JP7031076B2 - 管理支援装置、管理支援方法及び管理支援プログラム - Google Patents

管理支援装置、管理支援方法及び管理支援プログラム Download PDF

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Description

本開示は、管理支援装置、管理支援方法及び管理支援プログラムに関する。
従来、システムで使用される機器及び機器を構成する部品といった物品の在庫数は、
人の経験に依存した管理されていた。そして、このような人の経験で在庫数を管理する方法では、在庫数を適正に管理が出来る経験者を確保する困難さがあり、また、在庫数の見積もりに費やされる労力が大きい。
しかし、人の経験で在庫数を見積もる方法では、見積もり精度は低く、管理の適正さを欠くという課題があった。そこで、在庫数の管理に関する技術が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2018-142256号公報
特許文献1の技術では、使用中の物品の累積故障率を用いて、使用中の物品の故障数が予測される。そして、予測された故障数に基づき、使用中の物品と交換する交換品の必要最小限の在庫数が見積もられる。
しかし、累積故障率は、故障数の確率分布の期待値であるため、故障数の確率的なばらつきは無視されてしまっている。
そのため、特許文献1の技術では、確率的なばらつきから使用中の物品の故障数の予測に誤差が生じ、在庫数の見積もり精度が下がってしまう可能性がある。
よって、特許文献1の技術では、必要最小限の交換品の在庫数の見積もりが適正に行えず、その結果在庫不足及び過剰在庫が生じる可能性があるという課題があった。
この開示は、上記のような課題を解決することを主な目的の一つとしており、必要最小限の交換品の在庫数の見積もりを適正に行い、この結果、在庫不足及び過剰在庫を防ぐことを主な目的とする。
本開示に係る管理支援装置は、
使用に伴い劣化していく物品が使用されている使用環境での前記物品の使用による劣化度を計測して得られた計測結果に基づき、前記物品の交換タイミングで交換が必要になる前記物品の個数である交換個数の確率分布を導出する確率分布導出部と、
前記交換個数の確率分布における下側確率が基準値以上になる交換個数を算出する交換個数算出部とを有する。
本開示によれば、必要最小限の交換品の在庫数の見積もりを適正に行い、この結果、在庫不足及び過剰在庫を防ぐことが出来る。
実施の形態1に係る管理システムの構成図。 実施の形態1に係る管理支援装置のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係る管理支援装置の機能構成例を示す図。 実施の形態1に係る管理支援装置の動作例を示すフローチャート。 実施の形態1に係る管理支援装置の交換劣化閾値及び劣化閾値確率の算出処理例を示すフローチャート。 実施の形態1に係る管理支援装置の交換個数の確率分布の導出処理例を示すフローチャート。 実施の形態1に係る要求信頼度を満たす交換個数の算出処理例を示すフローチャート。 実施の形態2に係る管理支援装置の機能構成例を示す図。 実施の形態2に係る管理支援装置の動作例を示すフローチャート。 実施の形態3に係る管理支援装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る管理支援装置の機能構成例を示す図。 実施の形態4に係る管理支援装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る中央管理システムの構成図。 実施の形態5に係る管理支援装置の機能構成例を示す図。 実施の形態5に係る管理支援装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る管理支援装置の交換個数の確率分布の導出処理例を示すフローチャート。 実施の形態1に係る管理支援装置の機能がハードウェアで実現される構成を示す図。
以下、実施の形態について、図を用いて説明する。以下の実施の形態の説明及び図面において、同一の符号を付したものは、同一の部分又は相当する部分を示す。
なお、以下の実施の形態では、使用に伴い劣化していく物品の例として、機器に取り付けられた部品を用いて説明を進める。
また、交換タイミング及び後交換タイミングの例として、次回の保守日及び次々回の保守日を用いて説明を進める。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、実施の形態1に係る管理システム1の構成図を示す。
管理システム1は、管理支援装置10、機器20、センサ30、及びネットワーク40を備える。
管理支援装置10は、部品の劣化度に関する計測情報を取得し、使用中の部品と交換する必要最小限の交換品の在庫数を算出する。
なお、管理支援装置10の動作手順は、管理支援方法に相当する。また、管理支援装置10の動作を実現するプログラムは、管理支援プログラムに相当する。
機器20は、使用に伴い劣化していく部品を利用する。機器20は、具体例としては、鉄道車両、発電プラント、及びエレベータ等の社会インフラで利用される機器である。また、部品は、具体例としては、ブレーキシューである。
なお、複数の機器20がある場合、管理支援装置10は、複数の機器20で共通して利用される同種で同型の部品に対する交換品の必要最小限の在庫数を算出する。
センサ30は、機器20に取り付けられ、部品の劣化度を計測するセンサ又は計測器である。また、センサ30は、取得した機器20の部品の劣化度に関する劣化情報を、ネットワーク40を介して、管理支援装置10に送信する。センサ30は、具体例としては、摩耗センサ又はオイル劣化センサ等である。
ネットワーク40は、データを送受信するための有線又は無線の通信路である。ネットワーク40は、具体例としては、Ethernet(登録商標)やWi-Fi(登録商標)といった通信規格に準拠した通信路、又は機器専用の通信路である。また、ネットワーク40は、イントラネット又はインターネットといった通信網であってもよい。
なお、図1では、機器20の台数とセンサ30の台数とは同数としているが、それに限らず、機器20が複数の部品を利用しており、複数の部品毎にセンサが取り付けられていてもよい。
図2は、実施の形態1に係る管理支援装置10のハードウェア構成例を示す。
管理支援装置10は、コンピュータである。管理支援装置10は、ハードウェアとして、プロセッサ11、メモリ12、補助記憶装置13、入出力インタフェース14、及び通信インタフェース15を備え、信号線により互いに接続される。
プロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
メモリ12は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ12は、具体例としては、RAM(Random Access Memory)である。
補助記憶装置13は、データを不揮発的に保管する記憶装置である。補助記憶装置13は、具体例としては、ハードディスクである。
また、補助記憶装置13は、SSD(登録商標、Solid State Drive)、SD(登録商標、Secure Digital)メモリカード、CF(登録商標、CompactFlash)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(登録商標、Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
補助記憶装置13は、後述する情報取得部100及び情報処理部110の機能を実現するプログラムを保管する。また、補助記憶装置13は、後述の劣化予測を実行する機能を実現するプログラムも保管する。
補助記憶装置13に記憶された情報取得部100の機能、情報処理部110の機能、及び劣化予測を実行する機能を実現するプログラムは、メモリ12によりロードされる。また当該プログラムはプロセッサ11に読み出され、実行される。
また、補助記憶装置13には、OS(Operating System)も記憶されている。そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ11により実行される。
プロセッサ11は、OSの少なくとも一部を実行しながら、情報取得部100及び情報処理部110の機能を実現するプログラムを実行する。
プロセッサ11がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
また、情報取得部100及び情報処理部110の処理の結果を示す情報、データ、信号値及び変数値の少なくともいずれかが、プロセッサ11、メモリ12、補助記憶装置13内のレジスタ及びキャッシュメモリの少なくともいずれかに記憶される。
また、情報取得部100及び情報処理部110の機能を実現するプログラムは、ハードディスク、SSD(登録商標)、SD(登録商標)メモリカード、CF(登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(登録商標)といった可搬記録媒体に格納されていてもよい。
そして、情報取得部100及び情報処理部110の機能を実現するプログラムを流通させてもよい。
入出力インタフェース14は、情報の入出力処理を実行する電子回路である。入出力インタフェース14は、具体例としては、キーボードから入力された情報を受信する。また、入出力インタフェース14は、表示装置に情報を送信する。
通信インタフェース15は、信号線を介して接続先との情報の通信処理を実行する電子回路である。通信インタフェース15は、具体例としては、Ethernet(登録商標)用の通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
なお、情報取得部100及び情報処理部110の「部」を、「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
図3は、実施の形態1に係る管理支援装置10の機能構成図を示す。
管理支援装置10は、情報取得部100及び情報処理部110を備える。また、情報取得部100は計測情報取得部101及び入力情報取得部102を備える。また、情報処理部110は、閾値算出部111、確率算出部112、確率分布導出部113、及び交換個数算出部114を備える。
情報取得部100は、情報処理部110の処理に用いる情報を取得する。
計測情報取得部101は、通信インタフェース15を介して、センサ30が計測した機器20で利用される部品の劣化度に関する計測情報を取得する。
入力情報取得部102は、入出力インタフェース14を介して、次回の保守日で交換が必要になる部品の個数である交換個数を算出に関する入力情報を取得する。また、入力情報取得部102は、補助記憶装置13に記憶された交換個数を算出に関する入力情報を取得してもよい。
情報処理部110は、情報取得部100が取得した部品の劣化度に関する計測情報及び入力情報取得部102が取得した交換個数を算出に関する入力情報に基づき、交換個数を算出する。
閾値算出部111は、次回保守日での物品の劣化度を用いて劣化予測を行い、次々回の保守日での部品の劣化度の確率分布である後劣化度確率分布を導出する。また、閾値算出部111は、後劣化度確率分布に基づき、次回の保守日で部品の交換が必要かを判定するための交換判定基準である交換劣化閾値を算出する。
なお、実施の形態1に係る劣化予測とは、ある時点での部品の劣化度から、将来の任意の時点での劣化度の確率分布を予測する処理を示す。
確率算出部112は、計測情報取得部101が取得した機器20の複数の部品各々の劣化度の計測情報を用いて劣化予測を行い、次回保守日での部品の劣化度の確率分布である劣化度確率分布を導出する。また、確率算出部112は、導出した劣化度確率分布に基づき、劣化閾値確率を算出する。
劣化閾値確率とは、次回の保守日での部品の劣化度が、交換劣化閾値以上になっている確率である。
確率分布導出部113は、部品が使用されている使用環境での部品の使用による劣化度を計測して得られた計測結果(以下、計測結果という)として、確率算出部112が算出した劣化閾値確率を用いて、交換個数の確率分布を導出する。
交換個数算出部114は、確率分布導出部113が導出した交換個数の確率分布における下側確率が基準値以上となる交換個数を算出する。
そして、交換個数算出部114は、算出した交換個数を必要最小限の交換品の在庫数として補助記憶装置13に保存する。また、それに限らず、交換個数算出部114は、入出力インタフェース14を介して表示装置等に出力してもよい。また、交換個数算出部114は、通信インタフェース15を介して接続先に送信してもよい。
なお、交換個数に算出される基準値には、入力情報取得部102が取得する入力情報の一つである要求信頼度が使用される。
要求信頼度とは、交換品の在庫数を管理する管理システム1の信頼性を示す指標である。より具体的には、要求信頼度は、管理システム1で在庫不足が発生する確率を示す。
つまり、管理システム1の管理者は、要求信頼度を設定することで、一定の確率で在庫数が発生しないことが保証された必要最小限の交換品の在庫数を適正に見積もることが出来る。
具体例として、交換個数算出部114が90%の要求信頼度を満たす交換個数を算出した場合、算出された交換個数分の交換品が保守日までに準備されれば、90%の確率で在庫不足が起きないことが保証される。
***動作の説明***
次に、図4のフローチャートを用いて、実施の形態1に係る管理支援装置10の動作例について説明する。
なお、実施の形態1では、部品交換が行われる保守日が週次又は月次といった定期的である例を用いて説明を進める。
まず、ステップS100では、計測情報取得部101は、機器20の部品の劣化度に関する計測情報として、計測された劣化度及び劣化度の計測日を取得する。
また、入力情報取得部102は、交換個数を算出に関する入力情報として、部品を使用中の機器の台数、次回の保守日、次々回の保守日、交換限界を示す劣化度の閾値(以下、交換限界閾値という)、交換限界閾値の上側確率の基準値(以下、上側確率の基準値という)、及び要求信頼度を取得する。
交換限界閾値は、部品を交換せずに利用できる劣化度の限界値である。部品の劣化度が交換限界閾値を超える場合、部品が故障する恐れがあり、部品は次回の保守日を待たずに、すぐに交換される必要がある。
上側確率の基準値は、劣化度の確率分布において劣化度が限界劣化閾値以上である上側確率との比較基準として用いられる確率である。
次に、ステップS110では、閾値算出部111は、交換劣化閾値を算出する。また、確率算出部112は、閾値算出部111が算出した交換劣化閾値を用いて、劣化閾値確率を算出する。交換劣化閾値及び劣化閾値確率の算出処理の詳細は後述する。
次に、ステップS120では、確率分布導出部113は、確率算出部112が算出した劣化閾値確率を用いて、交換個数の確率分布を導出する。交換個数の確率分布の導出処理の詳細は後述する。
そして、ステップS130では、交換個数算出部114は、確率分布導出部113が導出した交換個数の確率分布を用いて、要求信頼度を満たす交換個数を算出する。そして、算出した交換個数を必要最小限の交換品の在庫数として出力する。要求信頼度を満たす交換個数の算出処理の詳細は後述する。
次に、図5のフローチャートを用いて、実施の形態1に係る管理支援装置10の閾値算出部111及び確率算出部112による交換劣化閾値及び劣化閾値確率の算出処理例について説明する。
なお、実施の形態1では、機器20の台数がN台あり、各々の機器20が1個の部品を利用している例を用いて説明を進める。
また、N個の部品の全てで同じ日に劣化度の計測が行われ、さらに計測日と同日に管理支援装置10の処理を実施する例を用いて説明する。ただし、それに限らず、N個の機器20の各々で異なる計測日であってもよく、計測日と管理支援装置10の処理の実施日が異なっていてもよい。
まず、ステップS200では、閾値算出部111は、情報取得部100が取得した情報を代入する。
具体的には、閾値算出部111は、機器の台数をN、次回の保守日をt、次回の保守日をt、次々回の保守日をt’、交換限界閾値をxth、上側確率の基準値をPDthに各々代入する。
また、閾値算出部111は、N台の機器20の各々に、繰り返し処理に用いる1からNの番号を重複することなく、一つずつ割り当てる。
次に、ステップS210aからS210bは、確率算出部112がN台の機器20の各々の部品の劣化閾値確率PE,i(i:1~N)を算出するループ処理である。
まず、ステップS210aでは、閾値算出部111は、iに初期値として1を代入する。ただし、処理がステップS210bから戻った場合は、閾値算出部111は、iに初期値として1を代入しない。
次に、ステップS220では、閾値算出部111は、番号iが割り当てられた機器20の計測された劣化度をxに代入する。
次に、ステップS230では、閾値算出部111は、交換劣化閾値を探索するための探索範囲を初期化する。具体的には、閾値算出部111は、探索に用いる劣化度の変数xとし、探索範囲として最小値xminにxを代入し、最大値xmaxにxthを代入することで、初期化する。
次に、ステップS240では、閾値算出部111は、変数xに値を代入する。具体的には、閾値算出部111は、変数xに(xmin+xmax)/2を代入する。
次に、ステップS250aからS250bは、閾値算出部111が探索範囲を変化させ、交換劣化閾値を探索するループ処理である。
まず、ステップS250aでは、閾値算出部111は、次回の保守日tでの劣化度を変数xとし、次々回の保守日t’での劣化度の確率分布である後劣化度確率分布を導出する。
より具体的には、閾値算出部111は、補助記憶装置13より劣化予測を実行するプログラムをロードする。劣化予測を実行するプログラムとは、少なくとも、基準となる時点、基準となる時点における劣化度を用いて、将来の時点での劣化度の確率分布を導出するプログラムである。
なお、劣化予測を実行するプログラムは、天候及び気温等の周囲の情報、又は部品の使用頻度等の情報を用いて将来の時点での劣化度の確率分布を導出してもよい。
そして、閾値算出部111は、劣化度x及び次回の保守日tを用いて次々回の保守日t’での後劣化度確率分布を導出する。
そして、閾値算出部111は、後劣化度確率分布に基づき、P(xth,t’|x,t)を算出する。
(xth,t’|x,t)は、次回の保守日tでの劣化度がxである場合の、次々回の保守日t’での劣化度がxth以上である上側確率を示す。
そして、閾値算出部111は、上側確率の基準値PDthとP(xth,t’|x,t)とが一致するか否かを確認する同値判定を行う。
DthとP(xth,t’|x,t)とが一致すると確認されれば、xが交換劣化閾値となる。そして、処理がステップS290に進む。
一方、PDthとP(xth,t’|x,t)とが一致しないと確認されれば、閾値算出部111は、変数xを更新する。具体的には、閾値算出部111は、xに(xmin+xmax)/2を代入することで、更新する。そして、処理がステップS250aに戻る。ただし、処理がステップS250bからの戻りでなければ、変数xは更新しない。
なお、プロセッサ11では、浮動小数点に基づく演算が行われるため、PDthとP(xth,t’|x,t)とが同値とはならない場合がある。ただし、PDthとP(xth,t’|x,t)とが同値とはならない場合でも、閾値算出部111は、PDthとP(xth,t’|x,t)の差が微小あれば同値とみなしてもよい。具体例としては、閾値算出部111は、PDthとP(xth,t’|x,t)の差が1e-6であった場合、二つの値は一致すると判定する。
次に、ステップS260では、閾値算出部111は、PDthがP(xth,t’|x,t)より大きいか否かを確認する。
DthがP(xth,t’|x,t)より大きいことが確認されれば、処理がステップS270に進む。
一方、PDthがP(xth,t’|x,t)より大きくないことが確認されれば、処理がステップS280に進む。
次に、ステップS270では、閾値算出部111は、探索範囲の最大値を更新し、探索範囲を狭める。具体的には、閾値算出部111は、xmaxにxを代入する。
次に、ステップS280では、閾値算出部111は、探索範囲の最小値を更新し、探索範囲を狭める。具体的には、閾値算出部111は、xminにxを代入する。
次に、ステップS250bでは、処理がステップS250aに戻る。
次に、ステップS290では、確率算出部112は、次回の保守日tでの劣化度の確率分布である劣化度確率分布を導出し、劣化閾値確率PE,iを算出する。
より具体的には、確率算出部112は、補助記憶装置13より劣化予測を実行するプログラムをロードする。
そして、確率算出部112は、劣化度x及び劣化度の計測日tを用いて、次回の保守日tでの劣化度確率分布を導出する。
そして、確率算出部112は、P(x,t|x,t)を算出する。
(x,t|x,t)は、劣化度の計測日tでの劣化度がxである場合の、次回の保守日tでの劣化度が交換劣化閾値x以上である上側確率を示す。
そして、確率算出部112は、劣化閾値確率PE,iにP(x,t|x,t)を代入する。
そして、ステップS210bでは、確率算出部112は、iがNであるか否かを確認する。
iがNであることが確認されれば、処理が終了する。
一方、iがNでないことが確認されれば、処理がステップS210aに戻る。
次に、図6のフローチャートを用いて、実施の形態1に係る確管理支援装置10の確率分布導出部113による交換個数の確率分布の導出処理例について説明する。
まず、ステップS300では、確率分布導出部113は、交換個数の確率P[k](k:0~N)を初期化する。より具体的には、P[0]に1.0を、P[1]からP[N]に0.0を代入する。
次に、ステップS310aからS310bは、確率分布導出部113が、劣化閾値確率P[i]をi=1からi=Nまで順番に処理し、交換個数の確率P[k](k:0~N)を更新するループ処理である。
まず、ステップS310aでは、確率分布導出部113は、iに初期値として1を代入する。ただし、処理がステップS310bから戻った場合は、確率分布導出部113は、iに初期値として1を代入しない。
次に、ステップS320aからS320bは、確率分布導出部113が、交換個数をkとし、k=Nからk=1まで順番に交換個数の確率P[k]を更新するループ処理である。なお、k=0の場合のみ更新処理が異なるため、k=0は当該ループ処理から除外される。
まず、ステップS320aでは、確率分布導出部113は、交換個数kに初期値としてNを代入する。ただし、処理がステップS320bから戻った場合は、確率分布導出部113は、交換個数kに初期値としてNを代入しない。
次に、ステップS330では、確率分布導出部113は、交換個数がkである交換個数の確率P[k]を更新する。
[k]は、i-1番目の機器20までの交換個数がkで且つi番目の機器20で交換しない場合の確率と、i-1番目の機器20までの交換個数がk-1で且つi番目の機器20で交換する場合の確率との和である。したがって、確率分布導出部113は、P[k]にP[k]×(1-PE,i)+P[k-1]×PE,iを代入することで、P[k]を更新する。
次にステップS320bでは、確率分布導出部113は、交換個数kが1であるか否かを確認する。
kが1であることが確認されれば、処理がステップS340に進む。
一方、kが1でないことを確認すれば、確率分布導出部113はkから1を減算する。そして、処理がステップS320aに戻る。
次に、ステップS340では、確率分布導出部113は、交換個数が0である交換個数の確率P[0]を更新する。
具体的には、P[0]は、i-1番目の機器20までの交換個数が0で且つi番目の機器20でも交換しない場合の確率となる。したがって、確率分布導出部113は、P[0]にP[0]×(1-PE,i)を代入することで、P[0]を更新する。
次にステップS310bでは、確率分布導出部113は、iがNであるか否かを確認する。
iがNであることが確認されれば、処理が終了する。
一方、iがNでないことが確認されれば、確率分布導出部113はiに1を加算する。そして、処理がステップS310aに戻る。
次に、図7のフローチャートを用いて、実施の形態1に係る管理支援装置10の交換個数算出部114による要求信頼度を満たす交換個数の算出処理例について説明する。
まず、ステップS400では、交換個数算出部114は、取得した要求信頼度をPQreqに代入する。
次に、ステップS410では、交換個数算出部114は、一時的な下側確率の累積値として用いる変数Pに0.0を代入することで、初期化する。
次に、ステップS420aからS420bは、交換個数算出部114が変数Pを、交換個数k=0からk=Nまで順に更新するループ処理である。
まず、ステップS420aでは、交換個数算出部114は、交換個数kに初期値として0を代入する。ただし、処理がステップS20bから戻った場合は、交換個数算出部114は、交換個数kに初期値として0を代入しない。
次に、ステップS430では、交換個数算出部114は、変数Pを更新する。
具体的には、交換個数算出部114は、PにP+P[k]を代入することで、更新する。
次に、ステップS440では、交換個数算出部114は、Pが要求信頼度PQreq以上であるか確認する。
Pが要求信頼度PQreq以上であることが確認されれば、処理がステップS450に進む。
一方、Pが要求信頼度PQreq以上でないことが確認されれば、処理がステップS420bに進む。
次に、ステップS420bでは、交換個数算出部114は、kに1を加算する。そして、処理がステップS420aに戻る。
次に、ステップS450では、交換個数算出部114は、要求信頼度PQreqを満たす交換個数としてkを出力する。
***実施の形態の効果の説明***
以上のように、実施の形態1では、管理支援装置10により、計測結果に基づき、要求信頼度を満たす交換個数が算出される。このため、必要最小限の交換品の在庫数が適正に見積もられる。
交換品は、汎用品であればすぐに手に入るが、鉄道車両、発電プラント、エレベータ等の社会インフラのシステムでは特注品を利用していることが多い。そして、特注品の在庫準備にかかるリードタイムは、汎用品以上に長い傾向があり、必要な在庫数を可能な限り早く正確に見積もることは非常に重要になってくる。
もし、交換品が在庫不足で劣化した物品の交換が間に合わないと、一部の物品の故障であってもシステム全体が停止し、甚大な損害をもたらす可能性がある。また、社会インフラ等のシステムで使用される物品は、性能及び品質の高さが求められることから高価である傾向がある。そのため、交換用物品の過剰在庫は、経済的な負担が大きい。
管理支援装置10により必要最小限の交換品の在庫数が適正に見積もられることで、在庫の管理者は、交換品の在庫不足に伴う損害を防ぎつつも、過剰な在庫による経済的な負担を減らすことができる。
また、在庫の管理者の個人の経験による見積もりに費やす労力が削減される。
なお、実施の形態1では、交換タイミング及び後交換タイミングの例として、次回の保守日及び次々回の保守日を用いた。しかし、それに限らず、任意の保守日及び任意の保守日後の保守日であってもよい。
また、保守日に限らず、保守時間、保守時間帯、保守週、保守月等の時間単位であってもよい。
また、実施の形態1では、管理支援装置10は、交換個数を必要最小限の交換品の在庫数を処理結果として出力したが、それに限らず、交換劣化閾値、劣化閾値確率、及び交換個数の確率分布を出力してもよい。
実施の形態2.
図8及び図9を用いて実施の形態2を説明する。
実施の形態2では、発送された交換品が使用環境に届く配送日が不定期であり、それに伴い部品の交換が行われる次回の保守日及び次々回の保守日が不定期である場合において、必要最小限の交換品の在庫数を算出する例を説明する。
具体例としては、トラック、鉄道、飛行機等の輸送上の都合により交換品を追加することが可能な日が定められておらず、それに伴い保守日が不定期であるような例である。
実施の形態2では、主に実施の形態1との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態2に係る管理支援装置10の機能構成例を示す。
なお、実施の形態1と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
実施の形態2では、入力情報取得部102は新たに、入出力インタフェース14又は通信インタフェース15を介し、配送日が記載される配送計画を取得する。
また、実施の形態2では、管理支援装置10は、新たに交換タイミング推定部115を備える。
交換タイミング推定部115は、配送計画に記された配送日を確認し、次回の保守日の候補日及び次々回の保守日の候補日を推定する。
図9は、実施の形態2に係る管理支援装置10の動作例を示すフローチャートである。
なお、実施の形態1と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
ステップS500では、計測情報取得部101は、機器20の部品の劣化度に関する計測情報として、計測された劣化度及び劣化度の計測日を取得する。
また、入力情報取得部102は、交換個数を算出に関する入力情報として、交換限界閾値、上側確率の基準値、及び要求信頼度を取得する。
さらに、入力情報取得部102は、配送日が記載される配送計画を取得する。
次に、ステップS510では、交換タイミング推定部115は、配送日から次回の保守日及び次々回の保守日を推定する。
具体的には、交換タイミング推定部115は、配送計画に記載された次回の配送日及び次々回の配送日を確認する。そして、交換タイミング推定部115は、次回の配送日の翌日を、次回の保守日と推定する。また、交換タイミング推定部115は、次々回の配送日の翌日を、次々回の保守日と推定する。
なお、翌日に限らず、入出力インタフェース14を介して配送日から保守日までの日数が入力され、入力された日数を用いて交換タイミング推定部115が次回の保守日及び次々回の保守日を推定してもよい。
また、交換タイミング推定部115は次回の保守日及び次々回の保守日を複数推定してもよい。
ステップS110からステップS130は実施の形態1で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
なお、次回の保守日及び次々回の保守日のうち少なくともいずれか一方が複数推定された場合、次回の保守日の候補と次々回の保守日との組合せは複数となる。そのように、次回の保守日の候補と次々回の保守日との組合せが複数となった場合、各々の組合せ毎にステップS110からステップS130の処理が実施されてもよい。
以上のように、実施の形態2では、配送日が不定期であり、それに伴い次回の保守日及び次々回の保守日が不定期である場合においても、管理支援装置10により、必要最小限の交換品の在庫数が適正に見積もられる。その結果、在庫不足及び過剰在庫を防ぐことが出来る。
また、配送日が不定期であり、それに伴い次回の保守日及び次々回の保守日が不定期である場合、在庫の管理者の個人の経験による見積もりに要する労力は、実施の形態1以上に多い。そのため、実施の形態2では、より多くの労力削減の効果が期待できる。
実施の形態3.
図10を用いて実施の形態3を説明する。
実施の形態3では、機器毎に部品の交換が行われる保守日が異なる場合において必要最小限の交換品の在庫数を算出する例を説明する。
具体例としては、列車の1編成毎に設置される部品のように、部品が設置される機器の点検日が機器毎に異なり、それに伴い保守日も各々異なるような例である。
実施の形態3では、主に実施の形態1との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態1と同様である。
図10は、実施の形態3に係る管理支援装置10の動作例を示すフローチャートである。
なお、実施の形態3では、機器20の台数が2Nであり、各々N台ずつの機器20が2つのグループに分類されている例を用いて説明する。そして、各々のグループ毎に次回の保守日及び次々回の保守日が異なるような例を用いて説明する。
なお、グループ数は2つに限らず、2以上であってもよい。また、各々のグループに分類される機器20の台数はNに限らず、次回の保守日及び次々回の保守日に基づき分類された結果、異なる台数であってもよい。
なお、実施の形態1と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
ステップS600では、計測情報取得部101は、機器20の部品の劣化度に関する計測情報として、計測された劣化度及び劣化度の計測日を取得する。
また、入力情報取得部102は、交換個数を算出に関する入力情報として、交換限界閾値、上側確率の基準値、及び要求信頼度を取得する。
さらに、入力情報取得部102は、各々の機器毎に次回の保守日及び次々回の保守日を取得する。そして、入力情報取得部102は、同じ次回の保守日及び次々回の保守日であるN台ずつの機器20を2つのグループに分類する。
次に、ステップS610aからS610bは、2つのグループ毎に各々の交換個数を算出するループ処理である。
まず、ステップS610aでは、閾値算出部111は、2つのグループのうち一方のグループを選択する。そして、閾値算出部111は、選択したグループの機器20の部品の交換劣化閾値の算出処理を実施する。
ステップS110からS130は、実施の形態1又は実施の形態2で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
そして、ステップS610bでは、交換個数算出部114は、2つのグループのどちらも選択済みであるか否かを確認する。
2つのグループのどちらも選択済みであることが確認されれば、処理が終了する。
2つのグループのどちらかが選択済みでないことが確認されれば、処理がステップS610aに戻る。
以上のように、実施の形態3では、管理支援装置10は、機器毎に次回の保守日及び次々回の保守日が異なる場合においても、必要最小限の交換品の在庫数が適正に見積もられる。その結果、在庫不足及び過剰在庫を防ぐことが出来る。
また、機器毎に次回の保守日及び次々回の保守日が異なる場合、在庫の管理者の個人の経験による見積もりに要する労力は、実施の形態1以上に多い。そのため、実施の形態3では、より多くの労力削減の効果が期待できる。
実施の形態4.
図11及び図12を用いて、実施の形態4を説明する。
実施の形態4では、部品毎に使用環境の位置及び機器が利用する部品の交換品の在庫保管場所が各々異なり、保守日が使用環境毎に異なる場合において必要最小限の交換品の在庫数を算出する例を説明する。
具体例としては、エレベータのように各々地理的に離れた使用環境が複数あり、在庫保管場所の位置と各々の使用環境とも地理的に離れるような例である。
実施の形態4では、主に実施の形態2との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態2と同様である。
図11は、実施の形態4に係る管理支援装置10の機能構成例を示す。
なお、実施の形態2と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
実施の形態4では、管理支援装置10は、新たに配送日推定部116を備える。
配送日推定部116は、使用環境の位置、使用環境から交換品の発送元までの距離、及び交換品の配送に要する日数といった配送日の推定に関する情報のうち、少なくともいずれか一つから配送日を推定する。
また、実施の形態4では、入力情報取得部102は新たに、入出力インタフェース14又は通信インタフェース15を介し、配送日の推定に関する情報を取得する。
図12は、実施の形態4に係る管理支援装置10の動作例を示すフローチャートである。
なお、実施の形態4では、機器20の台数が2Nであり、N台ずつの機器20が位置の異なる2か所の使用環境で利用されている例を用いて説明する。
そして、2か所の使用環境毎に機器20が利用する部品の次回の保守日及び次々回の保守日が異なる例を用いる。
なお、使用環境の数は2か所に限らず、2か所以上であってもよい。また、各々の使用環境で利用される機器20の台数はNに限らず、各々異なる台数であってもよい。
なお、実施の形態2と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
ステップS700では、計測情報取得部101は、機器20の部品の劣化度に関する計測情報として、計測された劣化度及び劣化度の計測日を取得する。
また、入力情報取得部102は、交換個数を算出に関する入力情報として、交換限界閾値、上側確率の基準値、及び要求信頼度を取得する。
さらに、入力情報取得部102は、配送日の推定に関する情報を取得する。
ステップS710では、配送日推定部116は、取得した配送日の推定に関する情報から各々の使用環境に交換品が配送される配送日を推定する。
具体的には、配送日の推定に交換品の配送に要する日数を用いる場合、配送日推定部116は、交換品の配送に要する日数から配送日を推定する。
また、配送日の推定に部品の使用環境の位置を用いる場合、配送日推定部116は、補助記憶装置13より部品の使用環境の位置と交換品の配送に要する日数との対照表を読み出すことで、配送日を推定する。
また、配送日の推定に部品の使用環境の位置から発送元までの距離を用いる場合、配送日推定部116は、補助記憶装置13より部品の使用環境の位置から発送元までの距離と交換品の配送に要する日数との対照表を読み出すことで、配送日を推定する。
次に、ステップS720では、交換タイミング推定部115は、推定した各々の使用環境の配送日から、各々の使用環境の次回の保守日及び次々回の保守日を推定する。
具体的には、交換タイミング推定部115は、使用環境毎に、次回の配送日の翌日を次回の保守日と推定し、また次々回の配送日の翌日を次々回の保守日と推定する。
なお、翌日に限らず、入出力インタフェース14を介して配送日から保守日までの日数が入力され、交換タイミング推定部115が次回の保守日及び次々回の保守日を推定してもよい。
また、使用環境毎に、交換タイミング推定部115は次回の保守日及び次々回の保守日を複数推定してもよい。
次に、ステップS730aからS730bは、2つの使用環境毎に各々の保守日における交換個数を算出するループ処理である。
まず、ステップS730aでは、閾値算出部111は、2つの使用環境のうち一方の使用環境を選択する。そして、閾値算出部111は、選択した使用環境の機器20の部品の交換劣化閾値の算出処理を実施する。
ステップS110からS130は、実施の形態1又は実施の形態2で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
なお、次回の保守日及び次々回の保守日のうち少なくともいずれか一方が複数推定された場合、次回の保守日の候補と次々回の保守日との組合せは複数となる。そのように、次回の保守日の候補と次々回の保守日との組合せが複数となった場合、各々の組合せ毎にステップS110からステップS130の処理が実施されてもよい。
そして、ステップS730bでは、交換個数算出部114は、2つの使用環境のどちらも選択済みであるか否かを確認する。
2つのグループのどちらも選択済みであることが確認されれば、処理が終了する。
2つのグループのどちらかが選択済みでないことが確認されれば、処理がステップS730aに戻る。
以上のように、実施の形態4では、管理支援装置10により、部品毎に使用環境の位置及び交換品の在庫保管場所が各々異なり、保守日が使用環境毎に異なる場合においても、必要最小限の交換品の在庫数が適正に見積もられる。その結果、在庫不足及び過剰在庫を防ぐことが出来る。
実施の形態5.
図13から図16を用いて実施の形態5を説明する。
実施の形態5では、部品が使用されている使用環境が複数の使用場所からなり、複数の使用場所毎に使用場所での交換個数の確率分布が導出される例を用いる。そして、導出された複数の使用場所毎の交換個数の確率分布を用いて、使用環境での交換品の在庫数を一括管理する場合に、必要最小限の交換品の在庫数を算出する例を説明する。
具体例としては、工場の生産機器のように、複数の工場の各々で交換品の在庫数を管理すると共に、各々の工場に届ける交換品を1か所の中央管理倉庫で管理するような例である。
実施の形態5では、主に実施の形態1との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態1と同様である。
図13は、実施の形態5に係る中央管理システム2の構成図を示す。
なお、使用場所の例として工場等の拠点を用いて説明する。そして、使用環境は複数の使用場所からなるとして説明する。
中央管理システム2は、管理支援装置10、ネットワーク40、及び拠点50を備える。
拠点50は、複数の機器20の部品が使用されている使用場所である。具体例としては、工場又は発電所といった場所である。
拠点50には、実施の形態1の管理システム1が置かれる。また、拠点50の管理システム1の管理支援装置10は、ネットワーク40を介して、中央管理システム2の管理支援装置10と互いに接続される。
なお図13では、拠点50の数を2としているが、それに限らず、2以上あってもよい。
管理支援装置10及びネットワーク40は、実施の形態1で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
図14は、実施の形態5に係る管理支援装置10の機能構成例を示す。
なお、実施の形態1と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
実施の形態5では、計測情報取得部101は、通信インタフェース15を介して、拠点50の管理支援装置10より、計測結果として、拠点50での交換個数の確率分布を取得する。
また、実施の形態5では、確率分布導出部113は、計測情報取得部101が取得した拠点50での交換個数の確率分布を用いて、使用環境での交換個数の確率分布を導出する。
図15は、実施の形態5に係る管理支援装置10の動作例を示すフローチャートである。
なお、実施の形態5では、機器20の台数が2Nであり、N台ずつの機器20が位置の異なる2か所の拠点50で利用されている例を用いて説明する。
なお、実施の形態2と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
ステップS800では、計測情報取得部101は、計測情報として、拠点50での交換個数の確率分布を取得する。
また、入力情報取得部102は、交換個数を算出に関する入力情報として、交換限界閾値、上側確率の基準値、及び要求信頼度を取得する。
次に、ステップS810では、確率分布導出部113は、計測情報取得部101が取得した拠点50での交換個数の確率分布を用いて、使用環境での交換個数の確率分布を導出する。実施の形態5に係る交換個数の確率分布の導出処理の詳細は後述する。
ステップS130は、実施の形態1で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
図16は、実施の形態5に係る管理支援装置10の確率分布導出部113による使用環境での交換個数の確率分布の導出処理例を示すフローチャートである。
なお、実施の形態5では、拠点50での保守日はすべて同日又は同時であるとして説明を進める。
また、拠点50はM箇所あるものとし説明する。
ステップS900では、確率分布導出部113は、拠点50での交換個数の確率分布から、交換個数の確率を代入する。
より具体的には、確率分布導出部113は、M箇所の拠点50の各々に、繰り返し処理に用いる1からMの番号を重複することなく、一つずつ割り当てる。
また、確率分布導出部113は、番号j(j:1~M)の拠点50での交換個数の確率分布から、交換個数の範囲を確認し、最大値をNに代入する。
また、確率分布導出部113は、交換個数がk(k:0~N)である確率を、PQ,j[k]に代入する。
次に、ステップS910では、確率分布導出部113は、使用環境での交換個数の確率分布を初期化する。
具体的には、確率分布導出部113は、使用環境での交換個数の最大値Nを数1により算出する。
Figure 0007031076000001
そして、確率分布導出部113は、使用環境での交換個数の確率として、交換個数が0である確率PQ,c[0]に1.0を代入することで、初期化する。また、確率分布導出部113は、交換個数がk(k:1~N)である確率PQ,c[k]に0.0を代入することで、初期化する。
次に、ステップS920aからS920bは、確率分布導出部113がM箇所の拠点50での各々の交換個数の確率を、j=1の拠点50からj=Mの拠点50まで順に処理するループ処理である。
まず、ステップS920aでは、確率分布導出部113は、jに初期値として1を代入する。ただし、処理がステップS920bから戻った場合は、確率分布導出部113は、jに初期値として1を代入しない。
次に、ステップS930aからS930bは、確率分布導出部113が使用環境での交換個数の確率を、部品の交換数k=Nからk=0まで順に処理するループ処理である。
まず、ステップS930aでは、確率分布導出部113は、kに初期値としてNを代入する。ただし、処理がステップS930bから戻った場合は、確率分布導出部113は、kに初期値としてNを代入しない。
次に、ステップS940では、確率分布導出部113は、一時的な交換個数の確率の累積値として用いる変数tmpに0.0を代入することで、初期化する。
次に、ステップS950aからS950bは、確率分布導出部113が変数tmpを、番号jの拠点50の交換個数k=0からk=Nまで順に更新するループ処理である。
まず、ステップS950aでは、確率分布導出部113は、kに初期値として0を代入する。ただし、処理がステップS950bから戻った場合は、確率分布導出部113は、kに初期値として0を代入しない。
次に、ステップS960では、確率分布導出部113は、使用環境での交換個数kが、番号jの拠点50の交換個数k以上であるか否かを確認する。
がk以上であることを確認すれば、処理がステップS970に進む。
一方、kがk以上でないことを確認すれば、処理がステップS980に進む。
次に、ステップS960では、確率分布導出部113は、変数tmpを更新する。
具体的には、確率分布導出部113は、tmpにtmp+PQ,c[k-k]×PQ,j[k]を代入することで、更新する。
次に、ステップS950bでは、確率分布導出部113は、kに1を加算する。そして、処理がステップS950aに戻る。
次に、ステップS980では、確率分布導出部113は、交換個数kにおける確率PQ,c[k]に変数tmpを代入する。
次に、ステップS930bでは、確率分布導出部113は、kが0であるか否かを確認する。
が0であることが確認されれば、処理がステップS920bに進む。
一方、kが0でないことが確認されれば、確率分布導出部113はkから1を減算する。そして、処理がステップS930aに戻る。
次に、ステップS920bでは、確率分布導出部113は、jがMであるか否かを確認する。
jがMであることが確認されれば、処理が終了する。そして、確率分布導出部113は、導出された使用環境での交換個数の確率分布を交換個数算出部114に通知する。
一方、jがMでないことが確認されれば、確率分布導出部113は、jに1を加算する。そして、処理がステップS920aに戻る。
以上のように、実施の形態5では、部品が使用されている使用環境が複数の拠点50からなり、複数の拠点50毎に拠点50での交換個数の確率分布が導出される。そして、管理支援装置10により、導出された拠点50での交換個数の確率分布を用いて、使用環境の交換品の在庫数を一括管理する場合においても、必要最小限の交換品の在庫数が適正に見積もられる。その結果、在庫不足及び過剰在庫を防ぐことが出来る。
また、実施の形態5は、単一の業者が中央倉庫及び末端の倉庫の在庫数を管理するような場合だけではなく、富山の薬売り方式のビジネスの場合にも適用できる。より具体的には、製造業者が要求信頼度を盛り込んだサービスレベルアグリーメントを顧客と契約し、その要求信頼度に基づき、製造業者が自身の工場の倉庫及び顧客の倉庫を管理することができるようになる。
以上、実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
<ハードウェア構成の補足>
図2の管理支援装置10では管理支援装置10の機能がソフトウェアで実現されるが、管理支援装置10の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図17は、管理支援装置10の機能がハードウェアで実現される構成を示す。
図17の電子回路90は、管理支援装置10の、情報取得部100及び情報処理部110の機能を実現する専用の電子回路である。
電子回路90は、信号線91に接続している。電子回路90は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field-Programmable Gate Arrayの略語である。管理支援装置10の構成要素の機能は、1つの電子回路で実現されてもよいし、複数の電子回路に分散して実現されてもよい。また、管理支援装置10の構成要素の一部の機能が電子回路で実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11と電子回路90の各々は、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。管理支援装置10において、情報取得部100及び情報処理部110の機能がプロセッシングサーキットリにより実現されてもよい。
1 管理システム、2 中央管理システム、10 管理支援装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 補助記憶装置、14 入出力インタフェース、15 通信インタフェース、20 機器、30 センサ、40 ネットワーク、50 拠点、100 情報取得部、101 計測情報取得部、102 入力情報取得部、110 情報処理部、111 閾値算出部、112 確率算出部、113 確率分布導出部、114 交換個数算出部、115 交換タイミング推定部、116 配送日推定部。

Claims (11)

  1. 使用に伴い劣化していく物品が使用されている使用環境での前記物品の使用による劣化度を計測して得られた計測結果に基づき、前記物品の交換タイミングで交換が必要になる前記物品の個数である交換個数の確率分布を導出する確率分布導出部と、
    前記交換個数の確率分布における下側確率が基準値以上になる交換個数を算出する交換個数算出部とを有する管理支援装置。
  2. 前記使用環境では前記物品が1つ以上使用されており、
    前記確率分布導出部は、
    前記劣化度の計測結果として、前記交換タイミングでの前記物品の各々の劣化度が前記交換タイミングでの交換判定基準である交換劣化閾値以上になっている確率である劣化閾値確率を用いて、前記交換個数の確率分布を導出する請求項1に記載の管理支援装置。
  3. 前記管理支援装置は、更に、
    前記交換タイミングでの前記物品の各々の劣化度の確率分布である劣化度確率分布に基づき、前記劣化閾値確率を算出する確率算出部を有する請求項2に記載の管理支援装置。
  4. 前記確率算出部は、
    前記物品の各々の計測された劣化度を用いて前記劣化度確率分布を導出し、導出した前記劣化度確率分布に基づき、前記劣化閾値確率を算出する請求項3に記載の管理支援装置。
  5. 前記管理支援装置は、更に、
    前記交換タイミング後に到来する他の交換タイミングでの前記物品の各々の劣化度の確率分布である後劣化度確率分布に基づき、前記交換劣化閾値を算出する閾値算出部を有する請求項2に記載の管理支援装置。
  6. 前記閾値算出部は、
    前記交換タイミングでの前記物品の各々の劣化度を用いて前記後劣化度確率分布を導出し、導出した前記後劣化度確率分布に基づき、前記交換劣化閾値を算出する閾値算出部を有する請求項5に記載の管理支援装置。
  7. 前記管理支援装置は、更に、
    前記物品と交換される交換品の配送日から前記交換タイミングを推定する交換タイミング推定部を有し、
    前記確率分布導出部は、
    推定された前記交換タイミングでの前記交換個数の確率分布を導出する請求項1に記載の管理支援装置。
  8. 前記管理支援装置は、更に、
    前記使用環境の位置、前記使用環境から前記交換品の発送元までの距離、及び前記交換品の配送に要する日数のうち、少なくともいずれか一つから前記交換品の配送日を推定する配送日推定部を有し、
    前記交換タイミング推定部は、
    推定された前記交換品の配送日から前記交換タイミングを推定する請求項7に記載の管理支援装置。
  9. 前記使用環境が複数の使用場所からなり、前記複数の使用場所では各々前記物品が1つ以上使用されており、
    前記確率分布導出部は、
    前記劣化度の計測結果として、前記複数の使用場所毎での前記交換個数の確率分布を用いて、前記使用環境での前記交換個数の確率分布を導出する請求項1に記載の管理支援装置。
  10. コンピュータが、使用に伴い劣化していく物品が使用されている使用環境での前記物品の使用による劣化度を計測して得られた計測結果に基づき、前記物品の交換タイミングで交換が必要になる前記物品の個数である交換個数の確率分布を導出し、
    前記コンピュータが、前記交換個数の確率分布における下側確率が基準値以上になる交換個数を算出する管理支援方法。
  11. 使用に伴い劣化していく物品が使用されている使用環境での前記物品の使用による劣化度を計測して得られた計測結果に基づき、前記物品の交換タイミングで交換が必要になる前記物品の個数である交換個数の確率分布を導出する確率分布導出処理と、
    前記交換個数の確率分布における下側確率が基準値以上になる交換個数を算出する交換個数算出処理とをコンピュータに実行させる管理支援プログラム。
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