JP7034395B2 - メッセージ通信装置、メッセージ通信方法、およびメッセージ通信プログラム - Google Patents

メッセージ通信装置、メッセージ通信方法、およびメッセージ通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、メッセージ通信装置、メッセージ通信方法、およびメッセージ通信プログラムに関する。
近年、ショートメッセージサービスあるいはSNSのように、スマートフォン、タブレット端末、あるいはパーソナルコンピュータ(PC)といった携帯端末装置により簡単にメッセージをやり取りするシステムが利用されている。SNSは、Social Networking Serviceの略語である。特に、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)、あるいはLINE(登録商標)といったSNSでは、情報の発信、共有、および拡散といった機能により、不特定多数の人にメッセージが拡散する。
人が生活する上で、周辺の人にちょっとした声かけをしたい場面がある。具体的には、周辺の人に介助を要請する、タクシーの相乗りを募集する、あるいは、電車の座席の空き予定を知らせるといった場面で、周辺の人に声かけが必要となる。
特表2017-536625号公報
簡単に声かけをするために、SNSを利用することができる。しかし、SNSでは、インターネットを経由した非常に広範囲に情報が拡散するので、個人情報が流出する虞がある。
特許文献1には、ピアツーピアネットワークを介して近距離無線通信を行い、限定された範囲内でメッセージをブロードキャストする方法が開示されている。特許文献1の方法を用いて声かけをする場合は、メッセージに、場所あるいは発信元を特定するための個人情報あるいは具体的な位置情報を設定しなくてはならない。よって、特許文献1の方法を用いた場合でも、個人情報が流出する虞がある。
本発明は、個人情報を流出させることなく、周辺の人に声かけをすることができるメッセージ通信装置を提供することを目的とする。
本発明に係るメッセージ通信装置は、
通信範囲に存在する複数のメッセージ通信装置のうちのメッセージ通信装置において、
前記複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す目的情報と、前記他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所として特定するための場所情報であって、固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記伝達場所を特定可能な場所情報とを含む同報メッセージを生成するメッセージ生成部と、
近距離無線通信により、前記同報メッセージを前記他のメッセージ通信装置にブロードキャストするメッセージ送信部と
を備えた。
本発明に係るメッセージ通信装置では、メッセージ生成部が、固有名詞を含まず、かつ、通信範囲と組み合わせることにより伝達場所を特定可能な場所情報を含む同報メッセージを生成する。そして、メッセージ送信部が、近距離無線通信により、同報メッセージを他のメッセージ通信装置にブロードキャストする。よって、本発明に係るメッセージ通信装置によれば、通信範囲において、個人情報を流出させることなく、できるだけ多くのユーザに声かけをすることができるという効果がある。
実施の形態1に係るメッセージ通信システムの全体構成図。 実施の形態1に係るメッセージ通信装置の構成図。 実施の形態1に係る同報メッセージを生成してブロードキャストする際の処理のフロー図。 実施の形態1に係る目的の一覧の例。 実施の形態1に係る場所の一覧の例。 実施の形態1に係る発信元の一覧の例。 実施の形態1に係る同報メッセージを受信した際の処理のフロー図。 実施の形態1に係る同報メッセージの表示例。 本実施の形態の変形例1に係るメッセージ通信装置の構成図。 実施の形態1の変形例1に係る同報メッセージの表示例。 実施の形態1の変形例2に係るメッセージ通信装置の構成図。
以下、本実施の形態について、図を用いて説明する。各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。また、以下の図では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった向きあるいは位置が示されている場合がある。これらの表記は、説明の便宜上の記載であり、装置、器具、あるいは部品等の配置、方向および向きを限定するものではない。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係るメッセージ通信システム500の全体構成図である。
メッセージ通信システム500は、通信範囲40に存在する複数のメッセージ通信装置を備える。メッセージ通信装置100は、通信範囲40に存在する複数のメッセージ通信装置のうちの各々である。
メッセージ通信装置100は、ユーザ20に携帯される携帯端末装置である。メッセージ通信装置100は、具体的には、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話装置、あるいは、PCといった携帯端末装置である。
ユーザ20が、ある目的のために、周辺の人に声かけをしたい場面がある。目的とは、具体的には、周辺の人に介助の要請をする、タクシーの相乗りを募集する、あるいは、電車の座席の空き予定をお知らせするといった目的である。
本実施の形態に係るメッセージ通信システム500は、このように、周辺の人に声かけをしたいユーザ20により利用される。ユーザ20は、メッセージ通信装置100を起動し、目的および場所を含む同報メッセージ21を生成し、同報メッセージ21を近距離無線通信によりブロードキャストする。同報メッセージ21を声かけメッセージともいう。
また、本実施の形態に係るメッセージ通信システム500が提供するサービスを声かけサービスという。
通信範囲40は、人が徒歩で行動する上で有用な狭い通信領域である。具体的には、通信範囲40は、半径約100m程度である。メッセージ通信システム500では、人が徒歩で行動する上で有用な半径100m程度のWi-fi(登録商標)通信領域、もしくはBluetooth(登録商標)4.0以上の通信領域において、ブロードキャスト通信をベースとした通信プロトコルを実現する。Bluetooth(登録商標)4.0は、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)ともいう。より具体的には、メッセージ通信システム500では、iBeacon(登録商標)と呼ばれるBLEのブロードキャスト通信方法を利用して、近距離無線通信によるブロードキャストを実現する。なお、通信範囲40において、近距離無線通信によるブロードキャストを実現することができれば、どのような通信方式を採用しても構わない。
図2は、本実施の形態に係るメッセージ通信装置100の構成を示す図である。
メッセージ通信装置100は、コンピュータである。メッセージ通信装置100は、プロセッサ910を備えるとともに、メモリ921、補助記憶装置922、入力インタフェース930、出力インタフェース940、および通信装置950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
メッセージ通信装置100は、機能要素として、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140と記憶部150を備える。記憶部150には、目的の一覧151、場所の一覧152、発信元の一覧153、表示閾値時間154、および、他のメッセージ通信装置から受信した同報メッセージ22が記憶されている。
メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の機能は、ソフトウェアにより実現される。記憶部150は、メモリ921に備えられる。あるいは、記憶部150は、補助記憶装置922に備えられていてもよい。また、記憶部150は、メモリ921と補助記憶装置922に分けられて備えられてもよい。
プロセッサ910は、メッセージ通信プログラムを実行する装置である。メッセージ通信プログラムは、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の機能を実現するプログラムである。
プロセッサ910は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ910の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ921は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ921の具体例は、SRAM(Static Random Access Memory)、あるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
補助記憶装置922は、データを保管する記憶装置である。補助記憶装置922の具体例は、HDDである。また、補助記憶装置922は、SD(登録商標)メモリカード、CF、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVDといった可搬の記憶媒体であってもよい。なお、HDDは、Hard Disk Driveの略語である。SD(登録商標)は、Secure Digitalの略語である。CFは、CompactFlash(登録商標)の略語である。DVDは、Digital Versatile Diskの略語である。
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、あるいはタッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal Serial Bus)端子である。なお、入力インタフェース930は、LAN(Local Area Network)と接続されるポートであってもよい。
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器941のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体的には、USB端子またはHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid Crystal Display)である。
通信装置950は、レシーバとトランスミッタを有する。通信装置950は、無線で、LAN、インターネット、あるいは電話回線といった通信網に接続している。通信装置950は、具体的には、通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。
本実施の形態では、図1の説明で記載したように、通信装置950は、通信範囲40において、近距離無線通信によるブロードキャストを実現する。
メッセージ通信プログラムは、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。メモリ921には、メッセージ通信プログラムだけでなく、OS(Operating System)も記憶されている。プロセッサ910は、OSを実行しながら、メッセージ通信プログラムを実行する。メッセージ通信プログラムおよびOSは、補助記憶装置922に記憶されていてもよい。補助記憶装置922に記憶されているメッセージ通信プログラムおよびOSは、メモリ921にロードされ、プロセッサ910によって実行される。なお、メッセージ通信プログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
メッセージ通信装置100は、プロセッサ910を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、プログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ910と同じように、プログラムを実行する装置である。
プログラムにより利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値および変数値は、メモリ921、補助記憶装置922、または、プロセッサ910内のレジスタあるいはキャッシュメモリに記憶される。
メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えてもよい。またメッセージ生成処理とメッセージ送信処理とメッセージ受信処理とメッセージ表示処理の「処理」を「プログラム」、「プログラムプロダクト」または「プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体」に読み替えてもよい。
メッセージ通信プログラムは、上述の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程を、コンピュータに実行させる。また、メッセージ通信方法は、メッセージ通信装置100がメッセージ通信プログラムを実行することにより行われる方法である。
メッセージ通信プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に格納されて提供されてもよい。また、各プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
図3および図4を用いて、本実施の形態に係るメッセージ通信装置100によるメッセージ通信処理について説明する。
図3は、本実施の形態に係る同報メッセージ21を生成してブロードキャストする際の処理のフロー図である。
上述したように、メッセージ通信装置100は、ユーザ20が、ある目的のために、周辺の人に声かけをしたい場合に用いられる。目的とは、具体的には、周辺の人に介助を要請する、タクシーの相乗りを募集する、あるいは、電車の座席の空き予定を知らせるといった目的である。
なお、本実施の形態の説明では、メッセージ通信装置100が生成してブロードキャストする同報メッセージを同報メッセージ21とする。また、メッセージ通信装置100が、他のメッセージ通信装置から受信した同報メッセージを同報メッセージ22とする。また、以下において、同報メッセージ21,22を声かけメッセージとして説明する場合がある。
メッセージ生成部110は、同報メッセージ21を生成する。同報メッセージ21は、目的情報51と場所情報52とを含む。目的情報51は、複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す。また、場所情報52は、他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所41として特定するための情報である。場所情報52は、固有名詞を含まず、かつ、通信範囲40と組み合わせることにより伝達場所41を特定可能な情報である。また、目的情報51も固有名詞を含まない。
具体的には、以下の通りである。
まず、ユーザ20により、メッセージ通信装置100の機能を実現するアプリケーションプログラムが起動される。
ステップS101において、メッセージ生成部110は、同報メッセージ21の生成画面を表示機器941に表示する。
ステップS102において、メッセージ生成部110は、生成画面を介して、目的情報51と場所情報52とをユーザ20から取得する。メッセージ生成部110は、目的情報51と場所情報52とを同報メッセージ21に設定する。
具体的には、以下の通りである。
例えば、メッセージ生成部110は、生成画面に目的の一覧151を表示する。メッセージ生成部110は、目的の一覧151から所望の目的情報51をユーザ20に選択させる。メッセージ生成部110は、生成画面において、目的の一覧151から所望の目的情報51をプルダウン方式でユーザ20に選択させてもよい。
また、メッセージ生成部110は、生成画面に場所の一覧152を表示する。メッセージ生成部110は、場所の一覧152から所望の場所情報52をユーザ20に選択させる。メッセージ生成部110は、生成画面において、場所の一覧152から所望の場所情報52をプルダウン方式でユーザ20に選択させてもよい。
図4は、本実施の形態に係る目的の一覧151の例を示す図である。
目的の一覧151は、ユーザ20により予め設定される。目的の一覧151には、同報メッセージ21の目的が設定される。図4では、助けの要請、タクシーの相乗り募集、および電車の座席が空く予定のお知らせといった目的情報51が設定されている。
メッセージ通信システム500の声かけサービスを利用するユーザ20は、メッセージ通信装置100の機能を実現するアプリケーションプログラムをダウンロードする。そして、ユーザ20は、メッセージ通信装置100の機能を実現するアプリケーションプログラムの初期登録を行う。このとき、ユーザ20は、メッセージ通信システム500の声かけサービスを利用する目的を予め設定しておく。また、目的の一覧151にその他の欄が設けられていてもよい。ユーザ20によりその他が選択された場合には、メッセージ生成部110は、ユーザ20に直接目的を入力させてもよい。あるいは、メッセージ生成部110は、ユーザ20に目的情報51の詳細を入力させてもよい。このとき、メッセージ生成部110は、目的情報51に固有名詞を入力しないようにユーザ20に注意喚起するための警告を表示機器941に表示する。
図5は、本実施の形態に係る場所の一覧152の例を示す図である。
場所の一覧152は、ユーザ20により予め設定される。場所の一覧152には、ユーザ20が予め設定する場所情報52が設定される。場所情報52は、他のメッセージ通信装置に伝達したい伝達場所41を特定するための情報である。図5では、駅の「X」の改札口、タクシー乗り場、および電車の「X」両目の「X」番目の扉付近といった場所情報52が設定されている。
場所情報52は、固有名詞を含まない。また、場所情報52は、通信範囲40と組み合わせることにより伝達場所41を特定することができる情報である。つまり、場所の一覧152には、固有名詞を含まず、かつ、通信範囲40と組み合わせることにより伝達場所41を特定することができる場所情報52が設定される。
例えば、ユーザ20がタクシーの相乗り募集にメッセージ通信システム500の声かけサービスを利用したい場合、タクシー乗り場の周辺の他のユーザに声かけをすることになる。このとき、ユーザ20のいるタクシー乗り場が伝達場所41となる。よって、ユーザ20は、場所情報52として「タクシー乗り場」を選択する。場所情報52には、東京駅あるいは大阪駅といった具体的な固有名詞は含まない。しかし、同報メッセージ21は、半径100m程度の通信範囲40にしか届かないため、同報メッセージ21を受け取った他のユーザはタクシー乗り場を伝達場所41として特定することができる。
また、ユーザ20が駅における介助の要請にメッセージ通信システム500の声かけサービスを利用したい場合、駅の周辺の他のユーザに声かけをすることになる。このとき、ユーザ20のいる駅の改札口が伝達場所41となる。よって、ユーザ20は、場所情報52として「駅の「X」の改札口」を選択する。「駅の「X」の改札口」が選択されると、メッセージ生成部110は、「X」の部分に、改札口を特定するための情報をユーザ20に入力させる。例えば、メッセージ生成部110は、「X」の部分に、南口あるいは北口といった改札口を特定するための情報をユーザ20に入力させる。このとき、場所情報52は、東京駅あるいは大阪駅といった具体的な固有名詞は含まない。しかし、同報メッセージ21は半径100m程度の通信範囲40にしか届かないため、同報メッセージ21を受け取った他のユーザは、周辺の駅の北口の改札口を伝達場所41として特定することができる。
また、場所の一覧152にその他の欄が設けられていてもよい。ユーザ20によりその他が選択された場合には、メッセージ生成部110は、ユーザ20に直接、場所情報52を入力させてもよい。あるいは、メッセージ生成部110は、ユーザ20に場所情報52の詳細を入力させてもよい。このとき、メッセージ生成部110は、場所情報52に固有名詞を入力しないようにユーザ20に注意喚起するための警告を表示機器941に表示する。
次に、ステップS103において、メッセージ生成部110は、生成画面を介して、発信元情報53をユーザ20から取得する。メッセージ生成部110は、発信元情報53を同報メッセージ21に設定する。発信元情報53は、発信元のメッセージ通信装置100を携帯するユーザ20を特定する情報である。発信元情報53は、固有名詞を含まず、かつ、通信範囲40と組み合わせることによりユーザ20を特定可能な情報である。メッセージ生成部110は、発信元情報53を含む同報メッセージ21を生成する。
例えば、メッセージ生成部110は、生成画面に発信元の一覧153を表示する。メッセージ生成部110は、発信元の一覧153から所望の発信元情報53をユーザ20に選択させる。メッセージ生成部110は、生成画面において、発信元の一覧153から所望の発信元情報53をプルダウン方式でユーザ20に選択させてもよい。
図6は、本実施の形態に係る発信元の一覧153の例を示す図である。
発信元の一覧153は、ユーザ20により予め設定される。発信元の一覧153には、ユーザ20が予め設定する発信元情報53が設定される。発信元情報53は、他のメッセージ通信装置に伝達したいユーザ20を特定するための情報である。図6では、「X」ネクタイで茶色のビジネスバックを持つ男性、および、「X」色のカバーのスマートフォンを所持する男性といった発信元情報53が設定されている。
発信元情報53は、固有名詞を含まない。また、発信元情報53は、通信範囲40と組み合わせることによりユーザ20を特定することができる情報である。つまり、発信元の一覧153には、固有名詞を含まず、かつ、通信範囲40と組み合わせることによりユーザ20を特定することができる発信元情報53が設定される。
例えば、ユーザ20がタクシーの相乗り募集にメッセージ通信システム500の声かけサービスを利用したい場合、タクシー乗り場の周辺の他のユーザに声かけをする。このとき、ユーザ20は、タクシーの相乗り募集に応募してくれた他のユーザに自分を特定してもらう必要がある。よって、ユーザ20は、発信元情報53として「「X」のカバーのスマートフォンを所持する男性」を選択する。「「X」のカバーのスマートフォンを所持する男性」が選択されると、メッセージ生成部110は、「X」の部分に、色あるいは柄を特定するための情報をユーザ20に入力させる。例えば、メッセージ生成部110は、「X」の部分に、黒のストライプといったスマートフォンのカバーを特定するための情報をユーザ20に入力させる。このとき、発信元情報53は、名前といった具体的な固有名詞は含まない。しかし、同報メッセージ21は、半径100m程度の通信範囲40にしか届かないため、同報メッセージ21を受け取った他のユーザは、伝達場所41であるタクシー乗り場において、「黒のストライプのカバーのスマートフォンを所持する男性」を特定することができる。
また、発信元の一覧153にその他の欄が設けられていてもよい。ユーザ20によりその他が選択された場合には、メッセージ生成部110は、ユーザ20に直接、発信元情報53を入力させてもよい。あるいは、メッセージ生成部110は、ユーザ20に発信元情報53の詳細を入力させてもよい。このとき、メッセージ生成部110は、発信元情報53に固有名詞を入力しないようにユーザ20に注意喚起するための警告を表示機器941に表示する。
また、メッセージ生成部110は、目的情報51と場所情報52と発信元情報53とをユーザ20に選択させる際に、目的情報51と場所情報52と発信元情報53のいずれにも固有名詞を含まないように警告を表示してもよい。あるいは、メッセージ生成部110は、ユーザ20が、最終的に同報メッセージ21を確認する際に、目的情報51と場所情報52と発信元情報53のいずれにも固有名詞を含まないように警告を表示してもよい。
ステップS104において、メッセージ送信部120は、近距離無線通信により、同報メッセージ21を他のメッセージ通信装置にブロードキャストする。メッセージ送信部120は、通信装置950を介して、人が徒歩で行動する上で有用な通信領域において、ブロードキャスト通信をベースとした通信プロトコルを実現する。具体的には、メッセージ送信部120は、Wi-fi(登録商標)通信領域、もしくはBluetooth(登録商標)4.0以上の通信領域において、ブロードキャスト通信をベースとした通信プロトコルを実現する。より具体的には、メッセージ送信部120は、iBeacon(登録商標)と呼ばれるBLEのブロードキャスト通信方法を利用して、近距離無線通信によるブロードキャストを実現する。
図7は、本実施の形態に係る同報メッセージ22を受信した際の処理のフロー図である。
ステップS201において、メッセージ受信部130は、他のメッセージ通信装置から同報メッセージ22を受信するとともに記憶部150に記憶する。具体的には、メッセージ受信部130は、通信装置950を介して、他のメッセージ通信装置からブロードキャストされた同報メッセージ22を受信し、記憶部150に記憶する。
メッセージ表示部140は、同報メッセージ22に含まれる目的情報51により表される目的が目的の一覧151に含まれる場合に、同報メッセージ22を表示機器941に表示する。
具体的には、以下の通りである。
ステップS202において、メッセージ表示部140は、同報メッセージ22に含まれる目的情報51が、記憶部150の目的の一覧151に含まれているかを判定する。すなわち、メッセージ表示部140は、同報メッセージ22の目的情報51と目的の一覧151の各々とのマッチングを行う。具体的には、メッセージ表示部140は、同報メッセージ22に含まれる目的情報51を数値化する。そして、目的の一覧151に含まれる各目的情報も予め数値化されているものとする。そして、メッセージ表示部140は、同報メッセージ22に含まれる目的情報51の数値と、目的の一覧151に含まれる各目的情報の数値との一致度に基づいて、目的情報51のマッチングを行う。
目的情報51がマッチしたと判定されると、処理はステップS203に進む。目的情報51がマッチしないと判定されると、処理はステップS204に進む。
ステップS203において、メッセージ表示部140は、出力インタフェース940を介して、同報メッセージ22をメッセージ通信装置100の表示機器941に表示する。
図8は、本実施の形態に係る同報メッセージ22の表示例である。
メッセージ表示部140は、他のメッセージ通信装置から受信した同報メッセージ22に含まれる目的情報51が自装置の目的の一覧151のいずれかの目的情報とマッチすると、同報メッセージ22を表示機器941に表示する。
図8では、目的情報51として、「介助をお願いします」と表示される。また、場所情報52として、「駅の南口の改札口です」と表示される。また、発信元情報53として、「黄色いカバーのスマートフォンを持った男性です」と表示される。
このように同報メッセージ22には、固有名詞は一切含まれていない。しかし、同報メッセージ22を見たユーザ20は、周辺の駅の南口の改札口にいる、黄色いカバーのスマートフォンを持った男性を、発信元であると特定できる。そして、ユーザ20は、発信元のユーザに介助を申し出ることができる。
ステップS204において、メッセージ表示部140は、表示機器941に同報メッセージ22を表示してから表示閾値時間154が経過すると、表示を停止するとともに記憶部150から同報メッセージ22を消去する。
***他の構成***
<変形例1>
本実施の形態に係るメッセージ通信システムの声かけサービスに、ユーザ20は、自身の声かけメッセージに対して善い行いをしてくれた他のユーザに対して、信頼度を表す信頼ポイント155を送る機能を追加してもよい。
図9は、本実施の形態の変形例1に係るメッセージ通信装置100の構成図である。
図9では、記憶部150に信頼ポイント155が蓄積される。
メッセージ送信部120は、同報メッセージ21の発信元のユーザから他のメッセージ通信装置を携帯するユーザに対し、信頼を表す信頼ポイント155を送信する。例えば、ユーザが介助を目的に同報メッセージ21を送信した場合、ユーザは、親切に介助をしてくれた他のユーザに対して信頼ポイント155を送信できる。
また、メッセージ通信装置100は、信頼ポイント155を不正に取得されないような仕組みを有している。
ユーザにより、メッセージ通信装置100は、予めメッセージ通信装置を認証する認証機関に登録される。そして、メッセージ送信部120は、認証機関による認証の成功を表す情報とともに信頼ポイント155を他のユーザのメッセージ通信装置に送信する。
このように、各ユーザがあらかじめ端末を認証機関に登録し、名前を知らない相手にポイントを付与する際、認証機関がそれを証明する。例えば、メッセージ送信部120は、認証機関による証明書とともに信頼ポイント155を他のユーザのメッセージ通信装置に送信し、証明書による改ざん防止を行う。
また、信頼ポイント155を受信するユーザのメッセージ通信装置では、以下の処理が行われる。
メッセージ受信部130は、他のメッセージ通信装置100から信頼ポイント155を受信するとともに記憶部150に蓄積する。メッセージ表示部140は、同報メッセージ22に記憶部150に蓄積されている信頼ポイント155を付加して表示する。
図10は、本実施の形態の変形例1に係る同報メッセージ22、すなわち声かけメッセージの表示例である。
図10に示すように、他のユーザから受信した信頼ポイント155を声かけメッセージに付加して表示してもよい。
このとき、メッセージ通信装置100では、他のユーザから受信した信頼ポイント155は消去せずに蓄積する。そして、声かけメッセージの送信時、および、声かけメッセージに対する応答時に、信頼ポイント155を付加して送信する。そして、信頼ポイント155を声かけメッセージに付加して表示する。この機能により、人の信用力の向上が期待できる。また、ユーザが安心して声かけ、および、声かけに対する応答をすることができる。
<変形例2>
本実施の形態では、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の機能がソフトウェアで実現される。変形例として、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図11は、本実施の形態の変形例2に係るメッセージ通信装置100の構成図である。
メッセージ通信装置100は、電子回路909、メモリ921、補助記憶装置922、入力インタフェース930、および出力インタフェース940を備える。
電子回路909は、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の機能を実現する専用の電子回路である。
電子回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field-Programmable Gate Arrayの略語である。
メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の機能は、1つの電子回路で実現されてもよいし、複数の電子回路に分散して実現されてもよい。
別の変形例として、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の一部の機能が電子回路で実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
また、別の変形例として、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の一部あるいはすべての機能が、ファームウェアで実現されていてもよい。
プロセッサと電子回路の各々は、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。つまり、メッセージ通信装置100において、メッセージ生成部110とメッセージ送信部120とメッセージ受信部130とメッセージ表示部140の機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係るメッセージ通信装置では、人が徒歩で移動するのに有用な通信範囲に存在するユーザに声かけメッセージをブロードキャストする。また、本実施の形態に係るメッセージ通信装置では、固有名詞を含まず、かつ、通信範囲と組み合わせることにより声かけの目的、伝達場所、および発信元を特定可能な情報を含む声かけメッセージをブロードキャストする。よって、本実施の形態に係るメッセージ通信装置によれば、個人情報を流出させることなく、できるだけ多くのユーザに声かけをすることができるという効果がある。
また、本実施の形態に係るメッセージ通信装置では、声かけメッセージを受信すると、メッセージ表示部が声かけメッセージの目的情報と、自装置の目的の一覧の各目的情報とのマッチングを行う。そして、目的情報がマッチした声かけメッセージのみについて表示機器に表示する。よって、本実施の形態に係るメッセージ通信装置によれば、ユーザが希望する種類の声かけサービスを利用することができ、ユーザにとって安心、かつ、利用し易いサービスとなる。
また、本実施の形態に係るメッセージ通信装置では、メッセージ表示部は、表示機器に声かけメッセージを表示してから表示閾値時間が経過すると、声かけメッセージを自動的に消去する。よって、本実施の形態に係るメッセージ通信装置によれば、声かけメッセージのセキュリティを高めることができる。
また、本実施の形態に係るメッセージ通信装置では、ユーザは、声かけサービスで利用したい目的情報、場所情報、および発信元情報を、予め一覧として登録する。よって、本実施の形態に係るメッセージ通信装置によれば、ユーザが誤って固有名詞を用いる可能性を低減でき、ユーザにとって利用し易い声かけサービスを提供することができる。
また、本実施の形態に係るメッセージ通信装置では、メッセージ生成部は、目的情報と場所情報と発信元情報のいずれにも固有名詞を含まないように警告を表示する。よって、本実施の形態に係るメッセージ通信装置によれば、個人情報の流出を確実に防止することができる。
ここで、本実施の形態を適用することができる具体例とその効果について説明する。
(1)本実施の形態に係る声かけサービスを、タクシーの相乗り募集に利用することができる。タクシーの相乗り募集の声かけサービスにより、タクシー会社としても、金額面で躊躇していたタクシー需要の掘り起こしが可能となる。
(2)本実施の形態に係る声かけサービスを、旅行者へのボランティアの募集に利用することができる。声かけサービスでボランティアを募集することにより、旅行者にとって自分の周辺にいるボランティアへのアクセスを容易にする。オリンピックあるいは万国博覧会といった国際的なイベントにおける公式アプリケーションプログラムとして活用することができる。
(3)本実施の形態に係る声かけサービスを、電車あるいはバスの席の譲り合いに利用することができる。電車あるいはバスといった乗り物では、降りる人が特定できないため、不公平が生じる。しかし、座っている人がいつ降りるか教えてくれれば、秩序だって席の譲り合いをすることができる。
(4)本実施の形態に係る声かけサービスを、災害時に近傍の人に助けを求めたり、安全な方へ誘導したりすることに利用することができる。
以上の実施の形態1では、メッセージ通信装置の各部を独立した機能ブロックとして説明した。しかし、メッセージ通信装置の構成は、上述した実施の形態のような構成でなくてもよい。メッセージ通信装置の機能ブロックは、上述した実施の形態で説明した機能を実現することができれば、どのような構成でもよい。また、メッセージ通信装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
また、実施の形態1のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、これら実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
すなわち、実施の形態1では、各部分の自由な組み合わせ、あるいは各部分の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態1において任意の構成要素の省略が可能である。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明の範囲、本発明の適用物の範囲、および本発明の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態は、必要に応じて種々の変更が可能である。
20 ユーザ、21,22 同報メッセージ、40 通信範囲、41 伝達場所、100 メッセージ通信装置、110 メッセージ生成部、120 メッセージ送信部、130 メッセージ受信部、140 メッセージ表示部、150 記憶部、151 目的の一覧、51 目的情報、152 場所の一覧、52 場所情報、153 発信元の一覧、53 発信元情報、154 表示閾値時間、155 信頼ポイント、500 メッセージ通信システム、909 電子回路、910 プロセッサ、921 メモリ、922 補助記憶装置、930 入力インタフェース、940 出力インタフェース、941 表示機器、950 通信装置。

Claims (10)

  1. 通信範囲に存在する複数のメッセージ通信装置のうちのメッセージ通信装置において、
    前記複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す目的情報と、前記他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所として特定するための場所情報であって、固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記伝達場所を特定可能な場所情報とを含む同報メッセージを生成するメッセージ生成部と、
    近距離無線通信により、前記同報メッセージを前記他のメッセージ通信装置にブロードキャストするメッセージ送信部と
    を備え
    前記メッセージ生成部は、
    発信元のメッセージ通信装置を携帯するユーザを特定する発信元情報であって固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記ユーザを特定可能な発信元情報を含む前記同報メッセージを生成するとともに、前記目的情報と前記場所情報と前記発信元情報のいずれにも固有名詞を含まないように警告を表示するメッセージ通信装置。
  2. 通信範囲に存在する複数のメッセージ通信装置のうちのメッセージ通信装置において、
    前記複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す目的情報と、前記他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所として特定するための場所情報であって、固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記伝達場所を特定可能な場所情報とを含む同報メッセージを生成するメッセージ生成部と、
    近距離無線通信により、前記同報メッセージを前記他のメッセージ通信装置にブロードキャストするメッセージ送信部と、
    前記目的の一覧を記憶する記憶部と、
    前記他のメッセージ通信装置から前記同報メッセージを受信するとともに前記記憶部に記憶するメッセージ受信部と、
    前記同報メッセージに含まれる前記目的情報により表される目的が前記目的の一覧に含まれる場合に、前記同報メッセージを表示機器に表示するメッセージ表示部と
    を備えたメッセージ通信装置。
  3. 前記メッセージ表示部は、
    前記表示機器に前記同報メッセージを表示してから表示閾値時間が経過すると、前記表示を停止するとともに前記記憶部から前記同報メッセージを消去する請求項に記載のメッセージ通信装置。
  4. 前記メッセージ送信部は、
    前記同報メッセージの発信元のユーザから前記他のメッセージ通信装置を携帯するユーザに対し、信頼を表す信頼ポイントを送信する請求項または請求項に記載のメッセージ通信装置。
  5. 前記メッセージ通信装置は、予めメッセージ通信装置を認証する認証機関に登録されており、
    前記メッセージ送信部は、
    前記認証機関による認証の成功を表す情報とともに前記信頼ポイントを送信する請求項に記載のメッセージ通信装置。
  6. 前記メッセージ受信部は、
    前記他のメッセージ通信装置から前記信頼ポイントを受信するとともに前記記憶部に蓄積し、
    前記メッセージ表示部は、
    前記同報メッセージに前記記憶部に蓄積されている前記信頼ポイントを付加して表示する請求項に記載のメッセージ通信装置。
  7. 各々がプロセッサを備える複数のメッセージ通信装置であって、通信範囲に存在する複数のメッセージ通信装置のうちのメッセージ通信装置のメッセージ通信方法において、
    前記プロセッサが、前記複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す目的情報と、前記他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所として特定するための場所情報であって固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記伝達場所を特定可能な場所情報とを含む同報メッセージを生成し、
    前記プロセッサが、近距離無線通信により、前記同報メッセージを前記他のメッセージ通信装置にブロードキャストし、
    前記プロセッサが、発信元のメッセージ通信装置を携帯するユーザを特定する発信元情報であって固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記ユーザを特定可能な発信元情報を含む前記同報メッセージを生成するとともに、前記目的情報と前記場所情報と前記発信元情報のいずれにも固有名詞を含まないように警告を表示するメッセージ通信方法。
  8. 各々がプロセッサを備える複数のメッセージ通信装置であって、通信範囲に存在する複数のメッセージ通信装置のうちのメッセージ通信装置のメッセージ通信方法において、
    前記プロセッサが、前記複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す目的情報と、前記他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所として特定するための場所情報であって固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記伝達場所を特定可能な場所情報とを含む同報メッセージを生成し、
    前記プロセッサが、近距離無線通信により、前記同報メッセージを前記他のメッセージ通信装置にブロードキャストし、
    前記プロセッサが、前記目的の一覧を記憶し、
    前記プロセッサが、前記他のメッセージ通信装置から前記同報メッセージを受信し、
    前記プロセッサが、前記同報メッセージに含まれる前記目的情報により表される目的が前記目的の一覧に含まれる場合に、前記同報メッセージを表示機器に表示するメッセージ通信方法。
  9. 通信範囲に存在する複数のメッセージ通信装置のうちのメッセージ通信装置のメッセージ通信プログラムにおいて、
    前記複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す目的情報と、前記他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所として特定するための場所情報であって固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記伝達場所を特定可能な場所情報とを含む同報メッセージを生成するメッセージ生成処理と、
    近距離無線通信により、前記同報メッセージを前記他のメッセージ通信装置にブロードキャストするメッセージ送信処理と
    をコンピュータである前記メッセージ通信装置に実行させるメッセージ通信プログラムであって、
    前記メッセージ生成処理は、
    発信元のメッセージ通信装置を携帯するユーザを特定する発信元情報であって固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記ユーザを特定可能な発信元情報を含む前記同報メッセージを生成するとともに、前記目的情報と前記場所情報と前記発信元情報のいずれにも固有名詞を含まないように警告を表示するメッセージ通信プログラム。
  10. 通信範囲に存在する複数のメッセージ通信装置のうちのメッセージ通信装置のメッセージ通信プログラムにおいて、
    前記複数のメッセージ通信装置のうち自装置以外の他のメッセージ通信装置に伝達する目的を表す目的情報と、前記他のメッセージ通信装置に伝達する場所を伝達場所として特定するための場所情報であって固有名詞を含まず、かつ、前記通信範囲と組み合わせることにより前記伝達場所を特定可能な場所情報とを含む同報メッセージを生成するメッセージ生成処理と、
    近距離無線通信により、前記同報メッセージを前記他のメッセージ通信装置にブロードキャストするメッセージ送信処理と、
    前記目的の一覧を記憶する記憶処理と、
    前記他のメッセージ通信装置から前記同報メッセージを受信するメッセージ受信処理と、
    前記同報メッセージに含まれる前記目的情報により表される目的が前記目的の一覧に含まれる場合に、前記同報メッセージを表示機器に表示するメッセージ表示処理と
    をコンピュータである前記メッセージ通信装置に実行させるメッセージ通信プログラム。
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