JP2016113961A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、電気ノイズ影響とそもそもの燃焼の素性影響とを切り分けて、適切な負荷範囲においてCPS燃焼F/B制御を実行することのできる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】予め定めた負荷範囲内で筒内圧センサ出力値に基づいて燃焼状態を制御する内燃機関の制御装置を備える。筒内圧データに基づいてQmaxのσを算出し、Qmaxのσが閾値以上である場合に、失火サイクルの筒内圧センサ出力値を取り除いた筒内圧データに基づいて、所定の燃焼質量割合となるクランク角度(CAα)のσを算出し、CAαのσが閾値よりも小さい場合には現在の負荷領域を上記負荷範囲に含め、閾値以上の場合には現在の負荷領域を上記負荷範囲から除く。【選択図】図16

Description

この発明は、内燃機関の制御装置に関する。
近年、低燃費化のニーズが高まると共に、リーンバーンエンジンの開発も加速している。リーン失火限界に近い領域でのリーンバーン(リーン燃焼)運転を実現するためには、内燃機関の燃焼室に取り付けられる筒内圧センサ(燃焼圧センサ、CPS)を活用して燃焼状態を制御するフィードバック制御が重要である。例えば、実空燃比が理論空燃比よりもリーン側に設定された目標空燃比に近づくように、筒内圧センサの出力信号に応じた値(以下、出力値)に基づいて燃焼状態を制御するフィードバック制御(以下、CPS燃焼F/B制御)が知られている。
筒内圧センサの出力信号には電気ノイズが含まれるが、内燃機関のエンジン負荷(以下、負荷)が低い低負荷域では、中高負荷域に比して、筒内圧センサの出力信号が小さく、相対的に電気ノイズが大きくなるため、筒内圧センサの出力値に含まれる電気ノイズの割合は高くなってしまう。そのため、電気ノイズがCPS燃焼F/B制御に及ぼす影響度は大きくなる。
ノイズの制御への影響に対して、特許文献1には、筒内圧センサ出力値にノイズが多く含まれる場合には、筒内圧センサを用いた制御を停止することが開示されている。尚、出願人は、本発明に関連するものとして、上記の文献を含めて、以下に記載する文献を認識している。
特開2013−147948号公報 特開平09−317522号公報 特開平06−066189号公報
発明者の知見によれば、低負荷域で電気ノイズの影響が大きい場合にCPS燃焼F/B制御を実行すれば、実行しない場合に比して、燃焼質量割合が所定割合となるクランク角度のバラツキが大きくなることが確認されている。そのため、筒内圧センサ出力値に電気ノイズ影響が大きい場合に、CPS燃焼F/B制御を実行することは好ましくない。一方、そもそも燃焼には、各アクチュエータの動作状態が同じでもバラツキが発生する。リーン失火限界に近い低負荷域では、燃焼が不安定になり、燃焼バラツキも大きくなる。この場合にはCPS燃焼F/B制御が影響を及ぼすわけではないためCPS燃焼F/B制御を実行することが好ましい。そのため、リーン燃焼可能な負荷範囲の限界付近(低負荷)において燃焼状態を適切に制御するためには、電気ノイズ影響と、そもそもの燃焼の素性影響とを切り分ける必要がある。
本発明は、こうした課題を鑑みてなされたものであり、電気ノイズ影響とそもそもの燃焼の素性影響とを切り分けて、適切な負荷範囲においてCPS燃焼F/B制御を実行することのできる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、予め定めた負荷範囲内で筒内圧センサ出力値に基づいて燃焼状態を制御する。予め定めた負荷とは、CPS燃焼F/B制御が可能な領域として確認済みの負荷率である。内燃機関の制御装置は以下の処理を実行することを特徴とする。第1の処理では、複数サイクル分の単位クランク角度毎の筒内圧センサ出力値をデータとして記憶する。筒内圧センサは、内燃機関の燃焼室に取り付けられる。第2の処理では、記憶したデータに基づいて、複数サイクルにおける最大発熱量のバラツキを算出する。第3の処理では、現在の負荷領域における最大発熱量のバラツキが所定のバラツキ以上である場合に、記憶したデータから失火したサイクルの筒内圧センサ出力値を取り除いたデータに基づいて、所定の燃焼質量割合となるクランク角度のバラツキを算出する。第4の処理では、現在の負荷領域における燃焼質量割合となるクランク角度のバラツキが、所定のバラツキよりも小さい場合には現在の負荷領域を上記負荷範囲に含め、所定のバラツキ以上の場合には現在の負荷領域を上記負荷範囲から除く。
低負荷域における所定の燃焼質量割合となるクランク角度のバラツキには、電気ノイズによる影響と、そもそもの燃焼の素性影響とが含まれるところ、本発明によれば、失火サイクルの筒内圧センサ出力値を除いたデータに基づいて、電気ノイズによる所定の燃焼質量割合となるクランク角度のバラツキを精度高く算出することができる。このバラツキに基づいてCPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲を拡大・縮小することで、低負荷域においても広い範囲でCPS燃焼F/B制御を実行することができ、適切に燃焼状態を制御することができる。
本発明の実施の形態1における内燃機関のシステム構成を説明するための図である。 高負荷時の圧縮行程から膨張行程にかけての筒内圧波形を示す図である。 低負荷時の圧縮行程から膨張行程にかけての筒内圧波形を示す図である。 CPS燃焼F/B制御ON時における負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 CPS燃焼F/B制御OFF時における負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 あるエンジンについて、負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 あるエンジンについて、負荷率KLとCA50のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 図6、図7とは異なるエンジンについて、負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 図6、図7とは異なるエンジンについて、負荷率KLとCA50のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 負荷率KLとCA10のσとの関係を示す概念図である。 負荷率KLと最大発熱量Qmaxのσとの関係を示す概念図である。 負荷率KLと最大発熱量Qmaxのσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 負荷率KLと最大発熱量Qmaxの平均μとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 失火サイクルにおける筒内圧センサ22の出力値を取り除いたデータに基づいて算出した、負荷率KLとCA10の分散σとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 本発明の実施の形態1の制御を実現するためにECU30が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の制御を実現するためにECU30が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。 低負荷域における負荷率KLと空燃比(A/F)との関係を示すグラフである。 全域において目標空燃比を23に固定した場合における、負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 全域において目標空燃比を23に固定した場合における、負荷率KLとQmaxのσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 図20に示すQmaxのσが大きいほど空燃比をリッチ側に変更した場合における、負荷率KLとQmaxのσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 図21と同条件における、負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。 本発明の実施の形態2の制御を実現するためにECU30が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。 負荷率KLとQmaxのσとの関係を示すグラフである。 負荷率KLとQmaxのCOVとの関係を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[実施の形態1のシステム構成]
図1は、本発明の実施の形態1における内燃機関(エンジン)10のシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、火花点火式の内燃機関10を備えている。内燃機関10の筒内には、ピストン12が設けられている。筒内におけるピストン12の頂部側には、燃焼室14が形成されている。燃焼室14には、吸気通路16および排気通路18が連通している。
吸気通路16には、電子制御式のスロットルバルブ20が設けられ、スロットルバルブ20の下流には吸気通路16内の圧力を検出するための吸気管圧センサ34が設けられている。内燃機関10の各気筒には、燃焼室14内(筒内)に直接燃料を噴射するための燃料噴射弁26、および、混合気に点火するための点火装置(点火プラグのみを図示)24が、それぞれ設けられている。さらに、各気筒には、筒内圧を検出するための筒内圧センサ22が組み込まれている。
さらに、本実施形態のシステムは、ECU(Electronic Control Unit)30を備えている。ECU30の入力部には、上述した筒内圧センサ22、吸気管圧センサ34に加え、クランク角度を検出するためのクランク角センサ32等のエンジン運転状態を取得するための各種センサが接続されている。また、ECU30の出力部には、上述したスロットルバルブ20、燃料噴射弁26および点火装置24等のエンジン運転を制御するための各種アクチュエータが接続されている。ECU30は、それらのセンサ出力と所定のプログラムとに基づいて上記各種のアクチュエータを駆動することにより、燃料噴射制御および点火制御等の所定のエンジン制御を行うものである。また、ECU30は、筒内圧センサ22の出力信号を、クランク角度と同期させてAD変換して取得する機能を有している。これにより、AD変換の分解能が許す範囲で、任意のクランク角タイミングにおける筒内圧を検出することができる。さらに、ECU30は、クランク角度の位置によって決まる筒内容積の値を、クランク角度に応じて算出する機能を有している。
[実施の形態1におけるCPS燃焼F/B制御]
本実施形態のシステムは、実空燃比が理論空燃比よりもリーン側に設定された目標空燃比に近づくように、予め定めた負荷範囲内で、筒内圧センサ22の出力信号に応じた値(以下、出力値)に基づいて燃焼状態を制御するフィードバック制御(以下、CPS燃焼F/B制御)を実行する。予め定めた負荷とは、CPS燃焼F/B制御が可能な領域として確認済みの負荷率である。CPS燃焼F/B制御は、気筒毎に実行されることが好ましい。なお、本明細書において、「負荷範囲」は、1つ以上の「負荷領域」からなる範囲であり、負荷領域は、所定の負荷率であってもよいし、所定の負荷率およびその近傍の負荷率を含む一定の領域であってもよい。
まず、リーンバーン運転に好適なCPS燃焼F/B制御の一例として、点火時期(SA)から所定の燃焼質量割合となるクランク角度(CAα)までのクランク角期間に基づく燃料噴射量のフィードバック制御について説明する。
(燃焼質量割合の算出)
筒内圧センサ22とクランク角センサ32とを備える本実施形態のシステムによれば、内燃機関10の各サイクルにおいて、クランク角度(CA)同期での筒内圧データ(筒内圧波形)を取得することができる。得られた筒内圧データと熱力学第1法則とを用いて、任意のクランク角度θでの筒内の熱発生量Qを次の(1)、(2)式にしたがって算出することができる。算出された筒内の熱発生量Qのデータを用いて、任意のクランク角度θにおける燃焼質量割合(以下、「MFB」と称する)を次の(3)式にしたがって算出することができる。
Figure 2016113961

Figure 2016113961
ただし、上記(1)式において、Pは筒内圧、Vは筒内容積、κは筒内ガスの比熱比である。また、上記(3)式において、θminは燃焼開始点(0%燃焼点CA0)であり、θmaxは燃焼終了点(100%燃焼点CA100)である。
(SA−CA10を利用した燃料噴射量のフィードバック制御)
上記手法によって得られたMFBの波形によれば、MFBが所定割合α(%)となる時のクランク角度(以下、「CAα」と称する)を取得することができる。本実施形態の制御では、10%燃焼点であるCA10が以下のように利用される。
本明細書では、点火時期(SA)からCA10までのクランク角期間を、「SA−CA10」と称する。より具体的には、点火時期と筒内圧データの解析結果から得られるCA10とを利用して算出されたSA−CA10のことを「算出SA−CA10」と称する。
SA−CA10は、着火遅れを代表するパラメータであり、SA−CA10と空燃比との間には一定の相関がある。より具体的には、空燃比が理論空燃比よりも大きなリーン空燃比領域においては、空燃比がリーンになるほどSA−CA10が大きくなるという関係がある。そこで、理論空燃比よりも大きな空燃比でのリーンバーン運転中には、算出SA−CA10が、狙いとする空燃比と関連付けられた目標SA−CA10に近づくように、エンジン運転状態(例えば、エンジン回転速度、吸入空気量)に応じた基本噴射量を補正量で補正して燃料噴射量を算出するフィードバック制御を実行する。
具体的には、本実施形態のCPS燃焼F/B制御として用いる上記フィードバック制御では、算出SA−CA10が目標SA−CA10よりも小さい場合には、燃料噴射量を減量側(すなわち空燃比リーン側)に補正し、算出SA−CA10が目標SA−CA10よりも大きい場合には、燃料噴射量を増量側(すなわち空燃比リッチ側)に補正する。
(低負荷域におけるCPS燃焼F/B制御の課題)
次に低負荷域におけるCPS燃焼F/B制御の課題について説明する。図2は、高負荷時の圧縮行程から膨張行程にかけての筒内圧波形を示す図である。図3は、低負荷時の圧縮行程から膨張行程にかけての筒内圧波形を示す図である。図2、図3に示すように、負荷の大小に関わらず、筒内圧センサ22の出力信号には同レベルの電気ノイズが乗るが、筒内圧センサ22の出力値に及ぼす影響度は大きく異なる。すなわち、高負荷時(図2)に比して低負荷時(図3)の方が、筒内圧センサ22の出力信号が小さく、相対的に電気ノイズが大きくなるため、筒内圧センサ22の出力値に含まれる電気ノイズの割合が増加してしまう。そのため、信号量(signal)と雑音量(noise)の比であるS/Nが低くなり、電気ノイズがCPS燃焼F/B制御に及ぼす影響度は大きくなる。
以下の図の説明において、バラツキを示す指標として分散σを用いる。また、エンジン負荷として負荷率KLを用いる。
図4は、CPS燃焼F/B制御ON時における負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図5は、CPS燃焼F/B制御OFF時における負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。発明者の知見によれば、低負荷域で電気ノイズの影響が大きい場合に、CPS燃焼F/B制御を実行すれば、実行しない場合に比して、燃焼質量割合が所定割合αとなるクランク角度(CAα)のバラツキがむしろ大きくなることが確認されている(図4のA、図5のB)。そのため、筒内圧センサ22の出力値に電気ノイズ影響が大きい場合には、CPS燃焼F/B制御を実行すべきではない。
低負荷域では、電気ノイズに対するS/Nが低いため、所定の負荷(負荷率KL)以下ではCPS燃焼F/B制御が使えない。また、CPS燃焼F/B制御により燃焼状態が好適に制御される負荷範囲はエンジンによって異なる。そのため、エンジン毎に適正な負荷範囲を設定する必要がある。
図6と図7は、あるエンジンについて、負荷率KLとCA10のσ、CA50のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図8と図9は、図6、図7とは異なるエンジンについて、負荷率KLとCA10のσ、CA50のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図6〜図9に示す閾値は、CPS燃焼F/B制御により燃焼状態を好適に制御可能なσの上限値であり、予め実験等により定められる値である。
電気ノイズ影響を考慮しつつ低負荷域でのCPS燃焼F/B制御を実現するために、CAαのσが閾値より小さい範囲をCPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲に設定することが考えられる。例えば、図6、図7のエンジンでは、負荷率a以上の負荷範囲でCPS燃焼F/B制御を実行し、図8、図9のエンジンでは負荷率b以上の負荷範囲でCPS燃焼F/B制御を実行する。このようにエンジン毎に負荷範囲を設定することで、燃費向上を図ることができる。
しかしながら、低負荷域におけるCAαのバラツキ要因は、電気ノイズだけではない。そもそも燃焼には、各アクチュエータの動作状態が同じでもバラツキが発生する。
特に、リーン失火限界に近い低負荷では、燃焼が不安定になり、燃焼バラツキも大きくなる。この場合にはCPS燃焼F/B制御が影響を及ぼすわけではないためCPS燃焼F/B制御を実行することが好ましい。そのため、リーン燃焼可能な負荷範囲の限界付近(低負荷)において燃焼状態を適切に制御するためには、電気ノイズ影響とそもそもの燃焼の素性影響とを切り分ける必要がある。
図10は、負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図10に示す負荷率bよりも低負荷域におけるバラツキ悪化が、電気ノイズによるS/N悪化によるものなのか、低負荷域における燃焼不安定によるものなのかは、CA10のσからは判別困難である。
図11は、負荷率KLとCA10のσとの関係を示す概念図である。図12は、負荷率KLと最大発熱量Qmaxのσとの関係を示す概念図である。図11に示すように、CA10のσは低負荷域において燃焼正常時も失火時も同様の変化傾向を示すため、CA10のバラツキだけでは、低負荷時のバラツキが、失火(半失火)によるものなのか、電気ノイズの影響によるものなのか判別できない。なお、本明細書において、半失火とは、完全失火状態よりも失火度合いが軽い状態であり、完全失火状態と正常燃焼状態との間に含まれる状態である。
これに対し、図12に示す最大発熱量Qmaxのσによれば、低負荷域において燃焼正常時は閾値よりも小さいバラツキであるのに対して、失火時には閾値以上のバラツキとなり、低負荷時の失火(半失火)の発生を判定することができる。
図13は、負荷率KLと最大発熱量Qmaxのσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図14は、負荷率KLと最大発熱量Qmaxの平均μとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図14に示すようにQmaxの平均μを用いても失火(半失火)を判定できないが、図13に示すようにQmaxのσを用いれば、低負荷域において燃焼不安定による失火(半失火)が発生したことを判定することができる。
(実施の形態1における特徴的制御)
そこで、本実施形態のシステムでは、Qmaxのσに基づく失火判定と、CAαに基づく電気ノイズの影響判定とを組み合わせ、燃焼の素性影響とノイズ影響とを切り分け、CPS燃焼F/B制御を用いるべき負荷範囲を適切に設定することとした。
具体的には、本実施形態のシステムでは、まず、複数サイクル分の単位クランク角度毎の筒内圧センサ22の出力値をデータとして記憶する。次に、記憶したデータに基づいて、複数サイクルにおけるQmaxのσを算出する。次に、現在の負荷領域におけるQmaxのσが閾値以上である場合に、記憶したデータから失火サイクルの筒内圧センサ22の出力値を取り除いたデータに基づいて、CAα(例えばCA10やCA50)のσを算出する。次に、現在の負荷領域におけるCAαのσが、閾値よりも小さい場合には現在の負荷領域をCPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲に含め、所定のバラツキ以上の場合には現在の負荷領域を負荷範囲から除く。
このように、失火サイクルにおける筒内圧センサ22の出力値を取り除いたデータを用いることで、電気ノイズの影響によるCAαのσを精度高く算出でき、低負荷域までCPS燃焼F/B制御を実行できる負荷範囲を拡大することが可能となる。また、経年劣化等でCPS燃焼F/B制御を実行できる負荷範囲が狭くなったとしても、負荷範囲が適宜修正されるため、精度の高い燃焼状態の制御を継続することができる。
図15は、失火サイクルにおける筒内圧センサ22の出力値を取り除いたデータに基づいて算出した、負荷率KLとCA10の分散σとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。失火サイクルにおける筒内圧データによるバラツキが取り除かれるため、図15に示すように、電気ノイズの影響が許容できる限り低負荷域までCPS燃焼F/B制御を実行できる負荷範囲が拡大する。
(フローチャート)
図16は、本発明の実施の形態1の制御を実現するためにECU30が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、各気筒において燃焼終了後の所定タイミングにて、サイクル毎に繰り返し実行されるものとする。内燃機関10では、所定の運転領域において理論空燃比よりも大きな空燃比でのリーンバーン運転が行われるようになっている。なお、ECU30は、複数サイクル分の単位クランク角度毎の筒内圧センサ22の出力値をデータとして記憶している。このデータはサイクル毎に蓄積される。
図16に示すルーチンでは、ECU30は、まず、ステップS100において、現在の負荷領域がCPS燃焼F/B制御が可能な領域として確認済みの予め記憶した負荷範囲に含まれているか否かを判定する。なお、負荷範囲の初期値として、例えば、予め定めた適合値が設定されており、本ルーチンによる負荷範囲の見直しを実施せずにCPS燃焼F/B制御は実行可能である。
ステップS100において判定条件が成立する場合、ECU30は、ステップS102において、CPS燃焼F/B制御を実行するよう設定する。その後本ルーチンは終了される。
一方、ステップS100において判定条件が成立しない場合、ECU30は、ステップS104において、CA10およびCA50のσを算出する。
次に、ECU30は、ステップS106において、CA10σ<閾値であるか否かを判定する。CA10σ<閾値であると判定された場合、次に、ECU30は、CA50σ<閾値であるか否かを判定する(ステップS108)。これらの閾値は、CPS燃焼F/B制御により燃焼状態を好適に制御可能なσの上限値であり、予め実験等により定められる値である。
ステップS108においてCA50σ<閾値と判定された場合、ECU30は、ステップS110において、CPS燃焼F/B制御を実行するよう設定する。
次に、ECU30は、ステップS112において、CPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲に現在の負荷領域を含める。その後本ルーチンは終了される。
ステップS106またはステップS106における判定条件が成立しない場合、ECU30は、ステップS114において、Qmaxのσを算出する。
次に、ECU30は、ステップS116において、Qmaxσ<閾値であるか否かを判定する。閾値は、燃焼室内で失火または半失火が発生した失火サイクルが存在する場合にQmaxのσが閾値を超え、正常燃焼サイクルのみの場合にQmaxのσが閾値を超えないように予め実験等により定められる値である。なお、閾値は現在の負荷領域(負荷率)に応じて変更することとしてもよい。
ステップS116においてQmaxσ<閾値と判定された場合、ECU30は、ステップS118において、電気ノイズに対するS/Nが低く現在の負荷領域においてCPS燃焼F/B制御を実行すべきでないと判定する。
次に、ECU30は、ステップS120において、CPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲から現在の負荷領域を取り除く。その後本ルーチンは終了される。
一方、ステップS116においてQmaxσ≧閾値と判定された場合、ECU30は、ステップS122において、現在の負荷領域において失火または半失火が発生したサイクルがあると判定する。
次に、ECU30は、ステップS124において、現在の負荷領域に応じたQmaxが所定値以下の失火サイクルにおける筒内圧センサ22の出力値をデータから取り除く。所定値は、失火(半失火)サイクルと正常燃焼サイクルとを区別可能な値であり、予め実験等により定められる値である。
次に、ECU30は、ステップS126において、ステップS124において処理されたデータを用いて、CA10およびCA50のσを再算出する。
次に、ECU30は、ステップS128において、CA10σ<閾値であるか否かを判定する。CA10σ<閾値であると判定された場合、次に、ECU30は、CA50σ<閾値であるか否かを判定する(ステップS130)。これらの閾値は、ステップS106、S108における閾値と同様である。
ステップS130においてCA50σ<閾値と判定された場合、ECU30は、ステップS132において、CPS燃焼F/B制御を実行するよう設定する。
次に、ECU30は、ステップS134において、CPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲に現在の負荷領域を含める。その後本ルーチンは終了される。
一方、ステップS128またはステップS130における判定条件が成立しない場合、ECU30は、ステップS136において、CPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲から現在の負荷領域を取り除く。その後本ルーチンは終了される。
(変形例)
本実施形態の変形例について説明する。上述した図16のフローチャートにおいては、CAα(具体的には、CA10およびCA50)のσをステップS104において算出した後、ステップS126において再算出している。しかしながら、CAαの算出タイミングは図16のフローチャートにおけるタイミングに限定されるものではなく、1回目のCAαのσを算出する処理を省略することとしてもよい。
図17は、上述の制御を実現するためにECU30が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、各気筒において燃焼終了後の所定タイミングにて、サイクル毎に繰り返し実行されるものとする。内燃機関10では、所定の運転領域において理論空燃比よりも大きな空燃比でのリーンバーン運転が行われるようになっている。なお、ECU30は、複数サイクル分の単位クランク角度毎の筒内圧センサ22の出力値をデータとして記憶している。このデータはサイクル毎に蓄積される。
図17に示すルーチンでは、ECU30は、まず、ステップS200において、Qmaxのσを算出する。次に、ECU30は、ステップS202において、Qmaxσ<閾値であるか否かを判定する。閾値は、燃焼室内で失火または半失火が発生した失火サイクルが存在する場合にQmaxのσが閾値を超え、正常燃焼サイクルのみの場合にQmaxのσが閾値を超えないように予め実験等により定められる値である。なお、閾値は現在の負荷領域(負荷率)に応じて変更することとしてもよい。
ステップS202においてQmaxσ≧閾値と判定された場合、ECU30は、ステップS204において、現在の負荷領域において失火または半失火が発生したサイクルがあると判定する。
次に、ECU30は、ステップS206において、現在の負荷領域に応じたQmaxが所定値以下の失火サイクルにおける筒内圧センサ22の出力値をデータから取り除く。所定値は、失火(半失火)サイクルと正常燃焼サイクルとを区別可能な値であり、予め実験等により定められる値である。
次に、ECU30は、ステップS208において、ステップS206において処理されたデータを用いて、CA10およびCA50のσを算出する。
次に、ECU30は、ステップS210において、CA10σ<閾値であるか否かを判定する。CA10σ<閾値であると判定された場合、次に、ECU30は、CA50σ<閾値であるか否かを判定する(ステップS212)。これらの閾値は、CPS燃焼F/B制御により燃焼状態を好適に制御可能なσの上限値であり、予め実験等により定められる値である。
ステップS212においてCA50σ<閾値と判定された場合、ECU30は、ステップS214において、CPS燃焼F/B制御を実行するよう設定する。
次に、ECU30は、ステップS216において、CPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲に現在の負荷領域を含める。その後本ルーチンは終了される。
一方、ステップS210またはステップS212における判定条件が成立しない場合、ECU30は、ステップS218において、CPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲から現在の負荷領域を取り除く。その後本ルーチンは終了される。
また、ステップS202においてQmaxσ<閾値と判定された場合、ECU30は、ステップS208以降の処理を実行する。この場合、データに失火サイクルの筒内圧センサ22の出力値は含まれていないものと考えられるため、ステップS204、S206の処理は省略される。
以上説明したように、図16または図17に示すルーチンによれば、失火サイクルにおける筒内圧センサ22の出力値を取り除いたデータを用いることで、電気ノイズの影響によるCAαのバラツキを精度高く算出でき、低負荷域までCPS燃焼F/B制御を実行できる負荷範囲を拡大することが可能となる。また、本ルーチンによれば、経年劣化等でCPS燃焼F/B制御を実行できる負荷範囲が狭くなったとしても、負荷範囲が適宜修正されるため、精度の高い燃焼状態の制御を継続することができる。このため、本実施形態のシステムによれば、ノイズ影響とそもそもの燃焼の素性影響とを切り分けて、適切な負荷範囲においてCPS燃焼F/B制御を実行することができる。なお、このCPS燃焼F/B制御を気筒毎に実行することで制御精度も高まる。
実施の形態2.
次に、図18〜図23を参照して本発明の実施の形態2について説明する。本実施形態のシステムは図1に示す構成において、ECU30に後述する図23のルーチンを実施させることで実現することができる。
[実施の形態2における特徴的制御]
上述した実施の形態1によれば、CPS燃焼F/B制御を実行する負荷範囲を適宜修正しつつリーンバーン運転領域を拡大することができる。ところで、低負荷域ではエンジンスペックに依存する失火が発生し易いことが知られている。そのため、エンジン毎に失火しない範囲で最大限に空燃比をリーン化することが望ましい。
そこで、本実施形態のシステムでは、燃焼安定のため低負荷域においてQmaxのσが閾値より小さくなるように目標空燃比を変化させることとした。具体的には、空燃比に相関するパラメータとして上述したSA−CA10を用いている本実施形態のシステムでは、低負荷域ほどSA−CA10の目標値を空燃比リッチ側に変更することとする。なお、ここで空燃比リッチ側に変更とは、空燃比が理論空燃比よりも大きなリーン空燃比領域における運転において、低負荷域ほど相対的にリッチ側に変更する意味であり、理論空燃比よりも大きな空燃比であることを妨げるものではなく、理論空燃比よりも小さな空燃比に変更することに限定されるものではない。
図18は、低負荷域における負荷率KLと空燃比(A/F)との関係を示すグラフである。線181はリーン側で固定した空燃比(一例として図18ではA/F23)、線182は低負荷域ほどSA−CA10の目標値をリッチ側に変更した空燃比を示している。本実施形態では、Qmaxのσが閾値よりも小さくなるように、線182のように負荷率KLに応じて目標空燃比を変更することで、失火を抑制することとした。
図19は、全域において目標空燃比を23に固定した場合における、負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図20は、全域において目標空燃比を23に固定した場合における、負荷率KLとQmaxのσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図21は、図20に示すQmaxのσが大きいほど空燃比をリッチ側に変更した場合における、負荷率KLとQmaxのσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。図22は、図21と同条件における、負荷率KLとCA10のσとの関係を気筒毎(#1〜#4)に示すグラフである。
図20に示すように、全域で目標空燃比を固定した場合には、低負荷域ほど燃焼不安定となりQmaxのバラツキが増大するが、低負荷域ほど目標空燃比をややリッチ側に設定することで失火の発生を抑制することができる(図21)。
(フローチャート)
図23は、本発明の実施の形態2の制御を実現するためにECU30が実行する制御ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、ステップS134およびステップS136の処理後にステップS138の処理が追加されている点を除き、図16に示すルーチンと同様である。以下、図23において、図16に示すステップと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図23に示すルーチンでは、ECU30は、ステップS138において、燃焼安定のためQmaxσ<閾値となるように負荷率KLに応じて目標空燃比を変更する。具体的には、ECU30は、図18の線182に示す負荷率KLと目標空燃比との関係を予め記憶したマップを有している。このマップはエンジン毎に実験等により定められる。ECU30は、このマップを用いて負荷率KLに応じた目標空燃比を設定する。なお閾値は、上述したステップS116における閾値と同じである。
以上説明したように、図23に示すルーチンによれば、低負荷域におけるQmaxのバラツキを低減するように目標空燃比を制御して燃焼安定を図ることができる。そのため、エンジン毎に失火の発生を抑制でき、広い負荷領域でCPS燃焼F/B制御を実行することが可能となる。
(変形例)
ところで、上述したステップS138の処理を、図17に示すルーチンのステップS216およびS218の処理後に追加してもよい。
実施の形態3.
次に、図24と図25を参照して本発明の実施の形態3について説明する。本実施形態のシステムは図1に示す構成において、ECU30に後述するルーチンを実施させることで実現することができる。
筒内圧センサ22の感度低下が生じた場合、Qmaxのσは低く算出され、失火の発生を誤判定するおそれがある。そこで、本実施形態のシステムでは、Qmaxのσに替えて、QmaxのCOV(標準偏差/平均)を用いることで感度変化の影響をキャンセルすることとした。
図24は、負荷率KLとQmaxのσとの関係を示すグラフである。図25は、負荷率KLとQmaxのCOVとの関係を示すグラフである。図24と図25を比較して分かるように、負荷率KLに対するQmaxのσとQmaxのCOVの傾向は同傾向である。そのため、実施の形態3では、図16のステップS216、図17のステップS202、図23のステップS116およびステップS138の処理においてQmaxのσに替えて、QmaxのCOVを用いたルーチンを実施することとした。これにより、筒内圧センサ22の感度変化の影響を低減しつつ、Qmaxのσを用いた制御とほぼ同等の効果を得ることができる。
10 内燃機関
12 ピストン
14 燃焼室
16 吸気通路
18 排気通路
20 スロットルバルブ
22 筒内圧センサ
24 点火装置
26 燃料噴射弁
30 ECU(Electronic Control Unit)
32 クランク角センサ
34 吸気管圧センサ

Claims (1)

  1. 予め定めた負荷範囲内で筒内圧センサ出力値に基づいて燃焼状態を制御する内燃機関の制御装置であって、
    複数サイクル分の単位クランク角度毎の筒内圧センサ出力値をデータとして記憶し、
    記憶したデータに基づいて前記複数サイクルにおける最大発熱量のバラツキを算出し、
    現在の負荷領域における前記最大発熱量のバラツキが所定のバラツキ以上である場合に、記憶したデータから失火したサイクルの筒内圧センサ出力値を取り除いたデータに基づいて、所定の燃焼質量割合となるクランク角度のバラツキを算出し、
    前記負荷領域における前記燃焼質量割合となるクランク角度のバラツキが、所定のバラツキよりも小さい場合には前記負荷領域を前記負荷範囲に含め、当該所定のバラツキ以上の場合には前記負荷領域を前記負荷範囲から除くこと、
    を特徴とする内燃機関の制御装置。
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