度学習値Bを再取得させる。具体的には、ベーパ濃度学習を実施し、ベーパ濃度学習値Bを再取得する。本実施形態では、ベーパ濃度学習を実施することを示す学習実行フラグF2をHi状態とする。これにより、図3の処理とは別の処理において、ベーパ濃度学習値Bが再取得される。ステップS22が再取得制御部に相当する。
一方、ステップS18において、最大筒内圧Pmが判定範囲Drに含まれる場合、ステップS19に進む。ステップS19に進む場合、ベーパ濃度に対してベーパ濃度学習値Bがずれていないため、継続カウンタCoを初期化する。この場合は、ベーパ濃度学習値Bを再取得させる必要がないため、学習実行フラグF2をLow状態とする。そして、図3の処理を一旦終了する。
次に、図6を用いて、本実施形態の作用を説明する。図6(a)は、回転速度NEの推移を示している。図6(b)は、エンジン負荷ELの推移を示している。図6(c)は、バージ制御中に取得された最大筒内圧Pmの推移を示している。図6(d)は、パージ制御フラグF1の推移を示している。図6(e)は、継続カウンタCoの推移を示している。図6(f)は、学習実行フラグF2の推移を示している。
時刻t0から時刻t1において、エンジン負荷ELが増加しており、エンジン負荷ELの増加に伴って気筒23内の最大筒内圧Pmが増加している。また、時刻t0から時刻t1までの期間において、パージ制御フラグF1がHi状態となっており、パージ制御が実施されている。
時刻t1では、パージ制御が一旦停止される。パージ制御が停止される時刻t1~t2の期間では、最大筒内圧Pmが取得されていない。パージ制御の停止中に、例えば、燃料容器24内の温度が変化したとする。時刻t2においてパージ制御が再開されると、温度変化に伴ってキャニスタ25から放出されるパージガスの量が変化し、ベーパ濃度が変化する。図6では、ベーパ濃度の低下により、最大筒内圧Pmが判定範囲Drの下限値D2よりも小さな値となっている。
そのため、時刻t2では、継続カウンタCoの増加が開始される。時刻t2以後においても、最大筒内圧Pmが判定範囲Drの下限値D2よりも小さな値を維持しているため、継続カウンタCoの増加が継続されている。そして、時刻t3において、継続カウンタCoが判定時間T1よりも大きな値となり、学習実行フラグF2がHi状態となる。そのため、ベーパ濃度学習が実施され、ベーパ濃度学習値Bが再取得される。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏する。
ECU50は、パージ制御が実施されている場合に、筒内圧センサ40により検出された筒内圧CPに基づいて、圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2での筒内圧CPを示す被判定圧を取得する。そして、被判定圧に基づいて、ベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を判定し、ベーパ濃度学習値Bにずれがあると判定した場合に、ベーパ濃度学習値Bを再取得する。この場合、排気行程よりも前にベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を判定でき、ベーパ濃度に対してベーパ濃度学習値Bがずれている場合に、学習値を早期に再取得できる。
・ECU50は、最大筒内圧Pmを被判定圧として取得する。そして、最大筒内圧Pmが判定範囲Drに含まれない場合に、ベーパ濃度に対してベーパ濃度学習値Bにずれがあると判定する。この場合、最大筒内圧Pmにより、ベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を判定でき、複数の筒内圧CPによりベーパ濃度に対するベーパ濃度学習値Bのずれの有無を判定する場合よりも、ECU50の演算負荷を軽減できる。
・筒内圧CPは出力軸43の回転速度NEによっても変化する。この点、ECU50は、回転速度NEに基づいて、判定範囲Drを設定する。この場合、回転速度NEに応じた適正な判定範囲Drを設定でき、ベーパ濃度学習値Bの再取得に対する要否判定の精度を向上できる。
・筒内圧CPは、エンジン負荷ELによっても変化する。この点、ECU50は、エンジン負荷ELに基づいて、判定範囲Drを設定する。この場合、エンジン負荷ELに応じた適正な判定範囲Drを設定でき、ベーパ濃度学習値Bの再取得に対する要否判定の精度を向上できる。
・筒内圧CPは、エンジン10の点火時期Tigによっても変化する。この点、ECU50は、点火時期Tigに基づいて、判定範囲Drを設定する。この場合、点火時期Tigに応じた適正な判定範囲Drを設定でき、ベーパ濃度学習値Bの再取得に対する要否判定の精度を向上できる。
(第1実施形態の変形例)
被判定圧の基準値を定めておき、この基準値に対する最大筒内圧Pmの乖離度合に基づいて、ベーパ濃度学習値Bの再取得の要否判定を行っても良い。この場合、ステップS18において、基準値に対する最大筒内圧Pmの偏差の絶対値を乖離度合として算出し、この乖離度合を所定の乖離度合判定値と比較する。そして、乖離度合が乖離度合判定値よりも大きいと判定した場合に、ステップS20に進めばよい。また、乖離度合が乖離度合判定値よりも小さい場合に、ステップS19に進めばよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
本実施形態では、エンジン10の4つの気筒23毎に筒内圧センサ40が設けられている構成において、各気筒23の筒内圧センサ40により検出された筒内圧CPに基づいて、被判定圧を取得する。
この場合、ECU50は、ステップS13において、4つの筒内圧センサ40により検出された圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2までの各最大筒内圧Pmうち、最大値と最小値を除く2つの最大筒内圧Pmの平均値を被判定圧として取得する。これ以外にも、ECU50は、4つの筒内圧センサ40により検出された圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2までの各最大筒内圧Pmの平均値を算出し、算出した値を被判定圧として取得するものであってもよい。
以上説明した本実施形態では、複数の気筒23に設けられた筒内圧CPを用いて、被判定圧を取得するため、被判定圧の精度の低下を抑制できる。
(第2実施形態の変形例)
・第2実施形態に係るエンジン10は、4気筒に限定されず、2気筒以上のものであればよい。
(その他の実施形態)
・最大筒内圧Pmは、筒内圧CPの変化の傾きにより推定できる。具体的には、筒内圧CPの変化の傾きが大きくなるほど、最大筒内圧Pmが大きくなると推定でき、筒内圧CPの変化の傾きが小さくなるほど、最大筒内圧Pmが小さくなると推定できる。そこで、圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2での筒内圧CPの変化の傾きに基づいて、ベーパ濃度学習値Bの再取得の要否判定を行ってもよい。
この場合、ステップS13において、圧縮行程後半ST1から膨張行程前半ST2までの複数の筒内圧CPを被判定圧として取得し、取得した複数の被判定圧における変化の傾きを傾き値として算出する。また、ステップS17において、傾き値を判定するための傾き判定値を設定する。傾き判定値は、被判定圧が増加又は減少する場合の変化率の上限値を示している。本実施形態においても、筒内圧CPの変化に影響を与える、点火時期Tig、エンジン負荷EL、及び出力軸43の回転速度NEに基づいて、傾き判定値を設定してもよい。ステップS18では、傾き値の絶対値を、傾き判定値と比較し、絶対値が所定範囲内と判定すると、ステップS19に進む。一方、絶対値がリッチ側にずれていることを判定するリッチずれ傾き判定値以上であると判定すると、あるいは、リーン側にずれていることを判定するリーンずれ傾き判定値より小さいと判定すると、ステップS20に進む。
・回転速度NE、エンジン負荷EL及び点火時期Tigに加えて、吸入空気の温度を、判定範囲Drを設定する条件に加えるものであってもよい。この場合、吸入空気の温度が高いほど、同じエンジン負荷ELに対する気筒23内の混合気の燃焼は急峻となり、最大筒内圧Pmは大きくなる。そのため、吸入空気の温度が高いほど、判定範囲Drを定める上限値D1及び下限値D2を大きな値とすればよい。吸入空気の温度は、冷却水温センサ41により検出される冷却水温を用いて代用してもよい。また、エンジン10に吸入空気の温度を検出する吸気温度センサが設けられている場合、吸気温度センサの検出値を用いてもよい。
・EGR配管45を通じて排気通路35から吸気通路11に再循環される排気の量を、判定範囲Drを設定する条件に加えるものであってもよい。この場合、再循環される排気の量が多いほど、気筒23内の混合気の燃焼が緩慢となり、最大筒内圧Pmは小さくなる。そのため、再循環される排気の量が多いほど、判定範囲Drを定める上限値D1及び下限値D2を小さな値とすればよい。なお、EGR弁46の開度、吸気弁31の位相、及び排気弁32の位相に基づいて、再循環される排気の量を算出すればよい。
・気筒23内の気流の流れを変化させるスワールコントロールバルブが吸気通路11に設けられている構成において、スワールコントロールバルブの動作条件を、判定範囲Drを設定する条件に加えるものであってもよい。
・ECU50は、回転速度NE、エンジン負荷EL及び点火時期Tigにより判定範囲Drを設定するのに代えて、回転速度NE、エンジン負荷EL及び点火時期Tigの少なくともいずれかにより判定範囲Drを設定してもよい。
10…エンジン、11…吸気通路、23…気筒、25…キャニスタ、26…パージ配管、27…パージ制御弁、35…排気通路、40…筒内圧センサ、43…出力軸。

Claims (5)

  1. 気筒内(23)の筒内圧を検出する圧力検出部(40)と、
    前記気筒に吸入される吸入空気が流れる吸気通路(11)に、蒸発燃料を供給するパージ制御を実施するパージ制御部(25,26,27)と、
    前記パージ制御により前記吸気通路に供給される前記蒸発燃料の濃度を示すベーパ濃度の学習値を取得するベーパ濃度学習部と、
    前記学習値に基づいて、空燃比を制御すべく燃料噴射量を調整する燃料調整部と、を備える内燃機関(10)に適用される内燃機関の制御装置(50)であって、
    前記パージ制御の実施中に、前記圧力検出部により検出された前記筒内圧に基づいて、圧縮行程後半から膨張行程前半での筒内圧を示す被判定圧を取得する被判定圧取得部と、
    前記被判定圧に基づいて、前記ベーパ濃度に対する前記学習値のずれの有無を判定する判定部と、
    前記ベーパ濃度に対して前記学習値にずれがあると判定された場合に、前記ベーパ濃度学習部に、前記学習値を再取得させる再取得制御部と、を備え
    前記被判定圧取得部は、前記圧縮行程後半から前記膨張行程前半において、前記圧力検出部により検出された筒内圧の最大値を前記被判定圧として取得し、
    前記判定部は、前記被判定圧が所定範囲に含まれない場合に、前記ベーパ濃度に対して前記学習値にずれがあると判定する内燃機関の制御装置。
  2. 前記内燃機関の出力軸(43)における回転速度を取得する回転速度取得部を備え、
    前記判定部は、前記回転速度取得部により検出された前記回転速度に基づいて、前記所定範囲を設定する請求項に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記内燃機関の負荷を取得する負荷取得部を備え、
    前記判定部は、前記負荷取得部により取得された前記内燃機関の負荷に基づいて、前記所定範囲を設定する請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記内燃機関の点火時期を取得する点火時期取得部を備え、
    前記判定部は、前記点火時期取得部により検出された前記点火時期に基づいて、前記所定範囲を設定する請求項1~3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記内燃機関は、前記気筒を複数備えており、
    前記圧力検出部は、前記気筒毎に設けられており、
    前記被判定圧取得部は、前記気筒それぞれの圧縮行程後半から膨張行程前半での、それぞれの気筒の前記圧力検出部により検出された前記筒内圧に基づいて、前記被判定圧を取得する請求項1~4のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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