JP7034370B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、電子制御装置に関する。
車両に搭載される車両制御装置のような電子制御装置では、電子制御装置内の集積回路の高性能化などに伴い、発熱量が増大している。このため、発熱量の増大に対応した放熱性の向上が課題となっている。この課題に対して、例えば、自然空冷から、ファンなどの送風機を用いた強制空冷への転換が図られている。
特許文献1には、集積回路を実装したプリント基板を内蔵した筐体装置に、冷却用のファンを取り付けた技術が開示されている。
特開2005-85908号公報
電子制御装置に対して送風機を設けた場合、送風機を制御するために、集積回路を備えた基板と送風機とを配線を介して互いに電気的に接続する必要がある。この場合、送風機による風によってゴミなどの異物が、配線を敷設する配線路を介して基板に混入する恐れがある。
特許文献1に記載の技術では、プリント基板への異物の混入ついては考慮されていない。
本開示の目的は、基板への異物の混入を抑制することが可能な電子制御装置を提供することである。
本開示の一実施態様に従う電子制御装置は、発熱部品を備えた基板と、前記基板を収容する筐体と、前記筐体に設けられ、前記基板を支持する支持部材と、前記支持部材における前記基板を支持する面とは反対側の面に設けられたフィンと、前記フィンの延伸方向とは交差する方向に設けられ、前記フィンに対して送風する送風機と、前記基板と前記送風機との間に設けられ、前記支持部材から前記基板側に延びる壁部と、前記壁部の天端に設けられた溝と、前記溝に敷設され、前記送風機と前記基板とを電気的に接続する配線と、前記筐体を覆い、前記溝にはめ込まれた突起部を有するカバーと、を有する。
本開示によれば、基板への異物の混入を抑制することが可能になる。
本開示の実施例に係る電子制御装置の外観を模式的に示す斜視図である。 図1のAA線よりも後方部分を示す部分斜視図である。 図1のAA線に沿った断面図である。 図2の領域Bを拡大した拡大斜視図である。 図4のCC線に沿った断面図である。 図4のCC線に沿った断面斜視図である。 出口付近の拡大図である。 入口付近の拡大図である。
以下、本開示の実施例について図面を参照して説明する。以下では、互いに直交する3方向をX方向、Y方向およびZ方向とし、上下方向をZ方向としている。
図1は、本開示の実施例に係る電子制御装置の外観を模式的に示す斜視図である。図1に示す電子制御装置としては、車両(図示せず)に搭載され、車両の各部を制御する車両制御装置を想定しているが、別の用途に使用されてもよい。
図1に示す電子制御装置100は、筐体1と、筐体1を覆うカバー2とを有する。筐体1は、例えば、ADC12のようなアルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料で形成される。また、筐体1は、鉄などの板金または樹脂材料等の非金属材料で形成されてもよい。
カバー2は、筐体1の上面の少なくとも一部を覆う。カバー2は、例えば、鉄などの板金または樹脂材料等の非金属材料で形成される。
また、筐体1は、放熱フィン3と、放熱フィン3を支持する支持部材4とを有する。支持部材4は、XY平面と略平行に設けられる。放熱フィン3は、筐体1内の熱を放熱するためのフィンであり、支持部材4の下面から略Z方向下向きに延びている。放熱フィン3は、複数あり、略X方向に沿って並設されている。放熱フィン3および支持部材4は、例えば、ADC12のようなアルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料で形成される。放熱フィン3および支持部材4は、ダイキャスト等の鋳造法を用いて筐体1と一体成型されてもよいし、筐体1とは別に成型されてもよい。
また、筐体1には、筐体1に収容されたコネクタ11を露出する露出部5が形成されている。露出部5の位置は、特に限定されないが、図の例では、露出部5は、筐体1の前面に形成されている。露出部5は、孔または切欠きである。コネクタ11は、外部装置(図示せず)と接続し、電子制御装置100は、コネクタ11を介して、外部装置との間で電力や種々の信号の送受信を行うことができる。
図2は、図1のAA線よりも後方部分を示す部分斜視図であり、図3は、図1のAA線で切った断面を前方から見た断面図である。図2では、カバー2を取り外した状態の電子制御装置100が示されている。
図2および図3に示すように電子制御装置100は、ファンホルダ6と、制御基板7とを有する。ファンホルダ6および制御基板7は、筐体1に収容される。
ファンホルダ6は、空冷ファン8を支持する。空冷ファン8は、制御基板7を冷却するための風を発生させる送風機である。ファンホルダ6およびそれに支持された空冷ファン8は、放熱フィン3の側面側に設けられる。図の例では、ファンホルダ6は、筐体1の後部に設けられ、放熱フィン3は、ファンホルダ6よりも筐体1の前面側に設けられる。空冷ファン8としては、例えば、軸流ファンまたは遠心ファンなどを用いることができる。
また、空冷ファン8の代わりに、ファンを使用しない送風機が用いられてもよい。
ファンホルダ6が支持する空冷ファン8は、1つでもよいし、複数でもよい。図の例では、ファンホルダ6は、3つの空冷ファン8を支持している。3つの空冷ファン8は、略X方向に並設されている。
制御基板7は、1つまたは複数の発熱部品41(図5参照)を備える基板である。発熱部品は、熱が生じる部品であり、例えば、集積回路などの半導体素子である。また、制御基板7は、コンデンサのような受動素子などの種々の電子部品(不図示)、および、電子部品をコネクタ11と接続する接続配線パターン(不図示)などを備える。制御基板7は、例えば、エポキシ樹脂等の有機材料で形成される。制御基板7は、単層基板でもよいし、多層基板でもよい。
放熱フィン3を支持する支持部材4は、制御基板7を支持する部材としても機能している。制御基板7は、放熱フィン3を支持する支持部材4の上面に、支持部材4を挟んで放熱フィン3の上方に位置するように設けられる。制御基板7には、ファンホルダ6に支持された空冷ファン8と配線20を介して電気的に接続するための接続部であるコネクタ12が設けられている。コネクタ12は、図の例では、制御基板7の上面に設けられている。
また、支持部材4には、制御基板7と空冷ファン8(ファンホルダ6)との間に設けられ、支持部材4の上面から制御基板7側に延びる壁部21が設けられている。壁部21の天端(上部)には、配線20を敷設するための溝である配線通路22が形成され、壁部21の側面には、配線通路22と連通する連通口23および24が形成されている。連通口23および24は、本実施例では、切欠きであるが、孔でもよい。
連通口23は、壁部21の制御基板7側の壁面と配線通路22とを連通する第1の連通口であり、連通口24は、壁部21の空冷ファン8側の壁面と配線通路22とを連通する第2の連通口である。本実施例では、配線20は空冷ファン8に予め接続されており、空冷ファン8から連通口24、配線通路22、連通口23を介してコネクタ12まで敷設される。このため、連通口24を入口24、連通口23を出口23と呼ぶこともある。図では、配線20が敷設された状態が示されているが、出口23からコネクタ12までの配線20は便宜上省略している。また、配線20は空冷ファン8に予め接続されていなくてもよい。
本実施例のように空冷ファン8が複数設けられる場合、コネクタ12および出口23は、空冷ファン8ごとに設けられてもよい。この場合、各出口23は、対応する空冷ファン8と接続された配線20が敷設され、各コネクタ12は、対応する空冷ファン8の配線20と接続する。なお、配線20は、空冷ファン8ごとに複数設けられてもよい。本実施例では、配線20は、空冷ファン8ごとに4本、合計で12本敷設されている。入口24は、複数の空冷ファン8に対して共用されてもよい。
コネクタ12および出口23は、空冷ファン8と同様に略X方向に沿って並設されることが望ましい。また、空冷ファン8を設ける間隔であるファンピッチP1と、コネクタ12を設ける間隔であるコネクタピッチP2と、出口23を設ける間隔である出口ピッチP3とは、互いに略等しいことが望ましい。
図4は、図2の領域Bを拡大した拡大斜視図であり、図5は、図4のCC線に沿った縦断面図であり、図6は、図4のCC線に沿った断面斜視図である。
図4~図6に示されたように、制御基板7の下面に発熱部品41が形成される。また、制御基板7の下面には、発熱部品41と接続された熱伝導材(不図示)が形成され、発熱部品41は、その熱伝導材を介して支持部材4と接続されている。放熱フィン3は、制御基板7の下方に設けられる。より具体的には、放熱フィン3は、支持部材4の下面における制御基板7の下方に位置する箇所から下方に向かって延びている。
発熱部品41で発生した熱は、熱伝導材を介して支持部材4に伝わり、支持部材4の下面に形成された放熱フィン3によって大気中に放熱される。また、空冷ファン8は、回転することにより、筐体1の背面に設けられた空気取入口(図示せず)から空気を取り込んで放熱フィン3に対して送風する。空冷ファン8からの風は、図5および図6の矢印で示した送風方向Fに流れ、互いに隣接する放熱フィン3の間を通り、発熱部品41で発生した熱と共に筐体1の前面から排気される。このとき、カバー2は、空冷ファン8からの風が筐体1の上面から漏れることを抑制する機能を果たす。送風方向Fは、本実施例では、Y方向と略平行である。
発熱部品41は、制御基板7の上面に設けられてもよい。この場合、発熱部品41で発生した熱を制御基板7の下面に伝達する熱伝導構造を制御基板7に設けることが望ましい。熱伝導構造としては、例えば、配線パターン、サーマルビアおよびスルーホールなどが挙げられる。
壁部21は、支持部材4における制御基板7よりも空冷ファン8側に設けられ、支持部材4から制御基板7側に延びる。図の例では、支持部材4における空冷ファン8側の端辺近傍に設けられている。壁部21は、支持部材4と一体成型されてもよいし、支持部材4とは別に成型されてもよい。壁部21の壁面31は、Z方向と略平行でもよいし、Z方向に対して傾斜していてもよい。壁部21の空冷ファン8側の壁面31は、図5に示されたように、下方に向かうほど制御基板7に近づく方向に傾斜していることが望ましい。この場合、空冷ファン8からの風を効率よく放熱フィン3に導くことが可能になる。
壁部21の天端に形成された配線通路22は、空冷ファン8から放熱フィン3に向かう方向、つまり空冷ファン8の送風方向Fとは略直交する略X方向に沿って形成される。配線通路22の内壁面32の少なくとも一方は、配線通路22の底面に近づくほど配線通路の幅Wが狭くなる方向に傾斜していてもよい。図の例では、配線通路22の空冷ファン8側の内壁面32が傾斜している。
配線通路22の入口24から入口24に最も近い出口23までの長さLは、配線通路22の幅Wの最大値よりも十分に長いことが望ましい。例えば、配線通路22の幅Wの最大値よりも5倍以上長い。
カバー2における配線通路22と対向する位置には、配線通路22に向かって凸形状となる突起部42が形成されている。突起部42は、配線通路22にはめ込まれている。このとき、突起部42は、配線通路22に敷設された配線20を押圧してもよい。配線20は、樹脂などの弾性材料で被覆され、突起部42による押圧によって配線20の被覆が変形してもよい。突起部42は、配線通路22に沿って形成されてもよい。
出口23の配線通路22と接する角部43と、入口24の配線通路22と接する角部44とは、配線20の太さ以上の曲率半径を有する凸形状の曲面で形成されてもよい。配線20の太さは、具体的には、1本の配線の直径である。出口23および入口24は、配線通路22が延びる略X方向に対して略直交する略Y方向に沿って形成される。
図7は、出口23付近の拡大図である。図7に示すように出口23は、壁部21に設けられた切欠きである。カバー2が設けられた状態における、突起部42と配線通路22の出口23で構成される開口51の面積は、出口23に敷設された4本の配線20の外接断面積の総和と略等しいことが望ましい。
図8は、入口24付近の拡大図である。図8に示すように入口24は、壁部21に設けられた切欠きである。カバー2が設けられた状態における、突起部42と配線通路22の入口24で構成される開口52の面積は、入口24に敷設された12本の配線20の外接断面積の総和と略等しいことが望ましい。
以上説明したように、本開示は以下の事項を含む。
本開示の一態様に係る電子制御装置(100)は、発熱部品(41)を備えた基板(7)と、基板を収容する筐体(1)と、筐体(1)内に設けられ、基板を支持する支持部材
(4)と、支持部材における基板を支持する面とは反対側の面に設けられたフィン(3)と、フィンの側面側に設けられ、フィンに対して送風する送風機(8)と、基板と送風機との間に設けられ、支持部材から基板側に延びる壁部(21)と、壁部の天端に設けられた溝(22)と、溝に敷設され、送風機と基板とを電気的に接続する配線(20)と、筐体(1)を覆い、溝にはめ込まれた突起部(42)を有するカバー(2)と、を有する。
この場合、送風機と基板とを電気的に接続する配線を敷設した溝にカバーの突起部がはめ込まれる。したがって、溝に形成される隙間を配線と突起部とによって小さくすることが可能になるため、送風機からの風によってゴミなどの異物が溝を介して基板に混入することを抑制することが可能になる。また、シール部材および弾性部材などによる補助部品を用いなくても異物の混入を抑制することが可能になるため、コストや部品点数の増加を抑制することが可能になる。
また、突起部は、配線を押圧した状態で溝にはめ込まれている。このため、配線と突起部との間に形成される隙間を小さくすることが可能になるため、異物の基板への混入をより確実に抑制することが可能になる。
また、突起部は、溝に沿って形成される。このため、隙間が小さくなる領域を長くすることが可能になるため、異物の基板への混入をより確実に抑制することが可能になる。
また、溝は、送風機からフィンへ向かう方向に対して略直交した方向に延びる。このため、送風機からの風が溝に流入することを抑制することが可能になるため、異物の基板への混入をより確実に抑制することが可能になる。
また、溝の内壁面(32)の少なくとも一方は、溝の底面に近づくほど溝の幅(W)が狭くなる方向に傾斜している。このため、溝に配線を敷設しやすくすることが可能になる。
また、壁部は、基板側の側面と溝とを連通し、配線が敷設された第1の連通口(23)を有し、第1の連通口は、溝が延びる方向とは略直交した方向に延びる。このため、第1の連通口と溝とが接する部分における流路抵抗を高くすることが可能になるため、異物が基板へ混入することをより確実に抑制することが可能になる。
また、第1の連通口の溝と接する角部(43)は、配線の直径以上の曲率半径を有する凸形状の曲面で形成される。このため、配線を角部に沿って敷設することが可能になるため、配線に係る負荷を軽減することが可能になる。
また、第1の連通口は、切欠きで形成され、突起部が溝にはめ込まれた状態における、第1の連通口の溝側の開口の面積は、第1の連通口に敷設された配線の外接断面積と略等しい。このため、第1の連通口から風が溝に流入することを抑制することが可能になるため、異物の基板への混入をより確実に抑制することが可能になる。
また、送風機は、複数あり、第1の連通口は、送風機ごとに設けられ、基板は、送風機ごとに、当該送風機と配線を介して電気的に接続する接続部(12)を有し、送風機、第1の連通口および接続部は、略同一の方向に沿って略同じ間隔で配置される。このため、各送風機と接続する各配線を同じ長さに揃えることが可能になる。したがって、予め配線を接続した一種類の送風機を用いて、複数の送風機を備える電子制御装置を組み立てることが可能になるため、組み立て時の作業不良の低減と作業効率の向上とを図ることが可能になる。
また、壁部は、送風機側の側面と溝とを連通し、配線が敷設された第2の連通口(24)を有し、第2の連通口は、溝が延びる方向とは略直交した方向に延びる。このため、第2の連通口と溝とが接する部分における流路抵抗を高くすることが可能になるため、異物が基板へ混入することをより確実に抑制することが可能になる。
また、第2の連通口の溝と接する角部(44)は、配線の直径以上の曲率半径を有する凸形状の曲面で形成される。このため、配線を角部に沿って敷設することが可能になるため、配線に係る負荷を軽減することが可能になる。
また、第2の連通口は、切欠きで形成され、突起部が溝にはめ込まれた状態における、第2の連通口の溝側の開口の面積は、第2の連通口に敷設された配線の断面積と外接略等しい。このため、第2の連通口から風が溝に流入することを抑制することが可能になるため、異物の基板への混入をより確実に抑制することが可能になる。
上述した本開示の実施形態は、本開示の説明のための例示であり、本開示の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本開示の範囲を逸脱することなしに、他の様々な態様で本開示を実施することができる。
1:筐体、2:カバー、3:放熱フィン、4:支持部材、5:露出部、6:ファンホルダ、7:制御基板、8:空冷ファン、11~12:コネクタ、20:配線、21:壁部、22:配線通路、23:連通口(出口)、24:連通口(入口)、31:壁面、32:内壁面、41:発熱部品、42:突起部、43~44:角部、51~52:開口、100:電子制御装置

Claims (12)

  1. 発熱部品を備えた基板と、
    前記基板を収容する筐体と、
    前記基板を支持する支持部材と、
    前記支持部材における前記基板を支持する面とは反対側の面に設けられたフィンと、
    前記フィンの側面側に設けられ、前記フィンに対して送風する送風機と、
    前記基板と前記送風機との間に設けられ、前記支持部材から前記基板側に延びる壁部と、
    前記壁部の天端に設けられた溝と、
    前記溝に敷設され、前記送風機と前記基板とを電気的に接続する配線と、
    前記筐体を覆い、前記溝にはめ込まれた突起部を備えたカバーと、を有する電子制御装置。
  2. 前記突起部は、前記配線を押圧した状態で前記溝にはめ込まれている、請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記突起部は、前記溝に沿って形成される、請求項1に記載の電子制御装置。
  4. 前記溝は、前記送風機から前記フィンへ向かう方向に対して略直交した方向に延びる、請求項1に記載の電子制御装置。
  5. 前記溝の内壁面の少なくとも一方は、当該溝の底面に近づくほど前記溝の幅が狭くなる方向に傾斜している、請求項1に記載の電子制御装置。
  6. 前記壁部は、前記基板側の側面と前記溝とを連通し、前記配線が敷設された第1の連通口を有し、
    前記第1の連通口は、前記溝が延びる方向とは略直交した方向に延びる、請求項1に記載の電子制御装置。
  7. 前記第1の連通口の前記溝と接する角部は、前記配線の直径以上の曲率半径を有する凸形状の曲面で形成される、請求項6に記載の電子制御装置。
  8. 前記第1の連通口は、切欠きで形成され、
    前記突起部が前記溝にはめ込まれた状態における、前記第1の連通口の前記溝側の開口の面積は、前記第1の連通口に敷設された配線の外接断面積と略等しい、請求項6に記載の電子制御装置。
  9. 前記送風機は、複数あり、
    前記第1の連通口は、前記送風機ごとに設けられ、
    前記基板は、前記送風機ごとに、当該送風機と前記配線を介して電気的に接続する接続部を有し、
    前記送風機、前記第1の連通口および前記接続部は、略同一の方向に沿って略同じ間隔で配置される、請求項6に記載の電子制御装置。
  10. 前記壁部は、前記送風機側の側面と前記溝とを連通し、前記配線が敷設された第2の連通口を有し、
    前記第2の連通口は、前記溝が延びる方向とは略直交した方向に延びる、請求項1に記載の電子制御装置。
  11. 前記第2の連通口の前記溝と接する角部は、前記配線の直径以上の曲率半径を有する凸形状の曲面で形成される、請求項10に記載の電子制御装置。
  12. 前記第2の連通口は、切欠きで形成され、
    前記突起部が前記溝にはめ込まれた状態における、前記第2の連通口の前記溝側の開口の面積は、前記第2の連通口に敷設された配線の外接断面積と略等しい、請求項10に記載の電子制御装置。

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