JP7031232B2 - 検索システム、検索方法および検索プログラム - Google Patents

検索システム、検索方法および検索プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ファイルを検索する検索システム、検索方法および検索プログラムに関する。
一般的に、ファイルを探そうとする場合、検索キーワードを指定し、ファイル名またはファイルの内容にその検索キーワードを含むファイルを検索することが考えられる。
また、ファイルを探そうとする者が、ファイルを保存している情報処理装置のフォルダ(ディレクトリ)の階層を憶えていて、探そうとしているファイルが存在するフォルダまでフォルダを辿ることによって、ファイルを見つけることが考えられる。
また、特許文献1には、コンテンツデータの特徴を表す複数のキーワード情報と、コンテンツデータの感覚的な特徴を定量化した複数の属性の集合であるパラメータ情報とを格納するデータベースを備え、少なくともキーワード情報とパラメータ情報とを検索条件として入力可能な検索インタフェースと、その検索条件に応じた検索結果とを表示するコンテンツ検索システムが記載されている。
また、特許文献2には、ユーザが利用するリソースに含まれるテキスト情報が、複数の5W1H情報を含む場合、形態素解析等のルールを用いてテキスト情報を分割することが記載されている。
特開2001-209661号公報 特開2013-37498号公報
前述のように、検索キーワードを指定することによって、ファイルを検索することが考えられる。しかし、ファイル名やファイルの内容に含まれている適切な文言を検索者が憶えていない場合が多い。その場合には、検索者は、所望のファイルを検索することができない。また、検索キーワードとして適切な文言を憶えていない場合、検索者が所望のファイルに関して憶えている一般的な文言を検索キーワードとして用いることも考えられる。例えば、ファイルにデータベースに関する記述があったことは憶えていて、検索者が「データベース」を検索キーワードとして、ファイルを検索することが考えられる。しかし、「データベース」は一般的な文言であり、「データベース」という文言を含むファイルは膨大な数になると考えられる。従って、検索結果として、膨大な数のファイルが出力されることになり、検索者は所望のファイルを見つけられない。
また、検索者が、探そうとしているファイルが存在するフォルダまでフォルダを辿ることによって、ファイルを見つけることが考えられる。しかし、検索者がフォルダの階層を憶えていない場合には、どのフォルダに所望のファイルが存在するのか分からず、検索者は、所望のファイルを見つけることができない。例えば、社内の共有サーバや、複数の会社または複数の事業部が関わるプロジェクトのために用意された共有サーバに設けられた共有フォルダの階層は、検索者が定めたものではないことが一般的である。この場合、検索者がフォルダの階層を把握していないため、所望のファイルを見つけることができない。
そこで、本発明は、検索者がファイルに関連する特徴的なキーワードやフォルダの階層を記憶していなくても、検索者が容易に所望のファイルを検索することができる検索システム、検索方法および検索プログラムを提供することを目的とする。
本発明による検索システムは、少なくとも、ファイルの識別情報と、そのファイルを操作したユーザのユーザ名と、そのファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、ユーザが場所または会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え、クエリ受付部が、期間情報の他に、ユーザ名、および、場所/会議情報を含むクエリを受け付け、検索部が、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索システムは、少なくとも、ファイルの識別情報と、ファイルを操作したユーザのユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、ユーザが場所または会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え、クエリ受付部が、期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名をクエリに追加し、検索部が、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索システムは、少なくとも、ファイルの識別情報と、ファイルを操作したユーザのユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、ユーザ以外の人と、ユーザと人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え、クエリ受付部が、期間情報の他に、ユーザ名、および、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、検索部が、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索システムは、少なくとも、ファイルの識別情報と、ファイルを操作したユーザのユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、ユーザ以外の人と、ユーザと人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え、クエリ受付部は、期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名をクエリに追加し、検索部が、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索方法は、少なくとも、ファイルの識別情報と、そのファイルを操作したユーザのユーザ名と、そのファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、ユーザが場所または会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、クエリを受け付けるときに、期間情報の他に、ユーザ名、および、場所/会議情報を含むクエリを受け付け、ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索方法は、少なくとも、ファイルの識別情報と、ファイルを操作したユーザのユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、ユーザが場所または会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、クエリを受け付けるときに、期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名をクエリに追加し、ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索方法は、少なくとも、ファイルの識別情報と、ファイルを操作したユーザのユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、ユーザ以外の人と、ユーザと人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、クエリを受け付けるときに、期間情報の他に、ユーザ名、および、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索方法は、少なくとも、ファイルの識別情報と、ファイルを操作したユーザのユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、ユーザ以外の人と、ユーザと人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、クエリを受け付けるときに、期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名をクエリに追加し、ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索することを特徴とする。
また、本発明による検索プログラムは、コンピュータに、少なくとも、ファイルの識別情報と、そのファイルを操作したユーザのユーザ名と、そのファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、ユーザが場所または会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させるレコード記憶処理、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付処理、および、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索処理を実行させ、クエリ受付処理で、期間情報の他に、ユーザ名、および、場所/会議情報を含むクエリを受け付けさせ、検索処理で、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、コード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索させることを特徴とする。
また、本発明よる検索プログラムは、コンピュータに、少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、前記レコード記憶部に記憶させるレコード記憶処理、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付処理、および、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索処理を実行させ、前記クエリ受付処理で、期間情報の他に、ユーザ名、および、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付けさせ、前記検索処理で、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索させることを特徴とする。
本発明によれば、検索者がファイルに関連する特徴的なキーワードやフォルダの階層を記憶していなくても、検索者が容易に所望のファイルを検索することができる。
本発明の検索システムの構成例を示すブロック図である。 PC側レコードの例を示す模式図である。 スケジュールレコードの例を示す模式図である。 スケジュールレコードの他の例を示す模式図である。 スケジュールレコードの他の例を示す模式図である。 図3に例示するスケジュールレコードにおいて、ユーザ名の欄に2名以上の名を記述したスケジュールレコードの例を示す模式図である。 図2に例示する一連のPC側レコードから得られる1つのファイルレコードの例を示す模式図である。 複数のファイルレコードの例を示す模式図である。 複数のスケジュールレコードの例を示す模式図である。 スケジュールレコードをファイルレコードと同じテーブルに含めた場合のテーブルの例を示す模式図である。 図8に例示するファイルレコードに対して、スケジュールレコードに記述されている情報を追記した結果の例を示す模式図である。 本発明の検索システムの処理経過の例を示すフローチャートである。 複数のファイルレコードの例を示す模式図である。 複数のファイルレコードの例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るコンピュータの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
本発明の発明者らは、検索者がファイル名やファイルの内容に含まれる特徴的なキーワードやフォルダの階層を憶えていなくても、例えば、「いつ、誰が使用したか」等のファイルに関するエピソードを憶えていることが非常に多いことを見出した。例えば、検索者は、検索したいファイルに関して、「10月に特許会議で山田さんが使用した。」等のエピソードを憶えていることが多い。このような点に着目して、本発明の発明者らは、以下に示す発明をした。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の検索システムの構成例を示すブロック図である。ただし、図1では、通信ネットワークを介して本発明の検索システムに接続されている装置も図示している。
本発明の検索システム1には、通信ネットワーク10を介して、パーソナルコンピュータ(以下、PCと記す。)11や、スケジュール管理サーバ12が接続されている。
PC11は、例えば、会社等の組織に属する人によって使用される。スケジュール管理サーバ12は、各PC11のユーザのスケジュールを管理し、そのユーザのスケジュールを記憶している。ただし、PC11のユーザの態様は特に限定されない。
個々のPC11は、ユーザによって、ファイルに関する1つの操作が行われる毎に、1つのレコードを作成し、記憶する。なお、検索システム1もファイル操作に関するレコードを記憶する。PC11が作成するレコードをPC側レコードと記し、検索システム1が記憶する、ファイル操作に関するレコードをファイルレコードと記す。
図2は、PC11で作成されるPC側レコードの例を示す模式図である。PC側レコードは、例えば、ファイル名と、ファイルを操作したユーザのユーザ名と、操作の内容と、その操作が行われた日時とを関連付けている(図2参照)。図2では、便宜的に、PC側レコードの番号も図示している。なお、図2は、PC側レコードの例であり、PC側レコードは図2に示す例に限定されない。
PC11は、レコードに、ファイル名として、パス名を含むファイル名を記述する。また、ここでは、ユーザが操作するファイルは、共有サーバ(図示略)の共有フォルダに保存されるものとする。また、共有フォルダの階層において、ルートから所定番目の階層のフォルダ(例えば、ルートから3番目の階層のフォルダ)には、そのフォルダより下位の階層のフォルダに保存されるファイルの用途を示すフォルダ名が付されているものとする。例えば、図2に示す“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というパス名を含むファイル名において、「A社向け」というフォルダ名は、そのフォルダより下位の階層のフォルダに保存されるファイルが、A社向けに使用されるという用途を表している。
また、PC11は、例えば、ユーザがPC11にログインする際に用いるID(Identification)から、ユーザ名を判定してもよい。ただし、PC11が、ユーザ名を判定する方法は、この方法に限定されない。
PC側レコードに記録される操作の内容の例として、例えば、「ファイルオープン」、「キータッチ」、「更新(保存)」、「ファイルクローズ」等が挙げられる。ただし、PC側レコードに記録される操作の内容は、これらに限定されず、「新規作成」等であってもよい。
例えば、ユーザが、2017年10月10日の13時15分に、ファイル“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”を開いた場合、PC11は、図2に例示する1番目のPC側レコードを作成する。また、例えば、ユーザが、2017年10月10日の13時16分に、そのファイルに対して、キー入力をした場合、PC11は、図2に例示する2番目のPC側レコードを作成する。また、例えば、ユーザが、2017年10月10日の15時17分に、そのファイルを更新(保存)した場合、PC11は、図2に例示するm-1番目のPC側レコードを作成する。また、例えば、ユーザが、2017年10月10日の15時45分に、そのファイルを閉じた場合には、PC11は、図2に例示するm番目のPC側レコードを作成する。
各PC11は、それぞれ、同様に、ユーザがファイルに対して操作を行う毎に、PC側レコードを追加し、記憶していく。
スケジュール管理サーバ12は、ユーザのスケジュールを表すレコードを記憶する。以下、ユーザのスケジュールを表すレコードをスケジュールレコードと記す。以下に示す図3から図6の例では、1つのスケジュールレコードを示すが、スケジュール管理サーバ12は、複数のスケジュールレコードを記憶する。
図3は、スケジュールレコードの例を示す模式図である。図3に示すスケジュールレコードは、ユーザのユーザ名と、そのユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、そのユーザがその場所またはその会議にいた日時とを関連付けている。図3に示す例では、ユーザが場所または会議にいた日時を、開始日時および終了日時で表している。図3に示す例では、ユーザ「山田」が、2017年10月10日の13時から16時まで「A社本社」にいたことを表している。すなわち、図3に例示するスケジュールレコードは、誰が、いつ、どこにいたかを表すことができる。また、図3では、場所/会議情報として「A社本社」という場所が記述されているが、例えば、「特許会議」等の会議の名称が記述されていてもよい。
スケジュールレコードは、図3に示す例に限定されない。図4は、スケジュールレコードの他の例を示す模式図である。図4に示すスケジュールレコードは、ユーザのユーザ名と、そのユーザ以外の他の人と、そのユーザとその人とが一緒にいた日時とを関連付けている。図4に示す例でも、図3と同様に、日時を、開始日時および終了日時で表している。ユーザ名の欄において、1番最初に記述された名がユーザ名であり、2番目以降に記述された名が、そのユーザと一緒にいた他の人を表す。図4に示す例では、ユーザ「山田」が、2017年10月10日の13時から16時まで他の人「田中」と一緒にいたことを表している。すなわち、図4に例示するスケジュールレコードは、誰が、いつ、他の誰と一緒にいたかを表すことができる。
また、図5は、スケジュールレコードの他の例を示す模式図である。図5に示すスケジュールレコードは、ユーザのユーザ名と、そのユーザが従事していたプロジェクトのプロジェクト名と、そのユーザがそのプロジェクトに従事していた日時とを関連付けている。図5に示す例でも、図3と同様に、日時を、開始日時および終了日時で表している。図5に示す例では、ユーザ「山田」が、2017年10月10日の13時から17時までA社向けプロジェクトに従事していたことを表している。すなわち、図5に例示するスケジュールレコードは、誰が、いつ、どのプロジェクトに従事していたかを表すことができる。
スケジュール管理サーバ12は、図3から図5に例示するスケジュールレコードの2つ以上を組み合わせたスケジュールレコードを記憶していてもよい。例えば、図3に例示するスケジュールレコードにおいて、ユーザ名の欄に2名以上の名を記述したスケジュールレコードを記憶していてもよい。図6は、そのようなスケジュールレコードの例を示す模式図である。図6に示す例では、ユーザ「山田」が、2017年10月10日の13時から16時まで、他の人「田中」と一緒に「A社本社」にいたことを表している。また、図6に示すスケジュールレコードに、「プロジェクト名」の欄が設けられていてもよい。
なお、スケジュール管理サーバ12がスケジュールレコードを記憶するのではなく、個々のPC11が、スケジュール管理アプリケーションに従ってスケジュールレコードを作成し、記憶していてもよい。また、図5に例示するスケジュールレコードは、スケジュール管理サーバ12ではなく、ユーザの参加しているプロジェクトを管理するプロジェクト管理サーバ(図示略)に記憶されていてもよい。
検索システム1は、収集部2と、レコード記憶部3と、クエリ受付部4と、検索部5と、出力部6とを備える。
収集部2は、各PC11から、各PC11に記憶されているPC側レコードを収集する。そして、収集部2は、個々のファイルに関する、ファイルオープンまたはファイルの新規作成から、ファイルクローズまでの一連のPC側レコードを、1つのファイルレコードにまとめ、レコード記憶部3に記憶させる。同一のファイルに、ファイルオープンからファイルクローズまでの一連の操作が複数回繰り返されている場合、収集部2は、その一連の操作毎に、1つのファイルレコードを生成し、レコード記憶部3に記憶させる。ファイルレコードの形式に関しては、後述する。
また、収集部2は、スケジュール管理サーバ12に記憶されている複数のスケジュールレコードを、スケジュール管理サーバ12から収集し、その複数のスケジュールレコードをレコード記憶部3に記憶させる。ただし、本発明において、収集部2が複数のスケジュールレコードを収集し、その複数のスケジュールレコードをレコード記憶部3に記憶させることは、必須の技術事項ではない。
レコード記憶部3は、ファイルレコードを複数記憶する記憶装置である。
クエリ受付部4は、検索者の所望のファイルのファイル名を検索するためのクエリを検索者から受け付ける。
検索部5は、クエリ受付部4が検索者から受け付けたクエリに応じたファイル名(パス名を含むファイル名)を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する。なお、パス名を含むファイル名は、ファイルの識別情報であるということができる。
出力部6は、検索結果として得られたファイル名(パス名を含むファイル名)を出力する。
なお、クエリ受付部4は、例えば、検索者の使用する端末装置(図示略)から、通信ネットワークを介して、クエリを受け付け、出力部6は、その端末装置に対して、検索結果として得られたファイル名を送信すればよい。以下、このようにクエリ受付部4がクエリを受け付け、出力部6がこのように検索結果を出力する場合を例にして説明する。ただし、クエリの受け付け態様や検索結果の出力態様は、この例に限定されない。例えば、クエリ受付部4は、検索システム1が備える入力デバイス(図示略)を介してクエリを受け付けてもよい。また、出力部6は、検索システム1が備えるディスプレイ装置(図示略)に検索結果として得られたファイル名を出力(表示)してもよい。
レコード記憶部3は、少なくとも、ファイルのファイル名と、そのファイルを操作したユーザのユーザ名と、そのファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶する。そして、クエリ受付部4は、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付ける。クエリ受付部4は、クエリにユーザ名が含まれていない場合、検索者の名をクエリに追加する。また、クエリ受付部4が受け取るクエリに、ユーザ名が含まれていてもよい。従って、検索部5が検索を実行する時点では、クエリに、少なくとも、ユーザ名と、ファイルが操作された期間を指定する期間情報とが含まれている。そして、検索部5は、少なくとも、ユーザ名と、期間情報とを含むクエリに応じたファイル名を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する。なお、期間情報は、期間情報が示す期間全体に渡ってファイルが操作されたことを指定するものではなく、期間情報が示す期間内のいずれかの時点でファイルが操作されたということを指定するものである。
クエリ受付部4は、期間情報の他に、さらに他の情報が指定されたクエリを受け付けてもよい。検索部5は、クエリに応じたファイル名を検索すればよい。
レコード記憶部3に記憶されるファイルレコードは、ファイル名、ユーザ名、ファイルが操作された日時の他に、さらに、他の1つ以上の情報を関連付けたレコードであってもよい。
例えば、レコード記憶部3が、ファイル名と、ユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、そのユーザによってそのファイルが操作された量を関連付けたファイルレコードを複数記憶していてもよい。操作された量とは、例えば、ファイルオープンまたはファイルの新規作成時からファイルクローズまでの時間である。また、ファイルが開かれた回数を、ファイルが操作された量としてもよい。そして、クエリ受付部4は、期間情報の他に、ユーザによってファイルが操作された量を指定する量情報を含むクエリを受け付けてもよい。そして、検索部5は、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、量情報とを含むクエリに応じたファイル名を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索してもよい。
また、例えば、レコード記憶部3が、ファイル名と、ユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、そのファイルの用途を関連付けたファイルレコードを複数記憶していてもよい。そして、クエリ受付部4は、期間情報の他に、ファイルの用途を指定する用途情報を含むクエリを受け付けてもよい。そして、検索部5は、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、用途情報とを含むクエリに応じたファイル名を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索してもよい。
また、例えば、レコード記憶部3が、ファイル名と、ユーザ名と、ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、ファイルの操作種別を関連付けたファイルレコードを複数記憶していてもよい。ここで、操作種別の例として、「新規作成」、「更新」、「閲覧」等が挙げられるが、これらに限定されない。ファイルレコードに記述された「新規作成」は、新たなファイルが作成され、そのファイルが閉じられたことを意味する。ファイルレコードに記述された「更新」は、例えば、ファイルの内容が変更され、保存され、そのファイルが閉じられたことを意味する。「閲覧」は、例えば、ファイルが開かれ、内容が変更されることなく、そのファイルが閉じられたことを意味する。そして、クエリ受付部4は、期間情報の他に、ファイルの操作種別を指定する操作種別情報を含むクエリを受け付けてもよい。そして、検索部5は、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、操作種別情報とを含むクエリに応じたファイル名を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索してもよい。
また、例えば、レコード記憶部3は、複数のファイルレコードを記憶するともに、ユーザのユーザ名と、そのユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、そのユーザがその場所またはその会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコード(図3、図6を参照)を複数記憶してもよい。そして、クエリ受付部4は、期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付けてもよい。そして、検索部5は、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイル名を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索してもよい。
また、例えば、レコード記憶部3は、ユーザのユーザ名と、そのユーザ以外の他の人と、そのユーザとその人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコード(図4、図6を参照)を複数記憶していてもよい。そして、クエリ受付部4は、期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、検索部5は、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイル名を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索してもよい。
以下の説明では、説明を簡単にするために、収集部2が収集するスケジュールレコードが、ユーザのユーザ名と、そのユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、そのユーザがその場所またはその会議にいた日時とを関連付けたレコードである場合を主に説明する。さらに、そのスケジュールレコードは、ユーザ名の欄に、そのユーザと、その場所またはその会議においてその日時に一緒にいた人も記述可能なレコードであるものとする。すなわち、収集部2が収集するスケジュールレコードは、図3または図6に示す形式で表されるレコードである場合を主に説明する。ここで、ユーザと一緒にいた他の人がいなかった場合には、ユーザ名の欄には、ユーザ名のみ記述され、他の人の名は記述されない。また、この形式で表されるスケジュールレコードにおいて、場所/会議情報の欄に何も記述されていなくてもよい。この場合、ユーザがいた場所または会議は特定されていないことを意味する。
ただし、適宜、収集部2が収集するスケジュールレコードに、図5に例示する形式のスケジュールレコードが含まれていてもよい。スケジュール管理サーバ12は、スケジュール管理機能によって、図3または図6に示す形式で表されるスケジュールレコードを作成し、プロジェクト管理機能によって、図5に示す形式で表されるスケジュールレコードを作成してもよい。すなわち、スケジュール管理サーバ12は、2種類の形式のスケジュールレコードを作成してもよい。なお、スケジュールレコードは、PC11によって作成され、PC11に記憶されていてもよい点や、図5に示す形式で表されるスケジュールレコードがプロジェクト管理サーバ(図示略)に記憶されていてもよい点は、既に説明した通りである。
次に、レコード記憶部3が記憶するファイルレコードの例について説明する。ファイルレコードは、少なくとも、ファイル名、ユーザ名、ファイルが操作された日時を関連付けている。そして、前述のように、ファイルレコードは、さらに1つ以上の情報を関連付けたレコードであってもよい。以下、ファイルレコードが、「ファイル名(パス名を含むファイル名)」、「ユーザ名」、「日時」、「ファイルが操作された量」、「用途」、「操作種別」、および「場所/会議情報」を属性とするレコードである場合を例にして説明する。
前述のように、収集部2は、個々のファイルに関する、ファイルオープンまたはファイルの新規作成から、ファイルクローズまでの一連のPC側レコードを、1つのファイルレコードにまとめ、レコード記憶部3に記憶させる。図7は、図2に示すファイルオープンからファイルクローズまでの一連のPC側レコードから得られる1つのファイルレコードの例を示す模式図である。図7に示すレコードは、「ファイル名(パス名を含むファイル名)」、「ユーザ名」、「日時」、「ファイルが操作された量」、「用途」、「操作種別」、および「場所/会議情報」を関連付けているが、これらの属性のうち、「ファイルが操作された量」、「用途」、「操作種別」、および「場所/会議情報」に関しては、設けられていなくてもよく、あるいは、「ファイルが操作された量」、「用途」、「操作種別」、および「場所/会議情報」のうちの任意の1つ以上の属性が設けられていてもよい。
図2に例示する一連のPC側レコードのファイル名およびユーザ名は、共通である。収集部2は、一連のPC側レコードで共通に記述されているファイル名(パスを含むファイル名)を、ファイルレコード内の「ファイル名」の欄に記述する。
また、収集部2は、一連のPC側レコードで共通に記述されているユーザ名を、ファイルレコード内の「ユーザ名」の欄に記述する。
また、収集部2は、一連のPC側レコードのうち、ファイルオープン時またはファイルの新規作成時の時刻を、ファイルレコード内の「日時」の欄に記述する。
また、収集部2は、ファイルオープンまたはファイルの新規作成の時刻から、ファイルクローズの時刻までの時間を算出し、ファイルレコード内の「操作された量」の欄に記述する。本例では、ファイルオープンの時刻が2017年10月10日13時15分であり、ファイルクローズの時刻が2017年10月10日15時45分であるので、「操作された量」の欄には「2時間30分」が記述される(図2、図7を参照)。従って、ファイルレコードは、ファイルの操作量(操作時間)が2時間30分であることを表すことになる。
また、前述のように、ルートから所定番目の階層のフォルダ(例えば、ルートから3番目の階層のフォルダ)には、そのフォルダより下位の階層のフォルダに保存されるファイルの用途を示すフォルダ名が付されているものとする。従って、収集部2は、ファイル名に含まれているパスから、ファイルの用途を特定することができる。収集部2は、ファイル名に含まれているパスから特定したファイルの用途を、ファイルレコード内の「用途」の欄に記述する。図7に示す例では、「A社向け」という用途が記述されている。
なお、ファイルの用途を特定する方法は、上記の方法に限定されない。例えば、図5に例示するように、スケジュール情報において、ユーザ名等にプロジェクト名が関連付けられるようにしておけばよい。そして、収集部2は、ユーザ名が共通であり、ファイルオープンまたはファイルの新規作成の時刻から、ファイルクローズの時刻までの時間帯と、少なくとも一部が重複している時間帯を示しているスケジュールレコードを特定する。さらに、収集部2は、そのスケジュールレコードに記述されているプロジェクト名から、ファイルの用途を特定してもよい。
また、収集部2は、一連のPC側レコードの「操作」の記述に基づいて、ファイルの操作種別を判定し、「操作種別」の欄にその操作種別を記述する。図2に示す例では、ファイルオープン後、キータッチが行われている。これは、ファイルの内容が編集(変更)されていることを意味する。その後、更新され、さらに、ファイルクローズされている。このことから、収集部2は、ファイルの内容が変更され、保存され、そのファイルが閉じられたと判定し、操作種別が「更新」であると判定する。そして、図7に例示するように、「操作種別」の欄に「更新」と記述する。
また、一連のPC側レコードの「操作」の記述から、新たなファイルが作成され、そのファイルが閉じられていると判定される場合には、収集部2は、操作種別が「新規作成」であると判定し、ファイルレコードの「操作種別」の欄に「新規作成」と記述すればよい。また、一連のPC側レコードの「操作」の記述から、ファイルが開かれ、内容が変更されることなく、そのファイルが閉じられたと判定される場合には、収集部2は、操作種別が「閲覧」であると判定し、ファイルレコードの「操作種別」の欄に「閲覧」と記述すればよい。
なお、「操作種別」は、上記の例に限定されず、例えば、「ファイル名変更」、「ファイル属性変更」、「ファイルコピー」、「ファイルが保存されているフォルダを見る」等であってもよい。その場合、PC11は、それらの操作種別を判定できるような、PC側レコードを生成すればよい。
また、図2に示す一連のPC側レコードからは、収集部2は、場所/会議情報を特定することはできない。従って、図7に示す例では、「場所/会議情報」の欄に何も記述されていない場合を示している。ただし、収集部2は、スケジュールレコードに基づいて、「場所/会議情報」を特定できる場合もある。その場合には、スケジュールレコードに基づいて特定した場所/会議情報を、ファイルレコードの「場所/会議情報」の欄に記述してもよい。
収集部2は、個々のファイルに関する、ファイルオープンまたはファイルの新規作成から、ファイルクローズまでの一連のPC側レコード毎に、上記のように1つのファイルレコードを生成し、レコード記憶部3に記憶させる。この結果、レコード記憶部3は、複数のファイルレコードを記憶する。1台のPC11を使用するユーザは、一人とは限らない。また、図1に示す例では、収集部2は、複数のPC11からPC側レコードを収集する。従って、各PC11から収集されたPC側レコードに基づいて生成された複数のファイルレコードの中には、ユーザ名の欄に記述されたユーザ名が互いに異なるファイルレコードが存在する。
また、一連のPC側レコードからファイルレコードを生成する方法は、上記の例に限定されず、他の方法であってもよい。
次に、収集部2が、レコード記憶部3に、複数のファイルレコードと、複数のスケジュールレコードとを記憶させる態様について説明する。
収集部2は、複数のファイルレコードと、複数のスケジュールレコードとを別々のテーブルに分けて、レコード記憶部3に記憶させてもよい。例えば、収集部2は、図8に例示する複数のファイルレコードと、図9に例示する複数のスケジュールレコードとを別々のテーブルに分けて、レコード記憶部3に記憶させてもよい。
また、収集部2は、各スケジュールレコードを、ファイルレコードと同じ形式のレコードに調整し、ファイルレコードと同じテーブルに含めることで、複数のファイルレコードと、複数のスケジュールレコードとをレコード記憶部3に記憶させてもよい。図10は、スケジュールレコードをファイルレコードと同じテーブルに含めた場合のテーブルの例を示す模式図である。以下、このテーブルに含まれたスケジュールレコードも、便宜的にファイルレコードと記すが、実質的にはスケジュールレコードである。すなわち、図10に示すテーブルには、ファイルレコードと、スケジュールレコードが混在しているが、便宜的に各レコードをファイルレコードと記す。
図10に示す2番目のファイルレコードは、図9に示す1番目のスケジュールレコードに相当する。図10に示す5番目のファイルレコードは、図9に示す2番目のスケジュールレコードに相当する。図10に示す7番目のファイルレコードは、図9に示す3番目のスケジュールレコードに相当する。収集部2は、スケジュールレコードをファイルレコードのテーブルに含める際、スケジュールレコードに記述されているユーザ名を、新たなファイルレコードの「ユーザ名」の欄に記述し、スケジュールレコードに記述されている開始日時から終了日時までの時間帯をそのファイルレコードの「日時」の欄に記述し、スケジュールレコードに記述されている場所/会議情報をそのファイルレコードの「場所/会議情報」の欄に記述し、そのファイルレコードを追加すればよい。このファイルレコードにおいて、「ユーザ名」、「日時」および「場所/会議情報」以外の欄には、何も記述されていなくてよい。
また、図5に例示する形式のスケジュールレコードが存在する場合、収集部2は、そのスケジュールレコードを、図10に例示する3番目のファイルレコードのように調整し、ファイルレコードのテーブルに追加すればよい。すなわち、収集部2は、図5に例示する形式のスケジュールレコードに関しては、スケジュールレコードに記述されているユーザ名を、新たなファイルレコードの「ユーザ名」の欄に記述し、スケジュールレコードに記述されている開始日時から終了日時までの時間帯をそのファイルレコードの「日時」の欄に記述し、スケジュールレコードに記述されているプロジェクト名を「用途」の欄に記述し、そのファイルレコードを追加すればよい。
なお、レコード記憶部3が、複数のファイルレコードと複数のスケジュールレコードとを別々のテーブルに分けて記憶していても、スケジュールレコードをファイルレコードと同じ形式のレコードに調整してファイルレコードのテーブルに含めて記憶していても、レコード記憶部3のレコードの記憶態様が異なるだけであり、レコード記憶部3が記憶している情報の内容は同様である。
また、収集部2は、PC側レコードに基づいて生成したファイルレコードに、スケジュールレコードに記述されている情報を追記してもよい。例えば、図8に例示するファイルレコードが生成され、レコード記憶部3に記憶されたとする。また、図9に示すスケジュールレコードが収集され、レコード記憶部3に記憶されたとする。収集部2は、図8に例示するファイルレコードに対して、スケジュールレコードに記述されている情報(ユーザ名、場所/会議情報)を追記する。図11は、この結果得られたファイルレコードの例を示す模式図である。この場合、収集部2は、スケジュールレコードに記述された開始日時から終了日時までの時間帯と、ファイルレコードに記述された「日時」および「使用された量」から定まる時間帯とが一部でも重複していて、かつ、スケジュールレコードの「ユーザ名」の欄に記述された名と、ファイルレコードの「ユーザ名」欄に記述された名とが一人分でも重複しているスケジュールレコードとファイルレコードの組合せと特定する。そして、収集部2は、その組み合わせにおけるファイルレコードの「ユーザ名」の欄に、その「ユーザ名」の欄に記述されていないが、その組み合わせにおけるスケジュールレコードの「ユーザ名」の欄に記述されている名を追記する。例えば、図8に示す1番目のファイルレコードと、図9に示す1番目のスケジュールレコードとは、時間帯が一部重複し、「ユーザ名」に欄に記述された「山田」が重複している。従って、収集部2は、図8に示す1番目のファイルレコードの「ユーザ名」の欄に記述されていないが、図9に示す1番目のスケジュールレコードの「ユーザ名」の欄に記述されている「田中」を、ファイルレコードの「ユーザ名」の欄に追記する。なお、組合せをなすスケジュールレコードとファイルレコードにおいて、「ユーザ名」の欄の記述が同じであれば、上記のような、ファイルレコードの「ユーザ名」の欄への追記は不要である。また、収集部2は、ファイルレコードの「場所/会議情報」の欄に、そのファイルレコードと組み合わせをなすスケジュールレコードの「場所/会議情報」の欄に記述された場所または会議を記述する。例えば、収集部2は、図8に示す1番目のファイルレコードの「場所/会議情報」の欄に、図9に示す1番目のスケジュールレコードの「場所/会議情報」の欄に記述されている「A社本社」を記述する。この結果、図8に示す1番目のファイルレコードおよび図9に示す1番目のスケジュールレコードに基づいて、図11に示す1番目のファイルレコードが得られる。同様に、図11に示す2番目および3番目のファイルレコードも、図8に示すファイルレコードおよび図9に示すスケジュールレコードに基づいて得られる。上記の動作によって、収集部2は、図11に例示するファイルレコードをレコード記憶部3に記憶させてもよい。ただし、組合せをなすスケジュールレコードが存在しないファイルレコードの「場所/会議情報」の欄は、空欄のままでよい。
クエリ受付部4は、例えば、検索者が憶えているファイルに関するエピソードを表す文言を含むクエリを受け付ける。例えば、「山田さんが、10月に使用した。」というエピソードを検索者が憶えている場合、「山田」、「10月」という文言を含むクエリを受け付ける。エピソードを表す文言として、「誰が」、「いつ」に相当する文言が挙げられるが、他の文言を含んでいてもよい。クエリに含め得る他の文言の例として、「ファイルの使用時間」を表す文言(例えば、「2時間以上」)、ファイルの用途を表す文言(例えば「A社向け」)、ファイルに対する操作種別を表す文言(例えば、「更新」)、ファイルが使用された場所や会議を表す文言(例えば、「A社本社」、「社内教育会議」)等が挙げられる。また、ファイルを使用した時に一緒にいた人を表す文言がクエリに含まれていてもよい。検索部5は、クエリに含まれている文言に応じたファイル名を検索する。
クエリ受付部4は、上記のような文言のみを列挙したクエリを検索者から受け付けてもよい。あるいは、クエリ受付部4は、エピソードを表す、自然言語で記述されたテキストをクエリとして受け取り、そのテキストに対して形態素解析を行うことによって、検索に用いるための上記のような文言(例えば、「山田」、「10月」等)を抽出してもよい。この場合、検索部5は、そのように抽出された文言に応じたファイル名を検索する。
収集部2、クエリ受付部4および出力部6は、例えば、検索プログラムに従って動作するコンピュータのCPU(Central Processing Unit )およびそのコンピュータの通信インタフェースによって実現される。例えば、CPUが、コンピュータのプログラム記憶装置等のプログラム記録媒体から検索プログラムを読み込み、検索プログラムに従って、通信インタフェースを用いて、収集部2、クエリ受付部4および出力部6として動作すればよい。また、検索部5も、例えば、検索プログラムに従って動作する上記のコンピュータのCPUによって実現される。すなわち、上記のように検索プログラムを読み込んだCPUが、検索プログラムに従って検索部5として動作すればよい。また、収集部2、クエリ受付部4、検索部5、出力部6がそれぞれ別々のハードウェアによって実現されてもよい。
また、検索システム1は、2つ以上の物理的に分離した装置が有線または無線で接続されている構成であってもよい。
図12は、本発明の検索システムの処理経過の例を示すフローチャートである。なお、収集部2が、PC側レコードを収集し、PC側レコードに基づいてファイルレコードを生成し、レコード記憶部3に記憶させる動作や、収集部2が、スケジュールレコードを収集し、レコード記憶部3に記憶させる動作等については、既に、詳細に説明したのでここでは説明を省略する。以下の説明では、レコード記憶部3が既に、図10に例示するファイルレコード、または、図11に例示するファイルレコードを記憶しているものとして説明する。
なお、前述のように、レコード記憶部3が、複数のファイルレコードと複数のスケジュールレコードとを別々のテーブルに分けて記憶していてもよい。この場合の検索動作は、実質的に、レコード記憶部3が図10に例示するファイルレコードを記憶している場合と同様である。
まず、クエリ受付部4が、検索者からクエリを受け付ける(ステップS1)。例えば、クエリ受付部4は、検索者の端末装置(図示略)から、通信ネットワークを介してクエリを受信することによって、クエリを受け付ける。既に説明したように、クエリ受付部4は、「誰が」、「いつ」等のエピソードを表す文言を列挙したクエリを受け付けてもよい。あるいは、クエリ受付部4は、エピソードを表す、自然言語で記述されたテキストをクエリとして受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、そのテキストに対して形態素解析を行うことによって、検索に用いるための文言を抽出する。
また、クエリ受付部4が、文言を列挙したクエリを受け付ける場合であっても、自然言語で記述されたテキストをクエリとして受け付ける場合であっても、「誰が」に相当する文言が省略されていてもよい。その場合、クエリ受付部4は、「誰が」に相当する文言(ユーザ名)として、検索者の名をクエリに追加する。クエリ受付部4は、予め、検索者が検索システム1にログインする際に用いるIDから、検索者の名を判定すればよい。例えば、検索者の名が「山田」であったとする。このとき、「10月にA社本社で使用した。」というエピソードを表す自然言語のテキストから、「10月」、「A社本社」という文言が抽出されたとする。この自然言語で記述されたテキストには、動作主体を表す語がなく、「誰が」に相当する文言は抽出されない。この場合、クエリ受付部4が、例えば、ログイン時に判定した検索者の名である「山田」も、「誰が」を表す文言(ユーザ名)としてクエリに追加する。なお、クエリを与えるのは検索者であるので、クエリに「誰が」を表す文言が明示されていなくても、クエリには、「誰が」を表す文言(ユーザ名)として検索者の名が暗に含まれていると言える。この結果、『「山田」が「10月」に「A社本社」で使用した。』というエピソードに応じたファイル名が検索されることになる。なお、検索者は、「誰が」を表す文言(ユーザ名)として、他者の名をクエリに含めてもよい。
次に、検索部5が、クエリに応じたファイル名を検索する(ステップS2)。クエリ受付部4がエピソードを表す文言を列挙したクエリを受け付ける場合、検索部5は、それらの文言に応じたファイル名を検索すればよい。また、クエリ受付部4がクエリとして自然言語で記述されたテキストを受け付け、そのテキストに対して形態素解析を行うことによって、検索に用いるための文言を抽出する場合には、検索部5は、抽出された文言に応じたファイル名を検索する。
次に、出力部6は、検索結果として得られたファイル名を出力する(ステップS3)。出力部6は、例えば、通信ネットワークを介して、検索者の端末装置(図示略)に、検索結果として得られたファイル名を送信すればよい。
なお、検索結果として得られるファイル名は、1つとは限らない。検索結果として複数のファイル名が得られた場合、検索部5が、ファイル名に対応してファイルレコード内に記述されているユーザ名毎にファイル名のグループを定め、出力部6が、グループ毎にファイル名を出力してもよい。さらに、検索部5が、グループ毎に、ファイル名に対応してファイルレコード内に記述されている日時順にファイル名の出力順を定め、出力部6が、その順で、ファイル名を出力してもよい。また、検索部5は、上記のようなグループ化を行わずに、ファイル名に対応してファイルレコード内に記述されている日時順にファイル名の出力順を定め、出力部6が、その順で、ファイル名を出力してもよい。このように、検索部5は、検索結果として複数のファイル名が得られた場合、ファイル名の出力順を定めてもよい。
検索部5が、ファイル名の出力順を定める他の例を示す。前述のように、ファイルが開かれた回数を、ファイルが操作された量としてもよい。ここでは、ファイルレコードにおいて、ファイルが開かれた回数が、ファイルが操作された量として記述されている場合を例にして説明する。検索部5は、検索結果として複数のファイル名が得られた場合、ファイルが開かれた回数が多い順に、ファイル名の出力順を定めてもよい。そして、出力部6が、その順で、ファイル名を出力してもよい。ファイルが開かれた回数が多い順にファイル名が出力されることで、検索者は、例えば、会社等の組織においてよく使われているファイルを容易に見つけ出すことができる。
なお、ここでは、検索部5がファイル名の出力順を定めたり、ファイル名のグループを定めたりする場合を例にして説明したが、ファイル名の出力順を定めたり、ファイル名のグループを定めたりする動作を、出力部6が行ってもよい。
検索結果として得られるファイル名が1つである場合、出力部6は、その1つのファイル名を出力すればよい。
次に、種々のクエリや、それらのクエリに応じた検索部5の動作について、具体的に説明する。既に説明したように、クエリ受付部4は、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付ける。ユーザ名は「誰が」に相当する文言である。検索者から受け付けたクエリにおいてユーザ名が省略されている場合には、既に説明したように、クエリ受付部4は、例えば、検索システム1へのログイン時に判定した検索者の名を、クエリに追加する。
また、期間情報に、「年」の情報が含まれていない場合、検索部5は、クエリ受付部4がクエリを受け付けた「年」を期間情報に付加する。以下に示す各例では、クエリ受付部4がクエリを受け付けた年が2017年であるものとして説明する。従って、例えば、期間情報が「10月」である場合、検索部5は、期間情報に「2017年」を付加し、期間情報を「2017年10月」として検索を行う。ここで、この動作について説明したので、以下ではこの動作の説明を省略する。
クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「山田さんが10月に使用したファイル」という自然言語で記述されたクエリとして受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」という文言を抽出する。なお、ユーザ名(本例では「山田」)がクエリに含まれてない場合、クエリ受付部4は、検索者の名をクエリに追加する。この点は、後述の各例においても同様である。
検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名(パス名を含むファイル名)を、検索結果として得る。レコード記憶部3が、図10に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図10に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。また、レコード記憶部3が、図11に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図11に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
他の例について説明する。クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、量情報に該当する「2時間以上」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「山田さんが10月に2時間以上、使用したファイル」という自然言語で記述されたクエリとして受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、量情報に該当する「2時間以上」という文言を抽出する。
この場合、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、「操作された量」として記述されている時間が「2時間以上」に該当するファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。レコード記憶部3が、図10に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図10に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。また、レコード記憶部3が、図11に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図11に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、用途情報に該当する「A社向け」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「山田さんが10月に、A社向けに使用したファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、用途情報に該当する「A社向け」という文言を抽出する。
この場合、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、「用途」として「A社向け」が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。レコード記憶部3が、図10に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図10に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。また、レコード記憶部3が、図11に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図11に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、操作種別情報に該当する「更新」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「山田さんが10月に更新したファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、操作種別情報に該当する「更新」という文言を抽出する。
この場合、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、「操作種別」として「更新」が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。レコード記憶部3が、図10に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図10に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。また、レコード記憶部3が、図11に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図11に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
上記の例では、「山田さんが10月に更新したファイル」というクエリを例にして説明したが、例えば、「佐藤さんが8月に新規作成したファイル」というクエリが与えられた場合にも、検索部5は、上記の例と同様の動作でファイル名を検索する。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、場所/会議情報に該当する「A社本社」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「山田さんが10月に、A社本社で使用したファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、場所/会議情報に該当する「A社本社」という文言を抽出する。
本例において、レコード記憶部3が、図10に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、ファイル名が記述されているファイルレコードには、場所/会議情報の記述がない(図10参照)。検索部5は、まず、ユーザ名として「山田」が記述され、日時として記述された時間帯が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、場所/会議情報として「A社本社」が記述されたファイルレコード(実質的にはスケジュールレコードを特定する。本例では、検索部5は、図10に示す2番目のファイルレコードを特定する。さらに、検索部5は、そのファイルレコードの日時の欄に記述された時間帯に含まれる日時が記述されていて、ユーザ名として「山田」が記述され、さらに、ファイル名が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。図10に示す2番目のファイルレコードの日時の欄には「2017/10/10 13:00~16:00 」という時間帯が記述され、図10に示す1番目のファイルレコードの日時に記述された時刻はこの時間帯に含まれる。また、その1番目のファイルレコードでは、ユーザ名として「山田」が記述されている。さらに、その1番目のファイルレコードには、ファイル名も記述されている。従って、検索部5は、図10に示す2番目のファイルレコードを特定した後、そのファイルレコードと日時同士を照合しつつ、ユーザ名として「山田」が記述され、ファイル名も記述されたレコードとして、図10に示す1番目のファイルレコードを検索する。そして、検索部5は、その1番目のファイルレコードに記述された“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
また、本例において、レコード記憶部3が、図11に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時として記述された時間帯が期間情報「2017年10月」に含まれ、場所/会議情報として「A社本社」が記述されたファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されたファイル名を検索結果として得る。この場合、検索部5は、図11に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
本実施形態において、具体的な場所の名称と、具体的な会議の名称は、同様に扱われる。従って、例えば、「小林さんが3月に、生産会議で使用したファイル」等のクエリが与えられた場合にも、検索部5は、上記の動作でファイル名を検索すればよい。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、人情報(そのユーザ名を有するユーザと一緒にいた人を指定する情報)に該当する「田中」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「山田さんが10月に田中さんと一緒にいた時に使用したファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、人情報に該当する「田中」という文言を抽出する。
本例において、レコード記憶部3が、図10に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。検索部5は、まず、ユーザ名の欄に、ユーザ名に該当する「山田」と人情報に該当する「田中」とが記述され、日時として記述された時間帯が期間情報「2017年10月」に含まれるレコードを特定する。本例では、検索部5は、図10に示す2番目のファイルレコードを特定する。さらに、検索部5は、そのファイルレコードの日時の欄に記述された時間帯に含まれる日時が記述されていて、ユーザ名として「山田」が記述され、さらに、ファイル名が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。図10に示す2番目のファイルレコードの日時の欄には「2017/10/10 13:00~16:00 」という時間帯が記述され、図10に示す1番目のファイルレコードの日時に記述された時刻はこの時間帯に含まれる。また、その1番目のファイルレコードでは、ユーザ名として「山田」が記述されている。さらに、その1番目のファイルレコードには、ファイル名も記述されている。従って、検索部5は、図10に示す2番目のファイルレコードを特定した後、そのファイルレコードと日時同士を照合しつつ、ユーザ名として「山田」が記述され、ファイル名も記述されたレコードとして、図10に示す1番目のファイルレコードを検索する。そして、検索部5は、その1番目のファイルレコードに記述された“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
また、本例において、レコード記憶部3が、図11に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、ユーザ名の欄に、ユーザ名に該当する「山田」と人情報に該当する「田中」とが記述され、記述された日時が期間情報「2017年10月」に含まれるファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。本例では、検索部5は、図11に示す1番目のファイルレコードを検索し、“/・・/A社向け/・・/提案資料.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
本例において、場所/会議情報がクエリに含まれていてもよい。例えば、「山田さんが10月に田中さんと一緒に、A社本社にいた時に使用したファイル」というクエリが与えられていてもよい。この場合、図10に示すファイルレコードがレコード記憶部3に記憶されているとする。このとき、検索部5は、最初に、レコードを特定する際に、場所/会議情報として「A社本社」と記述されているという条件も満たしているレコードを特定すればよい。この場合にも、検索部5は、図10に示す2番目のファイルレコードを特定する。その後の、検索部5の動作については既に説明しているので、ここでは説明を省略する。また、図11に示すファイルレコードがレコード記憶部3に記憶されているとする。このとき、検索部5は、ユーザ名の欄に、ユーザ名に該当する「山田」と人情報に該当する「田中」とが記述され、記述された日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、場所/会議情報として「A社本社」が記述されているファイルレコード検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、期間情報に該当する「10月」、人情報に該当する「田中」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「10月に田中さんと一緒にいた時に使用したファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、期間情報に該当する「10月」、人情報に該当する「田中」という文言を抽出する。このクエリにおいて、「誰が」に相当する文言が省略されているので、クエリ受付部4は、検索システム1へのログイン時に判定した検索者の名(ここでは、説明を簡単にするため「山田」とする。)を、ユーザ名としてクエリに追加する。
この結果、実質的に、「山田が10月に田中さんと一緒にいた時に使用したファイル」というクエリが与えられていたことになる。従って、検索部5は、前述の「山田さんが10月に田中さんと一緒にいた時に使用したファイル」というクエリが与えられた場合と同様の動作で、ファイル名を検索すればよい。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、期間情報に該当する「9月」、場所/会議情報に該当する「名古屋」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「名古屋で9月に開いたファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、期間情報に該当する「9月」、場所/会議情報に該当する「名古屋」という文言を抽出する。このクエリにおいて、「誰が」に相当する文言が省略されているので、クエリ受付部4は、検索システム1へのログイン時に判定した検索者の名(ここでは、説明を簡単にするため「鈴木」とする。)を、ユーザ名としてクエリに追加する。
この結果、実質的に、「鈴木が9月に開いたファイル」というクエリが与えられたことになる。従って、検索部5は、前述の「山田さんが10月に使用したファイル」というクエリが与えられた場合と同様の動作で、ファイル名を検索すればよい。本例では、検索部5は、“/・・/B社向け/・・/発表.pptx”というファイル名を検索結果として得る(図10、図11参照)。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、期間情報に該当する「8月」、操作種別情報に該当する「新規作成」、用途情報に該当する「社内教育」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「8月に、社内教育のために、新規作成したファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、期間情報に該当する「8月」、操作種別情報に該当する「新規作成」、用途情報に該当する「社内教育」という文言を抽出する。このクエリにおいて、「誰が」に相当する文言が省略されているので、クエリ受付部4は、検索システム1へのログイン時に判定した検索者の名(ここでは、説明を簡単にするため「佐藤」とする。)を、ユーザ名としてクエリに追加する。
この場合、検索部5は、ユーザ名として「佐藤」が記述され、日時が期間情報「2017年8月」に含まれ、「用途」として「社内教育」が記述され、「操作種別」として「新規作成」が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。レコード記憶部3が、図10に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図10に示す6番目のファイルレコードを検索し、“/・・/社内教育/・・/配布資料.pptx” というファイル名を検索結果として得る。また、レコード記憶部3が、図11に示す形式でファイルレコードを記憶しているとする。この場合、検索部5は、図11に示す3番目のファイルレコードを検索し、“/・・/社内教育/・・/配布資料.pptx” というファイル名を検索結果として得る。
さらに、他の例について説明する。クエリ受付部4が、期間情報に該当する「最近」、使用される頻度を表す「よく」という文言、用途情報に該当する「A社向け」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「最近、よく使われるA社向けのファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、「最近」、「よく」、「A社向け」という文言を抽出する。ここで、「最近」とは、クエリ受付時よりも所定期間(例えば、2カ月)前の時点以降を意味していると予め定められているものとする。本例では、クエリ受付時よりも所定期間前の時点が2017年10月1日であるものとする。また、「よく」とは、所定人数(例えば、50人)以上の人に使用されたことを意味していると定められているものとする。
この場合、検索部5は、記述されている日時が2017年10月1日以降であり、「用途」として「A社向け」と記述されたファイルレコードを全て抽出し、そのファイルレコードを、ファイル名毎に分類する。検索部5は、ファイル名毎に分類したファイルレコード群毎に、ユーザ名に記述されている名の種類の数をカウントする。同じ名が2回以上得られた場合、2回目以降については、カウントの対象外とする。検索部5は、そのカウント結果が、閾値(本例では、50)以上であるファイル名を特定し、そのファイル名を検索結果として得る。
同様の例について説明する。クエリ受付部4が、期間情報に該当する「今年」、使用される頻度を表す「多くの人に」という文言、用途情報に該当する「提案テンプレート」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「今年、多くの人に使用された提案テンプレート」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、「今年」、「多くの人に」、「提案テンプレート」という文言を抽出する。ここで、今年とは、クエリを受け付けた年の1月1日以降を意味していると予め定められているとする。また、「多くの人に」とは、所定人数(例えば、300人)以上の人に使用されたことを意味していると予め定められているものとする。
この場合、検索部5は、記述されている日時が2017年1月1日以降であり、「用途」として「提案テンプレート」と記述されたファイルレコードを全て抽出し、そのファイルレコードを、ファイル名毎に分類する。検索部5は、ファイル名毎に分類したファイルレコード群毎に、ユーザ名に記述されている名の種類の数をカウントする。この動作は、上記の動作と同様である。検索部5は、そのカウント結果が、閾値(本例では、300)以上であるファイル名を特定し、そのファイル名を検索結果として得る。
さらに、他の例について説明する。以下に示す例では、「10月17日」、「特許会議」、「資料」、「新規作成」、「した時に」、「閲覧」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。「資料」という文言は、その「資料」という文言より前に列挙された文言から特定されるファイルを検索することを意味していると、予め定められているものとする。「した時に」という文言は、その前の文言が示す操作が行われた時間帯を表すことを意味していると、予め定められているものとする。本例では、「新規作成」が行われた時間帯を表すことになる。なお、クエリ受付部4は、「10月17日の特許会議で使用した資料を新規作成した時に、閲覧していたファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、「10月17日」、「特許会議」、「資料」、「新規作成」、「した時に」、「閲覧」と言う文言を抽出する。このクエリにおいて、「誰が」に相当する文言が省略されているので、クエリ受付部4は、検索システム1へのログイン時に判定した検索者の名(ここでは、説明を簡単にするため「小林」とする。)を、ユーザ名としてクエリに追加する。
本例において、レコード記憶部3は、図13に示す形式のファイルレコード、または、図14に示す形式のファイルレコードを記憶しているものとする。図13に示すファイルレコードの形式は、図10に示すファイルレコードの形式と同様である。図14に示すファイルレコードの形式は、図11に示すファイルレコードの形式と同様である。なお、図13および図14では、ユーザ名として「小林」が記述されたファイルレコードを例示しているが、レコード記憶部3は、「小林」以外のユーザ名が記述されたファイルレコードも記憶している。
まず、レコード記憶部3が、図13に示す形式でファイルレコードを記憶している場合について説明する。検索部5は、まず、「小林」、「10月17日」、「特許会議」、「資料」という文言に基づいて、ファイル名を検索する。すなわち、検索部5は、ユーザ名として「小林」が記述され、日時として記述された時間帯が「2017年10月17日」に含まれ、さらに、場所/会議情報として「特許会議」が記述されたファイルレコード(実質的にはスケジュールレコード)を特定する。本例では、検索部5は、図13に示す2番目のファイルレコードを特定する。さらに、検索部5は、そのファイルレコードの日時の欄に記述された時間帯に含まれる日時が記述されていて、ユーザ名として「小林」が記述され、さらに、ファイル名が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名(本例では、“/・・/プロジェクトC/・・/特許資料.pptx”)を特定する。次に、検索部5は、そのファイル名“/・・/プロジェクトC/・・/特許資料.pptx”、並びに、「小林」、「新規作成」および「した時に」という文言に基づいて、“/・・/プロジェクトC/・・/特許資料.pptx”が新規作成された時間帯を特定する。検索部5は、ファイル名として“/・・/プロジェクトC/・・/特許資料.pptx”が記述され、ユーザ名として「小林」が記述され、操作種別として「新規作成」が記述されたファイルレコードを特定し、そのファイルレコードの「日時」および「操作された量」から、時間帯を特定する。本例では、検索部5は、図13に示す3番目のレコードを特定し、「2017年10月11 13時から16時」という時間帯を特定する。さらに、検索部5は、その時間帯、並びに、「小林」および「閲覧」という文言に基づいて、ファイル名を検索する。すなわち、検索部5は、「日時」および「操作された量」から特定される時間帯が「2017年10月11 13時から16時」と一部でも重複し、ユーザ名として「小林」が記述され、操作種別として「閲覧」が記述されているファイルレコードを特定し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を最終的な検索結果として得る。本例では、検索部5は、図13に示す4番目のファイルレコードを検索し、“/・・/プロジェクトC/・・/アイデア.pptx”というファイル名を検索結果として得る。
次に、レコード記憶部3が、図14に示す形式でファイルレコードを記憶している場合について説明する。検索部5は、まず、「小林」、「10月17日」、「特許会議」、「資料」という文言に基づいて、ファイル名を検索する。この場合、ユーザ名として「小林」が記述され、日時として記述された時間帯が「2017年10月17日」に含まれ、場所/会議情報として「特許会議」が記述されたファイルレコードを検索し、ファイル名を特定する。本例では、検索部5は、図14に示す1番目のレコードを検索し、“/・・/プロジェクトC/・・/特許資料.pptx”というファイル名を特定する。“/・・/プロジェクトC/・・/特許資料.pptx”というファイル名を特定した後の動作は、既に図13を参照して説明した動作と同様であり、説明を省略する。
本例では、クエリが、まず1つのファイル名を検索することを指定し、さらに、そのファイル名に基づいて、最終的に目的としているファイル名を検索することを指定しているということが言える。そして、検索部5は、そのクエリに従って、まず1つのファイル名を検索し、続いて、そのファイル名を用いて、最終的に目的としているファイル名を検索する。
本発明の検索システム1は、ユーザ名や期間情報等を含むクエリに応じたファイル名を検索する。ここで、ユーザ名や期間情報等を含むクエリは、ファイルに関するエピソード(例えば、「いつ、誰が使用した」等)を表していると言える。検索者は、このようなエピソードを憶えていることが非常に多い。また、本発明では、ファイル名やファイルの内容に含まれる特徴的なキーワードに関してはクエリとして用いない。また、検索者は、クエリを入力する際に、フォルダの階層を考慮する必要がない。従って、本発明によれば、検索者がファイルに関連する特徴的なキーワードやフォルダの階層を記憶していなくても、検索者は、容易に所望のファイルを検索することができる。
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。上記の実施形態では、クエリ受付部4が、クエリにユーザ名が含まれていない場合、検索者の名をクエリに追加するものとして説明した。クエリ受付部4が、クエリにユーザ名が含まれていない場合に検索者の名をクエリに追加する処理は、クエリ受付部4が、クエリにユーザ名が含まれていない場合にユーザ名を特定し、特定したユーザ名をそのクエリに追加する態様の一例である。クエリ受付部4は、クエリにユーザ名が含まれていない場合、検索者の名以外のユーザ名を特定し、そのユーザ名をクエリに追加してもよい。以下、この場合の例を説明する。ここでは、図10に例示するファイルレコードがレコード記憶部3に記憶されているものとする。クエリ受付部4が、期間情報に該当する「10月」、用途情報に該当する「A社向け」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。なお、クエリ受付部4は、「10月にA社向けのために使用されたファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、期間情報に該当する「10月」、用途情報に該当する「A社向け」という文言を抽出する。本例において、与えられたクエリにユーザ名は含まれていない。この場合、クエリ受付部4は、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、「用途」として「A社向け」が記述されているファイルレコードを特定し、さらに、そのファイルレコードに含まれているユーザ名を特定する。本例では、クエリ受付部4は、図10に示す3番目のファイルレコードを特定し、そのファイルレコードに含まれているユーザ名「山田」を特定する。そして、クエリ受付部4は、そのユーザ名「山田」をクエリに追加する。そして、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、「用途」として「A社向け」が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。
また、クエリ受付部4が受け付けたクエリにユーザ名が含まれていない場合に、検索部5がユーザ名を用いずに検索を行う構成であってもよい。例えば、上記のように、クエリ受付部4が、期間情報に該当する「10月」、用途情報に該当する「A社向け」という各文言を列挙したクエリを受け付けたとする。このとき、検索部5が、ユーザ名を用いずに、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、さらに、「用途」として「A社向け」が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得てもよい。
本発明の実施形態の他の変形例について説明する。上記の実施形態では、ファイルレコードの属性として、「ファイル名(パス名を含むファイル名)」、「ユーザ名」、「日時」、「ファイルが操作された量」、「用途」、「操作種別」、および「場所/会議情報」を示した。ファイルレコードは、他の属性を含んでいてもよい。例えば、ファイルレコードが、属性として「ファイルの種別」を含んでいてもよい。「ファイルの種別」の属性値の例として、例えば、テキストファイル、音楽ファイル、動画ファイル、表計算ファイル、プレゼンテーションファイル等が挙げられる。ただし、これらは例示であり、「ファイルの種別」の属性値は、上記の例に限定されない。収集部2は、例えば、図2に例示する一連のPC側レコードから1つのファイルレコードを作成する際、「ファイルの種別」を特定し、ファイルレコードの「ファイルの種別」の欄に、特定した種別を記述する。収集部2は、一連のPC側レコードから1つのファイルレコードを作成する際、例えば、PC側レコードのファイル名に記述されているファイルの拡張子に基づいて、「ファイルの種別」を特定すればよい。例えば、PC側レコードのファイル名に記述されているファイルの拡張子が“txt ”である場合、収集部2は、ファイルの種別がテキストファイルであると判定し、ファイルレコードの「ファイルの種別」の欄に「テキストファイル」という種別を記述すればよい。
そして、クエリ受付部4は、ファイルの種別を指定するファイル種別情報を含むクエリを受け付けてもよい。例えば、クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、場所/会議情報に該当する「A社本社」、および、ファイル種別情報に該当する「音楽ファイル」という各文言を列挙したクエリを受け付けてもよい。なお、クエリ受付部4は、「山田さんが10月に、A社本社で使用した音楽ファイル」という自然言語で記述されたクエリを受け付けてもよい。この場合、クエリ受付部4は、形態素解析により、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、場所/会議情報に該当する「A社本社」、および、ファイル種別情報に該当する「音楽ファイル」という各文言を抽出する。この場合、例えば、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、場所/会議情報として「A社本社」が記述されたファイルレコード(実質的にはスケジュールレコード)を特定する。さらに、検索部5は、そのファイルレコードの日時の欄に記述された時間帯に含まれる日時が記述されていて、ユーザ名として「山田」が記述され、さらに、ファイルの種別として「音楽ファイル」が記述されているファイルレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。また、例えば、ファイル名が記述されたファイルレコードに場所/会議情報も記述されている場合には、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、場所/会議情報として「A社本社」が記述され、ファイルの種別として「音楽ファイル」が記述されているレコードを検索し、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。
また、ファイルレコードに「ファイルの種別」の属性が含まれていない場合であっても、クエリ受付部4は、ファイルの種別を指定するファイル種別情報を含むクエリを受け付けてもよい。ファイルレコードに「ファイルの種別」の属性が含まれていなくても、検索部5は、ファイル種別情報を含むクエリに応じたファイル名を検索することができる。ここでは、クエリ受付部4が、ユーザ名に該当する「山田」、期間情報に該当する「10月」、場所/会議情報に該当する「A社本社」、および、ファイル種別情報に該当する「音楽ファイル」という各文言を列挙したクエリを受け付けた場合を例にして説明する。この場合、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、場所/会議情報として「A社本社」が記述されたファイルレコード(実質的にはスケジュールレコード)を特定する。さらに、検索部5は、そのファイルレコードの日時の欄に記述された時間帯に含まれる日時が記述されていて、ユーザ名として「山田」が記述され、「音楽ファイル」に対応する拡張子を含むファイル名が記述されたファイルレコードを検索する。そして、検索部5は、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。また、例えば、ファイル名が記述されたファイルレコードに場所/会議情報も記述されているとする。この場合、検索部5は、ユーザ名として「山田」が記述され、日時が期間情報「2017年10月」に含まれ、場所/会議情報として「A社本社」が記述され、さらに、「音楽ファイル」に対応する拡張子を含むファイル名が記述されたファイルレコードを検索する。そして、検索部5は、そのファイルレコードに記述されているファイル名を検索結果として得る。
図15は、本発明の実施形態に係るコンピュータの構成例を示す概略ブロック図である。コンピュータ1000は、CPU1001と、主記憶装置1002と、補助記憶装置1003と、インタフェース1004と、通信インタフェース1005とを備える。
本発明の実施形態の検索システム1は、コンピュータ1000に実装される。検索システム1の動作は、検索プログラムの形式で補助記憶装置1003に記憶されている。CPU1001は、その検索プログラムを補助記憶装置1003から読み出して主記憶装置1002に展開し、その検索プログラムに従って上記の処理を実行する。
補助記憶装置1003は、一時的でない有形の媒体の例である。一時的でない有形の媒体の他の例として、インタフェース1004を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory )、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory )、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ1000に配信される場合、配信を受けたコンピュータ1000がそのプログラムを主記憶装置1002に展開し、上記の処理を実行してもよい。
また、プログラムは、前述の処理の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、プログラムは、補助記憶装置1003に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで前述の処理を実現する差分プログラムであってもよい。
また、各構成要素の一部または全部は、汎用または専用の回路(circuitry )、プロセッサ等やこれらの組み合わせによって実現されてもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各構成要素の一部または全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
各構成要素の一部または全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
次に、本発明の概要について説明する。図16は、本発明の概要を示すブロック図である。本発明の検索システムは、レコード記憶部3と、クエリ受付部4と、検索部5とを備える。
レコード記憶部3は、少なくとも、ファイルの識別情報(例えば、パスを含むファイル名)と、そのファイルを操作したユーザのユーザ名と、そのファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶する。
クエリ受付部4は、少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付ける。
検索部5は、少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部3に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する。
そのような構成によって、検索者がファイルに関連する特徴的なキーワードやフォルダの階層を記憶していなくても、検索者は、容易に所望のファイルを検索することができる。
上記の本発明の実施形態は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下に限定されるわけではない。
(付記1)
少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶するレコード記憶部と、
少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、
少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備える
ことを特徴とする検索システム。
(付記2)
クエリ受付部は、
期間情報の他に、ユーザ名を含むクエリを受け付け、
検索部は、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記1に記載の検索システム。
(付記3)
クエリ受付部は、
クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名を前記クエリに追加し、
検索部は、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記1に記載の検索システム。
(付記4)
クエリ受付部は、
クエリにユーザ名が含まれていない場合、検索者の名をユーザ名として前記クエリに追加する
付記3に記載の検索システム。
(付記5)
レコード記憶部は、
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、前記ユーザによって前記ファイルが操作された量を関連付けたファイルレコードを複数記憶し、
クエリ受付部は、
期間情報の他に、ユーザによってファイルが操作された量を指定する量情報を含むクエリを受け付け、
検索部は、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、量情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記2から付記4のうちのいずれかに記載の検索システム。
(付記6)
レコード記憶部は、
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、前記ファイルの用途を関連付けたファイルレコードを複数記憶し、
クエリ受付部は、
期間情報の他に、ファイルの用途を指定する用途情報を含むクエリを受け付け、
検索部は、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、用途情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記2から付記5のうちのいずれかに記載の検索システム。
(付記7)
レコード記憶部は、
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、ファイルの操作種別を関連付けたファイルレコードを複数記憶し、
クエリ受付部は、
期間情報の他に、ファイルの操作種別を指定する操作種別情報を含むクエリを受け付け、
検索部は、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、操作種別情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記2から付記6のうちのいずれかに記載の検索システム。
(付記8)
レコード記憶部は、
ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶し、
クエリ受付部は、
期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付け、
検索部は、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
付記2から付記7のうちのいずれかに記載の検索システム。
(付記9)
レコード記憶部は、
ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶し、
クエリ受付部は、
期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、
検索部は、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
付記2から付記8のうちのいずれかに記載の検索システム。
(付記10)
クエリ受付部は、自然言語で記述されたクエリを受け付け、前記自然言語で記述されたクエリから、検索時に用いる文言を抽出する
付記1から付記9のうちのいずれかに記載の検索システム。
(付記11)
検索部は、
検索結果として、複数のファイルの識別情報が得られた場合、前記複数のファイルの識別情報の出力順を定める
付記1から付記10のうちのいずれかに記載の検索システム。
(付記12)
少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、
少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
ことを特徴とする検索方法。
(付記13)
期間情報の他に、ユーザ名を含むクエリを受け付け、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記12に記載の検索方法。
(付記14)
クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名を前記クエリに追加し、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記12に記載の検索方法。
(付記15)
クエリにユーザ名が含まれていない場合、検索者の名をユーザ名として前記クエリに追加する
付記14に記載の検索方法。
(付記16)
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、前記ユーザによって前記ファイルが操作された量を関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
期間情報の他に、ユーザによってファイルが操作された量を指定する量情報を含むクエリを受け付け、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、量情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記13から付記15のうちのいずれかに記載の検索方法。
(付記17)
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、前記ファイルの用途を関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
期間情報の他に、ファイルの用途を指定する用途情報を含むクエリを受け付け、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、用途情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記13から付記16のうちのいずれかに記載の検索方法。
(付記18)
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、ファイルの操作種別を関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
期間情報の他に、ファイルの操作種別を指定する操作種別情報を含むクエリを受け付け、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、操作種別情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する
付記13から付記17のうちのいずれかに記載の検索方法。
(付記19)
ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付け、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
付記13から付記18のうちのいずれかに記載の検索方法。
(付記20)
ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
付記13から付記19のうちのいずれかに記載の検索方法。
(付記21)
自然言語で記述されたクエリを受け付け、前記自然言語で記述されたクエリから、検索時に用いる文言を抽出する
付記12から付記20のうちのいずれかに記載の検索方法。
(付記22)
検索結果として、複数のファイルの識別情報が得られた場合、前記複数のファイルの識別情報の出力順を定める
付記12から付記21のうちのいずれかに記載の検索方法。
(付記23)
コンピュータに、
少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させるレコード記憶処理、
少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付処理、および、
少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索処理
を実行させるための検索プログラム。
(付記24)
コンピュータに、
クエリ受付処理で、
期間情報の他に、ユーザ名を含むクエリを受け付けさせ、
検索処理で、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索させる
付記23に記載の検索プログラム。
(付記25)
コンピュータに、
クエリ受付処理で、
クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定させ、特定したユーザ名を前記クエリに追加させ、
検索処理で、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索させる
付記23に記載の検索プログラム。
(付記26)
コンピュータに、
クエリ受付処理で、
クエリにユーザ名が含まれていない場合、検索者の名をユーザ名として前記クエリに追加させる
付記25に記載の検索プログラム。
(付記27)
コンピュータに、
レコード記憶処理で、
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、前記ユーザによって前記ファイルが操作された量を関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
クエリ受付処理で、
期間情報の他に、ユーザによってファイルが操作された量を指定する量情報を含むクエリを受け付けさせ、
検索処理で、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、量情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索させる
付記24から付記26のうちのいずれかに記載の検索プログラム。
(付記28)
コンピュータに、
レコード記憶処理で、
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、前記ファイルの用途を関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
クエリ受付処理で、
期間情報の他に、ファイルの用途を指定する用途情報を含むクエリを受け付けさせ、
検索処理で、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、用途情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索させる
付記24から付記27のうちのいずれかに記載の検索プログラム。
(付記29)
コンピュータに、
レコード記憶処理で、
ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付け、さらに、ファイルの操作種別を関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
クエリ受付処理で、
期間情報の他に、ファイルの操作種別を指定する操作種別情報を含むクエリを受け付けさせ、
検索処理で、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、操作種別情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索させる
付記24から付記28のうちのいずれかに記載の検索プログラム。
(付記30)
コンピュータに、
レコード記憶処理で、
ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
クエリ受付処理で、
期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付けさせ、
検索処理で、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索させる
付記24から付記29のうちのいずれかに記載の検索プログラム。
(付記31)
コンピュータに、
レコード記憶処理で、
ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、
クエリ受付処理で、
期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付けさせ、
検索処理で、
少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索させる
付記24から付記30のうちのいずれかに記載の検索プログラム。
(付記32)
コンピュータに、
クエリ受付処理で、
自然言語で記述されたクエリを受け付けさせ、前記自然言語で記述されたクエリから、検索時に用いる文言を抽出させる
付記23から付記31のうちのいずれかに記載の検索プログラム。
(付記33)
コンピュータに、
検索処理で、
検索結果として、複数のファイルの識別情報が得られた場合、前記複数のファイルの識別情報の出力順を定めさせる
付記23から付記32のうちのいずれかに記載の検索プログラム。
本発明は、ファイルを検索する検索システムに好適に適用可能である。
1 検索システム
2 収集部
3 レコード記憶部
4 クエリ受付部
5 検索部
6 出力部

Claims (10)

  1. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え
    前記クエリ受付部は、
    期間情報の他に、ユーザ名、および、場所/会議情報を含むクエリを受け付け、
    前記検索部は、
    少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索システム。
  2. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え、
    前記クエリ受付部は、
    期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名を前記クエリに追加し、
    前記検索部は、
    少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索システム。
  3. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え、
    前記クエリ受付部は、
    期間情報の他に、ユーザ名、および、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、
    前記検索部は、
    少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索システム。
  4. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数記憶し、ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数記憶するレコード記憶部と、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付部と、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索部とを備え、
    前記クエリ受付部は、
    期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名を前記クエリに追加し、
    前記検索部は、
    少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索システム。
  5. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、前記レコード記憶部に記憶させ、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、
    クエリを受け付けるときに、期間情報の他に、ユーザ名、および、場所/会議情報を含むクエリを受け付け、
    ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索方法。
  6. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、前記レコード記憶部に記憶させ、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、
    クエリを受け付けるときに、期間情報の他に場所/会議情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名を前記クエリに追加し、
    ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索方法。
  7. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、前記レコード記憶部に記憶させ、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、
    クエリを受け付けるときに、期間情報の他に、ユーザ名、および、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、
    ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索方法。
  8. 少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、前記レコード記憶部に記憶させ、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付け、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索し、
    クエリを受け付けるときに、期間情報の他に、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付け、クエリにユーザ名が含まれていない場合、ユーザ名を特定し、特定したユーザ名を前記クエリに追加し、
    ファイルの識別情報を検索するときに、少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索する
    ことを特徴とする検索方法。
  9. コンピュータに、
    少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、前記ユーザがいた場所または会議を示す場所/会議情報と、前記ユーザが前記場所または前記会議にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、前記レコード記憶部に記憶させるレコード記憶処理、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付処理、および、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索処理を実行させ、
    前記クエリ受付処理で、
    期間情報の他に、ユーザ名、および、場所/会議情報を含むクエリを受け付けさせ、
    前記検索処理で、
    少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、場所/会議情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索させる
    めの検索プログラム。
  10. コンピュータに、
    少なくとも、ファイルの識別情報と、前記ファイルを操作したユーザのユーザ名と、前記ファイルが操作された日時とを関連付けたファイルレコードを複数、レコード記憶部に記憶させ、ユーザのユーザ名と、前記ユーザ以外の人と、前記ユーザと前記人とが一緒にいた日時とを関連付けたスケジュールレコードを複数、前記レコード記憶部に記憶させるレコード記憶処理、
    少なくとも、ファイルが操作された期間を指定する期間情報を含むクエリを受け付けるクエリ受付処理、および、
    少なくとも、期間情報を含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードに基づいて検索する検索処理を実行させ、
    前記クエリ受付処理で、期間情報の他に、ユーザ名、および、ファイルを操作したユーザと一緒にいた人を指定する人情報を含むクエリを受け付けさせ、
    前記検索処理で、
    少なくとも、ユーザ名と、期間情報と、人情報とを含むクエリに応じたファイルの識別情報を、前記レコード記憶部に記憶されている複数のファイルレコードおよび複数のスケジュールレコードに基づいて検索させる
    ための検索プログラム。
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