JP7029584B2 - 回転位置検出器および回転位置検出器を備える電動機 - Google Patents

回転位置検出器および回転位置検出器を備える電動機 Download PDF

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Description

本発明は、電動機が有するロータの回転位置を検出する回転位置検出器と、その回転位置検出器を備える電動機に関する。
従来、回転位置検出器は、産業用ロボットなどの分野で広く用いられている。産業用ロボットなどの分野では、電動機を高い精度で制御することが求められる。例えば、産業用ロボットにおいて、回転位置検出器は、位置決め装置に用いられる電動機を制御する制御回路や、高速でネジ締めを行うネジ締め装置に用いられる電動機を制御する制御回路などに含まれる。
回転位置検出器で検出された位置信号は、制御回路に含まれる、サーボアンプや専用コントローラに送られる。サーボアンプや専用コントローラでは、受け取った位置信号を回転位置情報として取扱い、電動機の制御を行うための演算に用いる。サーボアンプや専用コントローラで演算された結果は、駆動部に送られる。駆動部では、受け取った回転位置情報に基づいて、ロータが所定の回転位置へ移動するように、電動機を制御する。なお、以下の説明において、回転位置検出器は、レゾルバともいう。
サーボアンプや専用コントローラの制御構成に対応するため、回転位置検出器の方式には、1相入力2相出力方式および2相入力1相出力方式等がある。サーボアンプや専用コントローラには、レゾルバ-デジタルコンバータ(Resolver-Digital Converter。以下、「RDコンバータ」という。)が含まれる。
例えば、1相入力2相出力方式の場合、回転位置検出器から2相の信号が出力される。出力される2相の信号は、sin信号とcos信号である。RDコンバータは、回転位置検出器から出力された2相の信号を用いて、つぎのように回転位置情報を算出する。
sin信号の出力電圧を、Esin=K・sinωt・sinθ
cos信号の出力電圧を、Ecos=K・sinωt・cosθ
とすると、回転位置θは、上記2式より、
θ=tan-1(Esin/Ecos)で算出される。
定数Kは、sin巻線のピーク巻線とcos巻線のピーク巻線とにより導き出される、正弦波形状をした信号の振幅値である。よって、sin信号の振幅値とcos信号の振幅値とがずれると、回転位置の検出精度は低下する。したがって、一般的には、sin巻線のピーク巻数とcos巻線のピーク巻数とは、同一としている。
ところで、2相の信号である、sin信号とcos信号とを生成するために、例えば、つぎの構造が知られている。すなわち、複数のティースを有するステータセンサコアは、軸心が延伸する方向において、薄板の電磁鋼板を積層して形成される。ステータセンサコアには、軸心方向の両端面に一対のインシュレータが取り付けられる。それぞれのティースには、絶縁性を確保するため、一対のインシュレータを介して巻線が巻き回される。巻線には、sin巻線とcos巻線とが存在し、正弦波状の巻数および余弦波状の巻数に分布される。sin巻線とcos巻線とは、それぞれのティースに対して位置関係が90度ずれるよう、巻き回される。
巻線が巻き回されたステータセンサコアには、インシュレータが、ステータセンサコアの軸心方向の両端面に取り付けられる。インシュレータには、sin巻線とcos巻線の結線を処理するための端子台が一体となって形成される。端子台は、軸心と交差する方向において、インシュレータから軸心の反対方向に向かって突き出して形成される。インシュレータは、端子台の部分が重なり合って一体となるよう、軸心方向を移動してステータセンサコアに挿入される。
例えば、この種の技術を開示する先行技術文献として、特許文献1が知られている。
特許第5827840号
しかしながら、上述した従来のインシュレータでは、端子台に対する樹脂の充填量が多くなる。上述したように、端子台は、軸心と交差する方向において、インシュレータから軸心の反対方向に向かって突き出して形成される。従来のインシュレータにおいて、インシュレータから突き出して形成される端子台を構成する分、端子台が形成される部分は、端子台がない部分と比べて樹脂の充填量が多くなる。
つまり、本構成では、軸心が延伸する方向において、両端面に挿入されるそれぞれのインシュレータを形成する樹脂の充填量に応じて、反りが生じる。言い換えれば、インシュレータでは、樹脂の充填量が多い部分と樹脂の充填量の少ない部分との間で、異なる角度の反りが発生するため、インシュレータの形状に予期せぬアンバランスが生じるという課題を有していた。
例えば、この反りにより、インシュレータは、インシュレータの中心から見て、0度、180度の方向に位置する部分がステータセンサコアから浮くとともに、90度、270度の方向に位置する部分がステータセンサコアから浮かない状態となることがある。この場合、インシュレータの中心から見て、0度、180度の方向に位置する部分では、巻き回されるcos巻線がステータセンサコアから離れた位置で巻き回される。これに対し、90度、270度の方向に位置する部分では、巻き回されるsin巻線がステータセンサコアから離れることなく巻き回されることになる。よって、cos巻線のピーク巻数とsin巻線のピーク巻数とが同一になるように設定しても、cos巻線から出力される電圧振幅値が、sin巻線から出力される電圧振幅値よりも小さくなる。つまり、従来のインシュレータでは、cos出力電圧の振幅値とsin出力電圧の振幅値との間でアンバランスが発生するため、回転位置の検出精度が悪化するという課題があった。
特に、このインシュレータをモータに使用する場合、インシュレータの厚みを厚くすれば、反りを抑制することができる。しかし、このインシュレータを回転位置検出器に使用する場合、回転位置検出器には、より一層の小型化、薄型化が求められるため、インシュレータの厚みを増すという対策は困難である。
具体的には、ある電動機に用いられるインシュレータとして、外径φ100mmで、巻線箇所の厚みが1mmというものがある。このインシュレータに要求される反りの許容範囲は、1.0mm程度である。これに対して、インシュレータが回転位置検出器に用いられる場合、インシュレータは、外径φ35mmで厚みが0.3mmである。このようなインシュレータの反りを0.2mm以下に抑えることは困難である。しかし、この回転位置検出器において、0.2mmの反りに起因するsin出力電圧の振幅値とcos出力電圧の振幅値との間に生じるアンバランスは、基本性能に係わる重要事項でなる。
そこで、本発明では、回転位置検出器に用いられるステータセンサコアについて、軸心方向の両端面に取り付けられるインシュレータの反りを打ち消すように構成することで、cos出力電圧の振幅値とsin出力電圧の振幅値との間に生じるアンバランス量を低減し、回転位置の検出精度を向上することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の回転位置検出器は、コアと、一対のインシュレータと、巻線と、結線基板と、導電材と、を含む。
コアは、軸心が延伸する方向に電磁鋼板を積層して形成される。コアは、その軸心に向かって突き出た4n(nは自然数)本のティースを有する。
一対のインシュレータは、軸心が延伸する方向において、コアの両端面に取り付けられる。
巻線は、一対のインシュレータを介してコアに巻き回される。
結線基板は、電気信号を伝達する電路が形成される。
導電材は、巻線と電路とを電気的に接続する。
さらに、回転位置検出器において、一対のインシュレータは、互いに同一の形状で形成されるとともに、軸心を回転中心として互いに90度または180度ずれてコアに取り付けられる。
本発明によれば、一対のインシュレータ、すなわち、ステータセンサコアの上側に取り付けられるインシュレータと下側に取り付けられるインシュレータとが、互いの反り方向を90度または180度ずらして、ステータセンサコアに取り付けられる。よって、本発明によれば、cos出力電圧の振幅値における低減量と、sin出力電圧の振幅値における低減量とを同一にすることができるため、回転位置を検出する際の誤差を低減できる。したがって、回転位置検出器の回転位置を検出する精度を向上することができる。
本発明の実施の形態1における回転位置検出器の要部を示す斜視組立図 本発明の実施の形態1における回転位置検出器の概要を示す斜視組立図 本発明の実施の形態1における回転位置検出器の要部の取付位置を説明する斜視組立図 本発明の実施の形態1における回転位置検出器の要部の他の取付位置を説明する斜視組立図 本発明の実施例1における回転位置検出器の要部の取付位置を説明する斜視組立図 本発明の実施の形態2における電動機の概要を示す断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術的範囲を制限するものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における回転位置検出器について、図1から図5を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における回転位置検出器の要部を示す斜視組立図である。図2は、本発明の実施の形態1における回転位置検出器の概要を示す斜視組立図である。図3および図4は、本発明の実施の形態1における回転位置検出器の要部の取付位置を説明する斜視組立図である。図5は、本発明の実施例1における回転位置検出器の要部の取付位置を説明する斜視組立図である。
図1から図3に示すように、本発明の実施の形態1における回転位置検出器100は、コア10と、第1のインシュレータ20aと第2のインシュレータ20bから成る一対のインシュレータ20と、巻線30と、結線基板40と、導電材であるピン42と、を含む。
コア10は、軸心Jが延伸する方向に電磁鋼板12を積層して形成される。コア10は、その軸心Jに向かって突き出た4n(nは自然数)本のティース14を有する。
一対のインシュレータ20を成す、第1のインシュレータ20aと第2のインシュレータ20bとは、軸心Jが延伸する方向において、それぞれコア10の両端面に取り付けられる。
巻線30は、一対のインシュレータ20を介してコア10に巻き回される。
結線基板40は、電気信号を伝達する電路44が形成される。
導電材であるピン42は、巻線30と電路44とを電気的に接続する。
さらに、回転位置検出器100において、一対のインシュレータ20を成す、第1のインシュレータ20aと第2のインシュレータ20bとは、互いに同一の形状で形成される。図3に示すように、一対のインシュレータ20を成す、第1のインシュレータ20aと第2のインシュレータ20bとは、軸心Jを回転中心として互いに90度または180度ずれてコア10に取り付けられる。
特に、顕著な作用効果を奏する構成は、以下のとおりである。
すなわち、回転位置検出器100において、一対のインシュレータ20は、導電材であるピン42を保持する保持部である突起46を有する。
また、図4に示すように、導電材であるピン42は、軸心Jを回転中心として90度以内の範囲θにのみ位置する。
以下、図面を用いて、更に詳細に説明する。
図1から図3は、本発明の実施の形態1における回転位置検出器100をそれぞれ展開した図面である。以下の説明において、Factory Automation用サーボモータ(以下、「FA用サーボモータ」と記す。)である電動機に搭載される回転位置検出器100を例示して説明する。
図1に示すように、回転位置検出器(100)の要部を成すコア10は、軸心Jが延伸する方向に向かって、薄板の電磁鋼板を積み重ねて形成される。
軸心J方向において、コア10の両方の端面には、一対のインシュレータ20が取り付けられる。本実施の形態において、図中、コア10の上側には、第1のインシュレータ20aが位置する。同様に、図中、コア10の下側には、第2のインシュレータ20bが位置する。第1のインシュレータ20aには、コア10に形成されたスロット16と後述する巻線30とを絶縁する、挿入部22aが形成されている。同様に、第2のインシュレータ20bには、コア10に形成されたスロット16と後述する巻線30とを絶縁する、挿入部22bが形成されている。それぞれのインシュレータ20a、20bは、コア10に形成されたスロット16に対して、それぞれが有する挿入部22a、22bを挿入して、コア10に取り付けられる。
本実施の形態において、コア10は、n=3として導き出される12本のティース14を有する。よって、本実施の形態において、隣り合う一対のティース14間に形成されるスロット16は、12箇所に存在する。
ティース14には、巻線30が巻き回される。巻線30は、位相を90度ずらして、正弦波と余弦派の位相関係の出力信号が生成されるように、sin巻線30aとcos巻線30bとが巻き回される。
sin巻線30aを成す電線の両端は、それぞれ、図2に示す突起46に保持されたピン42に接続される。図2に示すように、ピン42は、ピン挿入孔48に挿入される。ピン挿入孔48に挿入されたピン42は、半田で挿入孔用ランド48aと電気的に接続される。sin巻線30aを成す電線の端部が接続された挿入孔用ランド48aは、結線基板40の外周に沿って引き回された電路44を介して、反対側に位置する出力信号用ランド50とも電気的に接続される。さらに、外部と接続されたリード線が、出力信号用ランド50に電気的に接続される。この結果、sin巻線30aが検出したsin出力信号は、回転位置検出器100の外部に出力される。
同様に、cos巻線30bを成す電線の両端は、ピン42、挿入孔用ランド48a、電路44等を介して、出力信号用ランド50に電気的に接続される。この結果、cos巻線30bが検出したcos出力信号は、回転位置検出器100の外部に出力される。
なお、sin巻線30aとcos巻線30bとをティース14に巻き回す際、いずれか一方の巻線を巻き切った後で他方の巻線を巻いた場合、それぞれの巻線の平均長さが不均一になる。よって、このような回転位置検出器から検出されたsin出力の電圧振幅と、cos出力の電圧振幅には大きな差異が生じる。
よって、sin巻線30aとcos巻線30bとは、それぞれの巻線長さが等しくなるよう、所定巻数ごとに交互に巻き回す必要がある。言い換えれば、sin巻線30aとコア10との平均距離と、cos巻線30bとコア10との平均距離と、を同じにすれば、sin出力の電圧振幅とcos出力の電圧振幅との差異を抑制することができる。
ところで、第1のインシュレータ20aと第2のインシュレータ20bとは、同一の金型を用いて成型される。
そこで、一対のインシュレータ20は、それぞれのインシュレータ20a、20bのうち、樹脂を充填する量が多くなる突起46が形成される部分を90度ずらして、コア10に取り付けられる。言い換えれば、一対のインシュレータ20は、それぞれのインシュレータ20a、20bの反り量が大きくなる部分を90度ずらしてコア10に取り付けることが可能となる。
なお、一対のインシュレータは、それぞれのインシュレータのうち、樹脂を充填する量が多くなる突起が形成される部分を180度ずらして、コアに取り付ける構成としてもよい。
すなわち、コアが有するティースが4n(nは自然数)であれば、一対のインシュレータを表裏対向して使用する際、樹脂を充填する際に発生する反りが相殺されるように、一対のインシュレータを組み合わせて利用できる。
よって、それぞれのインシュレータ20a、20bが、樹脂を充填する際に生じた反りを有していたとしても、sin巻線30aとcos巻線30bとはこの反りを含んで同等の長さで巻き回される。したがって、本実施の形態1における回転位置検出器を用いれば、sin出力の電圧振幅とcos出力の電圧振幅との差異を抑制することができる。
(実施例1)
つぎに、本発明の一具体例について説明する。
図5に示すように、本発明の実施例1における回転位置検出器は、樹脂の充填量が多く、反りが生じ易い部分を、予め所定の場所に取り付けることができる。
具体的には、第1のインシュレータ20aは、ピン42が挿入される突起46a部分に多くの樹脂が充填される。この部分を、第1のインシュレータ20aの中心から見て300度の位置から30度の位置という、90度の範囲内へ取り付ける。ピン42が挿入された、6つの突起46aは、90度の範囲内に取り付けられる。よって、0度のティース位置から巻き始めて330度のティース位置で巻き終わるcos巻線と、0度のティース位置には巻き回すことなく、30度のティース位置から巻き始めて330度のティース位置で巻き終わるsin巻線の渡り線の長さを最小にすることができる。
したがって、cos巻線の渡り線とsin巻線の渡り線との間において、線がクロスする範囲を最小とすることができる。
この結果、線がクロスする部分において、線がクロスする部分に生じる、線クロス部分の磁束の乱れによる回転位置の検出精度の低下を抑制できる。
また、本発明の実施の形態における回転位置検出器が有するインシュレータは、特に、その外径寸法がφ13mmからφ45mmの範囲で有効である。
さらに、本発明の実施の形態における回転位置検出器が有するインシュレータは、特に、巻線が巻き回される部分の厚みが0.3mm程度のものに有効である。つまり、回転位置検出器に用いられるインシュレータには、反りの許容範囲が0.2mm以下であることが求められる。言い換えれば、インシュレータにおいて巻線が巻き回される部分の厚みとインシュレータに許容される反りとは、3:2以下の比率であることが求められる。
よって、本発明の実施の形態における回転位置検出器が有するインシュレータは、その外径寸法がφ13mmからφ45mmの範囲であり、かつ、巻線が巻き回される部分の厚みが0.3mm程度のもので顕著な作用効果が期待できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における電動機について、図6を用いて説明する。
なお、上述した説明と同様の構成要素については、同じ符号を付与し、その説明を援用する。
図6は、本発明の実施の形態2における電動機の概要を示す断面図である。
図6に示すように、本発明の実施の形態2における電動機200は、ロータ210と、ステータ220と、実施の形態1で説明した回転位置検出器100と、を備える。
ロータ210は、軸心Jを含む回転軸230を有する。ステータ220は、ロータ210と対向して位置する。
本構成の電動機200を用いれば、回転位置検出器100は、ロータ210の回転位置を高い精度で検出できる。よって、本回転位置検出器100を電動機200に用いれば、電動機200を効率よく制御できる。
本発明の回転位置検出器は、電動機の回転位置を検出する精度を向上できる。よって、本発明の回転位置検出器を用いれば、ロータの回転位置を精度よく検出できるため、電動機を効率よく制御できる。
10 コア
12 電磁鋼板
14 ティース
16 スロット
20 一対のインシュレータ
20a 第1のインシュレータ
20b 第2のインシュレータ
22a、22b 挿入部
30 巻線
30a sin巻線
30b cos巻線
40 結線基板
42 ピン(導電材)
44 電路
46、46a、46b 突起(保持部)
48 ピン挿入孔
48a 挿入孔用ランド
50 出力信号用ランド
100 回転位置検出器
200 電動機
210 ロータ
220 ステータ
230 回転軸

Claims (7)

  1. 軸心が延伸する方向に電磁鋼板を積層して形成するとともに、その軸心に向かって突き出た4n(nは自然数)本のティースを有するコアと、
    前記軸心が延伸する方向において、前記コアの両端面に取り付けられ一対のインシュレータと、
    前記一対のインシュレータを介して前記コアに巻き回される巻線と、
    電気信号を伝達する電路が形成された結線基板と、
    前記巻線と前記電路とを電気的に接続する複数の導電材と、
    を備えた回転位置検出器において、
    前記一対のインシュレータは、前記複数の導電材を保持する保持部を有し、
    前記巻線は、
    互いに位相を90度ずらし、正弦波と余弦派の位相関係の出力信号が生成されるように前記コアに巻き回されたsin巻線とcos巻線とを含み、
    前記sin巻線の両端部のそれぞれとcos巻線の両端部のそれぞれは、前記複数の導電材にそれぞれ接続され、
    前記一対のインシュレータは、
    互いに同一の形状で形成されるとともに、前記軸心を回転中心として互いに90度または180度ずれて前記コアに取り付けられ、
    前記保持部は、
    互いに離れて配置された複数の肉厚の突起によって形成された、
    回転位置検出器。
  2. 前記複数の導電材は、
    前記軸心を回転中心として90度以内の範囲にのみ位置する、
    請求項1に記載の回転位置検出器。
  3. 前記cos巻線と前記sin巻線のそれぞれは渡り線を含み、
    前記cos巻線と前記sin巻線の渡り線は互いにクロスする、
    請求項2に記載の回転検出器。
  4. 前記一対のインシュレータのそれぞれは、その外径寸法がφ13mmからφ45mmの範囲である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の回転位置検出器。
  5. 前記一対のインシュレータのそれぞれは、前記巻線が巻き回される部分の厚みが0.3mmである、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の回転位置検出器。
  6. 前記一対のインシュレータのそれぞれは、その外径寸法がφ13mmからφ45mmの範囲であり、かつ、前記巻線が巻き回される部分の厚みが0.3mmである、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の回転位置検出器。
  7. 前記軸心を含む回転軸を有するロータと、
    前記ロータと対向して位置するステータと、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の回転位置検出器と、を備える、
    電動機。
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