JP7033052B2 - 電源装置、および飛行体 - Google Patents

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Description

本発明は、飛行体用の電源装置、および、それを備えた飛行体に関する。
モータ等の電動の駆動源を備えた電気推進式の飛行体が提案されている。例えば、特許文献1には、バッテリの電力により駆動されるモータを有する電気推進式のヘリコプタが開示されている。特許文献2には、バッテリ又はガスタービンエンジンと発電機の電力により駆動されるモータを有する電気推進式のヘリコプタが開示されている。
米国特許第9248908号明細書 米国特許第8727271号明細書
発電部と該発電部の燃料を収容する燃料タンクとを有する電源装置を機体の外部に配置し、発電部の電力を用いて飛行する電気推進式の飛行体では、飛行用途(航続距離)に応じて、飛行時に消費される燃料の容量が決定される。そのため、飛行時に消費される燃料の容量より非常に大きな容積を有する燃料タンクを用いると、それだけ飛行体の重量が増加し、飛行体の燃費性能が低下しうる。
そこで、本発明は、飛行体の燃費性能を向上させる電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての電源装置は、飛行体の電力負荷に電力を供給する電源装置であって、発電手段と、前記発電手段の燃料を貯留する貯留部と前記発電手段を収容する収容部とを含むハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記飛行体の機体の外部に配置され、前記貯留部と前記収容部とは、前記飛行体の前後方向に沿って配列されるとともに、連結部によって分離可能に連結されており前記貯留部は、前記ハウジングの外周に沿って環状に形成された当接部を含み、前記収容部は、前記当接部が当接するように、ハウジングの外周に沿って環状に形成された被当接部を含み、前記連結部は、前記当接部と前記被当接部とを連結する、ことを特徴とする。
本発明によれば、飛行体の燃費性能を向上させる電源装置を提供することができる。
電源装置を備えた飛行体の模式図である。 電源装置の外観図である。 電源装置の断面図である。 図3の領域Rの拡大図である。 燃料タンクの後端部と収容部とを示した外観斜視図である。 燃料タンクを取り外した状態の収容部を前方側から見た模式図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内での構成の変更や変形も含む。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る電源装置1を備えた飛行体100の模式図である。図中、矢印X、Y、Zはそれぞれ、飛行体100の前後方向、幅方向(左右方向)、上下方向を示す。本実施形態の飛行体100は、モータ105、106を駆動源とした電気推進式の飛行体であり、特にヘリコプタである。
飛行体100は、キャビンを有する機体101と、機体101の上部に設けられたメインロータ102と、機体101の後部に設けられたテールロータ103と、スキッド104とを含む。モータ105は、メインロータ102を回転させる駆動源であり、モータ106は、テールロータ103を回転させる駆動源である。モータ105、106は、バッテリ107から電力が供給され、制御装置108によって駆動が制御される。また、バッテリ107には、電源装置1で発電された電力が不図示のケーブルを介して供給される。本実施形態では、電源装置1で発電された電力を機体101のバッテリ107に供給する構成としているが、バッテリを介さずに、電源装置1で発電された電力をモータ105、106に直接供給する構成としてもよい。
電源装置1は、機体101の外部に配置され、複数の連結機構3によって機体101に連結されている。本実施形態の場合、電源装置1は、Y方向において左右のスキッド104の間に配置され、機体101の底壁に吊り下げられて支持されている。このように電源装置1を機体101の外部に配置することで、電源装置1が機体101の内部空間を専有することを回避することができ、キャビンの拡大や他の構成部品のレイアウト性の向上、電源装置1のメンテナンス性の向上を図ることができる。
次に、電源装置1について、図2および図3を参照しながら説明する。図2は電源装置1の外観図を示し、図3は電源装置1の断面図を示している。電源装置1は、その外壁を形成する中空のハウジング2と、ハウジング2と機体101とを連結する複数の連結機構3とを備える。
ハウジング2は、X方向に長い外形(即ち、X方向に細長いポット型の外形)を有している。そのため、本実施形態で規定されるX方向は、換言すると、ハウジング2の長手方向と言うことができる。機体101の外部に配置されるハウジング2がこのような外形を有することにより、飛行体100の前進飛行中の空気抵抗を低減することができる。本実施形態のハウジング2は、その胴体部分が円柱形状を有しているため、横風の影響をより小さくすることができる。また、ハウジング2の先端部は、前側に向かって縮径するテーパ形状を有する。本実施形態では、ハウジング2の先端部が半球形状に構成されているが、三角錐形状であってもよい。このように先端部をテーパ形状に構成することにより、飛行体100の前進飛行中の空気抵抗をさらに低減することができる。
連結機構3は、飛行体100の前後方向に離間してハウジング2に複数設けられ、ハウジング2と機体101とを連結する。本実施形態のハウジング2は、後述する収容部21に1つ、燃料タンク22に1つの計2つの連結機構3を備え、機体101から離間して複数(2つ)の連結機構3によって連結されている。連結機構3は、電源装置1(ハウジング2)と機体101とを着脱自在に連結するものであり、その構造としては、ボルトとネジ穴による締結構造であってもよいし、フックと穴による係合構造であってもよい。電源装置1(ハウジング2)が機体101に対して着脱自在であることにより、電源装置1の交換の容易性や、メンテナンス性を向上させることができる。
[ハウジングの内部構造]
次に、ハウジング2の内部構造について説明する。本実施形態のハウジングは、発電ユニットを収容する収容部21と、発電ユニットの燃料を貯留する貯留部としての燃料タンク22とを含む。燃料タンク22に貯留される燃料としては、例えば、メタノールやガソリン等が用いられうる。収容部21および燃料タンク22は、飛行体100の前後方向(X方向)に沿って配列されるとともに、連結部23によって分離可能に接続されている。本実施形態では、燃料タンク22が飛行体100の前方側に、収容部21が飛行体100の後方側になるように配置される。また、収容部21は、燃料タンク22に対して、同じ太さ(断面径)又はそれよりも小さく設定(構成)されるとよい。このように収容部21および燃料タンク22を構成・配置することで、飛行体100の前進飛行中の空気抵抗を低減することができる。
収容部21に収容された発電ユニットについて、図3を参照しながら説明する。発電ユニットは、発電機4とガスタービンエンジン5とを備える。発電機4は、ガスタービンエンジン5の出力により発電する。本実施形態の場合、発電機4およびガスタービンエンジン5は共通の回転軸6上に設けられ、ガスタービンエンジン5が回転軸6を回転駆動することで、発電機4が発電することができる。このような構成により、発電機4およびガスタービンエンジン5をスペース的に無駄なく配置し、コンパクト化を図ることができる。
ガスタービンエンジン5は、インペラ51とデフューザ52とを含む圧縮機を備える。インペラ51は回転軸6に取り付けられており、空気取入口7から取り入れられた空気が、インペラ51の回転によりデフューザ52を介して圧縮されながら圧縮室53に送出される。圧縮室53内の圧縮空気は、燃焼室54の周壁に設けられた開口部54aやその他の開口部から燃焼室54内に取り込まれる。燃焼室54には、燃料噴射ノズル55が設けられており、燃料ポンプ8(供給部)により配管を介して燃料タンク22から取り込まれた燃料が、燃料噴射ノズル55により燃焼室54内に噴射(供給)される。始動時には、不図示の点火装置により燃焼室54内の混合気が点火され、その後、燃焼室54内で混合気の燃焼が継続的に発生する。
燃焼室54内で高温高圧となった燃焼ガスは、タービンノズル56から筒状の排気管57へ噴出され、回転軸6に取り付けられたタービン58を回転させるとともに、電源装置1の後部に設けられた排気口9から後方へ排出される。回転軸6には、インペラ51と、タービン58と、後述する発電機4のロータ41(永久磁石等)とが設けられており、タービン58の回転により、インペラ51およびロータ41を一体的に回転させることができる。なお、本実施形態の場合、ガスタービンエンジン5は、専ら発電機4の駆動を目的としたものであり、排気流を飛行体100の推進力に積極的に利用することは想定されていないが、補助的な推進力として利用する態様であってもよい。
発電機4は、回転軸6に取り付けられた永久磁石等のロータ41と、ロータ41の周囲に配設されたコイル等のステータ42とを含む。ガスタービンエンジン5により回転軸6が回転し、それに伴って、回転軸6に取り付けられたロータ41が回転することにより、ステータ42で発電することができる。また、ステータ42の周囲には、ステータ42を冷却するためのフィン43が、回転軸6の周方向に複数設けられている。複数のフィン43は、空気取入口7から取り入れられた空気が導風される空間に配置されており、当該空気が複数のフィン43間を通ることにより、複数のフィン43が冷却され、それに伴ってステータ42を冷却することができる。
制御ユニット10は、発電機4の発電を制御する回路、および、ガスタービンエンジン5の駆動を制御する回路を含む。制御ユニット10の起動時の電源として、バッテリ等の補助電源が設けられてもよく、補助電源は、ハウジング2内に設けられてもよいし、機体101内に設けられてもよい。発電機4で発電された電力は、不図示のケーブルを介して機体101の電力負荷(バッテリ107、またはモータ105、106)に供給される。ケーブルは、連結機構3の内部を通る構成であってもよい。また、電源装置1の制御ユニット10は、機体101の制御装置108と通信可能であってもよく、制御装置108の指令に応じて発電制御を行うように構成されてもよい。
上述したように電源装置1を機体101の外部に配置することにより、飛行体100の機体101の設計自由度を向上させることができる。例えば、機体101内のキャビンスペースをより広く確保し、乗員の快適性を向上させることができる。また、電源装置1の稼働による騒音や振動が、電源装置1を機体101内に設けた場合よりも低減され、静粛性を向上させることができる。また、電源装置1を機体101内に設けた場合よりも、電源装置1の内部にアクセスしやすく、そのメンテナンスも容易化し、設備負担を軽減することができる。機体101とは別に電源装置1の単独での開発が可能であり、量産前の各種認定試験や型式認定も容易になり、早期の量産化が可能になる。さらに、電源装置1は、飛行体100の前後方向に長い形状、即ち、正面投影面積が小さい低空気抵抗形状を有しているため、電源装置1を機体101の外部に配置した構成であっても、飛行体100の燃費性能を大きく低下させることはない。電源装置1のガスタービンエンジン5は、飛行体100の推進力発生を目的としていないため、連結機構3の剛性は低くてもよく、その構造は比較的簡素なもので足りる。
[燃料タンクと収容部との連結構造]
飛行体100では、飛行用途(航続距離)に応じて、飛行時に消費される燃料の容量が決定(規定)される。そのため、飛行時に消費される燃料の容量より非常に大きな容積を有する燃料タンク22を用いると、それだけ飛行体100の重量が増加し、燃費性能を大きく低下させてしまう。したがって、本実施形態の電源装置1では、発電ユニットを収容する収容部21と燃料タンク22とが、連結部23によって分離可能に連結されている。この構成により、例えば図2(a)~(c)に示すように、飛行体100の飛行用途(航続距離)に応じたサイズの燃料タンク22を収容部21に連結することができる。
図2(a)は長距離用の燃料タンク22aを用いた例、図2(b)は中距離用の燃料タンク22bを用いた例、図2(c)は短距離用の燃料タンク22cを用いた例をそれぞれ示す。長距離用の燃料タンク22a、中距離用の燃料タンク22b、短距離用の燃料タンク22cは、同じ太さ(断面径)であり、飛行体100の前後方向における長さを互いに異ならせることで燃料の収容容積を変更している。また、燃料タンク22には、サイズの異なる燃料タンク22が収容部21に連結されても複数の連結機構3の位置関係が変更しないような位置に、連結機構3が取り付けられている。本実施形態では、サイズの異なる燃料タンク22a~22cにおいて、連結機構3より先端側の長さが互いに異なるように構成される。
次に、収容部21と燃料タンク22とを連結するための連結部23の構成について、図4~図6を参照しながら説明する。図4は、図3の領域Rの拡大図である。図5は、連結部23の構成を説明するため、燃料タンク22の後端部と収容部21とを示した外観斜視図である。図6は、燃料タンク22を取り外した状態の収容部21を前方側から見た模式図である。
連結部23は、図4に示すように、収容部21に設けられた環状の被当接部23aと、燃料タンク22に設けられた環状の当接部23bとを、ネジ等によって固定することにより、収容部21と燃料タンク22とを連結する。本実施形態の場合、図5~図6に示すように、収容部21の被当接部23aには、周方向に沿って複数のネジ溝23cが形成されており、燃料タンク22の当接部23bには、収容部21における複数のネジ溝23cに対応する位置に複数の孔が形成されている。連結部23によって燃料タンク22を収容部21に連結するときには、燃料タンク22から引き出された配管8aを供給ポンプ8に挿入するとともに、燃料タンク22の当接部23bを収容部21の被当接部23aに当接させ、その状態で、収容部21の被当接部23aにおける複数のネジ溝23cの各々について、燃料タンク22の当接部23bの孔を介してネジ部材23dを螺合させる。これにより、被当接部23aに当接部23bを固定し、燃料タンク22を収容部21に連結することができる。収容部21に燃料タンク22が連結されて一体のハウジング2が構成された後、複数の連結機構3によって当該ハウジング2が機体101に連結される。
また、収容部21と燃料タンク22との間には防火板24が設けられる。防火板24は、前方から見て、ハウジング2の太さ(断面径)と同じ径を有する円形形状をしており、その周縁部には、収容部21の被当接部23aにおける複数のネジ溝23cに対応する位置に複数の孔が形成されている。防火板24は、収容部21に燃料タンク22を連結するときに、収容部21の被当接部23aと燃料タンク22の当接部23bとの間に配置され、ネジ部材23dにより共締めされることにより、収容部21および燃料タンク22に固定される。このように防火板24を設けることにより、ガスタービンエンジン5が出火した場合であっても、燃料タンク22側への火炎の伝搬を防止することができる。防火板24は、燃焼せず、熱による変形、溶融、亀裂、その他の損傷が生じない防火材料で構成されることが好ましい。
このように、本実施形態の電源装置1は、収容部21と燃料タンク22とが分離可能に連結される。これにより、飛行体100の飛行用途(航続距離)に応じたサイズの燃料タンク22を選択し、その燃料タンク22を収容部21に取り付けることができるため、余分な重量の増加を防止し、燃費性能の低下を低減することができる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、飛行体100としてヘリコプタを例示したが、このような回転式航空機以外にも、固定翼航空機や飛行船といった航空機の他、飛行型パーソナルモビリティ、宇宙船あるいはスペースシャトル等にも本発明を適用可能である。固定翼航空機としては、グライダに代表される滑空機や、プロペラ機に代表される飛行機を挙げることができる。電気推進式ではない飛行体にも本発明を適用可能である。
電源装置1の連結部位としては、機体101の底面の他、機体101の翼部上面、機体101の翼部底面を挙げることができる。電源装置1が供給する電力は、モータ等の駆動源を構成する電力負荷に供給される電力であってもよいし、駆動源以外の電力負荷に供給される電力であってもよいし、双方に供給される電力であってもよい。
電源装置1は、1つの飛行体に複数設けられてもよい。複数設ける場合、飛行体の幅方向に併設してもよいし、飛行体の前後方向に一列に配置してもよい。
上記実施形態では、ハウジング2が円筒形状の例を挙げたが、角筒形状等、他の筒形状であってもよい。また、ハウジング2が円筒形状の部分と角筒形状の部分とを含んでいてもよい。さらに、上記実施形態では、収容部21および燃料タンク22に連結機構3を1つずつ設ける構成例を挙げたが、収容部21および燃料タンク22に連結機構3を2以上ずつ設けた構成としてもよいし、燃料タンク22に連結機構3を設けずに、収容部21のみに連結機構3を設ける構成としてもよい。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は、少なくとも以下の電源装置を開示する。
1.上記実施形態の電源装置(例えば1)は、
飛行体(例えば100)の電力負荷(例えば105、106)に電力を供給する電源装置であって、
発電手段(例えば4、5)と、
前記発電手段の燃料を貯留する貯留部(例えば22)と前記発電手段を収容する収容部(例えば21)とを含むハウジング(例えば2)と、を備え、
前記ハウジングは、前記飛行体の機体(例えば101)の外部に配置され、
前記貯留部と前記収容部とは、前記飛行体の前後方向に沿って配置されるとともに、連結部(例えば23)によって分離可能に連結されている。
この構成によれば、飛行体の飛行用途(航続距離)に応じたサイズの燃料タンクを選択して収容部に取り付けることができるため、余分な重量の増加による燃費性能の低下を低減することができる。
2.上記実施形態の電源装置において、
前記貯留部は、前記ハウジングの外周に沿って環状に形成された当接部(例えば23b)を含み、
前記収容部は、前記当接部が当接するように、前記ハウジングの外周に沿って環状に形成された被当接部(例えば23a)を含み、
前記連結部は、前記当接部と前記被当接部とを連結する。
この構成によれば、貯留部と収容部とを容易に且つ強固に連結することが可能となる。
3.上記実施形態の電源装置において、
前記連結部は、前記当接部の孔を介して前記被当接部のネジ溝(例えば23c)に螺合することにより前記当接部と前記被当接部とを連結するネジ部材(例えば23d)を含む。
この構成によれば、連結部の構成を簡略化してコスト低減に有利になるとともに、貯留部と収容部とを容易に且つ強固に連結することが可能となる。
4.上記実施形態の電源装置において、
前記貯留部と前記収容部との間に防火板(例えば24)が配置されている。
この構成によれば、発電手段で出火した場合であっても、収容部側への火炎の伝搬を防止することが可能となる。
5.上記実施形態の電源装置において、
前記連結部は、前記防火板を介して前記当接部と前記被当接部とを連結する。
この構成によれば、収容部および貯留部に防火版を容易に固定することが可能となる。
6.上記実施形態の電源装置において、
前記ハウジングは、前記飛行体の前後方向に長い形状を有し、
前記収容部は、前記貯留部に対して、同じ太さ又はそれよりも小さく設定されている。
この構成によれば、飛行体の前進飛行中の空気抵抗を低減し、燃費性能の低下を低減することが可能となる。
7.上記実施形態の電源装置において、
前記ハウジングと前記機体とを連結する連結機構(例えば3)が、前記貯留部および前記収容部のそれぞれに少なくとも1つ設けられている。
この構成によれば、互いに連結された収容部および貯留部を機体に吊り下げる際の安定度を高めることが可能となる。
1:電源装置、2:ハウジング、3:連結機構、4:発電機、5:ガスタービンエンジン、21:収容部、22:燃料タンク

Claims (7)

  1. 飛行体の電力負荷に電力を供給する電源装置であって、
    発電手段と、
    前記発電手段の燃料を貯留する貯留部と前記発電手段を収容する収容部とを含むハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、前記飛行体の機体の外部に配置され、
    前記貯留部と前記収容部とは、前記飛行体の前後方向に沿って配列されるとともに、連結部によって分離可能に連結されており
    前記貯留部は、前記ハウジングの外周に沿って環状に形成された当接部を含み、
    前記収容部は、前記当接部が当接するように、ハウジングの外周に沿って環状に形成された被当接部を含み、
    前記連結部は、前記当接部と前記被当接部とを連結する、ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記連結部は、前記当接部の孔を介して前記被当接部のネジ溝に螺合することにより前記当接部と前記被当接部とを連結するネジ部材を含む、ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  3. 前記貯留部と前記収容部との間に防火板が配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記連結部は、前記防火板を介して前記当接部と前記被当接部とを連結する、ことを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  5. 前記ハウジングは、前記飛行体の前後方向に長い形状を有し、
    前記収容部は、前記貯留部に対して、同じ太さ又はそれよりも小さく設定されている、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 前記ハウジングと前記機体とを連結する連結機構が、前記貯留部および前記収容部のそれぞれに少なくとも1つ設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電源装置。
  7. 電気推進式の飛行体であって、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の電源装置を備え、
    前記電源装置は、前記飛行体の電力負荷に電力を供給する、ことを特徴とする飛行体。
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