JP2008165352A - 定期点検データ分析装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各機器について複数の定期点検時点におけるいずれかの時点の点検に基づいて作成された劣化度と稼働特性と交換情報と含む複数の第1事例を蓄積したデータベースと、複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた評価時点と、機器を交換する交換条件を規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を用意し、機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを用意し、前記データベースを用いて前記評価時点と同じ定期点検時点の点検が行われずに交換された機器の個数を推測し、推測した個数の各機器と、前記評価時点と同じ定期点検時点の点検が行われた機器とについて評価点検時点における劣化度を評価し、劣化度が交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を評価する。
【選択図】図1
Description
各機器について複数の定期点検時点のうちいずれかの定期点検時点の点検が行われたかを示す点検時点情報と、機器の劣化度と、機器の稼働特性と、機器の交換を行うか否かを示す交換情報と含む複数の第1事例を蓄積したデータベースと、
前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、
機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報をもちかつ前記交換を行うことを示す交換情報をもつ第1事例であるベース交換事例を選択するベース交換事例選択手段と、
前記データベースを用いて前記評価時点と同じ定期点検時点の点検が行われずに交換された機器の個数を推測し、推測された個数の各機器について前記評価点検時点における劣化度を前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第1仮想事例を、前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとに基づいて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を、当該機器の第1事例と前記劣化予測モデルとから計算し、計算した劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第1事例を選択する、
事例生成選択手段と、
生成された第1仮想事例および選択された第1事例を用いて、前記評価保守戦略を評価する評価手段と、
を備える。
前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、
機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報と前記交換を行うことを示す交換情報とを第2事例内にもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第2仮想事例を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとを用いて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器について前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第2事例の中から前記評価時点を点検時点としてもつ第2事例を選択する、
事例生成選択手段と、
生成された前記第2仮想事例と選択された前記第2事例とを用いて前記評価保守戦略を評価する評価手段と、
を備える。
各機器について複数の定期点検時点のうちいずれかの定期点検時点の点検が行われたかを示す点検時点情報と、機器の劣化度と、機器の稼働特性と、機器の交換を行うか否かを示す交換情報と含む複数の第1事例を蓄積したデータベースと、前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、を用意し、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報をもちかつ前記交換を行うことを示す交換情報をもつ第1事例であるベース交換事例を選択し、
前記データベースを用いて前記評価時点と同じ定期点検時点の点検が行われずに交換された機器の個数を推測し、推測された個数の各機器について前記評価点検時点における劣化度を前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第1仮想事例を、前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとに基づいて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を、当該機器の第1事例と前記劣化予測モデルとから計算し、計算した劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第1事例を選択し、
生成された第1仮想事例および選択された第1事例を用いて、前記評価保守戦略を評価する、ことを特徴とする。
複数の定期点検時点のうちいずれの定期点検時点の点検が行われたかを示す点検時点情報と、機器の劣化度と、機器の稼働特性と、機器の交換を行うか否かを示す交換情報とを含む第2事例を各機器についてそれぞれ1つ以上蓄積したデータベースと、前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、を用意し、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報と前記交換を行うことを示す交換情報とを第2事例内にもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第2仮想事例を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとを用いて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器について前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第2事例の中から前記評価時点を点検時点としてもつ第2事例を選択し、
生成された前記第2仮想事例と選択された前記第2事例とを用いて前記評価保守戦略を評価する、
ことを特徴とする。
Average({0.50, 0.30, 0.35}) ≒ 0.38 (式1)
となる。すなわち2006年度定期点検において設置から3年目の機器は、設置年が2003年の機器(機器IDが1、2、3の機器)であり、これらの機器について劣化度の平均を求めると式1のようになる。ここで、Average(A)は配列Aの平均値を求める関数を表す。一般的な分析では上記のような計算が行われ、設置から1年目、2年目の定期点検により交換されたしまった機器が存在するかもしれないことは考慮されていない。
1)ステップ303:T=3年目
2)ステップ304:N=3 (3年目の定期点検事例)
3)ステップ305(1回目):T=2年目
4)ステップ306(1回目):2年目点検に対応する事例ID4, 5を抽出、n1=2, n2=6
5)ステップ307(1回目):x=n1/n2*N=2/6*3=1, n=x/n1=1/2=0.5, N=N+x=3+1=4
6)ステップ308(1回目):ID4、5の事例を生成個数0.5としてベース交換事例に追加
7)ステップ305(2回目):T=1年目
8)ステップ306(2回目):1年目点検に対応する事例ID12を抽出、n1=1, n2=2
9)ステップ307(2回目):x=n1/n2*N=1/2*4=2, n=x/n1=2/1=2, N=N+x=4+2=6
10)ステップ308(2回目):ID12の事例を生成個数2としてベース交換事例に追加
個体差係数 = log(劣化度) − 0.3*log(起動回数) − 0.1*log(起動時間) + 4 (式3)
という関係が成り立つので、劣化度と起動回数、および、起動時間から個体差係数を一意に求めることが可能である。
1)時刻Tにおける事例Iの属性を予測する。
2)予測された属性と個体差係数を用いて劣化予測モデルによって劣化度を予測する。
という処理を行う。例えば、機器ID4の事例の3年目時点における劣化度を予測する場合、
1)3年目の起動回数:500/2*3=750、3年目の起動時間:2200/2*3=3300
2)exp(0.3*log(750) + 0.1*log(3300) − 4 + 0.67) ≒ 0.59
と予測すればよい。なお、時刻Tにおける事例Iの属性の値がデータとして保存されている場合には予測する必要はなく、その値を用いればよい。
Average({0.50, 0.30, 0.35, 0.59}) ≒ 0.44 (式4)
となり、交換済み機器の事例を無視して分析を行った(式1)と比較して高い劣化度となっていることが確認できる。すなわち、交換済みの事例を考慮しない分析を行ってしまうと、機器劣化について甘く見積もってしまうことになる。一方、本発明のように交換済みの事例を考慮した分析を行えば、より安全性の高い保守戦略評価が実現できる。
Stddev({0.50, 0.30, 0.35, 0.59}) ≒ 0.133 (式5)
例えば、故障基準1.0を超える確率は(式6)によって算出でき、1.27*10-5となることが分析できる。ただし、Stddev(A)は配列Aの標準偏差を計算する関数を表し、norm(x,m,σ)は平均値m、標準偏差σの正規分布における値xの確率密度関数を表す。
102:データ保守戦略記憶手段
103:劣化予測モデル記憶手段
104:評価保守戦略記憶手段
105:ベース交換事例選択手段
106:仮想事例生成手段
107:評価事例選択手段
108:保守戦略評価手段
Claims (13)
- 各機器について複数の定期点検時点のうちいずれの定期点検時点の点検が行われたかを示す点検時点情報と、機器の劣化度と、機器の稼働特性と、機器の交換を行うか否かを示す交換情報と含む複数の第1事例を蓄積したデータベースと、
前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、
機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報をもちかつ前記交換を行うことを示す交換情報をもつ第1事例であるベース交換事例を選択するベース交換事例選択手段と、
前記データベースを用いて前記評価時点と同じ定期点検時点の点検が行われずに交換された機器の個数を推測し、推測された個数の各機器について前記評価点検時点における劣化度を前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第1仮想事例を、前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとに基づいて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を、当該機器の第1事例と前記劣化予測モデルとから計算し、計算した劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第1事例を選択する、
事例生成選択手段と、
生成された第1仮想事例および選択された第1事例を用いて、前記評価保守戦略を評価する評価手段と、
を備えた定期点検データ分析装置。 - 前記事例生成選択手段は、
前記ベース交換事例選択手段により選択された各前記ベース交換事例を同じ点検時点情報をもつグループに分割し、
前記グループに含まれるベース交換事例の数と、前記グループと同じ点検時点情報をもちかつ前記交換を行わないことを示す交換情報をもつ第1事例の数との比率に基づき、前記グループと同じ定期点検時点の点検により交換された機器の個数を推測し、
推測された個数の各機器について前記評価点検時点における劣化度を前記グループ内の各ベース交換事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない各機器について前記評価時点における劣化度を含む第1仮想事例を前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとに基づいて生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の定期点検データ分析装置。 - 前記劣化予測モデルは、前記機器の稼働特性に加え、平均的な劣化度からの乖離を表す値である個体差係数をパラメータとして有し、
前記事例生成選択手段は、
前記グループ内の各ベース交換事例に対して前記劣化予測モデルを利用して前記個体差係数をそれぞれ計算し、
前記グループに含まれるベース交換事例の数が、前記グループと同じ定期点検時点の点検により交換された機器の個数よりも少ないときは、少ない数分だけ前記グループに含まれる任意のベース交換事例のコピーを生成し、
前記グループの定期点検時点と前記評価点検時点とが異なるとき、コピーにより得られたベース交換事例の個体差係数を、前記コピー元のベース交換事例の個体差係数と乱数とを用いた演算により計算し、各前記ベース交換事例および各コピーにより得られたベース交換事例のそれぞれから前記評価点検時点における稼働特性を推定し、推定した稼働特性と、前記個体差係数と、前記劣化予測モデルとから前記評価点検時点における劣化度を計算し、
前記グループの定期点検時点と前記評価点検時点とが同一のときは前記ベース交換事例および各コピーにより得られたベース交換事例のそれぞれに含まれる劣化度を前記評価点検時点における劣化度として取得する、
ことを特徴とする請求項3に記載の定期点検データ分析装置。 - 前記劣化予測モデルは、前記機器の稼働特性に加え、平均的な劣化度からの乖離を表す値である個体差係数をパラメータとして有し、
前記事例生成選択手段は、
前記グループ内の各ベース交換事例に対して前記劣化予測モデルを利用して前記個体差係数をそれぞれ計算し、
前記グループに含まれるベース交換事例の数が、前記グループと同じ定期点検時点の点検により交換された機器の個数よりも多いときは、当該機器の個数分のベース交換事例を前記グループ内から選択し、
前記グループの定期点検時点と前記評価点検時点とが異なるときは、選択した各前記ベース交換事例のそれぞれから前記評価点検時点における稼働特性を推定し、推定した稼働特性と、前記個体差係数と、前記劣化予測モデルとから前記評価点検時点における劣化度を計算し、
前記グループの定期点検時点と前記評価点検時点とが同一のときは、選択した各前記ベース交換事例にそれぞれ含まれる劣化度を前記評価点検時点における劣化度として取得する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の定期点検データ分析装置。 - 前記劣化予測モデルは、前記機器の稼働特性に加え、平均的な劣化度からの乖離を表す値である個体差係数をパラメータとして有し、
前記事例生成選択手段は、
前記グループ内の各ベース交換事例に対して前記劣化予測モデルを利用して前記個体差係数をそれぞれ計算し、
前記グループに含まれるベース交換事例の数が、前記グループと同じ定期点検時点の点検により交換された機器の個数よりも多いときは、少なくとも1つの機器に対して2つ以上のベース交換事例を選択し、残りの機器に対してそれぞれ異なる1つのベース交換事例を前記2つ以上のベース交換事例以外の中から選択し、前記2つ以上のベース交換事例間の演算により前記少なくとも1つの機器に対するベース交換事例を生成し、
前記グループの定期点検時点と前記評価点検時点とが異なるとき、生成したベース交換事例に対して前記劣化予測モデルを用いて前記個体差係数を計算し、選択した各前記ベース交換事例および生成した前記ベース交換事例のそれぞれから前記評価点検時点における稼働特性を推定し、推定した稼働特性と、前記個体差係数と、前記劣化予測モデルとから前記評価点検時点における劣化度を計算し、
前記グループの定期点検時点と前記評価点検時点とが同一のときは、選択した各前記ベース交換事例および生成した前記ベース交換事例にそれぞれ含まれる劣化度を前記評価点検時点における劣化度として取得する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の定期点検データ分析装置。 - 前記事例生成選択手段は、前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器の稼働特性を当該機器の第1事例から計算し、計算した稼働特性と前記劣化予測モデルとから劣化度を計算し、計算した劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第1事例を選択することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の定期点検データ分析装置。
- 前記評価手段は、前記生成された第1仮想事例および前記選択された第1事例を用いて劣化度の平均を計算することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の定期点検データ分析装置。
- 前記評価手段は、前記生成された第1仮想事例および前記選択された第1事例を用いて劣化度の確率分布を求め、求めた確率分布から所定の劣化度以上となる確率を計算することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の定期点検データ分析装置。
- 複数の定期点検時点のうちいずれの定期点検時点の点検が行われたかを示す点検時点情報と、機器の劣化度と、機器の稼働特性と、機器の交換を行うか否かを示す交換情報とを含む第2事例を各機器についてそれぞれ1つ以上蓄積したデータベースと、
前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、
機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報と前記交換を行うことを示す交換情報とを第2事例内にもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第2仮想事例を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとを用いて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器について前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第2事例の中から前記評価時点を点検時点としてもつ第2事例を選択する、
事例生成選択手段と、
生成された前記第2仮想事例と選択された前記第2事例とを用いて前記評価保守戦略を評価する評価手段と、
を備えた定期点検データ分析装置。 - 前記評価手段は、前記生成された第2仮想事例および前記選択された第2事例を用いて劣化度の平均を計算することを特徴とする請求項9に記載の定期点検データ分析装置。
- 前記評価手段は、前記生成された第2仮想事例および前記選択された第2事例を用いて劣化度の確率分布を求め、求めた確率分布から所定の劣化度以上となる確率を計算することを特徴とする請求項10に記載の定期点検データ分析装置。
- 各機器について複数の定期点検時点のうちいずれの定期点検時点の点検が行われたかを示す点検時点情報と、機器の劣化度と、機器の稼働特性と、機器の交換を行うか否かを示す交換情報と含む複数の第1事例を蓄積したデータベースと、前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、を用意し、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報をもちかつ前記交換を行うことを示す交換情報をもつ第1事例であるベース交換事例を選択し、
前記データベースを用いて前記評価時点と同じ定期点検時点の点検が行われずに交換された機器の個数を推測し、推測された個数の各機器について前記評価点検時点における劣化度を前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第1仮想事例を、前記ベース交換事例と前記劣化予測モデルとに基づいて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を、当該機器の第1事例と前記劣化予測モデルとから計算し、計算した劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第1事例を選択し、
生成された第1仮想事例および選択された第1事例を用いて、前記評価保守戦略を評価する、
定期点検データ分析方法。 - 複数の定期点検時点のうちいずれの定期点検時点の点検が行われたかを示す点検時点情報と、機器の劣化度と、機器の稼働特性と、機器の交換を行うか否かを示す交換情報とを含む第2事例を各機器についてそれぞれ1つ以上蓄積したデータベースと、前記複数の定期点検時点に代えて定期点検を行いたい時点を定めた評価点検時点と、機器の劣化を評価したい時点を定めた、前記評価点検時点より時間的に後の評価時点と、機器を交換する交換条件を機器の劣化度に基づいて規定した評価交換条件情報とを含む評価保守戦略を記憶する保守戦略記憶手段と、機器の稼働特性から機器の劣化度を予測する劣化予測モデルを記憶する劣化予測モデル記憶手段と、を用意し、
前記評価時点より前の定期点検時点を表す点検時点情報と前記交換を行うことを示す交換情報とを第2事例内にもつ機器の前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器について前記評価時点における劣化度を含む第2仮想事例を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとを用いて生成し、
前記評価時点と同じ定期点検時点を表す点検時点情報をもつ機器について前記評価点検時点における劣化度を当該機器の第2事例と前記劣化予測モデルとの少なくとも前者を用いて取得し、取得した前記劣化度が前記交換条件を満たさない機器の第2事例の中から前記評価時点を点検時点としてもつ第2事例を選択し、
生成された前記第2仮想事例と選択された前記第2事例とを用いて前記評価保守戦略を評価する、
定期点検データ分析方法。
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