JP2018092540A - 管理情報更新プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

管理情報更新プログラム、装置、及び方法 Download PDF

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宏之 大原
浩太郎 久本
Kotaro Hisamoto
浩太郎 久本
和敏 坂口
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和敏 坂口
晶代 土井
Masayo Doi
晶代 土井
中村 公治
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公治 中村
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一真 原
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Yoko Fukuda
容子 福田
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Hidetoshi Satomi
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武 村井
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Abstract

【課題】ユーザ毎の行動を監視することなく、ユーザについて管理する情報を更新する。
【解決手段】情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定し、特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する。
【選択図】図2

Description

本発明は、管理情報更新プログラム、管理情報更新装置、及び管理情報更新方法に関する。
従来、提供されるサービスに関連して、そのサービスを利用するユーザにポイントを付与するなど、サービスに関する情報をユーザ毎に管理することが行われている。
例えば、店舗の出入口近傍に設置され、出入口を通過する顧客が携帯する情報記憶手段から、各顧客を識別するための顧客識別情報を読み取るシステムが提案されている。このシステムは、読み取られた顧客識別情報と、顧客識別情報が読み取られた時刻を示す時刻情報とを関連付けて管理する。そして、このシステムは、管理する同一の顧客識別情報に関連付けられた二つの時刻情報から、顧客識別情報に対応する顧客が店舗内に滞在した滞在時間を算出し、滞在時間に応じたポイントを、対応する顧客識別情報と関連付けて管理する。
また、店舗の入り口付近に設置されたタグ検出器によって、顧客が来店した際、顧客が所持している会員カードを検知して顧客の会員識別番号を取得し、来店情報データベース(DB)に顧客の会員番号と来店日時を記録するシステムが提案されている。このシステムは、POSレジ端末での清算時、顧客マスタDBを参照して、顧客にグループ会員がいるかチェックする。そして、このシステムは、顧客にグループ会員がいる場合は、来店情報DBを検索して、顧客の来店時間から所定時間以内に当該グループが来店しているかチェックし、グループとして来店している場合は、顧客に特典を付与する。
特開2010−231622号公報 特開2005−141316号公報
店舗への来店の有無だけでなく、店舗でのユーザの行動に応じてポイントを付与するなどの管理を行うことができれば、多様なサービスの提供が可能となる。しかし、ユーザ毎の行動を把握するために、各ユーザの行動を個別に監視して、解析することは容易ではない。
本発明は、一つの側面として、ユーザ毎の行動を監視することなく、ユーザについて管理する情報を更新することを目的とする。
一つの態様として、情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させる。また、第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定する。そして、特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する。
一つの側面としてユーザ毎の行動を監視することなく、ユーザについて管理する情報を更新することができる。
第1及び第2実施形態に係る買い物支援システムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る管理装置の機能ブロック図である。 店舗データベース(DB)の一例を示す図である。 ユーザDBの一例を示す図である。 入退店DBの一例を示す図である。 店舗の概略を示す図である。 買い物支援装置の概略構成を示すブロック図である。 買い物リストの一例を示す図である。 サポータ端末の機能ブロック図である。 買い物支援装置の制御部として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 管理装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 サポータ端末として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 案内処理の一例を示すフローチャートである。 案内処理の一例を示すフローチャートである。 サポート依頼処理の一例を示すフローチャートである。 サポータ抽出処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるサポータ端末に通知される通知画面の一例を示す図である。 第1実施形態におけるサポータ端末に通知される通知画面の一例を示す図である。 入退店検出処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における記憶制御処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における更新処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る管理装置の機能ブロック図である。 サポートDBの一例を示す図である。 第2実施形態におけるサポータ端末に通知される通知画面の一例を示す図である。 第2実施形態におけるサポータ端末に通知される通知画面の一例を示す図である。 第2実施形態における記憶制御処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における更新処理の一例を示すフローチャートである。 サポータ一覧画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して開示の技術に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1に示すように、第1実施形態に係る買い物支援システム100は、買い物支援装置10と、店舗40に配置される複数のビーコン42A、42Bと、サポータ端末45と、管理装置50とを含む。なお、管理装置50は、開示の技術の管理情報更新装置の一例である。
買い物支援システム100は、店舗40で買い物をするユーザ(以下、「被支援者」という)に対し、被支援者が登録した買い物予定情報に応じた店舗40内のコーナー(売り場、販売エリア)の案内などのサポートサービスを提供する。また、買い物支援システム100は、店舗の店員又は被支援者をサポートするユーザ(以下、「一般サポータ」といい、店員及び一般サポータを総称して「サポータ」という)による被支援者へのサポートを支援する。また、買い物支援システム100は、被支援者に対するサポートに応じたサポータの管理情報(ポイント)を管理及び更新する。
被支援者は、買い物支援装置10を使用して、買い物支援システム100により提供されるサービスを利用し、サポータは、サポータ端末45を使用して本サービスを利用する。管理装置50は、本サービスの提供に必要な情報を記憶すると共に、本サービスに必要な処理を行う。以下、管理装置50、店舗40、買い物支援装置10、及びサポータ端末45の各々について詳述する。なお、本実施形態では、被支援者が視覚障害者である場合を想定した例について説明するが、この場合に限定されない。
まず、管理装置50について説明する。管理装置50は、サーバ装置、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で実現することができる。図2に示すように、管理装置50は、機能的には、抽出部51と、記憶制御部52と、特定部53と、更新部54とを含む。また、管理装置50の所定の記憶領域には、店舗データベース(DB)56と、ユーザDB57と、入退店DB58とが記憶される。
店舗DB56には、本サービスに対応している店舗40の情報が記憶される。図3に、店舗DB56の一例を示す。図3の例では、店舗40毎に、店舗の識別情報(以下、「店舗ID」という。図3では、例えば「店舗001」)に対応付けて、店舗名、位置情報、検出方式、コーナー名、各コーナーに属する商品の商品名等の情報が記憶されている。位置情報は、店舗40の所定位置(例えば、入口)の緯度及び経度を表す情報である。検出方式とは、詳細は後述するが、被支援者に対して店舗40内の各コーナーに関する情報を出力する際に、買い物支援装置10が各コーナーを検出する方式を定めた情報である。また、コーナー名は、各コーナーの識別情報(以下、「コーナーID」という。図3では、例えば、「コーナー001」)に対応付けて記憶されている。商品名は、各商品が属するコーナーのコーナーIDと紐付けて、商品の識別情報(以下、「商品ID」という。図3では、例えば、「商品001」)に対応付けて記憶されている。
ユーザDB57には、本サービスを利用するユーザの情報が記憶される。本サービスを利用するユーザには、被支援者とサポータとが含まれるため、ユーザDB57には、被支援者の情報と、サポータの情報とが記憶される。
図4に、ユーザDB57の一例を示す。図4の例では、ユーザDB57は、被支援者テーブル57Aと、サポータテーブル57Bとを含む。被支援者テーブル57Aには、被支援者毎に、被支援者の識別情報に対応付けて、氏名、性別、生年月日、宛先、ユーザの顔写真等の画像情報、位置情報等が記憶される。「宛先」の項目には、メールアドレスや、アプリケーションのプッシュ通知機能で利用されるアドレス(例えば、IPアドレス)が記憶される。「位置情報」の項目には、被支援者が携帯する買い物支援装置10から取得される最新の位置情報(詳細は後述)が記憶される。
サポータテーブル57Bには、サポータ毎に、サポータの識別情報に対応付けて、被支援者テーブル57Aと同様の情報が記憶される。これらの情報に加えて、サポータテーブル57Bには、そのサポータが店員であるか一般サポータであるかの区分、及びサポータに付与されたサンキュポイント(詳細は後述)が記憶される。「位置情報」の項目には、サポータが携帯するサポータ端末45から取得される最新の位置情報が記憶される。なお、該当のサポータが店員の場合には、サポータ端末45から取得する位置情報に代えて、その店員が勤務する店舗40の位置情報を記憶してもよい。
なお、被支援者の識別情報及びサポータの識別情報は、例えば、本サービスを利用する際の被支援者及びサポータの各々のユーザIDである。図4では、「被支援者001」は被支援者のユーザIDの一例であり、「サポータ001」はサポータのユーザIDの一例である。
入退店DB58には、例えば、図5に示すように、サポート要求情報が記憶されるサポート要求履歴テーブル58Aと、入退店情報が記憶されるサポータ入退店履歴テーブル58Bとが含まれる。図5の例では、サポート要求履歴テーブル58Aには、サポートを要求した被支援者の「ユーザID」に対応付けて、被支援者が入店した店舗40の「店舗ID」、及びサポートを要求した日時である「サポート要求日時」がサポート要求情報として記憶されている。また、サポータ入退店履歴テーブル58Bには、サポータの「ユーザID」に対応付けて、サポータが入店した店舗40の「店舗ID」、サポータがその店舗40に入店した「入店日時」、及び退店した「退店日時」が入退店情報として記憶されている。
次に、管理装置50の各機能部について説明する。
抽出部51は、買い物支援装置10から、サポータによるサポートを依頼された場合に、サポートを要求した被支援者が存在するコーナーや位置情報などに基づいて、ユーザDB57のサポータテーブル57Bから適切なサポータの情報を抽出する。抽出部51は、抽出した情報に基づいて、サポートを要求した被支援者が存在する旨のメッセージ等を含むサポート依頼をサポータ端末45へ送信する。
記憶制御部52は、買い物支援装置10の各々から送信されるサポート要求情報を受信し、入退店DB58のサポート要求履歴テーブル58Aに記憶する。また、記憶制御部52は、サポータ端末45の各々から送信されるサポータの入退店情報を受信し、受信した入退店情報を入退店DB58のサポータ入退店履歴テーブル58Bに記憶する。
特定部53は、所定のタイミングで、入退店DB58を参照し、被支援者が店舗40でサポートを要求した時刻を含む時間帯に、その店舗40に滞在していたサポータを特定する。具体的には、特定部53は、サポート要求履歴テーブル58Aに記憶されたサポート要求情報を取得する。また、特定部53は、入退店DB58のサポータ入退店履歴テーブル58Bに記憶されたサポータの入退店情報から、サポート要求履歴テーブル58Aから取得したサポート要求情報に含まれる店舗IDと同一の店舗IDを含む入退店情報を抽出する。そして、特定部53は、抽出した入退店情報のうち、入店日時から退店日時までの時間帯が、サポート要求履歴テーブル58Aから取得したサポート要求情報に含まれるサポート要求日時を含む入退店情報に含まれるユーザIDを特定する。特定部53は、特定したサポータのユーザIDを更新部54へ受け渡す。
なお、サポータが、サポータ端末45においてサポートの依頼を受け付けてから店舗40に入店してサポートを行うことも考えられる。また、サポート要求日時直後にサポータが退店している場合には、サポートを行っていない可能性が高いことが考えられる。これらを考慮して、特定部53は、サポータの入退店情報の入店日時の所定時間前から、退店日時の所定時間前までの時間帯に、被支援者からのサポート要求日時が含まれる場合に、その入退店情報に含まれるサポートIDを特定するようにしてもよい。
更新部54は、ユーザDB57のサポータテーブル57Bにおいて、特定部53から受け渡されたサポータのユーザIDに対応付けて記憶された「サンキュポイント」に所定ポイントを加算して更新する。
このサンキュポイントは、例えば、本サービスに対応した店舗40における商品の購入時の決済に使用することができる。これにより、サポータによる被支援者へのサポートの促進が期待される。
次に、店舗40について説明する。図6に示すように、店舗40内は、コーナー別のエリアに区分されており、各コーナーに対応付けて、各コーナーに関する情報を発信するコーナービーコン42Aが設置される。また、店舗40内の所定位置(例えば、四隅)には、買い物支援装置10やサポータ端末45の位置の特定に利用される情報を発信する位置特定ビーコン42Bが設置される。コーナービーコン42A及び位置特定ビーコン42Bは、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)などの近距離無線技術を利用して情報を発信するものを採用することができる。各コーナービーコン42Aの通信エリアは、該当のコーナーのエリアをカバーできるものであればよく、各位置特定ビーコン42Bの通信エリアは、店舗40全体をカバーできるものであることが好ましい。したがって、情報を発信する際の電波強度は、コーナービーコン42Aよりも位置特定ビーコン42Bの方を強くする。
本実施形態では、コーナービーコン42Aは、そのコーナービーコン42Aが設置されている店舗40の店舗ID、及び対応するコーナーのコーナーIDを含む発信情報を発信するものとする。位置特定ビーコン42Bは、その位置特定ビーコン42Bが設置されている店舗40の店舗ID、及び位置特定ビーコン42Bの店舗40内での設置箇所を含む発信情報を発信するものとする。なお、以下では、コーナービーコン42Aと位置特定ビーコン42Bとを区別なく説明する場合には、単に「ビーコン42」と表記する。
次に、買い物支援装置10について説明する。図7に示すように、買い物支援装置10は、ウェアラブルデバイス20と制御部30とを含む。
ウェアラブルデバイス20は、例えば、リストバンド型、バッジ型などの形態で、被支援者に装着可能なデバイスである。ウェアラブルデバイス20は、図7に示すように、通信部21と、Global Positioning System(GPS)受信部22と、スピーカ23と、操作ボタン24と、表示ランプ25とを含む。
通信部21は、BLE等の近距離無線技術により、店舗40に設置されたビーコン42から発信される発信情報を受信すると共に、制御部30との情報のやり取りを制御する。GPS受信部22は、ウェアラブルデバイス20の位置情報を検出して、検出した位置情報を、通信部21を介して制御部30へ送信する。スピーカ23は、通信部21を介して制御部30から受信した音声データに基づく音声を出力する。
操作ボタン24は、被支援者がサポータによるサポートを要求するなどの各種操作入力を行うためのボタンである。操作ボタン24は、操作の種類毎に設けてもよいし、操作の種類毎に押し方(例えば、1回押し、2回押し、長押しなど)を異ならせてもよい。操作ボタン24が押下されると、操作の種類を示す信号が通信部21を介して制御部30へ送信される。
表示ランプ25は、Light Emitting Diode(LED)などで実現することができ、通信部21を介して受信する制御部30からの指示に応じて点灯及び消灯する。
制御部30は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の情報処理端末上で動作するアプリケーションにより実現される。制御部30は、機能的には、受付部31と、検出部32と、出力部33と、依頼部35とを含む。
受付部31は、被支援者から、例えば音声入力などの手段により入力された買い物予定情報を受け付ける。買い物予定情報には、買い物をする店舗40を特定する情報(例えば、店舗名)、及びその店舗40で購入する予定の商品の情報(以下、「購入予定品情報」という)が含まれる。買い物予定情報には、複数の店舗40における購入予定品情報が含まれていてもよい。
受付部31は、管理装置50にアクセスし、受け付けた買い物予定情報に対応する情報を店舗DB56から取得する。具体的には、受付部31は、受け付けた買い物予定情報に含まれる店舗40を特定する情報に基づいて、店舗DB56から該当の店舗40の情報を検索する。そして、受付部31は、検索した店舗40の情報から、購入予定品情報に含まれる商品を、その商品が属するコーナーの情報と共に抽出して取得する。なお、該当の店舗40の情報に含まれる位置情報及び検出方式の情報もあわせて取得する。そして、受付部31は、取得した情報を、例えば、図8に示すような買い物リスト36に記憶する。買い物リスト36のデータ構造は、商品が購入予定品情報に絞られている点を除いて、図3に示す店舗DB56と同様である。なお、管理装置50に記憶されている店舗DB56と定期的に同期させたデータベースを制御部30に保持しておき、受付部31は、このデータベースを参照して店舗の情報を取得してもよい。
検出部32は、ウェアラブルデバイス20を装着した被支援者が、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40への移動を開始する指示を入力すると、GPS受信部22で検出された位置情報を所定時間間隔で取得する。そして、検出部32は、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40の位置情報と、GPS受信部22から取得した位置情報とが所定距離以内(例えば、100m以内)になったか否かを判定する。所定距離以内となった場合には、検出部32は、買い物リスト36に記憶された店舗40の位置情報と、GPS受信部22から取得した位置情報とを比較して、被支援者が店舗40に近づく方向に移動しているか、又は遠ざかる方向に移動しているかを判定する。被支援者が店舗40に近づく方向に移動している場合には、検出部32は、出力部33を介して、店舗40までの距離をウェアラブルデバイス20のスピーカ23から出力する。被支援者が店舗40から遠ざかる方向に移動している場合には、検出部32は、出力部33を介して警告のメッセージをウェアラブルデバイス20のスピーカ23から出力する。
また、検出部32は、ウェアラブルデバイス20を装着した被支援者が、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40へ入店したか否かを検出する。具体的には、検出部32は、ビーコン42から発信された発信情報であって、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40の店舗IDを含む発信情報を通信部21により受信した場合に、その店舗IDが示す店舗40に入店したことを検出することができる。また、検出部32は、GPS受信部22から取得したウェアラブルデバイス20の位置情報と、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40の位置情報との差が所定距離以下(例えば、1m以下)になった場合に、その店舗40に入店したことを検出してもよい。
検出部32は、ウェアラブルデバイス20を装着した被支援者が、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40へ入店したことを検出すると、該当の店舗40での購入予定品情報を買い物リスト36から抽出する。検出部32は、抽出した購入予定品情報を出力部33へ受け渡す。
また、検出部32は、被支援者が店舗40へ入店したことを検出すると、入店を検出するモードを終了し、店舗40内の各コーナーに関する情報を検出するモードに移行する。各コーナーに関する情報を検出するモードでは、コーナービーコン42Aからの発信情報を利用するダイレクト方式、又は位置特定ビーコン42Bからの発信情報を利用するマップ方式による検出が行われる。ビーコン42の設置条件などに応じて、各店舗40で採用されている方式が店舗DB56に「検出方式」として予め記憶されており、この検出方式の情報は、受付部31により取得されて買い物リスト36にも記憶されている。検出部32は、該当の店舗40について買い物リスト36に記憶されている「検出方式」を参照して、検出の方式を決定する。
ダイレクト方式では、検出部32は、ウェアラブルデバイス20の通信部21で受信されたコーナービーコン42Aからの発信情報を取得する。検出部32は、取得した発信情報に含まれるコーナーIDと、被支援者が入店した店舗40について買い物リスト36に記憶されたいずれかの購入予定品が属するコーナーのコーナーIDとが一致するか否かを判定する。コーナーIDが一致する場合には、検出部32は、一致したコーナーIDが示すコーナー名と、そのコーナーでの購入予定品情報とを出力部33へ受け渡す。
マップ方式では、検出部32は、ウェアラブルデバイス20の通信部21で受信された複数の位置特定ビーコン42Bの各々からの発信情報を取得する。検出部32は、取得した各発信情報に含まれる各位置特定ビーコン42Bの設置箇所と、各発信情報の受信強度とに基づいて、店舗40内でのウェアラブルデバイス20の位置を特定する。検出部32は、例えば、図6に示すような、各コーナーに対応するエリアを区分けした店舗マップと、特定した位置とを照合し、ウェアラブルデバイス20を装着した被支援者が存在するコーナーを検出する。具体的には、店舗マップにおいて、各エリアの区分けを緯度及び経度で定めておく。そして、検出部32は、位置特定ビーコン42Bから受信した発信情報に基づいて、ウェアラブルデバイス20の緯度及び経度を特定する。検出部32は、店舗マップと照合して、特定したウェアラブルデバイス20の緯度及び経度が示す位置が、どのコーナーに対応するエリアに含まれるかを判定することにより、被支援者が存在するコーナーを検出する。
なお、店舗マップは、マップ方式が採用されている店舗40の情報を管理装置50の店舗DB56から取得する際に、合わせて取得されているものとする。また、検出部32は、特定した位置を示す位置情報を管理装置50に送信し、管理装置50において、該当の店舗40の店舗マップとウェアラブルデバイス20の位置情報とを照合した結果を受信するようにしてもよい。検出部32は、検出したコーナーと、買い物リスト36に含まれるいずれかの購入予定品が属するコーナーとが一致するか否かを判定する。コーナーが一致する場合には、検出部32は、一致したコーナーのコーナー名と、そのコーナーで購入される購入予定品情報とを出力部33へ受け渡す。
出力部33は、ユーザの店舗40への入店時に検出部32から受け渡された買い物予定情報を音声出力するための音声データを生成し、ウェアラブルデバイス20へ送信する。また、出力部33は、店舗40内の各コーナーに関する情報を検出するモードにおいて、検出部32から受け渡されたコーナー名と購入予定品情報とを含むメッセージを音声出力するための音声データを生成し、ウェアラブルデバイス20へ送信する。これにより、ウェアラブルデバイス20のスピーカ23から、音声データに基づく音声が出力される。
依頼部35は、ウェアラブルデバイス20から、サポータによるサポートを要求する信号を受信すると、サポータ端末45にサポートを依頼する通知を送信する。通知の方式には、ブロードキャスト方式と抽出方式とがある。ブロードキャスト方式は、ウェアラブルデバイス20の周辺に存在するサポータ端末45に、通信部21を介したブロードキャストにより直接通知する方式である。抽出方式では、管理装置50の抽出部51により抽出されたサポータ端末45に、管理装置50を介して通知する方式である。
具体的には、ブロードキャスト方式の場合、依頼部35は、サポータへのサポートを依頼する通知であるサポート依頼を、通信部21を介してブロードキャストする。依頼部35は、検出部32により被支援者が存在するコーナーが検出されている場合には、そのコーナーのコーナー名をサポート依頼に含めることができる。また、依頼部35は、検出部32により、位置特定ビーコン42Bからの発信情報に基づいて被支援者の位置情報が特定されている場合には、その位置情報をサポート依頼に含めてもよい。ブロードキャストされたサポート依頼は、通信部21の通信エリアに存在するサポータ端末45によって受信される。
抽出方式の場合、依頼部35は、被支援者が存在する店舗40の店舗IDと被支援者のユーザIDとを管理装置50へ送信し、サポータによるサポートを依頼する。また、依頼部35は、管理装置50へ送信する情報に、ブロードキャスト方式の場合と同様に、被支援者が存在するコーナーの情報や、被支援者の位置情報を含めてもよい。これにより、管理装置50の抽出部51で抽出されたサポータ端末45が管理装置50から通知を受信する。
また、依頼部35は、いずれかの方式でサポート依頼をサポータ端末45に通知した日時をサポート要求日時とし、被支援者のユーザID、被支援者が存在する店舗の店舗ID、及びサポート要求日時を含むサポート要求情報を管理装置50へ送信する。
次に、サポータ端末45について説明する。サポータ端末45は、スマートフォンやタブレット端末等の情報処理装置であり、情報の表示機能、通信機能、位置情報の取得機能等を有する。サポータ端末45上では、買い物支援システム100により提供されるサービスを利用するためのアプリケーションが動作する。サポータ端末45は、買い物支援システム100に関する機能部として、図9に示すように、受信部46と、検出部47とを含む。
受信部46は、BLEなどの近距離無線技術を利用して、買い物支援装置10からブロードキャストされたサポート依頼を受信する。また、受信部46は、メールやアプリケーションのプッシュ通知機能などにより、管理装置50から送信されたサポート依頼を受信する。受信部46は、受信したサポート依頼に基づく情報をサポータ端末45の表示部に表示する。
検出部47は、サポータ端末45を携帯したサポータが、本サービスに対応する店舗40へ入店した日時及び退店した日時を検出する。具体的には、検出部47は、買い物支援装置10の検出部32と同様に、BLEなどの近距離無線技術を利用して、店舗40に設置されたビーコン42からの発信情報を受信した際に、サポータの店舗40への入店を検出する。また、検出部47は、ビーコン42からの発信情報を受信しなくなった場合に、サポータの店舗40からの退店を検出する。また、検出部47は、入店する店舗40を入力するためのプルダウンメニュー等の表示、及び入店及び退店のタイミングを入力するためのボタンを、サポータ端末45の表示部に表示する。そして、検出部47は、これらの表示に対するサポータの操作を受け付けた場合に、サポータの入店及び退店を検出してもよい。
また、検出部47は、サポータ端末45に設けられたGPS受信部(図示省略)で検出された位置情報と、店舗40の位置情報とを比較して、サポータの入店及び退店を検出してもよい。店舗40の位置情報は、サポータ端末45において保持しておいてもよいし、管理装置50にサポータ端末45の位置情報を送信して、管理装置50で保持されている店舗40の位置情報と比較した結果を受信するようにしてもよい。検出部47は、サポータの店舗40への入店又は退店を検出した場合に、サポータのユーザID、サポータが入店した店舗の店舗ID、及び入店又は退店を検出した日時を含む入退店情報を管理装置50へ送信する。
買い物支援装置10の制御部30は、例えば図10に示すコンピュータ60で実現することができる。コンピュータ60は、Central Processing Unit(CPU)61と、一時記憶領域としてのメモリ62と、不揮発性の記憶部63とを備える。また、コンピュータ60は、入出力装置64と、記憶媒体69に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するRead/Write(R/W)部65と、インターネット等のネットワークに接続される通信インターフェース(I/F)66とを備える。CPU61、メモリ62、記憶部63、入出力装置64、R/W部65、及び通信I/F66は、バス67を介して互いに接続される。
記憶部63は、Hard Disk Drive(HDD)、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部63には、コンピュータ60を買い物支援装置10の制御部30として機能させるための買い物支援プログラム70が記憶される。買い物支援プログラム70は、受付プロセス71と、検出プロセス72と、出力プロセス73と、依頼プロセス75とを有する。また、記憶部63は、買い物リスト36を構成する情報が記憶される情報記憶領域76を有する。
CPU61は、買い物支援プログラム70を記憶部63から読み出してメモリ62に展開し、買い物支援プログラム70が有するプロセスを順次実行する。CPU61は、受付プロセス71を実行することで、図7に示す受付部31として動作する。また、CPU61は、検出プロセス72を実行することで、図7に示す検出部32として動作する。また、CPU61は、出力プロセス73を実行することで、図7に示す出力部33として動作する。また、CPU61は、依頼プロセス75を実行することで、図7に示す依頼部35として動作する。また、CPU61は、情報記憶領域76から情報を読み出して、メモリ62に買い物リスト36を展開する。これにより、買い物支援プログラム70を実行したコンピュータ60が、買い物支援装置10の制御部30として機能する。なお、プログラムを実行するCPU61はハードウェアである。
管理装置50は、例えば図11に示すコンピュータ80で実現することができる。コンピュータ80は、CPU81と、一時記憶領域としてのメモリ82と、不揮発性の記憶部83とを備える。また、コンピュータ80は、入出力装置84と、記憶媒体89に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W部85と、通信I/F86とを備える。CPU81、メモリ82、記憶部83、入出力装置84、R/W部85、及び通信I/F86は、バス87を介して互いに接続される。
記憶部83は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部83には、コンピュータ80を管理装置50として機能させるための管理プログラム90が記憶される。なお、管理プログラム90は、開示の技術の管理情報更新プログラムの一例である。管理プログラム90は、抽出プロセス91と、記憶制御プロセス92と、特定プロセス93と、更新プロセス94とを有する。また、記憶部83は、店舗DB56、ユーザDB57、及び入退店DB58の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域95を有する。
CPU81は、管理プログラム90を記憶部83から読み出してメモリ82に展開し、管理プログラム90が有するプロセスを順次実行する。CPU81は、抽出プロセス91を実行することで、図2に示す抽出部51として動作する。また、CPU81は、記憶制御プロセス92を実行することで、図2に示す記憶制御部52として動作する。また、CPU81は、特定プロセス93を実行することで、図2に示す特定部53として動作する。また、CPU81は、更新プロセス94を実行することで、図2に示す更新部54として動作する。また、CPU81は、情報記憶領域95から情報を読み出して、メモリ82に店舗DB56、ユーザDB57、及び入退店DB58の各々を展開する。これにより、管理プログラム90を実行したコンピュータ80が、管理装置50として機能する。なお、プログラムを実行するCPU81はハードウェアである。
サポータ端末45は、例えば図12に示すコンピュータ110で実現することができる。コンピュータ110は、CPU111と、一時記憶領域としてのメモリ112と、不揮発性の記憶部113とを備える。また、コンピュータ110は、入出力装置114と、記憶媒体119に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W部115と、通信I/F116とを備える。CPU111、メモリ112、記憶部113、入出力装置114、R/W部115、及び通信I/F116は、バス117を介して互いに接続される。
記憶部113は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部113には、コンピュータ110をサポータ端末45として機能させるためのサポータ端末プログラム120が記憶される。サポータ端末プログラム120は、受信プロセス126と、検出プロセス127とを有する。
CPU111は、サポータ端末プログラム120を記憶部113から読み出してメモリ112に展開し、サポータ端末プログラム120が有するプロセスを順次実行する。CPU111は、受信プロセス126を実行することで、図9に示す受信部46として動作する。また、CPU111は、検出プロセス127を実行することで、図9に示す検出部47として動作する。これにより、サポータ端末プログラム120を実行したコンピュータ110が、サポータ端末45として機能する。なお、プログラムを実行するCPU111はハードウェアである。
なお、買い物支援プログラム70、管理プログラム90、及びサポータ端末プログラム120の各々により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
次に、第1実施形態に係る買い物支援システム100の作用について説明する。
買い物支援装置10において、買い物支援システム100で提供されるサービスを利用するためのアプリケーションが起動されると、買い物支援装置10が、図13及び図14に示す案内処理を実行する。また、被支援者がサポータによるサポートを要求すると、買い物支援装置10が、図15に示すサポート依頼処理を実行し、管理装置50が、図16に示すサポータ抽出処理を実行する。また、サポータ端末45において本サービスのアプリケーションが起動されている間、サポータ端末45が、図19に示す入退店検出処理を実行し、管理装置50が、図20に示す記憶制御処理を実行する。さらに、所定のタイミング(例えば、1日1回)で、管理装置50が、図21に示す更新処理を実行する。以下、案内処理、サポート依頼処理、サポータ抽出処理、入退店検出処理、記憶制御処理、及び更新処理の各処理について詳述する。なお、記憶制御処理及び更新処理は、開示の技術の管理情報更新方法の一例である。
まず、図13及び図14に示す案内処理について説明する。ステップS11で、受付部31が、被支援者から、例えば音声入力などの手段により入力された買い物予定情報を受け付ける。そして、受付部31は、受け付けた買い物予定情報に対応する情報を、管理装置50の店舗DB56から取得し、取得した情報を買い物リスト36に記憶する。
次に、ステップS12で、検出部32が、ウェアラブルデバイス20を装着した被支援者が、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40への移動を開始したか否かを判定する。この判定は、例えば、ウェアラブルデバイス20の操作ボタン24を介して、移動開始を指示するコマンドが入力されたか否かを判定することにより行うことができる。被支援者が店舗40への移動を開始した場合には、処理はステップS13へ移行し、移動を開始していない場合には、本ステップの判定を繰り返す。
ステップS13では、検出部32が、GPS受信部22で検出された位置情報を所定時間間隔で取得する処理を開始する。
次に、ステップS14で、検出部32が、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40の位置情報と、GPS受信部22から取得した位置情報とが所定距離以内(例えば、100m以内)になったか否かを判定する。所定距離以内となっていない場合には、本ステップの判定を繰り返す。所定距離以内となった場合には、処理はステップS15へ移行し、検出部32が、ウェアラブルデバイス20の通信部21により、ビーコン42からの発信情報を受信する処理を開始させる。
次に、ステップS16で、検出部32が、買い物リスト36に記憶された店舗40の位置情報と、GPS受信部22から取得した位置情報とを比較して、被支援者が店舗40に近づく方向に移動しているか否かを判定する。被支援者が店舗40に近づく方向に移動している場合には、処理はステップS17へ移行し、検出部32が、出力部33を介して、店舗40までの距離をウェアラブルデバイス20のスピーカ23から出力する。一方、被支援者が店舗40から遠ざかる方向に移動している場合には、処理はステップS18へ移行し、検出部32が、出力部33を介して警告のメッセージをウェアラブルデバイス20のスピーカ23から出力する。そして、処理はステップS16に戻る。
次に、ステップS19で、検出部32が、ウェアラブルデバイス20を装着した被支援者が、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40へ入店したか否かを検出する。ビーコン42から発信された発信情報であって、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40の店舗IDを含む発信情報を通信部21により受信した場合には、本ステップは肯定判定となる。また、検出部32が、GPS受信部22から取得したウェアラブルデバイス20の位置情報と、買い物リスト36に記憶されたいずれかの店舗40の位置情報との差が所定距離以下(例えば、1m以下)になったことを検出した場合に、肯定判定としてもよい。検出部32は、ビーコン42の発信情報の受信、及びGPS受信部22から取得した位置情報のいずれかに基づいて本ステップの判定を行ってもよいし、両方の情報に基づいて本ステップの判定を行ってもよい。被支援者が店舗40に入店した場合には、処理はステップS20へ移行し、入店していない場合には、処理はステップS16に戻る。
ステップS20では、検出部32が、被支援者の入店が検出された店舗40での買い物予定情報を買い物リスト36から抽出し、抽出した買い物予定情報を出力部33へ受け渡す。そして、出力部33が、検出部32から受け渡された買い物予定情報をウェアラブルデバイス20へ送信する。これにより、ウェアラブルデバイス20のスピーカ23から、例えば、「AAAスーパー川崎店に入店しました。この店舗では、調味料コーナーでXXXカレー、乳製品コーナーで牛乳を購入予定です」等の音声メッセージが出力される。また、検出部32は、被支援者の店舗40への入店を検出するモードを終了し、店舗40内の各コーナーに関する情報を検出するモードに移行する。
次に、図14のステップS21で、検出部32が、買い物リスト36の「検出方式」の項目を参照して、被支援者が入店した店舗40で採用されている検出方式がダイレクト方式かマップ方式かを判定する。ダイレクト方式の場合には、処理はステップS22へ移行し、マップ方式の場合には、処理はステップS24へ移行する。
ステップS22では、検出部32が、ウェアラブルデバイス20の通信部21で受信されたコーナービーコン42Aからの発信情報を取得する。次に、ステップS23で、検出部32が、取得した発信情報に含まれるコーナーIDと、被支援者が入店した店舗40について買い物リスト36に記憶されたいずれかの購入予定品が属するコーナーのコーナーIDとが一致するか否かを判定する。コーナーIDが一致する場合には、検出部32は、一致したコーナーIDが示すコーナー名と、そのコーナーで購入される購入予定品情報とを出力部33へ受け渡し、処理はステップS27へ移行する。コーナーIDが一致しない場合には、処理はステップS28へ移行する。
一方、ステップS24では、検出部32が、ウェアラブルデバイス20の通信部21で受信された複数の位置特定ビーコン42Bの各々からの発信情報を取得する。次に、ステップS25で、検出部32が、取得した各発信情報に含まれる各位置特定ビーコン42Bの設置箇所と、各発信情報の受信強度とに基づいて、店舗40内でのウェアラブルデバイス20の位置を特定する。そして、検出部32は、例えば、図6に示すような、各コーナーに対応するエリアを区分けした店舗マップと、特定した位置とを照合し、ウェアラブルデバイス20を装着した被支援者が存在するコーナーを検出する。
次に、ステップS26で、検出部32が、検出したコーナーと、被支援者が入店した店舗40について買い物リスト36に含まれるいずれかの購入予定品が属するコーナーとが一致するか否かを判定する。コーナーが一致する場合には、検出部32は、一致したコーナーのコーナー名と、そのコーナーで購入される購入予定品情報とを出力部33へ受け渡し、処理はステップS27へ移行する。コーナーが一致しない場合には、処理はステップS28へ移行する。
ステップS27では、出力部33が、検出部32から受け渡されたコーナー名と購入予定品情報とを含むメッセージをウェアラブルデバイス20へ送信する。これにより、ウェアラブルデバイス20のスピーカ23から、例えば、「ここは乳製品コーナーです。牛乳を購入予定です。」等の音声メッセージが出力される。
次に、ステップS28で、検出部32が、被支援者が店舗40を出たか否かを判定する。この判定は、ビーコン42から発信される発信情報の受信状況、GPS受信部22で検出される位置情報、ユーザからの入力指示等に基づいて行うことができる。被支援者が店舗40を出た場合には、処理はステップS29へ移行し、未だ店舗40を出ていない場合には、処理はステップS21に戻る。
ステップS29では、検出部32が、買い物リスト36を参照して、未入店の店舗40が存在するか否かを判定することにより、次の買い物予定の店舗40が存在するか否かを判定する。次の店舗40が存在する場合には、処理は図13のステップS13に戻り、次の店舗40が存在しない場合には、案内処理を終了する。
また、被支援者が店舗40に入店している際に、サポータによるサポートを要求するためにウェアラブルデバイス20の操作ボタン24を押下すると、依頼部35が、サポータによるサポートを要求する信号をウェアラブルデバイス20から受信する。そして、依頼部35が、図15に示すサポート依頼処理を実行する。
ステップS41で、依頼部35が、サポート依頼をサポータ端末45に通知する方式がブロードキャスト方式か抽出方式かを判定する。この判定は、例えば、依頼部35にいずれの方式を採用するかを予め設定しておき、この設定に基づいて行うことができる。ブロードキャスト方式の場合には、処理はステップS42へ移行し、抽出方式の場合には、処理はステップS45へ移行する。
ステップS42では、依頼部35が、通信部21を介して、サポート依頼をブロードキャストする。依頼部35は、検出部32により検出された被支援者が存在するコーナーのコーナー名、及び検出部32により特定された被支援者の位置情報を、サポート依頼に含めてもよい。次に、ステップS43で、依頼部35が、表示ランプ25を点灯させる信号をウェアラブルデバイス20へ送信する。
次に、ステップS44で、依頼部35が、サポートを要求した被支援者のユーザID、被支援者が存在する店舗の店舗ID、及びサポート要求日時を含むサポート要求情報を管理装置50へ送信し、サポート依頼処理は終了する。
上記ステップS42でブロードキャストされたサポート依頼を受信したサポータ端末45には、例えば、図17に示すような通知画面が表示される。図17の例では、通知画面には、サポート依頼を受信したサポータ端末45の近くに、被支援者が存在する旨のメッセージ130、及び店舗マップ132が含まれる。図17の例は、サポート依頼に、被支援者が存在するコーナー名及び位置情報が含まれる場合の通知画面であり、メッセージ130には、被支援者が存在するコーナー名が含まれ、店舗マップ132には、被支援者の位置を示す表示が含まれている。サポート依頼にコーナー名及び位置情報が含まれない場合には、例えば、「店内にお買い物サポートが必要な方がいらっしゃいます」のようなメッセージ130のみが通知される。
一方、ステップS45では、依頼部35が、サポート要求情報を管理装置50へ送信すると共に、サポータ端末45への通知を管理装置50へ依頼する。なお、依頼部35は、検出部32により検出された被支援者が存在するコーナーの情報、及び検出部32により特定された被支援者の位置情報を、サポート要求情報と共に管理装置50へ送信してもよい。そして、サポート依頼処理は終了する。
上記ステップS45において依頼部35からサポータ端末45への通知を依頼されると、管理装置50により図16に示すサポータ抽出処理が実行される。
ステップS51で、抽出部51が、受信したサポート要求情報に含まれる店舗IDに対応する位置情報を店舗DB56から取得する。そして、抽出部51は、ユーザDB57のサポータテーブル57Bの「位置情報」を参照して、店舗DB56から取得した店舗40の位置情報が示す位置から所定距離以内に存在するサポータを抽出し、抽出したサポータの宛先を取得する。なお、抽出部52は、依頼部35から被支援者が存在するコーナーの情報を受信している場合には、そのコーナーに近い位置に存在するサポータを優先的に抽出することができる。同様に、抽出部52は、依頼部35から被支援者の位置情報を受信している場合には、被支援者の位置情報とサポータの位置情報とを比較して、被支援者により近い位置に存在するサポータを優先的に抽出することができる。また、被支援者が存在する店舗40内にサポータが存在しない場合には、抽出部52は、抽出対象のサポータを店舗40外に存在するサポータにまで拡張してもよい。
次に、ステップS52で、抽出部51が、受信したサポート要求情報に含まれるユーザIDに対応する被支援者の情報を被支援者テーブル57Aから取得する。
次に、ステップS53で、抽出部51が、上記ステップS51で取得した宛先、すなわち、抽出されたサポータのサポータ端末45に、上記ステップS52で取得した被支援者の情報を含むサポート依頼を送信する。なお、抽出部52は、被支援者が存在するコーナーの情報及び位置情報をサポート依頼に含めてもよい。そして、サポータ抽出処理は終了する。
上記ステップS53で抽出部51から送信されたサポート依頼を受信したサポータ端末45には、例えば、図18に示すような通知画面が表示される。図18の例では、通知画面には、サポート依頼を受信したサポータ端末45の近くに、被支援者が存在する旨のメッセージ134、及び被支援者の情報136が含まれる。図18の例は、サポート依頼に、被支援者が存在するコーナー名が含まれる場合の通知画面であり、メッセージ134には、被支援者が存在するコーナー名も含まれている。また、サポート依頼に被支援者の位置情報が含まれる場合には、図17の例と同様に、被支援者の位置を示す情報を対応付けた店舗マップを通知画面に表示してもよい。また、サポート依頼に被支援者のコーナー名や位置情報が含まれない場合には、例えば、「店内にお買い物サポートが必要な方がいらっしゃいます」のようなメッセージ134のみが通知される。
なお、図18に示すように、通知画面に被支援者の情報136を表示した場合には、表示された被支援者の情報136が示す被支援者の特徴を目印に、サポータが被支援者を確認することができる。そのため、被支援者が装着するウェアラブルデバイス20の表示ランプ25を点灯させる必要がない。これにより、サポートを要求していることが周知されることを望まない被支援者を考慮した対応が可能である。通知画面に表示する被支援者の情報136は、予め被支援者により公開又は非公開を設定可能とする。
また、ブロードキャスト方式の場合も、サポータ端末45への通知に被支援者のユーザIDを含めてもよい。そして、サポータ端末45に表示される通知画面に、被支援者の情報を表示するか否かを選択するためのボタンを、該当の被支援者のユーザIDと対応付けて表示してもよい。この場合、通知画面において該当のボタンが選択された場合、サポータ端末45から管理装置50に問い合わせて、ユーザIDに対応する被支援者の情報をユーザDB57の被支援者テーブル57Aから取得し、サポータ端末45に表示すればよい。
次に、図19を参照して、サポータ端末45において実行される入退店検出処理について説明する。
ステップS61で、検出部47が、BLEなどの近距離無線技術を利用して、店舗40に設置されたビーコン42からの発信情報を受信したか否かにより、サポータ端末45を携帯したサポータの店舗40への入店を検出したか否かを判定する。サポータの店舗40への入店が検出された場合には、処理はステップS62へ移行し、入店が検出されていない場合には、本ステップの判定を繰り返す。
ステップS62では、検出部47が、サポータのユーザID、ビーコン42から受信した発信情報に含まれる店舗ID、すなわちサポータが入店した店舗の店舗ID、及び入店を検出した日時を含む入退店情報を管理装置50へ送信する。
次に、ステップS63で、検出部47が、店舗40に設置されたビーコン42からの発信情報を受信しなくなったか否かにより、サポータ端末45を携帯したサポータの店舗40からの退店を検出したか否かを判定する。サポータの店舗40からの退店が検出された場合には、処理はステップS64へ移行し、退店が検出されていない場合には、本ステップの判定を繰り返す。
ステップS64では、検出部47が、サポータのユーザID、上記ステップS62で入退店情報に含めた店舗ID、すなわちサポータが退店した店舗の店舗ID、及び退店を検出した日時を含む入退店情報を管理装置50へ送信し、処理はステップS61に戻る。
図15のステップS44若しくはS45で買い物支援装置10から送信されたサポート要求情報、又は図19のステップS62若しくはS64でサポータ端末45から送信された入退店情報を受信する都度、管理装置50が図20に示す記憶制御処理を実行する。
ステップS71で、記憶制御部52が、受信した情報はサポータ端末45から送信された入退店情報か、買い物支援装置10から送信されたサポート要求情報かを判定する。入退店情報の場合には、処理はステップS72へ移行し、サポート要求情報の場合には、処理はステップS73へ移行する。
ステップS72では、記憶制御部52が、受信した入退店情報を入退店DB58のサポータ入退店履歴テーブル58Bに記憶して、記憶制御処理は終了する。なお、記憶制御部52は、入店日時を含む入退店情報を受信した場合には、サポータ入退店履歴テーブル58Bに新たなレコードとして追加する。また、記憶制御部52は、退店日時を含む入退店情報を受信した場合には、サポータ入退店履歴テーブル58Bに記憶されている入退店情報から、受信した入退店情報とユーザID及び店舗IDが同一の入退店情報を検索する。そして、記憶制御部52は、検索した入退店情報の「退店」欄に、受信した入退店情報に含まれる退店日時を記憶する。
一方、ステップS73では、記憶制御部52が、受信したサポート要求情報を入退店DB58のサポート要求履歴テーブル58Aに記憶して、記憶制御処理は終了する。
次に、図21を参照して、管理装置50において実行される更新処理について説明する。
ステップS81で、特定部53が、入退店DB58のサポート要求履歴テーブル58Aに、本更新処理が未処理のサポート要求情報が存在するか否かを判定する。未処理のサポート要求情報が存在する場合には、処理はステップS82へ移行する。
ステップS82では、特定部53が、入退店DB58のサポート要求履歴テーブル58Aから、本更新処理が未処理のサポート要求情報を1つ取得する。
次に、ステップS83で、特定部53が、入退店DB58のサポータ入退店履歴テーブル58Bに記憶されたサポータの入退店情報から、上記ステップS81で取得したサポート要求情報に含まれる店舗IDと同一の店舗IDを含む入退店情報を抽出する。そして、特定部53は、抽出した入退店情報のうち、入店日時から退店日時までの時間帯が、取得したサポート要求情報に含まれるサポート要求日時を含む入退店情報に含まれるユーザIDを特定する。これにより、被支援者がサポートを要求した時刻に、被支援者と同一の店舗に滞在していたサポータが特定される。
次に、ステップS84で、特定部53が、上記ステップS82で特定したサポータのユーザIDを更新部54へ受け渡す。更新部54は、ユーザDB57のサポータテーブル57Bにおいて、特定部53から受け渡されたサポータのユーザIDに対応付けて記憶された「サンキュポイント」に所定ポイントを加算して更新する。そして、処理はステップS81に戻る。
ステップS81で、特定部53が、サポート要求履歴テーブル58Aに、本更新処理が未処理のサポート要求情報が存在しないと判定した場合には、更新処理は終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る買い物支援システム100によれば、被支援者が店舗においてサポートを要求したときに同一の店舗に滞在していたサポータを、被支援者をサポートしたサポータとみなして、ポイントを付与する。これにより、サポータの行動を個別に監視し、サポータが被支援者をサポートしたか否か等の解析を行うことなく、サポータに付与されるポイント(管理情報)を更新することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態に係る買い物支援システムにおいて、第1実施形態に係る買い物支援システム100と同様の部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図1に示すように、第2実施形態に係る買い物支援システム200は、買い物支援装置210と、店舗40に配置される複数のビーコン42A、42Bと、サポータ端末45と、管理装置250とを含む。なお、管理装置250は、開示の技術の管理情報更新装置の一例である。
図7に示すように、買い物支援装置210は、ウェアラブルデバイス20と制御部230とを含む。制御部230は、機能的には、受付部31と、検出部32と、出力部33と、依頼部235とを含む。
依頼部235は、ブロードキャスト方式によりサポータ端末45にサポート依頼を通知する際に、被支援者のユーザID及び被支援者が存在する店舗40の店舗IDもサポート依頼に含める点が、第1実施形態における依頼部35と異なる。
図22に示すように、管理装置250は、機能的には、抽出部251と、記憶制御部252と、特定部253と、更新部54とを含む。また、管理装置50の所定の記憶領域には、店舗DB56と、ユーザDB57と、サポートDB59とが記憶される。
抽出部251は、抽出したサポータにサポート依頼を通知する際に、被支援者のユーザID及び被支援者が存在する店舗40の店舗IDもサポート依頼に含める点が、第1実施形態における抽出部51と異なる。
記憶制御部252は、買い物支援装置10から送信されるサポート要求情報を受信して、受信したサポート要求情報をサポートDB59に記憶する。
図23に、サポートDBの一例を示す。図23の例では、サポート要求情報に含まれる「ユーザID(被支援者)」、「店舗ID」、及び「サポート要求日時」が記憶される。「ユーザID(サポータ)」の項目については後述する。
また、記憶制御部252は、サポート依頼が通知されたサポータ端末45から、サポート依頼に応じる旨の応答信号を受信する。応答信号には、サポータが応じるサポート依頼に含まれる被支援者のユーザID、店舗ID、及びサポータのユーザIDが含まれる。記憶制御部252は、サポートDB59に記憶されたサポート要求情報から、被支援者のユーザID及び店舗IDが受信した応答信号と同一のサポート要求情報を検索する。そして、記憶制御部252は、検索したサポート要求情報に対応付けて、「ユーザID(サポータ)」欄に応答信号に含まれるサポータのユーザIDを記憶する。
特定部253は、買い物支援装置210から、サポータ一覧の要求を受け付ける。サポータ一覧とは、被支援者がサポートを要求した際に、被支援者に対するサポートを行ったことが推定されるサポータの情報を一覧にしたものである。サポータ一覧の要求では、対象の店舗40及び対象期間を指定することができる。特定部253は、サポータ一覧の要求を受け付けると、サポータ一覧の要求を送信した買い物支援装置210に対応する被支援者のユーザIDに対応するサポート要求情報を、サポートDB59から抽出する。さらに、特定部253は、抽出したサポート要求情報を、サポータ一覧の要求で指定された対象の店舗40の店舗IDを含み、かつサポート要求日時が指定された対象期間に含まれるサポート要求情報に絞り込む。特定部253は、絞り込んだサポート要求情報に対応付けられたサポータのユーザIDを取得する。
特定部253は、ユーザDB57のサポータテーブル57Bから、取得したサポータのユーザIDに対応するサポータの情報を取得し、サポータ一覧を生成して、サポータ一覧を要求した買い物支援装置210へ送信する。また、特定部253は、買い物支援装置210においてサポータ一覧から選択されたサポータの選択情報を受信し、選択情報が示すサポータをサンキュポイントの付与対象のサポータとして特定する。特定部253は、特定したサポータのユーザIDを更新部54へ受け渡す。
買い物支援装置210の制御部230は、例えば図10に示すコンピュータ60で実現することができる。コンピュータ60の記憶部63には、コンピュータ60を買い物支援装置210の制御部230として機能させるための買い物支援プログラム270が記憶される。買い物支援プログラム270は、受付プロセス71と、検出プロセス72と、出力プロセス73と、依頼プロセス275とを有する。また、記憶部63は、買い物リスト36を構成する情報が記憶される情報記憶領域76を有する。
CPU61は、買い物支援プログラム270を記憶部63から読み出してメモリ62に展開し、買い物支援プログラム270が有するプロセスを順次実行する。CPU61は、依頼プロセス275を実行することで、図7に示す依頼部235として動作する。他のプロセスについては、第1実施形態における買い物支援プログラム70と同様である。これにより、買い物支援プログラム270を実行したコンピュータ60が、買い物支援装置210の制御部230として機能する。
管理装置250は、例えば図11に示すコンピュータ80で実現することができる。コンピュータ80の記憶部83には、コンピュータ80を管理装置250として機能させるための管理プログラム290が記憶される。なお、管理プログラム290は、開示の技術の管理情報更新プログラムの一例である。管理プログラム290は、抽出プロセス291と、記憶制御プロセス292と、特定プロセス293と、更新プロセス94とを有する。また、記憶部83は、店舗DB56、ユーザDB57、及びサポートDB59の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域95を有する。
CPU81は、管理プログラム290を記憶部83から読み出してメモリ82に展開し、管理プログラム290が有するプロセスを順次実行する。CPU81は、抽出プロセス291を実行することで、図22に示す抽出部251として動作する。また、CPU81は、記憶制御プロセス292を実行することで、図22に示す記憶制御部252として動作する。また、CPU81は、特定プロセス293を実行することで、図22に示す特定部253として動作する。他のプロセスについては、第1実施形態における管理プログラム90と同様である。これにより、管理プログラム290を実行したコンピュータ80が、管理装置250として機能する。
サポータ端末45は、第1実施形態と同様に、例えば図12に示すコンピュータ110で実現することができる。
なお、買い物支援プログラム270及び管理プログラム290の各々により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、第2実施形態に係る買い物支援システム200の作用について説明する。
第1実施形態に係る買い物支援システム100と同様に、買い物支援装置10において、買い物支援システム100で提供されるサービスを利用するためのアプリケーションが起動されると、買い物支援装置210が、図13及び図14に示す案内処理を実行する。また、被支援者がサポータによるサポートを要求すると、買い物支援装置10が、図15に示すサポート依頼処理を実行し、管理装置50が、図16に示すサポータ抽出処理を実行する。
第2実施形態では、サポート依頼処理のステップS42でブロードキャストするサポート依頼に、被支援者のユーザID及び被支援者が存在する店舗の店舗IDが含まれる。そして、このサポート依頼を受信したサポータ端末45には、例えば、図24に示すような通知画面が表示される。図24の例では、通知画面には、サポート依頼を受信したサポータ端末45の近くに、被支援者が存在する旨のメッセージ130、及び店舗マップ132が含まれる。さらに、通知画面には、サポータがサポートを行う場合に選択する選択ボタン138が含まれる。
また、サポータ抽出処理のステップS53で管理装置250から抽出されたサポータ端末45へ送信されるサポート依頼に、被支援者のユーザID及び被支援者が存在する店舗の店舗IDが含まれる。そして、このサポート依頼を受信したサポータ端末45には、例えば、図25に示すような通知画面が表示される。図25の例では、通知画面には、サポート依頼を受信したサポータ端末45の近くに、被支援者が存在する旨のメッセージ134、及び被支援者の情報136が含まれる。さらに、通知画面には、図24の例と同様に、選択ボタン138が含まれる。
選択ボタン138には、被支援者のユーザID及び店舗IDを対応付けておく。そして、選択ボタン138が選択された際に、被支援者のユーザID、店舗ID、及びサポータのユーザIDを含む応答信号が、サポータ端末45から管理装置250へ送信される。
管理装置250が、買い物支援装置210から送信されたサポート要求情報、又はサポータ端末45から送信された応答信号を受信すると、管理装置250において、図26に示す記憶制御処理が実行される。
ステップS91で、記憶制御部252が、受信した情報は買い物支援装置210から送信されたサポート要求情報か、サポータ端末45から送信された応答信号かを判定する。サポート要求情報の場合には、処理はステップS92へ移行し、応答信号の場合には、処理はステップS93へ移行する。
ステップS92では、記憶制御部252が、受信したサポート要求情報をサポートDB59に記憶して、サポート要求情報管理処理は終了する。
一方、ステップS93では、記憶制御部252が、サポートDB59から、受信した応答信号と被支援者のユーザID及び店舗IDが同一のサポート要求情報を検索する。そして、記憶制御部252は、検索したサポート要求情報に対応する「ユーザID(サポータ)」欄に、受信した応答信号に含まれるサポータのユーザIDを記憶する。そして、サポート要求情報管理処理は終了する。
次に、図27を参照して、第2実施形態における更新処理について説明する。第2実施形態における更新処理は、買い物支援装置210から送信されたサポータ一覧の要求を受け付けた際に実行される。ここでは、サポータ一覧の要求に、サポータ一覧を要求する被支援者のユーザID、及び対象期間の指定(例えば、本日分)が含まれ、店舗40の指定は含まれないものとする。
ステップS101で、特定部253が、サポート依頼に含まれる被支援者のユーザIDに対応するサポート要求情報を、サポートDB59から抽出する。さらに、特定部253は、抽出したサポート要求情報を、サポート要求日時が指定された対象期間に含まれるサポート要求情報に絞り込む。
次に、ステップS102で、特定部253が、絞り込んだサポート要求情報に対応付けられたサポータのユーザIDを取得する。
次に、ステップS103で、特定部253が、ユーザDB57のサポータテーブル57Bから、取得したサポータのユーザIDに対応するサポータの情報を取得し、サポータ一覧を生成して、サポータ一覧を要求した買い物支援装置210へ送信する。サポータ一覧を受信した買い物支援装置210には、例えば、図28に示すようなサポータ一覧画面が表示される。
図28の例では、サポータ一覧画面には、被支援者がサポート要求を行った店舗40毎に、そのサポート要求に対してサポータ端末45を介して応答信号を送信したサポータの氏名等の情報140が表示されている。また、サポータ一覧画面には、各サポータの情報140に対応付けて、そのサポータにサンキュポイントを付与する際に選択されるボタン142が表示されている。このボタン142が選択されると、選択されたサポータのユーザIDを含む選択情報が、買い物支援装置210から管理装置250へ送信される。
なお、ここでは、サポート一覧を図28に示すように画面表示する場合について説明したが、同様の内容を音声出力し、被支援者から音声入力により選択情報を受け付けるようにしてもよい。
次に、ステップS104で、特定部253が、買い物支援装置210から送信された選択情報を受信する。次に、ステップS105で、特定部253が、受信した選択情報に含まれるサポータのユーザIDを更新部54へ受け渡す。更新部54は、ユーザDB57のサポータテーブル57Bにおいて、特定部253から受け渡されたサポータのユーザIDに対応付けて記憶された「サンキュポイント」に所定ポイントを加算して更新する。そして、更新処理は終了する。
以上説明したように、第2実施形態に係る買い物支援システム200によれば、被支援者によるサポート要求に応じる意思表示を示したサポータの一覧を被支援者に提示し、被支援者により選択されたサポータにポイントを付与する。これにより、買い物支援装置及びサポータ端末の各々と管理装置との間での簡単な情報のやり取りのみで、サポータの行動を個別に監視、解析等を行うことなく、サポータに付与されるポイント(管理情報)を更新することができる。
なお、第2実施形態では、被支援者からのサポート要求に対して応じる意思表示(応答信号の送信)をしたサポータをサポータ一覧に含める場合について説明したが、これに限定されない。第1実施形態と同様に、被支援者がサポートを要求した時間帯に同じ店舗に滞在していたサポータをサポータ一覧に含めてもよい。また、被支援者がサポートを要求した店舗の店員をサポータ一覧に含めてもよい。
また、上記各実施形態では、サポータにサンキュポイントを付与する場合について説明したが、被支援者に対するサポートが行われた店舗に対してポイントを付与するようにしてもよい。例えば、サポートを要求した被支援者がサポートを受けた場合、店舗を指定して、サポートを受けた旨を管理装置に報告する。そして、管理装置は、店舗DBで店舗毎のサンキュポイントを管理し、買い物支援装置からの報告に応じて、サンキュポイントを更新すればよい。店舗に付与されたサンキュポイントは、例えば、本サービスに対応する店舗の情報を公開するページ等において、その店舗の評価として表示することができる。なお、ポイントの付与対象は店舗であるが、被支援者に対するサポートを行うサポータは、店員であっても一般サポータであってもよい。一般サポータによるサポートに応じて店舗へサンキュポイントが付与されることにより、その店舗ではサポータが現れ易いことなどを表すことができる。
なお、上記各実施形態では、買い物支援装置を介して買い物予定情報の登録、サポータ一覧の要求及び表示等を行う場合について説明したが、これに限定されない。例えば、買い物支援システムにより提供されるサービスを利用するためのアプリケーションを、同一のアカウント(ユーザID)で複数の情報処理装置の各々から利用可能としておく。そして、買い物支援装置とは異なる情報処理装置、例えば、被支援者の自宅のパーソナルコンピュータなどから、本サービスが提供するアプリケーションを起動して、買い物予定情報を登録したり、サポータ一覧の要求及び表示を行ったりしてもよい。
また、上記各実施形態では、コーナーの案内などのメッセージを、ウェアラブルデバイスのスピーカから音声出力する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、ウェアラブルデバイスに設けた表示部や、制御部が動作するスマートフォン等の情報処理装置の表示部にメッセージ等を表示するようにしてもよい。また、ウェアラブルデバイスを振動させたり、表示ランプを点灯させたりすることにより、購入予定品が属するコーナーに到着したことを通知するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、買い物リストに記憶された購入予定品が属するコーナーに被支援者が到着した場合に、そのコーナーで購入予定品がある旨のメッセージを出力する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、コーナービーコンから発信される発信情報に、そのコーナーのコーナー名等の情報を含めておく。そして、ウェアラブルデバイスの通信部がコーナービーコンからの発信情報を受信する都度、買い物リストとの照合を行うことなく、例えば、「ここは、乳製品コーナーです。」等のメッセージを出力するようにしてもよい。例えば、視覚障害者である被支援者が行き慣れた店舗で買い物をする場合など、被支援者が店舗内のコーナーの配置を把握している場合がある。このような場合には、被支援者が現在どのコーナーにいるかを出力することで、被支援者が目的のコーナーへ移動するための支援となる。なお、上記のようにコーナー名を出力する場合に限らず、例えば、乳製品コーナーでは牛の鳴き声を出力するなど、コーナーを特定可能な情報を出力すればよい。
また、上記各実施形態では、被支援者が操作ボタンを押下してサポータによるサポートを要求した際に、サポータ端末にその旨が通知される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、被支援者が店舗に入店した際に、上述のブロードキャスト方式又は抽出方式により、サポータ端末に被支援者が店舗に入店した旨を通知するようにしてもよい。また、例えば、ウェアラブルデバイスに加速度センサや圧力センサ等を設けておき、これらのセンサにより、ウェアラブルデバイスを装着した被支援者が転倒したことなどを検知した際に、サポータ端末にその旨が通知されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、買い物支援装置から、サポータによるサポート依頼を受信した管理装置の抽出部は、被支援者の位置に近い位置に存在するサポータを抽出する場合について説明したが、これに限定されない。抽出部は、サンキュポイントが高いサポータから順に抽出したり、被支援者と同性のサポータを抽出したり、該当の店舗の店員を一般サポータより優先的に抽出したりしてもよい。また、アプリケーション上でユーザ間のつながりの登録を可能としておき、被支援者とつながりのあるサポータを抽出するようにしてもよい。どのようなサポータを抽出するかは、被支援者により事前に登録可能とする。
また、上記各実施形態では、被支援者が携帯する買い物支援装置の制御部で各処理を実行する場合について説明したが、これに限定されない。ウェアラブルデバイスで検出された位置情報や、操作信号等を管理装置へ送信し、管理装置において各処理を実行し、処理結果をウェアラブルデバイスに返すようにしてもよい。例えば、買い物支援装置は、登録された買い物リスト、及びビーコンから受信した発信情報を管理装置へ送信する。そして、管理装置が、被支援者が買い物リストに記憶された購入予定品が属するコーナーに到着したか否かを判定し、到着している場合には、そのコーナー及び購入予定品の情報を買い物支援装置へ送信するようにすることができる。
また、上記各実施形態では、買い物支援装置を、ウェアラブルデバイスと制御部とを含む構成としたが、例えば、本実施形態のウェアラブルデバイス及び制御部の機能を、スマートフォン1台で実現するようにしてもよい。
また、上記では、買い物支援プログラム70、270、管理プログラム90、290、及びサポータ端末プログラム120が記憶部63、83、113に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、
第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定し、
特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理情報更新プログラム。
(付記2)
特定の店舗において第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末を特定し、
特定した前記第2の情報処理端末の情報を前記第1の情報処理端末に通知し、
通知した前記第2の情報処理端末のうち、前記第1の情報処理端末において選択された第2の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理情報更新プログラム。
(付記3)
前記第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号を受信した情報処理端末であって、前記所定の要求信号に応じることを示す応答信号が入力された情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
ことを特徴とする付記2に記載の管理情報更新プログラム。
(付記4)
情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の前記特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、
前記記憶部の記憶内容を参照して、前記第1の情報処理端末から前記所定の要求信号が送信された時間帯に前記特定の店舗に滞在していた情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
ことを特徴とする付記2に記載の管理情報更新プログラム。
(付記5)
前記管理する情報は、前記特定の店舗で販売される商品の決済に使用可能な情報である、ことを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか1項に記載の管理情報更新プログラム。
(付記6)
特定の店舗において情報処理端末から送信された所定の要求信号に応じる行動があったことを示す報告情報を該情報処理端末から受信し、
前記報告情報に対応する前記特定の店舗について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理情報更新プログラム。
(付記7)
前記管理する情報は、店舗の評価を示す情報である、ことを特徴とする、付記6に記載の管理情報更新プログラム。
(付記8)
情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させる記憶制御部と、
第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定する特定部と、
特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する更新部と、
を含むことを特徴とする管理情報更新装置。
(付記9)
特定の店舗において第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末を特定する特定部と、
特定した前記第2の情報処理端末の情報を前記第1の情報処理端末に通知する通知部と、
通知した前記第2の情報処理端末のうち、前記第1の情報処理端末において選択された第2の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する更新部と、
を含むことを特徴とする管理情報更新装置。
(付記10)
前記特定部は、前記第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号を受信した情報処理端末であって、前記所定の要求信号に応じることを示す応答信号が入力された情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
ことを特徴とする付記9に記載の管理情報更新装置。
(付記11)
情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の前記特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させる記憶制御部を含み、
前記特定部は、前記記憶部の記憶内容を参照して、前記第1の情報処理端末から前記所定の要求信号が送信された時間帯に前記特定の店舗に滞在していた情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
ことを特徴とする付記9に記載の管理情報更新装置。
(付記12)
前記管理する情報は、前記特定の店舗で販売される商品の決済に使用可能な情報である、ことを特徴とする、付記8〜付記11のいずれか1項に記載の管理情報更新装置。
(付記13)
特定の店舗において情報処理端末から送信された所定の要求信号に応じる行動があったことを示す報告情報を該情報処理端末から受信する受信部と、
前記報告情報に対応する前記特定の店舗について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する更新部と、
を含むことを特徴とする管理情報更新装置。
(付記14)
前記管理する情報は、店舗の評価を示す情報である、ことを特徴とする、付記13に記載の管理情報更新装置。
(付記15)
情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、
第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定し、
特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理情報更新方法。
(付記16)
特定の店舗において第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末を特定し、
特定した前記第2の情報処理端末の情報を前記第1の情報処理端末に通知し、
通知した前記第2の情報処理端末のうち、前記第1の情報処理端末において選択された第2の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理情報更新方法。
(付記17)
前記第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号を受信した情報処理端末であって、前記所定の要求信号に応じることを示す応答信号が入力された情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
ことを特徴とする付記16に記載の管理情報更新方法。
(付記18)
情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の前記特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、
前記記憶部の記憶内容を参照して、前記第1の情報処理端末から前記所定の要求信号が送信された時間帯に前記特定の店舗に滞在していた情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
ことを特徴とする付記16に記載の管理情報更新方法。
(付記19)
前記管理する情報は、前記特定の店舗で販売される商品の決済に使用可能な情報である、ことを特徴とする、付記15〜付記18のいずれか1項に記載の管理情報更新方法。
(付記20)
特定の店舗において情報処理端末から送信された所定の要求信号に応じる行動があったことを示す報告情報を該情報処理端末から受信し、
前記報告情報に対応する前記特定の店舗について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理情報更新方法。
10、210 買い物支援装置
20 ウェアラブルデバイス
21 通信部
22 GPS受信部
23 スピーカ
24 操作ボタン
25 表示ランプ
30、230 制御部
31 受付部
32 検出部
33 出力部
35、235 依頼部
36 買い物リスト
40 店舗
42 ビーコン
45 サポータ端末
46 受信部
47 検出部
50、250 管理装置
51、251 抽出部
52 記憶制御部
53、253 特定部
54 更新部
56 店舗データベース
57 ユーザデータベース
57A 被支援者テーブル
57B サポータテーブル
58 入退店データベース
58A サポート要求履歴テーブル
58B サポータ入退店履歴テーブル
59 サポートデータベース
60、80、110 コンピュータ
61、81、111 CPU
62、82、112 メモリ
63、83、113 記憶部
69、89,119 記憶媒体
70、270 買い物支援プログラム
90、290 管理プログラム
120 サポート端末プログラム
100、200 買い物支援システム

Claims (13)

  1. 情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、
    第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定し、
    特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理情報更新プログラム。
  2. 特定の店舗において第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末を特定し、
    特定した前記第2の情報処理端末の情報を前記第1の情報処理端末に通知し、
    通知した前記第2の情報処理端末のうち、前記第1の情報処理端末において選択された第2の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理情報更新プログラム。
  3. 前記第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号を受信した情報処理端末であって、前記所定の要求信号に応じることを示す応答信号が入力された情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理情報更新プログラム。
  4. 情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の前記特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、
    前記記憶部の記憶内容を参照して、前記第1の情報処理端末から前記所定の要求信号が送信された時間帯に前記特定の店舗に滞在していた情報処理端末を、前記所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末として特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理情報更新プログラム。
  5. 前記管理する情報は、前記特定の店舗で販売される商品の決済に使用可能な情報である、ことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の管理情報更新プログラム。
  6. 特定の店舗において情報処理端末から送信された所定の要求信号に応じる行動があったことを示す報告情報を該情報処理端末から受信し、
    前記報告情報に対応する前記特定の店舗について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理情報更新プログラム。
  7. 前記管理する情報は、店舗の評価を示す情報である、ことを特徴とする、請求項6に記載の管理情報更新プログラム。
  8. 情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定する特定部と、
    特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する更新部と、
    を含むことを特徴とする管理情報更新装置。
  9. 特定の店舗において第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末を特定する特定部と、
    特定した前記第2の情報処理端末の情報を前記第1の情報処理端末に通知する通知部と、
    通知した前記第2の情報処理端末のうち、前記第1の情報処理端末において選択された第2の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する更新部と、
    を含むことを特徴とする管理情報更新装置。
  10. 特定の店舗において情報処理端末から送信された所定の要求信号に応じる行動があったことを示す報告情報を該情報処理端末から受信する受信部と、
    前記報告情報に対応する前記特定の店舗について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する更新部と、
    を含むことを特徴とする管理情報更新装置。
  11. 情報処理端末から取得した該情報処理端末の位置に関する情報に基づいて、前記情報処理端末の特定の店舗への入退出の履歴を記憶部に記憶させ、
    第1の情報処理端末からの所定の要求信号の受信に応じて、前記記憶部の記憶内容を参照して、該第1の情報処理端末が前記特定の店舗に滞在していた最新の期間の少なくとも一部の期間に前記特定の店舗に滞在していた他の情報処理端末を特定し、
    特定した前記他の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理情報更新方法。
  12. 特定の店舗において第1の情報処理端末から送信された所定の要求信号に関連する第2の情報処理端末を特定し、
    特定した前記第2の情報処理端末の情報を前記第1の情報処理端末に通知し、
    通知した前記第2の情報処理端末のうち、前記第1の情報処理端末において選択された第2の情報処理端末について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理情報更新方法。
  13. 特定の店舗において情報処理端末から送信された所定の要求信号に応じる行動があったことを示す報告情報を該情報処理端末から受信し、
    前記報告情報に対応する前記特定の店舗について管理する情報を前記所定の要求信号に応じて更新する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする管理情報更新方法。
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